JP2000079841A - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
- Publication number
- JP2000079841A JP2000079841A JP10252638A JP25263898A JP2000079841A JP 2000079841 A JP2000079841 A JP 2000079841A JP 10252638 A JP10252638 A JP 10252638A JP 25263898 A JP25263898 A JP 25263898A JP 2000079841 A JP2000079841 A JP 2000079841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- child seat
- child
- arms
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アームに設けられたシールドの位置調整が可
能であり、且つこの位置調整が子供を介護する大人によ
ってのみ行われるチャイルドシートを提供する。 【解決手段】 チャイルドシート本体１０のシートバッ
ク１４から１対のアーム３０が延出され、アーム３０，
３０同士の間にシールド４０が配置されている。シール
ド４０はシールドフレーム５０に対してシールドプレー
ト６０をスライド可能に係合させ、弾性片６８の先端の
ブロック７０に設けられたストッパ部７６を穴５４に係
合させるようにしたものであり、解除ボタン８０がシー
ルド４０の左右両側の前面に設けられている。
能であり、且つこの位置調整が子供を介護する大人によ
ってのみ行われるチャイルドシートを提供する。 【解決手段】 チャイルドシート本体１０のシートバッ
ク１４から１対のアーム３０が延出され、アーム３０，
３０同士の間にシールド４０が配置されている。シール
ド４０はシールドフレーム５０に対してシールドプレー
ト６０をスライド可能に係合させ、弾性片６８の先端の
ブロック７０に設けられたストッパ部７６を穴５４に係
合させるようにしたものであり、解除ボタン８０がシー
ルド４０の左右両側の前面に設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の座席に設置さ
れ、子供が座るチャイルドシートに係り、特にシールド
の位置を調節可能としたチャイルドシートに関する。
れ、子供が座るチャイルドシートに係り、特にシールド
の位置を調節可能としたチャイルドシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】子供が座るチャイルドシート本体に対
し、子供の前方に配置され得るシールドを設けたチャイ
ルドシートが広く用いられている。このシールドは、チ
ャイルドシート本体に回動自在に取り付けられた１対の
アームの先端同士の間に配置されている。
し、子供の前方に配置され得るシールドを設けたチャイ
ルドシートが広く用いられている。このシールドは、チ
ャイルドシート本体に回動自在に取り付けられた１対の
アームの先端同士の間に配置されている。
【０００３】米国特許第４，９０９，５７４号及び米国
特許第５，４２７，４３２号には子供の体格に応じてこ
のシールドの位置を調節可能としたチャイルドシートが
記載されている。
特許第５，４２７，４３２号には子供の体格に応じてこ
のシールドの位置を調節可能としたチャイルドシートが
記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第４，９０
９，５７４号では、シールドの位置調節を行うための操
作部をシールドの左右方向の中央に配置しているが、操
作部が１個である場合、子供が手を伸して操作部に接っ
たときにシールドの位置がずれることが考えられる。
９，５７４号では、シールドの位置調節を行うための操
作部をシールドの左右方向の中央に配置しているが、操
作部が１個である場合、子供が手を伸して操作部に接っ
たときにシールドの位置がずれることが考えられる。
【０００５】米国特許第５，４２７，４３２号は、アー
ムを基端側と先端側との２体とし、この先端側を基端側
に対しスライド可能に嵌合させると共に、両者をロック
する機構を備えたものである。このロック機構のロック
を解除するための操作部は、アームの上面側に設けられ
ているので、子供が右手で右側アームの操作部を操作
し、且つこれと同時に左手で左側アームの操作部を操作
してしまい、シールドの位置がずれることが考えられ
る。
ムを基端側と先端側との２体とし、この先端側を基端側
に対しスライド可能に嵌合させると共に、両者をロック
する機構を備えたものである。このロック機構のロック
を解除するための操作部は、アームの上面側に設けられ
ているので、子供が右手で右側アームの操作部を操作
し、且つこれと同時に左手で左側アームの操作部を操作
してしまい、シールドの位置がずれることが考えられ
る。
【０００６】本発明は着座した子供調節者によってはシ
ールドの位置をずらす操作が実質的に行われないチャイ
ルドシートを提供することを目的とする。
ールドの位置をずらす操作が実質的に行われないチャイ
ルドシートを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のチャイルドシー
トは、チャイルドシート本体と、該チャイルドシート本
体に回動自在に設けられたアームと、該アームに対し位
置調節可能に支持されたシールドとを有するチャイルド
シートにおいて、該シールドの位置調節用の操作部を該
シールドの左右両側に且つ着座者と反対側に設けたこと
を特徴とするものである。
トは、チャイルドシート本体と、該チャイルドシート本
体に回動自在に設けられたアームと、該アームに対し位
置調節可能に支持されたシールドとを有するチャイルド
シートにおいて、該シールドの位置調節用の操作部を該
シールドの左右両側に且つ着座者と反対側に設けたこと
を特徴とするものである。
【０００８】かかるチャイルドシートにあっては、操作
部がシールドの左右の両側かつ着座者と反対側に設けら
れているので、両操作部が着座子供によって同時に操作
される可能性は殆ど無い。
部がシールドの左右の両側かつ着座者と反対側に設けら
れているので、両操作部が着座子供によって同時に操作
される可能性は殆ど無い。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【００１０】図１は実施の形態に係るチャイルドシート
の斜視図、図２はシールドの内部構造を示す斜視図、図
３はシールドの内部構造を示す分解斜視図、図４は図２
のIV−IV線に沿う断面図である。
の斜視図、図２はシールドの内部構造を示す斜視図、図
３はシールドの内部構造を示す分解斜視図、図４は図２
のIV−IV線に沿う断面図である。
【００１１】このチャイルドシートは、シート部１２及
びシートバック１４を有したチャイルドシート本体１０
と、該チャイルドシート本体１０から延出した１対のア
ーム３０と、該アーム３０の先端同士の間に配置された
シールド４０と、このシールド４０の位置調整を行うた
めの操作部としての解除ボタン８０と、シールド４０の
一部を構成するシールドパッド１００とから主として構
成されている。
びシートバック１４を有したチャイルドシート本体１０
と、該チャイルドシート本体１０から延出した１対のア
ーム３０と、該アーム３０の先端同士の間に配置された
シールド４０と、このシールド４０の位置調整を行うた
めの操作部としての解除ボタン８０と、シールド４０の
一部を構成するシールドパッド１００とから主として構
成されている。
【００１２】シートバック１４からは２条のウェビング
１６が引き出され、これらのウェビング１６は１条の胯
間ウェビング１８に連結され、この胯間ウェビング１８
の先端のバックル２０がシート部１２のバックル装置２
２に装着可能とされている。
１６が引き出され、これらのウェビング１６は１条の胯
間ウェビング１８に連結され、この胯間ウェビング１８
の先端のバックル２０がシート部１２のバックル装置２
２に装着可能とされている。
【００１３】アーム３０は、それぞれシートバック１４
の両側面部分に上下方向回動自在に支持されている。こ
のアーム３０の先端側の相対向する面には、後述するシ
ールドプレート６０の案内溝３２が設けられている。こ
のアーム３０，３０の先端同士の間に前記シールド４０
が設けられている。
の両側面部分に上下方向回動自在に支持されている。こ
のアーム３０の先端側の相対向する面には、後述するシ
ールドプレート６０の案内溝３２が設けられている。こ
のアーム３０，３０の先端同士の間に前記シールド４０
が設けられている。
【００１４】このシールド４０は、アーム３０，３０同
士の間に配置され、且つアーム３０，３０に固着された
シールドフレーム５０と、このシールドフレーム５０に
対しスライド自在に係合しているシールドプレート６０
と、このシールドプレート６０の後端側に装着された軟
質材料よりなるシールドパッド１００とから主として構
成されている。
士の間に配置され、且つアーム３０，３０に固着された
シールドフレーム５０と、このシールドフレーム５０に
対しスライド自在に係合しているシールドプレート６０
と、このシールドプレート６０の後端側に装着された軟
質材料よりなるシールドパッド１００とから主として構
成されている。
【００１５】このシールドフレーム５０は、アーム３０
に沿って延在するレール部５２を両端に備えたＨ字形状
のものであり、このレール部５２にはシールドプレート
６０の位置決め用の穴５４が複数個（この実施の形態に
あっては３個）設けられている。また、このシールドフ
レーム５０には、シールドプレート６０の案内用のガイ
ド溝５６が設けられている。
に沿って延在するレール部５２を両端に備えたＨ字形状
のものであり、このレール部５２にはシールドプレート
６０の位置決め用の穴５４が複数個（この実施の形態に
あっては３個）設けられている。また、このシールドフ
レーム５０には、シールドプレート６０の案内用のガイ
ド溝５６が設けられている。
【００１６】シールドプレート６０は、上面部６２と下
面部６４とを有した略Ｕ字形状のものであり、上面部６
２と下面部６４とでシールドフレーム５０を挟むように
該シールドフレーム５０に対し係合される。
面部６４とを有した略Ｕ字形状のものであり、上面部６
２と下面部６４とでシールドフレーム５０を挟むように
該シールドフレーム５０に対し係合される。
【００１７】この上面部６２には、平行なスリット６
６，６６を形成することにより弾性片６８が設けられて
いる。この弾性片６８は、シールドプレート６０の幅方
向の両側にそれぞれ設けられている。各弾性片６８の先
端側にはブロック７０が設けられており、このブロック
７０の先端側には下向きの斜面７２が設けられている。
また、このブロック７０の先端面には、後述するスプリ
ング９０を係止するための突起７４が設けられている。
ブロック７０の下面には、前記穴５４に入り込むストッ
パ部７６が突設されている。
６，６６を形成することにより弾性片６８が設けられて
いる。この弾性片６８は、シールドプレート６０の幅方
向の両側にそれぞれ設けられている。各弾性片６８の先
端側にはブロック７０が設けられており、このブロック
７０の先端側には下向きの斜面７２が設けられている。
また、このブロック７０の先端面には、後述するスプリ
ング９０を係止するための突起７４が設けられている。
ブロック７０の下面には、前記穴５４に入り込むストッ
パ部７６が突設されている。
【００１８】このブロック７０を上下させて該ストッパ
部７６を穴５４から抜き出すために前記解除ボタン８０
が配置されている。シールドプレート６０の上面部に
は、この解除ボタン８０の支持用のＬ形支持片７８と、
案内溝７９とが設けられている。
部７６を穴５４から抜き出すために前記解除ボタン８０
が配置されている。シールドプレート６０の上面部に
は、この解除ボタン８０の支持用のＬ形支持片７８と、
案内溝７９とが設けられている。
【００１９】解除ボタン８０はボタンヘッド８２から１
対の脚片部８４を後方に向けて延出させ、この脚片部８
４の後端に上向きの斜面８６を形成したものである。こ
の解除ボタン８０の下面には、前記案内溝７９に入り込
む突起８９が設けられている。ボタンヘッド８２の後面
には、スプリング９０を係止するための突起が設けられ
ている。
対の脚片部８４を後方に向けて延出させ、この脚片部８
４の後端に上向きの斜面８６を形成したものである。こ
の解除ボタン８０の下面には、前記案内溝７９に入り込
む突起８９が設けられている。ボタンヘッド８２の後面
には、スプリング９０を係止するための突起が設けられ
ている。
【００２０】この解除ボタン８０の突起と前記ブロック
７０の突起７４との間にコイルスプリング９０が介在さ
れる。
７０の突起７４との間にコイルスプリング９０が介在さ
れる。
【００２１】なお、シールドプレート６０をシールドフ
レーム５０に係合させた後、該シールドプレート６０の
上面部６２と下面部６４との後端同士の間に裏当て部材
（図示略）が固着されこれによりシールドプレート６０
がシールドフレーム５０から離脱しないように構成され
る。シールドプレート６０をシールドフレーム５０に装
着した後、シールドパッド１００を装着する。
レーム５０に係合させた後、該シールドプレート６０の
上面部６２と下面部６４との後端同士の間に裏当て部材
（図示略）が固着されこれによりシールドプレート６０
がシールドフレーム５０から離脱しないように構成され
る。シールドプレート６０をシールドフレーム５０に装
着した後、シールドパッド１００を装着する。
【００２２】このように構成されたチャイルドシートに
あっても、シールド４０が前後進可能である。即ち、解
除ボタン８０を押し込むと、解除ボタン８０の斜面８６
がブロック７０の斜面７２に当接し、ブロック７０を押
し上げ、その下面のストッパ部７６を穴５４から抜き出
す。これにより、シールドプレート６０が前後方向にス
ライド可能となる。そして、シールド４０を所望の位置
にスライドさせた後、解除ボタン８０から手を離すと、
該解除ボタン８０がスプリング９０によって付勢されて
前進し、ストッパ部７６が穴５４内に入り込んでシール
ド４０が固定配置される。
あっても、シールド４０が前後進可能である。即ち、解
除ボタン８０を押し込むと、解除ボタン８０の斜面８６
がブロック７０の斜面７２に当接し、ブロック７０を押
し上げ、その下面のストッパ部７６を穴５４から抜き出
す。これにより、シールドプレート６０が前後方向にス
ライド可能となる。そして、シールド４０を所望の位置
にスライドさせた後、解除ボタン８０から手を離すと、
該解除ボタン８０がスプリング９０によって付勢されて
前進し、ストッパ部７６が穴５４内に入り込んでシール
ド４０が固定配置される。
【００２３】このチャイルドシートにあっては、このシ
ールド４０の前後位置調整のための解除ボタン８０が該
シールド４０の左右両側の前面側に配置されているた
め、該チャイルドシートに座った子供が該解除ボタン８
０，８０を同時に操作することは殆ど無い。従って、チ
ャイルドシートに座った子供によってシールド４０の位
置をずらす操作が行われることは殆ど無い。
ールド４０の前後位置調整のための解除ボタン８０が該
シールド４０の左右両側の前面側に配置されているた
め、該チャイルドシートに座った子供が該解除ボタン８
０，８０を同時に操作することは殆ど無い。従って、チ
ャイルドシートに座った子供によってシールド４０の位
置をずらす操作が行われることは殆ど無い。
【００２４】
【発明の効果】以上の通り、本発明のチャイルドシート
は、シールドが前後方向位置調整可能であり、体格の異
なる子供が座った場合でも、シールドを適正な位置に配
置することができる。また、このシールドの前後位置調
節はこの子供の介護を行う大人がもっぱら行うものであ
り、チャイルドシートに座った子供によってシールドの
位置がずれることは殆ど無い。
は、シールドが前後方向位置調整可能であり、体格の異
なる子供が座った場合でも、シールドを適正な位置に配
置することができる。また、このシールドの前後位置調
節はこの子供の介護を行う大人がもっぱら行うものであ
り、チャイルドシートに座った子供によってシールドの
位置がずれることは殆ど無い。
【図１】実施の形態に係るチャイルドシートの斜視図で
ある。
ある。
【図２】シールドの内部構成を示す斜視図である。
【図３】シールドの分解斜視図である。
【図４】図２のIV−IV線に沿う断面図である。
１０ チャイルドシート本体 １２ シート部 １４ シートバック ２０ バックル ３０ アーム ４０ シールド ５０ シールドフレーム ５４ 穴 ６０ シールドプレート ６２ 上面部 ６４ 下面部 ６８ 弾性片 ７０ ブロック ７２ 斜面 ７６ ストッパ部 ８０ 解除ボタン ８６ 斜面 ９０ スプリング １００ シールドパッド
Claims (1)
- 【請求項１】 チャイルドシート本体と、該チャイルド
シート本体に回動自在に設けられたアームと、該アーム
に対し位置調節可能に支持されたシールドとを有するチ
ャイルドシートにおいて、該シールドの位置調節用の操
作部を該シールドの左右両側に且つ着座者と反対側に設
けたことを特徴とするチャイルドシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10252638A JP2000079841A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10252638A JP2000079841A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | チャイルドシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000079841A true JP2000079841A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17240143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10252638A Pending JP2000079841A (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | チャイルドシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000079841A (ja) |
-
1998
- 1998-09-07 JP JP10252638A patent/JP2000079841A/ja active Pending
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