JP2000079379A - 発泡スチロールガス化装置 - Google Patents

発泡スチロールガス化装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、処分が困難な発泡スチロー
ルの有効利用を図ることができる新規な発泡スチロール
ガス化装置の提供。 【解決手段】 ブロック状の発泡スチロールPを粉砕,
細分化する粉砕機構1と、この粉砕機構1で細分化され
た発泡スチロールPを加熱溶融する油化槽2と、この油
化槽2で得られた発泡スチロール溶融液Lをさらに加熱
蒸発させてガス化するガス化器3とを備える。これによ
って、従来処分が困難であった発泡スチロールを燃料ガ
スとして有効に回収利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品の包装材
や建築用断熱材,防音材等として多用されている発泡ス
チロールのガス化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
工業製品の包装材や建築用断熱材,防音材等として多用
されている発泡スチロールの殆どは、その役目が終了し
た後、可燃ゴミとして焼却処分されているのが現状であ
る。
【0003】しかしながら、この発泡スチロールはポリ
スチレン樹脂に低沸点炭化水素を加えこれを加熱して数
十倍に膨張させてなるものであるため、これを焼却炉な
どに搬送する際やゴミ置き場などに保管した際に嵩張っ
てしまう上に、焼却した際に多量の煤煙や有害ガスを発
生して周囲環境を悪化させてしまうといった不都合があ
る。
【0004】そこで、本発明はこのような課題を有効に
解決するために案出されたものであり、その目的は、処
分が困難な発泡スチロールを効果的に処分すると共に有
効利用を図ることができる新規な発泡スチロールガス化
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ブロック状の発泡スチロールを粉砕,細分
化する粉砕機構と、この粉砕機構で細分化された発泡ス
チロールを加熱して溶融する油化槽と、この油化槽で得
られた発泡スチロール溶融液をさらに加熱蒸発させてガ
ス化するガス化器とを備えたものである。
【0006】すなわち、一般に、ゴミとして発生する発
泡スチロールはブロック状となっているため、そのまま
では加熱溶融化し難い。そのため、先ずブロック状とな
っている発泡スチロールを粉砕機構で粉砕し、細分化し
た後、油化槽に供給し、予めこの油化槽内に注入されて
いる熱媒と共にここで電気ヒータ等で加熱することで容
易に溶融化することができる。そして、その後、この液
状の発泡スチロール溶融液をガス化器に送り、ここで電
気ヒータ等によってさらに加熱することで発泡スチロー
ル溶融液が蒸発してガス化し、可燃性のガスが得られ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施する好適一形
態を添付図面を参照しながら説明する。
【0008】図1及び図2は本発明に係る発泡スチロー
ルガス化装置の実施の一形態を示したものである。
【0009】図示するように、この発泡スチロールガス
化装置は、ブロック状の発泡スチロールPを粉砕,細分
化する粉砕機構1と、この粉砕機構1で細分化された発
泡スチロールPを加熱して溶融する油化槽2と、この油
化槽2で得られた発泡スチロール溶融液Lをさらに加熱
蒸発させてガス化するガス化器3とから主に構成されて
いる。
【0010】先ず、この粉砕機構1は、上部にホッパ4
を備えたケーシング5と、このケーシング5内をその長
さ方向に横断するように設けられた4つの粉砕スクリュ
ー6,6,6,6と、これら粉砕スクリュー6,6,
6,6のいずれかを駆動する駆動モータ7とからなって
いる。また、これら粉砕スクリュー6,6,6,6の端
部にはそれぞれ歯車8が設けられており、これら4つの
歯車8,8,8,8がケーシング5端部に設けられたギ
アーボックス9内で相互に噛み合うように配置されてい
る。従って、駆動モータ7によって一つの粉砕スクリュ
ー6を駆動することで全ての粉砕スクリュー6,6,
6,6が同時に連動するようになっている。尚、ケーシ
ング5の他端部には軸受けボックス10が設けられてお
り、粉砕スクリュー6,6,6,6の他端部を支持する
軸受け部材11がそれぞれ収容されるようになってい
る。また、この粉砕スクリュー6は図示しない回転ドラ
ムの周囲に複数の粉砕歯が突出した構造となっており、
この粉砕歯相互の噛み合いによって発泡スチロールPを
強制的に粉砕するようになっている。
【0011】また、この粉砕機構1の下部には、そのケ
ーシング4の下部開口部に連通するホッパー12と、こ
のホッパー12内に設けられたロータリーバルブ13
と、このロータリーバルブ13を駆動するバルブモータ
14とからなる定量供給機構15が設けられており、こ
のホッパー12とロータリーバルブ13とによってケー
シング4の下部開口部をシールすると共に、粉砕機構1
で細分化された発泡スチロールPをその下部に連設され
た油化槽2側に定量供給するようになっている。
【0012】一方、油化槽2は、この定量供給機構15
を介して上記粉砕機構1と一体的に形成されており、そ
の内部には、投入された発泡スチロールをガス化させな
いように均等に加熱溶融するための高沸点液媒が予め貯
留されていると共に、定量供給機構15から供給された
発泡スチロールPをその融点以上に加熱して溶融する電
気ヒータ16と、この加熱溶融の過程においてその内部
で発生した余剰ガスを燃焼して排気するドラム状の余剰
ガス燃焼器17とが収容されている。また、この油化槽
2の底部には、払出しポンプ18とストレーナー19と
が備えられた供給ライン20が接続されており、払出し
ポンプ18によって油化槽2内で発生した発泡スチロー
ル溶融液Lを液媒と共に払い出すと同時にこれをストレ
ーナー19によって濾過してガス化器3側に送るように
なっている。
【0013】他方、ガス化器3は、この供給ライン20
とガス排出ライン21を備えた密閉容器22内にその内
部を加熱する電気ヒータ23を収容したものであり、供
給ライン20から送られてきた発泡スチロール溶融液L
を密閉容器22内に一時的に貯留させると共に、これを
電気ヒータ23によってさらに高温に加熱してガス化
し、発生した発泡スチロールの可燃ガスをガス排出ライ
ン21から図示しないガスバーナー等に送るようになっ
ている。
【0014】また、このガス化器3と油化槽2間には上
述した供給ライン20の他に、返送ライン24が接続さ
れており、密閉容器22内の発泡スチロール溶融液Lの
液量が一定量を超えた場合に、密閉容器22に設けられ
たレベルセンサ25がこれを検知して返送ライン24の
流量調整バルブ26を開くことで密閉容器22内の発泡
スチロール溶融液Lがこの返送ライン24から油化槽2
側へ返送されるようになっている。さらに、この返送ラ
イン24の途中には三方弁27を介して流出ライン28
が分岐して設けられており、発泡スチロール溶融液Lの
返送時に油化槽2内の発泡スチロール溶融液Lの液量が
一定量以上である場合に油化槽2側に設けられたレベル
センサ29によってこの三方弁27を開くことで返送さ
れる発泡スチロール溶融液Lの一部或いは全部を液媒と
共に排出ピット30側へバイパスして流出するようにな
っている。尚、この排出ピット30内には冷却水が溜め
られており、供給された発泡スチロール溶融液Lを液媒
と共にそのまま、あるいは冷却固化して減容化し、イン
ゴットとして回収されるようになっている。
【0015】また、このガス化器3の密閉容器22に
は、その内部のガス圧を計測する圧力計31が設けられ
ており、密閉容器22内のガス圧が一定範囲を外れた場
合に、電気ヒータ23を制御する制御部35側にその信
号を出力して電気ヒータ23の出力を制御(増減)する
ようになっている。
【0016】さらに、粉砕機構1にもその内部の圧力を
測定する圧力計33と、その内部のガスを排気する排気
ライン32が設けられており、油化槽2内のガスが定量
供給機構15から粉砕機構1側に漏洩してそのケーシン
グ5内の圧力が大気圧を超えた場合に、排気ライン32
に設けられたファン34を駆動してケーシング5内のガ
スを抜き出し、排気ライン32から図示しない余剰ガス
燃焼器等へ強制排気するようになっている。尚、図中3
6,37はそれぞれ供給ライン20及び返送ライン24
の流れ方向を規制する逆止弁である。
【0017】次に、このような構成をした本発明の発泡
スチロールガス化装置の作用を説明する。
【0018】先ず、予め油化槽2内に少量の高沸点液
媒、例えばA重油(沸点>300℃),潤滑油,潤滑油
ベースオイル,フラッシングオイル,熱媒体油等の10
%留点,150℃以上,90%留点,280℃以上の高
沸点液媒を入れておき、この高沸点液媒を電気ヒーター
16,16によって発泡スチロールPの融点温度以上、
例えば、130〜160℃程度に加熱した後、ブロック
状の発泡スチロールPをホッパー4から粉砕機構1に投
入し、粉砕スクリュー6,6,6,6によってこれを粉
砕して細分化する。すると、細分化された発泡スチロー
ルPは定量供給機構15によって一定量ずつ油化槽2側
へ落下した後、この液媒に接触加熱されることで溶融
し、液媒と混合した発泡スチロール溶融液Lとなって油
化槽2内に溜められる。尚、この加熱溶融時に極僅かの
可燃ガスが発生することがあるが、この可燃ガスは余剰
ガス燃焼器17によって燃焼されて無害な燃焼排ガスと
なって放出されるため、そのまま定量供給機構15や粉
砕機構1を逆流して大気中に放出されるようなおそれは
ない。また、仮に、この可燃ガスが多量に発生して定量
供給機構15を逆流して粉砕機構1側に漏れた場合であ
っても、上述したようにこの現象が圧力計33によって
検知されるため、漏れた可燃ガスがファン34によって
排気ライン32から排気された後、図示しない余剰ガス
燃焼器などで処分されることになる。従って、粉砕機構
1側に漏れた可燃ガスがホッパ−4等からそのまま大気
中に放出されることがなくなり、周囲環境の悪化を招く
ようなことはない。
【0019】次に、このようにして油化槽2内に溜った
発泡スチロール溶融液Lは液媒と共に払出しポンプ18
によって油化槽2内から払い出された後、供給ライン2
0を通過してガス化器3の密閉容器22内に送られた
後、内部の電気ヒータ23によってさらにその沸点以
上、例えば、200〜250℃程度に加熱されることに
よって蒸発し、ガス化する。そして、この密閉容器22
内で発生した発泡スチロールの可燃ガスはガス排出ライ
ン21から密閉容器22を出た後、図示しないガスバー
ナー等に送られ、ガスバーナーの燃料として有効利用さ
れる。
【0020】ここで、ガスバーナー側での可燃ガスの消
費量変動に対する対応としては、例えば、ガス化器3の
電気ヒータ23側を制御して行うことができる。すなわ
ち、可燃ガスの消費量が変動すると、可燃ガスの発生量
と消費量のバランスが崩れ密閉容器22内の圧力が変動
することから、この圧力の変動を圧力計31で検知し、
制御部35によって電気ヒータ23の出力をその圧力に
応じて適宜増減させることによって達成する。具体的に
は、可燃ガスの消費量が減少した場合には、密閉容器2
2内圧が上昇するため、電気ヒータ23の出力を下げて
ガスの発生量を減少させ、反対に可燃ガスの消費量が増
大した場合には、密閉容器22内圧が下がるため、電気
ヒータ23の出力を上げてガスの発生量を減少させるよ
うな制御を行うようになる。
【0021】一方、このような制御等によって可燃ガス
の消費量が減少して、ガス化器3側へ流れる発泡スチロ
ール溶融液Lの供給量がガス化器3の可燃ガスの発生量
を上回って液レベルが上昇した場合には、これをガス化
器3側に設けられたレベルセンサ25が検知して流量調
整バルブ26を開き、密閉容器22内の発泡スチロール
溶融液Lを液媒と共に返送ライン24から適量ずつ油化
槽2内に戻すように制御することでガス化器3内の発泡
スチロール溶融液Lのレベルを常に一定範囲に維持する
ことができる。そして、仮に、この返送過程において油
化槽2内の発泡スチロール溶融液Lが満杯で油化槽2側
へ返送する余裕がない場合には、油化槽2側へ設けられ
たレベルセンサ29によって返送ライン24の三方弁2
7を制御して余剰の発泡スチロール溶融液Lを流出ライ
ン28を介して固化ピット30側へ逃がし、溜められて
いる冷却水によってこれを冷却固化してインゴットとし
て回収することになる。
【0022】このように本発明は、発泡スチロールを細
分化して加熱溶融した後、ガス化し、これをガスバーナ
ーなどの燃料として用いるようにしたため、従来、その
まま焼却処分されていた発泡スチロール廃棄物を有効利
用することが可能となる。その結果、焼却処分時に発生
する有害ガス等による環境悪化を未然に防止することが
できると同時に、限りある資源の有効活用を達成するこ
とができる。
【0023】尚、本実施の形態では粉砕機構1の下部
に、ロータリーバルブ13等からなる定量供給機構15
を備え、細分化された発泡スチロールの定量供給と油化
槽2のシールを行うようにしたが、上述したように粉砕
機構1に排気ライン32等を備えると同時に油化槽2の
サイズ及び油化能力を充分大きく設定しておけば、定量
供給機構15を省略するような構成としても良い。ま
た、油化槽2内部の清掃作業を容易にするために、油化
槽2の側面に開閉自在な掃除窓38を備えたり、爆発扉
(図示せず)等を備えるようにしても良い。さらに、油
化槽2の天井部付近に図示しない投入扉を設け、上記固
化ピット30等で得られたインゴット化した減容発泡ス
チロールをそのまま油化槽2内に投入して再度溶融処理
するようにしても良い。また、発泡スチロールの溶融化
やガス化に際して用いる熱源として、上述したような電
気ヒータ16,23に代えてガスバーナーを用いても良
く、さらに、このガスバーナーの燃料ガスとして本装置
で発生した発泡スチロールの可燃ガスの一部を用いれば
処分時の運転経費の節減も達成できる。
【0024】また、図3に示すように、油化槽2内に溢
流堰39を設けると共にこの溢流堰39にオバーフロー
管40を接続し、油化槽2内の余剰発泡スチロール溶融
液Lをオーバーフローさせて、冷却水等が満たされた排
出ピット41側に排出させるような構成とすれば、図1
に示すような三方弁27,レベルセンサ29,固化ピッ
ト30等が不要となるため、構造の簡略化が達成され、
装置の信頼性,安定性を向上させることも可能となる。
尚、この排出ピット41側に排出された余剰発泡スチロ
ール溶融液Lは、固化ピット30と同様この冷却水によ
って瞬時に冷却凝固するため、減容化されたインゴット
として回収されることになる。また、この溢流堰39の
近傍に網などのスクリーン42を設けて、油化槽2内の
固形物やゴミがオバーフロー管40内に流れ込んで詰ま
るのを防止するようにしても良い。
【0025】また、図示するように粉砕スクリュー6,
6,6,6にそれぞれ櫛状のスクレーパ43を付設する
ようにすれば粉砕スクリュー6表面の粉砕歯(図示せ
ず)間に挟み込まれた発泡プラスチック片を効果的に除
去して粉砕能力の維持を図ることも可能となる。さら
に、油化槽2の周囲及びガス化器3の周囲に断熱層4
4,44を設けるようにすれば、外部への放熱量が減少
して効果的な油化及びガス化が達成できる。さらに図1
に示すロッド状の電気ヒータ16,16に代えてリボン
ヒータ,電熱パネル等の面状ヒータ45を用いれば、油
化槽2内をむらなく加熱することができると共に、油化
槽2内の容積がその分だけ拡大して発泡スチロール溶融
液Lの貯留量を増大することができる。
【0026】次に、図4は本発明装置の他の実施の形態
を示したものである。
【0027】図示するように、本実施の形態に係る発泡
スチロールガス化装置は、上述した発泡スチロールガス
化装置の構成に加え、油化槽2とガス化器3間に接続さ
れる供給ライン20及び返送ライン24の途中に熱交換
器60を設けると共に、粉砕機構1側から延びる排気ラ
イン32に、ガス冷却器49と気液分離槽48とを備え
ることでより装置の性能及び信頼性の向上を図るように
したものである。
【0028】すなわち、この熱交換器60は、例えば、
シェル&チューブ型熱交換器からなっており、チューブ
サイド(管側)のヘッダ61に供給ライン20を接続す
ると共に、シェルサイド(胴側)の入口62及び出口6
3にそれぞれ返送ラインを備えたものである。これによ
って、油化槽2側から供給ライン20を介して熱交換器
60のチューブサイドに流れ込んだ発泡スチロール溶融
液Lは、ここでガス化器3側から返送ライン24を介し
てそのシェルサイド内に流れ込んでくる高温の発泡スチ
ロール溶融液Lによって加熱されて温度が上昇した後、
ガス化器3側に送られ、一方、ガス化器3側から返送さ
れた高温の発泡スチロール溶融液Lはこの熱交換器60
で冷却された後、油化槽2側に返送されることになる。
【0029】従って、このような熱交換器60を備える
ことにより、熱損失が少なくなって熱効率が向上するこ
とは勿論、油化槽2側に返送された発泡スチロール溶融
液Lが油化槽2内でガス化するおそれがなくなるため、
装置の安定性及び信頼性がより向上する。
【0030】また、排気ライン32にガス冷却器49と
気液分離槽48とを備えることによって、粉砕機構1か
ら強制排気された漏洩ガスの一部或いは全部がガス冷却
器49で冷却されて凝縮しながら気液分離槽48に流
れ、ここで気液分離した後、液側が抜出ポンプ51によ
って抜出しライン50を通過してガス化器3に形成され
た供給口52からガス化器3側に送られることになる。
一方、凝縮しきれなかった漏洩ガスは、上記装置と同様
に排気ライン32をそのまま通過して余剰ガス燃焼器等
で焼却処分されることになる。これによって油化槽2内
において仮に可燃ガスが大量に発生し、これが粉砕機構
1側に大量に漏れだした場合であっても、余剰ガス燃焼
器側へ流れる可燃ガスの量を大幅に減少することができ
るため、漏洩した可燃ガスの有効利用を達成することが
できる。
【0031】また、このような構成に加え、供給ライン
20の上流側に洗浄液ライン46を接続すると共に、供
給ライン20と返送ライン24とをバイパスライン64
で接続して洗浄液槽47内の重油等からなる洗浄液を洗
浄液ライン46から供給ライン20→バイパスライン6
4→返送ライン24側に順次流すように構成すれば、洗
浄液によって供給ライン20と返送ライン24内を効果
的に洗浄することが可能となるため、特に運転停止後等
において、これらライン20,24内での発泡スチロー
ル溶融液Lの固着等による詰まりや流量低下等の不都合
を未然に防止することが可能となる。
【0032】さらに、図示するように、ガス化器3に接
続されたガス排出ライン21に、LPGガスライン54
を接続して補助燃料としてLPGガスを供給するように
構成すれば、仮にガス化器3での可燃ガスの発生量が減
少して不足しても、その不足分をLPGガスによって容
易に補うことが可能となると共に、装置の停止時におけ
るライン内の真空防止を図ることも可能となる。また、
ガス排出ライン21にさらに大気ベントライン53を分
岐させて設ければ、運転開始時にパージが必要な場合に
は、この大気ベントライン53を利用して装置内の空気
を容易に抜き出すことが可能となる。
【0033】また、図5に示すように、上述したガスバ
ーナーに代えてガス排出ライン21の下流側にガス冷却
器55と発泡スチロール液タンク56を付設し、ガス化
器3で発生した可燃ガスをガス冷却器55で冷却,凝縮
して液化し、発泡スチロール液として発泡スチロール液
タンク56内に貯留しておき、その後必要に応じて燃料
として用いるように構成しても良い。尚、この時、抜出
しライン50を流れる発泡スチロール液もガス冷却器5
5で発生した発泡スチロール液とその成分性質は略同様
であるため、抜出しライン50をこのガス冷却器55の
下流側に接続し、ガス冷却器55で得られた発泡スチロ
ール液と共に、そのまま発泡スチロール液タンク56内
に直接流すようにしても良い。
【0034】さらに、図6に示すように、粉砕機構1側
から延びる排気ライン32をそのまま直接ガス排出ライ
ン21側に接続し、粉砕機構1内に漏洩した可燃ガスを
ガス冷却器55に流してガス化器3側で発生した可燃ガ
スと共に冷却,凝縮,液化して発泡スチロール液タンク
57に流すように構成すれば、図4及び図5に示すよう
な排気ライン32に設けられている、気液分離槽48,
ガス冷却器49,抜出しライン50,抜出しポンプ51
に加え、余剰ガス燃焼器をもまとめて省略することも可
能となる。尚、図6中58は、発泡スチロール液タンク
57内の空気や少量の可燃ガスを大気放出するための大
気開放ラインである。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、発泡スチ
ロールを細分化して加熱溶融した後、ガス化し、これを
ガスバーナーなどの燃料ガスとして用いることができ
る。従って、従来、そのまま焼却処分されていた発泡ス
チロール廃棄物を有効利用することが可能となるため、
資源の節約を達成できると共に、焼却処分に起因する周
囲環境の悪化等を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施の一形態を示す全体構成図で
ある。
【図2】図1中A−A矢視図である。
【図3】本発明装置の他の実施の形態を示す全体構成図
である。
【図4】本発明装置の他の実施の形態を示す全体構成図
である。
【図5】本発明装置の他の実施の形態を示す全体構成図
である。
【図6】本発明装置の他の実施の形態を示す全体構成図
である。
【符号の説明】
1 粉砕機構 2 油化槽 3 ガス化器 15 定量供給機構 20 供給ライン 21 ガス排出ライン 24 返送ライン 25,29 レベルセンサ 26 バルブ 27 三方弁 31 圧力計 32 排気ライン 35 制御部 48 気液分離器 49,55 ガス冷却器 56,57 発泡スチロール液タンク 60 熱交換器 P 発泡スチロール L 発泡スチロール溶融液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA09 BA07 CA04 CA27 CA29 CA32 CA50 CB01 CB13 CB32 CB42 CC15 DA01 DA02 DA07 DA12 DA20 4H029 CA01 CA05 CA12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック状或いは板状の発泡スチロール
    を粉砕,細分化する粉砕機構と、この粉砕機構で細分化
    された発泡スチロールを加熱して溶融する油化槽と、こ
    の油化槽で得られた発泡スチロール溶融液をさらに加熱
    蒸発させてガス化するガス化器とを備えたことを特徴と
    する発泡スチロールガス化装置。
  2. 【請求項2】 上記油化槽内に、投入された発泡スチロ
    ールをガス化させないように均等に加熱溶融するための
    高沸点液媒が予め貯留されていることを特徴とする請求
    項1に記載の発泡スチロールガス化装置。
  3. 【請求項3】 上記粉砕機構と油化槽との間に、それら
    の間をシールすると共に上記粉砕機構で細分化された発
    泡スチロールを上記油化槽側へ定量供給する定量供給機
    構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の発
    泡スチロールガス化装置。
  4. 【請求項4】 上記油化槽とガス化器間を、その油化槽
    内の発泡スチロール溶融液を上記ガス化器側に供給する
    供給ラインと、上記ガス化器内の発泡スチロール溶融液
    を上記油化槽側に戻す返送ラインとで接続したことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発泡スチロー
    ルガス化装置。
  5. 【請求項5】 上記供給ラインと返送ラインとの間に、
    これらをそれぞれ反対方向に流れる発泡スチロール溶融
    液同志で熱交換するための熱交換器を備えたことを特徴
    とする請求項4に記載の発泡スチロールガス化装置。
  6. 【請求項6】 上記粉砕機構と油化槽を一体的に接続す
    ると共に、その粉砕機構に、その内部の可燃ガスを強制
    的に排気するための排気ラインを備えたことを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の発泡スチロールガス
    化装置。
  7. 【請求項7】 上記ガス化器に、その内部のガス圧を計
    測する圧力計と、この圧力計の計測値に応じて上記ガス
    化器内の電気ヒータの出力を制御する制御部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の発泡
    スチロールガス化装置。
  8. 【請求項8】 上記ガス化器にその内部の液レベルを計
    測するレベルセンサを備えると共に、上記返送ラインに
    上記レベルセンサで計測された液レベルに応じて発泡ス
    チロール溶融液の返送量を制御する流量調整バルブを備
    えたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の
    発泡スチロールガス化装置。
  9. 【請求項9】 上記油化槽にその内部の液レベルを計測
    するレベルセンサを備えると共に、上記返送ラインに上
    記レベルセンサで計測された液レベルに応じて返送され
    る発泡スチロール溶融液の一部或いは全部を抜き出す三
    方弁を備えたことを特徴とする請求項4〜8のいずれか
    に記載の発泡スチロールガス化装置。
  10. 【請求項10】 上記油化槽に、その内部の発泡スチロ
    ール溶融液の一部をオーバーフローさせて排出する溢流
    堰を設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
    記載の発泡スチロールガス化装置。
  11. 【請求項11】 上記油化槽に、インゴット化した減容
    発泡スチロールをそのまま投入する投入扉を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の発泡ス
    チロールガス化装置。
  12. 【請求項12】 上記ガス化器に内部で発生した可燃ガ
    スを取り出すガス排出ラインを接続すると共に、そのガ
    ス排出ラインに、これを流れる気化ガスを冷却,凝縮さ
    せて液化するガス冷却器と、このガス冷却器で得られた
    発泡スチロール液を溜める発泡スチロール液タンクとを
    備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
    載の発泡スチロールガス化装置。
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