JP3455124B2 - 発泡樹脂の混合体及び発泡スチロールの油化装置 - Google Patents

発泡樹脂の混合体及び発泡スチロールの油化装置

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JP3455124B2
JP3455124B2 JP1798999A JP1798999A JP3455124B2 JP 3455124 B2 JP3455124 B2 JP 3455124B2 JP 1798999 A JP1798999 A JP 1798999A JP 1798999 A JP1798999 A JP 1798999A JP 3455124 B2 JP3455124 B2 JP 3455124B2
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谷 正 博 町
藤 善 久 加
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、発泡樹脂の混合体
及び発泡スチロールの油化装置に係り、特に小型軽量で
ランニングコストの安価な、かつ、安全な発泡樹脂の混
合体及び発泡スチロールの油化なる効果が得られるよう
にした発泡樹脂の混合体及び発泡スチロールの油化装置
に関する。発泡樹脂とはポリエチレンやポリプロピレン
やポリスチレンに、発泡剤を混合・混練し元のポリエチ
レンやポリプロピレンやポリスチレンに対し容積比で2
0〜80倍に膨らませたものをいい、発泡樹脂の混合体
とはポリスチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンの内
2種類以上の発泡樹脂の混合体をいう。特にポリスチレ
ンに発泡剤を混合・混練して発泡させた発泡スチロール
は、緩衝材として電気製品などの包装に、あるいは魚を
入れる魚箱又は食品用のトレーなどとして用いられ、発
泡樹脂の主体をなしている。発泡樹脂及び発泡スチロー
ルは、緩衝剤・魚箱・食品用トレーなどとして使用され
た後に廃棄されるが、ゴミとしては容積が大きいので廃
棄される発泡樹脂や発泡スチロールの集積や搬送に要す
る費用は大きく、ゴミ処分場の確保の困難な現状からそ
のまま埋め立てることも困難となりつつある。しかも、
廃棄物の処理施設は土地の価格上昇及び住民の反対など
の理由により、一般的に市街地には設置困難であり、廃
棄物の発生する消費地から遠く離れた郊外に設置せざる
を得ない状況にある。このように日常多量に廃棄される
発泡樹脂や発泡スチロールを安価で効率よく安全に油化
し燃料として再利用する装置の発明は、ゴミ処分場の確
保の困難性、環境汚染の防止、エネルギ資源の再利用な
どの観点から強く望まれている。 【0002】 【従来の技術】プラスチック廃棄物を熱分解して油分を
回収する装置としては、例えば、特開平9−13045
号公報や実用新案登録番号第3010252号公報等に
示されるような装置が知られている。前記公開特許公報
の例においては、プラスチック廃棄物を加熱混練機構を
有するスクリュ搬送装置により溶融化又は半溶融化させ
たものを、加熱炉の内部に設置した分解槽に供給する装
置が開示されている。一方、前記登録実用新案公報の例
においては、加熱炉の気体導出口に温度センサとヒータ
を設け、温度センサの測定温度に応じて気体導出口近傍
の雰囲気を加熱することにより、加熱炉内で発生した泡
の上昇を抑制する装置が開示されている。 【0003】前記公開特許公報の例においては、スクリ
ュ搬送装置に混練機能を持たせているので、剛性の高い
スクリュやケーシングを必要とし、溶融プラスチックの
搬送に要する動力も過大なエネルギが必要であった。又
肉厚の材料を使用した剛性の高いスクリュ搬送装置で
は、溶融プラスチックを加熱する場合の熱効率も悪くエ
ネルギ効率上問題であった。また、一般的なプラスチッ
クと異なり通常の破砕した発泡樹脂や発泡スチロールは
見掛け比重が0.01〜0.05g/cm程度と小さ
く大きなスクリュ径の搬送装置を使用しても重量的には
少量の輸送量しか確保できず、処理能力の小さなものか
あるいは巨大な装置とせざるを得ないという問題があっ
た。また、輸送中に加熱すると発泡樹脂や発泡スチロー
ルは溶解しポリエチレン、ポリプロピレンやポリスチレ
ンの液状となるがその比重は0.9〜1.0g/cm
であり通常の破砕した発泡樹脂や発泡スチロールに比べ
18〜100倍の値となっている。かかる体積変化の大
きな、かつ、体積変化のばらつきの大きな輸送物を隙間
なく密閉状態を保ちつつ搬送することは困難であった。 【0004】前記登録実用新案公報の例では、温度セン
サの測定温度に応じて気体導出口近傍の雰囲気を加熱す
るため、複雑な装置と操作を必要とし無駄なエネルギー
の消費を招くとともに、気体導出口近傍の雰囲気を加熱
することによって泡の上昇をどの程度防ぐのか効果は不
明である。 【0005】また、本発泡樹脂の混合体や発泡スチロー
ルの油化装置で発生する油気蒸気は有害で悪臭を発生す
るとともに引火性が高く危険物に該当するため、大気汚
染の防止や悪臭防止及び安全性の確保等の見地から、油
気蒸気を外に漏らさない密閉構造であってかつ安全な発
泡樹脂の混合体及び発泡スチロールの油化装置の実現が
望まれる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためなされたものであって、その目
的とするところは、熱分解炉の攪拌装置の攪拌軸に複数
の羽根を取付け、スクリュ搬送装置の投入口側における
輸送量を熱分解炉の搬入口側に比べ容積比で2.25〜
10倍になるように漸次変化させ、窒素ガスを残渣箱や
熱分解炉に吹き込む機能と、熱分解炉の圧力を所定の圧
力以下に保つ安全弁を設け、熱分解炉から排出する重量
を測定する手段と熱分解炉に投入する重量を調節する手
段とにより熱分解炉の中に存在する溶解した樹脂液の重
量を調整し、かつ、防火チャンバを取り付けることによ
り、小型で軽量でランニングコストの安価で効率的な、
かつ、環境汚染を起こすことのない安全な発泡樹脂の混
合体及び発泡スチロールの油化装置を提供できるように
することにある。 【0007】また他の目的は、熱分解炉の攪拌装置の攪
拌軸に複数の羽根を取付けその回転により発生する風の
力で、溶解した樹脂液の液面に発生する泡の層の上昇を
押さえ、未分解の溶液が凝縮器に侵入することによる、
凝縮機能の低下や回収した油分の低質化を防止すること
である。 【0008】更に他の目的は、スクリュ搬送装置の投入
口側における輸送量を熱分解炉の搬入口側に比べ容積比
で2.25〜10倍になるように漸次変化させ、投入す
る発泡樹脂や発泡スチロールを減容機により加熱減容し
た発泡樹脂や発泡スチロールの粉粒体に限定して、加熱
し溶解しつつ搬送する間に体積変化が生じても、輸送物
に隙間を生じることなく搬送することを可能とし密閉状
態を維持しつつ、熱分解炉に溶解した樹脂液を連続して
搬入することができるようにすることにある。 【0009】更に他の目的は、窒素ガスを残渣箱や熱分
解炉に吹き込む機能を設け、残渣を該熱分解炉から取出
すときに該残渣箱に窒素ガスを吹き込むことにより、該
残渣箱の中の空気を窒素ガスに置換し、及び、その後起
動するときに窒素ガスを該熱分解炉に吹き込むことによ
り、該熱分解炉の中の空気を窒素ガスに置換する。そし
て、空気と油気蒸気との混合を防止することにより、火
災の発生を防止することにある。 【0010】更に他の目的は、熱分解炉の圧力を所定の
圧力以下に保つ安全弁を設けることにより、熱分解炉の
異常な圧力の上昇による破壊を防止することにある。 【0011】更に他の目的は、発泡樹脂や発泡スチロー
ルの投入重量Aと排出重量Bとを測定し、排出重量Bに
応じて投入重量Aを調整することにより熱分解炉の中に
存在する溶解した樹脂の量Qを所定の値に保つことによ
り、適当な泡空間を確保し、泡が凝縮器に侵入し未分解
の溶液を回収することによる、凝縮機能の低下や回収し
た油分の低質化を防止することにある。 【0012】また他の目的は、熱分解炉や残渣箱などを
防火チャンバで囲い、該防火チャンバ内の空気を換気
し、温度センサや防火ダンパを設置し防火チャンバ内の
空気温度及び防火ダンパ内を流れる空気の温度が所定温
度以上になったときには、防火ダンパを閉じ防火チャン
バ内に窒素ガスを吹き込み装置を非常停止させる構成と
し、更に、防火チャンバ内にガス検知器を設け可燃ガス
を検知した場合は装置を非常停止するようにして、安全
性の更に高い発泡樹脂の混合体の油化装置や発泡スチロ
ールの油化装置を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明(請求項1及び請
求項2)は、 破砕した発泡樹脂の混合体や発泡スチロ
ールを加熱し溶解しつつ熱分解炉へ搬送するスクリュ搬
送装置と、溶解した樹脂の液を収容し攪拌しながら加熱
する熱分解炉と、溶解した樹脂の液の熱分解によって発
生する油気蒸気を液化する凝縮器と、油と水とを分離す
る油水分離器とで構成する発泡樹脂の混合体又は発泡ス
チロール油化装置において、該熱分解炉の中において、
溶解した樹脂の液の液面より上部であって、油気蒸気取
出口より下部の位置に、複数の羽根を攪拌装置の攪拌軸
に取付け、該溶解した樹脂の液の液面と該複数の羽根の
下面との間に泡空間を適宜設けたことを特徴とするもの
である。 【0014】また本発明(請求項3及び請求項4)は、
発泡樹脂の混合体や発泡スチロールを加熱し溶解しつつ
熱分解炉へ搬送するスクリュ搬送装置において、そのケ
ーシング外周にヒータを取付け、投入口側における搬送
量が該熱分解炉の搬入口側に比べ容積比で、2.25〜
10倍になるようにスクリュ軸の太さ若しくはスクリュ
のピッチ又はスクリュ軸の太さ及びスクリュのピッチを
漸次変化させたことを特徴とするものである。 【0015】通常の破砕した発泡樹脂の混合体や発泡ス
チロールの見掛け比重は0.01〜0.05g/cm
程度と極端に小さく輸送効率が悪く問題であったが、減
容機で減容した発泡樹脂の混合体や発泡スチロールの粉
粒体は一般的には見掛け比重において0.1〜0.4g
/cmであり、ポリエチレン、ポリプロピレンやポリ
スチレンの溶解した液の比重は0.9〜1.0g/cm
である。 【0016】従って、処理対象を減容機で減容した発泡
樹脂や発泡スチロールの粉粒体にすれば、一般的に上記
の容積比の範囲で処理可能であるが、発泡樹脂や発泡ス
チロールの粉粒体の見掛け比重の中心範囲は0.2〜
0.3g/cmであるので、投入口側における輸送量
が熱分解炉の搬入口側に比べ容積比で3〜5倍の範囲が
輸送効率の点で好ましい。 【0017】また本発明(請求項5及び請求項6)は、
熱分解炉の下部に残渣取出口を設け、残渣を該熱分解炉
から取出し残渣箱に回収する構造とし、残渣を該熱分解
炉から取出すとき及びその後再度起動するときなど、空
気と油気蒸気とが接触混合するおそれのあるときに、窒
素ガスを該残渣箱や該熱分解炉に吹込むことにより空気
を追出し、窒素ガスに置換する機能を有することを特徴
とするものである。 【0018】さらに本発明(請求項7及び請求項8)
は、熱分解炉の内部圧力を0〜0.2kg/cmに管
理し、該熱分解炉の内部圧力が0.3kg/cmに上
昇したとき、安全弁を作動させ大気に解放することによ
り該熱分解炉の内部圧力の上昇を防ぐことを特徴とする
ものである。 【0019】さらに本発明(請求項9)は、スクリュー
搬送装置の投入口の上部に投入ホッパと計量ホッパとを
設け、投入ホッパと計量ホッパとの間にゲートを設け、
計量ホッパにはその重量を測定するロードセルを設け、
該ロードセルにより重量を測定し、投入ホッパへの投入
量Eを求める。また凝縮器から油水分離器に連結するパ
イプに流量計を設け、該流量計により測定した排出量B
を求め、計算式{Q=μ×(A−B)}により熱分解炉
の中に存在する溶解した樹脂の液の量Qを計算する。そ
して、排出量Bの測定値に応じた投入量Aとなるよう
に、Eを搬送するスクリュの回転速度を制御することに
より、該熱分解炉の中に存在する溶解した樹脂の量Qを
所定の重量に保つことを特徴とするものである。 【0020】さらに本発明(請求項10)は、熱分解炉
や残渣箱などを防火チャンバで囲い、吸い込み口と防火
ダンパとダクトとブロアとからなる排気装置により該防
火チャンバ内の空気を排出し該防火チャンバ内の空気温
度を所定の温度に保つ。該防火チャンバには窒素ガスの
配管を行い、該防火チャンバ内の複数箇所に温度センサ
を設け該防火チャンバ内の空気温度を常に検知する。さ
らに該防火ダンパには温度フューズが内蔵されており防
火ダンパ内を流れる空気が所定の温度になると自動的に
防火ダンパは閉じる構造とする。そして、該温度センサ
により検知した防火チャンバ内の空気温度が所定の温度
以上を示した場合と該防火ダンパが閉じたときには、窒
素バルブを開き該防火チャンバに窒素ガスを吹き込み、
装置を非常停止させるようにし、さらに、該防火チャン
バ内にガス検知器を設け可燃ガスを検知したときは、装
置を非常停止するようにしたことを特徴とする。 【0021】 【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す1実施例
に基づいて説明する。本発明に係る発泡樹脂の混合体及
び発泡スチロールの油化装置は、スクリュ搬送装置1
と、熱分解炉11と、凝縮器35と、油水分離器40
と、防火チャンバ70とを備えている。 【0022】熱分解炉11は円板状の天井21と円筒状
の炉壁24と円錐状の底板27とで構成した容器であ
る。熱分解炉11の炉壁24や底板27の外面にはヒー
タ20を取付け、熱分解炉11に収容した熔解した樹脂
の液12を加熱するよう構成し、底板27の下部に残渣
取出口28を設け、残渣バルブ29を介し残渣口47に
継合するよう構成している。 【0023】熱分解炉11の中心部に攪拌軸15を垂直
に配置し、攪拌軸15は図示しない駆動機構により水平
方向に回転可能に支持されている。攪拌軸15の最下端
部には攪拌小板17を取付け、攪拌小板17の上部には
攪拌板16を取付けている。攪拌板16と炉壁24及び
底板27の内面との間にはスクレーパ18を設け、スク
レーパ18の先端部を炉壁24及び底板27の内面に付
勢しつつ摺動する手段を設けている。 【0024】攪拌板16より上部であって炉壁24の油
気蒸気取出口26より下の位置に複数の羽根19を取付
け、熱分解炉11に収容した溶解した樹脂の液12の液
面13と該複数の羽根19の下面との間に泡空間30を
適宜設け、攪拌時に上から溶解した樹脂の液12の液面
13に向かって送風するよう構成している。本実施例で
は溶解した樹脂の液12は熱分解炉11の全容積のほぼ
1/3程度となるようにして、攪拌板16の上面16a
が熱分解炉11の全容積を上下にほぼ2等分する位置と
し、複数の羽根19はその上面と天井21との間に存在
する天井空間31と泡空間30とがほぼ同程度の容積に
なるよう構成している。 【0025】熱分解炉11の炉壁24には搬入口25や
油気蒸気取出口26を、天井21には窒素供給口22や
逃口23を取付け、それぞれ、スクリュ搬送装置1、パ
イプ33を介して凝縮器35、窒素ガスの配管51と窒
素バルブ52を介して窒素ボンベ50、パイプ57と安
全弁55を介してフレヤースタック56に継合してい
る。天井21は水平に対し僅かに傾斜させ天井内面に付
着した油液が油気蒸気取出口26に流れるようにすると
共に油気蒸気取出口26の下面32を突出させ滴下する
油分を油気蒸気取出口26に回収するよう構成してい
る。 【0026】スクリュ搬送装置1は、ケーシング2の中
にスクリュ軸4をほぼ水平に配置し、スクリュ軸4は図
示しない駆動機構により駆動され垂直方向に回転し、そ
の回転速度は所定の範囲内で可変であり、その範囲内の
任意の指示された回転速度で駆動されている。ケーシン
グ2の外周にはヒータ3を取付け搬送中に発泡樹脂や発
泡スチロールを加熱するよう構成する。ケーシングの熱
分解炉11側には搬入口25をその反対側には投入口6
を取付け、スクリュ軸4の外周に取付けたスクリュ5に
より投入口6から投入した発泡樹脂の混合体や発泡スチ
ロールを搬入口25に向かって搬送するよう構成してい
る。 【0027】スクリュ軸4の太さは投入口6側から搬入
口25側にかけて漸次太くし、スクリュ5のピッチも投
入口6側から搬入口25側にかけて漸次小さくすること
により、投入口6側のおける輸送量が搬入口25側にお
ける輸送量に対し容積比で2.25〜10倍になるよう
に構成している。もっとも、投入口6側の輸送量は搬入
口25側の輸送量に対し容積比で3〜5倍とすることが
輸送効率の点では好ましい。 【0028】投入口6の上には投入ホッパ7を設け、投
入ホッパ7の上には計量ホッパ82を設け、計量ホッパ
82の上にはサイクロン81を設け、投入ホッパ7と計
量ホッパ82との間にはゲート83が、計量ホッパ82
とサイクロン81との間にはゲート84が、それぞれ設
けられゲート83、84は自動的に開閉にするようにす
る。また、計量ホッパにはロードセル85が設けられて
いる。サイクロン81には、供給スクリュ62とロータ
リーバルブ61とブロア64とパイプ63とで構成した
空気輸送装置60の、パイプ63が連結されており発泡
樹脂の混合体や発泡スチロールをサイクロン81に投入
するよう構成する。また、スクリュ搬送装置1を水平に
対し僅かに傾斜させ投入口6側を少し高く取付けること
により、溶解した樹脂が投入口側に流れるのを防止して
いる。 【0029】熱分解炉11の油気蒸気取出口26はパイ
プ33を介して凝縮器35の入口34に継合する。凝縮
器35には給水口36から排水口37にかけて幾重にも
蛇行したパイプ配管38がなされ、給水口36から供給
された水はパイプ配管38を流れ排水口37から流出す
るように構成している。 【0030】凝縮器35の出口39はパイプ41を介し
て油水分離器40に継合し、パイプ41の途中には流量
計80が設けられている。油水分離器40では比重の差
により油と水とを分離し油分のみを生成油管42を通り
生成油タンク43に回収するよう構成している。 【0031】熱分解炉11の下部に残渣取出口28を設
け、残渣バルブ29と残渣口47を介して残渣箱45に
継合し、熱分解炉11から取出した残渣を残渣受46に
回収するよう構成している。 【0032】熱分解炉11と残渣箱45などを防火チャ
ンバ70で囲い、吸い込み口71、防火ダンパ72、ダ
クト73及びブロア74とから成る排気装置77によ
り、防火チャンバ70内の空気を排出する構成とする。
防火チャンバ70には温度センサ75やガス検知器76
(75,76共に図示せず。)を設け、防火ダンパ72
には温度フューズ78(図示せず。)を内蔵し流れる空
気の温度が所定温度以上になると防火ダンパ72は自動
的に閉じる構造とする。 【0033】また、窒素ボンベ50を設置し窒素ボンベ
50からパイプ51、窒素バルブ52を介して熱分解炉
11の窒素供給口22と残渣箱45の窒素供給口53と
防火チャンバ70の窒素供給口69に継合するよう構成
している。 【0034】熱分解炉11の溶解した樹脂の液12の温
度を350〜450℃に加熱し天井空間31の温度を3
00〜400℃に保つことにより熱分解炉11の内部圧
力を0〜0.2kg/cmに管理し、熱分解炉11の
内部圧力が0.3kg/cm に上昇したときは、安全
弁55を作動させ大気に解放することにより熱分解炉1
1の内部圧力の上昇を防ぐ。安全弁55から解放された
油気蒸気はパイプ57を介しフレヤースタック56に導
き、プロパンガス(プロパンガスの配管は図示していな
い)の燃焼と共に燃焼するよう構成している。 【0035】本発明の1実施例は、上記のように構成さ
れており、以下その作用について説明する。あらかじめ
粉砕され又は減容機で減容し粉粒体とした、発泡樹脂の
混合体又は発泡スチロールは空気輸送装置60によりサ
イクロン81に輸送され、サイクロン81で落下してサ
イクロン81の下部に溜まる。 【0036】あらかじめ、ゲート83とゲート84を閉
じておき、投入ホッパ7の中が空になったときにゲート
84のみを開く。するとサイクロン81の発泡樹脂の混
合体又は発泡スチロールは落下し計量ホッパ82に入
る。その後ゲート84を閉じてロードセル85にて計量
ホッパ82と共に計量ホッパ内の発泡樹脂の混合体又は
発泡スチロールの重量を測定する。測定した重量から計
量ホッパの重量を差し引けば、投入ホッパへの投入量E
を求めることができる。その後ゲート83のみを開き計
量ホッパ82内の発泡樹脂の混合体又は発泡スチロール
を投入ホッパ7に供給する。投入ホッパ7に入った発泡
樹脂の混合体又は発泡スチロールは投入口6を経てスク
リュ搬送装置1に供給される。 【0037】スクリュ搬送装置1に入った発泡樹脂の混
合体又は発泡スチロールは、スクリュ5により搬送され
ながらヒータ3により加熱されるため、徐々に溶解し溶
液となった後に熱分解炉11の搬入口25から熱分解炉
11に搬入される。投入量Aと熱分解炉11の中に存在
する溶解した樹脂の量Qと排出量Bとの関係式を投入量
Aを求める式にすると、 A=(Q/μ)−B となるため、装置起動時においてはQが所定の目標値と
なるまでは投入量Aを制御するが、Qが所定の値となり
定常運転時になった後において、Qを一定に管理するた
めには、単位時間当たりの投入量a(a=E/T)を単
位時間当たりの排出量bに一致させればよいことにな
る。そこで、スクリュ5の回転速度を、単位時間当たり
の輸送量がaとなるように、投入ホッパへの投入量Eを
所定時間Tで輸送する回転速度に制御する。なを、
「μ」は装置におけるスクリュ搬送装置1、熱分解炉1
1、凝縮器35などの容量バランスにより異なり、μ=
0.9〜0.98の範囲が経済的と考えられるが、我々
の装置における実験値はμ=0.95であった。 【0038】熱分解炉11に搬入された溶解した樹脂液
の12は攪拌装置14の攪拌小板17や攪拌板16の回
転により攪拌されながらヒータ20の加熱を受け、35
0〜450℃に保持され加熱分解されて気化する。この
とき、大量の泡を発生するが攪拌装置14の攪拌軸15
に取付けた羽根19の回転により発生する風の力で押さ
えられ、泡の層は泡空間30内に止まる。 【0039】熱分解炉11内で分解気化された油気蒸気
は油気蒸気取出口26から、パイプ33を通り凝縮器3
5に到達する。凝縮器35内では給水口36からパイプ
配管38を通り排水口37へと流れる水により冷却され
るため油気蒸気は液化する。 【0040】凝縮器35内で液化した油気液は出口39
からパイプ41を通り油水分離器40に流れ込む。途中
流量計80により液化した油気液の流量は測定される。
油水分離器40内では油と水との比重の違いにより両者
は分離し、油は生成油配管42を通り生成油タンク43
に回収される。一方、水分はバルブ44を介し排出され
る。 【0041】熱分解炉11内では溶解した樹脂の液12
に含まれる熱分解しない成分が固形物の残渣として発生
するが、これが大量になると攪拌装置14の攪拌性能を
阻害するため、残渣を取出す必要がある。残渣を取出す
ときは、残渣バルブ29を開けて攪拌装置14を回転さ
せる、残渣は底板27の傾斜と攪拌板16と攪拌小板1
7の回転により、残渣取出口28、残渣バルブ29、残
渣口47を通り残渣箱45の残渣受46に落下する。 【0042】残渣を取出すときや残渣を取出した後に再
度起動するときなどに、窒素バルブ52を開き窒素ガス
を残渣箱45や熱分解炉11に吹込み、残渣箱45内や
熱分解炉11内の空気を追出し、窒素ガスで置換するこ
とにより火災の発生を防止する。なお、追出された空気
は、フレヤースタック56に導かれプロパンガスの燃焼
と共に燃焼する。 【0043】なお、本実施例においては、破砕又は減容
機により加熱減容し粉粒体とした発泡樹脂の混合体や発
泡スチロールを、空気輸送装置60でサイクロン81ま
で輸送しているが、この方法に限定されるものではな
く、サイクロン81の代わりに受入ホッパを取付け受入
ホッパに直接人手で投入するなど他の方法でもよい。 【0044】また、安全弁55から解放された油気蒸気
などをフレヤースタック56において燃焼する実施例を
記載したが、安全弁55から解放された油気蒸気や残渣
箱45及び熱分解炉11から追出された空気の処理は、
湿式集塵機やフィルタによる濾過あるいは活性炭素によ
る吸着など他の方法も考えられ、本実施例に限定される
ものではない。 【0045】 【発明の効果】本発明は、熱分解炉11の攪拌装置14
の攪拌軸15に複数の羽根19を取付け、スクリュ搬送
装置1の投入口6側における輸送量を熱分解炉11の搬
入口25側に比べ容積比で2.25〜10倍になるよう
に漸次変化させ、窒素ガスを残渣箱45や熱分解炉11
に吹き込む機能と、熱分解炉11の圧力を所定の圧力以
下に保つ安全弁55を設けることにより、小型で軽量で
ランニングコストの安価で効率的な、かつ、環境汚染を
起こすことのない安全な発泡樹脂の混合体や発泡スチロ
ールの油化装置を提供できる効果がある。 【0046】また、熱分解炉11の攪拌装置14の攪拌
軸15に複数の羽根19を取付けその回転により発生す
る風の力で、溶解した樹脂の液12の液面13に発生す
る泡の層の上昇を押さえたので、未分解の溶液が凝縮器
35に侵入することを防ぎ、凝縮機35の機能の低下や
回収した油分の低質化を防止することができるという効
果がある。 【0047】また、スクリュ搬送装置1の投入口6側に
おける輸送量を熱分解炉11の搬入口25側に比べ容積
比で2.25〜10倍になるように漸次変化させ、投入
する発泡樹脂の混合体や発泡スチロールを減容機により
加熱減容した発泡スチロールの粉粒体に限定して、加熱
し溶解しつつ搬送する間に体積変化が生じても、輸送物
に隙間を生じることなく搬送することを可能とし密閉状
態を維持しつつ、熱分解炉11に溶解した樹脂の液を連
続して搬入することができるという効果がある。 【0048】また、窒素ガスを残渣箱45や熱分解炉1
1に吹き込む機能を設け、残渣を熱分解炉11から取出
すとき及びその後起動するときなどに、窒素ガスを残渣
箱45や熱分解炉11に吹き込むことにより空気を追出
し、窒素ガスに置換することにより、火災の発生を防止
することができるという効果がある。 【0049】また、熱分解炉11の圧力を所定の圧力以
下に保つ安全弁55を設けることにより、熱分解炉11
の異常な圧力の上昇による破壊を防止することができ、
安全性を確保できるという効果が得られる。 【0050】投入する発泡樹脂の混合体や発泡スチロー
ルを減容機により加熱減容した発泡スチロールの粉粒体
に限定した場合は、廃棄発泡スチロールの集積や搬送効
率を良くするという効果がある。発泡樹脂の混合体や発
泡スチロールは比重が軽く、輸送効率を考えるとなるべ
く廃棄物の出る場所の近くで処理するのが効率的である
が、廃棄物の処理施設は土地の価格上昇及び住民の反対
などの理由により一般的に市街地には設置困難である。
例えば、廃棄する発泡樹脂や発泡スチロールが多量に出
る電気製品や魚介物の消費地の近くに減容機のみを設置
しておき本発明に係る設備を土地の安い郊外に設置すれ
ば、加熱減容した発泡樹脂や発泡スチロールの粉粒体の
みを輸送することとなり、全体として廃棄する発泡樹脂
や発泡スチロールの集積や搬送効率を良くすることにな
るからである。 【0051】処理の対象を発泡スチロールに限定せず、
ポリエチレン、ポリプロピレンやポリスチレンを含む発
泡樹脂の混合体を処理できることになったため、発泡ス
チロール単体を対象とする場合と比べ処理対処が限定さ
れず、発泡スチロールだけを選別する必要がなくなり、
作業工程が簡略化されると共に選別に要する費用も不要
となる効果が得られた。 【0052】熱分解炉11や残渣箱45などを防火チャ
ンバ70で囲い、排気装置77により防火チャンバ70
内の空気を換気し、防火ダンパ72と温度センサ75の
作動により防火チャンバ70に窒素ガスを吹き込む構造
とし、ガス検知機76の検知により装置を非常停止する
ようにしたため、装置全体の安全性が向上した。防火チ
ャンバ70のない場合は熱分解炉11から残渣を取出す
ときは、窒素ガスを熱分解炉11や残渣箱45に吹き込
んだ後、熱分解炉11内の温度が常温まで下がるのを待
つ必要があったが、防火チャンバ70を設け安全性が向
上したため、熱分解炉11内の温度が下がるのを待た
ず、窒素ガスを吹き込み後すぐに熱分解炉11から残渣
箱45に残渣を取り出すことが可能となった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の発泡樹脂の混合体又は発泡
スチロールの油化装置を示す構成図 【符号の説明】 1 スクリュ搬送装置 2 ケーシング 3 ヒータ 4 スクリュ軸 5 スクリュ 6 投入口 7 投入ホッパ 11 熱分解炉 12 溶解した樹脂の液(溶解したポリスチレン液) 13 液面 14 攪拌装置 15 攪拌軸 19 羽根 20 ヒータ 25 搬入口 26 油気蒸気取出口 28 残渣取出口 29 残渣バルブ 30 泡空間 31 天井空間 35 凝縮器 40 油水分離器 41 パイプ 45 残渣箱 47 残渣口 50 窒素ボンベ 51 窒素ガスの配管 52 窒素バルブ 55 安全弁 56 フレヤースタック 60 空気輸送装置 70 防火チャンバ 71 吸い込み口 72 防火ダンパ 73 ダクト 74 ブロア 75 温度センサ 76 ガス検知器 77 排気装置 78 温度フューズ 80 流量計 81 サイクロン 82 計量ホッパ 83 ゲート 84 ゲート 85 ロードセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−50293(JP,A) 特開 昭62−187791(JP,A) 特開 平8−206625(JP,A) 特開 平8−311459(JP,A) 特開 平6−220459(JP,A) 実開 平1−164744(JP,U) 実開 昭60−193945(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10G 1/10 C08J 11/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発泡樹脂の混合体、発泡スチロールなど
    を加熱し溶解しつつ熱分解炉へ搬送するスクリュ搬送装
    置と、溶解した樹脂の液を収容し攪拌しながら加熱する
    熱分解炉と、溶解した樹脂の液の熱分解によって発生す
    る油気蒸気を液化する凝縮器と、油と水とを分離する油
    水分離器などで構成する発泡樹脂等の油化装置におい
    て、 該スクリュ搬送装置の投入口の上部に投入ホッパと計量
    ホッパとを設け、該投入ホッパと該計量ホッパとの間に
    ゲートを設け、また該計量ホッパにはロードセルを設
    け、 さらに、該凝縮器から該油水分離器に連結するパイプの
    途中に流量計を設けたことを特徴とする発泡樹脂等の油
    化装置。
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