JP2000077505A - 円形基板オリフラ部の位置合わせ装置及び位置合わせ方法 - Google Patents

円形基板オリフラ部の位置合わせ装置及び位置合わせ方法

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JP2000077505A
JP2000077505A JP26247098A JP26247098A JP2000077505A JP 2000077505 A JP2000077505 A JP 2000077505A JP 26247098 A JP26247098 A JP 26247098A JP 26247098 A JP26247098 A JP 26247098A JP 2000077505 A JP2000077505 A JP 2000077505A
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orientation flat
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cam
carrier
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Nobuaki Takano
宣明 高野
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーティクルの発生やキャリアの位置ずれを
なくすことができるウェハオリフラ部の位置合わせ装置
及び方法を提供する。 【解決手段】 キャリアCに収納されている25枚のウ
ェハWを適宜回転させ,オリフラ部Waの位置合わせを
行う位置合わせ装置60において,ウェハWの周縁下方
に接触する回転ローラ61,62と,キャリアCからウ
ェハWを浮かせて支持する一対のガイドバー63,64
とを備え,回転ローラ63と,ウェハWの周縁の進行方
向側にあるガイドバー63とを上昇自在に構成した。こ
れにより,回転ローラ61,62でウェハWを回転さ
せ,オリフラ部Waを下方で揃え,ガイドバー63,6
4で支持した後,上方で位置合わせするためにウェハW
を再び回転させる時,ガイドバー63をカム81で上昇
させることでウェハWの横ずれが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体ウェハ等の
円形基板の周縁に形成されたオリフラ部(ORIENT
ATION FLAT;オリエンテーションフラット)
の位置合わせを行う装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば,半導体デバイスの製造工程で
は,半導体ウェハ(以下,「ウェハ」という。)を所定
の薬液や純水等の洗浄液によって洗浄し,ウェハの表面
に付着したパーティクル,有機汚染物,金属不純物等の
コンタミネーションを除去する洗浄システムが使用され
ている。その中でも,ウェハを洗浄液が充填された洗浄
槽内に浸漬させて洗浄処理を行うウェット型の洗浄装置
を用いた洗浄システムが広く普及している。
【0003】従来の洗浄システムにおいては,洗浄前の
ウェハを25枚,起立した状態で並列に収納しているキ
ャリアをキャリアステージに複数搬入させ,例えば2個
のキャリアからウェハ50枚分を一括して取り出して,
50枚のウェハごと洗浄槽内に浸漬し,洗浄処理を行う
ようになっている。ここで,通常,ウェハは円形形状を
なし,その円周の一部に位置合わせが容易に行えるよう
に,オリフラ部と呼ばれる水平な切欠き部が形成されて
いる。そして,洗浄槽内での各ウェハの洗浄効果が等し
くなるように,50枚のウェハのオリフラ部を位置合わ
せした状態で洗浄槽に浸漬している。このため,洗浄シ
ステムでは,洗浄処理を行う前に複数枚の各ウェハのオ
リフラ部を位置合わせをすることが,キャリアに収納さ
れたウェハに対して行われていた。
【0004】従来の位置合わせ方法を説明すると,まず
キャリアは,上面及び底面にいずれも開口部を有してい
る。このキャリアを載置するキャリアステージの下方に
は,キャリアの底面開口部を介してキャリア内に進入
し,ウェハの周縁下方に接触して各ウェハを適宜回転さ
せる回転ローラと,回転ローラの両側に配置された一対
のガイドバーが設けられている。そして,上記オリフラ
部の位置合わせを行う場合,キャリアステージに載置さ
れたキャリアの底面開口部を介して,回転ローラをウェ
ハの周縁下方に接触させて各ウェハを適宜回転させる。
各ウェハに形成されたオリフラ部が下方に位置した際
に,一対のガイドバーを回転ローラの両側においてウェ
ハの周縁に接触させてウェハを浮かせて支持することに
より,ウェハの周縁と回転ローラが接触しなくなってウ
ェハの回転が停止する。こうして,各ウェハのオリフラ
部が下方に向いた状態で揃えられて位置合わせされる。
その後,回転ローラを上昇させて各ウェハの周縁下方に
再び接触させて,各ウェハを適宜回転させ,例えば,各
ウェハのオリフラ部をキャリアの上方に向かせることに
より,各ウェハのオリフラ部を上方に位置合わせする。
こうして,キャリアに収納された状態でオリフラ部の位
置合わせを行った後,整列された状態の複数枚のウェハ
をキャリアから取り出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,各ウェ
ハのオリフラ部を下方に向いた状態で揃えた後に水平な
オリフラ部に回転ローラを接触させて,各ウェハを適宜
回転させるので,回転ローラからの回転力は,ウェハを
うまく回転させる方向には働かず,むしろ,各ウェハを
横方向に移動させるように働いてしまう。その結果,ウ
ェハがキャリアの内壁に接触することとなり,このまま
回転ローラからの回転力が働けば,キャリアの内壁とウ
ェハの周縁が擦れ合ってしまい,パーティクルが発生す
る問題を生じる。さらに,各ウェハがキャリアの内壁を
押しつけるので,キャリアステージの所定の載置位置か
らキャリアが動いてしまい,位置ずれを起こしてしま
う。これにより,キャリアを移送する移送アームがキャ
リアを把持し難くなり,キャリアステージから次の場所
へ,例えばキャリアからウェハを取り出すローダ部へキ
ャリアを移送させることが円滑に行えない弊害を生じ
る。
【0006】本発明の目的は,円形基板オリフラ部の位
置合わせする際に円形基板収納手段内での円形基板の横
移動を防止することにより,パーティクルの発生や円形
基板収納手段の位置ずれをなくすことができる円形基板
オリフラ部の位置合わせ装置及び位置合わせ方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに,請求項1の発明は,円形基板収納手段により起立
した状態で収納されている円形基板を適宜回転させ,該
円形基板に形成されたオリフラ部の位置合わせを行う円
形基板オリフラ部の位置合わせ装置において,前記円形
基板の周縁下方に接触する回転ローラと,該回転ローラ
の両側において円形基板の周縁に接触することにより前
記円形基板収納手段から円形基板を浮かせて支持する少
なくとも一対のガイド部材とを備え,前記回転ローラ
と,前記回転ローラの接触により回転する円形基板の周
縁の進行方向側にある一方のガイド部材とを,前記円形
基板収納手段に対して相対的に上昇自在に構成したこと
を特徴とする。
【0008】かかる構成において,円形基板収納手段に
複数枚の円形基板が収納されていれば,各円形基板の周
縁下方に回転ローラを接触させて各円形基板を適宜回転
させる。各円形基板に形成されたオリフラ部が下方に位
置した際に,一対のガイド部材を回転ローラの両側にお
いて円形基板の周縁に接触させて円形基板を浮かせて支
持する。これにより,円形基板の周縁と回転ローラが接
触しなくなって円形基板の回転が停止し,各円形基板の
オリフラ部が下方に向いた状態で揃えられて位置合わせ
される。
【0009】各円形基板のオリフラ部が揃えられた後
に,各円形基板の周縁下方に回転ローラを再び接触させ
て各円形基板を等しく回転させることにより,各円形基
板のオリフラ部を所定の向きに変更させる。この場合,
水平なオリフラ部に回転ローラを接触させて各円形基板
を適宜回転させるので,回転ローラの回転力は,各円形
基板を横方向に移動させるように働いてしまうが,円形
基板の周縁の進行方向側にある一方のガイド部材を上昇
させることにより,このガイド部材に各円形基板の周縁
を接触させて各円形基板の横移動を防止する。こうし
て,各円形基板の周縁が円形基板収納手段に接触するの
を防ぐことができ,円形基板の周縁と円形基板収納手段
同士が擦れ合うことがなく,さらに各円形基板が円形基
板収納手段の内壁を押しつけることもない。従って,円
形基板収納手段内のパーティクルの発生を防ぐことがで
き,円形基板収納手段の位置ずれもなくすことができ
る。
【0010】請求項1の円形基板オリフラ部の位置合わ
せ装置において,請求項2に記載したように,前記円形
基板収納手段は,複数枚の円形基板を並列に収納可能な
搬送キャリアであるのがよい。請求項3に記載したよう
に,前記回転ローラは,周面上縁が同じ高さで周速が等
しい2つの回転ローラであることが好ましい。かかる構
成によれば,2つの回転ローラを用いることにより,円
形基板を安定して回転させることができる。
【0011】請求項4に記載したように,前記ガイド部
材の上昇をカムで駆動し,請求項5に記載したように,
前記カムは,前記回転ローラの周面が前記オリフラ部に
接触しなくなり,回転ローラの周面で前記円形基板を支
持するようになったときに前記一方のガイド部材が円形
基板の周縁から離れるカム形状を有するのがよい。さら
に,請求項6に記載したように,前記回転ローラと前記
カムとを同じ駆動手段で駆動すれば,回転ローラの回転
に同期させてカムを駆動させることができるので,ガイ
ド部材の上昇時期や下降時期を正確に制御できる。ま
た,回転ローラとカムを駆動させる手段が少なく済むの
で,装置を簡素化できる。
【0012】請求項7に記載したように,前記駆動手段
からの駆動力を伝達する際に切換可能な駆動力伝達切換
手段を有し,該駆動力伝達切換手段は所定の時間だけ前
記カムに駆動力を伝達して前記カムを回転させるように
構成されていることが好ましい。かかる構成によれば,
駆動力伝達切換手段は,駆動力の伝達,遮断を切り換え
ることにより,所定の時間だけカムを回転させることが
できる。
【0013】請求項8に記載したように,前記ガイド部
材の上端に回転自在なローラを装着するのがよい。かか
る構成によれば,回転自在なローラを介してガイド部材
はウェハの周縁に接触するようになるので,ガイド部材
と円形基板の間同士が擦れ合うことがない。従って,パ
ーティクルの発生を防ぐことができる。
【0014】請求項9の発明は,円形基板収納手段によ
り起立した状態で収納されている円形基板の周縁下方に
回転ローラを接触させて円形基板を適宜回転させ,該円
形基板に形成されたオリフラ部が下方に位置した際に,
少なくとも一対のガイド部材を回転ローラの両側におい
て円形基板の周縁に接触させて円形基板を浮かせて支持
することにより,円形基板の周縁と回転ローラが接触し
なくなって円形基板の回転が停止し,円形基板のオリフ
ラ部が下方に位置合わせされる第1の工程と,円形基板
の周縁下方に回転ローラを接触させて円形基板を等しく
回転させることにより,円形基板のオリフラ部を所定の
向きに変更させる第2の工程とを備える円形基板オリフ
ラ部の位置合わせ方法において,前記第2の工程に際
し,前記回転ローラの接触により回転する円形基板の周
縁の進行方向側にある一方のガイド部材を前記円形基板
収納手段に対して相対的に上昇させることにより,円形
基板の周縁が円形基板収納手段に接触するのを防止する
ことを特徴とする。
【0015】請求項9の円形基板オリフラ部の位置合わ
せ方法において,請求項10に記載したように,前記第
2の工程に際し,前記一方のガイド部材を前記円形基板
収納手段に対して相対的に徐々に上昇させることが好ま
しい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明すると,本実施の形態にかかる位置合わ
せ装置を備えた洗浄システムは,キャリア単位でのウェ
ハの搬入,ウェハの洗浄,ウェハの乾燥,キャリア単位
でのウェハの搬出までを一貫して行うように構成されて
いる。図1は,本発明の実施の形態にかかる位置合わせ
装置を説明するための洗浄システム1の斜視図である。
【0017】この洗浄システム1において,所定の洗浄
工程が未だ行われていないウェハWを収納しているキャ
リアCを搬入し,ウェハWを洗浄工程にまで移行させる
までの動作を行う搬入・取出部2は,搬入部5に載置さ
れたキャリアCを移送アーム6によってローダ7へ例え
ば2個ずつ搬送し,このローダ7でキャリアCからウェ
ハWを取り出す構成になっている。
【0018】ウェハWに対して所定の洗浄プロセスを施
す洗浄乾燥処理部10には,まず,その前面側(図1に
おける手前側)に,ウェハWを搬送する搬送装置30,
31,32,33が順に配列されている。そして,搬送
装置30のウェハチャック30aを洗浄,乾燥するため
のウェハチャック洗浄・乾燥装置11,各種の洗浄液が
充填された洗浄槽にウェハWを浸漬して所定の洗浄処理
を行う洗浄装置12〜19が配置されている。一般的な
洗浄プロセスに従い,薬液洗浄とリンス洗浄とが交互に
行えるように,洗浄装置12,14,16,18は薬液
洗浄を行う洗浄装置として構成され,洗浄装置13,1
5,17,19はリンス洗浄を行う洗浄装置として構成
されている。この後に,搬送装置33のウェハチャック
33aを洗浄および乾燥するためのウェハチャック洗浄
・乾燥装置20,ウェハWを例えばイソプロピルアルコ
ール(IPA)蒸気を用いて最終的に乾燥させる乾燥装
置21が配置されている。
【0019】なお以上の配列や各洗浄装置12〜19の
組合わせは,ウェハWに対する処理,洗浄の種類によっ
て任意に組み合わせることができる。例えば,ある洗浄
装置を減じたり,逆にさらに他の種類の薬液を用いてウ
ェハWを洗浄処理する洗浄装置を付加してもよい。
【0020】洗浄乾燥処理部10で洗浄,乾燥された2
5枚のウェハWをキャリアCに装填後キャリアC単位で
搬出する装填・搬出部40は,アンローダ41によっ
て,洗浄後のウェハWが収納されたキャリアCを,移送
装置(図示せず)によって,搬出部42にまで搬送する
構成になっている。
【0021】図2はキャリアCの斜視図であり,キャリ
アCには,ウェハWを垂直に立てた状態で保持するため
の溝43が左右対称の位置に25箇所ずつ形成されてい
る。これら溝43の間隔は何れも等間隔Lになってお
り,キャリアC内では,25枚のウェハWを等間隔Lで
起立した状態で並列に整列させて収納するようになって
いる。また,キャリアCの上面及び底面には,それぞれ
開口部44,45が形成されている。ここで,通常,ウ
ェハWは円形形状をなし,その円周の一部にオリフラ部
Waと呼ばれる水平な切欠き部が形成されている。
【0022】図3は,搬入・取出部2の平面図であり,
上記搬入部5に設置された載置台46上面のキャリアス
テージ47には,開口によって形成されるステーション
48,49,50,51が設けられており,これら各ス
テーション48〜51は,通過部52,53,54によ
って連通している。各ステーション48〜51における
開口周縁部に,その下面周縁を載置するようにして,キ
ャリアCは,各ステーション48〜51に載置される構
成になっている。
【0023】載置台46には,ステーション48からス
テーション51までの間でキャリアCを移動させる移動
テーブル55が設けられている。この移動テーブル55
は,各ステーション48〜51が並んだ方向と平行な方
向(X方向)及び上下方向に移動自在であり,垂直軸中
心の回転方向(θ方向)に回転自在に構成されている。
そして,ステーション48あるいはステーション49に
載置されたキャリアCを移動テーブル55が受容すれ
ば,この移動テーブル55はキャリアCをステーション
50又はステーション51に移動させる。こうして,キ
ャリアCを上記移送アーム6に受け渡すことが可能な場
所に待機させるようになっている。
【0024】また,これら各ステーション50,51の
開口周縁部には,キャリアステージ47上に固定された
ガイド部材56と,このガイド部材56へと押圧自在な
押圧機構57がそれぞれ設けられている。そして,この
押圧機構57がキャリアCをガイド部材56側に押圧す
ると,ガイド部材56によってキャリアCが案内されて
位置決めされ,移送アーム6がキャリアCを容易に把持
できる所定の位置にキャリアCを固定する。こうして,
図3に示すように,キャリアCが所定の位置に固定され
ると,移送アーム6にキャリアCが把持されて次のロー
ダ7に移送され,キャリアCからウェハWが取り出され
ることになる。
【0025】ここで,ステーション50,51は,キャ
リアC内に収納された25枚のウェハWのオリフラ部W
aの位置合わせを行えるように構成されている。即ち,
図3に示すように,ステーション50,51には,キャ
リアCに収納されている複数枚のウェハWを適宜回転さ
せ,各ウェハWに形成された上記オリフラ部Waの位置
合わせを行う位置合わせ装置60がそれぞれ設けられて
いる。ステーション50,51にそれぞれ設けられた位
置合わせ装置60は,いずれも同様の構成を有している
ので,ステーション50に設けられた位置合わせ装置6
0を例にとって説明する。図4は,載置台46の縦断面
図であるが,図4に示すように,位置合わせ装置60
は,ウェハWの周縁下方に接触する回転ローラ61,6
2と,回転ローラ61,62の両側においてウェハWの
周縁に接触することによりキャリアCからウェハWを浮
かせて支持する一対のガイドバー63,64とを備えて
いる。
【0026】図示の例では,ウェハWを時計回転方向C
W(Clockwise)に回転させることができるよ
うに,反時計回転方向CCW(Counter Clo
ckwise)に回転している回転ローラ61,62を
ウェハWの周縁下方に接触させている状態を示してい
る。そして,ウェハWの周縁の進行方向側(図4中では
左側)に設置されている回転ローラ61は,材質がPT
FE(四フッ化エチレン樹脂)から成り,その反対側
(図4中では右側)に設置されている回転ローラ62
は,材質がポリウレタンゴムから成っている。
【0027】図5は,位置合わせ装置60の断面図であ
り,図6は,回転ローラ61,62の斜視図であるが,
図5及び図6に示すように,回転ローラ61,62は,
周面上縁が同じ高さになるようにして位置合わせ装置6
0に設けられている。回転ローラ61,62にそれぞれ
回転軸65,66を介して従動プーリ67,68が接続
されている。一方,回転ローラ61,62の下方には,
ブラケット70に固定されたモータ71が設けられてお
り,このモータ71の回転軸72に駆動プーリ73が取
り付けられている。そして,従動プーリ67,68と,
駆動プーリ73との間にベルト74が巻回されており,
モータ71の回転動力が,駆動プーリ73,ベルト7
4,従動プーリ67,68を介して回転ローラ61,6
2にそれぞれ伝達されることにより,回転ローラ61,
62を等しい周速で回転駆動させる構成になっている。
【0028】ガイドバー63,64は,いずれも材質が
PTFE(四フッ化エチレン樹脂)から成っている。図
4に示すように,ウェハWの周縁の進行方向側(図4中
では左側)に設置されているガイドバー63は,カム従
動部材80の上面に垂直に固定されており,このカム従
動部材80の下面にはカム81の周面が当接している。
そして,図5に示すように,カム81に接続された回転
軸82は,クラッチ機構83を介して,モータ71に接
続された回転軸84に結合されている。クラッチ機構8
3は,モータ71の回転動力を直接又は減速した後にカ
ム81に伝達する機能や,モータ71の回転動力を遮断
する機能を有している。
【0029】図7に示すように,カム81の頂部81a
がカム従動部材80の下面から離れた状態になると,カ
ム従動部材80,ガイドバー63が最も低い位置に移動
するようになっている。この状態からクラッチ機構83
が伝達動作を開始すると,モータ71の回転動力が回転
軸82に伝達されることになり,カム81が回転する。
そして,カム81の頂部81aがカム従動部材80の下
面に徐々に接近するのに伴い,カム従動部材80,ガイ
ドバー63が上昇するようになっている。図8に示すよ
うに,カム81が90゜回転して頂部81aが真上位置
にくると,カム従動部材80が押し上げられて,ガイド
バー63が最も高い位置に移動するようになっている。
その後,引き続きカム81が回転して,頂部81aがカ
ム従動部材80の下面から徐々に離れるのに伴い,カム
従動部材80,ガイドバー63が下降するようになって
いる。その後,カム81が180゜回転すると,カム従
動部材80,ガイドバー63が最も低い位置に移動し,
さらに,カム81が回転し続けても頂部81aはカム従
動部材80の下面から離れた状態になっているので,カ
ム従動部材80,ガイドバー63の位置は変化しない。
そして,カム81が360゜回転すると,図7に示す元
の状態に戻るようになっている。
【0030】なお,後に説明するようにカム81は,回
転ローラ61,62の周面がオリフラ部Waに接触しな
くなり,回転ローラ61,62の周面でウェハWを支持
するようになったときにガイドバー63がウェハWの周
縁から離れるカム形状を有している。位置合わせ装置6
0のその他の構成要素を説明すると,図5に示すよう
に,上記ブラケット70の底面に,略L字型のケーシン
グ85に固定されたシリンダ86のロッド87が接続さ
れている。従って,モータ71を共通の駆動源としてい
る回転ローラ61,62とガイドバー63とが,シリン
ダ86の稼働によって,キャリアCに対して上昇自在な
構成になっている。また,ケーシング85の底面に,図
示しないシリンダのロッド88が接続されており,図示
しないシリンダの稼働によって,位置合わせ装置60全
体を昇降移動させるように構成されている。図4におい
て二点鎖線61’,62’,63’,64’で示した回
転ローラ61,62とガイドバー63,64は,位置合
わせ装置60を下降させて,ステーション50から退避
した時の状態を示している。
【0031】ここで,ステーション50に25枚のウェ
ハWを収納したキャリアCを載置する前は,位置合わせ
装置60を下降させて,図4中の二点鎖線で示した6
1’,62’,63’,64’の位置に回転ローラ6
1,62とガイドバー63,64を待機しておく。そし
て,ステーション50にキャリアCが載置されれば,位
置合わせ装置60を上昇させ,開口部45を介して,回
転ローラ61,62とガイドバー63,64をキャリア
C内に進入させるようになっている。回転ローラ61,
62をウェハWの周縁下方に接触させて各ウェハWを適
宜回転させることにより,各ウェハWのオリフラ部Wa
の位置合わせが行われるようになっている。図9〜図1
6は,回転ローラ61,62がウェハWを回転させる際
の要部の縦断面図である。
【0032】先ず,図9に示すように,回転ローラ6
1,62の回転によって,各ウェハWに形成されたオリ
フラ部WaはキャリアCの底面開口部45付近にまで移
動する。図10に示すように,オリフラ部Waが下方に
位置した際に,ガイドバー63,64をウェハWの周縁
に接触させてウェハWを浮かせて支持することにより,
ウェハWの周縁と回転ローラ61,62が接触しなくな
ってウェハWの回転が停止する。こうして,キャリアC
に収納された各ウェハWのオリフラ部Waの向きが不揃
いであっても,以上のように回転ローラ61,62,ガ
イドバー63,64を用いて各ウェハWを回転させるこ
とにより,各ウェハWのオリフラ部Waが下方に向いた
状態で揃えられて位置合わせされる。
【0033】次いで,図11に示すように,上記シリン
ダ86の稼働によって,回転ローラ61,62と,ガイ
ドバー63とを上昇させる。そして,回転ローラ61,
62を各ウェハWのオリフラ部Waに接触させ,ガイド
バー63を各ウェハWの周縁下方に接触させるようにな
っている。クラッチ機構83の伝達動作が開始し,モー
タ71の回転動力がカム81に伝達されてカム81が回
転することにより,図12に示すように,ガイドバー6
3が上昇するようになっている。ウェハWの回転に伴い
カム81が徐々に上昇し,図13に示すように,回転ロ
ーラ61がオリフラ部Waから離れる直前に,カム81
が90゜回転して頂部81aがカム従動部材80の下面
に垂直方向に当接することにより,ガイドバー63が最
も高く上昇するようになっている。オリフラ部Waが回
転ローラ61,62から完全に離れた後も,カム81が
回転して頂部81aがカム従動部材80の下面から離れ
るのに伴い,ガイドバー63が徐々に下降する。図14
に示すように,カム81が180゜回転すると,ガイド
バー63が元の位置まで下降するようになっている。
【0034】以後,カム81は回転し続けるが,頂部8
1aがカム従動部材80の下面に当接しないため,ガイ
ドバー63が上昇することはない。図15に示すよう
に,360゜回転するとカム81は元の状態に戻り,ク
ラッチ機構83の伝達動作が終了するようになってい
る。各ウェハWのオリフラ部WaがキャリアCの上面開
口部44に移動し,図16に示すように,オリフラ部W
aが上方に向いた状態で揃うようになると,位置合わせ
が終了するようになっている。
【0035】このようなウェハWの位置合わせにおけ
る,クラッチ機構83の動作変化のグラフとカム曲線の
グラフを図17に示す。図17中のグラフ(A)は,ク
ラッチ機構83の動作変化を示すものであるが,グラフ
(A)中の時刻T1,T2は,クラッチ機構83が伝達動
作を開始した時期,終了した時期をそれぞれ示し,グラ
フ(A)中の時刻T3は,位置合わせが終了した時期を
示している。そして,図17のグラフ(A)から理解で
きるように,クラッチ機構83は,所定の時間だけカム
81にモータ71の回転動力を伝達してカム81を回転
させるように構成されている。また,カム81のカム曲
線を示した図17のグラフ(B)から理解できるよう
に,カム81の回転角度が0゜〜90゜の間はガイドバ
ー63を上昇させて,回転角度90゜をピークに,その
後はガイドバー63を下降させて,カム81の回転角度
が180゜以上になるとガイドバー63を定位位置から
昇降移動させないようなカム形状をカム81は有してい
る。
【0036】次に,以上のように構成された図1の洗浄
システム1において行われるウェハWの洗浄工程を説明
する。まず,図示しない搬送ロボットが未だ洗浄されて
いないウェハWを例えば25枚ずつ収納したキャリアC
2個を搬入・取出部2の搬入部5のステーション48,
49に載置し,移動テーブル55によってステーション
50,51に移動させて並べる。ここで,キャリアC内
に起立した状態で並列にウェハWが収納されているもの
の,各ウェハWのオリフラ部Waの向きがばらばらな場
合があるので,各ウェハWに形成されたオリフラ部Wa
を揃える位置合わせを行う。
【0037】先ず,図4に示したように,位置合わせ装
置60全体を上昇させる。そして,図9に示したよう
に,キャリアCに収納された25枚のウェハWの周縁下
方に,周面上縁が同じ高さで周速が等しい回転ローラ6
1,62を接触させて各ウェハWを適宜回転させる。こ
のような2つの回転ローラ61,62を用いることによ
り,ウェハWを安定した状態で回転させることができ
る。
【0038】次いで,図10に示したように,各ウェハ
Wのオリフラ部Waが下方に位置した際に,ガイドバー
63,64がウェハWの周縁に接触して,ウェハWが浮
いた状態で支持される。これにより,ウェハWの周縁と
回転ローラ61,62が接触しなくなってウェハWの回
転が停止し,各ウェハWのオリフラ部Waが下方に向い
た状態で揃えられて位置合わせされる。
【0039】次いで,図11〜図16に示したように,
各ウェハWのオリフラ部Waが下方に揃うと,回転ロー
ラ61,62とガイドバー63を上昇させ,各ウェハW
のオリフラ部Waに回転ローラ61,62を再び接触さ
せて各ウェハWを等しく回転させる。各ウェハWのオリ
フラ部Waをキャリアの上方に向かせることにより,上
方に位置合わせする。この場合,水平なオリフラ部Wa
に回転ローラ62を接触させて各ウェハWを適宜回転さ
せるので,回転ローラ62からの回転力は,各ウェハW
を横方向に移動させるように働いてしまうが,回転する
ウェハWの周縁の進行方向側にあるガイドバー63を上
昇させることにより,このガイドバー63に各ウェハW
の周縁を接触させて各ウェハWの横移動を防止する。こ
うして,各ウェハWの周縁がキャリアCに接触するのを
防ぐことができ,ウェハWの周縁とキャリアC同士が擦
れ合うことがなく,さらに各ウェハWがキャリアCの内
壁を押しつけることもない。従って,キャリアC内のパ
ーティクルの発生を防ぐことができ,キャリアCの位置
ずれもなくすことができる。
【0040】しかも,位置合わせ装置60の回転ローラ
61,62が2つとも,オリフラ部Wa以外のウェハW
の周縁に接触するまで,ガイドバー63と回転ローラ6
2のみでウェハWを支持してウェハWを回転させるよう
にし,図11〜図13に示すように,ガイドバー63を
オリフラ部Waの回転移動に伴って徐々に上昇させるよ
うにしているので,ウェハWの中心線を一定に保ち,重
心が偏らないようにすることができる。これによって
も,各ウェハWの周縁がキャリアCの内壁方向に傾い
て,キャリアCに接触することを防ぐことができる。
【0041】オリフラ部Waの回転移動に伴うガイドバ
ー63の昇降移動は,回転ローラ63の周面がオリフラ
部Waに接触しなくなったときにガイドバー63を下降
させるカム形状を有したカム81によって駆動されてい
る。このカム81と,回転ローラ61,62を同じモー
タ71によって回転駆動させ,カム81に伝達されるモ
ータ71の回転動力は,クラッチ機構83によって適宜
調整される。こうして,回転ローラ61,62の回転に
同期させてカム81を回転駆動させることができるの
で,ガイドバー63の上昇時期や下降時期を正確に制御
できる。また,回転ローラ61,62とカム81を回転
駆動させる手段が少なく済むので,装置を簡素化でき
る。さらに,カム81は,ウェハWの回転に合わせてず
っと回転してるのではなく,所定の時間だけしか回転し
ないので,省力的である。
【0042】オリフラ部Waの位置合わせが行われたキ
ャリアCは所定の位置に載置された状態なので,その後
は移送アーム6によって円滑にローダ7に移送される。
そして,キャリアC2個分の50枚のウェハWをキャリ
アCから取り出し,搬送装置30が,ウェハWを50枚
単位で一括して把持する。そして,それらウェハWを搬
送装置31〜33に引きつきながら,洗浄装置12〜1
9に順次搬送する。こうして,ウェハWの表面に付着し
ているパーティクル等の不純物質を除去する洗浄を行
う。
【0043】かくして,本実施の形態の位置合わせ装置
60によれば,オリフラ部Waの位置合わせをする際に
キャリアC内でのウェハWの横移動を防止することによ
り,ウェハWの周縁がキャリアCの内壁に接触しない構
成なので,ウェハWの周縁とキャリアC同士が擦れ合う
ことがなく,さらに各ウェハWがキャリアCの内壁を押
しつけることもない。従って,キャリアC内のパーティ
クルの発生を防ぐことができ,キャリアCの位置ずれも
なくすことができる。その結果,歩留まりの向上や,キ
ャリアCの円滑な移動によるスループットの向上を図る
ことができる。
【0044】なお,本発明の実施の形態の一例について
説明したが,本発明はこの例に限定されず種々の様態を
採りうるものである。例えば,図18に示すように,ウ
ェハWの周縁の進行方向側にあるガイドバー90の上端
に回転自在なローラ91を装着するようにしてもよい。
かかる構成によれば,ガイドバー90は,回転自在なロ
ーラ91を介してウェハWの周縁に接触するようになる
ので,ガイドバー90とウェハWの間同士が擦れ合うこ
とがない。従って,パーティクルの発生を防ぐことがで
きる。また,ガイドバー90を単独でも昇降移動できる
ようにするために,ガイドバー90の底面にシリンダ9
2のロッド93を接続するのもよい。
【0045】なお,位置合わせ装置60は,ウェハWを
洗浄する上記洗浄システム1に適用が限定されるもので
はなく,ウェハWに対してフォトレジスト処理を行う塗
布現像処理システム等にも適用してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば,円形基板オリフラ部の
位置合わせする際に円形収納手段内での円形基板の横移
動を防止することにより,円形基板の周縁が円形基板収
納手段に接触しない構成なので,円形基板の周縁と円形
基板収納手段同士が擦れ合うことがなく,さらに各円形
基板が円形基板収納手段を押しつけることもない。従っ
て,円形基板収納手段内のパーティクルの発生を防ぐこ
とができ,円形基板収納手段の位置ずれもなくすことが
できる。その結果,歩留まりの向上や,円形収納手段の
円滑な移動によるスループットの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる位置合わせ装置を備えた
洗浄システムの斜視図である。
【図2】キャリアの斜視図である。
【図3】搬入・取出部の平面図である。
【図4】載置台の要部の縦断面図である。
【図5】位置合わせ装置の側面図である。
【図6】回転ローラの斜視図である。
【図7】ウェハの周縁の進行方向側にあるガイドバー及
び回転角度0゜の状態のカムの斜視図である。
【図8】ウェハの周縁の進行方向側にあるガイドバー及
び回転角度90゜の状態のカムの斜視図である。
【図9】回転ローラの回転によってウェハのオリフラ部
がキャリアの底面開口部付近にまで移動した時の状態を
示す縦断面図である。
【図10】ウェハWのオリフラ部が下方に向いた状態で
揃えられて位置合わせされた時の状態を示す縦断面図で
ある。
【図11】2つの回転ローラ及びウェハの周縁の進行方
向側にあるガイドバーを上昇させてウェハに接触させた
時の状態を示す縦断面図である。
【図12】ウェハのオリフラ部をキャリアの上面開口部
に移動させる時の状態を示す縦断面図である。
【図13】ウェハのオリフラ部をキャリアの上面開口部
に移動させる場合において,カムの回転角度が90゜に
なった時の状態を示す縦断面図である。
【図14】ウェハのオリフラ部をキャリアの上面開口部
に移動させる場合において,カムの回転角度が180゜
になった時の状態を示す縦断面図である。
【図15】ウェハのオリフラ部をキャリアの上面開口部
に移動させる場合において,カムの回転角度が360゜
になった時の状態を示す縦断面図である。
【図16】ウェハのオリフラ部を上方に向いた状態で揃
えられて位置合わせされた時の状態を示す縦断面図であ
る。
【図17】クラッチ機構の動作のグラフとカム曲線のグ
ラフとを合わせて示したグラフ図である。
【図18】ガイドバーの他の例として,上端に回転自在
なをローラ装着し,さらに底面にシリンダのロッドが接
続されたガイドバーの説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄処理システム 60 位置合わせ装置 61,62 回転ローラ 63,64 ガイドバー 71 モータ 81 カム C キャリア W ウェハ Wa オリフラ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形基板収納手段により起立した状態で
    収納されている円形基板を適宜回転させ,該円形基板に
    形成されたオリフラ部の位置合わせを行う円形基板オリ
    フラ部の位置合わせ装置において,前記円形基板の周縁
    下方に接触する回転ローラと,該回転ローラの両側にお
    いて円形基板の周縁に接触することにより前記円形基板
    収納手段から円形基板を浮かせて支持する少なくとも一
    対のガイド部材とを備え,前記回転ローラと,前記回転
    ローラの接触により回転する円形基板の周縁の進行方向
    側にある一方のガイド部材とを,前記円形基板収納手段
    に対して相対的に上昇自在に構成したことを特徴とす
    る,円形基板オリフラ部の位置合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記円形基板収納手段は,複数枚の円形
    基板を並列に収納可能な搬送キャリアであることを特徴
    とする,請求項1の円形基板オリフラ部の位置合わせ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回転ローラは,周面上縁が同じ高さ
    で周速が等しい2つの回転ローラであることを特徴とす
    る,請求項1又は2の円形基板オリフラ部の位置合わせ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材の上昇をカムで駆動する
    ことを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれかの円
    形基板オリフラ部の位置合わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記カムは,前記回転ローラの周面が前
    記オリフラ部に接触しなくなり,回転ローラの周面で前
    記円形基板を支持するようになったときに前記一方のガ
    イド部材が円形基板の周縁から離れるカム形状を有する
    ことを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれか
    の円形基板オリフラ部の位置合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前記回転ローラと前記カムとを同じ駆動
    手段で駆動することを特徴とする,請求項1,2,3,
    4又は5のいずれかの円形基板オリフラ部の位置合わせ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段からの駆動力を伝達する際
    に切換可能な駆動力伝達切換手段を有し,該駆動力伝達
    切換手段は所定の時間だけ前記カムに駆動力を伝達して
    前記カムを回転させるように構成されていることを特徴
    とする,請求項6の円形基板オリフラ部の位置合わせ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材の上端に回転自在なロー
    ラを装着したことを特徴とする,請求項1,2,3,
    4,5,6又は7のいずれかの円形基板オリフラ部の位
    置合わせ装置。
  9. 【請求項9】 円形基板収納手段により起立した状態で
    収納されている円形基板の周縁下方に回転ローラを接触
    させて円形基板を適宜回転させ,該円形基板に形成され
    たオリフラ部が下方に位置した際に,少なくとも一対の
    ガイド部材を回転ローラの両側において円形基板の周縁
    に接触させて円形基板を浮かせて支持することにより,
    円形基板の周縁と回転ローラが接触しなくなって円形基
    板の回転が停止し,円形基板のオリフラ部が下方に位置
    合わせされる第1の工程と,円形基板の周縁下方に回転
    ローラを接触させて円形基板を等しく回転させることに
    より,円形基板のオリフラ部を所定の向きに変更させる
    第2の工程とを備える円形基板オリフラ部の位置合わせ
    方法において,前記第2の工程に際し,前記回転ローラ
    の接触により回転する円形基板の周縁の進行方向側にあ
    る一方のガイド部材を前記円形基板収納手段に対して相
    対的に上昇させることにより,円形基板の周縁が円形基
    板収納手段に接触するのを防止することを特徴とする,
    円形基板オリフラ部の位置合わせ方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の工程に際し,前記一方のガ
    イド部材を前記円形基板収納手段に対して相対的に徐々
    に上昇させること特徴とする,請求項9の円形基板オリ
    フラ部の位置合わせ方法。
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