JP2000077478A - 半導体パッケージおよび印刷回路板 - Google Patents

半導体パッケージおよび印刷回路板

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JP2000077478A
JP2000077478A JP10248645A JP24864598A JP2000077478A JP 2000077478 A JP2000077478 A JP 2000077478A JP 10248645 A JP10248645 A JP 10248645A JP 24864598 A JP24864598 A JP 24864598A JP 2000077478 A JP2000077478 A JP 2000077478A
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board
tape
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Naoko Sumiyoshi
吉 尚 子 住
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷配線板の配線数を削減できるとともに、
配線間の余裕の大きい半導体パッケージおよびこれを実
装してなる印刷回路板を提供する。 【解決手段】 半導体チップ1を上面で支持するととも
に、下面にマトリックス状に配置されたはんだバンプ1
1を有し、半導体チップ1の主面上の電極とはんだバン
プ11とを接続する第1の配線を内部に有する介装基板
3を備えた半導体パッケージ10a,10bと、内部配
線25,26と上面配線24を有する印刷配線板21と
を備え、はんだバンプ11の再溶融により印刷配線板2
1上に半導体パッケージ10a,10bが実装されてな
る印刷回路板30において、上面に第2の配線9が形成
されたテープ8を上面から側面を経由して下面周辺部に
延在するように半導体パッケージ10a,10bにそれ
ぞれ接着し、はんだバンプ11aと11d同士、11e
と11h同士をそれぞれ接続し、再溶融により、印刷配
線板21の上面配線24と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
および印刷回路板に関し、特に、印刷配線板と接続する
ためのはんだボールを裏面にマトリックス状に形成した
BGA(Ball Grid Array)パッケージおよびこれを
実装してなる印刷回路板に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置については、電子機器への実
装に際して高集積度化、小型化、多ピン化の要求がます
ます強くなっており、これに応えるため、2次元に接続
ピンを配列した表面実装のパッケージング技術の開発が
進められている。特に、パッケージ裏面にはんだボール
をマトリックス状に形成し、これによりプリント基板に
直接はんだ付けするBGAパッケージは、低容量・低イ
ンダクタンスという電気的特性を有するため、低コスト
パッケージとして、広く用いられている。
【0003】このBGAパッケージを印刷配線板(プリ
ント基板)に実装して印刷回路板を構成した場合、プリ
ント基板の上面では、多数固着されたはんだボールが多
くの面積を占有するため、接続ピン数の増加に伴って、
配線のための表面積の余裕が小さくなる。このため、プ
リント基板を多層構造にして内部に配線層を形成し、こ
れにより配線余裕を持たせている。
【0004】図11は、このような、従来の技術による
印刷回路板の一例を示す略示断面図である。同図に示す
ように、半導体パッケージ40a,40bは、はんだボ
ール11が形成された面が下面となるように載置され、
はんだボール11a〜11d、11e〜11hの再溶融
により印刷配線板41上にそれぞれ実装されている。プ
リント基板41は、内部配線45〜47と上面配線24
でなる4層の配線層を有している。半導体パッケージ4
0aは、はんだボール11b,11cを介してプリント
基板41の第3層配線45,第2層配線46にそれぞれ
接続され、また、半導体パッケージ40bは、はんだボ
ール11f,11gを介して第2配線層46,第3配線
層45にそれぞれ接続されている。さらに、半導体パッ
ケージ40a,40bがはんだボール11a,11d,
11e,11hを介して第1層配線47に接続されると
ともに、上面配線24にも接続され、2つの半導体パッ
ケージ40a,40bがはんだボール11d,11eと
上面配線24を介して相互に接続されている。このよう
に、BGAパッケージにおいては、印刷配線板の上面配
線の面積余裕の少なさを内部の多層配線で補っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷配
線板の配線層の数量を増大させると、その分工程数も増
えることになる。この一方、多層構造の基板について
も、薄型化が近年さらに厳しく要求されているため、高
価な低誘電体材料を用いなければならず、プリント基板
のコストが上昇するという問題があった。また、BGA
パッケージにおいては、プリント基板と接続するための
はんだボール間にスペースの余裕をある程度持たせる必
要があるため、多ピン化に伴って配線数が多くなると、
プリント基板の主面のはんだボール間に配線を設けるこ
とが困難になり、さらには、配線間の距離が近接するこ
とにより配線間の容量も増加して周波数特性を劣化さ
せ、高速動作を妨げる、という問題点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、印刷配線板の配線数を削減できる
とともに、配線間の余裕の大きい半導体パッケージおよ
びこれを実装してなる印刷回路板を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の手段に
より上記課題の解決を図る。即ち、本発明(請求項1)
によれば、半導体チップと、この半導体チップを上面で
支持するとともに、下面にマトリックス状に配置された
はんだバンプを有し、上記半導体チップ上の電極と上記
はんだバンプとを接続する第1の配線を内部に有する介
装基板と、上記下面のはんだバンプ形成領域を除く表面
を経由して配設され、上記はんだバンプ同士を相互に接
続する第2の配線を有する半導体パッケージが提供され
る。
【0008】上記第2の配線は、テープ上の導体である
ことが好ましい。
【0009】また、上記第2の配線は、保護材料で覆わ
れていると良い。
【0010】また、上記半導体チップは、周辺部に外部
の回路と接続するための外部電極を備え、上記介装基板
は、周辺の外部領域へ延在して上記半導体チップの上記
外部電極と接続された金属リードを周辺部に備え、上記
第2の配線の少なくとも一部は、上記金属リードの上記
介装基板上の端部で終端し、その端部は、上記はんだバ
ンプの底面形状に対応して形成され、上記テープを貫通
する開口を有し、上記はんだバンプと上記金属リードを
介して上記外部電極と接続されているとさらに良い。
【0011】上述の本発明にかかる半導体パッケージ
は、少なくとも周縁部に樹脂でなる成型体を備え、上記
テープは、上記成型体の表面を経由して固着されている
ことが好ましい。
【0012】また、本発明(請求項4)によれば、上述
の本発明にかかる半導体パッケージと、内部および上面
に上記はんだバンプと接続するための配線層を有する印
刷配線板とを備え、上記はんだバンプの再溶融により上
記印刷配線板上に上記半導体パッケージが実装されてな
る印刷回路板が提供される。
【0013】上記第2の配線は、上記半導体パッケージ
の周辺部のはんだバンプを相互に接続し、この周辺部の
はんだバンプは、上記印刷配線板の上面の配線層に接続
されていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のいく
つかについて図面を参照しながら説明する。
【0015】なお、以下の各図において、図11と同一
の部分については、同一の参照番号を付してその説明は
適宜省略する。
【0016】まず、本発明にかかる半導体パッケージの
第1の実施の形態について図2〜図5を参照しながら説
明する。
【0017】図2は、本実施形態にかかる半導体パッケ
ージ10の概略斜視図である。同図は、プリント基板と
の実装面である主面を下面として記載したものであり、
同図に示す半導体パッケージ10は、半導体チップ1
(図4参照)と、この半導体チップ1を上面で支持する
とともに、下面にマトリックス状に配置されたはんだボ
ール11bを有する介装基板3(図4参照)と、裏面を
経由して主面周辺部のはんだボール11aと11eとを
接続する金属配線9を上面に有するテープ8を備えてい
る点に特徴がある。この金属配線9と介装基板3と半導
体チップ1との接続関係の詳細を図4および図5を参照
しながら説明する。
【0018】図4は、図2のA−A断面図である。同図
は、プリント基板との実装面である主面が上面となるよ
うに記載している。
【0019】同図に示すように、半導体チップ1の上面
に介装基板3が接着剤にて固着されている。介装基板3
の上には、半導体チップ1に印加される応力を緩和する
ためのポリイミド層4を介して後述するボンディグリボ
ン6との接着層5が形成されている。
【0020】半導体チップ1の主面周辺部には、電極パ
ッドであるとともにボンディング時の衝撃を吸収するボ
ンディングパッド2が形成されている。このボンディン
グパッド2と介装基板3の周辺部とは、導体であるボン
ディングリボン6で接続されている。
【0021】半導体チップ1の周縁部には、ポリウレタ
ン樹脂を用いてモールド成型体7が形成され、半導体パ
ッケージ10を外部からの物理的・化学的影響から保護
している。
【0022】半導体パッケージ10の主面周辺部には、
テープ8が接着され、湾曲しつつこの周辺部に接する側
面S1の近傍、裏面および側面S1に対向する側面S2
(図2参照)の近傍を湾曲しつつ再び経由して、対向す
る主面周辺部の上面(図2参照)に接着されている。こ
のテープ8の展開図を図3に示す。同図に示すテープ8
は、約0.1mm〜約0.2mmの厚さを有するエポキシ系
テープの上面に金属配線9をAu等で厚さが約20μm
〜約70μmとなるように予め形成し、ソルダレジスト
等で保護膜13(図4参照)を形成したものである。テ
ープ8の端部近傍には、介装基板3の周辺部におけるボ
ンディングリボン6の端部形成領域に対応するピッチで
開口12(図8参照)が形成され、金属配線9は、この
開口12の周縁を相互に接続するように平行に形成さ
れ、その端部は、開口12を周回するように形成されて
いる。金属配線9の長さは、本実施形態においては、主
面の周辺部の両端に位置するはんだボール11a,11
e間の距離であって、半導体パッケージ10の両側面と
裏面とを経由して迂回させた距離となる。
【0023】図4に戻り、開口12は、はんだボール1
1aの形状に対応して形成されたものであり、具体的に
は平面視において、はんだボール11aにおけるボンデ
ィングリボン6との接続面である底面部分の直径を有す
る円の形状をなして形成されている。はんだボール11
aは、この開口12を埋込んで載置され、再溶融の工程
でボンディングリボン6およびテープ8上の金属配線9
と接続されることにより、対向する周辺部のボンディン
グリボン6およびはんだボールとの間で表裏接続を実現
している。なお、表裏接続されない他のはんだボール1
1bは、接着層5内に形成された開口14上に配設さ
れ、ポリイミド層4と介装基板3内に形成された図示し
ないスルーホール内に形成された内部配線を介して半導
体チップ1の主面上に形成された電極(図2参照)に接
続されている。
【0024】図5は、図2に示す半導体パッケージ10
の部分平面図であって、図4に示す部分断面図に対応す
る平面図である。なお、同図においては説明の簡略化の
ため、図4に示す保護膜13を省略している。
【0025】図5の平面図には、半導体パッケージ10
の主面周辺部に固着されたテープ8が示されている。テ
ープ8上の金属配線9の平面形状は、細長の矩形状の先
端にはんだボール11aの底面形状に対応した円環の形
状を接続した形状となっている。この円環の内径は、は
んだボール11aの溶融後の接続面である底面の半径に
ほぼ等しく、また、その外径は、はんだボール11a自
体の半径よりも若干大きく設定されている。同図の点線
で示す円12aの半径がこの円環の内径であり、この円
12aを周縁としてテープ8を貫通してボンディングリ
ボン6と接続するための開口12が形成されている。な
お、はんだボール11aに隣接する半導体パッケージ1
0の主面中央部の領域では、接着層5内に開口14が設
けられ、この開口14を埋込んで配設され、はんだボー
ル11aより直径がテープ8の厚さだけ大きいはんだボ
ール11bが示されている。
【0026】このように、本実施形態にかかる半導体パ
ッケージ10では、予め形成された金属配線9を上面に
有し、主面の周辺部から、これに接する側面、裏面およ
び対向する側面を経由して主面の対向する周辺部に延在
して接着されたテープ8を備え、このテープ8上の金属
配線9により主面外周部の両端に位置するはんだボール
11同士を相互に接続するので、プリント基板側の配線
の一部を半導体パッケージ10側に備えることができ
る。これにより、実装に際してプリント基板における配
線の設計を容易にする半導体パッケージ10を提供する
ことができる。
【0027】また、このように、本来プリント基板側で
形成される配線を半導体パッケージ10側で形成するこ
とができるので、プリント基板内の配線層の数量を削減
することができる。これにより、プリント基板のコスト
を低減することができ、ひいては、製品全体のコストを
低減することができる。
【0028】さらに、プリント基板側の配線に余裕がで
きるので、配線間距離の縮小を防止でき、配線間容量の
少ない、周波数特性に優れた半導体製品を提供すること
ができる。
【0029】このような効果を奏する半導体パッケージ
10の製造方法について図6および図7の略示断面図を
参照しながら説明する。
【0030】まず、図6に示すように、半導体チップ1
の主面周辺部の電極上にボンディングパッド2を形成す
る一方、このボンディングパッド2の領域分だけ占有面
積が小さい介装基板3上にボンディングリボン6を形成
する。
【0031】即ち、介装基板3上にポリイミド層4を接
着剤を用いて固着し、このポリイミド層4の上に接着層
5を形成する。この接着層5には、はんだボール11b
の形成領域に開口14が設けられている。この接着層5
の上に、ボンディングリボン6を互いに所定のピッチを
有するようにエッチングフレームで形成する。ボンディ
ングリボン6は、本実施形態においては、介装基板3の
周辺部から外部へ延在する形状を有するように形成す
る。ボンディングリボン6は、介装基板3上の部分で接
着層5によりポリイミド層4と接着される。ボンディン
グリボン6の形成後は、そのピッチ間および開口14間
にソルダレジストを形成する。
【0032】その後、このように形成されたボンディン
グリボン6を上面に備えた介装基板3を半導体チップ1
の外周部を除く主面中央に接着剤を用いて固着した後、
ボンディング装置を用いた熱圧着により、ボンディング
リボン6の先端部と半導体チップ1のボンディングパッ
ド2とを接続する。
【0033】次に、このようにして形成された半導体パ
ッケージにテープ8上の金属配線9を接続する。
【0034】まず、テープ8を半導体パッケージ10の
サイズに対応させて切断し、半導体パッケージ10に固
着させる。本実施形態においては、介装基板3の周辺部
両端に位置するはんだボール11aと11eとを接続す
るので、図7に示すように、半導体パッケージ10の主
面の相対向する周辺部と両側面と裏面の表面に、金属配
線9の円環をなす先端部と、この先端部に対応してテー
プ8を貫通して形成された開口12がはんだボール11
aの接続領域上に位置するように固着する。
【0035】さらに、ボンディングパッド2とボンディ
ングリボン6とを保護するため半導体パッケージの周辺
部にポリウレタン樹脂等を用いてモールド成型体7を形
成する。
【0036】図8は、このようにして半導体パッケージ
10に固着された配線付きテープ8の端部を示す平面図
であり、保護膜13を省略したものである。同図におい
て、円環の先端部を有する矩形状の金属配線9を上面に
備えたテープ8は、パッケージ10の対向する主面周辺
部、これに接する側面S2、裏面および側面S1から延在
してパッケージ10の主面周辺部に接着される(図2参
照)。なお、テープ8の端部に近接する主面の内部領域
には、はんだボール11bを載置するための開口14が
示されている。
【0037】次に、この開口14上に、はんだボール1
1aより直径がテープ8の厚さだけ大きいはんだボール
11bを載置する(図5参照)とともに、はんだボール
11aを金属配線9の先端の円環の内部領域を覆うよう
に載置する。
【0038】次に、リフローの工程により、はんだボー
ル11a,11bを再溶融させ、はんだボール11aに
ついては接着層5上のボンディングリボン6(図7参
照)の先端部に固着させ、はんだボール11bについて
は開口14内のスルーホール上に固着させる。これによ
り、はんだボール11bがスルーホール内に形成された
内部配線を介して半導体チップ1の主面上の図示しない
電極と接続されるとともに、はんだボール11aがボン
ディングリボン6を介して半導体チップ1の周辺部のボ
ンディングパッド2と接続される。この結果、図4に示
すように、半導体チップ1の周辺部両端の電極パッド2
がボンディングリボン6、はんだボール11aおよびテ
ープ8上の金属配線9を介して相互に接続される(図1
参照)。
【0039】次に、本発明にかかる印刷回路板の第1の
実施の形態について図1を参照しながら説明する。
【0040】図1に示すプリント板30は、本実施形態
の印刷回路板であり、上述の実施形態にかかる半導体パ
ッケージ10a,10bをプリント基板21上に実装し
てなるものである。本実施形態のプリント板30の特徴
は、はんだボール11a,11d,11e,11h間の
接続にあり、各半導体パッケージ10a,10bに設け
られたテープ8上の金属配線9とプリント基板21の上
面の基板上配線24によりこれらのはんだボールが相互
に接続されている点にある。
【0041】即ち、図1に示すプリント基板21では、
テープ8上の金属配線9を備えた本発明にかかる半導体
パッケージ10a,10bを実装するので、上記4つの
はんだボール11a,11d,11e,11hを、基板
内部の配線層を経由することなく、相互に接続させるこ
とができる。これにより、従来技術の一例を示す図11
との対比において明らかなように、内部配線層の数量を
削減することが可能になる。即ち、図11に示された従
来技術では、プリント基板41が基板上配線24と3層
の内部配線45〜47を用いてはんだボール11a,1
1d,11e,11hを相互に接続していたのに対し、
本実施形態のプリント基板21では、半導体パッケージ
10a,10bのテープ8上の金属配線9を基板上配線
24の一部として用いるので、従来技術と同一の接続関
係を基板上配線24と2層の内部配線25,26で実現
することができる。
【0042】図10は、モジュール基板における配線パ
ターンの具体例を示す模式図である。同図(a)は、図
1に示すプリント基板21の第1層配線25の一具体例
であり、また、同図(b)、(c)は、図11に示すプ
リント基板41の第1層配線45と第2層配線46の各
具体例をそれぞれ示す。いずれのパターンも、X方向、
Y方向のそれぞれにスルーホールが5個づつマトリック
スをなすように形成され、これを埋込んで形成された層
間配線により半導体パッケージのはんだボールに接続さ
れている。同図中斜線で示すスルーホールは、他の配線
層で他のスルーホールと接続され、その配線層の配線に
接続されていないことを示している。
【0043】従来の技術においては、図10(b)に示
すように、第2列と第4列のスルーホールが第1層の配
線層で接続されている。また、同図(c)に示すよう
に、第1列と第5列のスルーホールは、第2層の配線層
で接続されている。従って、第3列のスルーホールを接
続するためには第3層の配線層を設けなければならなか
った。
【0044】これに対し、同図(a)に示すように、本
実施形態の印刷回路板によれば、第1列と第5列のスル
ーホールA〜Eについては、テープ8上の金属配線9に
接続されるため、内層配線における配線パターンに接続
させる必要がない。従って、第2列と第4列のスルーホ
ールは第1層の配線で接続させ、第3列のスルーホール
は第2層の配線で接続させればよい。
【0045】このように、本発明にかかる印刷回路板に
よれば、本発明にかかる半導体パッケージを実装するの
で、印刷配線板の内部配線の数量を削減することができ
る。
【0046】これにより、半導体装置全体のコストを低
減することができる上、印刷回路板全体を薄くすること
ができる。また、配線間の余裕が増すので、配線の自由
度が向上する上、配線間の容量の増大を抑止することが
でき、周波数特性を向上させることができる。
【0047】次に、本発明に係る半導体パッケージの第
2の実施の形態を本発明に係る印刷回路板の第2の実施
の形態とともに図9を参照しながら説明する。
【0048】図9は、本実施形態のプリント板50を示
す略示斜視図である。同図に示すように、プリント板5
0は、図1に示すプリント基板21と、このプリント基
板21に実装された、本実施形態の半導体パッケージ2
0とを備えている。
【0049】図2との対比において明らかなように、本
実施形態の半導体パッケージ20の特徴は、テープ8の
接着態様および接続態様にある。則ち、テープ8の周辺
部は、半導体パッケージ20の主面側に延在してボンデ
ィングリボン6と直接接続されるのでなく、半導体パッ
ケージ20の側面と鋭角をなすように裏面から一旦折曲
げられ、主面と略同一平面をなすように再び折曲げら
れ、はんだボール16a,16fを介してプリント基板
31の基板上配線24と接続されている。その他の構成
部分は、図2に示す半導体パッケージ20と同一であ
る。
【0050】図9に示す半導体パッケージ50は、この
ような形態でテープ8をパッケージ本体に固着し、テー
プ8上の金属配線9をプリント基板21の基板上配線2
4を介してはんだボール16bおよび16e同士を接続
することにより、実装面積は、図2に示す半導体パッケ
ージ10よりも大きくなるが、はんだボール16a〜1
6fの大きさを統一することができる。これにより、上
述した第1の実施の形態と同様に、印刷配線板の内部配
線の数量を削減するとともに、極めて高い安定性でプリ
ント基板2へ実装することが可能になる。
【0051】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記形態に限るものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。上記実施形態では、主面外周部の両端に位置するは
んだボールを相互に接続する形態について説明したが、
プリント基板の配線に応じて、任意のはんだボールを相
互に接続させることができる。また、配線付きテープ
は、半導体パッケージの裏面を経由して接着する形態を
説明したが、側面のみを経由するものでも良く、また、
主面に形成されたはんだボール間の配線と接続するもの
でも良い。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明は、以下の
効果を奏する。
【0053】即ち、本発明にかかる半導体パッケージに
よれば、下面のはんだバンプ形成領域を除く表面を経由
して配設され、はんだバンプ同士を相互に接続する第2
の配線を有しているので、印刷配線板側の配線の一部を
半導体パッケージ側に備えることができる。これによ
り、配線の自由度を向上させることができる。
【0054】また、本発明にかかる印刷回路板によれ
ば、上記効果を有する半導体パッケージを印刷配線板上
に実装するので、印刷配線板の内部配線の数量を削減す
ることができる。これにより、半導体装置全体のコスト
を低減できる上、印刷回路板全体を薄型化することがで
きる。また、配線間の余裕が増すので、配線の自由度が
向上する上、配線間の容量の増大を抑止でき、周波数特
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印刷回路板の第1の実施の形態
の略示断面図である。
【図2】本発明に係る半導体パッケージの第1の実施の
形態の概略斜視図である。
【図3】図2に示すテープの展開図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2に示す半導体パッケージの部分平面図であ
る。
【図6】図2に示す半導体パッケージの製造方法を説明
する部分断面図である。
【図7】図2に示す半導体パッケージの製造方法を説明
する部分断面図である。
【図8】図2に示す半導体パッケージの製造方法を説明
する部分平面図である。
【図9】本発明に係る半導体パッケージの第2の実施の
形態を実装してなる、本発明にかかる印刷回路板の第2
の実施の形態の略示斜視図である。
【図10】モジュール基板における配線パターンの具体
例を示す模式図である。
【図11】従来の技術による印刷回路板の一例の略示断
面図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 ボンディングパッド 3 介装基板 4 ポリイミド層 5 接着層 6 ボンディングリボン 7 モールド成型体 8 テープ 9 金属配線 10,10a,10b,20,40a,40b 半導体
パッケージ 11,11a〜11h,16 はんだボール 12,14 開口 13 保護膜 21,31,41 プリント基板 24 基板上配線 25,46 第2層配線 26,47 第1層配線 30,50 プリント板 45 第3層配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M105 AA03 AA09 AA16 BB02 FF01 GG18 5E336 AA04 AA16 BB03 BC21 BC31 BC34 CC32 CC36 CC42 CC58 DD16 DD22 DD24 DD26 DD28 DD32 EE03 GG05 GG09 GG30 5E346 AA04 AA12 AA15 AA32 AA43 AA52 BB01 BB11 BB16 CC38 CC52 DD03 FF04 FF22 FF27 FF35 FF45 HH06 HH22 HH24 HH25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップと、 前記半導体チップを上面で支持するとともに、下面にマ
    トリックス状に配置されたはんだバンプを有し、前記半
    導体チップ上の電極と前記はんだバンプとを接続する第
    1の配線を内部に有する介装基板と、 前記下面のはんだバンプ形成領域を除く表面を経由して
    配設され、前記はんだバンプ同士を相互に接続する第2
    の配線を有する半導体パッケージ。
  2. 【請求項2】前記第2の配線は、テープ上の導体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】前記半導体チップは、周辺部に外部の回路
    と接続するための外部電極を備え、 前記介装基板は、周辺部に前記半導体チップの前記外部
    電極と金属リードを介して接続される電極パッドを備
    え、 前記第2の配線の少なくとも一部は、前記電極パッド上
    で終端し、その端部は、前記はんだバンプの底面形状に
    対応して形成され、前記接着テープを貫通する開口を有
    することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体
    パッケージ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の半導
    体パッケージと、 内部および上面に配線層を備え、前記はんだバンプに対
    応して設けられ、これと接続するための接続パッドを前
    記上面配線内に有する印刷配線板とを備え、 前記はんだバンプの再溶融により前記印刷配線板上に前
    記半導体パッケージが実装されてなる印刷回路板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265797A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Hitachi Chem Co Ltd 樹脂組成物とその利用
JP2006023469A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Nec Electronics Corp 駆動装置及び表示装置

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