JP2000076538A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2000076538A
JP2000076538A JP10241965A JP24196598A JP2000076538A JP 2000076538 A JP2000076538 A JP 2000076538A JP 10241965 A JP10241965 A JP 10241965A JP 24196598 A JP24196598 A JP 24196598A JP 2000076538 A JP2000076538 A JP 2000076538A
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JP
Japan
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product
column
vending machine
front wall
pusher
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JP10241965A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kano
浩之 狩野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット内部に商品を前後方向に並べて
収納するコラムが複数配設された自動販売機において、
コラムから商品を取出す際に商品を上方に持ち上げるこ
となくそのまま手前に引抜くことができるものを提供す
る。 【解決手段】 各コラム22の最前列の商品S1を係止
する前壁46を下方にスライド可能に設け、コラム22
から商品S1を取出す際に、この前壁46を商品搬送手
段28により押し下げる。更に、この前壁46のスライ
ドとプッシャ24による商品送り動作のロックとを連動
させて、商品S1を取出す時に該商品送り動作を一時的
に停止させることにより、最前列商品S1のみをスムー
ズに取出すことができ、また、商品送り機構としてバネ
等の付勢手段40の利用が可能となってコストダウンが
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コーヒ
ーやジュース、お茶等の飲料缶や飲料瓶等の商品を販売
する自動販売機においては、商品を前後方向に並べて収
納するコラムをキャビネット内に複数配し、これらコラ
ムの前方に配した商品搬送手段により各コラムに並べら
れた商品を先頭から順次に商品取出口に搬送するものが
ある。
【0003】かかる自動販売機においては、コラム前面
から商品が落下しないように、各コラムには、最前列の
商品の前面を止めておくためのストッパ用の前壁が設け
られている。そのため、コラム前方の商品搬送手段によ
りコラムの商品を取出す際には、商品搬送手段によって
最前列の商品を保持した後、一旦上方に持ち上げて、前
壁を乗越えるようにして取出している。
【0004】しかしながら、このようにコラムから商品
を取出す際に一旦上方に持ち上げる構造では、商品を持
ち上げる分の空きスペースが必要となり、それだけ余分
な上下寸法が必要となる。
【0005】そこで、本発明は、第1に、コラムから商
品を取出す際に商品を上方に持ち上げることなく、その
まま手前に取出すことができるようにして、上下のコラ
ム間寸法を最小限にすることができる自動販売機を提供
することを目的とする。
【0006】一方、上記のような自動販売機において
は、従来より、各コラムにおける商品の送出しにモータ
やソレノイド等を利用しており、そのため、コラム毎に
動力源を設けている。
【0007】しかしながら、コラム毎に動力源を設ける
と、コラム重量が重くなり、自動販売機全体での重量ア
ップとなる。また、コラム毎に動力源があるため、それ
に必要な電気配線が必要となって、部品コスト及び組立
コストが高くなる。さらに、各コラムに電気配線を引回
すため、配線経路を確保するためのスペースが必要とな
るともに、配線が多くなり、断線等のトラブルの確率も
高くなる。
【0008】そこで、本発明は、第2に、コラム毎にモ
ータ等の動力源を設ける必要のない自動販売機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的に対応す
る本発明の請求項1記載の自動販売機は、商品を前後方
向に並べて収納するコラムが、自動販売機のキャビネッ
ト内部に上下及び左右にそれぞれ複数配設され、各コラ
ムの商品を商品取出口に搬送する商品搬送手段が、これ
ら複数のコラムの前方において上下及び左右に移動可能
に配されており、商品販売時に、商品搬送手段が、1の
コラムの前面に移動して当該コラムの最前列に並んでい
る商品を得て、その商品を保持した状態で商品取出口ま
で移動して商品取出口に搬送する自動販売機において、
各コラムの最前列の商品の前面を係止する前壁が下方に
スライド可能に配されており、商品搬送手段がコラムか
ら商品を取出す際に当該コラムの前壁が下方にスライド
し、商品が取出された後に該前壁が上方にスライドして
定位置に戻ることを特徴とする。
【0010】この自動販売機であると、コラムから商品
を取出す際に、コラムの前壁が下方にスライドしている
ので、商品を上方に持ち上げることなく、そのまま手前
に引出して商品を取出すことができる。そのため、上下
のコラム間寸法を最小限にすることができ、商品収納効
率の向上につながる。
【0011】請求項2記載の自動販売機は、請求項1に
おいて、各コラムに、付勢手段の付勢力によって最後尾
の商品を前方に押すことにより当該コラムに収納された
商品を前方に送るプッシャが配されており、商品搬送手
段がコラムから商品を取出す際に該プッシャが商品を前
方に押すのを一時的に停止させ、商品が取出された後に
該プッシャによる商品の送り動作を再起動させることを
特徴とする。
【0012】このように、コラムから商品を取出す際に
プッシャが商品を前方に押すのを一時的に停止させるの
で、最前列の商品のみをスムーズに取出すことができ、
また、前壁が下方にスライドしていても2列目の商品が
前壁を越えて前方に出てしまう等といった問題もない。
また、付勢手段の付勢力を利用してプッシャにより商品
を送出すので、各コラムにそれぞれ商品送出しのための
モータ等の動力源を設ける必要がなく、コラム重量の軽
量化及びコストダウンが図られる。
【0013】上記第2の目的に対応する本発明の請求項
3記載の自動販売機は、商品を前後方向に並べて収納す
るコラムが、自動販売機のキャビネット内部に上下及び
左右にそれぞれ複数配設され、各コラムの商品を商品取
出口に搬送する商品搬送手段が、これら複数のコラムの
前方において上下及び左右に移動可能に配されており、
商品販売時に、商品搬送手段が、1のコラムの前面に移
動して当該コラムの最前列に並んでいる商品を得て、そ
の商品を保持した状態で商品取出口まで移動して商品取
出口に搬送する自動販売機において、各コラムに、付勢
手段の付勢力によって最後尾の商品を前方に押すことに
より当該コラムに収納された商品を前方に送るプッシャ
が配されており、商品搬送手段がコラムから商品を取出
す際に該プッシャが商品を前方に押すのを一時的に停止
させ、商品が取出された後に該プッシャによる商品の送
り動作を再起動させることを特徴とする。
【0014】この自動販売機では、商品搬送手段により
コラムから最前列商品を取出す際に、プッシャが商品を
前方に押すのを一時的に停止させるので、2列目の商品
が最前列商品を前方に押すことがなく、よって、最前列
商品のみをスムーズに取出すことができる。
【0015】また、このように商品を取出す際にプッシ
ャによる商品の送出しを一時的に停止させることによ
り、最前列商品のみの取出しがスムーズになることか
ら、付勢手段を利用した商品の送出しが可能となる。そ
のため、各コラムにそれぞれ商品送出しのためのモータ
等の動力源を設ける必要がなくなるので、コラム重量の
軽量化、ひいては自動販売機全体の軽量化が図られ、ま
た、複雑な電気配線が不要となって部品コスト及び組立
てコストの低減が図られ、さらに、電気配線の配線経路
のためのスペースを確保する必要もなく、断線トラブル
もなくなる。
【0016】請求項4記載の自動販売機は、請求項3に
おいて、各コラムの最前列の商品の前面を係止する前壁
が下方にスライド可能に配されており、かつ、この前壁
が、商品搬送手段がコラムから商品を取出す際に下方に
スライドし、商品が取出された後に上方にスライドして
定位置に戻るよう構成されており、このコラムの前壁の
下方へのスライドに伴って前記プッシャの前方への商品
送り動作がロックされ、上方へのスライドに伴って該ロ
ックが解除されることを特徴とする。
【0017】この自動販売機であると、コラムから商品
を取出す際に、コラムの前壁が下方にスライドしている
ので、商品を上方に持ち上げることなく、そのまま手前
に引出して取出すことができる。そのため、上下のコラ
ム間寸法を最小限にすることができ、商品収納効率の向
上につながる。また、コラム前壁のスライドに伴ってプ
ッシャのロック及びその解除をすることにより、簡易な
構造で商品の送出しを一旦停止させることができる。
【0018】コラムの前壁を上下にスライドさせる構成
としては、請求項5記載のように、コラムの前壁を上方
に付勢する付勢手段を設け、コラムから商品を取出す際
に、商品搬送手段が当該コラムの前方において下方に移
動することでコラムの前壁を押し下げる構成が好適であ
る。
【0019】この場合、商品搬送手段がコラムの前方で
下方に移動することで商品搬送手段によりコラム前壁が
押し下げられ、この状態で商品搬送手段により商品が取
出される。そして、商品搬送手段によるコラム前壁の押
圧が解かれると、コラム前壁は付勢手段の付勢力によっ
て定位置に復帰する。かかる構成によれば、前壁をスラ
イドさせるためにモータ等の動力源を設ける必要がなく
なり、それにかかわる電気配線も不要となってコストダ
ウンが図れる。
【0020】より具体的には、請求項6記載のように、
商品搬送手段が、コラムの最前列の商品を保持する保持
部と、この保持部を前後方向に移動可能に支持する基部
とよりなり、コラムから商品を取出す際に、商品搬送手
段が、商品取出し位置よりも上方にて一旦停止し、保持
部を後方に移動させた後に商品取出し位置まで下がるこ
とで当該保持部によってコラムの前壁が押し下げられ、
その状態で保持部に商品を保持させて前方に移動させる
構成が挙げられる。
【0021】この場合、商品搬送手段の保持部によって
押し下げられたコラムの前壁は、商品を保持した保持部
が前方に移動して商品を引出す動作をすることによって
保持部による下方への押圧が解かれることから、付勢手
段の付勢力により定位置に復帰する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0023】図1〜4は本発明の1実施形態に係る自動
販売機におけるコラムからの商品取出し動作を示す商品
搬送手段及びコラム前端部の側面断面図、図5は同平面
図、図6は該自動販売機の正面図、図7は該自動販売機
の縦断面図である。
【0024】この自動販売機10は、缶、PETボトル
及び紙パック等の飲料容器(以下、商品という)を販売
する自動販売機であって、キャビネットの前面に断熱特
性を有する透明板が設けられ、この透明板を介してキャ
ビネット内部の商品が外側から見えるよう構成されたい
わゆるシースルー型の自動販売機である。
【0025】すなわち、図6,7に示すように、自動販
売機10は、前方に開口する本体12とその前面を開閉
する前扉14とよりなるキャビネットを備えてなり、こ
の前扉14に透明なガラス16が組込まれて、該ガラス
16を介してキャビネット内部の商品Sが外側から見え
るよう構成されている。
【0026】本体12には、販売される商品が展示収納
される展示収納室18が設けられており、この展示収納
室18内には、商品を収納する収納棚20が上下多段に
配設されている。各収納棚20には、商品Sを前後方向
(z軸方向)に並べた状態で収納するコラム22が左右
方向(x軸方向)に複数配されている。これにより、展
示収納室18内には、コラム22が、左右方向に複数
列、上下方向(y軸方向)に複数段配設されている。
【0027】図7に示すように、各コラム22には、前
後方向に並べて収納された商品Sを前方に送る板状のプ
ッシャ24が設けられている。このプッシャ24は、コ
ラム22内を前後方向に移動可能に配されており、後述
するようにバネ等の付勢手段の付勢力によって最後尾の
商品Sを前方に押すように構成されている。
【0028】この自動販売機10は、商品Sをキャビネ
ット前面にある商品取出口26に搬送する商品搬送手段
としてマニピュレータ28を備える。マニピュレータ2
8は、図6,7に示すように、複数のコラム22と前扉
14との間の空間を上下及び左右に移動可能に配されて
いる。
【0029】詳細には、本体12の左右両側にy軸方向
に延びる一対のy軸レール30,30が取付けられ、こ
の一対のy軸レール30,30間にx軸方向に延びるx
軸レール32が掛渡されて、x軸レール32が不図示の
モータによりy軸レール30,30に案内されて上下に
走行するよう構成されている。また、x軸レール32上
にマニピュレータ28が配されており、このマニピュレ
ータ28が不図示のモータによりx軸レール32に案内
されて左右に走行するよう構成されている。
【0030】マニピュレータ28は、図1,5に示すよ
うに、商品Sを掴む左右一対の挟持板34,34を上下
に複数対備えてなる保持部36を有する。この保持部3
6は、不図示のモータにより挟持板34を開閉して、商
品Sを掴み、かつその商品Sを離すように構成されてい
る。また、保持部36は、x軸レール32上を走行する
マニピュレータ28の基部38上に、不図示のモータに
より前後方向に移動可能に支持されている。ここで、保
持部36は、最も後方まで移動したときに、その下部が
基部38上からはみ出して後方に突出るようになってい
る。
【0031】各コラム22に収納された商品Sを前方に
送るプッシャ24は、図1に示すように、コラム22の
商品載置面22aの下方に埋設された引張りバネ40に
よって、最後尾の商品Sを前方に押すように付勢されて
いる。この引張バネ40の後端は、コラム22の後端部
に固定されている。引張バネ40の前端は、その付勢力
をプッシャ24に伝達するラダーチェーン42に接続さ
れている。ラダーチェーン42は、コラム22前端部に
配されたスプロケット44を介してプッシャ24に接続
されている。即ち、ラダーチェーン42は、引張バネ4
0の前端から前方に延びて、コラム22前端部のスプロ
ケット44に懸けられて後方に折り返されて、その先端
がプッシャ24の下端に接続されている。
【0032】各コラム22には、最前列の商品S1の前
面を係止して商品Sの飛出しを止める前壁46が下方に
スライドできるように配されている。この前壁46は、
図1に示す定位置においては最前列商品S1の前面を係
止し、定位置から下方にスライドした図2に示す位置に
おいてはコラム22の商品載置面22aよりも下方に位
置して商品S1の係止を解除するようになっている。
【0033】この前壁46は、連結アーム48に取付け
られた捩りバネ50によって常に上方に付勢されてい
る。連結アーム48は、前壁46と、この前壁46の下
方へのスライドに伴ってプッシャ24の前方への商品送
り動作をロックするためのロック部材であるロック用ス
プロケット52とを連結するための部材であり、前端が
前壁46の下端に配され、後端がロック用スプロケット
52に取付けられており、捩りバネ50が取付けられた
中央の水平な軸部48aを中心に回動するように配され
ている。
【0034】ロック用スプロケット52は、上下に移動
可能に配されており、図1に示すように、前壁46が定
位置にあるときには下方に位置し、図2に示すように、
前壁46が下方にスライドしたときには上方に移動して
上記ラダーチェーン42と噛合い、これによりプッシャ
24による商品送り動作がロックされるようになってい
る。
【0035】つぎに、この自動販売機10の作用につい
て説明する。
【0036】自動販売機10の前扉14に設けられた商
品選択部25で商品が選択されると、マニピュレータ2
8が所定の販売待機位置からx軸レール32とy軸レー
ル30とによりその商品が収納されたコラム22の前ま
で移動する。このとき、図1に示すように、マニピュレ
ータ28は最前列の商品S1を保持する位置である商品
取出し位置よりも若干上方の位置にて一旦停止する。詳
細には、基部38の上面がコラム前壁46の上端よりも
わずかに上に位置する高さで停止する。
【0037】そして、マニピュレータ28は、図1,5
に示すように、その保持部36を開いた状態にて後方に
スライドさせ、この状態のまま、図2に示すように、y
軸レール30により商品取出し位置まで下方に移動す
る。この時、コラム22の前壁46が、保持部36の下
面と接触して下方に押圧されることで、捩りバネ50の
付勢力に抗して押し下げられ、これにより、最前列の商
品S1の前面の係止が解除される。また、前壁46の下
方へのスライドにより、連結アーム48を介してロック
用スプロケット52が上方に移動してラダーチェーン4
2と噛合い、これにより、引張バネ40の付勢力がプッ
シャ24に伝達しなくなるので、プッシャ24による商
品送り動作が停止される。
【0038】その後、保持部36を閉じて最前列の商品
S1を掴ませ、その状態で、図3に示すように、保持部
36を後方にスライドさせて、コラム22から最前列の
商品S1を1個だけ手前に引抜く。この時、コラム前壁
46はまだ下方にスライドした状態にあるのでプッシャ
24による商品送り動作がロックされており、そのた
め、2列目の商品S2が、前方に移動することなく、そ
のままの位置に停止している。
【0039】そして、図4に示すように、最前列の商品
S1をコラム22から完全に引抜くと、コラム22の前
壁46が捩りバネ50の付勢力によって上方にスライド
して定位置に復帰し、それに伴って、ロック用スプロケ
ット52が下方に移動してラダーチェーン42から外
れ、プッシャ24が商品の送り動作を再開する。そし
て、2列目にあった商品S2が前方に送られて最前列商
品となり、前壁46によって係止される。
【0040】その後、商品を保持した状態でマニピュレ
ータ28は、x軸レール32とy軸レール30とにより
商品を商品取出口26まで搬送する。
【0041】以上説明した本実施形態の自動販売機10
であると、コラム22から商品Sを取出す際にその前壁
46が下方にスライドするので、商品Sを上方に持ち上
げることなく、そのまま手前に引出して取出すことがで
き、よって、上下のコラム22間寸法を最小限して、商
品収納効率を向上させることができる。
【0042】また、コラム22から商品Sを取出す際に
プッシャ24による商品の送り動作を一時的に停止させ
るので、2列目の商品S2が最前列の商品S1を前方に
押圧することがなく、よって、最前列の商品S1のみを
スムーズに取出すことができ、また、次商品の飛出し防
止のためのストッパとなるべき前壁46が下方にスライ
ドしていても2列目の商品S2がコラム22から前方に
飛出してしまうこともない。
【0043】また、マニピュレータ28を利用してコラ
ム前壁46をスライドさせ、このスライドと連携させて
商品送り動作をロックするように構成しているため、各
コラム22に前壁46のスライドのためのモータ等の動
力源が不要となり、またプッシャ24のロックのための
複雑な機構も不要となってコストダウンとなる。
【0044】また、商品の送出しを引張バネ40により
行なっているので、各コラム22にそれぞれ商品送出し
のためのモータ等の動力源を設ける必要がなくなり、よ
って、コラム重量の軽量化、ひいては自動販売機全体の
軽量化が図られ、また、複雑な電気配線が不要となって
部品及び組立てコストの低減が図られ、更に、電気の配
線経路のためのスペースを確保する必要もなく、断線ト
ラブルもない。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1の自動販売機である
と、コラムから商品を取出す際に、商品を上方に持ち上
げることなくそのまま手前に引出して取出すことができ
るので、上下のコラム間寸法を最小限にすることがで
き、商品収納効率を向上させることができる。
【0046】請求項3の自動販売機であると、コラムか
ら最前列商品を取出す際に、プッシャが商品を前方に押
すのを一時的に停止させるので、最前列商品のみをスム
ーズに取出すことができ、また、付勢手段を利用した商
品の送りであるため、各コラムにそれぞれ商品送出しの
ためにモータ等の動力源を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る自動販売機における
コラムからの商品取出し動作を示す商品搬送手段とコラ
ム前端部の側面断面図である。
【図2】コラムの前壁を下方にスライドさせた状態を示
す商品搬送手段とコラム前端部の側面断面図である。
【図3】コラムから商品を引抜いている状態を示す商品
搬送手段とコラム前端部の側面断面図である。
【図4】コラムからの商品を引抜いた直後における商品
搬送手段とコラム前端部の側面断面図である。
【図5】図1における商品搬送手段とコラム前端部の平
面図である。
【図6】該自動販売機の正面図である。
【図7】該自動販売機の側面断面図である。
【符号の説明】
10……自動販売機 22……コラム 24……プッシャ 28……マニピュレータ 36……保持部 38……基部 40……引張バネ 42……ラダーチェーン 46……コラムの前壁 48……連結アーム 50……捩りバネ S……商品 S1……最前列の商品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を前後方向に並べて収納するコラム
    が、自動販売機のキャビネット内部に上下及び左右にそ
    れぞれ複数配設され、 各コラムの商品を商品取出口に搬送する商品搬送手段
    が、これら複数のコラムの前方において上下及び左右に
    移動可能に配されており、 商品販売時に、商品搬送手段が、1のコラムの前面に移
    動して当該コラムの最前列に並んでいる商品を得て、そ
    の商品を保持した状態で商品取出口まで移動して商品取
    出口に搬送する自動販売機において、 各コラムの最前列の商品の前面を係止する前壁が下方に
    スライド可能に配されており、 商品搬送手段がコラムから商品を取出す際に当該コラム
    の前壁が下方にスライドし、商品が取出された後に該前
    壁が上方にスライドして定位置に戻ることを特徴とする
    自動販売機。
  2. 【請求項2】各コラムに、付勢手段の付勢力によって最
    後尾の商品を前方に押すことにより当該コラムに収納さ
    れた商品を前方に送るプッシャが配されており、 商品搬送手段がコラムから商品を取出す際に該プッシャ
    が商品を前方に押すのを一時的に停止させ、商品が取出
    された後に該プッシャによる商品の送り動作を再起動さ
    せることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】商品を前後方向に並べて収納するコラム
    が、自動販売機のキャビネット内部に上下及び左右にそ
    れぞれ複数配設され、 各コラムの商品を商品取出口に搬送する商品搬送手段
    が、これら複数のコラムの前方において上下及び左右に
    移動可能に配されており、 商品販売時に、商品搬送手段が、1のコラムの前面に移
    動して当該コラムの最前列に並んでいる商品を得て、そ
    の商品を保持した状態で商品取出口まで移動して商品取
    出口に搬送する自動販売機において、 各コラムに、付勢手段の付勢力によって最後尾の商品を
    前方に押すことにより当該コラムに収納された商品を前
    方に送るプッシャが配されており、 商品搬送手段がコラムから商品を取出す際に該プッシャ
    が商品を前方に押すのを一時的に停止させ、商品が取出
    された後に該プッシャによる商品の送り動作を再起動さ
    せることを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】各コラムの最前列の商品の前面を係止する
    前壁が下方にスライド可能に配されており、かつ、この
    前壁が、商品搬送手段がコラムから商品を取出す際に下
    方にスライドし、商品が取出された後に上方にスライド
    して定位置に戻るよう構成されており、 このコラムの前壁の下方へのスライドに伴って前記プッ
    シャの前方への商品送り動作がロックされ、上方へのス
    ライドに伴って該ロックが解除されることを特徴とする
    請求項3記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】前記コラムの前壁を上方に付勢する付勢手
    段を備え、 コラムから商品を取出す際に、商品搬送手段が当該コラ
    ムの前方において下方に移動することでコラムの前壁を
    押し下げることを特徴とする請求項1又は4記載の自動
    販売機。
  6. 【請求項6】商品搬送手段が、コラムの最前列の商品を
    保持する保持部と、この保持部を前後方向に移動可能に
    支持する基部とよりなり、 コラムから商品を取出す際に、商品搬送手段が、商品取
    出し位置よりも上方にて一旦停止し、保持部を後方に移
    動させた後に商品取出し位置まで下がることで当該保持
    部によってコラムの前壁が押し下げられ、その状態で保
    持部に商品を保持させて前方に移動させることを特徴と
    する請求項5記載の自動販売機。
JP10241965A 1998-08-27 1998-08-27 自動販売機 Pending JP2000076538A (ja)

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