JP2000076306A - 商品情報処理装置、及びその設置方法 - Google Patents

商品情報処理装置、及びその設置方法

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JP2000076306A
JP2000076306A JP32233798A JP32233798A JP2000076306A JP 2000076306 A JP2000076306 A JP 2000076306A JP 32233798 A JP32233798 A JP 32233798A JP 32233798 A JP32233798 A JP 32233798A JP 2000076306 A JP2000076306 A JP 2000076306A
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English (en)
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Takashi Suzuki
尚 鈴木
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DIGICUBE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、音声入力によるメニュー選
択機能と、利用客がメニューの階層構造を意識せずに所
望の商品に到達できる機能を備えたことにより、利用客
の利便性を高められる商品情報処理装置を提供すること
である。 【解決手段】 CPU401は、タッチパネル43と一
体的に構成されたメイン表示部403に対するメニュー
や各種コンテンツ情報の表示処理、サブ表示部404に
対する特定の商品または各種コンテンツ情報を案内する
映像情報の表示処理等を実行し、利用客によるマイク4
4,44からの入力音声を音声認識部405により認識
させ、その音声認識結果から対応する各種商品名や各種
コンテンツ名、指示内容等を、HDドライブ413に格
納される音声認識辞書に基づいて解析し、その音声内容
に対応する応答音声データを、HDドライブ413に格
納される音声応答ファイルから読み出して音声合成部4
06から応答音声を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアに代表される店舗に設置されて、各種商品情報を販
売する商品情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアに代表される店に
設置する什器として、ゲームソフトの販売用に、多種の
商品カードを入れて並べた陳列棚と、ゲームのプロモー
ション映像を表示するモニターを組み込んだものがあ
る。
【0003】また、表示情報が切り替わる表示画面兼用
のタッチパネルを備え、そのタッチパネルに表示される
メニュー画面におけるタッチ入力操作により、各種ショ
ッピングの配送申し込みや予約、チケットの予約等を含
む購入、ゲームの書換え申し込み、各種の情報や商品の
紹介といった多機能を具備したものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の什器におい
て、タッチパネルに表示されるメニューの構成は、例え
ば、図17に示すような階層構造となっているため、タ
ッチパネルを操作して、例えば、ゲームソフトを選択す
る際には、まず、図18に示すように、音楽、映像、ゲ
ーム、チケット、プリント等の分類が表示されたメニュ
ー画面からゲームを選択操作し、次いで表示される図1
9に示すような、シューティング、RPG、シミュレー
ション等の各ジャンルが表示されたジャンル画面から所
望のジャンルを選択操作する。そして、更に図20に示
すような、A社、B社、C社等の各メーカーが表示され
たメーカー画面から所望のメーカーを選択操作してか
ら、最後に、図21に示すような、Xの冒険、Y物語、
Zファンタジー等の各タイトルが表示されたタイトル画
面から所望のタイトルを選択操作することにより、図2
2に示すような所望のゲームソフトの表示画面に到達す
ることができる。
【0005】このように、タッチパネルにおけるメニュ
ー操作としてゲーム選択を例に取った場合、少なくとも
4回の操作手順を経なければならず、利用客にタッチパ
ネル操作に対する煩雑さを感じさせていた。また、この
ような階層構造を持つメニューに基づくタッチパネル操
作は、操作の汎用性という点で問題があった。すなわ
ち、什器が設置される店舗には、あらゆる年齢層の利用
客が訪れるため、階層構造を持つメニューに基づくタッ
チパネル操作は、特に若年層や高齢層の利用客にとって
はなじみ難いものである。また、上記多機能を具備した
什器の場合は、タッチパネルに表示するメニューの階層
構造が更に複雑になり、その操作性を一層煩雑なものと
していた。
【0006】さらに、上記多機能を具備した什器の場合
は、購入や紹介の対象となる情報が多種類であるため、
上記操作性の煩雑さから利用客が所望の情報にたどり着
くのに時間がかかり、情報の提供を受けるまでの時間を
長引かせていた。このため、利用客一人が什器を占有す
る時間が長くなり、什器の稼働率及び利用率を低下させ
ることになる。
【0007】そこで、本発明の課題は、音声入力による
メニュー選択機能と、利用客がメニューの階層構造を意
識せずに所望の商品に到達できる機能を備えたことによ
り、利用客の利便性を高められる商品情報処理装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明によれば、各種商品情報と共に当該
各種商品情報に関わる処理内容を指示選択する指示選択
部と、音声を入力する音声入力部と、前記指示選択部か
ら指示選択される各種商品情報、及び前記音声入力部か
ら音声入力により指示選択される各種商品情報と、その
指示選択された各種商品情報に関わる処理内容とを適宜
切り換えて表示すべき表示部と、を配置した操作面を筐
体面に設けた商品情報処理装置である。
【0009】ここで、商品情報処理装置は、例えば、コ
ンビニエンスストアに代表される店に設置するものであ
る。商品情報としては、例えば、ゲーム、音楽、映像、
チケット等が挙げられる。処理内容としては、例えば、
ゲームソフトの書換、レシート作成等が挙げられる。音
声入力部は、いわゆるマイクである。
【0010】したがって、指示選択操作に加えて、簡単
な音声入力を用いた簡単な指示入力によっても、商品や
各種イベントのチケットの予約を含む購入及びゲームソ
フトの書換申し込み等を含む処理内容の選択が行える。
このような音声入力を用いたデータ入力方式の付加によ
って、利用者の操作性と利便性を向上させることができ
る。
【0011】請求項2記載の発明によれば、操作面の内
の下方部に前記指示選択部、及び前記表示部を配置し、
当該操作面内の上方部に、前記音声入力部、及び前記撮
像部を配置した商品情報処理装置なので、入力操作位置
よりも上方において、音声入力が行えることから、利用
者の音声入力が容易になる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、前記各種商
品情報を着脱可能にセットされる記録媒体に書き込み、
あるいは当該記録媒体に書き込まれた各種商品情報を読
み出す記録媒体読書部を、前記操作面と前記筐体面の双
方あるいは一方に更に配置した商品情報処理装置であ
る。
【0013】記録媒体としては、例えば、ICカードや
RAMカード等のカード型のものと、CD−ROMやM
D等のディスク型のものが挙げられる。
【0014】したがって、利用者が持参した記録媒体か
ら音楽データやゲームデータ等の商品情報を読み取っ
て、例えば、最新の商品情報と書き換えることが可能と
なり、商品情報の購入機械を増大させることができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、前記指示選
択部からの指示選択、または前記音声入力部からの入力
音声による指示選択に応答して、前記各種商品情報と当
該各種商品情報に関わる処理内容を示す情報を、各種出
力形態で出力する情報出力部を、前記操作面に更に配置
した商品情報処理装置である。情報出力部としては、例
えば、チケット等の商品排出口、レシート排出口等が挙
げられる。
【0016】したがって、利用者は所望の商品購入また
は情報処理に関する処理結果を容易に取得することがで
き、使い勝手が良くなる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、前記操作面
下の筐体内部にスキャナとプリンタを内蔵し、複写用紙
または印刷用紙を挿入して前記スキャナの読取部あるい
は前記プリンタの印刷部に搬送するとともに、当該スキ
ャナの読取部で画像が読み取られた複写用紙または当該
プリンタの印刷部で印刷が終了した印刷用紙を排出する
用紙挿入排出部を、前記操作面あるいは前記筐体面に更
に配置し、この用紙挿入排出部から挿入された前記複写
用紙に記載された前記各種商品情報に関わる画像等を前
記スキャナにより読み取り、前記各種商品情報に関わる
画像等を前記用紙挿入排出部から挿入された印刷用紙に
前記プリンタにより印刷し、当該スキャナの読取部で画
像が読み取られた複写用紙または当該プリンタの印刷部
で印刷が終了した印刷用紙を前記用紙挿入排出部から排
出する商品情報処理装置である。用紙挿入排出部として
は、例えば、挿入口と排出口が並んだものであっても、
挿入口と排出口が共通のものであっても良い。
【0018】請求項6記載の発明によれば、前記操作面
下の筐体内部にスキャナとプリンタを内蔵し、複写用紙
または印刷用紙を挿入して前記スキャナの読取部あるい
は前記プリンタの印刷部に搬送する用紙挿入部と、当該
スキャナの読取部で画像が読み取られた複写用紙または
当該プリンタの印刷部で印刷が終了した印刷用紙を排出
する用紙排出部を、前記操作面あるいは前記筐体面に更
に配置し、前記用紙挿入部から挿入された前記複写用紙
に記載された前記各種商品情報に関わる画像等を前記ス
キャナにより読み取り、前記各種商品情報に関わる画像
等を前記用紙挿入部から挿入された印刷用紙に前記プリ
ンタにより印刷し、当該スキャナの読取部で画像が読み
取られた複写用紙または当該プリンタの印刷部で印刷が
終了した印刷用紙を前記用紙排出部から排出する商品情
報処理装置である。
【0019】したがって、例えば、操作部面あるいは筐
体の他の面において、利用者は、複写または印刷のため
の用紙の挿入・排出が容易に行えて、使い勝手が良くな
る。
【0020】請求項7記載の発明によれば、前記指示選
択部からの指示選択、または前記音声入力部からの入力
音声による指示選択に対応して、操作ガイダンスや前記
各種商品情報に関わる処理内容を応答音声により出力す
る音声応答部を、前記操作面に更に配置した商品情報処
理装置である。音声応答部としては、例えば、指向性ス
ピーカである。
【0021】したがって、音声入力の利用者に対して操
作面から応答音声が出力されるため、第三者に知られず
に、その利用者は入力音声内容を確認することができ、
音声入力を確実に行うことができる。
【0022】請求項8記載の発明によれば、前記操作面
下の筐体内部にスキャナを内蔵し、当該スキャナの読み
取り面を当該操作面側の上方に向けて配置し、当該読み
取り面の上方に位置する操作面に前記指示選択部を配置
し、当該指示選択部は該操作面に対して回動操作可能に
指示選択パネルとして取り付け、該指示選択パネルは、
前記スキャナの読み取り面を開閉可能とするカバーを兼
ねる商品情報処理装置なので、操作面において、指示選
択パネルを上方に回動操作すると、スキャナの読み取り
面が表れる。
【0023】したがって、利用者は、スキャナの読み取
り面に用紙を容易に置くことができ、その用紙面の印刷
内容をスキャナで読み取らせて、データ記録や複写等を
容易に行うことができ、商品情報処理装置の利用性を向
上させることができる。
【0024】請求項9記載の発明によれば、前記記録媒
体読書部、及び前記情報出力部の配置位置を変更、ある
いは当該記録媒体読書部、及び情報出力部を増設するた
めの予備の収納部を前記操作面と異なる前記筐体面に更
に配置した商品情報処理装置なので、商品情報種類や記
録媒体の追加に応じたユニット位置の変更や増加に容易
に対応することができる。
【0025】請求項10記載の発明によれば、前記表示
部は、前記各種商品情報や処理内容を表示する主表示部
と、当該各種商品情報を補足する補足情報を表示する補
助表示部と、を有する商品情報処理装置なので、指示選
択操作に応じた商品情報や処理内容を主表示部に表示し
ながら、特定の商品情報の案内内容等も補助表示部に効
果的に表示することができる。
【0026】請求項11記載の発明によれば、複数の前
記表示部を前記筐体面に更に配置した商品情報処理装置
なので、指示選択操作に応じた商品情報や処理内容を表
示部に表示しながら、特定の商品情報の案内内容等も他
の表示部に同時に表示して、複数の表示部を効果的に利
用することができる。
【0027】請求項12記載の発明によれば、前記操作
面あるいは前記筐体面に、物掛け部を設けた商品情報処
理装置である。物掛け部としては、例えば、買い物袋や
傘等を掛けておける多目的フックが代表的であるが、形
状は任意である。
【0028】したがって、利用者が物掛け部に持ち物を
掛けてから、指示選択操作や音声入力のデータ入力が手
軽に行え、出力情報の取り出しも手軽に行うことができ
る。
【0029】請求項13記載の発明によれば、前記操作
面内の下方部を、前記筐体前面に操作台部として構成
し、当該操作面内の上方部を、当該筐体前面に起立部と
して構成し、当該操作台部に前記指示選択部、前記表示
部、前記用紙挿入排出部、及び前記音声応答部を配置
し、当該起立部に前記音声入力部、及び前記記録媒体読
書部を配置した商品情報処理装置である。操作台部は、
例えば、その上面が一般的な利用者の腰付近の高さに設
定されている。
【0030】したがって、操作台部上面に対する入力操
作位置と異なる面の音声入力部に向けて音声入力を行
い、または記録媒体読書部に対して記録媒体のセットが
行えることから、指示選択の操作環境、及び音声入力と
記録媒体の使用環境を利用者にとって良好なものとする
ことができる。
【0031】請求項14記載の発明によれば、前記操作
台部に前記主表示部を配置し、前記起立部に前記補助表
示部を配置した商品情報処理装置なので、特定の商品情
報の案内内容等を常に補助表示部に表示しながら、商品
情報の指示選択画面を表示させることができる。
【0032】請求項15記載の発明によれば、特定の商
品または情報を推奨するサンプルである推奨物を保持す
る推奨物保持部を前記起立部に更に配置した商品情報処
理装置である。推奨物保持部としては、例えば、ゲーム
やCDを紹介するジャケットや、特定の商品を紹介する
広告紙面等を入れておくホルダ等が挙げられる。
【0033】したがって、特定の商品または商品情報の
推奨内容を利用者に見易く掲示することができ、広告塔
としての機能を商品情報処理装置に付加することがで
き、利用者に対する広告効果が期待できる。
【0034】請求項16記載の発明によれば、前記操作
台部の下方に位置する前記筐体前面を垂直面として構成
し、当該垂直面に前記記録媒体読書部、前記情報出力
部、及び前記予備の収納部を配置した商品情報処理装置
なので、操作台部とは区別して商品情報や処理結果に関
わる出力情報を出力する機能を集中して配置することが
できる。
【0035】請求項17記載の発明によれば、前記操作
面を前記筐体前面に傾斜面として構成し、当該傾斜面に
前記指示選択部、前記表示部、前記音声入力部、前記撮
像部、及び前記音声応答部を配置した商品情報処理装置
なので、操作面に対して指示選択操作や音声入力等の入
力操作機能を、利用者にとってより扱いやすいレイアウ
トで配置することができ、商品情報処理装置の操作性を
向上させることができる。
【0036】請求項18記載の発明によれば、前記傾斜
面内に配置した前記表示部を前記主表示部と前記補助表
示部に分割して配置した商品情報処理装置なので、特定
の商品情報の案内内容等を常に補助表示部に表示しなが
ら、商品情報の指示選択画面を表示させることができ
る。
【0037】請求項19記載の発明によれば、前記傾斜
面の下方に位置する前記筐体前面を垂直面として構成
し、当該垂直面に前記記録媒体読書部、前記情報出力
部、前記用紙挿入排出部、及び前記予備の収納部を配置
した商品情報処理装置なので、操作面とは区別して商品
情報や処理結果に関わる出力情報を出力する機能を集中
して配置することができる。
【0038】請求項20記載の発明によれば、前記操作
面と対面する利用者を撮像する撮像部を前記操作面に更
に配置した商品情報処理装置である。ここで、撮像部と
しては、例えば、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮
影レンズ部が好適である。
【0039】したがって、撮像部から利用者の映像を取
り込んで、利用者層の分析や防犯用としても利用でき、
商品情報処理装置の機能の多様化と利用性の向上を図る
ことができる。
【0040】請求項21記載の発明によれば、前記操作
面、及び前記垂直面にそれぞれ配置した前記各部の近傍
には、当該各部が処理中であることを表示する処理中表
示部をそれぞれ設けた商品情報処理装置である。処理中
表示部としては、例えば、処理中に点灯したり点滅する
LED等の表示デバイスが挙げられる。
【0041】したがって、利用者に対して、どの機能部
が処理中であるかを明示することができる。
【0042】請求項22記載の発明によれば、前記指示
選択部と前記表示部を一体化したタッチパネルを前記操
作面に配置した商品情報処理装置なので、操作面を有効
に利用することができる。
【0043】請求項23記載の発明によれば、筐体の前
面に操作面を配置し、該操作面内の下方部を操作台部と
し、当該操作面内の上方部を起立部とし、該操作台部の
下方に位置する前記筐体前面を垂直面として構成し、前
記起立部には、音声を入力する音声入力部と、前記操作
面と対面する利用者を撮像する撮像部と、前記各種商品
情報を着脱可能にセットされる記録媒体に書き込み、あ
るいは当該記録媒体に書き込まれた各種商品情報を読み
出す記録媒体読書部と、各種商品情報を補足する補足情
報を表示する補助表示部と、特定の商品または情報を推
奨するサンプルである推奨物を保持する推奨物保持部
と、を配置し、前記操作台部には、各種商品情報と共に
当該各種商品情報に関わる処理内容を指示選択する指示
選択部と、前記指示選択部から指示選択される各種商品
情報、及び前記音声入力部から音声入力により指示選択
される各種商品情報と、その指示選択された各種商品情
報に関わる処理内容とを適宜切り換えて表示すべき表示
部と、を一体化したタッチパネルと、利用者が複写用紙
または印刷用紙を挿入し、当該複写用紙または印刷用紙
を排出する用紙挿入排出部と、前記指示選択部からの指
示選択、または前記音声入力部からの入力音声による指
示選択に対応して、操作ガイダンスや前記各種商品情報
に関わる処理内容を応答音声により出力する音声応答部
と、を配置し、前記垂直面には、前記記録媒体読書部
と、前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入
力部からの入力音声による指示選択に応答して、前記各
種商品情報と当該各種商品情報に関わる処理内容を示す
情報を出力する情報出力部と、前記記録媒体読書部、及
び前記情報出力部の配置位置を変更、あるいは当該記録
媒体読書部、及び情報出力部を増設するための予備の収
納部と、を配置し、前記操作台部に配置した前記タッチ
パネル下の筐体内部にスキャナを内蔵し、当該スキャナ
の読み取り面を当該タッチパネルの上方に向けて配置
し、当該タッチパネルは該操作台部に対して回動操作可
能に取り付け、該タッチパネルは、前記スキャナの読み
取り面を開閉可能とするカバーを兼ねる商品情報処理装
置である。
【0044】したがって、指示選択操作に加えて、簡単
な音声入力を用いた簡単な指示入力によっても、商品や
各種イベントのチケットの予約を含む購入及びゲームソ
フトの書換申し込み等を含む処理内容の選択が行える。
このような音声入力を用いたデータ入力方式の付加によ
って、利用者の操作性と利便性を向上させることがで
き、商品情報を選択指示する際に利用者に対して簡便か
つ便利な入力環境を提供することが可能となり、商品情
報処理装置をより広い年齢層に対応するものとすること
ができる。また、商品情報処理装置で提供可能な商品情
報の多様化を図ることができ、利用者の利用機会を増大
させることができる。
【0045】請求項24記載の発明によれば、筐体の前
面に操作面を傾斜面として配置し、該傾斜面の下方に位
置する該筐体前面を垂直面として構成し、前記傾斜面に
は、音声を入力する音声入力部と、前記操作面と対面す
る利用者を撮像する撮像部と、前記各種商品情報を着脱
可能にセットされる記録媒体に書き込み、あるいは当該
記録媒体に書き込まれた各種商品情報を読み出す記録媒
体読書部と、各種商品情報を補足する補足情報を表示す
る補助表示部と、特定の商品または情報を推奨するサン
プルである推奨物を保持する推奨物保持部と、各種商品
情報と共に当該各種商品情報に関わる処理内容を指示選
択する指示選択部と、前記指示選択部から指示選択され
る各種商品情報、及び前記音声入力部から音声入力によ
り指示選択される各種商品情報と、その指示選択された
各種商品情報に関わる処理内容とを適宜切り換えて表示
すべき表示部と、を一体化したタッチパネルと、前記指
示選択部からの指示選択、または前記音声入力部からの
入力音声による指示選択に対応して、操作ガイダンスや
前記各種商品情報に関わる処理内容を応答音声により出
力する音声応答部と、を配置し、前記垂直面には、前記
記録媒体読書部と、利用者が複写用紙または印刷用紙を
挿入し、当該複写用紙または印刷用紙を排出する用紙挿
入排出部と、前記指示選択部からの指示選択、または前
記音声入力部からの入力音声による指示選択に応答し
て、前記各種商品情報と当該各種商品情報に関わる処理
内容を示す情報を出力する情報出力部と、前記記録媒体
読書部、及び前記情報出力部の配置位置を変更、あるい
は当該記録媒体読書部、及び情報出力部を増設するため
の予備の収納部と、を配置した商品情報処理装置であ
る。
【0046】したがって、指示選択操作に加えて、簡単
な音声入力を用いた簡単な指示入力によっても、商品や
各種イベントのチケットの予約を含む購入及びゲームソ
フトの書換申し込み等を含む処理内容の選択が行える。
このような音声入力を用いたデータ入力方式の付加によ
って、利用者の操作性と利便性を向上させることがで
き、商品情報を選択指示する際に利用者に対して簡便か
つ便利な入力環境を提供することが可能となり、商品情
報処理装置をより広い年齢層に対応するものとすること
ができる。また、商品情報処理装置で提供可能な商品情
報の多様化を図ることができ、利用者の利用機会を増大
させることができる。さらに、操作面を傾斜面としたこ
とにより、商品情報処理装置の設置面積を縮小すること
が可能になる。
【0047】請求項25記載の発明によれば、前記音声
入力部と前記音声応答部とは、ハンドセットとして前記
筐体の所定位置に備えた商品情報処理装置なので、ハン
ドセットのみによる音声入力や応答音声の聴聞ができる
ため、利用者のプライバシーを保護することができると
共に、商品情報処理装置利用の際の音漏れ防止が図れる
ため、商品情報処理装置が設置されるコンビニエンスス
トア等の他の利用客に迷惑とならずに、商品情報処理装
置を利用することができる。
【0048】請求項26記載の発明によれば、前記記録
媒体読書部、前記情報出力部、前記用紙挿入排出部、及
び前記予備の収納部には、開閉可能な蓋体を設けた商品
情報処理装置である。開閉可能な蓋体としては、例え
ば、スライド式のいわゆるシャッターが好適であるが、
ヒンジ形式のものであっても良い。
【0049】したがって、不使用時に記録媒体読書部、
情報出力部、用紙挿入排出部、及び予備の収納部を蓋体
で閉じておくことにより、悪戯防止や防塵対策として有
効に利用することができる。
【0050】請求項27記載の発明によれば、前記記録
媒体読書部、前記情報出力部、前記用紙挿入排出部、及
び前記予備の収納部を前記垂直面に横方向一列に並べて
配置した商品情報処理装置なので、商品情報の種類に応
じて出力位置を横方向に異ならせながら、商品情報の種
別に拘わらず、同じ高さ位置から出力情報を取り出すこ
とができる。
【0051】請求項28記載の発明によれば、前記記録
媒体読書部、前記情報出力部、前記用紙挿入排出部、及
び前記予備の収納部を前記垂直面に縦方向一列に並べて
配置した商品情報処理装置なので、商品情報の種類に応
じて出力位置を縦方向に異ならせながら、商品情報の種
別に異なる高さ位置から出力情報を取り出す仕様とな
り、また、高さ位置の変化により、大人用と子供用とに
区別することができる。
【0052】請求項29記載の発明によれば、前記記録
媒体読書部、前記情報出力部、前記用紙挿入排出部、及
び前記予備の収納部を前記垂直面に斜め方向一列に並べ
て配置した商品情報処理装置なので、商品情報の種類に
応じて異なる横方向位置及び高さ位置から出力情報を取
り出す仕様となり、また、高さ位置の変化により、大人
用と子供用とに区別することにも対応できる。
【0053】請求項30記載の発明によれば、前記操作
面と前記垂直面を含んで構成された前記筐体全体の高さ
を150センチメートル以下とし、当該筐体全体の幅を
90センチメートル以下とし、当該筐体全体の奥行きを
55センチメートル以下とした商品情報処理装置なの
で、コンビニエンスストア等の店舗に商品情報処理装置
を設置する際に、その設置容積をその他の什器と同等の
ものとすることができる。
【0054】請求項31記載の発明によれば、請求項1
から30に記載した商品情報処理装置の前記操作面、及
び前記垂直面を正面として、複数の当該商品情報処理装
置を左右方向に近接して設置し、当該各商品情報処理装
置間に間仕切りを設置した商品情報処理装置の設置構造
なので、複数台の商品情報処理装置を有効に設置するこ
とができ、各商品情報処理装置間で利用者の操作内容が
隣の利用者に見られることを防止することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明を適用
した商品販売情報処理システムの一実施の形態を示す図
である。まず、構成を説明する。図1は、本実施の形態
における商品販売情報処理システム1の全体構成を示す
とともに、本商品販売情報処理システム1における情報
のやりとりを概念的に示した図である。この図1に示す
ように、商品販売情報処理システム1は、販売管理セン
ターB、及び店舗Aにより構成される。販売管理センタ
ーBと店舗Aとは例えば、専用回線、またはISDN
(Integrated Services Digital Network )等の公衆回
線を利用して接続されており、各地に点在するコンビニ
エンスストアに代表される店舗Aには、販売管理センタ
ーBから音楽、映像、ゲーム、チケット等のコンテンツ
情報が随時送信されて蓄積される。
【0056】また、販売管理センターBは、CS(Comm
unication Satellite :通信衛星)等の衛星通信を介し
て広告映像等を含む各種コンテンツ情報を配信すること
も可能であり、各地に点在する店舗Aは、専用のアンテ
ナとチューナによって販売管理センターBから配信され
る情報を受信し、店内に設置される商品販売情報処理端
末装置4の表示画面に表示するなどして来店した客に対
してコンテンツ情報を提供する。
【0057】また、店舗Aに設置される商品販売情報処
理端末装置4における商品の販売状況を示す販売データ
が商品販売情報管理装置3に対して送信される他、店舗
Aと販売管理センターBの間では、後述する販売情報、
各種コンテンツ情報、及び音声認識辞書学習処理に関す
る音声データ等が送受信される。
【0058】図2は、商品販売情報処理システム1を構
成する販売管理センターB、及び店舗Aに設置される各
装置の接続関係を示すブロック図である。この図2に示
すように、商品販売情報処理システム1は、ネットワー
ク2に対して、販売管理センターBに設置されるネット
ワークサーバとしての商品販売情報管理装置3、及び各
店舗Aに設置されるネットワーククライアントとしての
複数の商品販売情報処理端末装置4が、相互に接続され
ることにより構成されている。ネットワーク2は、専用
回線によって構成されるもの、ISDN等の公衆回線に
よって構成されるもの、あるいは無線通信によって構成
されるもの等の様々な回線形態を適用することが可能で
あるが、情報管理の信頼性の観点から、セキュリティの
確保されているネットワークであることが好ましい。
【0059】次に、商品販売情報処理システム1を構成
する各装置について詳細に説明する。図3は、図2に示
す商品販売情報管理装置3の概略内部構成を示すブロッ
ク図である。この図3において、商品販売情報管理装置
3は、CPU31、入力装置32、表示装置33、通信
装置34、RAM35、及びHDドライブ36によって
構成され、各部はバス37によって接続されている。
【0060】CPU(Central Processing Unit )31
は、HDドライブ36内に記憶されている当該商品販売
情報管理装置3に対応する各種アプリケーションプログ
ラムの中から指定されたアプリケーションプログラム、
入力装置32から入力される各種指示あるいはデータを
RAM35内のワークエリアに格納し、この入力指示及
び入力データに応じてRAM35内に格納したアプリケ
ーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処
理結果をRAM35内のワークエリアに格納するととも
に、表示装置33に表示する。そして、ワークエリアに
格納した処理結果を入力装置32から入力指示されるH
Dドライブ36内の保存先に保存する。
【0061】入力装置32は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイン
ティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで
押下されたキーの押下信号をCPU31に出力するとと
もに、マウスによる操作信号をCPU31に出力する。
【0062】表示装置33は、CRT(Cathode Ray Tu
be)、液晶表示装置等により構成され、CPU31から
入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
【0063】通信装置34は、モデム(MODEM:MO
dulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA:
Tarminal Adapter)、またはルーター等によって構成さ
れ、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信
回線を介してネットワーク2に接続される複数の商品販
売情報処理端末装置4のそれぞれとの通信を行うための
通信制御を行う。また、衛星アンテナ、及びデコーダを
備えることによって図1に示したようなCS等との間で
衛星通信が可能である。
【0064】RAM(Random Access Memory)35は、
指定されたプログラム、入力指示、入力データ及び処理
結果等を格納するワークエリアを有する。HDドライブ
36には当該商品販売情報管理装置3に対応する商品販
売情報管理プログラム、サーバーアプリケーションプロ
グラム、音声認識辞書学習処理プログラム、及びこれら
のプログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0065】図4は、図2の商品販売情報処理端末装置
4を示す概略斜視図であり、この商品販売情報処理端末
装置4は、操作台部41の上面奥方に起立部42を一体
に有する本体形状をなして、コンビニエンスストアに代
表される店に設置する什器として好適なものである。例
えば、操作台部41の幅と奥行きは90cm×55cm
程度、操作台部41の上面の高さは一般的な利用客の腰
付近の高さで、起立部42の上面までの高さは150c
m程度のものとされている。
【0066】この商品販売情報処理端末装置4は、図2
のネットワーク2に接続されるが、このネットワーク2
は、マルチメディアネットワーク、音楽著作権ネットワ
ーク等と接続されても良いし、また、店内に設置される
POSシステム(Point Of Sales System :販売時点情
報管理システム)の端末機と接続されても良い。
【0067】この商品販売情報処理端末装置4は、図示
のように、操作台部41の上面に、メニュー画面やコン
テンツ情報等の表示情報が表示される表示画面兼用のタ
ッチパネル43が備えられて、その奥方の起立部42の
前面に、音声入力部である左右のマイク44,44とそ
の間の記録媒体挿入・排出部45が備えられる一方、操
作台部41の前面上部に、横方向一列に並ぶ3個の出力
部46,47,48が備えられている。
【0068】さらに、商品販売情報処理端末装置4にお
いては、操作台部41上面のタッチパネル43による入
力操作部に加えて、起立部42前面にマイク44,44
による音声入力部と記録媒体入力部45からなる簡易式
入力部が備えられており、また、操作台部41前面に出
力部46,47,48が備えられている。
【0069】マイク44,44は、固定のものでも、有
線または無線による着脱可能なものでも良く、その形状
も円形に限らず何でも良いが、左右にマイク44,44
を設けたことで、少なくとも一方が利用客の音声入力に
利用されるものとなる。
【0070】記録媒体挿入・排出部45は、RAMカー
ドやICカード等のカード型記録媒体を挿入して、内蔵
するメモリカードドライブ416(図5参照)にセット
し、あるいはセットされたカード型記録媒体を排出する
ための挿入・排出口である。この記録媒体挿入・排出部
45から利用客によりカード型記録媒体が挿入されてメ
モリカードドライブ416にセットされると、その記録
媒体に書き込まれた所定のゲームデータや楽曲名データ
等の各種コンテンツ情報の読み出しや、利用客により購
入要求された各種コンテンツ情報の当該記録媒体への新
規書き込みや書き換えが行われ、これらのコンテンツ情
報の読み出し及び書き込みが行われた後でカード型記録
媒体は排出される。
【0071】出力部46,47,48は、例えば、左か
ら順に、チケット等の商品排出口、MD等の記録媒体挿
入・排出部、レシート排出口となっている。ここで、記
録媒体挿入・排出部47は、例えば、MD(Mini Disc
)、FD(Floppy Disk )、CD−R(Compact Disc
Recordable)、CD−RW(Compact Disc Rewritabl
e)、DVD−R(Digital Video Disc Recordable
)、DVD−RAM(Digital Video Disc Random Acc
ess Memory )等のディスク型記録媒体を、内蔵するデ
ィスクメディアドライブ417(図5参照)にセット
し、あるいはセットされたディスク型記録媒体を排出す
るための挿入・排出口である。この記録媒体挿入・排出
口47から利用客によりディスク型記録媒体が挿入され
て内蔵するディスクメディアドライブ417にセットさ
れると、利用客により購入要求された各種コンテンツ情
報の当該記録媒体への新規書き込みや書き換えが行わ
れ、これらのコンテンツ情報の書き込みが行われた後で
ディスク型記録媒体は排出される。
【0072】また、商品販売情報処理端末装置4は、2
4時間営業のコンビニエンスストアに設置された場合、
POSシステム端末機も24時間稼働しており、このP
OSシステム端末機と通信回線を介して接続されるPO
S管理センターあるいは、商品販売情報処理端末装置4
を直接管理する管理センターも24時間稼働している。
このため、商品販売情報処理端末装置4では、タッチパ
ネル43に表示するメニュー画面のメニュー情報、ゲー
ム、音楽、映像、チケット等の商品販売のために商品販
売情報処理端末装置4内に設置される大容量記憶装置
(例えば、ハードディスク装置等)に記憶される各種コ
ンテンツ情報等は、ユーザーが操作をしていない空き時
間を利用して、商品販売情報管理装置3からリアルタイ
ムに書き換えることが可能である。
【0073】このことにより、商品販売情報処理端末装
置4では、ユーザーのニーズに合った各種コンテンツ情
報を常に蓄積することが可能となり、ユーザのニーズに
迅速に対応することが可能となる。さらにこの場合、商
品販売情報処理端末装置4では、ユーザーのニーズに合
った各種コンテンツ情報が常に自己の大容量記憶装置に
蓄積されるため、そのコンテンツ情報の販売に際して、
ネットワーク2を介して商品販売情報管理装置3からダ
ウンロードするよりも、ユーザーは迅速に所望のコンテ
ンツ情報を取得することが可能となる。
【0074】以上において、記録媒体挿入・排出部45
と出力部46,47,48は、図示のような開口形状の
ままでも良いが、各々の開口を開閉する蓋体としてスラ
イド式のシャッター45a,46a,47a,48aを
それぞれ設けて、そのシャッター45a,46a,47
a,48aの各々を、使用時だけ開いて不使用時には閉
じるようにそれぞれ制御するものが望ましい。
【0075】なお、起立部42の前面において、その中
央の上下にマイク44,44を設けたり、任意の位置に
3個以上のマイク44,44,44,…を設けたり、ま
た、記録媒体入力部45を複数個として、中央上下や左
右など任意にレイアウトしても良い。
【0076】さらに、本実施の形態では、図示したよう
に、他の機能部が備えられている。即ち、操作台部41
の上面には、タッチパネル43の横に、操作台部41に
内蔵したスキャナ414やプリンタ415への用紙挿入
・排出部50が設けられるとともに、タッチパネル43
の手前側左右に、音声応答部としての指向性スピーカ5
1,51が設けられている。
【0077】なお、用紙挿入・排出部50は、図示例で
は、挿入口と排出口が並んだものであるが、挿入口と排
出口が共通のものでも良い。指向性スピーカ51,51
からは、マイク44,44への入力音声に対応する応答
音声が利用者に向けて出力され、これにより、目的物に
相違ないか否かを利用者が確認する。
【0078】なお、タッチパネル43は、矢印で示した
ように、一側部のヒンジ部43aにより回動自在となっ
ており、操作台部41に内蔵するスキャナ414(図5
参照)の読み取り面(不図示)を開閉するカバーを兼ね
たものとなっている。
【0079】また、起立部42の前面には、マイク4
4,44の間で記録媒体入力部45の上側に位置する案
内表示部53と、その上部中央の撮像部54と、その左
右の推奨物保持部55,55が設けられている。案内表
示部53は、販売促進用等のために、特定の商品または
各種コンテンツを案内するプロモーション用のもので、
商品映像またはコンテンツを紹介する表示画面や、広告
等の紙面を入れておけるホルダでも良い。
【0080】撮像部54は、利用客を撮影するためのも
ので、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等
のデジタルカメラ407(図5参照)の撮影レンズ部が
露出して形成されるものである。この撮像部54は、利
用客を撮影して画像データとして取り込んで、写真とし
て出力したり、ユーザー層分析や防犯用のために記憶す
る。また、写真撮影として用いる場合、画質、拡大縮小
率、白黒カラー等の選択機能があるものが望ましい。
【0081】推奨物保持部55,55は、現在ヒット中
の特定の商品または情報を紹介するサンプルや広告紙面
等を保持するホルダであり、店側が推奨するゲームやC
Dを紹介するジャケットや、タイトル等の紙面を入れて
おけるものであり、左右の推奨物保持部55,55で別
々のものを推奨しても良い。なお、操作台部41の前面
には、上部の横一列の出力部46,47,48の下側に
予備の出力部56,57,58が備えられている。この
予備の出力部56,57,58は、他の機能付加に応じ
て使用時に外観に表れるもので、不要時は図示のように
外観に表れないよう外皮によりカバーされている。ま
た、操作台部41の側面には、その手前側の上部に物掛
け部60が備えられている。この物掛け部60は、図示
例では、買い物袋や傘等の手荷物を掛けておけるような
多目的フックであるが、他の形状のものでも良い。
【0082】そして、タッチパネル43、マイク44,
44、記録媒体入力部45、出力部46,47,48、
用紙挿入・排出部50、指向性スピーカ51,51及び
撮像部54の近傍に、各々の処理中表示部63,64,
64,65,66,67,68,70,71,71,7
4が設けられている。この処理中表示部63,64,6
4,65,66,67,68,70,71,71,74
は、各々の機能部が処理中であることを表示するための
もので、その処理中に点灯したり点滅するLEDに代表
されるランプである。
【0083】図5は、図2に示す商品販売情報処理端末
装置4の概略内部構成を示す図である。この図5におい
て、商品販売情報処理端末装置4は、CPU401、入
力部402、メイン表示部403、サブ表示部404、
音声認識部405、音声合成部406、デジタルカメラ
407、通信制御部408、レシート発行部409、チ
ケット発行部410、ROM411、RAM412、H
Dドライブ413、スキャナ414、プリンタ415、
メモリカードドライブ416、ディスクメディアドライ
ブ417、PDA接続部418、及び複数の予備ドライ
ブ419,419によって構成されており、各部はバス
419によって接続されている。なお、予備ドライブ4
19,419は、特に1個または2個に限定されず、商
品販売情報処理端末装置4に複数の予備ドライブ41
9,419,…を備える構成とすることも勿論可能であ
る。
【0084】CPU401は、ROM411、あるいは
HDドライブ413に記憶されている当該商品販売情報
処理端末装置4に対応するプログラムの中から指定され
たプログラム、入力部402から入力される各種指示あ
るいはデータをRAM412内のワークエリアに格納
し、この入力指示及び入力データに応じてRAM412
内に格納したプログラムに従って各種処理を実行し、そ
の処理結果をRAM412内のワークエリアに格納する
とともに、メイン表示部403やサブ表示部404に表
示する。そして、RAM412内のワークエリアに格納
した処理結果をHDドライブ413内の所定の保存先に
保存する。
【0085】また、CPU401は、表示に係る処理と
して、タッチパネル43と一体的に構成されたメイン表
示部403に対するメニューや各種コンテンツ情報の表
示処理、及び、サブ表示部404(案内表示部53)に
対する特定の商品または各種コンテンツ情報を案内する
広告用の商品映像または各種コンテンツ情報を紹介する
映像情報の表示処理等を実行する。また、CPU401
は、音声入力に係る処理として、利用客によるマイク4
4,44からの入力音声を音声認識部405により認識
させ、その音声認識結果から入力音声に対応する各種商
品名や各種コンテンツ名、指示内容等を、HDドライブ
413に格納される音声認識辞書に基づいて解析する音
声認識処理、その音声認識結果から得られる音声内容に
対応する応答音声データを、HDドライブ413に格納
される音声応答ファイルから読み出して音声合成部40
6により合成させる音声合成処理を実行する。
【0086】また、CPU401は、各種コンテンツ情
報の販売に係るコンテンツ販売処理として、記録媒体挿
入・排出部45から挿入されるカード型記録媒体あるい
は、記録媒体挿入・排出部47から挿入されるディスク
型記録媒体に対して、各種コンテンツ情報を書き込むデ
ータ書込処理を実行する。すなわち、CPU401は、
データ書込処理において、利用客によりタッチパネル4
3に表示されるメニューから選択操作されて購入要求さ
れた各種コンテンツ情報、あるいは利用客によりマイク
44,44から音声入力されて購入要求された各種コン
テンツ情報に対応して、HDドライブ413に格納され
た当該コンテンツ情報に対応するデータを読み出し、記
録媒体挿入・排出部45から挿入されてメモリカードド
ライブ416にセットされたカード型記録媒体、あるい
は記録媒体挿入・排出部47から挿入されてディスクメ
ディアドライブ417にセットされたディスク型記録媒
体に、読み出したデータを書き込む処理を実行する。
【0087】さらに、CPU401は、その他の処理と
して、デジタルカメラ407(撮像部54)により撮像
される映像データから利用客を識別する利用客識別処
理、メニュー情報、ゲーム、音楽、映像、チケット等の
商品販売のための各種コンテンツ情報等を、商品販売情
報管理装置3からダウンロードする際の通信制御部40
8における通信制御処理、商品販売や各種コンテンツ情
報の販売に際してのレシート発行部409におけるレシ
ート発行処理、チケット予約時のチケット発行部410
におけるチケット発行処理、挿入・排出部50から挿入
されて搬送される写真や原稿の印刷面の画像をスキャナ
414により読み取らせる画像読み取り処理、このスキ
ャナ414で読み取られた画像データのプリンタ415
における印刷処理を実行する。
【0088】入力部402は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイン
ティングデバイスであるマウスとを備え、キーボードで
押下されたキーの押下信号をCPU401に出力すると
ともに、マウスによる操作信号をCPU401に出力す
る。
【0089】メイン表示部403は、CRT、あるいは
カラー液晶表示装置等により構成され、その表示画面部
がタッチパネル43と一体的に構成され、CPU401
から入力される表示データ(メニューや各種コンテンツ
情報)に基づいて画面表示を行う。
【0090】サブ表示部404(案内表示部53)は、
CRT、あるいはカラー液晶表示装置等により構成さ
れ、CPU401から入力される表示データ(商品また
は各種コンテンツを案内する広告用の商品映像または各
種コンテンツを紹介する映像情報)に基づいて画面表示
を行う。
【0091】音声認識部405は、マイク44,44と
接続され、マイク44,44から入力される利用客の音
声信号を解析して認識し、その認識結果をCPU401
に出力する。音声合成部406は、スピーカー51,5
1と接続され、CPU401から指示入力される応答音
声信号を音声合成してスピーカー51,51から出力す
る。
【0092】デジタルカメラ407は、CCD(Charge
Coupled Device )等の半導体撮像素子を内蔵し、この
撮像素子と所定のレンズ群とから構成される光学系の撮
影レンズ部が、図4の起立部42に形成された撮像部5
4に露出し、この撮像部54の正面の所定範囲に撮像領
域を設定し、主に商品販売情報処理端末装置4の前に立
つ利用客に焦点を合わせて撮影し、その撮影した画像デ
ータをCPU401に出力する。
【0093】通信制御部408は、専用回線あるいは公
衆回線である図2のネットワーク2と接続され、CPU
401からの通信要求に応じてネットワーク2を介して
商品販売情報管理装置3との間で、販売情報、各種コン
テンツ情報、及び音声認識辞書学習処理に関する音声デ
ータ等を送・受信するための通信制御機能を有する。
【0094】レシート発行部409は、商品販売や各種
コンテンツ情報の販売に際してCPU401から入力さ
れる販売情報、及びレシート発行指示に基づいてレシー
トを発行し、その発行したレシートを図4の操作台部4
1に設けられたレシート排出口48から排出する。
【0095】チケット発行部410は、チケット販売に
際してCPU401から入力されるチケット情報、及び
チケット発行指示に基づいてチケットを発行し、その発
行したチケットを図4の操作台部41に設けられた商品
排出口46から排出する。
【0096】ROM(Read Only Memory)411は、C
PU401が商品販売情報処理端末装置4内の各部を制
御するシステムプログラム等を格納する。RAM412
は、指定されたプログラム、入力指示、入力データ及び
処理結果等を格納するワークエリアを有する。
【0097】HDドライブ413は、CPU401によ
り商品販売情報管理装置3からダウンロードされるメニ
ュー情報、及び各種コンテンツ情報を格納し、メイン表
示部403におけるメニュー画面表示の切り換えに際し
て、CPU401により必要なメニュー情報が読み出さ
れるとともに、各種コンテンツ情報の販売に際して、C
PU401により対応するコンテンツ情報が読み出され
る。また、HDドライブ413は、各種コンテンツ情報
の販売に係る管理情報を格納する販売情報管理テーブル
を格納し、この販売情報管理テーブルの構成を図6に示
す。この図6に示す販売情報管理テーブルでは、コンテ
ンツ情報毎に設定された「コンテンツコード」と、各種
コンテンツ情報の内容を示す「コンテンツ内容」と、販
売された日時を示す「販売日時」と、コンテンツ情報を
販売した利用客に係る情報(性別や年齢層等)を示す
「ユーザー情報」と、販売したコンテンツ情報の販売額
を示す「課金情報」とを対応つけて記憶するように構成
されている。
【0098】スキャナ414は、操作台部41に内蔵さ
れ、用紙挿入・排出部50から挿入されて搬送される写
真や原稿の印刷面の画像を読み取り面で読み取り、その
読み取った画像データをCPU401に出力する。プリ
ンタ415は、操作台部41に内蔵され、CPU401
から入力される画像データを予め収納された印刷用紙に
印刷して用紙挿入・排出部50から排出するとともに、
タッチパネル43に表示されるメニュー画面がユーザー
により操作されて画像コンテンツの印刷出力が選択され
た場合、情報コンテンツを記憶する内蔵ハードディス装
置から入力される当該選択された画像コンテンツデータ
を予め収納された印刷用紙に印刷して用紙挿入・排出部
50から排出する。
【0099】また、タッチパネル43におけるメニュー
操作が不得手な子供や高齢者に対しては、スキャナーを
入力ツールとして利用してコンテンツを注文する操作方
法が考えられる。すなわち、タッチパネル43において
コンテンツの選択操作が行われず、用紙挿入・排出部5
0から、コンテンツの名称等が記入された注文票に相当
する適当な用紙が挿入されてスキャナ414の読み取り
面に搬送された場合、CPU401は、スキャナ414
で読み取られる画像データのプリンタ415への出力を
無効とし、その注文票用紙に記入されたコンテンツの名
称等を示すキャラクタ(文字)を読み取らせ、この読み
取られたキャラクタからコンテンツの名称を認識する。
そして、この認識したコンテンツの名称に対応して当該
コンテンツの販売処理を実行することも可能である。こ
のことにより、商品販売情報処理端末装置4では、タッ
チパネル43におけるメニュー操作が不得手な子供や高
齢者に対しても、良好な操作環境を提供することが可能
となる。
【0100】メモリカードドライブ416は、利用客に
より記録媒体挿入・排出部45からRAMカードやIC
カード等のカード型記録媒体が挿入されて当該メモリカ
ードドライブ416にセットされると、CPU401か
ら入力されるデータ読み出し指示に応じて、そのカード
型記録媒体に書き込まれた所定のゲームデータや楽曲名
データ等の各種コンテンツ情報を読み出してCPU40
1に出力し、また、利用客により購入要求された各種コ
ンテンツ情報の当該記録媒体への新規書き込みや書き換
えの指示が行われて、CPU401から入力されるデー
タ書き換え指示やデータ書き込み指示に応じて、そのカ
ード型記録媒体に、CPU401によりHDドライブ4
13から読み出されるコンテンツ情報を書き込み、これ
らのコンテンツ情報の読み出し及び書き込みが終了した
後で、そのカード型記録媒体を記録媒体入力部45から
排出させる。
【0101】ディスクメディアドライブ417は、利用
客により記録媒体挿入・排出部47からMD、FD、C
D−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RAM等の
ディスク型記録媒体が挿入されて当該ディスクメディア
ドライブ417にセットされると、利用客により購入要
求された各種コンテンツ情報の当該記録媒体への新規書
き込みや書き換え指示が行われて、CPU401から入
力されるデータ書き換え指示やデータ書き込み指示に応
じて、そのディスク型記録媒体に対して、CPU401
によりHDドライブ413から読み出されるコンテンツ
情報による書き換えや書き込みを行い、これらのコンテ
ンツ情報の書き換え及び書き込みが終了した後で、その
ディスク型記録媒体を記録媒体挿入・排出部47から排
出させる。
【0102】PDA接続部418は、記録媒体挿入・排
出部45に備えた入出力インターフェース部によりPD
A(Personal Digital Assistants )との間でデータの
送受信を実行するため、その入出力インターフェース部
に備えられる各種機器として、非接触型でデータの送受
信を行う場合は、例えば、IrDA(Infrared DataAss
ociation )による赤外線通信規格に準じた赤外線通信
を行うための赤外線通信部、あるいは所定の無線電波信
号を送受信する無線通信部等を備える。また、接触型の
入出力インターフェース部によりPDAとデータの送受
信を行う場合は、PDA側に入出力インターフェース部
として設けられる、例えば、RS232C、各種SCS
I−I/F(インターフェース)、IEEE1394、
PS/2、各種PCMCIA−I/F、モジュラジャッ
ク等の各種通信用I/F、ビデオ・オーディオ用ピン型
接続端子、ビデオ・オーディオ用S型接続端子等に対応
したものを備えるものとする。
【0103】さらに、PDA接続部418は、これらの
非接触型及び接触型の入出力インターフェースに応じた
データの符号化を行うエンコーダ、及び符号化データの
複合化を行うデコーダ等も備えている。利用客によっ
て、記録媒体挿入・排出部45に備えた入出力インター
フェイス部にPDAが接触型で接続され、あるいは、非
接触型で通信準備が可能な状態になったことを検知する
と、CPU401から入力されるPDAとの間のデータ
送受信指示に基づいて、PDAとの間で所定の通信手順
によりデータ書き込みに必要な情報(PDAに内蔵され
た各種記録媒体のメモリ容量や各種コンテンツのヘッダ
情報等)を読み出してCPU401に通知し、CPU4
01から入力される利用客によって購入指定された各種
コンテンツ情報を、接続されたPDAに対して伝送し
て、PDAに内蔵された各種記録媒体に各種コンテンツ
情報を書き込む。ここで使用されるPDAとしては、ス
ケジュール管理や住所管理等に用いられる電子手帳や、
携帯型のゲーム機等が挙げられる。
【0104】予備ドライブ419,419は、その他の
カード型記録媒体を利用可能とするその他のメモリカー
ドドライブや、その他のディスク型記録媒体を利用可能
とするその他のディスクメディアドライブ等を増設する
ために設けられており、図4の予備の出力部56,5
7,58部分に搭載される。
【0105】次に、本実施の形態における動作について
説明する。まず、商品販売情報処理端末装置4内のCP
U401において実行される表示処理について図7に示
すフローチャートに基づいて説明する。店舗A内に設置
された商品販売情報処理端末装置4は、通常時において
は、サブ表示部404に広告や、コンテンツ情報の新着
情報等を表示するとともに、メイン表示部403の画面
にも表示画面の焼き付き防止を兼ねるために常時変化す
るコンテンツ情報を表示する。
【0106】図7に示す表示処理では、まず、監視用を
兼ねたデジタルカメラ407により、常時、その撮像レ
ンズ部が露出する撮像部54によって、商品販売情報処
理端末装置4の操作台部41前の所定範囲を撮像範囲と
し、当該撮像範囲の被写体画像を所定時間間隔で取り込
んでいる。操作台部41前の撮像範囲に利用客が近づ
き、デジタルカメラ407の撮像系により取り込まれた
取込画像がピント合焦範囲内で取り込まれたと判別され
ると(ステップS1、S2)、CPU401は、HDド
ライブ413からメインメニューデータを読み出して、
メイン表示部403に対してメインメニュー表示データ
を出力してメインメニュー画面を表示させる(ステップ
S3)。
【0107】メインメニュー画面表示後、CPU401
は、利用客による入力部402であるタッチパネル43
に対する指示入力、あるいは音声認識部405であるマ
イク44,44に対する音声入力を待機する状態に移行
し(ステップS4)、タッチパネル43に対する指示入
力が行われたことを判別した場合には(ステップS
5)、タッチパネル43におけるメニュー操作に対応す
る処理として、その指示されたタッチパネル43に表示
されたメニュー項目の検出を行い、その検出内容を取得
する(ステップS5)。また、マイク44,44に対す
る音声入力が行われたこと判別した場合には、音声認識
部405において当該入力音声に対する音声認識処理を
行わせ、その音声認識結果を取得する(ステップS
6)。
【0108】次いで、CPU401は、ステップS5で
取得したメニュー項目の検出内容、及びステップS6で
取得した音声認識結果とから利用客の操作指示内容がメ
ニュー項目であるか否かを判別する(ステップS7)。
メニュー項目である場合は、当該メニュー項目に対応す
る次のメニュー画面を表示するため、HDドライブ41
3から当該メニュー表示データを読み出して、メイン表
示部403に表示するメニュー画面の表示内容を切り換
える(ステップS8)。また、利用客の操作指示内容が
メニュー項目でない場合は、その操作指示内容がコンテ
ンツ情報であるか否かを判別する(ステップS9)。コ
ンテンツ情報である場合は、該当するコンテンツ情報の
販売に係る画面を表示するため、HDドライブ413か
ら当該コンテンツ表示データを読み出して、メイン表示
部403に表示するメニュー画面の表示内容を切り換え
る(ステップS10)。
【0109】そして、CPU401は、利用客の操作指
示内容がメニュー項目でなく、コンテンツ情報でもない
場合、あるいはメニュー画面の表示内容を切り換えた
後、タッチパネル43における「終了」指示操作、ある
いはマイク44,44からの「終了」音声入力により、
あるいは利用客が撮像部54の撮像範囲外に移動して所
定時間経過したことにより、今回の利用客に対する表示
処理を終了するか否かを判定し(ステップS11)、終
了指示がなければ、ステップS4に戻り、利用客による
次の指示操作、及び音声入力に応じたメイン表示部40
3の画面表示切り換え処理を繰り返し実行する。終了指
示があれば、本表示処理を終了する。
【0110】以上のように、本実施の形態の商品販売情
報処理端末装置4では、利用客の操作環境として、メイ
ン表示部403と一体的に構成されたタッチパネル43
(入力部402)によるタッチ入力形態と、マイク4
4,44による音声入力形態とを提供するとともに、双
方の入力環境を利用客が任意に選択可能とし、その各入
力形態に応じてメニュー画面の表示切り換えを可能とし
た。このため、利用客に対してより便利な入力環境を提
供することが可能となり、商品販売情報処理端末装置4
をより広い年齢層に対応するものとすることができる。
【0111】次に、商品販売情報処理端末装置4内のC
PU401において実行されるコンテンツ販売処理につ
いて図8、9に示すフローチャートに基づいて説明す
る。図8に示すコンテンツ販売処理では、まず、CPU
401は、上記表示処理において、利用客によるコンテ
ンツ情報が指定されることを待機し(ステップS2
1)、コンテンツ情報が指定されると、当該コンテンツ
情報の記憶容量あるいは使用目的等に基づいて、書込先
はカード型記録媒体かディスク型記録媒体かを判定する
(ステップS22)。書込先をカード型記録媒体である
と判定した場合は、そのカード型記録媒体の記録媒体挿
入・排出部45へのセットを利用客に促すため、メイン
表示部402における表示と、音声合成部406におけ
る音声合成によるスピーカー51,51からの音声発声
により指示する(ステップS23)。また、書込先をデ
ィスク型記録媒体であると判定した場合は、そのディス
ク型記録媒体の記録媒体挿入・排出部47へのセットを
利用客に促すため、メイン表示部402における表示
と、音声合成部406における音声合成によるスピーカ
ー51,51からの音声発声と、により指示する(ステ
ップS24)。
【0112】次いで、CPU401は、記録媒体挿入・
排出部45へのカード型記録媒体のセット、あるいは記
録媒体挿入・排出部47へのディスク型記録媒体のセッ
トを確認すると、そのカード型記録媒体、あるいはディ
スク型記録媒体に当該コンテンツ情報が書込可能な状態
であるか否かを確認するため、メモリカードドライブ4
16あるいはディスクメディアドライブ417により、
そのカード型記録媒体、あるいはディスク型記録媒体の
記憶情報を読み取り、正常に読み取れたか否かを確認す
る(ステップS25、S26)。
【0113】正常に読み取れなかった場合は、当該カー
ド型記録媒体、あるいはディスク型記録媒体に読み取り
エラーが発生したこと、及び情報書込が不可能であるこ
とを、メイン表示部402における表示と、音声合成部
406における音声合成によるスピーカー51,51か
らの音声発声により利用客に通知する(ステップS2
7)。正常に読み取れた場合は、当該読み取り情報をユ
ーザー情報として、HDドライブ413に格納された図
6の販売情報管理テーブルに記憶する(ステップS2
8)。
【0114】次いで、CPU401は、該当コンテンツ
情報がHDドライブ413に格納されているか否かを確
認し(ステップS29)、格納されていれば、当該コン
テンツ情報をHDドライブ413から読み出して、メモ
リカードドライブ416あるいはディスクメディアドラ
イブ417により、そのカード型記録媒体、あるいはデ
ィスク型記録媒体に書き込ませる(ステップS30)。
また、該当コンテンツ情報がHDドライブ413に格納
されていなければ、当該コンテンツ情報を通信制御部4
08によりネットワーク2を介して商品販売情報管理装
置3からHDドライブ413にダウンロードさせた後
(ステップS31)、当該コンテンツ情報をHDドライ
ブ413から読み出して、メモリカードドライブ416
あるいはディスクメディアドライブ417により、その
カード型記録媒体、あるいはディスク型記録媒体に書き
込ませる(ステップS30)。
【0115】次いで、CPU401は、当該コンテンツ
情報をそのカード型記録媒体、あるいはディスク型記録
媒体にダウンロード中であることを、メイン表示部40
2における表示と、音声合成部406における音声合成
によるスピーカー51,51からの音声発声により利用
客に通知する(ステップS32)。当該コンテンツ情報
のカード型記録媒体、あるいはディスク型記録媒体への
書込み終了を確認すると(ステップS33)、当該コン
テンツ情報の販売情報として、コンテンツコード、コン
テンツ内容、販売日時、及び販売料金を示す課金情報と
して、HDドライブ413に格納された図6の販売情報
管理テーブルに記憶するとともに(ステップS34)、
当該コンテンツ情報の販売情報を通信制御部408によ
りネットワーク2を介して商品販売情報管理装置3に送
信する(ステップS35)。
【0116】そして、CPU401は、当該コンテンツ
情報の販売に関するレシートをレシート発行部409に
より発行させ、レシート排出口48から排出させ(ステ
ップS36)、そのレシートの発行を、音声合成部40
6における音声合成によるスピーカー51,51からの
音声発声により利用客に通知するとともに、レシート排
出口46近傍のランプ66を点滅させる(ステップS3
7)。次いで、そのレシートを店舗A内のレジへ持って
いき、料金の支払いを行うことを、メイン表示部402
における表示と、音声合成部406における音声合成に
よるスピーカー51,51からの音声発声により利用客
に案内する(ステップS38)。
【0117】次いで、CPU401は、レシート排出口
48からレシートが取り出されたことを確認すると(ス
テップS39)、記録媒体入力部45からのカード型記
録媒体の取り出し、あるいは記録媒体挿入・排出部47
からのディスク型記録媒体の取り出しを、メイン表示部
402における表示と、音声合成部406における音声
合成によるスピーカー51,51からの音声発声により
利用客に案内するとともに、記録媒体挿入・排出部4
5、あるいは記録媒体挿入・排出部47近傍のランプ6
5、67を点滅させる(ステップS40)。そのカード
型記録媒体、あるいはディスク型記録媒体が取り出され
たことを確認すると、本コンテンツ販売処理を終了す
る。
【0118】以上のように、本実施の形態の商品販売情
報処理端末装置4では、各種コンテンツ情報の販売環境
として、そのコンテンツ情報の仕様や内容に応じて各種
カード型記録媒体、及び各種ディスク型記録媒体へのコ
ンテンツ情報の書込みを可能としたため、販売するコン
テンツ情報の種類を多様化することができ、コンテンツ
情報の販売機会を向上させることができる。
【0119】また、上記商品販売情報処理端末装置4で
は、撮像部54により利用客の映像が取り込まれたこと
を確認してからメイン表示部403におけるメインメニ
ューの表示を開始するようにしたため、メイン表示部4
03におけるメニュー表示を効率よく行うことができ、
消費電力の節約を図ることができる。
【0120】以上のような構成の商品販売情報処理端末
装置4によれば、タッチパネル4による入力操作に加え
て、以下に列挙するような利用環境を更に提供すること
ができる。 (1)簡単な音声入力によって、各種商品の予約を含む
購入及びゲームソフトの書換え申し込み等の選択が直ぐ
に行える。即ち、利用客が商品販売情報処理端末装置4
の前に立って希望する商品名やコンテンツ情報名、例え
ば、ゲームソフトのタイトルをマイク44,44に向か
って音声入力すると、その入力音声が音声認識部405
により認識されて、タッチパネル43のメイン表示部4
03に最終的な選択画面、つまり、目的ゲームソフトを
含むゲームソフトタイトル画面が表示される。従って、
利用客は、直ちに目的のゲームソフトをタッチ操作して
選択することができ、また、ゲームソフトの書換え申し
込み等も直ちに行うことができる。このゲームソフトの
書換えに際しては、例えば、持参のMD等のディスク型
記録媒体を記録媒体挿入・排出部47に挿入し、操作台
部41に内蔵されたディスクメディアドライブ417に
より書き換えられた後、そのディスク型記録媒体が排出
されるとともに、レシートがレシート排出口46から排
出される。
【0121】(2)予めコンテンツ情報を示すコード情
報等が書き込まれたカード型記録媒体の記録媒体挿入・
排出部45への挿入によるデータ入力によって、各種商
品の予約を含む購入及び各種コンテンツ情報の選択等
を、タッチパネル操作や音声入力を行ずに直ぐに行え
る。即ち、利用客が起立部42前面の記録媒体挿入・排
出部45に、例えば、RAMカード、MD、ICカード
等のカード型記録媒体を挿入すると、そのカード型記録
媒体に書き込まれたコンテンツ情報を示すコード情報等
を示す所定のデータの読み出しがメモリカードドライブ
416により行われて、タッチパネル43のメイン表示
画面に最終的な選択画面、つまり、読み出されたデータ
としての楽曲を含む音楽タイトル画面等が表示される。
従って、利用者は目的楽曲をタッチ操作して選択するこ
とで、音楽の購入申し込み等を簡単に行うことができ
る。選択された音楽データの書き込みは、例えば、持参
のMD等のディスク型記録媒体を記録媒体挿入・排出部
47に挿入し、操作台部41に内蔵されたディスクメデ
ィアドライブ417により、HDドライブ413、ある
いはネットワーク2を介して商品販売情報管理装置3か
ら、それぞれダウンロードされて書き込まれた後、その
ディスク型記録媒体が排出されるとともに、レシートが
レシート排出口46から排出される。
【0122】(3)利用客は、起立部42前面からマイ
ク44を引き出して口元に寄せて音声入力が行え、購入
する商品内容等を他人に聞かれるような大きな声を出さ
ないで済み、利用客のプライバシーを保護することが可
能となる。
【0123】(4)音声入力の場合、操作台部41上面
の手前側左右の指向性スピーカ51,51から利用客の
耳に向かって応答音声が出力されるので、注文の確認が
容易になることに加えて、注文内容を他人に聞かれない
で済むという効果も得られる。
【0124】(5)撮像部54により利用客の映像が取
り込まれ、必要に応じて、写真として販売することもで
き、店側にとっては、取り込まれた利用客の画像をユー
ザー層の分析や防犯用として利用することができる。
【0125】(6)起立部42前面の案内表示部53
(サブ表示部404)、及び推奨物保持部55,55に
よって、特定の商品またはコンテンツ情報を広告できる
とともに、現在ヒット中の商品やコンテンツ情報を紹介
できるため、店側ではヒット中の商品やコンテンツ情報
を利用客にアピールすることができ、商品販売情報処理
端末装置4の利用形態を多様化することできる。
【0126】(7)操作台部41上面の用紙挿入・排出
口50により、コピー原稿あるいは印刷用紙の挿入と複
写または印刷後の用紙の取り出しがおこなえる。このた
め、利用客は、コピー時や印刷時の用紙の挿入・排出を
容易に行うことができる。
【0127】(8)操作台部41上面のタッチパネル4
3をヒンジ部43aで上方に開いて、内蔵されたスキャ
ナ414のスクリーン部に原稿を載せてから、カバーと
してのタッチパネル43を重ねた状態で複写が行え、用
紙挿入・排出口50から複写後の用紙が排出される。こ
のため、利用客は、用紙挿入・排出口50に挿入できな
い見開き原稿等のコピーも容易に行うことができる。
【0128】(9)操作台部41側面の手前側上部の物
掛け部60に、利用客が持っていた買い物袋や傘等の手
荷物を掛けておける。このため、利用客は、買い物の後
や雨の時も商品販売情報処理端末装置4における各種操
作を容易に行うことができる。
【0129】(10)操作台部41前面の上部に横一列
に出力部46(商品排出口),47(記録媒体挿入・排
出部),48(レシート排出口)が並んでおり、商品
(各種チケット等)や各種コンテンツ情報の種類に応じ
て出力位置を横方向に異ならせて配置したため、利用客
は同じ高さ位置で、出力物の取り出しが行える。このた
め、利用客は、商品や各種コンテンツ情報の取り出し位
置を容易に把握することができる。
【0130】(11)タッチパネル43、マイク44,
44、記録媒体挿入・排出部45、出力部46(商品排
出口),記録媒体挿入・排出部47(記録媒体挿入・排
出部),48(レシート排出口)、用紙挿入・排出部5
0、指向性スピーカ51,51、及び撮像部54の各々
に対応して、各部が処理中の際に点滅(あるいは点灯)
する表示部63,64,64,65,66,67,6
8,70,71,71,74によって、各機能部が現在
処理中であることを利用客に報知でき、処理動作の確認
を容易にできる。
【0131】(12)記録媒体挿入・排出部45、及び
出力部46(商品排出口),記録媒体挿入・排出部47
(記録媒体挿入・排出部),48(レシート排出口)に
スライド式のシャッター45a,46a,47a,48
aをそれぞれ設けて、使用時だけ開いて不使用時に閉じ
る制御をすることで、利用客による悪戯を防止でき、防
塵対策として有効に機能させることができる。
【0132】なお、上記実施の形態において、図4の商
品販売情報処理端末装置4の概観斜視図に示したマイク
44,44、記録媒体挿入・排出部45、出力部46
(商品排出口),47(記録媒体挿入・排出部),48
(レシート排出口)、用紙挿入・排出部50、指向性ス
ピーカ51,51、及び撮像部54の各部の配置関係や
レイアウトは、あくまでも一例であり、また、その各部
の形状も一例であり、店舗Aに設置する際の設置環境
や、利用客の操作性等を考慮して、各部の配置関係やレ
イアウト、形状は、変更可能である。
【0133】また、図4に示した商品販売情報処理端末
装置4の概観斜視図に示したように、その概観を決定す
る操作台部41と起立部42のレイアウトや形状も同様
に一例であり、そのレイアウトや形状も、店舗Aに設置
する際の設置環境や、利用客の操作性等を考慮して、多
種多様のもの形態のものが適用可能であることは勿論で
ある。
【0134】さらに、図4の商品販売情報処理端末装置
4の概観斜視図に示した各種商品及び各種コンテンツ情
報の販売に係る各機能は、店舗Aに設置する際の設置環
境や、利用客の操作性等を考慮して、機能の一部を削除
あるいは追加変更するようにしてもよい。
【0135】また、上記実施の形態において、図4の商
品販売情報処理端末装置4の概観斜視図に示した撮像部
54、及びその撮像部54に対応して図5の概略内部構
成に示したデジタルカメラ407は、商品販売情報処理
端末装置4の前に立つ利用客の有無を判別するためにも
利用することを説明したが、単純に利用客の有無を判別
するために利用するものである場合は、撮像部54を赤
外線センサの発光/受光窓とし、デジタルカメラ407
を赤外線送受信部としてもよい。
【0136】上記実施の形態では、操作台部42前面の
上部に横一列に出力部46,47,48を設けたが、次
に、出力部の他の変形レイアウトについて説明する。 <変形例>先ず、図10は図4の商品販売情報処理端末
装置4における出力部の変形例(1)を示したもので、
図示のように、商品販売情報処理端末装置80は、操作
台部42の前面の左右の各々に、上中下と高さが異なる
縦一列の出力部81〜86をそれぞれ設けたものであ
る。そして、中央に縦一列をなす予備の出力部87,8
8,89を設けている。
【0137】このように、操作台部42前面の左右に縦
一列の出力部81〜86を各々並べたことで、利用者に
提供する商品やコンテンツ情報の種類に応じて出力位置
を縦方向(上下方向)に異ならせて、異なる高さ位置か
ら出力情報を区別して取り出せる仕様にすることができ
る。また、高さ位置の相違によって、大人用と子供用と
に出力部81〜86を区別して配置することもできる。
【0138】なお、縦一列の出力部81,82,83を
一列のみ設けても良く、その場合、操作台部42前面の
中央に設けた予備の出力部87,88,89も含まれ
る。
【0139】また、図11は出力部の変形例(2)を示
したもので、図示のように、商品販売情報処理端末装置
100は、操作台部42の前面において、上部の一方の
隅部から下部の他方の隅部にかけて斜め一列の出力部1
01,102,103を設けたものである。そして、下
部の反対側隅部と上部の反対側隅部に予備の出力部10
4,105を設けている。
【0140】なお、斜め一列の出力部101,102,
103を図示例とは反対側の斜め方向にしたものも含ま
れる。このように、操作台部42前面に斜め一列の出力
部101,102,103を並べたことで、商品や情報
の種類に応じて出力位置を横方向及び縦方向(上下方
向)に異ならせて、異なる横方向位置と高さ位置から出
力情報を区別して取り出せる仕様にすることができる。
また、高さ位置の相違によって、大人用と子供用とに出
力部101,102,103を区別して配置することも
できる。
【0141】さらに、図12は出力部の変形例(3)を
示したもので、図示のように、商品販売情報処理端末装
置120は、操作台部42の前面にランダムに出力部1
21,122,123を設けており、例えば、一側部側
の上下に出力部121,122を設けて、他側部の中央
に出力部123を設けたものである。そして、残りの部
分の全てに予備の出力部124,125,126,12
7,128,129を設けている。
【0142】なお、ランダムレイアウトとしては、図示
例のものに限らず、操作台42前面の全面を利用した任
意のレイアウトも含まれる。このように、操作台部42
前面にランダムに出力部121,122,123を設け
たことで、操作台部42前面の全面を利用して、商品や
情報の種類に応じて出力位置を任意に異ならせて、規則
性を持たないランダム位置から出力情報を区別して取り
出せる仕様にすることができる。
【0143】また、高さ位置の相違によって、大人用と
子供用とに出力部121,122,123を区別するこ
ともできる。なお、残りの部分の全てに予備の出力部1
24,125,126,127,128,129を設け
ておくのは、他の出力部レイアウトの場合にも採用可能
である。
【0144】さらに、図13は、図4の商品販売情報処
理端末装置4に対して、全体の外観構成が異なる商品販
売情報処理端末装置140の変形例(1)を示したもの
で、図示のように、商品販売情報処理端末装置140
は、その筐体前面のうち上側略半分を傾斜させて傾斜面
141を形成し、この傾斜面141には、上記図4に示
したタッチパネル43、マイク44、44、スピーカー
51,51、案内表示部53、撮像部54、及び推奨物
保持部55を設け、マイク44,44、スピーカー5
1,51、及び撮像部54の近傍には、上記図4に示し
た各々の処理中表示部64,64,71,71,74が
設けられている。
【0145】この商品販売情報処理端末装置140の前
面の傾斜面141には、利用者が所望の各種コンテンツ
情報を指示選択操作する操作機能部と、利用者が所望の
各種コンテンツ情報を音声入力する音声入力機能部と、
各種コンテンツ情報に関わる表示を行う情報表示機能部
と、が集約されて配置されている。
【0146】そして、図13において、商品販売情報処
理端末装置140の筐体前面のうち下側垂直面142に
は、上記図4に示した用紙挿入・排出部50、出力部4
6,47,48、及び予備の出力部56,57,58を
設け、用紙挿入・排出部50と出力部46,47,48
の各部の近傍には上記図4に示した各々の処理中表示部
66,67,68,70が設けられている。
【0147】この商品販売情報処理端末装置140の前
面の垂直面142には、上記傾斜面141において指示
選択入力された各種コンテンツ情報を所望の媒体(紙媒
体や記録媒体)により出力する情報出力機能部が集約さ
れて配置されている。また、商品販売情報処理端末装置
140の垂直面142の側面には、その手前側の上部に
上記図4に示した物掛け部60も備えられている。
【0148】この商品販売情報処理端末装置140の場
合、その筐体前面のうち上側傾斜面141には、主に操
作系と表示系の機能を集約して配置し、その筐体前面の
うち下側垂直面142には、主に各種コンテンツ情報の
出力系の機能を集約して配置するようにしたため、その
機能面でのレイアウトを利用者にとってより操作性の良
いものとすることができるとともに、筐体内部の機器の
レイアウトも機能別に集約して配置することが可能にな
る。
【0149】また、図14は、図4の商品販売情報処理
端末装置4に対して、全体の外観構成が異なる商品販売
情報処理端末装置150の変形例(2)を示したもの
で、図示のように、商品販売情報処理端末装置150
は、上記図13に示した商品販売情報処理端末装置14
0を2台横に並べて、その間に間仕切り板151を設け
た構成とした場合を示している。この場合、間仕切り板
151は、隣り合う利用者相互の操作内容が他人に見ら
れることを回避するために設けられている。
【0150】この商品販売情報処理端末装置150の場
合、同一の機能を備えた商品販売情報処理端末装置14
0を2台横に並べたことにより、人気があるコンテンツ
情報を販売する際に、より多くの利用者が利用できる環
境を提供することができる。また、この商品販売情報処
理端末装置150を設置する店舗Aでは、コンテンツ情
報を販売する販売機会の向上と効率化等を図ることがで
きる。
【0151】なお、以上の実施の形態例においては、マ
イク(音声入力部)とスピーカ(音声応答部)を別個に
設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、有
線電話機のハンドセットや無線電話機を備えるようにし
ても良い。
【0152】すなわち、図4の商品販売情報処理端末装
置4に対して、操作台部41の右側面にハンドセット4
9を備えた商品販売情報処理端末装置160の変形例
(3)を示した図15のように、商品販売情報処理端末
装置160は、上記図4に示した商品販売情報処理端末
装置4の操作台部41の右側面に、新たにハンドセット
49と、フック49aとを備えた構成としても良い。ま
た、この場合の商品販売情報処理端末装置160の概略
内部構成を図16に示す。この図16において、ハンド
セット49は、音声認識部405と、音声合成部406
とに接続されており、音声認識部405は、ハンドセッ
ト49と、マイク44,44とを、音声合成部406
は、ハンドセット49と、指向性スピーカ51,51と
を、ハンドセット49の状態に応じて切り換えて接続す
る。
【0153】このため、ハンドセット49が利用客によ
り取り上げられると、ハンドセット49により垂下され
ていたフック49aによりハンドセット49が利用状態
となったことが検知され、マイク44,44と、指向性
スピーカ51,51による音声入力と応答音声の出力
が、音声認識部405及び音声合成部406により、ハ
ンドセット49に切り替わる。このため、利用客は、ハ
ンドセット49のみによる音声入力や応答音声の聴聞が
できるため、利用客のプライバシーを保護することがで
きる。また、周囲に音声が漏れることがないため、商品
販売情報処理端末装置160が設置されるコンビニエン
スストア等の他の利用客に迷惑とならずに、商品販売情
報処理端末装置160を利用することができる。なお、
このハンドセット49は、操作台部41の右側面に備え
ることとして説明したが、左側面や操作台部41の台
上、起立部42の前面等に備えることとしても良く、ま
た、図10における商品販売情報処理端末装置80や、
図11における商品販売情報処理端末装置100、図1
2における商品販売情報処理端末装置120、図13に
おける商品販売情報処理端末装置140、図14におけ
る商品販売情報処理端末装置150の上記所望の位置に
ハンドセット49を備えることとしても良い。
【0154】また、実施の形態例では、ゲームソフトの
書換や音楽用のMDを購入する場合について説明した
が、チケットの予約や購入、他の商品購入や各種情報処
理についても同様になされる。
【0155】さらに、操作台部上面における各機能部の
レイアウトや、起立部前面における各機能部のレイアウ
ト等も任意であり、その他、具体的な細部構造等につい
ても適宜に変更可能であることは勿論である。また、図
13に示した商品販売情報処理端末装置140と、図1
4に示した商品販売情報処理端末装置150の傾斜面1
41と垂直面142における各機能部の配置は、固定さ
れるものではなく、仕様に応じて適宜入れ替えても良い
ことは勿論である。また、上記各実施の形態では、メイ
ン表示部403とサブ表示部404を1つずつ設けるよ
うにしたが、この各表示部を必要に応じて複数設けるよ
うにしても良い。さらに、上記各実施の形態では、用紙
挿入・排出部50を1つにまとめて設ける場合を説明し
たが、必要に応じて用紙挿入部と用紙排出部に分けて異
なる場所に設けるようにしても良い。
【0156】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る商品情報処理装置によれば、指示選択操作に加えて、
簡単な音声入力を用いた簡単な指示入力によっても、商
品や各種イベントのチケットの予約を含む購入及びゲー
ムソフトの書換申し込み等を含む処理内容の選択が行え
る。このような音声入力を用いたデータ入力方式の付加
によって、利用者の操作性と利便性を向上させることが
できる。
【0157】請求項2記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、入力操作位置よりも上方において、音声入
力が行えることから、利用者の音声入力が容易になる。
【0158】請求項3記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、利用者が持参した記録媒体から音楽データ
やゲームデータ等の商品情報を読み取って、例えば、最
新の商品情報と書き換えることが可能となり、商品情報
の購入機械を増大させることができる。
【0159】請求項4記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、利用者は所望の商品購入または情報処理に
関する処理結果を容易に取得することができ、使い勝手
が良くなる。
【0160】請求項5、及び6記載の発明に係る商品情
報処理装置によれば、例えば、操作部面あるいは筐体の
他の面において、利用者は、複写または印刷のための用
紙の挿入・排出が容易に行えて、使い勝手が良くなる。
【0161】請求項7記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、音声入力の利用者に対して操作面から応答
音声が出力されるため、第三者に知られずに、その利用
者は入力音声内容を確認することができ、音声入力を確
実に行うことができる。
【0162】請求項8記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、利用者は、スキャナの読み取り面に用紙を
容易に置くことができ、その用紙面の印刷内容をスキャ
ナで読み取らせて、データ記録や複写等を容易に行うこ
とができ、商品情報処理装置の利用性を向上させること
ができる。
【0163】請求項9記載の発明に係る商品情報処理装
置によれば、商品情報種類や記録媒体の追加に応じたユ
ニット位置の変更や増加に容易に対応することができ
る。
【0164】請求項10記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、指示選択操作に応じた商品情報や処理内
容を主表示部に表示しながら、特定の商品情報の案内内
容等も補助表示部に効果的に表示することができる。
【0165】請求項11記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、指示選択操作に応じた商品情報や処理内
容を表示部に表示しながら、特定の商品情報の案内内容
等も他の表示部に同時に表示して、複数の表示部を効果
的に利用することができる。
【0166】請求項12記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、利用者が物掛け部に持ち物を掛けてか
ら、指示選択操作や音声入力のデータ入力が手軽に行
え、出力情報の取り出しも手軽に行うことができる。
【0167】請求項13記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、操作台部上面に対する入力操作位置と異
なる面の音声入力部に向けて音声入力を行い、または記
録媒体読書部に対して記録媒体のセットが行えることか
ら、指示選択の操作環境、及び音声入力と記録媒体の使
用環境を利用者にとって良好なものとすることができ
る。
【0168】請求項14記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、特定の商品情報の案内内容等を常に補助
表示部に表示しながら、商品情報の指示選択画面を表示
させることができる。
【0169】請求項15記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、特定の商品または商品情報の推奨内容を
利用者に見易く掲示することができ、広告塔としての機
能を商品情報処理装置に付加することができ、利用者に
対する広告効果が期待できる。
【0170】請求項16記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、操作台部とは区別して商品情報や処理結
果に関わる出力情報を出力する機能を集中して配置する
ことができる。
【0171】請求項17記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、操作面に対して指示選択操作や音声入力
等の入力操作機能を、利用者にとってより扱いやすいレ
イアウトで配置することができ、商品情報処理装置の操
作性を向上させることができる。
【0172】請求項18記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、特定の商品情報の案内内容等を常に補助
表示部に表示しながら、商品情報の指示選択画面を表示
させることができる。
【0173】請求項19記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、操作面とは区別して商品情報や処理結果
に関わる出力情報を出力する機能を集中して配置するこ
とができる。
【0174】請求項20記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、撮像部から利用者の映像を取り込んで、
利用者層の分析や防犯用としても利用でき、商品情報処
理装置の機能の多様化と利用性の向上を図ることができ
る。
【0175】請求項21記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、利用者に対して、どの機能部が処理中で
あるかを明示することができる。
【0176】請求項22記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、操作面を有効に利用することができる。
【0177】請求項23記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力
を用いた簡単な指示入力によっても、商品や各種イベン
トのチケットの予約を含む購入及びゲームソフトの書換
申し込み等を含む処理内容の選択が行える。このような
音声入力を用いたデータ入力方式の付加によって、利用
者の操作性と利便性を向上させることができ、商品情報
を選択指示する際に利用者に対して簡便かつ便利な入力
環境を提供することが可能となり、商品情報処理装置を
より広い年齢層に対応するものとすることができる。ま
た、商品情報処理装置で提供可能な商品情報の多様化を
図ることができ、利用者の利用機会を増大させることが
できる。
【0178】請求項24記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力
を用いた簡単な指示入力によっても、商品や各種イベン
トのチケットの予約を含む購入及びゲームソフトの書換
申し込み等を含む処理内容の選択が行える。このような
音声入力を用いたデータ入力方式の付加によって、利用
者の操作性と利便性を向上させることができ、商品情報
を選択指示する際に利用者に対して簡便かつ便利な入力
環境を提供することが可能となり、商品情報処理装置を
より広い年齢層に対応するものとすることができる。ま
た、商品情報処理装置で提供可能な商品情報の多様化を
図ることができ、利用者の利用機会を増大させることが
できる。さらに、操作面を傾斜面としたことにより、商
品情報処理装置の設置面積を縮小することが可能にな
る。
【0179】請求項25記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、ハンドセットのみによる音声入力や応答
音声の聴聞ができるため、利用者のプライバシーを保護
することができると共に、商品情報処理装置利用の際の
音漏れ防止が図れるため、商品情報処理装置が設置され
るコンビニエンスストア等の他の利用客に迷惑とならず
に、商品情報処理装置を利用することができる。
【0180】請求項26記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、不使用時に記録媒体読書部、情報出力
部、用紙挿入排出部、及び予備の収納部を蓋体で閉じて
おくことにより、悪戯防止や防塵対策として有効に利用
することができる。
【0181】請求項27記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、商品情報の種類に応じて出力位置を横方
向に異ならせながら、商品情報の種別に拘わらず、同じ
高さ位置から出力情報を取り出すことができる。
【0182】請求項28記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、商品情報の種類に応じて出力位置を縦方
向に異ならせながら、商品情報の種別に異なる高さ位置
から出力情報を取り出す仕様となり、また、高さ位置の
変化により、大人用と子供用とに区別することができ
る。
【0183】請求項29記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、商品情報の種類に応じて異なる横方向位
置及び高さ位置から出力情報を取り出す仕様となり、ま
た、高さ位置の変化により、大人用と子供用とに区別す
ることにも対応できる。
【0184】請求項30記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、コンビニエンスストア等の店舗に商品情
報処理装置を設置する際に、その設置容積をその他の什
器と同等のものとすることができる。
【0185】請求項31記載の発明に係る商品情報処理
装置の設置構造によれば、複数台の商品情報処理装置を
有効に設置することができ、各商品情報処理装置間で利
用者の操作内容が隣の利用者に見られることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の商品販売情報処理シス
テム1の全体構成を示す図である。
【図2】図1の商品販売情報処理システム1を構成する
販売管理センターB、及び店舗Aに設置される各装置の
接続関係を示すブロック図である。
【図3】図2に示す商品販売情報管理装置3の概略内部
構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示す商品販売情報処理端末装置4の概略
外観の一例を示す斜視図である。
【図5】図4に示す商品販売情報処理端末装置4の概略
内部構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す商品販売情報処理端末装置4内のH
Dドライブ413に格納される販売情報管理テーブルの
構成を示す図である。
【図7】図5に示す商品販売情報処理端末装置4内のC
PU401により実行される表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】図5に示す商品販売情報処理端末装置4内のC
PU401により実行されるコンテンツ販売処理の一部
を示すフローチャートである。
【図9】図8に続くコンテンツ販売処理の一部を示すフ
ローチャートである。
【図10】図4の商品販売情報処理端末装置4における
出力部の変形例(1)である商品販売情報処理端末装置
80を示した概略斜視図である。
【図11】図4の商品販売情報処理端末装置4における
出力部の変形例(2)である商品販売情報処理端末装置
100を示した概略斜視図である。
【図12】図4の商品販売情報処理端末装置4における
出力部の変形例(3)である商品販売情報処理端末装置
120を示した概略斜視図である。
【図13】図4の商品販売情報処理端末装置4に対して
全体の外観構成が異なる変形例(1)である商品販売情
報処理端末装置140を示した概略斜視図である。
【図14】図4の商品販売情報処理端末装置4に対して
全体の外観構成が異なる変形例(2)である商品販売情
報処理端末装置150を示した概略斜視図である。
【図15】図4の商品販売情報処理端末装置4に対し
て、操作台部41の右側面にハンドセット49を備えた
変形例(3)である商品販売情報処理端末装置160を
示した概観斜視図である。
【図16】図15に示す商品販売情報処理端末装置16
0の概略内部構成を示すブロック図である。
【図17】従来の階層構造となっているメニューの構成
例を示す図である。
【図18】図17の階層構造となっているメニューの構
成例により表示される初期メニュー画面の一例を示す図
である。
【図19】図18に示す画面において「ゲーム」を選択
した場合に表示されるジャンル選択画面の例を示す図で
ある。
【図20】図19に示す画面において「RPG」を選択
した場合に表示されるメーカー選択画面の例を示す図で
ある。
【図21】図20に示す画面において「A社」を選択し
た場合に表示される商品選択画面の例を示す図である。
【図22】図21に示す画面において「Zファンタジ
ー」を選択した場合に表示される商品案内画面の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 商品販売情報処理システム 2 ネットワーク 3 商品販売情報管理装置 31 CPU 32 入力装置 33 表示装置 34 通信装置 35 RAM 36 HDドライブ 37 バス 4,80,100,120,140,150,160
商品販売情報処理端末装置 41 操作台部 42 起立部 43 タッチパネル 44 マイク 45 記録媒体挿入・排出部 46 商品排出口 47 記録媒体挿入・排出部 48 レシート排出口 49 ハンドセット 49a フック 50 用紙挿入・排出部 51 スピーカー 53 案内表示部 54 撮像部 55 推奨物保持部 60 物掛け部 401 CPU 402 入力部 403 メイン表示部 404 サブ表示部 405 音声認識部 406 音声合成部 407 デジタルカメラ 408 通信制御部 409 レシート発行部 410 チケット発行部 411 ROM 412 RAM 413 HDドライブ 414 スキャナ 415 プリンタ 416 メモリカードドライブ 417 ディスクメディアドライブ 418 PDA接続部 419 予備ドライブ 420 バス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 商品情報処理装置、及びその設置方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明によれば、コンビニエンスストアに
設置して使用される商品情報処理装置であって、ゲー
ム、音楽、映像、チケット等を含む各種商品情報と共に
当該各種商品情報に関わる処理内容を指示選択する指示
選択部と、音声を入力する音声入力部と、前記指示選択
部から指示選択される各種商品情報、及び前記音声入力
部から音声入力により指示選択される各種商品情報と、
その指示選択された各種商品情報に関わる処理内容とを
適宜切り換えて表示すべき表示部と、を配置した操作面
を筐体面に設けて、商品や各種イベントのチケットの予
約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等を含む
処理内容の選択を可能とした商品情報処理装置である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】ここで、処理内容としては、例えば、ゲー
ムソフトの書換、レシート作成等が挙げられる。音声入
力部は、いわゆるマイクである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】したがって、コンビニエンスストアにおい
て、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力を用いた簡
単な指示入力によっても、商品や各種イベントのチケッ
トの予約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等
を含む処理内容の選択が行える。このような音声入力を
用いたデータ入力方式の付加によって、利用者の操作性
と利便性を向上させることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】請求項23記載の発明によれば、コンビニ
エンスストアに設置して使用される商品情報処理装置で
あって、筐体の前面に操作面を配置し、該操作面内の下
方部を操作台部とし、当該操作面内の上方部を起立部と
し、該操作台部の下方に位置する前記筐体前面を垂直面
として構成し、前記起立部には、音声を入力する音声入
力部と、前記操作面と対面する利用者を撮像する撮像部
と、ゲーム、音楽、映像、チケット等を含む各種商品情
報を着脱可能にセットされる記録媒体に書き込み、ある
いは当該記録媒体に書き込まれた各種商品情報を読み出
す記録媒体読書部と、各種商品情報を補足する補足情報
を表示する補助表示部と、特定の商品または情報を推奨
するサンプルである推奨物を保持する推奨物保持部と、
を配置し、前記操作台部には、各種商品情報と共に当該
各種商品情報に関わる処理内容を指示選択する指示選択
部と、前記指示選択部から指示選択される各種商品情
報、及び前記音声入力部から音声入力により指示選択さ
れる各種商品情報と、その指示選択された各種商品情報
に関わる処理内容とを適宜切り換えて表示すべき表示部
と、を一体化したタッチパネルと、利用者が複写用紙ま
たは印刷用紙を挿入し、当該複写用紙または印刷用紙を
排出する用紙挿入排出部と、前記指示選択部からの指示
選択、または前記音声入力部からの入力音声による指示
選択に対応して、操作ガイダンスや前記各種商品情報に
関わる処理内容を応答音声により出力する音声応答部
と、を配置し、前記垂直面には、前記記録媒体読書部
と、前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入
力部からの入力音声による指示選択に応答して、前記各
種商品情報と当該各種商品情報に関わる処理内容を示す
情報を出力する情報出力部と、前記記録媒体読書部、及
び前記情報出力部の配置位置を変更、あるいは当該記録
媒体読書部、及び情報出力部を増設するための予備の収
納部と、を配置し、前記操作台部に配置した前記タッチ
パネル下の筐体内部にスキャナを内蔵し、当該スキャナ
の読み取り面を当該タッチパネルの上方に向けて配置
し、当該タッチパネルは該操作台部に対して回動操作可
能に取り付け、該タッチパネルは、前記スキャナの読み
取り面を開閉可能とするカバーを兼ね、商品や各種イベ
ントのチケットの予約を含む購入及びゲームソフトの書
換申し込み等を含む処理内容の選択を可能とした商品情
報処理装置である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】したがって、コンビニエンスストアにおい
て、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力を用いた簡
単な指示入力によっても、商品や各種イベントのチケッ
トの予約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等
を含む処理内容の選択が行える。このような音声入力を
用いたデータ入力方式の付加によって、利用者の操作性
と利便性を向上させることができ、商品情報を選択指示
する際に利用者に対して簡便かつ便利な入力環境を提供
することが可能となり、商品情報処理装置をより広い年
齢層に対応するものとすることができる。また、商品情
報処理装置で提供可能な商品情報の多様化を図ることが
でき、利用者の利用機会を増大させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】請求項24記載の発明によれば、コンビニ
エンスストアに設置して使用される商品情報処理装置で
あって、筐体の前面に操作面を傾斜面として配置し、該
傾斜面の下方に位置する該筐体前面を垂直面として構成
し、前記傾斜面には、音声を入力する音声入力部と、前
記操作面と対面する利用者を撮像する撮像部と、ゲー
ム、音楽、映像、チケット等を含む各種商品情報を着脱
可能にセットされる記録媒体に書き込み、あるいは当該
記録媒体に書き込まれた各種商品情報を読み出す記録媒
体読書部と、各種商品情報を補足する補足情報を表示す
る補助表示部と、特定の商品または情報を推奨するサン
プルである推奨物を保持する推奨物保持部と、各種商品
情報と共に当該各種商品情報に関わる処理内容を指示選
択する指示選択部と、前記指示選択部から指示選択され
る各種商品情報、及び前記音声入力部から音声入力によ
り指示選択される各種商品情報と、その指示選択された
各種商品情報に関わる処理内容とを適宜切り換えて表示
すべき表示部と、を一体化したタッチパネルと、前記指
示選択部からの指示選択、または前記音声入力部からの
入力音声による指示選択に対応して、操作ガイダンスや
前記各種商品情報に関わる処理内容を応答音声により出
力する音声応答部と、を配置し、前記垂直面には、前記
記録媒体読書部と、利用者が複写用紙または印刷用紙を
挿入し、当該複写用紙または印刷用紙を排出する用紙挿
入排出部と、前記指示選択部からの指示選択、または前
記音声入力部からの入力音声による指示選択に応答し
て、前記各種商品情報と当該各種商品情報に関わる処理
内容を示す情報を出力する情報出力部と、前記記録媒体
読書部、及び前記情報出力部の配置位置を変更、あるい
は当該記録媒体読書部、及び情報出力部を増設するため
の予備の収納部と、を配置し、商品や各種イベントのチ
ケットの予約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込
み等を含む処理内容の選択を可能とした商品情報処理装
置である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】したがって、コンビニエンスストアにおい
て、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力を用いた簡
単な指示入力によっても、商品や各種イベントのチケッ
トの予約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等
を含む処理内容の選択が行える。このような音声入力を
用いたデータ入力方式の付加によって、利用者の操作性
と利便性を向上させることができ、商品情報を選択指示
する際に利用者に対して簡便かつ便利な入力環境を提供
することが可能となり、商品情報処理装置をより広い年
齢層に対応するものとすることができる。また、商品情
報処理装置で提供可能な商品情報の多様化を図ることが
でき、利用者の利用機会を増大させることができる。さ
らに、操作面を傾斜面としたことにより、商品情報処理
装置の設置面積を縮小することが可能になる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】請求項31記載の発明によれば、コンビニ
エンスストアに設置して使用される商品情報処理装置の
設置方法であって、請求項16、23、24あるいは2
6から30のいずかに記載した商品情報処理装置の前記
操作面、及び前記垂直面を正面として、複数の当該商品
情報処理装置を左右方向に近接して設置し、当該各商品
情報処理装置間に間仕切りを設置した商品情報処理装置
設置方法なので、コンビニエンスストアにおいて、
数台の商品情報処理装置を有効に設置することができ、
各商品情報処理装置間で利用者の操作内容が隣の利用者
に見られることを防止することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0156
【補正方法】変更
【補正内容】
【0156】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る商品情報処理装置によれば、コンビニエンスストアに
おいて、指示選択操作に加えて、簡単な音声入力を用い
た簡単な指示入力によっても、商品や各種イベントのチ
ケットの予約を含む購入及びゲームソフトの書換申し込
み等を含む処理内容の選択が行える。このような音声入
力を用いたデータ入力方式の付加によって、利用者の操
作性と利便性を向上させることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0177
【補正方法】変更
【補正内容】
【0177】請求項23記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、コンビニエンスストアにおいて、指示選
択操作に加えて、簡単な音声入力を用いた簡単な指示入
力によっても、商品や各種イベントのチケットの予約を
含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等を含む処理
内容の選択が行える。このような音声入力を用いたデー
タ入力方式の付加によって、利用者の操作性と利便性を
向上させることができ、商品情報を選択指示する際に利
用者に対して簡便かつ便利な入力環境を提供することが
可能となり、商品情報処理装置をより広い年齢層に対応
するものとすることができる。また、商品情報処理装置
で提供可能な商品情報の多様化を図ることができ、利用
者の利用機会を増大させることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0178
【補正方法】変更
【補正内容】
【0178】請求項24記載の発明に係る商品情報処理
装置によれば、コンビニエンスストアにおいて、指示選
択操作に加えて、簡単な音声入力を用いた簡単な指示入
力によっても、商品や各種イベントのチケットの予約を
含む購入及びゲームソフトの書換申し込み等を含む処理
内容の選択が行える。このような音声入力を用いたデー
タ入力方式の付加によって、利用者の操作性と利便性を
向上させることができ、商品情報を選択指示する際に利
用者に対して簡便かつ便利な入力環境を提供することが
可能となり、商品情報処理装置をより広い年齢層に対応
するものとすることができる。また、商品情報処理装置
で提供可能な商品情報の多様化を図ることができ、利用
者の利用機会を増大させることができる。さらに、操作
面を傾斜面としたことにより、商品情報処理装置の設置
面積を縮小することが可能になる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0185
【補正方法】変更
【補正内容】
【0185】請求項31記載の発明に係る商品情報処理
装置の設置方法によれば、コンビニエンスストアにおい
て、複数台の商品情報処理装置を有効に設置することが
でき、各商品情報処理装置間で利用者の操作内容が隣の
利用者に見られることを防止することができる。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種商品情報と共に当該各種商品情報に関
    わる処理内容を指示選択する指示選択部と、 音声を入力する音声入力部と、 前記指示選択部から指示選択される各種商品情報、及び
    前記音声入力部から音声入力により指示選択される各種
    商品情報と、その指示選択された各種商品情報に関わる
    処理内容とを適宜切り換えて表示すべき表示部と、 を配置した操作面を筐体面に設けたことを特徴とする商
    品情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記操作面内の下方部に前記指示選択部、
    及び前記表示部を配置し、当該操作面内の上方部に、前
    記音声入力部を配置したことを特徴とする請求項1記載
    の商品情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記各種商品情報を着脱可能にセットされ
    る記録媒体に書き込み、あるいは当該記録媒体に書き込
    まれた各種商品情報を読み出す記録媒体読書部を、前記
    操作面と前記筐体面の双方あるいは一方に更に配置した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の商品情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記指示選択部からの指示選択、または前
    記音声入力部からの入力音声による指示選択に応答し
    て、前記各種商品情報と当該各種商品情報に関わる処理
    内容を示す情報を、各種出力形態で出力する情報出力部
    を、前記操作面に更に配置したことを特徴とする請求項
    1または2記載の商品情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記操作面下の筐体内部にスキャナとプリ
    ンタを内蔵し、 複写用紙または印刷用紙を挿入して前記スキャナの読取
    部あるいは前記プリンタの印刷部に搬送するとともに、
    当該スキャナの読取部で画像が読み取られた複写用紙ま
    たは当該プリンタの印刷部で印刷が終了した印刷用紙を
    排出する用紙挿入排出部を、前記操作面あるいは前記筐
    体面に更に配置し、 この用紙挿入排出部から挿入された前記複写用紙に記載
    された前記各種商品情報に関わる画像等を前記スキャナ
    により読み取り、前記各種商品情報に関わる画像等を前
    記用紙挿入排出部から挿入された印刷用紙に前記プリン
    タにより印刷し、当該スキャナの読取部で画像が読み取
    られた複写用紙または当該プリンタの印刷部で印刷が終
    了した印刷用紙を前記用紙挿入排出部から排出すること
    を特徴とする請求項1または2記載の商品情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】前記操作面下の筐体内部にスキャナとプリ
    ンタを内蔵し、 複写用紙または印刷用紙を挿入して前記スキャナの読取
    部あるいは前記プリンタの印刷部に搬送する用紙挿入部
    と、当該スキャナの読取部で画像が読み取られた複写用
    紙または当該プリンタの印刷部で印刷が終了した印刷用
    紙を排出する用紙排出部を、前記操作面あるいは前記筐
    体面に更に配置し、 前記用紙挿入部から挿入された前記複写用紙に記載され
    た前記各種商品情報に関わる画像等を前記スキャナによ
    り読み取り、前記各種商品情報に関わる画像等を前記用
    紙挿入部から挿入された印刷用紙に前記プリンタにより
    印刷し、当該スキャナの読取部で画像が読み取られた複
    写用紙または当該プリンタの印刷部で印刷が終了した印
    刷用紙を前記用紙排出部から排出することを特徴とする
    請求項1または2記載の商品情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記指示選択部からの指示選択、または前
    記音声入力部からの入力音声による指示選択に対応し
    て、操作ガイダンスや前記各種商品情報に関わる処理内
    容を応答音声により出力する音声応答部を、前記操作面
    に更に配置したことを特徴とする請求項1から3のいず
    れか記載の商品情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記操作面下の筐体内部にスキャナを内蔵
    し、当該スキャナの読み取り面を当該操作面側の上方に
    向けて配置し、当該読み取り面の上方に位置する操作面
    に前記指示選択部を配置し、当該指示選択部は該操作面
    に対して回動操作可能に指示選択パネルとして取り付
    け、該指示選択パネルは、前記スキャナの読み取り面を
    開閉可能とするカバーを兼ねることを特徴とする請求項
    1または2記載の商品情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記記録媒体読書部、及び前記情報出力部
    の配置位置を変更、あるいは当該記録媒体読書部、及び
    情報出力部を増設するための予備の収納部を前記操作面
    と異なる前記筐体面に更に配置したことを特徴とする請
    求項3あるいは4記載の商品情報処理装置。
  10. 【請求項10】前記表示部は、前記各種商品情報や処理
    内容を表示する主表示部と、当該各種商品情報を補足す
    る補足情報を表示する補助表示部と、を有することを特
    徴とする請求項1から9のいずれか記載の商品情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】複数の前記表示部を前記筐体面に更に配
    置したことを特徴とする請求項1から9のいずれか記載
    の商品情報処理装置。
  12. 【請求項12】前記操作面あるいは前記筐体面に、物掛
    け部を設けたことを特徴とする請求項1から11のいず
    れか記載の商品情報処理装置。
  13. 【請求項13】前記操作面内の下方部を、前記筐体前面
    に操作台部として構成し、当該操作面内の上方部を、当
    該筐体前面に起立部として構成し、当該操作台部に前記
    指示選択部、前記表示部、前記用紙挿入排出部、及び前
    記音声応答部を配置し、当該起立部に前記音声入力部、
    及び前記記録媒体読書部を配置したことを特徴とする請
    求項1から8のいずれか記載の商品情報処理装置。
  14. 【請求項14】前記操作台部に前記主表示部を配置し、
    前記起立部に前記補助表示部を配置したことを特徴とす
    る請求項13記載の商品情報処理装置。
  15. 【請求項15】特定の商品または情報を推奨するサンプ
    ルである推奨物を保持する推奨物保持部を前記起立部に
    更に配置したことを特徴とする請求項13記載の商品情
    報処理装置。
  16. 【請求項16】前記操作台部の下方に位置する前記筐体
    前面を垂直面として構成し、当該垂直面に前記記録媒体
    読書部、前記情報出力部、及び前記予備の収納部を配置
    したことを特徴とする請求項13あるいは14記載の商
    品情報処理装置。
  17. 【請求項17】前記操作面を前記筐体前面に傾斜面とし
    て構成し、当該傾斜面に前記指示選択部、前記表示部、
    前記音声入力部、前記撮像部、及び前記音声応答部を配
    置したことを特徴とする請求項1から8のいずれか記載
    の商品情報処理装置。
  18. 【請求項18】前記傾斜面内に配置した前記表示部を前
    記主表示部と前記補助表示部に分割して配置したことを
    特徴とする請求項17記載の商品情報処理装置。
  19. 【請求項19】前記傾斜面の下方に位置する前記筐体前
    面を垂直面として構成し、当該垂直面に前記記録媒体読
    書部、前記情報出力部、前記用紙挿入排出部、及び前記
    予備の収納部を配置したことを特徴とする請求項17あ
    るいは18記載の商品情報処理装置。
  20. 【請求項20】前記操作面と対面する利用者を撮像する
    撮像部を前記操作面に更に配置したことを特徴とする請
    求項1から19のいずれか記載の商品情報処理装置。
  21. 【請求項21】前記操作面、及び前記垂直面にそれぞれ
    配置した前記各部の近傍には、当該各部が処理中である
    ことを表示する処理中表示部をそれぞれ設けたことを特
    徴とする請求項1から20のいずれか記載の商品情報処
    理装置。
  22. 【請求項22】前記指示選択部と前記表示部を一体化し
    たタッチパネルを前記操作面に配置したことを特徴とす
    る請求項1から21のいずれか記載の商品情報処理装
    置。
  23. 【請求項23】筐体の前面に操作面を配置し、該操作面
    内の下方部を操作台部とし、当該操作面内の上方部を起
    立部とし、該操作台部の下方に位置する前記筐体前面を
    垂直面として構成し、 前記起立部には、 音声を入力する音声入力部と、 前記操作面と対面する利用者を撮像する撮像部と、 前記各種商品情報を着脱可能にセットされる記録媒体に
    書き込み、あるいは当該記録媒体に書き込まれた各種商
    品情報を読み出す記録媒体読書部と、 各種商品情報を補足する補足情報を表示する補助表示部
    と、 特定の商品または情報を推奨するサンプルである推奨物
    を保持する推奨物保持部と、 を配置し、 前記操作台部には、 各種商品情報と共に当該各種商品情報に関わる処理内容
    を指示選択する指示選択部と、前記指示選択部から指示
    選択される各種商品情報、及び前記音声入力部から音声
    入力により指示選択される各種商品情報と、その指示選
    択された各種商品情報に関わる処理内容とを適宜切り換
    えて表示すべき表示部と、を一体化したタッチパネル
    と、 複写用紙または印刷用紙を挿入し、当該複写用紙または
    印刷用紙を排出する用紙挿入排出部と、 前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入力部
    からの入力音声による指示選択に対応して、操作ガイダ
    ンスや前記各種商品情報に関わる処理内容を応答音声に
    より出力する音声応答部と、 を配置し、 前記垂直面には、 前記記録媒体読書部と、 前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入力部
    からの入力音声による指示選択に応答して、前記各種商
    品情報と当該各種商品情報に関わる処理内容を示す情報
    を出力する情報出力部と、 前記記録媒体読書部、及び前記情報出力部の配置位置を
    変更、あるいは当該記録媒体読書部、及び情報出力部を
    増設するための予備の収納部と、 を配置し、 前記操作台部に配置した前記タッチパネル下の筐体内部
    にスキャナを内蔵し、当該スキャナの読み取り面を当該
    タッチパネルの上方に向けて配置し、当該タッチパネル
    は該操作台部に対して回動操作可能に取り付け、該タッ
    チパネルは、前記スキャナの読み取り面を開閉可能とす
    るカバーを兼ねることを特徴とする商品情報処理装置。
  24. 【請求項24】筐体の前面に操作面を傾斜面として配置
    し、該傾斜面の下方に位置する該筐体前面を垂直面とし
    て構成し、 前記傾斜面には、 音声を入力する音声入力部と、 前記操作面と対面する利用者を撮像する撮像部と、 前記各種商品情報を着脱可能にセットされる記録媒体に
    書き込み、あるいは当該記録媒体に書き込まれた各種商
    品情報を読み出す記録媒体読書部と、 各種商品情報を補足する補足情報を表示する補助表示部
    と、 特定の商品または情報を推奨するサンプルである推奨物
    を保持する推奨物保持部と、 各種商品情報と共に当該各種商品情報に関わる処理内容
    を指示選択する指示選択部と、前記指示選択部から指示
    選択される各種商品情報、及び前記音声入力部から音声
    入力により指示選択される各種商品情報と、その指示選
    択された各種商品情報に関わる処理内容とを適宜切り換
    えて表示すべき表示部と、を一体化したタッチパネル
    と、 前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入力部
    からの入力音声による指示選択に対応して、操作ガイダ
    ンスや前記各種商品情報に関わる処理内容を応答音声に
    より出力する音声応答部と、 を配置し、 前記垂直面には、 前記記録媒体読書部と、 利用者が複写用紙または印刷用紙を挿入し、当該複写用
    紙または印刷用紙を排出する用紙挿入排出部と、 前記指示選択部からの指示選択、または前記音声入力部
    からの入力音声による指示選択に応答して、前記各種商
    品情報と当該各種商品情報に関わる処理内容を示す情報
    を出力する情報出力部と、 前記記録媒体読書部、及び前記情報出力部の配置位置を
    変更、あるいは当該記録媒体読書部、及び情報出力部を
    増設するための予備の収納部と、 を配置したことを特徴とする商品情報処理装置。
  25. 【請求項25】前記音声入力部と前記音声応答部とは、
    ハンドセットとして前記筐体の所定位置に備えたことを
    特徴とする請求項1、2、4、7、13、17、23、
    あるいは24記載の商品情報処理装置。
  26. 【請求項26】前記記録媒体読書部、前記情報出力部、
    前記用紙挿入排出部、及び前記予備の収納部には、開閉
    可能な蓋体を設けたこと特徴とする請求項3から25の
    いずれか記載の商品情報処理装置。
  27. 【請求項27】前記記録媒体読書部、前記情報出力部、
    前記用紙挿入排出部、及び前記予備の収納部を前記垂直
    面に横方向一列に並べて配置したことを特徴とする請求
    項3から26のいずれか記載の商品情報処理装置。
  28. 【請求項28】前記記録媒体読書部、前記情報出力部、
    前記用紙挿入排出部、及び前記予備の収納部を前記垂直
    面に縦方向一列に並べて配置したことを特徴とする請求
    項3から26のいずれか記載の商品情報処理装置。
  29. 【請求項29】前記記録媒体読書部、前記情報出力部、
    前記用紙挿入排出部、及び前記予備の収納部を前記垂直
    面に斜め方向一列に並べて配置したことを特徴とする請
    求項3から26のいずれか記載の商品情報処理装置。
  30. 【請求項30】前記操作面と前記垂直面を含んで構成さ
    れた前記筐体全体の高さを150センチメートル以下と
    し、当該筐体全体の幅を90センチメートル以下とし、
    当該筐体全体の奥行きを55センチメートル以下とした
    ことを特徴とする請求項1から29のいずれか記載の商
    品情報処理装置。
  31. 【請求項31】請求項1から30に記載した商品情報処
    理装置の前記操作面、及び前記垂直面を正面として、複
    数の当該商品情報処理装置を左右方向に近接して設置
    し、当該各商品情報処理装置間に間仕切りを設置したこ
    とを特徴とする商品情報処理装置の設置構造。
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