JP2000075646A - 現像装置、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000075646A
JP2000075646A JP26243798A JP26243798A JP2000075646A JP 2000075646 A JP2000075646 A JP 2000075646A JP 26243798 A JP26243798 A JP 26243798A JP 26243798 A JP26243798 A JP 26243798A JP 2000075646 A JP2000075646 A JP 2000075646A
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developing
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electrode plate
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JP26243798A
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English (en)
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Nobuharu Hoshi
信晴 星
Koji Hashimoto
浩二 橋本
Akira Fujita
明良 藤田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体の長手方向両端部において未帯
電現像剤の発生を確実に防止すると共に、現像剤担持体
上の現像剤薄層形成を安定して良好に行えうる現像装
置、現像カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置を
提供すること。 【解決手段】 現像剤担持体20YSの長手方向両端部
に現像剤電荷付与部材40を配置して現像剤担持体20
YS上の非磁性一成分現像剤層を電気的に帯電する構成
とする。また、現像剤担持体20YS上に当接する現像
剤電荷付与部材40へ所定のバイアスを印加する電極板
46を現像剤層形成部材20YBを支持する支持板金4
8の表面に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配
置する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置に用いられる現像装置、電子写真画像形成装置本体
に着脱可能な現像カートリッジ、及び、該現像カートリ
ッジを着脱可能な電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成す
るものであり、例えば、電子写真複写機、電子写真プリ
ンター(LEDプリンター、レーザービームプリンター
など)、電子写真ファクシミリ装置、および、電子写真
ワードプロセッサーなどが含まれる。
【0003】
【従来の技術】カラープリンタ等の電子写真画像形成装
置は、一次帯電器としての電圧を印加した帯電ローラー
を、電子写真感光体(感光体ドラム)に圧接する構成と
なっている。この帯電ローラーは、静電潜像を行う前
に、電子写真感光体表面を一様に帯電する。
【0004】電子写真感光体への露光は、レーザーダイ
オードを有するスキャナー部によって行われる。レーザ
ーダイオードは、画像信号に対応して発光し、ポリゴン
ミラーへ照射する。反射されたレーザー光は、高速に回
転しているポリゴンミラーによって、電子写真感光体の
軸線方向の走査を行う。そして、結合レンズ及び反射ミ
ラーを介して、電子写真感光体の表面に集光される。
【0005】而して、電子写真感光体の表面には、画像
信号に対応したレーザーの集光により露光され、各色の
静電潜像が形成される。
【0006】このような電子写真画像形成装置では、電
子写真感光体に形成された各色の静電潜像を現像するた
めの現像装置は、電子写真感光体に対向した位置に配置
され、その位置で現像剤担持体としての現像スリーブ
が、電子写真感光体表面と微少間隔を確保して対向する
ように位置決めされる。
【0007】画像形成の際は、現像装置の現像スリーブ
に電子写真画像形成装置本体の高圧電源が接続され、バ
イアスが印加される。また同時に、電子写真画像形成装
置本体の駆動源からの駆動手段に結合される。
【0008】このような現像装置の一つとして、図9に
示すような現像装置100が提案・実用化されている。
この従来の現像装置100では、一成分現像剤として非
磁性トナー103を収容した現像容器104内に現像剤
層形成部材としての現像ブレード101よりも現像スリ
ーブ102の回転方向上流側の位置で現像スリーブ10
2に当接するポリウレタンフォーム、スポンジ等からな
る発泡体、あるいはファーブラシを用いた現像剤塗布体
としての塗布ローラー105を設け矢印F方向に回転さ
せることにより現像スリーブ102上にトナー103を
供給している。
【0009】この現像スリーブ102上に供給されたト
ナー103は、現像スリーブ102の回転に伴い現像ブ
レード101と現像スリーブ102の当接部に送られて
薄層化され、像担持体である感光体ドラム15上の静電
潜像の現像に供される。そして、現像スリーブ102上
の現像に消費されずに残留したトナー103は塗布ロー
ラー105により剥ぎ取られ、かつ上述したように塗布
ローラー105により新たなトナー103が現像スリー
ブ102に供給され上述作用を繰り返す。またこの際、
現像スリーブ102として金属材料を用いた場合には、
現像ブレード101として金属薄板製のものは現像スリ
ーブ102の摩耗の点で好ましくなく、良好なトナー薄
層を得るためにはウレタン、シリコン等のゴム材料を用
いる必要がある。
【0010】このような構成をとることによって、非磁
性トナーの現像スリーブ102上の薄層形成を良好に行
えるようになった。
【0011】しかし、非磁性トナーを用いている現像装
置においては、非磁性トナーを用いているが故に、磁性
トナーを用い磁界の作用により現像スリーブ表面にトナ
ーを保持できやすい磁性現像装置に比べ、磁気的な吸着
力を用いることができないために、トナー103の現像
装置100外への漏れ出しを防止するのが困難になる。
つまり現像ブレード101の現像スリーブ102への圧
接部を抜け出し十分摩擦帯電されたトナー以外は、現像
スリーブ102が保持しうる力がないため、現像スリー
ブ102の下部や端部近傍からのトナーの外部への漏れ
出し、いわゆるトナー漏れが生じやすく、画像形成装置
内をトナーで汚す不具合を招きやすかった。
【0012】このため非磁性トナーを用いている現像装
置にあっては、現像容器104下部のトナー回収部分に
現像スリーブ102に対し軽圧当接した可撓性のシール
部材106を設け、未現像トナーの通過を許容すると共
に現像容器104内のトナー103が現像容器104の
下部から漏出するのを防止しており、さらに現像スリー
ブ102端部近傍に別途端部シール部材107を設けて
いる。
【0013】図10は図9に示す現像装置100を感光
体ドラム15方向から見た図であり、説明の都合上、現
像スリーブ102を不図示とし、現像ブレード101の
現像スリーブ102に対する当接ニップ部N(図9参
照)を斜線で示してある。図10に示したように、現像
スリーブ102の両端部と現像容器104の開口部10
4aの間隙に羊毛フェルト、テフロンパイル等の繊維材
料やポリウレタンフォーム、スポンジゴム等の発泡体と
の材料からなる端部シール部材107を設け、現像容器
104と現像スリーブ102の長手方向両端部の間隙か
らの漏れ出しを防止し、さらに図9に示したように、現
像ブレード101の両端部を現像スリーブ102と端部
シール部材107間に挟持させることによって(すなわ
ち端部シール部材107によって現像ブレード101を
現像スリーブ102の当接部に該端部シール部材107
の裏面部側から押さえつけることによって)現像ブレー
ド101の両端部からのトナー漏れを防止している。
【0014】しかし、この従来の構成ではシール性を確
保するためには所定値以上の圧力で端部シール部材10
7を現像ブレード101に圧接する必要があり、現像ス
リーブ102と端部シール部材107間に挟持された現
像ブレード101両端部の現像スリーブ102との当接
ニップ部Nから先端部にわたって現像スリーブ102周
面に沿うがごとく現像ブレード101が変形してしま
う。その結果、現像ブレード101両端部の長手方向側
が浮き上がり気味になり、この部分の現像スリーブ10
2上に形成される現像剤層が他の部分に比べて過大にな
り、それ故にトナー103の帯電が不十分になって、現
像動作時に現像スリーブ102に現像バイアスとして電
圧を印加した際に現像スリーブ102両端部から感光体
ドラム15へトナー103がガブリとして転移したり、
この部分でトナー103が飛散または漏れたりするとい
う問題が生じた。
【0015】そこで、図11に示すように、現像ブレー
ド108の両端部に斜めカット部108aを設ける提案
がなされている。この斜めカット部108aは、図11
に示したように現像ブレード108の現像スリーブ10
2との当接ニップ部(斜線にて図示した領域)Nの現像
スリーブ回転方向最下流点N1から現像ブレード108
の先端108bまでの距離l(エル)を、現像ブレード
108の長手方向両端部近傍で外側端部に向かって連続
的に短くし、かつ少なくとも現像ブレード108の外側
端部における先端部108bは当接ニップ部N内にある
ように形成している。このため、現像ブレード108の
両端部の長手方向内側が浮き上がり気味になり、この部
分の現像スリーブ102上に形成される現像剤層が他の
部分に比べて過大になっても、その部分での現像スリー
ブ102への当接ニップ域が小さく、しかもエッジ当接
気味になるため、現像スリーブ102上に非磁性トナー
の薄層を良好に現像することが可能となった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の現像装置を用いて現像動作を多数繰り返すと、
現像ブレード108の両端部は当接ニップ域が小さいた
め中央部の当接ニップ圧に比べ面積当たりの圧が大きく
なり、トナー103が現像ブレード108の端部近傍の
当接ニップ部Nに挟まりやすくなる。当接ニップ部Nの
両端はトナーが挟まったことにより、現像ブレード10
8が持ち上げられ、トナー層がスジ状に徐々に厚く形成
され、現像スリーブ102への電気的付着力(鏡映力)
が低下し、感光体ドラム15へトナー103がガブリと
して転移したり、トナーが現像スリーブ102の表面か
ら外部にこぼれ落ち、画像形成装置内を著しく汚してし
まういわゆるトナー漏れが発生してしまう問題を招い
た。
【0017】また、現像ブレード108の両端部の斜め
カット部108aには、現像スリーブ102の回転に伴
い送られてきたトナー103が堆積しており、このトナ
ー103は現像動作を多数繰り返していくと先端側の面
(斜めカット部108aの面)を端部方向に伝わってい
く。そして、この先端側の面を伝わったトナー103は
端部シール部材107と現像スリーブ102と現像ブレ
ード108両端部とのわずかな隙間から現像スリーブ1
02側へ入り込む。この結果、端部シール部材107の
現像スリーブ102に当接する表面が徐々にトナー10
3により覆われ、端部シール部材107と現像スリーブ
102の摺擦で現像スリーブ102が削れる。
【0018】現像スリーブ102の削れはトナー103
の電荷付与を低下させる。このため、トナー103は現
像スリーブ102への電気的付着力(鏡映力)が低下
し、感光体ドラム15へトナー103がガブリとして転
移したり、トナー103が現像スリーブ102の表面か
ら外部にこぼれ落ち、画像形成装置内を著しく汚してし
まう。
【0019】前記現像装置に用いられるトナー103
は、感光体ドラム15から記録媒体としての転写材に不
図示の転写手段によって転写する際の転写性に優れ、転
写されずに感光体ドラム15上に残留した転写残トナー
をブレード、ファーブラシ等のクリーニング手段によっ
てクリーニングする際に潤滑性が高いことから感光体ド
ラム15の摩擦が少ないなどの利点を有するが、トナー
として球形であり、かつ表面が平滑であって、特に流動
性が高いことから、現像スリーブ102側へのトナー1
03の入り込みが顕著に見られる。
【0020】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、現像剤担持体の長手方向
両端部において未帯電現像剤の発生を確実に防止すると
共に、現像剤担持体上の現像剤薄層形成を安定して良好
に行えうる現像装置を提供することにある。
【0021】また、他の主要な目的は、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能で、現像剤担持体の長手方向両端
部において未帯電現像剤の発生を確実に防止すると共
に、現像剤担持体上の現像剤薄層形成を安定して良好に
行えうる現像カートリッジを提供することにある。
【0022】また、他の主要な目的は、現像剤担持体の
長手方向両端部において未帯電現像剤の発生を確実に防
止すると共に、現像剤担持体への現像剤の薄層形成を安
定して良好に行えうる現像カートリッジを着脱可能な電
子写真画像形成装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、 (1):非磁性一成分現像剤を担持して回動することに
よって電子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性一
成分現像剤により現像する現像剤担持体と、前記現像剤
担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗布するよう
前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現像剤を介し
て当接する現像剤層形成部材と、前記現像剤層形成部材
の前記現像剤担持体との当接部に対し前記現像剤担持体
の回転方向下流側で前記現像剤担持体の長手方向両端部
に当接する回転可能な現像剤電荷付与部材と、前記現像
剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗布された
前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる所定のバ
イアスを印加するための電極板と、前記電極板を支持す
る電極板支持部材と、を有し、前記現像剤担持体には現
像バイアスが印加されており、前記電極板は、前記現像
剤層形成部材もしくは前記現像剤層形成部材を支持する
支持板金の表面に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状
態に配置されていることを特徴とする現像装置である。 (1−2):非磁性一成分現像剤を収容する現像容器
と、前記現像容器の有する開口部の長手方向に沿って延
在し、前記非磁性一成分現像剤を担持して回動すること
によって電子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性
一成分現像剤により現像する現像剤担持体と、前記現像
剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗布するよ
う前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現像剤を介
して当接する現像剤層形成部材と、前記現像剤層形成部
材の前記現像剤担持体との当接部に対し前記現像剤担持
体の回転方向上流側で前記現像剤担持体に当接して前記
非磁性一成分現像剤を供給塗布するための現像剤塗布体
と、前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接
部に対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像
剤担持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤
電荷付与部材と、前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤
担持体上に薄層塗布された前記非磁性一成分現像剤を電
気的に帯電させる所定のバイアスを印加するための電極
板と、前記電極板を支持する電極板支持部材と、を有
し、前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されてお
り、前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記
現像剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支持板金の
表面に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配置さ
れていることを特徴とする現像装置である。 (2):電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カ
ートリッジにおいて、非磁性一成分現像剤を担持して回
動することによって電子写真感光体に形成された潜像を
前記非磁性一成分現像剤により現像する現像剤担持体
と、前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄
層塗布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成
分現像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、前記現
像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に対し前
記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担持体の
長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷付与部
材と、前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に
薄層塗布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電
させる所定のバイアスを印加するための電極板と、前記
電極板を支持する電極板支持部材と、を有し、前記現像
剤担持体には現像バイアスが印加されており、前記電極
板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像剤層形成
部材を支持する支持板金の表面に対し、非接触で、かつ
垂直に立てた状態に配置されていることを特徴とする現
像カートリッジである。 (2−2):電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現
像カートリッジにおいて、非磁性一成分現像剤を収容す
る現像容器と、前記現像容器の有する開口部の長手方向
に沿って延在し、前記非磁性一成分現像剤を担持して回
動することによって電子写真感光体に形成された潜像を
前記非磁性一成分現像剤により現像する現像剤担持体
と、前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄
層塗布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成
分現像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、前記現
像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に対し前
記現像剤担持体の回転方向上流側で前記現像剤担持体に
当接して前記非磁性一成分現像剤を供給塗布するための
現像剤塗布体と、前記現像剤層形成部材の前記現像剤担
持体との当接部に対し前記現像剤担持体の回転方向下流
側で前記現像剤担持体の長手方向両端部に当接する回転
可能な現像剤電荷付与部材と、前記現像剤電荷付与部材
へ前記現像剤担持体上に薄層塗布された前記非磁性一成
分現像剤を電気的に帯電させる所定のバイアスを印加す
るための電極板と、前記電極板を支持する電極板支持部
材と、を有し、前記現像剤担持体には現像バイアスが印
加されており、前記電極板は、前記現像剤層形成部材も
しくは前記現像剤層形成部材を前記現像容器へ支持する
支持板金の表面に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状
態に配置されていることを特徴とする現像カートリッジ
である。 (3):現像カートリッジを着脱可能で、記録媒体に画
像を形成するための電子写真画像形成装置において、
a)電子写真感光体と、b)非磁性一成分現像剤を担持
して回動することによって前記電子写真感光体に形成さ
れた潜像を前記非磁性一成分現像剤により現像する現像
剤担持体と、前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現
像剤を薄層塗布するよう前記現像剤担持体に対し前記非
磁性一成分現像剤を介して当接する現像剤層形成部材
と、前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接
部に対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像
剤担持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤
電荷付与部材と、前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤
担持体上に薄層塗布された前記非磁性一成分現像剤を電
気的に帯電させる所定のバイアスを印加するための電極
板と、前記電極板を支持する電極板支持部材と、を有
し、前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されてお
り、前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記
現像剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対し、非
接触で、かつ垂直に立てた状態に配置されている現像カ
ートリッジを、取り外し可能に装着するための装着手段
と、c)前記非磁性一成分現像剤により前記電子写真感
光体に形成した現像剤像を前記記録媒体に転写するため
の転写手段と、d)前記記録媒体を搬送するための搬送
手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成装
置である。(3−2):現像カートリッジを着脱可能
で、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
装置において、a)電子写真感光体と、b)非磁性一成
分現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器の有する
開口部の長手方向に沿って延在し、前記非磁性一成分現
像剤を担持して回動することによって前記電子写真感光
体に形成された潜像を前記非磁性一成分現像剤により現
像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上に前記非磁
性一成分現像剤を薄層塗布するよう前記現像剤担持体に
対し前記非磁性一成分現像剤を介して当接する現像剤層
形成部材と、前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体
との当接部に対し前記現像剤担持体の回転方向上流側で
前記現像剤担持体に当接して前記非磁性一成分現像剤を
供給塗布するための現像剤塗布体と、前記現像剤層形成
部材の前記現像剤担持体との当接部に対し前記現像剤担
持体の回転方向下流側で前記現像剤担持体の長手方向両
端部に当接する回転可能な現像剤電荷付与部材と、前記
現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗布さ
れた前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる所定
のバイアスを印加するための電極板と、前記電極板を支
持する電極板支持部材と、を有し、前記現像剤担持体に
は現像バイアスが印加されており、前記電極板は、前記
現像剤層形成部材もしくは前記現像剤層形成部材を前記
現像容器へ支持する支持板金の表面に対し、非接触で、
かつ垂直に立てた状態に配置されている現像カートリッ
ジを、取り外し可能に装着するための装着手段と、c)
前記非磁性一成分現像剤により前記電子写真感光体に形
成した現像剤像を前記記録媒体に転写するための転写手
段と、d)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置であ
る。
【0024】(作用)本発明の現像装置、現像カートリ
ッジ、及び、電子写真画像形成装置にあっては、現像剤
電荷付与部材が現像剤担持体に従動回転しながら該現像
剤担持体の長手方向両端部において現像剤担持体上に薄
層塗布された非磁性一成分現像剤層を電気的に帯電す
る。
【0025】これにより、現像剤担持体の長手方向両端
部において、未帯電の非磁性一成分現像剤現像剤の発生
を確実に防止することができると共に、現像剤担持体へ
の非磁性一成分現像剤の薄層形成を安定して良好に行う
ことができる。
【0026】また、電極板が現像剤担持体上に当接する
現像剤電荷付与部材へ、該現像剤担持体上に薄層塗布さ
れた非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる所定のバ
イアスを印加する。電極板は現像剤層形成部材もしくは
前記現像剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対
し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配置されている
ので、現像剤電荷付与部材へのバイアス印加時に現像バ
イアスとの干渉を軽減でき、画像薄等の画質の障害を回
避できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる電子写真画
像形成装置としてのカラー電子写真画像形成装置を図面
に沿って説明する。
【0028】〔カラー電子写真画像形成装置の全体の説
明〕まずカラー電子写真画像形成装置の全体構成につい
て、図1を参照して概略説明する。
【0029】図1はカラー電子写真画像形成装置の一形
態であるカラーレーザープリンターの全体構成説明図で
ある。
【0030】本実施形態に係るカラーレーザープリンタ
ーは画像形成部IMを有し、この画像形成部IMは、一
定速度で回転する電子写真感光体としての感光体ドラム
15と、固定式のブラック現像器21Bと、現像装置ま
たは現像カートリッジとしての回転可能な3つのカラー
現像器(イエロー現像器20Y、マゼンタ現像器20
M、シアン現像器20C)と、から構成される。
【0031】上記画像形成部IMの下方には、現像され
多重転写されたカラー画像を保持し後述する給送部から
給送された記録媒体としての転写材2に更に転写する、
転写手段としての中間転写体9が配置されている。
【0032】そして、カラー画像を転写された転写材2
を、次いで定着部25へ搬送してカラー画像を転写材2
に定着し、排出ローラー34,35,36によってプリ
ンター本体(電子写真画像形成装置本体)Pの上面の排
出部37へ排出するものである。ここで転写材2として
は、例えば、用紙、あるいはOHPシートなどである。
【0033】なお、上記回転可能なカラー現像器20
Y,20M,20C及び固定式のブラック現像器21B
はプリンター本体Pに対して個別に着脱可能に構成され
ている。また、後述する給紙ローラー3、給送ローラー
4、重送防止のリタードローラー5、給送ガイド6、搬
送ローラー7、レジストローラー8、及び、排出ローラ
ー34,35,36によって搬送手段60が構成されて
いる。
【0034】次に上記電子写真画像形成装置の各部の構
成について説明する。
【0035】〔電子写真感光体ユニット〕電子写真感光
体ユニット13は、感光体ドラム15と、感光体ドラム
15のホルダーを兼ねるクリーニング装置のクリーナ容
器14と一体的に構成されている。この電子写真感光体
ユニット13はプリンター本体Pに設けた不図示の装着
口からユニット収納部に水平方向に挿入され、該ユニッ
ト収納部内に設けられた装着手段としての装着ガイド
(図示せず)に対して着脱可能に支持されている。この
ように電子写真感光体ユニット13はプリンター本体P
に対して着脱可能に支持され、感光体ドラム15の寿命
に合わせて容易にユニット交換可能であるように構成さ
れている。
【0036】本実施形態に係わる感光体ドラム15は、
直径約62mmのアルミシリンダーの外側に有機光導電
体層を塗布して構成し、感光体ドラム15のホルダーを
兼ねる、クリーニング装置のクリーナ容器14に回転自
在に支持されている。
【0037】感光体ドラム15の周上には、クリーニン
グブレード16、一次帯電手段17が配置され、また図
示後方の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝
達することにより、感光体ドラム15を画像形成動作に
応じて図示反時計回りに回転させるようにしている。
【0038】〔帯電手段〕帯電手段17は接触帯電方法
を用いたものであり、帯電ローラーを感光体ドラム15
に当接させ、この帯電ローラーに電圧を印加することに
よって感光体ドラム15の表面を一様に帯電させるもの
である。
【0039】〔露光手段〕上記感光体ドラム15への露
光はレーザースキャナー部30から行われる。即ち画像
信号がレーザーダイオード(図示せず)に与えられる
と、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像
光をポリゴンミラー31へ照射する。
【0040】このポリゴンミラー31はスキャナーモー
ター31aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で
反射した画像光が、結像レンズ32及び反射ミラー33
を介して一定速度で回転する感光体ドラム15の表面を
選択的に露光し、その結果、感光体ドラム15上に静電
潜像を形成する。
【0041】〔現像手段〕現像手段20,21は、上記
静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各色現像を可能とする、3個の回転
現像器20Y,20M,20Cと1個のブラック現像器
21Bから構成される。
【0042】ブラック現像器21Bは固定現像器であ
り、感光体ドラム15に対向した位置に現像スリーブ2
1BSが、感光体ドラム15に対し微少間隔(300μ
m程度)をもって配置され、現像スリーブ21BSに現
像バイアスを印加することにより、感光体ドラム15の
静電潜像に対応して反転現象(ジャンピング現象)を行
い、感光体ドラム15の表面にブラックトナーがトナー
像として顕像化される。
【0043】ブラック現像器21Bのトナー容量は、ユ
ーザーの取り扱う書類や画像パターンとトナー消費量を
鑑み、他のY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各色の回転現像器20Y,20M,20Cのトナ
ー容量の2倍以上の15000ページ(A4,5%印
字)相当のブラックトナーを内包している。
【0044】このようにブラック現像器21Bを大容量
化することにより、ユーザーがブラック現像器21Bを
交換する頻度を低減すると共に、プリント1枚あたりの
ランニングコストも低減することが可能となる。
【0045】また、ブラック現像器21Bの配置関係
は、図1に示すように露光装置であるレーザースキャナ
ー部30と回転現像器であるY、M、Cの各色のカラー
現像器20Y,20M,20Cの中間に配置することに
よって、該各色の回転現像器20Y,20M,20Cが
回転する際にY、M、Cのトナーが、レーザースキャナ
ー部30等の光学部品にまで飛散することを防止してい
る。これにより、トナーがポリゴンミラー31や結像レ
ンズ32、反射ミラー33等に付着し静電形成の妨げに
なることを防止し、鮮明な出力画像を得ることができ
る。
【0046】本実施形態に係る現像カートリッジとして
の3個の回転現像器20Y,20M,20Cは各々70
00ページ(A4,5%印字)相当のトナーを内包し、
軸22を中心として回転する現像ロータリー23に夫々
着脱可能に保持されている。この現像ロータリー23に
は、各回転現像器20Y,20M,20Cをそれぞれ取
り外し可能に装着するための装着手段としての装着ガイ
ド(図示せず)が設けられている。
【0047】画像形成に際しては各回転現像器20Y,
20M,20Cが現像ロータリー23に保持された状態
で軸22を中心に回転移動する。そして、各回転現像器
20Y,20M,20Cのうち、所定の回転現像器20
Y,20M,20Cが、感光体ドラム15に対向した位
置に止まり、更にその回転現像器20Y,20M,20
Cの現像剤担持体である現像スリーブ20YS,20M
S,20CSが感光体ドラム15に対し微少間隔(30
0μm程度)をもって対向するよう位置決めされた後、
感光体ドラム15の静電潜像に対応して可視像を形成す
る。
【0048】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像器20
Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次い
でブラック現像器21Bの順で現像工程がなされる。
【0049】図2では、イエローの回転現像器20Y
が、電子写真感光体ユニット13に対向した位置に位置
決め静止している状態を示している。この回転現像器2
0Yはトナー容器20a内のトナーを送り機構としての
攪拌板20YAによって現像剤塗布体としての塗布ロー
ラー20YRへ送り込んでいる。図示時計方向に回転す
る塗布ローラー20YR及び現像スリーブ20YSの外
周に圧接された現像剤層形成部材としての現像ブレード
20YBは、図示時計方向に回転する現像スリーブ20
YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を
付与(摩擦帯電)する。
【0050】潜像が形成された感光体ドラム15と対向
した現像スリーブ20YSに、現像バイアスを印加する
ことにより、潜像に応じて感光体ドラム15上にトナー
現像を行うものである。
【0051】マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cについても上記同様なメカニズムでトナー現像が行わ
れる。
【0052】また各回転現像器20Y,20M,20C
の各現像スリーブ20YS,20MS,20CSは、各
回転現像器20Y,20M,20Cが現像位置に回転移
動されたとき、プリンター本体Pに設けられた各色現像
用高圧電源、および駆動部と接続されており(何れも図
示せず)、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆
動が接続される。
【0053】〔中間転写体〕中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各回転現像器20Y,20M,20C
により可視化された感光体ドラム15上のトナー画像を
4回(Y、M、C、Bの4色の各画像)にわたり多重転
写を受けるため、感光体ドラム15の外周速度と同期し
て図示時計回りに回転している。また、多重転写を受け
た中間転写体9は、電圧を印加された転写ローラー10
とによって、転写材2を挟み込み搬送することにより、
転写材2に中間転写体9上の各色トナー像を同時多重転
写する。
【0054】本実施形態に係わる中間転写体9は、直径
186mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗スポ
ンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をしてい
る(図1参照)。この中間転写体9はプリンター本体P
に回転自在に支持され一体的に固定されるギヤ(図示せ
ず)より駆動を受けて回転する。
【0055】〔クリーニング手段〕クリーニング手段
は、前記現像手段20,21によって感光体ドラム15
に可視像化されたトナーが、中間転写体9に転写された
後、感光体ドラム15上に残ったトナーをクリーニング
するものである。その後、クリーニングされた廃トナー
は、クリーナ容器14に蓄えられる。クリーナ容器14
に蓄えられる廃トナーの量は、感光体ドラム15の寿命
より早くクリーナ容器14を満たすことはなく、従っ
て、クリーナ容器14は感光体ドラム15の寿命交換時
に同時に一体で交換処理される。
【0056】〔給紙部〕給紙部は、画像形成部IMへ転
写材2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納
したカセット1と給紙ローラー3、給送ローラー4、重
送防止のリタードローラー5、給紙ガイド6、搬送ロー
ラー7、レジストローラー8から主に構成される。
【0057】画像形成時には給紙ローラー3が、画像形
成動作に応じて駆動回転し、カセット1内の転写材2を
一枚ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド6によってガ
イドし、搬送ローラー7を経由してレジストローラー8
に至る。
【0058】画像形成動作中にレジストローラー8は、
転写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を
中間転写体に向けて搬送する回転の動作と、を所定のシ
ーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と転写
材2との位置合わせを行う。
【0059】〔転写部〕転写部は、図1に示すように、
転写手段として揺動可能な転写ローラー10を備えてい
る。転写ローラー10は、金属軸(図示せず)を中抵抗
発泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動可能で且つ駆
動を有す。
【0060】上記中間転写体9上に4色のトナー像を形
成している間、即ち中間転写体9が複数回回転する間
は、その画像を乱さぬよう、図示実線にて示すよう転写
ローラー10は下方に位置し中間転写体9とは離れてい
る。
【0061】上記中間転写体9上に4色のトナー像が形
成し終わった後、転写ローラー10は、転写材2にカラ
ー画像を転写するタイミングに合わせて、図示しないカ
ム部材により図示細線で示す上方の位置、即ち転写材2
を介して中間転写体9に所定の圧で押しつけられる。こ
の時同時に転写ローラー10には、バイアスが印加され
中間転写体9上のトナー画像は転写材2に転写される。
【0062】ここで中間転写体9と転写ローラー10と
は、夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転
写材2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所
定の速度で搬送され次工程である定着部25にむけて送
られる。
【0063】〔定着部〕定着部25は、上記現像手段2
0,21により形成されたトナー画像を、中間転写体9
を介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させる
ものである。図1に示すように、転写材2に熱を加える
ための定着ローラー26と転写材2を定着ローラー26
に圧接させるための加圧ローラー27とから成る。各ロ
ーラー26,27は中空ローラーである。各ローラー2
6,27は夫々その内部にヒータ28,29を有して回
転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成されてい
る。
【0064】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると共
に、熱及び圧力を加えられることによりトナー像が転写
材2に定着される。
【0065】〔回転現像器の構成〕Y、M、Cの各回転
現像器20Y,20M,20Cの構成について、Y(イ
エロー)色の回転現像器20Yを例にとって図2及び図
3を用い更に詳述する。
【0066】図2は回転現像器20Yの概略断面構成
図、図3は正面(感光体ドラム15方向)から見た回転
現像器20Yの概略構成図である。なお、図3において
は、説明の都合上、現像スリーブ20YSを不図示とし
ている。
【0067】回転現像器20Yは、非磁性一成分現像剤
としてイエロー色の非磁性トナーを収容するトナー容器
20aと、該イエロー色の非磁性トナーを現像スリーブ
20YSへ供給するための開口部38を有する現像容器
20bが超音波溶着などで結合され、該現像容器20b
に現像スリーブ20YS、現像ブレード20YB、塗布
ローラー20YR等を取り付けて構成されている。現像
容器20bの開口部38の長手方向(現像スリーブ20
YSの軸線方向)両端には端部シール部材39が設けら
れており、該現像容器20bの開口部38の長手方向に
沿って延在する現像スリーブ20YSに一定のつぶし量
をもって圧接し、上記トナーが開口部38の長手方向両
端外側へ漏れないようになっている。端部シール部材3
9は現像スリーブ20YSに接する表層がテフロンフェ
ルトやテフロンパイル等により構成され、その表層の下
層が羊毛フェルトやポロン等の弾性材により構成される
2層構造からなる。現像ブレード20YBはバネ弾性を
有するSUSまたはリン青銅の金属薄板を基体として現
像スリーブ20YSへの当接面側にゴム材料を接着もし
くは成形したもの等からなる。塗布ローラー20YR
は、芯金上にポリウレタンフォームを設けた弾性ローラ
ーであり、前記現像容器20bの開口部38よりも長手
方向で短く形成されて該現像容器20bに回転可能に支
持されている。そして、現像ブレード20YBよりも現
像スリーブ20YSの回転方向上流側で現像スリーブ2
0YSと当接して、現像スリーブ20YSへのトナーの
供給および未現像トナーの剥ぎ取りを行うものである。
【0068】現像ブレード20YBは図3に示すよう
に、その長手方向(現像スリーブ20YSの軸線方向)
両端部20YB1が図中斜線部で示した現像スリーブ2
0YSとの当接ニップ部Nから現像ブレード20YBの
先端20YB2までの距離l(エル)が連続的に短くな
るよう斜めカット形状をしており、さらにその両端部
(斜めカット形状部)20YB1での現像ブレード20
YBの先端20YB2の最も短い位置は上記当接ニップ
部N内にあるように構成されている。一般に、現像スリ
ーブ20YS上に形成されるトナー層厚は、当接ニップ
部Nの現像スリーブ20YSの回転方向上流側の点N2
から現像ブレード20YBの先端20YB2までの上記
距離l(エル)に影響され、この距離l(エル)が長い
ほど現像スリーブ20YS上に形成されるトナー層が厚
く、短くなるとトナー層が薄くなる。本実施形態におい
ては現像スリーブ20YSの通常の現像領域におけるこ
の距離l(エル)に比べ塗布ローラー20YRの端部2
0YR1および塗布ローラー20YRとの未当接部分に
対応する現像スリーブ20YSの周面に現像ブレード2
0YBが当接する領域(20YB1に相当する領域)
で、この距離l(エル)を連続的に短くすることによっ
て前記領域のトナーへの規制力を高めている。即ち、現
像ブレード20YBの長手方向両端部に斜めカット部2
0YB1を形成することにより、現像ブレード20YB
の両端部の長手方向内側の浮き上がりを抑止して、前記
領域でのトナーの薄層形成を可能にしている。
【0069】トナーは非磁性一成分現像剤であり、転写
性に優れ、かつ転写されずに感光体ドラム15に残存し
た転写残トナーを前述のクリーニングブレード16、フ
ァーブラシ等のクリーニング手段によってクリーニング
する際に潤滑性が高いことから感光体ドラム15の摩耗
が少ないなどの利点を有するものである。すなわちトナ
ーとして球形であり、かつ表面が平滑であるものを用い
ている。具体的には形状係数として、SF−1が100
〜180であり、SF−2が100〜140であるもの
を用いている。このSF−1,SF−2は日立製作所F
E−SEM(S−800)を用いトナー像を無作為に1
00個サンプリングし、その画像情報をインターフェー
スを介してニコレ社製画像解析装置(Luzex3)に
導入し解析を行ない下式より算出し得られた値を定義し
ている。
【0070】SF−1=(MXLNG) /AREA
×π/4×100 SF−2=(PERI) /AREA×π/4×10
0 (MXLNG:トナー投影面積、AREA:絶対最大
長、PERI:周長) このトナーの形状係数SF−1は球形度合を示し、10
0から大きくなるにつれて球形から徐々に不定形とな
る。SF−2は凹凸度合を示し、100から大きくなる
につれてトナーの表面の凹凸が顕著になる。
【0071】現像動作時にはトナー容器20a内のトナ
ーは撹拌板20YAの回転により現像容器20bの塗布
ローラー20YRへ送られる。そして、塗布ローラー2
0YRが矢印方向に回転することにより現像スリーブ2
0YS近傍へ運ばれ、現像スリーブ20YSと塗布ロー
ラー20YRとの当接部Tにおいて塗布ローラー20Y
R上に担持されているトナーは現像スリーブ20YSと
摺擦されることによって摩擦帯電を受け、現像スリーブ
20YS上に付着する。その後、現像スリーブ20YS
の矢印方向の回転に伴い、現像ブレード20YBの圧接
下に送られ、ここで適正なトリボ(摩擦帯電量)を受け
るとともに現像スリーブ20YS上に薄層形成される。
【0072】〔現像剤電荷付与ローラー(現像剤電荷付
与部材)の構成〕ここで、トナーに電荷を付与する現像
剤電荷付与部材としての現像剤電荷付与ローラー40
(以下単に「電荷付与ローラー」をいう)について説明
する。図2に示すように、電荷付与ローラー40は現像
スリーブ20YSの回転方向にて現像ブレード20YB
の現像スリーブ20YSとの当接部(当接ニップ部N)
の下流側で、より詳しくは、現像スリーブ20YSの回
転方向下流側において、現像スリーブ20YS上のトナ
ーにより感光体ドラム15の静電潜像を現像する現像部
Qの上流側で現像スリーブ20YSに当接するように配
置され、現像スリーブ20YSに従動回転しながら薄層
形成されたトナーを電気的に帯電する。
【0073】図4は電荷付与ローラー40が取り付けら
れた回転現像器20Yを正面(感光体ドラム15方向)
から見た図、図5は電荷付与ローラー40を取り付ける
状態の斜視図である。
【0074】電荷付与ローラー40は図4及び図5に示
すように、支持部材としてのローラー支持軸41によっ
て回転可能に支持され、現像スリーブ20YSに当接し
ている。ローラー支持軸41は揺動部材42の円筒部4
2aに嵌合しかつ貫通している。揺動部材42は揺動支
持部材(又は電極板支持部材)としての揺動支持板43
に矢印B方向へ揺動可能に支持され、加圧部材(加圧バ
ネ)44によって現像スリーブ20YSの表面へ電荷付
与ローラー40を約70gf〜150gfで当接させて
いる。ローラー支持軸41の電荷付与ローラー40を支
持している側と反対側の端部41aには可撓性のバイア
ス供給手段としてのコイルバネ45が嵌合し、揺動支持
板43に配置されている電極板46と連結している。
【0075】電荷付与ローラー40は図4に示すよう
に、現像スリーブ20YS上で非トナーコート部A2、
トナーコート部A1の双方に当接している。これは、ト
ナーの流動性が高いためトナーコート部A1のみの当接
では電荷付与ローラー40がスリップしやすく、従動回
転が得られない恐れがあるからである。また駆動につい
ては電荷付与ローラー40、現像スリーブ20YS間は
従動または同周速が必須であり、電荷付与ローラー4
0、現像スリーブ20YS間に周速差が生じるとトナー
コートが不均一になり、現像時に感光体ドラム15へト
ナーがガブリとして転移したり、トナーの飛散や漏れの
原因となる。
【0076】そして、電荷付与ローラー40は図6に示
すように、塗布ローラー20YRの端部20YR1、お
よび塗布ローラー20YSと現像容器20bの開口部3
8の長手方向の側壁38aとの隙間cの領域を現像スリ
ーブ20YSとの当接領域として含んでいる。このよう
に電荷付与ローラー40の当接領域を設定した理由は、
塗布ローラー20YSが無い領域および塗布ローラー2
0YRの端部20YR1においては、トナーに対し摩擦
帯電量が不十分となる領域であり、現像スリーブ20Y
Sへの電気的付着力(鏡映力)が弱いためである。
【0077】さらには、電荷付与ローラー40は現像ブ
レード20YBの長手方向両端部に形成されている斜め
カット部20YB1を現像スリーブ20YSとの当接領
域として含む。
【0078】本実施形態では、現像スリーブ20YSの
長手方向両端部に上述したような当接領域を含む電荷付
与ローラー40を設ける構成とすることにより、トナー
が現像ブレード20YBの長手方向両端部20YB1近
傍の当接ニップ部Nに挟まることによって現像ブレード
20YBが持ち上げられ、当接ニップ部Nの長手方向両
端部のトナー層がスジ状に徐々に厚く形成されて現像ス
リーブ20YSへの電気的付着力が低下しても、電荷付
与ローラー40によるトナーへの電気的な電荷付与によ
り現像スリーブ20YSへの電気的付着力が回復し、感
光体ドラム15へトナーがカブリとして転移したり、ト
ナーが現像スリーブ20YSの表面から外部にこぼれ落
ち、プリンター本体P内を著しく汚してしまういわゆる
トナー漏れを防ぐことができる。
【0079】また、塗布ローラー20YRの端部20Y
R1と現像容器20bの開口部38の長手方向の側壁3
8aとの間の隙間cの領域でトナーに対し摩擦帯電量が
不十分となり、現像スリーブ20YSへの電気的付着力
が低下しても、電荷付与ローラー40によるトナーへの
電気的な電荷付与により現像スリーブ20YSへの電気
的付着力が回復し、トナー漏れを防ぐことができる。
【0080】これにより、現像スリーブ20YSの長手
方向両端部において、未帯電トナーの発生を確実に防止
することができると共に、現像スリーブ20YSへのト
ナーの薄層形成を安定して良好に行うことができる。
【0081】〔電荷付与ローラーの組立・当接解除の説
明〕ここで、これら電荷付与ローラー40の回転現像器
20Yへの組立てについて、図12乃至図14を参照し
て説明する。電荷付与ローラー40はローラー支持軸4
1、揺動部材42、加圧部材44などと共に揺動支持板
43へ取り付けられて電荷付与ローラーユニットDとし
てユニット化され、この電荷付与ローラーユニットDを
回転現像器20Yの支持板金としてのブレードステー板
金48へ取り付ける様にしている。電荷付与ローラーユ
ニットDは現像容器20bへ現像スリーブ20YSが支
持された後に、現像ブレード20YBを支持して現像容
器20bに取り付けているブレードステー板金48上に
正面(感光体ドラム15方向)より両面テープによる接
着もしくはビス締め等で取り付けられる。この際、電荷
付与ローラー40は現像スリーブ20YSへ所定の圧で
加圧させるための加圧部材(加圧バネ)44により、図
12に示すように現像スリーブ20YSの回転方向に対
し、現像スリーブ20YSとの所定の当接位置(第一の
位置(図12にて示す二点鎖線位置))よりも上流側へ
余計に回動した位置(図12にて示す実線位置)にあ
り、この状態で電荷付与ローラーユニットDをブレード
ステー板金48へ取り付けようとすると、電荷付与ロー
ラー40は図12にて実線で示すように現像スリーブ2
0YS上の所定の当接位置よりも現像スリーブ20YS
の回転方向上流側へ落ち込んでしまう。また、この状態
では、電荷付与ローラー40は現像スリーブ20YSに
対し、従動回転せず、回転不良となる。さらには、ロー
ラー支持軸41等の部品が変形・破損してしまう恐れが
ある。このようなことを回避するため、前述のように組
立時に電荷付与ローラー40が現像スリーブ20YSの
回転方向に対し上流側へ落ち込んでしまっても、電荷付
与ローラー40を現像スリーブ20YSより逃がして当
接をいったん解除し、所定の当接位置へ電荷付与ローラ
ー40を移動して現像スリーブ20YSに当接させる作
業をすることが必要である。さらには、電荷付与ローラ
ー40が現像スリーブ20YSへ当接しない状態で取り
付けることが好ましい。
【0082】そのため、本実施形態では、揺動部材42
に電荷付与ローラー40を現像スリーブ20YSの表面
から逃げる方向へ回動させるための操作部としてのレバ
ー部42bを一体に設けている。このレバー部42bは
下記の如く操作される。電荷付与ローラーユニットDを
取付け、電荷付与ローラー40が現像スリーブ20YS
の回転方向上流側へ落ち込んだ状態にある時、図13に
示すように揺動部材42のレバー部42bを押し、揺動
部材42を電荷付与ローラー40が現像スリーブ20Y
Sの表面より逃げる方向へ回動させて、現像スリーブ2
0YSへの当接を一時的に解除する位置(第二の位置)
に該電荷付与ローラー40を移動させる。その後、レバ
ー部42bを放し、電荷付与ローラー40を現像スリー
ブ20YSへ正常に当接させる。もしくは、図14に示
すように電荷付与ローラーユニットDをブレードステー
板金48へ取り付ける際に、あらかじめ揺動部材42の
レバー部42bを押して、電荷付与ローラー40が現像
スリーブ20YSへ当接しない状態にしておき、ブレー
ドステー板金48へ取付けたあとに、レバー部42bを
放して電荷付与ローラー40を現像スリーブ20YSへ
当接した状態にする。
【0083】このように本実施形態では、電荷付与ロー
ラー40がローラー支持軸41、揺動部材42、加圧部
材44などと共に揺動支持板43へ取り付けられて電荷
付与ローラーユニットDとしてユニット化することで、
電荷付与ローラー40の組立性の向上を図っている。
【0084】また、電荷付与ローラー40は現像スリー
ブ20YSへ当接する所定の当接位置(第一の位置)か
ら、現像スリーブ20YSへの当接を解除する位置(第
二の位置)へ移動できるように、ローラー支持軸41及
び揺動部材42を介して揺動支持板43に揺動可能に支
持されているので、電荷付与ローラー40を現像スリー
ブ20YSに対し所定の当接位置に安定・確実に組立て
ることができ、電荷付与ローラー40によるトナーへの
電気的な電荷付与が安定且つ確実に行われ、トナー漏れ
を防止できる。
【0085】〔現像剤電荷付与ローラーへのバイアス印
加の説明〕電荷付与ローラー40のバイアスは電源50
(図7参照)によって現像スリーブ20YSと感光体ド
ラム15の両者間に印加された直流を重畳した交流電圧
(現像ACバイアス)を分岐し、図7に示すような等価
回路により印加している。現像スリーブ20YSと電荷
付与ローラー40に印加されるバイアスの波形は図8に
示す通りであり、トナー引き戻しバイアス印加時に現像
スリーブ20YSと電荷付与ローラー40の電位差が1
200V以上生じるように図7中のコンデンサーC1,
C2の容量を調整している。
【0086】以上のようにして分岐して電荷付与ローラ
ー40に印加されるバイアスは、図4乃至図6に示す揺
動支持板43に配置された電極板46よりコイルバネ4
5を介し、揺動するローラー支持軸41、電荷付与ロー
ラー40内部の軸受を介して電荷付与ローラー40へ印
加される。ここで、揺動するローラー支持軸41へのバ
イアス供給手段として可撓性を有するコイルバネ45を
使用しているため、電荷付与ローラー40の揺動に対し
てフレキシブルに変形し、電荷付与ローラー40の揺動
を妨げることなく、且つ安定・確実に給電を行うことが
できる。
【0087】なお、本実施形態においては、現像スリー
ブ20YSに印加されるバイアスは直流電圧:Vdc=
−300VにAC:矩形波Vpp=2200V、f=2
200Hzを重畳したものである。電荷付与ローラー4
0に印加されるバイアスはトナーと同極性であって、直
流電圧:Vdc=−900VにAC:矩形波Vpp=1
000V、f=2200Hzを重畳したものである。ま
た、現像スリーブ20YSに印加されるバイアスと電荷
付与ローラー40に印加されるバイアスの位相差はな
い。
【0088】電荷付与ローラー40の体積抵抗は10
〜10Ωcmであり、電荷付与ローラー40と現像ス
リーブ20YSのトナー中の未帯電トナーとの放電開始
電圧は1200V以上である。したがって、トナー引き
戻しバイアス印加時の現像スリーブ20YSと電荷付与
ローラー40の電位差は1200V以上になるように図
7中のコンデンサC2の容量を調整している。
【0089】〔コンデンサC2容量の説明〕ここで、コ
ンデンサC2について説明する。図15は回転現像器2
0Yの電荷付与ローラー部近傍の詳細断面図、図16は
コンデンサC2の構成図およびモデル図である。コンデ
ンサC2は、現像バイアスと同電位にされているブレー
ドステー板金48と、該ブレードステー板金48の上部
に位置する電極板46間でつくられるものである。ブレ
ードステー板金48と電極板46は前述したようにそれ
ぞれ現像バイアス、電荷付与ローラーバイアスと、異な
る電位を持ち、向かい合っているため、この2枚の板金
48,46で作られるコンデンサ容量が大きいと、互い
の電圧が干渉しあう。そのため、現像バイアスは鈍り
(電圧の立ち上がり)、図8に示すようなきれいな波形
にならず、均一な現像がされない。このような場合、画
像が薄くなる等の弊害の恐れがある。また、電荷付与ロ
ーラー40も同様に、所定の電圧が均一にかからないた
め、トナーに対し十分な放電がされない。
【0090】そのため、コンデンサC2の容量は小さく
する必要がある。コンデンサC2の容量を小さくするた
めには、ブレードステー板金48と該ブレードステー板
金48に向かい合う電極板46間の距離dを大きく、も
しくは向かい合う電極板46の面積Sを小さくする方法
があり、ここでは、面積Sを小さくする手法を採用して
いる。具体的には、図16に示すように、電極板46を
ブレードステー板金48に対し、垂直に立てた状態とな
るよう、揺動支持板43に配置している。これにより、
ブレードステー板金48に向かい合う電極板46の面は
厚み分となり、電極板46の幅を加工可能なレベルで極
小にしてブレードステー板金48と平行となるように揺
動支持板43に配置するよりも面積Sを小さくでき、コ
ンデンサC2の容量を大幅に小さくすることができる。
【0091】また、コンデンサC2の容量を小さくし、
現像バイアスと電荷付与ローラー40との干渉を軽減し
ているため、濃度薄等の画像への弊害もなく、また、電
荷付与ローラーは所定のバイアスが加わりトナーに対し
て十分な放電を確実に行うことができる。
【0092】また、図15及び図16に示すように、電
極板46が配置されている揺動支持板46は、電極板4
6とブレードステー板金48の間に介在しているため、
揺動支持板43の材質の持つ誘電率εもコンデンサC2
の容量に影響する。揺動支持板43の誘電率εが小さけ
ればコンデンサC2の容量は小さくなり、例えば、揺動
支持板43の材質が絶縁性の高い樹脂材料、つまり、樹
脂材料にカーボン等の導電性の材料が含まれていないも
のが良い。通常、樹脂材料を導電性にする場合の他に、
樹脂材料を黒色に着色する場合もカーボン系材料を分散
させることによって着色している。そこで、本実施形態
では、導電性でない、また黒色に着色されていないもの
で、具体的には白色系のポリスチレン(PS)樹脂を使
用している。樹脂材料は基本的にいずれも絶縁性なの
で、白色系であればPS樹脂以外でも良い。
【0093】また、揺動支持板43は現像スリーブ20
YSの上方に配置され、現像スリーブ20YSの近傍に
現像スリーブ20YSを覆うようなリブ43aを長手方
向に設けている。これは、現像時に現像スリーブ20Y
Sが回転して現像スリーブ20YSより浮遊・飛散する
トナーが、電極板46および電気回路の接点部、さらに
上方のブラック現像器21B自身を汚してしまうのを防
止するためで、浮遊・飛散トナーが上方へ流れていくの
を規制している。
【0094】さて、前述したように、現像スリーブ20
YS上に薄層形成されたトナー層は感光体ドラム15上
の静電潜像にトナー像として現像される。消費されなか
った未現像トナーは、現像スリーブ20YSの回転と共
に現像容器20b内へ回収される(図2参照)。現像ス
リーブ20YSの下部には図2に示すように、可撓性の
シート部材47が設けられ、未現像トナーを現像容器2
0b内へ回収し、且つ現像容器20a内のトナーが漏出
するのを防止する。この回収された未現像トナーは、塗
布ローラー20YRと現像スリーブ20YSとの当接部
Tにおいて、現像スリーブ20YSの表面から剥ぎ取ら
れる。この剥ぎ取られた未現像トナーの大部分は、塗布
ローラー20YSの回転に伴い搬送され現像容器20b
内のトナーと混ざり合い、トナーの帯電が分散される。
同時に、塗布ローラー20YRの回転により現像スリー
ブ20YS上に新たなトナーが供給され、前述の作用を
繰り返す。
【0095】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
は、現像装置あるいは現像カートリッジとしてイエロー
現像器20Yを例示したが、本発明の現像装置あるいは
現像カートリッジはこれに限定する必要はなく、マゼン
タ現像器20M、シアン現像器20Cにおいても同様の
構成を採用することができる。
【0096】また、斜めカット部20YB1を長手方向
両端部に形成した現像ブレード20YBを例示したが、
例えば、斜めカット部を形成していない現像ブレードを
用いることもできる。この場合、トナーが現像ブレード
の長手方向端部近傍の当接ニップ部Nに挟まることによ
って現像ブレードが持ち上げられ、当接ニップ部Nの長
手方向両端のトナー層がスジ状に徐々に厚く形成されて
現像スリーブ20YSへの電気的付着力が低下しても、
電荷付与ローラーによるトナーへの電気的な電荷付与に
より現像スリーブへの電気的付着力が回復し、感光体ド
ラムへトナーがカブリとして転移したり、トナーが現像
スリーブの表面から外部にこぼれ落ち、プリンター本体
内を著しく汚してしまういわゆるトナー漏れを防ぐこと
ができる。
【0097】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の現像装
置、現像カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置に
よれば、現像剤電荷付与部材が現像剤担持体に従動回転
しながら該現像剤担持体の長手方向両端部において現像
剤担持体上に薄層塗布された非磁性一成分現像剤を電気
的に帯電するので、現像剤担持体の長手方向両端部にお
いて、未帯電の非磁性一成分現像剤現像剤の発生を確実
に防止することができると共に、現像剤担持体への非磁
性一成分現像剤の薄層形成を安定して良好に行うことが
できる。
【0098】また、現像剤担持体上に当接する現像剤電
荷付与部材へ所定のバイアスを印加する電極板が、現像
剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対し、非接触
で、かつ垂直に立てた状態に配置されているので、現像
剤電荷付与部材へのバイアス印加時に現像バイアスとの
干渉を軽減でき、画像薄等の画質の障害を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電子写真画像形成装置としての
カラーレーザープリンターの断面図
【図2】 本実施形態の現像装置(現像カートリッジ)
の概略断面構成図
【図3】 本実施形態の現像装置(現像カートリッジ)
を正面から見た概略構成図
【図4】 現像剤電荷付与ローラーを取り付けた状態を
示す現像装置(現像カートリッジ)の一部を示す正面図
【図5】 現像剤電荷付与ローラーを取り付けた状態を
示す現像装置(現像カートリッジ)の一部を示す斜視図
【図6】 現像剤電荷付与ローラーを取り付けた状態を
示す現像装置(現像カートリッジ)の一部を示す正面図
【図7】 本実施形態の現像装置内の等価回路図
【図8】 本実施形態の現像装置に印加するバイアス波
形図
【図9】 従来の現像装置の概略断面構成図
【図10】 従来の現像装置の一例を正面から見た図
【図11】 従来の現像装置の他例を正面から見た図
【図12】 本実施形態の現像装置において現像剤電荷
付与ローラーが現像スリーブの回転方向上流側へ落ち込
んで組み立てられた状態の図
【図13】 本実施形態の現像装置において現像剤電荷
付与ローラーの現像スリーブへの当接を解除した状態の
【図14】 本実施形態の現像装置において現像像電荷
付与ローラーユニットを現像スリーブへ当接させずに取
り付ける例の図
【図15】 本実施形態の現像装置において現像像電荷
付与ローラーを配置した部分の詳細図
【図16】 本実施形態の現像装置内の等価回路を構成
するコンデンサの構成図およびモデル図
【符号の説明】
2 転写材(記録媒体) 9 中間転写体(転写手段) 15 感光体ドラム(電子写真感光体) 20Y 回転現像器(現像装置あるいは現像カート
リッジ) 20b 現像容器 20YS 現像スリーブ(現像剤担持体) 20YB 現像ブレード(現像剤層形成部材) 20YR 塗布ローラー(現像剤塗布体) 38 開口部 40 現像剤電荷付与ローラー(現像剤電荷付与部
材) 43 揺動支持板(電極板支持部材) 43a リブ 46 電極板 48 ブレードステー板金(支持板金) 60 搬送手段 N 当接ニップ部(当接部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 明良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H073 AA10 BA02 BA15 BA25 CA02 2H077 AC04 AD02 AD06 AD13 AD17 AD35 AE02 AE08 CA11 EA14 FA26

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性一成分現像剤を担持して回動する
    ことによって電子写真感光体に形成された潜像を前記非
    磁性一成分現像剤により現像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対し、非接触
    で、かつ垂直に立てた状態に配置されていることを特徴
    とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記電極板支持部材は、カーボン系を含
    まない樹脂材料であって、前記現像剤層形成部材を支持
    する支持板金に固定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記電極板支持部材は、前記現像剤担持
    体の上方に配置され、前記現像剤担持体の表面より浮遊
    ・飛散する前記非磁性一成分現像剤が前記現像剤担持体
    の上方へ流れるのを規制するためのリブを有しているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤電荷付与部材には、前記所定
    のバイアスとして、前記現像剤担持体上に薄層塗布され
    た前記非磁性一成分現像剤に対し放電開始電圧以上で、
    かつ前記非磁性一成分現像剤と同極性のバイアスが前記
    電極板を介して印加されることを特徴とする請求項1に
    記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 非磁性一成分現像剤を収容する現像容器
    と、 前記現像容器の有する開口部の長手方向に沿って延在
    し、前記非磁性一成分現像剤を担持して回動することに
    よって電子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性一
    成分現像剤により現像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向上流側で前記現像剤担
    持体に当接して前記非磁性一成分現像剤を供給塗布する
    ための現像剤塗布体と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支持板金の表面
    に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配置されて
    いることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記電極板支持部材は、カーボン系を含
    まない樹脂材料であって、前記現像剤層形成部材もしく
    は前記現像剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支持
    板金に固定されていることを特徴とする請求項5に記載
    の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記電極板支持部材は、前記現像剤担持
    体の上方に配置され、前記現像剤担持体の表面より浮遊
    ・飛散する前記非磁性一成分現像剤が前記現像剤担持体
    の上方へ流れるのを規制するためのリブを有しているこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤電荷付与部材には、前記所定
    のバイアスとして、前記現像剤担持体上に薄層塗布され
    た前記非磁性一成分現像剤に対し放電開始電圧以上で、
    かつ前記非磁性一成分現像剤と同極性のバイアスが前記
    電極板を介して印加されることを特徴とする請求項5に
    記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    現像カートリッジにおいて、 非磁性一成分現像剤を担持して回動することによって電
    子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性一成分現像
    剤により現像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対し、非接触
    で、かつ垂直に立てた状態に配置されていることを特徴
    とする現像カートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記電極板支持部材は、カーボン系を
    含まない樹脂材料であって、前記現像剤層形成部材を支
    持する支持板金に固定されていることを特徴とする請求
    項9に記載の現像カートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記電極板支持部材は、前記現像剤担
    持体の上方に配置され、前記現像剤担持体の表面より浮
    遊・飛散する前記非磁性一成分現像剤が前記現像剤担持
    体の上方へ流れるのを規制するためのリブを有している
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の現像カート
    リッジ。
  12. 【請求項12】 前記現像剤電荷付与部材には、前記所
    定のバイアスとして、前記現像剤担持体上に薄層塗布さ
    れた前記非磁性一成分現像剤に対し放電開始電圧以上
    で、かつ前記非磁性一成分現像剤と同極性のバイアスが
    前記電極板を介して印加されることを特徴とする請求項
    9に記載の現像カートリッジ。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    な現像カートリッジにおいて、 非磁性一成分現像剤を収容する現像容器と、 前記現像容器の有する開口部の長手方向に沿って延在
    し、前記非磁性一成分現像剤を担持して回動することに
    よって電子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性一
    成分現像剤により現像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向上流側で前記現像剤担
    持体に当接して前記非磁性一成分現像剤を供給塗布する
    ための現像剤塗布体と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支持板金の表面
    に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配置されて
    いることを特徴とする現像カートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記電極板支持部材は、カーボン系を
    含まない樹脂材料であって、前記現像剤層形成部材もし
    くは前記現像剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支
    持板金に固定されていることを特徴とする請求項13に
    記載の現像カートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記電極板支持部材は、前記現像剤担
    持体の上方に配置され、前記現像剤担持体の表面より浮
    遊・飛散する前記非磁性一成分現像剤が前記現像剤担持
    体の上方へ流れるのを規制するためのリブを有している
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の現像カー
    トリッジ。
  16. 【請求項16】 前記現像剤電荷付与部材には、前記所
    定のバイアスとして、前記現像剤担持体上に薄層塗布さ
    れた前記非磁性一成分現像剤に対し放電開始電圧以上
    で、かつ前記非磁性一成分現像剤と同極性のバイアスが
    前記電極板を介して印加されることを特徴とする請求項
    13に記載の現像カートリッジ。
  17. 【請求項17】 現像カートリッジを着脱可能で、記録
    媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
    いて、 a)電子写真感光体と、 b)非磁性一成分現像剤を担持して回動することによっ
    て前記電子写真感光体に形成された潜像を前記非磁性一
    成分現像剤により現像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を支持する支持板金の表面に対し、非接触
    で、かつ垂直に立てた状態に配置されている現像カート
    リッジを、取り外し可能に装着するための装着手段と、 c)前記非磁性一成分現像剤により前記電子写真感光体
    に形成した現像剤像を前記記録媒体に転写するための転
    写手段と、 d)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  18. 【請求項18】 現像カートリッジを着脱可能で、記録
    媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
    いて、 a)電子写真感光体と、 b)非磁性一成分現像剤を収容する現像容器と、 前記現像容器の有する開口部の長手方向に沿って延在
    し、前記非磁性一成分現 像剤を担持して回動することによって前記電子写真感光
    体に形成された潜像を前記非磁性一成分現像剤により現
    像する現像剤担持体と、 前記現像剤担持体上に前記非磁性一成分現像剤を薄層塗
    布するよう前記現像剤担持体に対し前記非磁性一成分現
    像剤を介して当接する現像剤層形成部材と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向上流側で前記現像剤担
    持体に当接して前記非磁性一成分現像剤を供給塗布する
    ための現像剤塗布体と、 前記現像剤層形成部材の前記現像剤担持体との当接部に
    対し前記現像剤担持体の回転方向下流側で前記現像剤担
    持体の長手方向両端部に当接する回転可能な現像剤電荷
    付与部材と、 前記現像剤電荷付与部材へ前記現像剤担持体上に薄層塗
    布された前記非磁性一成分現像剤を電気的に帯電させる
    所定のバイアスを印加するための電極板と、 前記電極板を支持する電極板支持部材と、 を有し、 前記現像剤担持体には現像バイアスが印加されており、 前記電極板は、前記現像剤層形成部材もしくは前記現像
    剤層形成部材を前記現像容器へ支持する支持板金の表面
    に対し、非接触で、かつ垂直に立てた状態に配置されて
    いる現像カートリッジを、取り外し可能に装着するため
    の装着手段と、 c)前記非磁性一成分現像剤により前記電子写真感光体
    に形成した現像剤像を前記記録媒体に転写するための転
    写手段と、 d)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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CN103513539A (zh) * 2012-06-14 2014-01-15 江西亿铂电子科技有限公司 一种碳粉盒的再生方法
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