JP2000074506A - 電動機内蔵型圧縮式冷凍機 - Google Patents
電動機内蔵型圧縮式冷凍機Info
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- JP2000074506A JP2000074506A JP10239727A JP23972798A JP2000074506A JP 2000074506 A JP2000074506 A JP 2000074506A JP 10239727 A JP10239727 A JP 10239727A JP 23972798 A JP23972798 A JP 23972798A JP 2000074506 A JP2000074506 A JP 2000074506A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2341/00—Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/001—Ejectors not being used as compression device
- F25B2341/0011—Ejectors with the cooled primary flow at reduced or low pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2341/00—Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/001—Ejectors not being used as compression device
- F25B2341/0013—Ejector control arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動機内蔵型圧縮式冷凍機において、電動機
内、歯車室内の冷媒を吸引して電動機内、歯車室内圧力
を減圧し、電動機回転子、歯車が冷媒雰囲気を撹袢する
エネルギー損失を低減する。 【解決手段】 電動機1と、電動機室3と、歯車4と、
歯車室5と、圧縮機6と、凝縮器7と、蒸発器8と、こ
れら圧縮機6、凝縮器7及び蒸発器8を接続する管路と
を備え、前記電動機1を内蔵する圧縮式冷凍機におい
て、前記凝縮器7から蒸発器8に流れる液冷媒の管路に
液エジェクタ9を設け、この液エジェクタ9の吸引部に
前記電動機室3と歯車室5とを接続して、前記電動機室
内及び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引して電動
機室内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減圧す
る。
内、歯車室内の冷媒を吸引して電動機内、歯車室内圧力
を減圧し、電動機回転子、歯車が冷媒雰囲気を撹袢する
エネルギー損失を低減する。 【解決手段】 電動機1と、電動機室3と、歯車4と、
歯車室5と、圧縮機6と、凝縮器7と、蒸発器8と、こ
れら圧縮機6、凝縮器7及び蒸発器8を接続する管路と
を備え、前記電動機1を内蔵する圧縮式冷凍機におい
て、前記凝縮器7から蒸発器8に流れる液冷媒の管路に
液エジェクタ9を設け、この液エジェクタ9の吸引部に
前記電動機室3と歯車室5とを接続して、前記電動機室
内及び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引して電動
機室内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減圧す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機を圧縮機に内
蔵する電動機内蔵型圧縮式冷凍機に関する。
蔵する電動機内蔵型圧縮式冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮空気を熱交換器によって冷却したの
ち、低圧まで減圧あるいは膨張させる際のエネルギーの
回収方法としては、「冷凍空調便覧」(新版・第5版・3
巻)の「空気調和編」(第244〜245頁)に示され
るエアサイクルマシンのようなタービンを用いる方法が
知られている。
ち、低圧まで減圧あるいは膨張させる際のエネルギーの
回収方法としては、「冷凍空調便覧」(新版・第5版・3
巻)の「空気調和編」(第244〜245頁)に示され
るエアサイクルマシンのようなタービンを用いる方法が
知られている。
【0003】また、フロンなどの凝縮、蒸発が行われる
冷凍サイクルでは、特許第36060号公報、特許第1
21048号公報、公開技報第85ー8884号技報及
び特開平8ー42930号公報記載のように、2相ター
ビンによりエネルギーを回収する方法も知られている。
冷凍サイクルでは、特許第36060号公報、特許第1
21048号公報、公開技報第85ー8884号技報及
び特開平8ー42930号公報記載のように、2相ター
ビンによりエネルギーを回収する方法も知られている。
【0004】さらに、冷媒を凝縮器圧力から主たる蒸発
器の圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを用いて低
圧部を作り、補助的な蒸発器で冷凍能力を増加させる方
法も知られている。
器の圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを用いて低
圧部を作り、補助的な蒸発器で冷凍能力を増加させる方
法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記タービンを用いる
エネルギーの回収方法は、タービン自体の構造が複雑に
なる。
エネルギーの回収方法は、タービン自体の構造が複雑に
なる。
【0006】また、タービン羽根車の周速、流路断面積
と媒体の流量、熱落差などの適合した状態ではエネルギ
ーの回収効率は高いが、周速一定、従って回転数一定で
媒体の流量、熱落差の一方あるいは両方が減少する運転
状態では、エネルギーの回収効率は著しく低下する。
と媒体の流量、熱落差などの適合した状態ではエネルギ
ーの回収効率は高いが、周速一定、従って回転数一定で
媒体の流量、熱落差の一方あるいは両方が減少する運転
状態では、エネルギーの回収効率は著しく低下する。
【0007】エネルギーの回収効率の低下を防止するた
め、タービン羽根車の周速、従って回転数を減少させる
か、あるいはノズル面積を減少させるなどの方法もある
が、回転数可変の場合は、同期発電機で駆動するポンプ
類など汎用性のある負荷を駆動できず、回収したエネル
ギーの利用方法は限られている。
め、タービン羽根車の周速、従って回転数を減少させる
か、あるいはノズル面積を減少させるなどの方法もある
が、回転数可変の場合は、同期発電機で駆動するポンプ
類など汎用性のある負荷を駆動できず、回収したエネル
ギーの利用方法は限られている。
【0008】また、ノズル面積を可変にする方法は、ノ
ズル部分の構造が複雑になり、信頼性の低下、製造価格
の上昇につながり、エネルギーの回収効果をうすめると
いう不具合があった。
ズル部分の構造が複雑になり、信頼性の低下、製造価格
の上昇につながり、エネルギーの回収効果をうすめると
いう不具合があった。
【0009】構造が比較的簡便であることを特徴とする
電動機内蔵型の圧縮式冷凍機では、信頼性低下、製造価
格の上昇は好ましくなく、高い信頼性を保持できるエネ
ルギー回収方法が望まれていた。
電動機内蔵型の圧縮式冷凍機では、信頼性低下、製造価
格の上昇は好ましくなく、高い信頼性を保持できるエネ
ルギー回収方法が望まれていた。
【0010】また、冷媒を凝縮器圧力から主たる蒸発器
の圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを用いて低圧
部を作り、補助的な蒸発器で冷凍能力を増加させる方法
では、補助的な蒸発器を必要とする。
の圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを用いて低圧
部を作り、補助的な蒸発器で冷凍能力を増加させる方法
では、補助的な蒸発器を必要とする。
【0011】本発明の目的は、タービン、補助蒸発機な
どの複雑な構造物を使用するることなく、冷媒を凝縮器
圧力から蒸発器圧力まで減圧させる際のエネルギー回収
が可能な電動機内蔵型圧縮式冷凍機を提供することにあ
る。
どの複雑な構造物を使用するることなく、冷媒を凝縮器
圧力から蒸発器圧力まで減圧させる際のエネルギー回収
が可能な電動機内蔵型圧縮式冷凍機を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電動機と、
この電動機を収納する電動機室と、歯車と、この歯車を
収納する歯車室と、冷媒ガスを蒸発圧力から凝縮圧力ま
で圧縮するための圧縮機と、この圧縮機の吸い込み側に
設けた吸込みダンパと、圧縮された冷媒ガスを冷却して
液冷媒にするための凝縮器と、液冷媒を蒸発させて冷水
を取り出すための蒸発器と、これら圧縮機、凝縮器及び
蒸発器を接続する管路とを備え、前記電動機を内蔵する
圧縮式冷凍機において、前記凝縮器から蒸発器に流れる
液冷媒の管路に液エジェクタを設け、この液エジェクタ
の吸引部に前記電動機室と歯車室とを接続して、前記電
動機室内及び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引し
て電動機室内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減
圧する、ことによって達成される。
この電動機を収納する電動機室と、歯車と、この歯車を
収納する歯車室と、冷媒ガスを蒸発圧力から凝縮圧力ま
で圧縮するための圧縮機と、この圧縮機の吸い込み側に
設けた吸込みダンパと、圧縮された冷媒ガスを冷却して
液冷媒にするための凝縮器と、液冷媒を蒸発させて冷水
を取り出すための蒸発器と、これら圧縮機、凝縮器及び
蒸発器を接続する管路とを備え、前記電動機を内蔵する
圧縮式冷凍機において、前記凝縮器から蒸発器に流れる
液冷媒の管路に液エジェクタを設け、この液エジェクタ
の吸引部に前記電動機室と歯車室とを接続して、前記電
動機室内及び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引し
て電動機室内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減
圧する、ことによって達成される。
【0013】また上記目的は、電動機と、この電動機を
収納する電動機室と、歯車と、この歯車を収納する歯車
室と、冷媒ガスを蒸発圧力から凝縮圧力まで圧縮するた
めの圧縮機と、この圧縮機の吸込み側に設けた吸込みダ
ンパと、圧縮された冷媒ガスを冷却して液冷媒にするた
めの凝縮器と、液冷媒を蒸発させて冷水を取り出すため
の蒸発器と、これら圧縮機、凝縮器及び蒸発器を接続す
る管路とを備え、前記電動機を内蔵する圧縮式冷凍機に
おいて、前記凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に
液エジェクタを設け、この液エジェクタの吸引部に前記
電動機室と歯車室とを管路で接続して、前記電動機内及
び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引して電動機室
内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減圧し、前記
凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に潤滑油を回収
するための油回収器を設け、この油回収器に、前記蒸発
器から潤滑油の溶解している冷媒を回収するための油回
収管と、回収された潤滑油を歯車室に流す管路と、冷媒
ガスを前記液エジェクタによって吸引させるための管路
とを接続する、ことによって達成される。
収納する電動機室と、歯車と、この歯車を収納する歯車
室と、冷媒ガスを蒸発圧力から凝縮圧力まで圧縮するた
めの圧縮機と、この圧縮機の吸込み側に設けた吸込みダ
ンパと、圧縮された冷媒ガスを冷却して液冷媒にするた
めの凝縮器と、液冷媒を蒸発させて冷水を取り出すため
の蒸発器と、これら圧縮機、凝縮器及び蒸発器を接続す
る管路とを備え、前記電動機を内蔵する圧縮式冷凍機に
おいて、前記凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に
液エジェクタを設け、この液エジェクタの吸引部に前記
電動機室と歯車室とを管路で接続して、前記電動機内及
び歯車室内の一方または両方の冷媒を吸引して電動機室
内及び歯車室内の一方または両方の圧力を減圧し、前記
凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に潤滑油を回収
するための油回収器を設け、この油回収器に、前記蒸発
器から潤滑油の溶解している冷媒を回収するための油回
収管と、回収された潤滑油を歯車室に流す管路と、冷媒
ガスを前記液エジェクタによって吸引させるための管路
とを接続する、ことによって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】一般に、電動機内蔵型圧縮式冷凍
機では、電動機、潤滑油系統は冷媒雰囲気中にあり外気
と遮断されている。たとえばHFC134aなどで代表
される高圧冷媒を使用する場合、凝縮器内の圧力は1M
Pa前後に達し、蒸発器内の圧力は大気圧から0.5M
Paの範囲に達する。冷凍機内部の最低圧力は蒸発器で
あり、従って電動機室及び歯車室の圧力は蒸発器の圧力
以下にはならない。HFC134aなどの高圧冷媒は密
度が同一圧力、同一温度の空気の数倍に達し、さらに圧
力が大気圧の数倍もあることと合わせ、電動機室及び歯
車室内の冷媒密度は大気の約10倍に達する、といわれ
ている。
機では、電動機、潤滑油系統は冷媒雰囲気中にあり外気
と遮断されている。たとえばHFC134aなどで代表
される高圧冷媒を使用する場合、凝縮器内の圧力は1M
Pa前後に達し、蒸発器内の圧力は大気圧から0.5M
Paの範囲に達する。冷凍機内部の最低圧力は蒸発器で
あり、従って電動機室及び歯車室の圧力は蒸発器の圧力
以下にはならない。HFC134aなどの高圧冷媒は密
度が同一圧力、同一温度の空気の数倍に達し、さらに圧
力が大気圧の数倍もあることと合わせ、電動機室及び歯
車室内の冷媒密度は大気の約10倍に達する、といわれ
ている。
【0015】回転子と歯車はこのような冷媒雰囲気中で
回転するため、冷媒雰囲気を撹袢するエネルギー損失は
冷凍機が消費する動力の数パーセントに達するといわれ
ている。電動機室と歯車室内の圧力を蒸発器内の圧力と
同水準以下に低減できれば、冷媒雰囲気を撹袢するエネ
ルギー損失を大幅に低減できる。
回転するため、冷媒雰囲気を撹袢するエネルギー損失は
冷凍機が消費する動力の数パーセントに達するといわれ
ている。電動機室と歯車室内の圧力を蒸発器内の圧力と
同水準以下に低減できれば、冷媒雰囲気を撹袢するエネ
ルギー損失を大幅に低減できる。
【0016】本発明は、このような知見に基づいて生ま
れたものである。
れたものである。
【0017】以下、本発明の実施例を図1または図5を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0018】図1は、本発明に係る電動機内蔵型圧縮式
冷凍機の第1の実施形態の系統図である。
冷凍機の第1の実施形態の系統図である。
【0019】図において、1は電動機、2は回転子であ
る。3は前記電動機1を収納する電動機室、4は歯車、
5は歯車室で、前記歯車4を収納している。6は圧縮機
で、前記電動機1により駆動され、冷媒ガスを蒸発圧力
から凝縮圧力まで圧縮するためのものである。7は凝縮
器で、圧縮された冷媒ガスを冷却して液冷媒にするため
のものである。8は蒸発器で、液冷媒が蒸発する際の蒸
発熱によって負荷から戻ってくる熱媒体(たとえば、
水)を冷却するためのものである。
る。3は前記電動機1を収納する電動機室、4は歯車、
5は歯車室で、前記歯車4を収納している。6は圧縮機
で、前記電動機1により駆動され、冷媒ガスを蒸発圧力
から凝縮圧力まで圧縮するためのものである。7は凝縮
器で、圧縮された冷媒ガスを冷却して液冷媒にするため
のものである。8は蒸発器で、液冷媒が蒸発する際の蒸
発熱によって負荷から戻ってくる熱媒体(たとえば、
水)を冷却するためのものである。
【0020】9は液エジェクタで、前記凝縮器7から蒸
発器8に流れる冷媒を駆動液としている。10は油回収
器で、冷媒中に混入している潤滑油を冷媒から分離して
回収するためのものである。11は油回収管で、蒸発器
8の冷媒を油回収器10に流すためのものである。12
は逆止弁で、それぞれ冷媒が蒸発器8から液エジェクタ
9の方向、及び電動機室3と歯車室5とから蒸発器8の
方向のみに流れるように取り付けられている。
発器8に流れる冷媒を駆動液としている。10は油回収
器で、冷媒中に混入している潤滑油を冷媒から分離して
回収するためのものである。11は油回収管で、蒸発器
8の冷媒を油回収器10に流すためのものである。12
は逆止弁で、それぞれ冷媒が蒸発器8から液エジェクタ
9の方向、及び電動機室3と歯車室5とから蒸発器8の
方向のみに流れるように取り付けられている。
【0021】13は油中の水分、異物などを除去するた
めのドライヤである。14は油ポンプで、液エジェクタ
15の駆動液に歯車室5内の潤滑油を用いるためのもの
である。15は液エジェクタで、前記油ポンプ14から
吐出され歯車室5に戻る潤滑油を駆動液としている。1
6は冷媒ガス回収管で、油回収器10で回収された冷媒
ガスを圧縮機6の吸込み側に流すものである。17は冷
媒供給管で、電動機1を冷却する冷媒を凝縮器7から供
給するためのものである。
めのドライヤである。14は油ポンプで、液エジェクタ
15の駆動液に歯車室5内の潤滑油を用いるためのもの
である。15は液エジェクタで、前記油ポンプ14から
吐出され歯車室5に戻る潤滑油を駆動液としている。1
6は冷媒ガス回収管で、油回収器10で回収された冷媒
ガスを圧縮機6の吸込み側に流すものである。17は冷
媒供給管で、電動機1を冷却する冷媒を凝縮器7から供
給するためのものである。
【0022】18は冷媒吸引管で、電動機室3から冷媒
を吸引するためのものである。19は減圧機構で、前記
凝縮器7から電動機1に供給される冷媒の供給量を調節
するためのものである。20は冷媒吸引管で、歯車室5
から冷媒を吸引するためのものである。
を吸引するためのものである。19は減圧機構で、前記
凝縮器7から電動機1に供給される冷媒の供給量を調節
するためのものである。20は冷媒吸引管で、歯車室5
から冷媒を吸引するためのものである。
【0023】21は冷媒吸引管で、一端が前記冷媒吸引
管18及び冷媒吸引管20に接続され、他端が液エジェ
クタ9の吸引部に接続されるとともに、逆止弁12の介
在するバイパス管22によって蒸発器8に接続されてい
る。32は吸引ダンパ、33は連通管で、閉止弁34を
介して歯車室5と圧縮機6の吸い込み側を連通してい
る。
管18及び冷媒吸引管20に接続され、他端が液エジェ
クタ9の吸引部に接続されるとともに、逆止弁12の介
在するバイパス管22によって蒸発器8に接続されてい
る。32は吸引ダンパ、33は連通管で、閉止弁34を
介して歯車室5と圧縮機6の吸い込み側を連通してい
る。
【0024】次に、上記構成の電動機内蔵型圧縮式冷凍
機の作用を説明する。
機の作用を説明する。
【0025】電動機1を冷却するために凝縮器7内の液
冷媒の一部は、冷媒供給管17を経て電動機室3内に供
給される。電動機1を冷却した冷媒は、冷媒吸引管1
8、冷媒吸引管21を経て液エジェクタ9に吸引され
る。圧縮機6の歯車室5に面した側は、凝縮器7内と同
程度の圧力に達するため、冷媒ガスが軸封を通して歯車
室5内に漏れ込む。漏れ込んだ冷媒ガスは冷媒吸引管2
0、冷媒吸引管21を経て液エジェクタ9に吸引され
る。
冷媒の一部は、冷媒供給管17を経て電動機室3内に供
給される。電動機1を冷却した冷媒は、冷媒吸引管1
8、冷媒吸引管21を経て液エジェクタ9に吸引され
る。圧縮機6の歯車室5に面した側は、凝縮器7内と同
程度の圧力に達するため、冷媒ガスが軸封を通して歯車
室5内に漏れ込む。漏れ込んだ冷媒ガスは冷媒吸引管2
0、冷媒吸引管21を経て液エジェクタ9に吸引され
る。
【0026】長時間の運転休止後に起動される際は、凝
縮器7内の圧力と蒸発器8内の圧力との差は小さくなっ
ている。さらに冷凍機の起動時には、電動機1の起動負
荷を低減するため吸い込みダンパ32を閉じて圧縮機6
を起動するため、冷凍機の各部内の圧力にアンバランス
が生ずる。このため、歯車室5内の霧状の潤滑油は、短
時間のうちに、たとえば冷媒吸引管20、冷媒吸引管2
1を経由して大量に電動機室3に流入し、歯車室5内の
潤滑油が不足するという、いわゆる油あがり現象が生じ
る。 これを防止するため、起動の際には連通管33の
閉止弁34を開いておく。吸い込みダンパを閉じて圧縮
機6を起動するため、歯車室5内の圧力は電動機室3の
圧力より低くなり、このため潤滑油が大量に電動機室3
に流入すことはなくなり、歯車室5内の潤滑油が不足す
る前述の油あがり現象を防止できる。閉止弁34にはい
わゆる電磁弁などの遠隔制御のできる弁が適している。
縮器7内の圧力と蒸発器8内の圧力との差は小さくなっ
ている。さらに冷凍機の起動時には、電動機1の起動負
荷を低減するため吸い込みダンパ32を閉じて圧縮機6
を起動するため、冷凍機の各部内の圧力にアンバランス
が生ずる。このため、歯車室5内の霧状の潤滑油は、短
時間のうちに、たとえば冷媒吸引管20、冷媒吸引管2
1を経由して大量に電動機室3に流入し、歯車室5内の
潤滑油が不足するという、いわゆる油あがり現象が生じ
る。 これを防止するため、起動の際には連通管33の
閉止弁34を開いておく。吸い込みダンパを閉じて圧縮
機6を起動するため、歯車室5内の圧力は電動機室3の
圧力より低くなり、このため潤滑油が大量に電動機室3
に流入すことはなくなり、歯車室5内の潤滑油が不足す
る前述の油あがり現象を防止できる。閉止弁34にはい
わゆる電磁弁などの遠隔制御のできる弁が適している。
【0027】また、閉止弁34は廃止することもでき
る。この場合は、歯車室5内の冷媒ガスが起動時以外も
圧縮機6に吸込まれるために若干、性能は低下するが、
構造と制御系統を簡略化できるという利点がある。
る。この場合は、歯車室5内の冷媒ガスが起動時以外も
圧縮機6に吸込まれるために若干、性能は低下するが、
構造と制御系統を簡略化できるという利点がある。
【0028】冷凍機が冷凍能力を発生する運転中は、歯
車室5内の潤滑油は霧状になっており、このため微量の
潤滑油が冷媒吸引管20、21、バイパス管22を経由
して蒸発器8に流れこみ、蒸発器8の底部に滞留する。
しかし、この滞留する潤滑油量は少ないうえ、油回収管
11、油エジェクタ15によって再び歯車室5に戻さ
れ、常時、必要な潤滑油が歯車室5内に存在する。
車室5内の潤滑油は霧状になっており、このため微量の
潤滑油が冷媒吸引管20、21、バイパス管22を経由
して蒸発器8に流れこみ、蒸発器8の底部に滞留する。
しかし、この滞留する潤滑油量は少ないうえ、油回収管
11、油エジェクタ15によって再び歯車室5に戻さ
れ、常時、必要な潤滑油が歯車室5内に存在する。
【0029】図2は、液エジェクタの詳細構造を示す図
である。
である。
【0030】液エジェクタ9は、液エジェクタノズル2
3、吸引冷媒室24、混合室25及びディフューザ28
から構成される。
3、吸引冷媒室24、混合室25及びディフューザ28
から構成される。
【0031】矢印で示す駆動冷媒液の流れ26は凝縮器
7から蒸発器8に流れる冷媒であり、液エジェクタノズ
ル23により一旦蒸発器8の圧力より低い圧力まで減圧
される。このとき駆動冷媒液の液流れ26は高速になっ
て運動エネルギーを持つので、この運動エネルギーをデ
ィフューザ28で圧力に変換し、駆動冷媒液の流れ26
の圧力を蒸発器8の圧力まで回復させる。
7から蒸発器8に流れる冷媒であり、液エジェクタノズ
ル23により一旦蒸発器8の圧力より低い圧力まで減圧
される。このとき駆動冷媒液の液流れ26は高速になっ
て運動エネルギーを持つので、この運動エネルギーをデ
ィフューザ28で圧力に変換し、駆動冷媒液の流れ26
の圧力を蒸発器8の圧力まで回復させる。
【0032】電動機室3と歯車室5とから吸引された矢
印で示す吸引冷媒27は、吸引冷媒室24を経て混合室
25で駆動冷媒液の流れ26に混合され、ディフューザ
28で蒸発器8の圧力まで昇圧される。吸引冷媒室24
の圧力は液エジェクタノズル23の出口圧力に等しく、
電動機室3内と歯車室5内との圧力を蒸発器8内の圧力
と同水準もしくはそれ以下に低減される。
印で示す吸引冷媒27は、吸引冷媒室24を経て混合室
25で駆動冷媒液の流れ26に混合され、ディフューザ
28で蒸発器8の圧力まで昇圧される。吸引冷媒室24
の圧力は液エジェクタノズル23の出口圧力に等しく、
電動機室3内と歯車室5内との圧力を蒸発器8内の圧力
と同水準もしくはそれ以下に低減される。
【0033】冷凍機の起動時あるいは停止時などに駆動
冷媒液の流れ26の流量が減少し、ディフューザ28の
昇圧作用が十分でなくなる状態では、吸引冷媒室24の
圧力は蒸発器8の圧力まで低下しない場合がある。この
ような場合には、電動機室3及び歯車室5の冷媒は、そ
れぞれ冷媒吸引管18、20を経て、さらに冷媒吸引管
21、冷媒バイパス管22を通って蒸発器8に吸引され
るので、電動機室3と歯車室5との圧力の上昇は抑制さ
れる。
冷媒液の流れ26の流量が減少し、ディフューザ28の
昇圧作用が十分でなくなる状態では、吸引冷媒室24の
圧力は蒸発器8の圧力まで低下しない場合がある。この
ような場合には、電動機室3及び歯車室5の冷媒は、そ
れぞれ冷媒吸引管18、20を経て、さらに冷媒吸引管
21、冷媒バイパス管22を通って蒸発器8に吸引され
るので、電動機室3と歯車室5との圧力の上昇は抑制さ
れる。
【0034】本実施例によれば、液エジェクタを用いて
冷媒が凝縮器から蒸発器の圧力に減圧される際に発生す
る運動エネルギーにより、蒸発器の圧力より低い圧力を
発生させて電動機室内と歯車室内の冷媒を吸引し、これ
によって電動機室内及び歯車室内の圧力を蒸発器内の圧
力と同水準もしくはそれ以下に減圧して、回転子と歯車
の冷媒雰囲気撹袢によるエネルギー損失を低減できる。
冷媒が凝縮器から蒸発器の圧力に減圧される際に発生す
る運動エネルギーにより、蒸発器の圧力より低い圧力を
発生させて電動機室内と歯車室内の冷媒を吸引し、これ
によって電動機室内及び歯車室内の圧力を蒸発器内の圧
力と同水準もしくはそれ以下に減圧して、回転子と歯車
の冷媒雰囲気撹袢によるエネルギー損失を低減できる。
【0035】図3は、液エジェクタの他の実施例の詳細
構造図である。
構造図である。
【0036】可動弁体29を弁体駆動機30により前後
に移動させて液エジェクタノズル23の出口面積を駆動
冷媒液の流れ26の流量に応じて増減させるものであ
る。
に移動させて液エジェクタノズル23の出口面積を駆動
冷媒液の流れ26の流量に応じて増減させるものであ
る。
【0037】このように、液エジェクタノズル23の出
口面積を駆動冷媒液の流れ26の流量に応じて増減させ
ることにより流れ26の速度の減少を抑制し、ディフュ
ーザ28での圧力上昇を保持するものである。
口面積を駆動冷媒液の流れ26の流量に応じて増減させ
ることにより流れ26の速度の減少を抑制し、ディフュ
ーザ28での圧力上昇を保持するものである。
【0038】図4は、液エジェクタ9のさらに他の実施
例の詳細構造図である。
例の詳細構造図である。
【0039】矢印で示す駆動冷媒液の流れ26の内部で
矢印で示す吸引冷媒27を混合させる場合の液エジェク
タで、吸引冷媒室(図3参照)が不要になり、構造が簡
便である点という利点がある。
矢印で示す吸引冷媒27を混合させる場合の液エジェク
タで、吸引冷媒室(図3参照)が不要になり、構造が簡
便である点という利点がある。
【0040】図5は、本発明に係る電動機内蔵型圧縮式
冷凍機の第2の実施例の系統図である。
冷凍機の第2の実施例の系統図である。
【0041】電動機内蔵型圧縮式冷凍機では潤滑油系統
も冷媒雰囲気中に置かれ、このため潤滑油は冷媒中に溶
解するので、冷媒中から潤滑油を回収する必要があるこ
とは、図1で示す実施形態と同様である。
も冷媒雰囲気中に置かれ、このため潤滑油は冷媒中に溶
解するので、冷媒中から潤滑油を回収する必要があるこ
とは、図1で示す実施形態と同様である。
【0042】本実施例は、これに対応するため、油回収
器で発生する回収ガス冷媒を液ジェクタで吸引するよう
にしたもので、その他の構成は図1で示す構成と同じで
あるので符号を付して説明は省略する。
器で発生する回収ガス冷媒を液ジェクタで吸引するよう
にしたもので、その他の構成は図1で示す構成と同じで
あるので符号を付して説明は省略する。
【0043】すなわち、油回収器10で発生する回収ガ
ス冷媒を液ジェクタ9で吸引するため、逆止弁12''を
介してガス冷媒回収管16を液ジェクタ9の吸引部に接
続したものである。
ス冷媒を液ジェクタ9で吸引するため、逆止弁12''を
介してガス冷媒回収管16を液ジェクタ9の吸引部に接
続したものである。
【0044】このような構成により、蒸発器8内の潤滑
油の溶解している冷媒の一部は、逆止弁12'を介し油
回収管11を経て油回収器10に流れ込み、油回収器1
0で加熱される。この加熱によって冷媒は蒸発してガス
冷媒となり、この蒸発したガス冷媒は逆止弁12''を介
しガス冷媒回収管16を経て液エジェクタ9に吸引され
る。また、潤滑油はドライヤ13により水分を除去され
た後、油エジェクタ15に吸引される。この油エジェク
タ15は、油ポンプ14で昇圧された潤滑油を駆動液と
している。
油の溶解している冷媒の一部は、逆止弁12'を介し油
回収管11を経て油回収器10に流れ込み、油回収器1
0で加熱される。この加熱によって冷媒は蒸発してガス
冷媒となり、この蒸発したガス冷媒は逆止弁12''を介
しガス冷媒回収管16を経て液エジェクタ9に吸引され
る。また、潤滑油はドライヤ13により水分を除去され
た後、油エジェクタ15に吸引される。この油エジェク
タ15は、油ポンプ14で昇圧された潤滑油を駆動液と
している。
【0045】本実施例によれば、ガス冷媒回収管を前記
図1で示す実施例に比較して短縮することができる。
図1で示す実施例に比較して短縮することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、冷媒を凝縮器圧力から
蒸発器圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを使用し
て、電動機内、歯車室内の冷媒を吸引して電動機内、歯
車室内圧力を減圧し、電動機回転子、歯車が冷媒雰囲気
を撹袢するエネルギー損失を低減させることができる。
蒸発器圧力まで減圧させる機構に液エジェクタを使用し
て、電動機内、歯車室内の冷媒を吸引して電動機内、歯
車室内圧力を減圧し、電動機回転子、歯車が冷媒雰囲気
を撹袢するエネルギー損失を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機内蔵型圧縮式冷凍機の第1
の実施例の系統図である。
の実施例の系統図である。
【図2】液エジェクタの詳細構造図である。
【図3】液エジェクタの他の実施例の詳細構造図であ
る。
る。
【図4】液エジェクタのさらに他の実施例の詳細構造図
である。
である。
【図5】本発明に係る電動機内蔵型圧縮式冷凍機の第2
の実施例の系統図である。
の実施例の系統図である。
1…電動機、2…回転子、3…電動機室、4…歯車、5
…歯車室、6…圧縮機、7…凝縮器、8…蒸発器、9,
15…液エジェクタ、10…油回収器、11…油回収
管、12…逆止弁、13…ドライヤ、14…油ポンプ、
16…ガス冷媒回収管、17…冷媒供給管、18…冷媒
吸引管、19…減圧機構、20…冷媒吸引管、21…冷
媒吸引管、22…冷媒バイパス管、23…液エジェクタ
ノズル、24…吸引冷媒室、25…混合室、28…ディ
フューザ、29…可動弁体、30…弁体駆動機、31…
可動弁体、32…吸込みダンパ、33…連通管、34…
閉止弁。
…歯車室、6…圧縮機、7…凝縮器、8…蒸発器、9,
15…液エジェクタ、10…油回収器、11…油回収
管、12…逆止弁、13…ドライヤ、14…油ポンプ、
16…ガス冷媒回収管、17…冷媒供給管、18…冷媒
吸引管、19…減圧機構、20…冷媒吸引管、21…冷
媒吸引管、22…冷媒バイパス管、23…液エジェクタ
ノズル、24…吸引冷媒室、25…混合室、28…ディ
フューザ、29…可動弁体、30…弁体駆動機、31…
可動弁体、32…吸込みダンパ、33…連通管、34…
閉止弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺崎 政敏 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (72)発明者 桑原 健一 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 電動機と、この電動機を収納する電動機
室と、歯車と、この歯車を収納する歯車室と、冷媒ガス
を蒸発圧力から凝縮圧力まで圧縮するための圧縮機と、
この圧縮機の吸込み側に設けた吸込みダンパと、圧縮さ
れた冷媒ガスを冷却して液冷媒にするための凝縮器と、
液冷媒を蒸発させて冷水を取り出すための蒸発器と、こ
れら圧縮機、凝縮器及び蒸発器を接続する管路とを備
え、前記電動機を内蔵する圧縮式冷凍機において、 前記凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に液エジェ
クタを設け、 この液エジェクタの吸引部に前記電動機室と歯車室とを
接続して、前記電動機室内及び歯車室内の一方または両
方の冷媒を吸引して電動機室内及び歯車室内の一方また
は両方の圧力を減圧することを特徴とする電動機内蔵型
圧縮式冷凍機。 - 【請求項2】 請求項1の電動機内蔵型圧縮式冷凍機に
おいて、歯車室と圧縮機及び吸込みベーンの中間とを連
通する管路を設けることを特徴とする電動機内蔵型圧縮
式冷凍機。 - 【請求項3】 請求項2の電動機内蔵型圧縮式冷凍機に
おいて、歯車室と圧縮機及び吸込ベーンの中間とを連通
する管路の中間に、圧縮機起動時に開く閉止弁を設ける
ことを特徴とする電動機内蔵型圧縮式冷凍機。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の電動機内蔵型圧縮式冷凍機において、液エジェクタ
の吸引部と蒸発器とを接続する管路を設け、この管路に
蒸発器から液エジェクタに冷媒が流れないようにするた
めの逆止弁を設けることを特徴とする電動機内蔵型圧縮
式冷凍機。 - 【請求項5】 電動機と、この電動機を収納する電動機
室と、歯車と、この歯車を収納する歯車室と、冷媒ガス
を蒸発圧力から凝縮圧力まで圧縮するための圧縮機と、
この圧縮機の吸込み側に設けた吸込みダンパと、圧縮さ
れた冷媒ガスを冷却して液冷媒にするための凝縮器と、
液冷媒を蒸発させて冷水を取り出すための蒸発器と、こ
れら圧縮機、凝縮器及び蒸発器を接続する管路とを備
え、前記電動機を内蔵する圧縮式冷凍機において、 前記凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に液エジェ
クタを設け、 この液エジェクタの吸引部に前記電動機室と歯車室とを
管路で接続して、前記電動機内及び歯車室内の一方また
は両方の冷媒を吸引して電動機室内及び歯車室内の一方
または両方の圧力を減圧し、 前記凝縮器から蒸発器に流れる液冷媒の管路に潤滑油を
回収するための油回収器を設け、 この油回収器に、前記蒸発器から潤滑油の溶解している
冷媒を回収するための油回収管と、回収された潤滑油を
歯車室に流す管路と、冷媒ガスを前記液エジェクタに吸
引させるための管路とを接続することを特徴とする電動
機内蔵型圧縮式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10239727A JP2000074506A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 電動機内蔵型圧縮式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10239727A JP2000074506A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 電動機内蔵型圧縮式冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000074506A true JP2000074506A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17049038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10239727A Pending JP2000074506A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 電動機内蔵型圧縮式冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000074506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2357432A3 (en) * | 2005-10-06 | 2011-08-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating air-conditioning apparatus |
JP2016514241A (ja) * | 2013-02-21 | 2016-05-19 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company | 潤滑および冷却システム |
CN113566464A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-10-29 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种自力式介质分离及冷却装置 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10239727A patent/JP2000074506A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2357432A3 (en) * | 2005-10-06 | 2011-08-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating air-conditioning apparatus |
US8783059B2 (en) | 2005-10-06 | 2014-07-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating air-conditioning apparatus |
US8931303B2 (en) | 2005-10-06 | 2015-01-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigerating air-conditioning apparatus |
JP2016514241A (ja) * | 2013-02-21 | 2016-05-19 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company | 潤滑および冷却システム |
US10197316B2 (en) | 2013-02-21 | 2019-02-05 | Johnson Controls Technology Company | Lubrication and cooling system |
US10941967B2 (en) | 2013-02-21 | 2021-03-09 | Johnson Controls Technology Company | Lubrication and cooling system |
CN113566464A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-10-29 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种自力式介质分离及冷却装置 |
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