JP4427675B2 - 冷凍サイクル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は冷凍サイクルに係り、特に、蓄熱運転時に予め蓄熱槽内の水を氷にしておき、蓄熱利用運転時には蓄熱槽内の前記氷を利用して冷房運転を行う冷凍サイクルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷凍サイクルとしては、例えば特開平10−267329号公報に記載されたものがある。この冷凍サイクルは、蒸発器で蒸発した冷媒の一部を高圧側の圧縮機で圧縮した後、室外に設置した凝縮器で凝縮するとともに、蒸発器で蒸発した残りの冷媒を低圧側の圧縮機で圧縮し、前記凝縮器で凝縮した冷媒と混合させてから蓄熱槽内の氷を利用して冷却してから、蒸発器に循環させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の冷凍サイクルでは、高圧側の圧縮機は蒸発器で蒸発した冷媒を圧縮し、その圧縮した冷媒を室外に設置した凝縮器で凝縮するため、圧力比が大きくなるという欠点がある。圧力比が大きくなると圧縮機の効率が低下し、消費電力が増加する。
【0004】
また、室外の凝縮器で凝縮した冷媒と、低圧側の圧縮機で圧縮した冷媒とを混合させて蓄熱槽内の氷で冷却するため、氷で冷却する冷媒流量が多くなり氷の使用量が増加するという欠点もある。
【0005】
本発明の課題は、圧縮機の圧力比を小さく抑えることができ、さらには氷の使用量を少なくすることが可能な冷凍サイクルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の冷凍サイクルは、蒸発器で蒸発した冷媒を圧縮する第1の圧縮手段と、第1の圧縮手段で圧縮した冷媒の一部を凝縮する第1の凝縮器と、第1の圧縮手段で圧縮した残りの冷媒を更に圧縮する第2の圧縮手段と、第2の圧縮手段で圧縮した冷媒を凝縮する第2の凝縮器と、第2の凝縮器で凝縮した冷媒を減圧する第1の減圧器と、第1の減圧器で減圧した冷媒および第1の凝縮器で凝縮した冷媒を取り込んで、該冷媒を更に減圧してから蒸発器に送る第2の減圧器と、第1の圧縮手段の吐出側から分岐して第2の圧縮手段をバイパスしてこの第2の圧縮手段の吐出側に接続された第1の配管と、第1の配管の分岐部と第2の圧縮手段の吸入側との間に設けられた第1の弁と、第1の配管に設けられた第2の弁と、第1の配管の分岐部と第1の凝縮器との間に設けられた第3の弁と、この第3の弁と第1の凝縮器との間から分岐して第1の圧縮手段の吸入側に接続された第2の配管と、この第2の配管に設けられた第4の弁と、第1の減圧器で減圧した冷媒および第1の凝縮器で凝縮した冷媒の合流部と第2の減圧器との間に設けられた第5の弁とを備え、蓄熱運転時は、第1,第3,第5の弁を閉じ、第2,第4の弁を開いて、第2の圧縮手段を駆動させず、第1の圧縮手段だけを駆動させて、第1の凝縮器を蒸発器として作用させて蓄熱媒体を冷却して蓄熱させ、蓄熱利用運転時は、第2,第4の弁を閉じ、第1,第3,第5の弁を開いて、第1の圧縮手段と第2の圧縮手段の双方を駆動させて、第1の凝縮器は蓄熱媒体で冷媒を冷却して蓄熱を利用し、第2の凝縮器は冷媒を外気または冷却水で冷却して凝縮することを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、蒸発器で蒸発した冷媒は低圧側の第1の圧縮手段で圧縮され、その一部が第1の凝縮器に送られ、残りの冷媒は高圧側の第2の圧縮手段で更に圧縮される。このように冷媒の圧縮を2段階に分けて行うことにより、特に高圧側の第2の圧縮手段の圧力比を小さくすることができる。また、第1の圧縮手段で圧縮された冷媒は、その一部が第1の凝縮器で蓄熱媒体によって冷却されて凝縮され、残りの冷媒は第2の圧縮手段で圧縮された後、第2の凝縮器に送られ、この第2の凝縮器で外気または冷却水によって冷却されて凝縮されるため、第1の凝縮器における蓄熱媒体、すなわち氷の使用量を抑えることができる。
【0008】
また、本発明では、第1の減圧器は、第2の凝縮器で凝縮した冷媒を、第1の凝縮器の出口圧力まで減圧することを特徴としている。このようにすれば、第1の減圧器で減圧された冷媒と、第1の凝縮器で凝縮された冷媒とを混合させて、蒸発器へスムーズに送ることができる。
【0009】
また、本発明の冷凍サイクルは、蒸発器で蒸発した冷媒を圧縮する第1の圧縮手段と、第1の圧縮手段で圧縮した冷媒の一部を凝縮する第1の凝縮器と、第1の圧縮手段で圧縮した残りの冷媒を更に圧縮する第2の圧縮手段と、第2の圧縮手段で圧縮した冷媒を凝縮する第2の凝縮器と、第2の凝縮器で凝縮した冷媒を蒸発器の入口圧力まで減圧し当該蒸発器に送る第1の減圧器と、第1の凝縮器で凝縮した冷媒を蒸発器の入口圧力まで減圧し当該蒸発器に送る第2の減圧器と、第1の圧縮手段の吐出側から分岐して第2の圧縮手段をバイパスしてこの第2の圧縮手段の吐出側に接続された第1の配管と、第1の配管の分岐部と第2の圧縮手段の吸入側との間に設けられた第1の弁と、第1の配管に設けられた第2の弁と、第1の配管の分岐部と第1の凝縮器との間に設けられた第3の弁と、この第3の弁と第1の凝縮器との間から分岐して第1の圧縮手段の吸入側に接続された第2の配管と、この第2の配管に設けられた第4の弁と、第1の減圧器で減圧した冷媒および第2の減圧器で減圧した冷媒の合流部と蒸発器との間に設けられた第5の弁とを備え、蓄熱運転時は、第1,第3,第5の弁を閉じ、第2,第4の弁を開いて、第2の圧縮手段を駆動させず、第1の圧縮手段だけを駆動させて、第1の凝縮器を蒸発器として作用させて蓄熱媒体を冷却して蓄熱させ、蓄熱利用運転時は、第2,第4の弁を閉じ、第1,第3,第5の弁を開いて、第1の圧縮手段と第2の圧縮手段の双方を駆動させて、第1の凝縮器は蓄熱媒体で冷媒を冷却して蓄熱を利用し、第2の凝縮器は冷媒を外気または冷却水で冷却して凝縮することを特徴としている。
【0010】
上記構成の場合も、同様に、高圧側の第2の圧縮手段の圧力比を小さくすることができ、また第1の凝縮器における氷の使用量を抑えることができる。さらに、第2の凝縮器で凝縮した冷媒は第1の減圧器によって蒸発器の入口圧力まで減圧され、第1の凝縮器で凝縮した冷媒は第2の減圧器によって同じく蒸発器の入口圧力まで減圧されているので、両冷媒は混合して蒸発器へスムーズに流れる。
【0011】
第1の圧縮手段および第2の圧縮手段は一つの圧縮機で構成することができる。そして圧縮機は、圧縮過程の途中で圧縮ガスの一部を吐出するように構成するとよい。
【0012】
また、第1の圧縮手段で圧縮した冷媒を、第2の圧縮手段で圧縮する前に、第2の凝縮器で凝縮した冷媒または蓄熱媒体によって冷却する冷却手段を設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルには第1の圧縮機1と第2の圧縮機2が設けられている。第1の圧縮機1の吐出側には配管20が取り付けられ、この配管20から分岐した配管21に第2の圧縮機2の吸込側が接続されている。第2の圧縮機2の吐出側には配管22が取り付けられ、この配管22は配管20と合流した後に凝縮器3に接続されている。また、配管20から分岐した配管23が設けられ、この配管23は蓄熱槽5内の製氷用伝熱管4の一端に接続されている。蓄熱槽5の内部には、蓄熱媒体として水15が張られている。
【0014】
凝縮器3は室外に設置され、この凝縮器3には途中に室外機膨張弁8を有する配管24が取り付けられている。また配管24から分岐した配管25が設けられ、この配管25は製氷用伝熱管4の他端に接続されている。配管24は2つに分岐し、その分岐した配管24には室内機膨張弁7を介して蒸発器6がそれぞれ接続されている。2つの蒸発器6は室内に設置されている。
【0015】
各蒸発器6には配管26がそれぞれ取り付けられ、各配管26は1つに合流した後に第1の圧縮機1の吸込側に接続されている。また第1の圧縮機1の直前で、配管26には、配管23から分岐した配管27が接続されている。
【0016】
また、配管21には弁9が、配管20には弁10が、配管23には弁11が、配管27には弁12が、配管24には弁13がそれぞれ設けられている。
【0017】
なお、第1の圧縮機1は第1の圧縮手段を、第2の圧縮機2は第2の圧縮手段を、蓄熱槽5内の製氷用伝熱管4は第1の凝縮器を、凝縮器3は第2の凝縮器を、室外機膨張弁8は第1の減圧器を、室内機膨張弁7は第2の減圧器をそれぞれ構成している。
【0018】
上記構成の冷凍サイクルにおいて、蓄熱運転を行う場合には、弁9,11,13を閉じ、弁10,12を開く。そして、第2の圧縮機2は駆動させず、第1の圧縮機1だけを駆動させると、第1の圧縮機1から配管20に吐出された高温・高圧のガス冷媒は、図の破線の矢印のように、弁10を通過し、さらに配管22を介して凝縮器3に流入し、凝縮・液化される。凝縮器3で凝縮・液化された冷媒は配管24に流れ、膨脹弁8で減圧された後、配管25を介して蓄熱槽5内の製氷用伝熱管4に到達し、ここで蓄熱槽5内の水15から熱を奪いながら蒸発する。このとき、蓄熱槽5内の水15は冷却されて、製氷用伝熱管4の周りには氷(図示省略)が生成される。その後、冷媒は製氷用伝熱管4から配管27に流れ弁12を通過し、配管26を介して第1の圧縮機1に吸入される。
【0019】
次に上記冷凍サイクルにおいて、蓄熱を利用して冷房運転(蓄熱利用運転)を行う場合には、弁9,11,13を開き、弁10,12を閉じる。この場合は、第1の圧縮機1と第2の圧縮機2の双方を駆動させる。そうすると、蒸発器6で室内の空気から熱を奪って蒸発したガス冷媒は、図の実線の矢印のように、配管26を介して第1の圧縮機1に吸入されて圧縮され、高温・高圧のガス冷媒となる。そして高温・高圧のガス冷媒は配管20に吐出され、一部は配管23に流れて弁11を通過し、製氷用伝熱管4に流入し、上記蓄熱運転時に製氷用伝熱管4の周りに生成された氷で冷却され凝縮・液化する。また、配管20に吐出された残りのガス冷媒は、配管21に流れて弁9を通過し、第2の圧縮機2に吸入されて圧縮された後、配管22に吐出され配管22を介して凝縮器3に流入し、凝縮・液化される。
【0020】
凝縮器3で凝縮・液化された冷媒は配管24に流れ、膨脹弁8により減圧される。このとき、冷媒は製氷用伝熱管4で凝縮・液化した冷媒の圧力まで減圧される。そして、膨張弁8により減圧された冷媒と、製氷用伝熱管4で凝縮・液化した冷媒は合流して弁13を通過した後、膨脹弁7で更に減圧されて蒸発器6に流入する。蒸発器6に流入した冷媒はガス冷媒となって再び第1の圧縮機1に吸入される。
【0021】
ここで、蓄熱利用運転の状態を、図2に示すモリエル線図(p−h線図)を使用して説明する。なお、図中のA,B,C,D,E,F,GおよびHは、図1中に丸付き記号A〜Hで示した位置における冷媒の状態を表している。第1の圧縮機1の入口においてAの状態(圧力p0、エンタルピーhA)であった冷媒は、圧縮されて状態B(p1,hB)になる。状態Bの冷媒のうち、流量G1は蓄熱槽5内に設置された製氷用伝熱管4内で凝縮・液化して状態F(p1,hF)の液冷媒となる。
【0022】
一方、残りの状態Bの冷媒(流量G2)は第2の圧縮機2で圧縮されて状態C(p2,hC)の過熱ガスとなった後、凝縮器3で凝縮・液化されて状態D(p2,hD)の液冷媒となり、さらに膨脹弁8でp1まで減圧されて気液二相の状態E(p1,hE)となる。この流量G1の状態Fの冷媒と流量G2の状態Eの冷媒は、混合されて流量G1+G2の状態G(p1,hG)の冷媒なって膨脹弁7で減圧され状態H(p0,hH)となった後、蒸発器6で蒸発して状態A(p0,hA)となり再び第一の圧縮機1に吸入される。
【0023】
圧縮機を駆動する動力は、圧縮機出入口冷媒のエンタルピー差と冷媒流量の積に比例するので、従来の冷凍サイクルでは第2の圧縮機2の入力はG2×(hC−hA)に比例した値になるのに対し、本実施の形態による冷凍サイクルでは第2の圧縮機2の入力はG2×(hC−hB)に比例することになり、従来の(hC−hB)/(hC−hA)に圧縮機入力を低減できる。また、一般に圧縮機の効率は、圧力比(吐出圧力/吸入圧力)が大きくなると低下するので、圧力比p2/p1<p2/p0である本実施の形態による冷凍サイクルの方が第2の圧縮機2を運転する際の効率も良くなり、更に圧縮機入力を低減できることになる。
【0024】
また、冷凍サイクルにおいて、蓄熱槽5内の氷の使用量は、蓄熱利用運転時に製氷用伝熱管4内を流れる冷媒流量に比例するが、従来の冷凍サイクルではG1+G2の冷媒が製氷用伝熱管4を流れるのに対し、本実施の形態の冷凍サイクルではG1の冷媒が流れるので、氷の使用量を低減できる。
【0025】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは、過冷却水熱交換器40が設けられ、この過冷却水熱交換器40には、配管20から分岐した配管23と、配管24から分岐した配管25がそれぞれ接続されている。また、過冷却水熱交換器40には水ポンプ41を有する配管28が接続されている。
【0026】
本実施の形態の冷凍サイクルで蓄熱運転を行う場合は、実施の形態1と同様に、第1の圧縮機1で圧縮した冷媒を凝縮器3で凝縮・液化し膨脹弁8で減圧した後、過冷却水熱交換器40内で蒸発させる。このとき、水ポンプ41によって蓄熱槽5内の水15を過冷却水熱交換器40内に通すと、水15は冷却されて−2℃程度の過冷却水になる。そして、この過冷却水を蓄熱槽5内に戻して過冷却解除すると、シャーベット状の氷42となる。
【0027】
蓄熱利用運転を行う場合には、過冷却水熱交換器40を第1の凝縮器として使用する。すなわち、第1の圧縮機1で圧縮されたガス冷媒の一部を過冷却水熱交換器40に流し、このガス冷媒を水ポンプ41で循環する蓄熱槽5内の水15によって冷却して凝縮・液化させ、実施の形態1と同様の手順で冷房運転を行う。
【0028】
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合よりも蓄熱運転時の蒸発温度を高くすることができ、その結果、製氷COP(成績係数)が向上するので省電力の効果が大きい。
【0029】
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは、蓄熱槽5の上方に複数の流下液膜式製氷板43が設けられ、この流下液膜式製氷板43には、配管20から分岐した配管23と、配管24から分岐した配管25がそれぞれ接続されている。また、流下液膜式製氷板43間には散水管44が設けられ、各散水管44には水ポンプ41を有する配管28が接続されている。
【0030】
本実施の形態の冷凍サイクルで蓄熱運転を行う場合には、第1の圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮器3で凝縮・液化し膨脹弁8で減圧した後に、流下液膜式製氷板43内で蒸発させる。このとき、蓄熱槽5内の水15を水ポンプ41によって散水管44より散水すると、水15は冷却されて流下液膜式製氷板43の表面に氷(図示省略)として付着する。その氷は次第に成長して板状の氷となり、所定の厚さになると、流下液膜式製氷板43への冷媒の供給を停止して、板状の氷を蓄熱槽5内に落下させ蓄える。この操作を、所定の蓄熱運転時間の間、繰り返す。
【0031】
蓄熱利用運転を行う場合には、流下液膜式製氷板43を第1の凝縮器として使用する。すなわち、第1の圧縮機1で圧縮されたガス冷媒の一部を流下液膜式製氷板43に流し、このガス冷媒を散水管44から散水される水15によって冷却して凝縮・液化させ、実施の形態1と同様の手順で冷房運転を行う。
【0032】
本実施の形態によれば、流下液膜式製氷板43上で氷が厚く成長する前に氷を落下できるので、製氷時の熱抵抗を小さくでき、実施の形態1の場合よりも蒸発温度を高くできる。このため、第1の圧縮機1の入力を低減でき更に省電力が可能となる。また既存の蓄熱槽5の上に流下液膜式製氷板43を設置することにより、これを氷蓄熱槽に改造でき蓄熱容量の増加を図ることができる。
【0033】
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは、製氷用伝熱管4に接続された配管25に室内膨張弁7が設けられ、凝縮器3で凝縮・液化した冷媒および製氷用伝熱管4で凝縮・液化した冷媒は、それぞれ室外機膨脹弁8および室内機膨脹弁7で蒸発器6の入口圧力まで減圧され、その後、合流して蒸発器6に流入するようになっている。
【0034】
本実施の形態の冷凍サイクルでは、図6に示すように、室外機膨脹弁8を出た状態Eの冷媒と、製氷用伝熱管4を出た状態Gの冷媒が混合して状態Hの冷媒となって蒸発器6まで流れる。このため、実施の形態1では図2のGの状態の液冷媒が蒸発器6までの配管を流れるのに対し、本実施の形態の冷凍サイクルでは状態Hの二相状態の冷媒が配管を流れることになるので、サイクルに封入する冷媒量を低減できる。特に蒸発器6に至る配管が長い場合には冷媒封入量の低減効果は大となる。
【0035】
(実施の形態5)
図7は本発明の実施の形態5を示している。本実施の形態は圧縮機に関するもので、圧縮過程の途中から圧縮ガスの一部を吐出するようにして、第1の圧縮手段と第2の圧縮手段を一つの圧縮機で構成した例で、特に密閉型スクロール圧縮機に適用した例である。
【0036】
本実施の形態の圧縮機は、図7に示すように、チャンバ50に固定された固定スクロール51と、固定スクロール51に対向して配置された旋回スクロール52とを備え、固定スクロール51および旋回スクロール52は、互いに渦巻き状のラップ(歯)が接触して複数の圧縮室53を形成している。また、旋回スクロール52は、クランク軸54を介してモータ55のロータ56に連結され、モータ55が回転すると、固定スクロール51の中心軸周りに一定の旋回半径で自転することなく公転する。これにより、圧縮室53の体積が変化して固定スクロール51の外周部に設けられた吸入管57から圧力p0のガス冷媒G1+G2を吸入する。吸入されたガス冷媒は旋回スクロール52の旋回につれて圧縮されながら固定スクロール51の中心部へ移動し、その一部G1は、圧縮室53の途中に設けられた第1の吐出管58から圧力p1で外部に吐出される。残りのガス冷媒G2は更に圧縮され圧力p2となって固定スクロール51の中心に設けられた吐出ポート59からチャンバ50内に吐出され、モータ55を冷却した後、チャンバ50に設けられた第2の吐出管60からチャンバ50外に吐出される。
【0037】
チャンバ50内が圧縮機吐出圧力に維持され、この圧力により潤滑油61を給油管62から圧縮機の軸受や摺動部へ給油する構造の高圧チャンバ方式の圧縮機では、これを第1の圧縮機1や第2の圧縮機2に使用するとチャンバ50内の圧力が低下して潤滑を損なう恐れがあるが、本実施の形態によれば、チャンバ50内は常に高圧に保たれるので圧縮機の信頼性を向上させることができる。
【0038】
(実施の形態6)
図8は本発明の実施の形態6を示している。本実施の形態も、実施の形態5と同様、圧縮過程の途中から圧縮ガスの一部を吐出するようにして、第1の圧縮手段と第2の圧縮手段を一つの圧縮機で構成した例で、特にローリングピストン型のロータリ圧縮機に適用した例である。一般に、図8に示す圧縮機構も図7と同様、チャンバ内に設置されるが、本図ではチャンバを省略してある。本実施の形態に係る圧縮機構を図7と同様、高圧チャンバ内に設置した場合について説明する。
【0039】
シリンダ63内にはローラ64が設けられ、このローラ64は、モータのロータ(図示省略)に固定された回転軸65に対して偏心して配置されている。そして、回転軸65が回転すると、ローラ64はシリンダ63の内壁に密着しながら回転する。シリンダ63とローラ64との間には低圧室66と高圧室67が形成され、低圧室66はシリンダ63に形成された吸入ポート68に、高圧室67はシリンダ63に形成された第1の吐出ポート69および第2の吐出ポート70にそれぞれ連通している。低圧室66と高圧室67は、バネ71でローラ64に押付けられたベーン72によって仕切られている。また、第1の吐出ポート69には第1の吐出弁73が、第2の吐出ポート70には第2の吐出弁74がそれぞれ設けられている。
【0040】
上記構成において、ローラ64が回転すると、チャンバ(図示省略)外から吸入ポート68を介してガス冷媒G1+G2が低圧室66内に吸込まれ、同時に高圧室67内のガス冷媒は圧縮される。更にローラ64が回転し、高圧室67内のガス冷媒の圧力がp1以上になると、第1の吐出弁73が開いてガス冷媒G1が第1の吐出ポート69を介して吐出管(図示省略)からチャンバ外に吐出される。ローラ64が更に回転し、ローラ64とシリンダ63の内壁との接線シール部75が第1の吐出ポート69を通過すると、高圧室67内のガス冷媒の圧力は上昇しp2以上となって、第2の吐出弁74が開きガス冷媒G2が第2の吐出ポート70からチャンバ内に吐出され、その後、吐出管(図示省略)からチャンバ外に吐出される。接線シール部75がベーン72の位置に達すると、高圧室67の体積は最小、低圧室66の体積は最大となり吐出および吸入行程が終了する。
【0041】
図7または図8のように構成することにより、圧縮機一台で、実施の形態1〜4で示した第1の圧縮機1および第2の圧縮機2と同様の作用効果を得ることができるので、構成部品点数が低減し、廉価な冷凍サイクルを実現できる。
【0042】
(実施の形態7)
図9は本発明の実施の形態7による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは図7に示した圧縮機が使用され、この圧縮機80の第1の吐出管58は配管29に、第2の吐出管60は配管30にそれぞれ接続されている。配管29は途中に弁11を有し、製氷用伝熱管4の一側に接続されている。また配管30は凝縮器3に接続されている。
【0043】
本実施の形態の冷凍サイクルでは、蓄熱運転時には、弁11と弁13を閉じ、弁12を開き、製氷用伝熱管4を蒸発器とするサイクルを構成する。また蓄熱利用運転時には、弁11と弁13を開き、弁12を閉じて、製氷用伝熱管4を第1の凝縮器、凝縮器3を第2の凝縮器とするサイクルを構成する。
【0044】
このように構成すると、圧縮機を1台、弁を2個省略できるので、冷凍サイクルを簡素化でき、廉価な冷凍サイクルを提供できる。なお、圧縮機80としては、図8に示した圧縮機を使用することもできる。
【0045】
(実施の形態8)
図10は本発明の実施の形態8による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは、凝縮器3出口の配管24と第2の圧縮機2の吸入直前の配管21とを、インジェクション弁31を有する配管32(インジェクション回路)で接続し、蓄熱利用運転時に凝縮器3出口の液冷媒を第2の圧縮機2の吸入側にインジェクションするように構成されている。ここでは、インジェクション弁31を有する配管32は冷却手段を構成している。
【0046】
このように構成すると、図11に示すように、第1の圧縮機1から吐出され第2の圧縮機2に供給されるエンタルピーhBのガス冷媒G2と、凝縮器3出口のエンタルピーhDの液冷媒Giとが混合して状態Iのガス冷媒G2+Giとなった後、第2の圧縮機2で圧縮されるので、第2の圧縮機2から吐出されるガス冷媒のエンタルピーは減少し吐出ガス温度が低下するので、圧縮機の信頼性を向上させることができる。
【0047】
(実施の形態9)
図12は本発明の実施の形態9による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルは、図9に示した冷凍サイクルに、実施の形態8と同様、インジェクション弁31を有する配管32を設けたものである。ここで、凝縮器3出口の液冷媒は、図7の圧縮機では第1の吐出管58と吐出ポート59に至る中間の圧縮室に設けられたインジェクションポートから、図8の圧縮機では第1の吐出ポート69と第2の吐出ポート70の間のシリンダ61壁に設けられたインジェクションポートからそれぞれ注入される。
【0048】
(実施の形態10)
図13は本発明の実施の形態10による冷凍サイクルの構成図である。本冷凍サイクルでは、第2の圧縮機2の吸入直前の配管21に水冷熱交換器81が設けられ、この水冷熱交換器81と蓄熱槽5との間には冷水ポンプ82を有する配管33で接続されている。ここでは、水冷熱交換器81は冷却手段を構成している。
【0049】
このように構成すれば、蓄熱槽5内の水15を水冷熱交換器81に循環させることにより、第2の圧縮機2の吸入ガス冷媒を冷却することができる。この場合、図14に示すように、第2の圧縮機2で圧縮する冷媒の流量はG2となるので、第2の圧縮機2の入力を低減できる効果もある。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧縮機の圧力比を小さく抑えることができるとともに、冷房運転時の消費電力量を低減し、氷の使用量も少ない冷凍サイクルを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷凍サイクルの系統図である。
【図2】図1に示した冷凍サイクルの蓄熱利用運転状態を説明するp−h線図である。
【図3】本発明の実施の形態2による冷凍サイクルの系統図である。
【図4】本発明の実施の形態3による冷凍サイクルの系統図である。
【図5】本発明の実施の形態4による冷凍サイクルの系統図である。
【図6】図5に示した冷凍サイクルの蓄熱利用運転状態を説明するp−h線図である。
【図7】本発明の実施の形態5によるスクロール圧縮機の断面図である。
【図8】本発明の実施の形態6によるローリングピストン型圧縮機の断面図である。
【図9】本発明の実施の形態7による冷凍サイクルの系統図である。
【図10】本発明の実施の形態8による冷凍サイクルの系統図である。
【図11】図10に示した冷凍サイクルの蓄熱利用運転状態を説明するp−h線図である。
【図12】本発明の実施の形態9による冷凍サイクルの系統図である。
【図13】本発明の実施の形態10による冷凍サイクルの系統図である。
【図14】図13に示した冷凍サイクルの蓄熱利用運転状態を説明するp−h線図である。
【符号の説明】
1 第1の圧縮機
2 第2の圧縮機
3 凝縮器
4 製氷用伝熱管
5 蓄熱槽
6 蒸発器
7 室内機膨脹弁
8 室外機膨脹弁
9〜13 弁
15 水
32 インジェクション回路
40 過冷却水熱交換器
41 水ポンプ
43 流下液膜式製氷板
44 散水管
80 圧縮機
81 水冷熱交換器
Claims (6)
- 蒸発器で蒸発した冷媒を圧縮する第1の圧縮手段と、該第1の圧縮手段で圧縮した冷媒の一部を凝縮する第1の凝縮器と、前記第1の圧縮手段で圧縮した残りの冷媒を更に圧縮する第2の圧縮手段と、前記第2の圧縮手段で圧縮した冷媒を凝縮する第2の凝縮器と、前記第2の凝縮器で凝縮した冷媒を減圧する第1の減圧器と、前記第1の減圧器で減圧した冷媒および前記第1の凝縮器で凝縮した冷媒を取り込んで、該冷媒を更に減圧してから前記蒸発器に送る第2の減圧器と、前記第1の圧縮手段の吐出側から分岐して前記第2の圧縮手段をバイパスして該第2の圧縮手段の吐出側に接続された第1の配管と、前記第1の配管の分岐部と前記第2の圧縮手段の吸入側との間に設けられた第1の弁と、前記第1の配管に設けられた第2の弁と、前記第1の配管の分岐部と前記第1の凝縮器との間に設けられた第3の弁と、該第3の弁と前記第1の凝縮器との間から分岐して前記第1の圧縮手段の吸入側に接続された第2の配管と、該第2の配管に設けられた第4の弁と、前記第1の減圧器で減圧した冷媒および前記第1の凝縮器で凝縮した冷媒の合流部と前記第2の減圧器との間に設けられた第5の弁とを備え、
蓄熱運転時は、前記第1,第3,第5の弁を閉じ、前記第2,第4の弁を開いて、前記第2の圧縮手段を駆動させず、第1の圧縮手段だけを駆動させて、前記第1の凝縮器を蒸発器として作用させて蓄熱媒体を冷却して蓄熱させ、
蓄熱利用運転時は、前記第2,第4の弁を閉じ、前記第1,第3,第5の弁を開いて、前記第1の圧縮手段と前記第2の圧縮手段の双方を駆動させて、前記第1の凝縮器は前記蓄熱媒体で冷媒を冷却して蓄熱を利用し、前記第2の凝縮器は冷媒を外気または冷却水で冷却して凝縮することを特徴とする冷凍サイクル。 - 請求項1に記載の冷凍サイクルにおいて、
前記第1の減圧器は、前記第2の凝縮器で凝縮した冷媒を、前記第1の凝縮器の出口圧力まで減圧することを特徴とする冷凍サイクル。 - 蒸発器で蒸発した冷媒を圧縮する第1の圧縮手段と、該第1の圧縮手段で圧縮した冷媒の一部を凝縮する第1の凝縮器と、前記第1の圧縮手段で圧縮した残りの冷媒を更に圧縮する第2の圧縮手段と、前記第2の圧縮手段で圧縮した冷媒を凝縮する第2の凝縮器と、前記第2の凝縮器で凝縮した冷媒を前記蒸発器の入口圧力まで減圧し当該蒸発器に送る第1の減圧器と、前記第1の凝縮器で凝縮した冷媒を前記蒸発器の入口圧力まで減圧し当該蒸発器に送る第2の減圧器と、前記第1の圧縮手段の吐出側から分岐して前記第2の圧縮手段をバイパスして該第2の圧縮手段の吐出側に接続された第1の配管と、前記第1の配管の分岐部と前記第2の圧縮手段の吸入側との間に設けられた第1の弁と、前記第1の配管に設けられた第2の弁と、前記第1の配管の分岐部と前記第1の凝縮器との間に設けられた第3の弁と、該第3の弁と前記第1の凝縮器との間から分岐して前記第1の圧縮手段の吸入側に接続された第2の配管と、該第2の配管に設けられた第4の弁と、前記第1の減圧器で減圧した冷媒および前記第2の減圧器で減圧した冷媒の合流部と前記蒸発器との間に設けられた第5の弁とを備え、
蓄熱運転時は、前記第1,第3,第5の弁を閉じ、前記第2,第4の弁を開いて、前記第2の圧縮手段を駆動させず、第1の圧縮手段だけを駆動させて、前記第1の凝縮器を蒸発器として作用させて蓄熱媒体を冷却して蓄熱させ、
蓄熱利用運転時は、前記第2,第4の弁を閉じ、前記第1,第3,第5の弁を開いて、前記第1の圧縮手段と前記第2の圧縮手段の双方を駆動させて、前記第1の凝縮器は前記蓄熱媒体で冷媒を冷却して蓄熱を利用し、前記第2の凝縮器は冷媒を外気または冷却水で冷却して凝縮することを特徴とする冷凍サイクル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍サイクルにおいて、
前記第1の圧縮手段および前記第2の圧縮手段を、一つの圧縮機で構成したことを特徴とする冷凍サイクル。 - 請求項4に記載の冷凍サイクルにおいて、
前記圧縮機は、圧縮過程の途中で圧縮ガスの一部を吐出する構成であることを特徴とする冷凍サイクル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍サイクルにおいて、
前記第1の圧縮手段で圧縮した冷媒を、前記第2の圧縮手段で圧縮する前に、前記第2の凝縮器で凝縮した冷媒または前記蓄熱媒体によって冷却する冷却手段を設けたことを特徴とする冷凍サイクル。
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