JP2014029237A - 2段圧縮ヒートポンプシステム - Google Patents

2段圧縮ヒートポンプシステム Download PDF

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峰正 大村
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央幸 木全
Yoshiaki Miyamoto
善彰 宮本
Masanari Uno
将成 宇野
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Abstract

【課題】2温度帯での熱利用を可能とした2段圧縮ヒートポンプシステムにあって、各温度帯で単独運転する場合も各々で2段圧縮機を2段圧縮機として機能させ、高効率で運転することができる2段圧縮ヒートポンプシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】低段側圧縮機4で圧縮した中間圧冷媒を高段側圧縮機5で順次高圧に2段圧縮する2段圧縮機2を備えており、高段側圧縮機5から吐出された高圧の冷媒を高温側熱利用システム24で利用し、低段側圧縮機4から吐出された中間圧冷媒を中温側熱利用システム34で利用することによって、2温度帯で同時に温熱を利用することができるとともに、各々のシステム24,34で利用した冷媒を第1膨張弁11および第2膨張弁12へ経て合流させ、その冷媒を空気熱交換器13で蒸発ガス化した後、低段側圧縮機4に吸い込ませる構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、2段圧縮機を備え、2系統の回路を構成することにより、2温度帯での熱利用を可能とした2段圧縮ヒートポンプシステムに関するものである。
2段圧縮機を備え、その低段側圧縮機および高段側圧縮機で2系統の回路を構成することにより、2温度帯での熱利用を可能とした2段圧縮ヒートポンプシステムとして、温熱を利用する構成のシステムとしたものとしては、例えば特許文献1,2等に示されるようなものが知られている。また、冷熱を利用する構成のシステムとしたものとしては、例えば特許文献3,4等に示されるようなものが知られている。
特許文献1には、低段側圧縮機で圧縮した中間圧の冷媒を中温熱交換器に導いて水を加熱し、床暖房に供した後、その冷媒を高段側圧縮機で吸入して2段圧縮し、該高圧冷媒を高温熱交換器で給湯用に用いた後、凝縮した冷媒を膨張弁、空気熱交換器を経て低段側圧縮機に吸入させる構成とした2段圧縮ヒートポンプシステムが示されている。また、特許文献2には、低段側圧縮機で圧縮した中間圧の冷媒をインタークーラに導いて暖房用水冷媒を加熱し、暖房に供した後、その冷媒を高段側圧縮機で吸入して2段圧縮し、該高圧冷媒を給湯用ガスクーラで給湯用に用いた後、その冷媒を第1暖房用ガスクーラ、液ガス熱交換器、膨張弁、第2給湯用ガスクーラ、膨張弁、空気熱交換器等を経て低段側圧縮機に吸入させる構成とした2段圧縮ヒートポンプシステムが開示されている。
一方、特許文献3には、2段圧縮機で2段圧縮された高圧冷媒を凝縮器で凝縮後、2系統に分岐し、一方を低圧用減圧装置で絞り低圧蒸発器で蒸発させた後、低段側圧縮機に吸入させて2段圧縮し、他方を中間圧用減圧装置で絞り中間圧蒸発器で蒸発させた後、中間圧冷媒として高段側圧縮機の吸入側に戻す構成とするとともに、一方の蒸発器を停止して他方の蒸発器のみを機能させて急速冷却する場合、低段側圧縮機および高段側圧縮機で平行して冷媒を圧縮するための切換回路を設けた2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステムが開示されている。
また、特許文献4には、2段圧縮機で2段圧縮された高圧冷媒を凝縮器で凝縮後、流路切換弁で複数の流路に分岐可能とし、その1つの流路に分岐される冷媒を冷蔵用膨張手段で絞り冷蔵用蒸発器で蒸発させた後、高段側圧縮機に吸入させ、他の複数流路に分岐される冷媒を第1および第2の冷凍用膨張手段により絞り冷凍用蒸発器で蒸発させた後、低段側圧縮機に吸入させて2段圧縮する構成となし、流路切換弁を介して複数系統の流路を切換え、冷蔵室と冷凍室の同時冷却、冷凍室のみの冷却をそれぞれ2段圧縮により行えるようにした2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステムが開示されている。
特開2008−69988号公報 特開2010−210206号公報 特開2001−108345号公報 特開2005−106373号公報
しかしながら、従来の2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステムでは、低段側圧縮機と高段側圧縮機とが一軸上で常に同一回転数で回転される2段圧縮機を搭載した場合、一方の温度帯のみで圧縮仕事をさせるには、他方の温度帯で圧縮仕事をさせないようにする機構を追加しなければならず、構造や制御が複雑化するとともに、常に低段側圧縮機から冷媒を吸い込み、高段側圧縮機から吐出するサイクル構成とならない場合があるため、各々の温度帯毎に単独で運転する際、2段圧縮機として機能させることができず、単段圧縮機として運転されることがあり、圧縮効率を良好に保つことができない場合がある等の課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、2温度帯での熱利用を可能とした2段圧縮ヒートポンプシステムにあって、各温度帯で単独運転する場合も各々で2段圧縮機を2段圧縮機として機能させ、高効率で運転することができる2段圧縮ヒートポンプシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の2段圧縮ヒートポンプシステムは、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる2段圧縮ヒートポンプシステムは、低段側圧縮機および高段側圧縮機を備え、前記低段側圧縮機に吸入した低圧冷媒を該低段側圧縮機および前記高段側圧縮機で順次2段圧縮する2段圧縮機と、前記高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を高温熱源とし、高温熱交換器を介して利用とする高温側熱利用システムと、前記低段側圧縮機から吐出された中間圧冷媒を中温熱源とし、中温熱交換器を介して利用とする中温側熱利用システムと、前記高温熱交換器および前記中温熱交換器からの冷媒を、それぞれ減圧する第1膨張弁および第2膨張弁と、前記第1膨張弁および前記第2膨張弁で減圧された冷媒を合流し、その冷媒を外気と熱交換させて蒸発ガス化した後、前記低段側圧縮機に吸入させる空気熱交換器と、を備え、2温度帯での温熱利用を可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、低段側圧縮機で圧縮した中間圧冷媒を高段側圧縮機で順次高圧に2段圧縮する2段圧縮機を備えており、高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を高温側熱利用システムで利用し、低段側圧縮機から吐出された中間圧冷媒を中温側熱利用システムで利用することによって、2温度帯で同時に温熱を利用することができるとともに、各々のシステムで利用した冷媒を第1膨張弁および第2膨張弁へ経て合流させ、その冷媒を空気熱交換器で蒸発ガス化した後、低段側圧縮機に吸い込ませるようにしているため、2温度帯で温熱を利用できるシステムのサイクルを簡素に構成することができる。従って、常に2段圧縮機の低段側圧縮機から冷媒を吸い込むことができる簡素な構成の2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステムを得ることができるとともに、2温度帯毎の温熱利用の単独運転を電磁弁等の追加のみで簡易に実施できるようにするための基本サイクルを提供することができる。
さらに、本発明の2段圧縮ヒートポンプシステムは、上記の2段圧縮ヒートポンプシステムにおいて、前記高段側圧縮機から吐出された冷媒を前記中温熱交換器の入口に導く第1電磁弁を備えたバイパス回路と、前記低段側圧縮機から吐出された冷媒を前記中温熱交換器に導く回路に設けられた第2電磁弁とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、高段側圧縮機から吐出された冷媒を中温熱交換器の入口に導く第1電磁弁を備えたバイパス回路と、低段側圧縮機から吐出された冷媒を中温熱交換器に導く回路に設けられた第2電磁弁とを備えているため、高温側熱利用システムおよび中温側熱利用システムで同時に温熱を利用する場合、第1電磁弁を閉じておくだけで上記の如く2温度帯で同時に温熱を利用することができ、また、高温の温熱のみを利用する場合、第1電磁弁および第2電磁弁を共に閉、中温の温熱のみを利用する場合、第1電磁弁を開、第2電磁弁を閉とすることにより、各々で2段圧縮機を2段圧縮機として機能させながら2温度帯毎に単独で運転することができる。従って、電磁弁の追加と、その切換え制御のみで2温度帯での同時温熱利用、高温または中温のいずれか単独での温熱利用運転を行わせることができるとともに、単独での温熱利用運転時には、いずれの場合においても、2段圧縮機を2段圧縮動作させることにより高効率で運転することができる。つまり、2段圧縮機の場合、1段当たりの差圧が小さくなり、漏れ損失を低減できることから、圧縮効率を高めることができる。
さらに、本発明にかかる2段圧縮ヒートポンプシステムは、低段側圧縮機および高段側圧縮機を備え、前記低段側圧縮機に吸入した低圧冷媒を該低段側圧縮機および前記高段側圧縮機で順次2段圧縮する2段圧縮機と、前記高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器からの冷媒をそれぞれ減圧する第3膨張弁および第4膨張弁と、前記第3膨張弁を経た冷媒を極低温熱源とし、極低温熱交換器を介して利用する極低温側熱利用システムと、前記第4膨張弁を経た冷媒を低温熱源とし、低温熱交換器を介して利用する低温側熱利用システムと、前記極低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導き、前記低温熱交換器を経た冷媒を前記高段側圧縮機の吸入側に導く冷媒回路と、前記低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導く第3電磁弁を備えたバイパス回路および前記低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導く冷媒回路に設けられた第4電磁弁と、を備え、2温度帯での冷熱利用を可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、低段側圧縮機で圧縮した中間圧冷媒を高段側圧縮機で順次高圧に2段圧縮する2段圧縮機を備えており、高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を放熱器で放熱させ、その冷媒を第3膨張弁で減圧した後、極低温側熱利用システムで利用し、第4膨張弁で減圧した後、低温側熱利用システムで利用することにより、2温度帯で同時に冷熱を利用することができるとともに、この場合、第3電磁弁が開、第4電磁弁が閉とされていることから、各々のシステムで利用した冷媒を圧力に応じて低段側圧縮機および高段側圧縮機に吸い込ませることができる。また、極低温の冷熱のみを利用する場合、第3電磁弁および第4電磁弁を共に閉、低温の冷熱のみを利用する場合、第3電磁弁を閉、第4電磁弁を開とすることにより、各々で2段圧縮機を2段圧縮機として機能させながら2温度帯毎に単独で運転することができる。従って、電磁弁の追加と、その切換え制御のみで2温度帯での同時冷熱利用、極低温または低温のいずれか単独での冷熱利用運転を行わせることができるとともに、単独での冷熱利用運転時には、いずれの場合においても、2段圧縮機を2段圧縮動作させることにより高効率で運転することができる。
さらに、本発明の2段圧縮ヒートポンプシステムは、上記の2段圧縮ヒートポンプシステムにおいて、前記極低温側熱利用システムおよび前記低温側熱利用システムは、前記極低温熱交換器および前記低温熱交換器で冷媒を直接膨張させて利用する直膨方式のシステムおよび/または前記極低温熱交換器および前記低温熱交換器でブラインを冷却して利用するチラー方式のシステムのいずれかが選択可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、極低温側熱利用システムおよび低温側熱利用システムが、極低温熱交換器および低温熱交換器で冷媒を直接膨張させて利用する直膨方式のシステムおよび/または極低温熱交換器および低温熱交換器でブラインを冷却して利用するチラー方式のシステムのいずれかが選択可能とされているため、用途に応じて直膨方式および/またはチラー方式のいずれかの冷熱利用システムを選択することにより、多様な冷熱利用システムを構築することができる。従って、2段圧縮ヒートポンプシステムの用途を拡大することができる。なお、利用側のシステムを直膨方式システムとチラー方式システムとを混在させた構成としてもよいことは勿論である。
本発明の2段圧縮ヒートポンプシステムによると、2温度帯で温熱を利用できるシステムのサイクルを簡素に構成することができるため、常に2段圧縮機の低段側圧縮機から冷媒を吸い込むことができる簡素な構成の2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステムを得ることができるとともに、2温度帯毎の温熱利用の単独運転を電磁弁等の追加のみで簡易に実施できるため、各温度帯でそれぞれ単独運転する場合においても、2段圧縮機を2段圧縮動作させることにより、高効率で運転することができる。
また、本発明の2段圧縮ヒートポンプシステムによると、2温度帯で同時に冷熱を利用することができるとともに、この場合、第3電磁弁が開、第4電磁弁が閉とされていることから、各々のシステムで利用した冷媒を圧力に応じて低段側圧縮機および高段側圧縮機に吸い込ませることができる。また、極低温の冷熱のみを利用する場合、第3電磁弁および第4電磁弁を共に閉、低温の冷熱のみを利用する場合、第3電磁弁を閉、第4電磁弁を開とすることにより、共に2段圧縮機を2段圧縮機として機能させながら2温度帯毎に単独で運転することができるため、電磁弁の追加と、その切換え制御のみで2温度帯での同時冷熱利用、極低温または低温のいずれか単独での冷熱利用運転を行わせることができるとともに、単独での冷熱利用運転時には、いずれの場合においても、2段圧縮機を2段圧縮動作させることにより高効率で運転することができる。
本発明の第1実施形態に係る2段圧縮ヒートポンプシステムの冷媒回路図である。 本発明の第2実施形態に係る2段圧縮ヒートポンプシステムの冷媒回路図である。 図2に示す2段圧縮ヒートポンプシステムの電磁弁および膨張弁の開閉状態を説明する表である。 本発明の第3実施形態に係る2段圧縮ヒートポンプシステムの冷媒回路図である。 図4に示す2段圧縮ヒートポンプシステムの電磁弁および膨張弁の開閉状態を説明する表である。 本発明の第4実施形態に係る2段圧縮ヒートポンプシステムの冷媒回路図である。 図6に示す2段圧縮ヒートポンプシステムの電磁弁および膨張弁の開閉状態を説明する表である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る2段圧縮ヒートポンプシステムの冷媒回路図が示されている。
本実施形態の2段圧縮ヒートポンプシステム1は、単一のハウジング3内に低段側圧縮機4と、高段側圧縮機5とを備えた2段圧縮機2を備えている。
この2段圧縮機2は、ハウジング3内が中間圧とされ、低圧の冷媒ガスを低段側圧縮機4により吸い込んで中間圧まで圧縮した後、ハウジング3内に吐出し、その中間圧の冷媒を高段側圧縮機5で吸い込んで高圧に2段圧縮する構成とされたものであり、低段側圧縮機4と高段側圧縮機5は、同一の回転軸上に設けられ、単一のモータで回転駆動される構成とされている。低段側および高段側圧縮機4,5としては、様々な形式の圧縮機を用いることができる。例えば、低段側圧縮機4および高段側圧縮機5を共にロータリ式の圧縮機としたものや、低段側圧縮機4をロータリ式の圧縮機、高段側圧縮機5をスクロール式の圧縮機としたもの等が挙げられる。
2段圧縮機2における高段側圧縮機5からの吐出配管6に、高温熱交換器7としての冷媒/水熱交換器を接続することにより、高圧冷媒を高温の熱源として高温熱交換器7で高温水を製造できる構成としている。この高温熱交換器7の水側回路21に対して水ポンプ22により水を循環させ、高圧冷媒と熱交換させて得られた高温水をラジエータ、給湯タンク等の利用側機器23で直接あるいは貯湯して利用できる構成とすることにより、高温側熱利用システム24が構成されている。
また、2段圧縮機2における低段側圧縮機4で圧縮された中間圧の冷媒の一部を導く中間圧冷媒吐出配管8に逆止弁9を介して、中温熱交換器10としての冷媒/水熱交換器を接続することにより、中間圧冷媒を中温の熱源として中温熱交換器10で中温水を製造できる構成としている。この中温熱交換器10の水側回路31に対して水ポンプ32により水を循環させ、中間圧冷媒と熱交換させて得られた中温水を床暖房パネル等の利用側機器33で直接あるいは間接的に利用できる構成とすることにより、中温側熱利用システム34が構成されている。
高温側熱利用システム24の高温熱交換器7および中温側熱利用システム34の中温熱交換器10で水と熱交換されて凝縮液化された冷媒は、第1膨張弁(EEV−A)11および第2膨張弁(EEV−B)12で減圧された後、合流されて空気熱交換器13に導入され、ここで送風機14により流通される外気と熱交換されて蒸発ガス化される。この冷媒は、直接あるいはアキュームレータ等を経て2段圧縮機2の低段側圧縮機4に吸入される構成とされている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
2段圧縮機2で2段圧縮され、その高段側圧縮機5から吐出された高圧の冷媒は、吐出配管6を介して高温熱交換器7に導入される。この冷媒は、高温熱交換器7で高温の熱源として利用され、水ポンプ22を介して循環される水と熱交換することにより高温水の製造に供される。この高温水は、高温側熱利用システム24の利用側機器23において適宜利用に供される。
一方、2段圧縮機2の低段側圧縮機4で圧縮された中間圧の冷媒の一部は、中間圧冷媒吐出配管8から逆止弁9を経て中温熱交換器10側に導入される。この中温熱交換器10に導入された中間圧冷媒は、中温熱交換器10において中温の熱源として利用され、水ポンプ32を介して循環される水と熱交換することにより中温水の製造に供される。この中温水は、中温側熱利用システム34の利用側機器33において適宜利用に供される。
高温熱交換器7および中温熱交換器10で凝縮液化された冷媒は、第1膨張弁(EEV−A)11および第2膨張弁(EEV−B)12で減圧された後、合流されて空気熱交換器13に導入され、ここで外気と熱交換することにより、外気から吸熱して蒸発ガス化される。その後、2段圧縮機2の低段側圧縮機4に吸い込まれ、以下同様の動作を繰り返すことにより、2温度帯の温水を同時に取り出しできるシステムとして利用される。
なお、2温度帯の温水は、中温の温水を、例えば床暖房、高温の温水を、例えば暖房や保温あるいは給湯等に利用することができる。
斯くして、本実施形態によれば、高温側熱利用システム24および中温側熱利用システム34の2温度帯で同時に温熱を利用することができるとともに、各々のシステム24および34で利用した冷媒を第1膨張弁11および第2膨張弁12へ経て合流させ、その冷媒を空気熱交換器13で蒸発ガス化した後、2段圧縮機2の低段側圧縮機4に吸い込ませるようにしているため、2温度帯で温熱を利用できるシステムのサイクルを簡素に構成することができる。
従って、常に2段圧縮機2の低段側圧縮機4から冷媒を吸い込むことができる簡素な構成の2温度帯の2段圧縮ヒートポンプシステム1を得ることができる。また、後述する第2実施形態の如く、2温度帯毎の温熱利用の単独運転を電磁弁等の追加のみで簡易に実施できるようにするための基本サイクルを提供することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図2および図3を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、2温度帯毎に高温、中温のいずれかで単独温熱利用運転が行える構成とした点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図1に示した第1実施形態の回路構成に加えて、図2に示されるように、高段側圧縮機5からの吐出配管6と、中温熱交換器10の入口との間に、第1電磁弁(A)15を備えたバイパス回路16が設けられるとともに、低段側圧縮機4で圧縮された中間圧冷媒の一部を中温熱交換器10に導く中間圧冷媒吐出配管8中に第2電磁弁(B)17が設けられた構成とされている。
上記の如く、第1電磁弁(A)15を備えたバイパス回路16および第2電磁弁(B)17を設けた構成とし、図3に示されるように、第1電磁弁(A)15を閉、第2電磁弁(B)17を開、第1膨張弁(EEV−A)11および第2膨張弁(EEV−B)12を共に開とすることにより、2温度帯で高温、中温の温熱を同時利用することができるだけでなく、第1電磁弁(A)15を開、第2電磁弁(B)17を閉、第2膨張弁(EEV−B)12を閉とすることにより、中温での単独温熱利用運転を行うことができ、また、第1電磁弁(A)15を閉、第2電磁弁(B)17を閉、第2膨張弁(EEV−B)12を開(この場合、第1膨張弁(EEV−A)11は閉)とすることにより、高温での単独温熱利用運転を行うことができる。
そして、この中温のみまたは高温のみの利用により単独運転する場合、いずれの場合においても、2段圧縮機2を低段側圧縮機4により低圧冷媒を中間圧に圧縮し、その中間圧の冷媒を高段側圧縮機5で高圧まで圧縮するように2段圧縮動作させることができる。
斯くして、本実施形態によると、第1電磁弁(A)15および第2電磁弁(B)17の追加と、その切換え制御のみで2温度帯での同時温熱利用、高温または中温のいずれか単独での温熱利用運転を行うことができるとともに、単独での温熱利用運転時には、いずれの場合においても、2段圧縮機2を2段圧縮動作させることにより高効率で運転することができる。つまり、2段圧縮機2の場合、1段当たりの差圧が小さくなり、漏れ損失を低減できることから、圧縮効率を高めることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図4および図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1および第2実施形態に対して、2温度帯で冷熱を利用できるシステムとしている点が異なる。第1および第2実施形態と同様の部分については説明を省略する。
本実施形態の2段圧縮ヒートポンプシステム1Aは、上記と同様の2段圧縮機2を備えている。2段圧縮機2で2段圧縮され、その高段側圧縮機5から吐出配管6を経て吐出された高圧の冷媒を放熱器(凝縮器)40に導入し、送風機41により流通される外気と熱交換させ、凝縮液化させるようにしている。
放熱器(凝縮器)40で凝縮された冷媒を2系統の回路に分岐し、一方の回路を、第3膨張弁(EEV−C)42を介して極低温熱交換器44に接続し、他方の回路を、第4膨張弁(EEV−D)43を介して低温熱交換器45に接続することによって、それぞれの熱交換器44,45に冷媒を分流できる構成としている。
本実施形態において、極低温熱交換器44は、冷媒/水熱交換器とされており、第3膨張弁(EEV−C)42で減圧された低圧冷媒を冷熱源として極低温熱交換器44で極低温水(冷水)を製造できる構成とされている。この極低温熱交換器44の水側回路61に対して水ポンプ62により水を循環させ、第3膨張弁(EEV−C)42で減圧された低圧冷媒と熱交換させて得られた数度レベルの極低温水(冷水)をラジエータ、給水タンク等の利用側機器63で直接あるいは貯水して利用できる構成とすることにより、極低温側熱利用システム64が構成されている。
同様に、低温熱交換器45も冷媒/水熱交換器とされ、第4膨張弁(EEV−D)43で減圧された中間圧の冷媒を冷熱源として低温熱交換器45で低温水(冷水)を製造できる構成とされている。この低温熱交換器45の水側回路71に対して水ポンプ72により水を循環させ、第4膨張弁(EEV−D)43で減圧された中間圧冷媒と熱交換させて得られた低温水(冷水)を床冷房パネル等の利用側機器73で直接あるいは間接的に利用できる構成とすることにより、低温側熱利用システム74が構成されている。
極低温側熱利用システム64の極低温熱交換器44で水と熱交換して蒸発ガス化された低圧冷媒は、吸入配管46を経て2段圧縮機2の低段側圧縮機4に吸入され、低温側熱利用システム74の低温熱交換器45で水と熱交換して蒸発ガス化された中間圧冷媒は、逆止弁48を備えた吸入配管47を経て2段圧縮機2のハウジング3内に吸い込まれ、2段圧縮機2の高段側圧縮機5に吸入されるように配管接続されている。
また、吸入配管47には、吸入配管47を開閉する第3電磁弁(C)49が設けられているとともに、この吸入配管47中の逆止弁48と第3電磁弁(C)49との間と、吸入配管46との間に、第4電磁弁(D)51を備えたバイパス回路50が接続されている。
なお、本実施形態においては、極低温側熱利用システム64および低温側熱利用システム74を、極低温熱交換器44および低温熱交換器45で水(ブライン)を冷却して利用する、いわゆるチラー方式のシステムとしている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
2段圧縮機2で2段圧縮され、その高段側圧縮機5から吐出された高圧の冷媒は、吐出配管6を介して放熱器(凝縮器)40に導入される。この冷媒は、送風機41を介して通風される外気と熱交換して凝縮された後、放熱器(凝縮器)40の出口側で2系統に分流され、第3膨張弁(EEV−C)42および第4膨張弁(EEV−D)43に至り、それぞれ低圧および中間圧に減圧される。
第3膨張弁(EEV−C)42を経て極低温熱交換器44に導入された低圧冷媒は、極低温熱交換器44で極低温熱源として利用され、水ポンプ62を介して循環される水と熱交換することにより極低温水(冷水)の製造に供される。この極低温水(冷水)は、極低温側熱利用システム64の利用側機器63において適宜利用に供される。一方、第4膨張弁(EEV−D)43を経て低温熱交換器45に導入された中間圧冷媒は、低温熱交換器45で低温熱源として利用され、水ポンプ72を介して循環される水と熱交換することにより低温水(冷水)の製造に供される。この低温水(冷水)は、低温側熱利用システム74の利用側機器73において適宜利用に供される。
この場合、図5に示されるように、第3電磁弁(C)49が開、第4電磁弁(D)51が閉とされている。このため、極低温熱交換器44で水と熱交換して蒸発ガス化された低圧冷媒は、吸入配管46を経て2段圧縮機2の低段側圧縮機4に吸い込まれ、また、低温熱交換器45で水と熱交換して蒸発ガス化された中間圧冷媒は、吸入配管47を経て2段圧縮機2のハウジング3内に吸い込まれ、低段側圧縮機4で中間圧まで圧縮された冷媒と合流して高段側圧縮機5に吸入されることにより再圧縮される。以下同様の動作を繰り返すことにより、2温度帯の冷水を同時に取り出しできるシステムとして利用される。
なお、2温度帯の冷水は、低温の冷水を、例えば床冷房、極低温の冷水を、例えば冷房や保冷等に利用することができる。
また、2温度帯毎に極低温、低温のいずれか一方による単独冷熱利用運転を行うことができる。つまり、図5に示されるように、第3電磁弁(C)49を閉、第4電磁弁(D)51を開、第3膨張弁(EEV−C)42を閉とすることによって、低温側熱利用システム74のみを利用した単独冷熱利用運転を行うことができ、また、第3電磁弁(C)49を閉、第4電磁弁(D)51を閉、第3膨張弁(EEV−C)42を開(この場合、第4膨張弁(EEV−D)43は閉)とすることにより、極低温側熱利用システム64のみを利用した単独冷熱利用運転を行うことができる。
そして、この低温のみまたは極低温のみの利用により単独運転する場合、いずれの場合においても、2段圧縮機2を低段側圧縮機4で低圧冷媒を中間圧に圧縮し、その冷媒を高段側圧縮機5で高圧まで圧縮するように2段圧縮動作させることができる。
斯くして、本実施形態によると、高段側圧縮機5から吐出された高圧冷媒を放熱器(凝縮器)40で放熱させ、その冷媒を第3膨張弁(EEV−C)42で減圧した後、極低温側熱利用システム64で利用し、第4膨張弁(EEV−D)43で減圧した後、低温側熱利用システム74で利用することにより、2温度帯で同時に冷熱を利用することができるとともに、この場合、第3電磁弁(C)49が開、第4電磁弁(D)51が閉とされていることから、各々のシステム64,74で利用した冷媒を圧力に応じて低段側圧縮機4および高段側圧縮機5に吸い込ませることができる。
さらに、極低温の冷熱のみを利用する場合、第3電磁弁(C)49、第4電磁弁(D)51を共に閉、低温の冷熱のみを利用する場合は、第3電磁弁(C)49を閉、第4電磁弁(D)51を開とすることにより、各々で2段圧縮機2を2段圧縮機として機能させながら2温度帯毎に単独運転することができる。従って、電磁弁49,51の追加と、その切換え制御のみで2温度帯での同時冷熱利用、極低温または低温のいずれか単独での冷熱利用運転を行わせることができるとともに、単独での冷熱利用運転時には、いずれの場合においても、2段圧縮機2を2段圧縮動作させることによって高効率で運転することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について、図6および図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第3実施形態に対して、冷熱利用システムを直膨方式のシステムとしている点が異なっている。その他の点については、第3実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図6に示されるように、極低温側熱利用システム84の極低温熱交換器44Aを、冷媒を直接膨張させる直膨方式の冷凍用蒸発器とし、送風機85で循環される空気を冷却して冷凍用に供する構成としている。また、低温側熱利用システム94の低温熱交換器45Aを、冷媒を直接膨張させる直膨方式の冷蔵用蒸発器とし、送風機95で循環される空気を冷却して冷蔵用に供する構成としている。
このように、冷熱利用システムを直膨方式の冷凍用蒸発器44Aを用いた極低温側熱利用システム84あるいは直膨方式の冷蔵用蒸発器45Aを用いた低温側熱利用システム94とすることにより、2温度帯の冷凍・冷蔵庫用の2段圧縮ヒートポンプシステム等に適用し、冷凍・冷蔵の同時運転またはいずれかによる単独運転を行うことができる。
然して、本実施形態によれば、極低温側熱利用システム84および低温側熱利用システム94として、第3実施形態の如く、チラー方式のシステムだけでなく、直膨方式のシステムを用いることができるため、用途に応じて直膨方式および/またはチラー方式のいずれかの冷熱利用システムを選択することにより、多様な冷熱利用システムを構築することができる。従って、2段圧縮ヒートポンプシステムの用途を拡大することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、2段圧縮機2を単一のハウジング3内に低段側圧縮機4と、高段側圧縮機5とを設けたものとしているが、2台の独立した低段側圧縮機4と高段側圧縮機5とをシリーズに接続した2段圧縮機を用いた構成としてもよいことは云うまでもない。
また、第3実施形態においては、冷熱利用システムをチラー方式とした例、第4実施形態においては、冷熱利用システムを直膨方式とした例について説明したが、両方式のシステムが混在しているものであってもよい。
1,1A 2段圧縮ヒートポンプシステム
2 2段圧縮機
4 低段側圧縮機
5 高段側圧縮機
7 高温熱交換器
10 中温熱交換器
11 第1膨張弁(EEV−A)
12 第2膨張弁(EEV−B)
13 空気熱交換器
15 第1電磁弁(A)
16 バイパス回路
17 第2電磁弁(B)
24 高温側熱利用システム
34 中温側熱利用システム
40 放熱器(凝縮器)
42 第3膨張弁(EEV−C)
43 第4膨張弁(EEV−D)
44,44A 極低温熱交換器
45,45A 低温熱交換器
46,47 吸入配管
49 第3電磁弁(C)
50 バイパス回路
51 第4電磁弁(D)
64,84 極低温側熱利用システム
74,94 低温側熱利用システム

Claims (4)

  1. 低段側圧縮機および高段側圧縮機を備え、前記低段側圧縮機に吸入した低圧冷媒を該低段側圧縮機および前記高段側圧縮機で順次2段圧縮する2段圧縮機と、
    前記高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を高温熱源とし、高温熱交換器を介して利用とする高温側熱利用システムと、
    前記低段側圧縮機から吐出された中間圧冷媒を中温熱源とし、中温熱交換器を介して利用とする中温側熱利用システムと、
    前記高温熱交換器および前記中温熱交換器からの冷媒を、それぞれ減圧する第1膨張弁および第2膨張弁と、
    前記第1膨張弁および前記第2膨張弁で減圧された冷媒を合流し、その冷媒を外気と熱交換させて蒸発ガス化した後、前記低段側圧縮機に吸入させる空気熱交換器と、を備え、
    2温度帯での温熱利用を可能としたことを特徴とする2段圧縮ヒートポンプシステム。
  2. 前記高段側圧縮機から吐出された冷媒を前記中温熱交換器の入口に導く第1電磁弁を備えたバイパス回路と、前記低段側圧縮機から吐出された冷媒を前記中温熱交換器に導く回路に設けられた第2電磁弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の2段圧縮ヒートポンプシステム。
  3. 低段側圧縮機および高段側圧縮機を備え、前記低段側圧縮機に吸入した低圧冷媒を該低段側圧縮機および前記高段側圧縮機で順次2段圧縮する2段圧縮機と、
    前記高段側圧縮機から吐出された高圧の冷媒を放熱させる放熱器と、
    前記放熱器からの冷媒をそれぞれ減圧する第3膨張弁および第4膨張弁と、
    前記第3膨張弁を経た冷媒を極低温熱源とし、極低温熱交換器を介して利用する極低温側熱利用システムと、
    前記第4膨張弁を経た冷媒を低温熱源とし、低温熱交換器を介して利用する低温側熱利用システムと、
    前記極低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導き、前記低温熱交換器を経た冷媒を前記高段側圧縮機の吸入側に導く冷媒回路と、
    前記低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導く第3電磁弁を備えたバイパス回路および前記低温熱交換器を経た冷媒を前記低段側圧縮機の吸入側に導く冷媒回路に設けられた第4電磁弁と、を備え、
    2温度帯での冷熱利用を可能としたことを特徴とする2段圧縮ヒートポンプシステム。
  4. 前記極低温側熱利用システムおよび前記低温側熱利用システムは、前記極低温熱交換器および前記低温熱交換器で冷媒を直接膨張させて利用する直膨方式のシステムおよび/または前記極低温熱交換器および前記低温熱交換器でブラインを冷却して利用するチラー方式のシステムのいずれかが選択可能とされていることを特徴とする請求項3に記載の2段圧縮ヒートポンプシステム。
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