JP2000074467A - 空気調和機の制御方法およびその装置 - Google Patents

空気調和機の制御方法およびその装置

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JP2000074467A
JP2000074467A JP10246946A JP24694698A JP2000074467A JP 2000074467 A JP2000074467 A JP 2000074467A JP 10246946 A JP10246946 A JP 10246946A JP 24694698 A JP24694698 A JP 24694698A JP 2000074467 A JP2000074467 A JP 2000074467A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、低コストで室温や外気
温度を表示し、また制御状態を報知する。 【解決手段】 室内の環境をリモコン7の設定値に近付
け、かつこの設定値に維持する空気調和機の制御装置に
おいて、室内機制御装置3の制御部5は室温検出部1か
らの検出信号により室温を検出するとともに、外気温度
検出部8からの検出信号により室外機制御装置11の制
御部12で外気温度を検出して送信された信号を受信
し、前記室温あるいは外気温度を多色発光数字表示部2
で赤色、緑色で表示する。また、制御部5は室温の場合
赤色で表示し、外気温度の場合緑色で表示する一方、前
記空気調和機の制御状態に応じて前記多色発光数字部2
の発光色を切り替える(赤色と緑色とを合わせた色(橙
色)に切り替える)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の制御
技術に係り、特に詳しくは室内温度(室温)、外気温度
を使用者等に報知し、しかも空気調和機の制御状態等を
使用者等に認識可能とする空気調和機の制御方法および
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この空気調和機の室内機制御装置は、リ
モコンの操作や室内温度に応じて所定指令を室外機制御
装置に送り、室外機制御装置はその所定指令に応じて冷
凍サイクルを構成する四方弁や圧縮機(コンプレッサ)
を駆動し、かつ室外ファンを駆動し、冷凍サイクルで得
た冷媒を室内機の熱交換器に循環する。すると、室内機
の熱交換器で熱交換された冷風や温風を室内に吹き出
し、室内を快適環境に維持する。
【0003】この場合、室内機には少なくとも室内温度
(室温)を検出するサーミスタが備えられ、室内機制御
装置はリモコンの設定操作(冷房、暖房、強風や弱風の
設定)およびサーミスタによる検出温度をもとにして室
外機制御装置に指令を送る一方、室内ファンを所定回転
数に制御する。
【0004】ところで、空気調和機には、室温、外気温
度あるいはフィルタの目づまり等を表示する表示装置を
備えたものがあり、これは、使用者等にとって当該空気
調和機の状態を目視で確認できることから極めて便利で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記空
気調和機においては、表示装置として液晶を使用してい
ることから、コストアップになるだけなく、その駆動や
制御系も複雑であり、つまり高コスト化が避けられない
という欠点がある。
【0006】この発明は、前記課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は液晶表示装置と比較して極めて安価
な表示装置を用いて室温、外気温度を表示することがで
き、また空気調和機の制御状態を報知することができる
ようにした空気調和機の制御方法およびその装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の空気調和機の制御方法は、室内の環境を
リモコンの設定値に近付け、かつ該設定値に維持する一
方、前記室内の温度(室温)を検出するとともに、外気
温度を検出し、前記室温を多色発光数字表示手段で表示
し、あるいは該室温の表示と異なる発光色で前記外気温
度を前記多色発光数字表示手段で表示するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】この発明の空気調和機の制御方法は、室内
の環境をリモコンの設定値に近付け、かつ該設定値に維
持する一方、前記室内の温度(室温)を検出し、該室温
を多色発光数字表示手段で表示するとともに、少なくと
も当該空気調和機の制御状態に応じて発光色を変えるよ
うにしたことを特徴としている。
【0009】この発明は、室内の環境をリモコンの設定
値に近付け、かつ該設定値に維持する空気調和機の制御
装置において、前記室内の温度(室温)を検出する室温
検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出する外気
温度検出手段と、前記検出した室温あるいは外気温度を
表示する多色発光数字表示手段と、前記空気調和機の室
温コントロールを行う一方、前記多色発光数字表示手段
の表示制御を行う制御手段とを備え、前記室温を多色発
光数字表示手段で表示し、あるいは該室温の表示と異な
る発光色で外気温度を前記多色発光数字表示手段に表示
し、該室温表示あるいは外気温度表示を行っているとき
に、少なくとも当該空気調和機の制御状態に応じて発光
色を変えるようにしたことを特徴とする空気調和機の制
御装置。
【0010】この場合、前記多色発光数字表示手段は、
赤色および緑色を発光色とする二色発光数字表示LED
であり、前記室温を表示するときには赤色もしくは緑色
を発光色とし、前記外気温度を表示するときには緑色も
しくは赤色を発光色とする一方、該室温を表示し、ある
いは外気温度を表示しているときに、当該空気調和機の
制御状態に応じて前記二色発光数字表示LEDを赤色、
緑色の同時発光による橙色の発光色に切り替えると好ま
しい。
【0011】前記空気調和機の制御状態は、室温コント
ロール状態であり、前記室温が所定範囲内になったとき
には発光色を切り替えるとよい。
【0012】前記空気調和機の制御状態は、圧縮機の回
転数状態であり、該回転数が所定値以下になったときに
は発光色を切り替えるとよい。
【0013】前記空気調和機の制御状態は、同空気調和
機の運転電流値の状態であり、該運転電流値が所定値以
下になったときには発光色を切り替えるとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して詳細に説明する。
【0015】この発明の空気調和機の制御方法およびそ
の装置は、多色発光数字表示LEDを用いて室温を表示
し、あるいは室温または外気温度を表示し、さらにその
発光色を種々変えて制御状態を表せば、液晶表示装置を
用いた場合と同程度の機能を発揮させることができる一
方、極めて低コストで実現することができることに着目
したものである。
【0016】そのため、この空気調和機の室内機側に
は、所定箇所で室温を検出する室温検出部(サーミス
タ)1と、室温あるいは後述する外気温度を所定発光色
で表示する多色発光数字表示部(例えば二色発光数字表
示LED;7セグメントLED)2と、当該室温コント
ロールに必要な処理を行う一方、多色発光数字表示部2
を表示制御する室内機制御装置3と、既に公知の室内フ
ァン4等とが備えられている。
【0017】また、室内機制御装置3には制御部(マイ
クロコンピュータ)5および駆動部6が備えられ、リモ
コン7からのリモコン信号を受信すると、そのリモコン
信号にしたがって室内ファン4を回転制御を行うととも
に、必要な指令(運転周波数コード等)を室外機に転送
する。なお、室温と外気温度とを切り替えて表示する場
合、リモコン7は、少なくとも室温表示と外気温度の表
示切り替えのための表示切替ボタンを備えている。
【0018】室外機側には、所定箇所で外気温度を検出
する外気温度検出部8と、既に公知の圧縮機9と、室外
ファン10と、室外機制御装置11と、各種温度センサ
(図示せず)等とが備えられている。
【0019】室外機制御装置11には、外気温度検出部
8からの検出信号により外気温度を検出して室内機制御
装置3の制御部5に送信し、かつ、少なくとも制御部
(マイクロコンピュータ)5からの指令にしたがって圧
縮機9、室外ファン10を運転する制御部(マイクロコ
ンピュータ)12および駆動部13,14とが備えられ
ている。また、当該空気調和機には、冷凍サイクルを構
成する室内熱交換器、四方弁お、室外熱交換器および電
子膨張弁等が備えられている。
【0020】したがって、前記室内機および室外機は、
リモコン7の設定状態に応じた運転を行うことになり、
これにより室内環境をその設定値に近付け、かつその設
定値に維持することができる。なお、この室温コントロ
ールについては、既に公知であることから、詳細な説明
を省略する。
【0021】次に、前記構成の空気調和機の制御方法を
図2のフローチャート図を参照して説明する。
【0022】まず、リモコン7等により当該空気調和機
の運転オン操作が行われ、室内機および室外機の制御部
6,12によってリモコン7の設定状態に応じて運転が
行われ、つまり室温コントロールが行われているものと
する。
【0023】このとき、室内機制御装置3の制御部5
は、室温検出部1からの検出信号により室温を検出する
とともに、この検出した室温を多色発光数字表示部2に
発光表示処理を実行する(ステップST1)。前記多色
発光数字表示部2として赤色、緑色を発光する二色発光
数字表示LED(7セグメントLED)を用いる場合、
例えば室温を赤色で表示する。
【0024】続いて、表示切替ボタンが押されたか否か
を判断し(ステップST2)、この表示切替ボタンが押
されると、ステップST3に進み、室外機制御装置11
の制御部12から転送されている外気温度を多色発光数
字表示部2に発光表示処理する。この場合、室温を赤色
表示としていることから、その外気温度を緑色で表示す
る。
【0025】なお、ステップST2において、表示切替
ボタンが押されていないと判断した場合、多色発光数字
表示部2には室温が赤色で表示されたままとなる。
【0026】続いて、再度表示切替ボタンが押されたか
否かを判断し(ステップST4)、表示ボタンが押され
ると、ステップST1に戻り、前記ステップを繰り返
す。
【0027】なお、ステップST4において、表示切替
ボタンが押されていないと判断した場合、多色発光数字
表示部2には外気温度が表示されたままとなる。
【0028】前記図2に示すルーチンにより、リモコン
7の表示切替ボタンを押すごとに、多色発光数字表示部
2には室温あるいは外気温度の一方が表示され、この場
合、室温表示時には赤色発光とされ、外気温度表示時に
は緑色発光とされる。
【0029】したがって、当該空気調和機の使用者等に
とっては、リモコン7の操作によって室温や外気温度を
知ることができる。また、それらの情報を勘案してリモ
コン7の設定に反映させることができ、適切な設定(冷
房や暖房のし過ぎ防止)を行うことにより室内環境の快
適性を図ることができるとともに、節電効果を図ること
ができる。
【0030】図3は、この発明の他の実施例を示すフロ
ーチャート図である。なお、この発明の空気調和機の制
御装置は図1を参照されたい。
【0031】まず、前実施例と同様に、リモコン7の設
定操作に応じて運転が行われ、つまり室温コントロール
が行われているものとする。このとき、室内機制御装置
3の制御部5は、リモコン7による設定温度Tsを内部
メモリに記憶する(ステップST10)。
【0032】続いて、室温検出部1からの検出信号によ
り室温Trを検出し、この検出室温Trの表示データを
得るとともに、設定温度Tsと室温Trとの差を算出す
る(ステップST11)。
【0033】その温度差Ts−Trが所定範囲(例えば
−1と+1との範囲)内に入っているか否かを判断し
(ステップST12)、その範囲外であるときには多色
発光数字表示部2の発光色を赤色とし(ステップST1
3)、つまり現室温を赤色で表示する。また、その温度
差Ts−Trが−1と+1との範囲内に入ると、多色発
光数字表示部2の発光色を切り替え、つまり現室温を緑
色で表示する(ステップST14)。
【0034】続いて、リモコン7によって設定温度Ts
が変更されたか否かを判断し(ステップST15)、設
定温度Tsの変更がなければ、ステップST11戻って
前述したステップを繰り返す。また、リモコン7によっ
て設定温度Tsが変更されると、内部メモリをクリアし
(ステップST16)、しかる後ステップST10に戻
って前述したステップを繰り返す。
【0035】前述した処理により、室温コントロールが
進み、室温Trが設定温度Tsに近づき維持されると、
つまり、前記温度Ts−Trが−1と+1との範囲内に
入った場合には、多色発光数字表示部2の発光色が赤色
でなく、緑色になる。
【0036】したがって、使用者等にとっては、室温コ
ントロールが落ち着いた設定状態になっていることを確
認することができ、例えば、もう少し設定温度を下げよ
う、あるいは上げようといった当該空気調和機の制御状
態を判断することができる。
【0037】また、多色発光数字表示部2として、二色
発光数字表示LEDを用いた場合、図2の実施例と図3
の実施例とを組合せれば、室温、外気温度の表示に併せ
て、当該空気調和機の制御状態としての室温コントロー
ル状態を報知することができる。
【0038】例えば、室温Trを赤色発光で表示してい
る場合、温度差Ts−Trが−1と+1との範囲外であ
るとき、つまり室温Trが設定温度Ts付近に達してい
ないときには、室温を赤色発光のままとし、温度差Ts
−Trが−1と+1との範囲内になったとき、つまり室
温Trが設定温度Ts付近に達したときには、赤色およ
び緑色を合わせた橙色発光に切り替えて室温を表示す
る。
【0039】一方、外気温度を緑色発光で表示している
場合、温度差Ts−Trが−1と+1との範囲外である
とき、つまり室温Trが設定温度Ts付近に達していな
いときには、外気温度を緑色発光のままとし、温度差T
s−Trが−1と+1との範囲内になったとき、つまり
室温Trが設定温度Ts付近に達したときには、赤色お
よび緑色を合わせた橙色発光に切り替えて室温を表示す
る。
【0040】これにより、室温および外気温度だけな
く、室温コントロールの状態も報知することができる。
しかも、報知に際して、液晶表示装置より極めて安価な
二色発光数字表示LEDで実現することができることか
ら、当該空気調和機のコストアップを抑えることができ
る。
【0041】ところで、前記実施例では前記空気調和機
の制御状態として室温コントロール状態を選択している
が、例えば圧縮機9の回転数の状態を報知するようにし
てもよい。
【0042】この場合、圧縮機9の回転数が所定値以下
に達したときに、発光色を切り替える。例えば、室温T
rを赤色で表示しているときに、回転数が所定値以下に
なったときには、赤色と緑色とを重ねた橙色発光に切り
替え、外気温度を緑色で表示しているときに、回転数が
所定値以下になったときには同じく橙色発光に切り替え
る。
【0043】前記所定値としては、例えば室温Trが設
定温度Tsに近付き、室温コントロールが安定状態にな
っているときの値を予め決定しておく。これにより、多
色発光数字表示部2の発光状態により、回転数状態(現
制御状態)を知ることができ、例えば回転数により空気
調和機の運転状態を判断することができる。さらに、長
時間経過しているにもかかわらず、回転数が所定値以下
にならないというような異常状態を判断できるばかりで
なく、故障発生の可能性の有無等を判断することも可能
である。
【0044】また、前記空気調和機の制御状態として
は、当該空気調和機の運転電流値の状態を選択してもよ
い。この場合、運転電流値は過電流保護機能のために検
出していることから、その検出電流値を用いる。
【0045】運転電流値が所定値以下に達したときに
は、発光色を切り替える。例えば、室温Trを赤色で表
示しているときに、運転電流値が所定値以下になったと
きには赤色と緑色とを重ねた橙色発光に切り替え、外気
温度を緑色で表示しているときに、運転電流値が所定値
以下になったときには同じく橙色発光に切り替える。
【0046】前記所定値としては、例えば室温Trが設
定温度Tsに近付き、室温コントロールが安定状態にな
っているときの値を予め決定しておく。これにより、多
色発光数字表示部2の発光状態により、運転電流値の大
小を知ることができ、また空気調和機の運転状態を知る
ことができ、これにより節電を心がけることもできる。
さらに、例えば長時間経過しているにもかかわらず、運
転電流値が所定値以下にならないというような異常状態
を判断するばかりでなく、故障発生の可能性の有無等の
判断することも可能である。
【0047】なお、前述した空気調和機の制御状態によ
り、多色発光数字表示部2の発光色を切り替えた後、制
御状態が条件から外れた場合、つまり、温度差Ts−T
rが−1と+1との範囲外になったとき、あるいは圧縮
機9の回転数が所定値より高くなったとき、もしくは運
転電流値が所定値より高くなったときには多色発光数字
表示部2の発光を元の色に戻す。
【0048】上記は、多色発光数字表示部2として、二
色発光数字表示LEDを用いた場合について説明した
が、一色発光数字表示LEDを用いることもできる。こ
の場合、室温あるいは外気温度の一方を表示し、制御状
態を点灯か消灯で報知すればよい。この一色発光数字表
示LEDは二色発光数字表示LEDより安価であること
から、より低コストで済ませることができる。
【0049】さらに、多色発光数字表示部2として、二
色以上の発光数字表示LEDを用いてもよい。この場
合、室温、外気温度を表示するだけなく、前述した複数
の制御状態を報知ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、室内の環境をリモコンの設定値に近付け、
かつこの設定値に維持する一方、前記室内の温度(室
温)を検出するとともに、外気温度を検出し、前記室温
を多色発光数字表示手段で表示し、あるいはこの室温の
表示と異なる発光色で前記外気温度を前記多色発光数字
表示手段で表示するようにしたので、表示温度を色分け
していることから、室温と外気温度を報知することがで
きる。しかも、二色発光数字表示LEDで実現すること
ができるため、液晶表示装置と比較して極めて安価に済
ませられ、ひいては当該空気調和機のコストアップを抑
えることができるという効果がある。
【0051】請求項2記載の発明によると、室内の環境
をリモコンの設定値に近付け、かつ該設定値に維持する
一方、前記室内の温度(室温)を検出し、この室温を多
色発光数字表示手段で表示するとともに、少なくとも当
該空気調和機の制御状態に応じて発光色を変えるように
したので、室温を報知することができ、しかも空気調和
機の制御状態を報知することができるため、この報知に
より、設定値を変更したり、電力セーブ(節電)等を図
ったりすることができ、使用者等にとっての利便性の向
上を図ることができる。また、二色発光数字表示LED
で実現することができるため、液晶表示装置と比較して
極めて安価に済ませることができ、ひいては当該空気調
和機のコストアップを低く抑えることができるという効
果がある。
【0052】請求項3記載の発明によると、室内の環境
をリモコンの設定値に近付け、かつ該設定値に維持する
空気調和機の制御装置において、前記室内の温度(室
温)を検出する室温検出手段と、外気温度を検出する外
気温度検出する外気温度検出手段と、前記検出した室温
あるいは外気温度を表示する多色発光数字表示手段と、
前記空気調和機の室温コントロールを行う一方、前記多
色発光数字表示手段の表示制御を行う制御手段とを備
え、前記室温を多色発光数字表示手段で表示し、あるい
はこの室温の表示と異なる発光色で外気温度を前記多色
発光数字表示手段に表示し、この室温表示あるいは外気
温度表示を行っているときに、少なくとも当該空気調和
機の制御状態に応じて発光色を変えるようにしたので、
室温と外気温度を色分けして報知することができ、また
空気調和機の制御状態を報知することができるため、こ
の報知により、設定値を変更したり、電力セーブ(節
電)等を図ったりすることができ、使用者等にとっての
利便性の向上を図ることができる。さらに、室温検出手
段が既に備えられ、制御手段は、当該空気調和機の室内
制御部のマイクロコンピュータで済ませられることか
ら、外気温度検出手段および液晶表示装置に比して極め
て安価な多色発光数字表示手段を付加するだけ実現でき
ることから、当該空気調和機のコストアップを抑えるこ
とができるという効果がある。
【0053】請求項4記載の発明によると、請求項3に
おける多色発光数表示手段は、赤色および緑色を発光色
とする二色発光数字表示LEDであり、前記室温を表示
するときには赤色もしくは緑色を発光色とし、前記外気
温度を表示するときには緑色もしくは赤色を発光色とす
る一方、この室温を表示し、あるいは外気温度を表示し
ているときに、当該空気調和機の制御状態に応じて前記
二色発光数字表示LEDを赤色、緑色の同時発光による
橙色の発光色に切り替えるようにしたので、請求項3の
効果に加え、二色発光数字表示LEDで実現することが
できるため、空気調和機のコストアップをより抑えるこ
とができるという効果がある。
【0054】請求項5記載の発明によると、請求項3ま
たは4における空気調和機の制御状態は室温コントロー
ル状態であり、前記室温が所定範囲内になったときには
発光色を切り替えるようにしたので、請求項3または4
の効果に加え、使用者等にとっては、室温コントロール
の状態を知ることがで、例えば、もう少し設定温度を下
げよう、あるいは上げようといった室温の制御判断をす
ることができるという効果がある。
【0055】請求項6記載の発明によると、請求項3ま
たは4における空気調和機の制御状態は、圧縮機の回転
数状態であり、該回転数が所定値以下になったときには
発光色を切り替えるようにしたので、請求項3または4
の効果に加え、回転数状態を知ることにより、例えば回
転数により空気調和機の運転状態を判断することができ
るとともに、長時間経過しているにもかかわらず、回転
数が所定値以下にならないというような異常状態や、故
障発生の可能性の有無等を判断することができるという
効果がある。
【0056】請求項7記載の発明によると、請求項3ま
たは4における空気調和機の制御状態は同空気調和機の
運転電流値の状態であり、該運転電流値が所定値以下に
なったときには発光色を切り替えるようにしたので、請
求項3または4の効果に加え、運転電流値の大小を知る
ことができ、つまり空気調和機の現運転パワーを知るこ
とができる。これにより、節電を心がけることができる
とともに、例えば長時間経過しているにもかかわらず、
運転電流値が所定値以下にならないというような異常状
態や、故障発生の可能性の有無等の判断ができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示し、空気調和機の
制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
【図3】この発明の他の実施の形態を説明するための概
略的フローチャート図。
【符号の説明】
1 室温検出部(サーミスタ) 2 検知表示部(LED) 3 室内機制御装置 4 室内ファン 5 制御部(マイクロコンピュータ;室内側) 6 駆動部(室内ファンの) 7 リモコン 8 外気温度検出部(サーミスタ) 9 圧縮機 10 室外ファン 11 室外機制御装置 12 制御部(マイクロコンピュータ;室外側) 13 駆動部(圧縮機の) 14 駆動部(室外ファンの)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の環境をリモコンの設定値に近付
    け、かつ該設定値に維持する一方、前記室内の温度(室
    温)を検出するとともに、外気温度を検出し、前記室温
    を多色発光数字表示手段で表示し、あるいは該室温の表
    示と異なる発光色で前記外気温度を前記多色発光数字表
    示手段で表示するようにしたことを特徴とする空気調和
    機の制御方法。
  2. 【請求項2】 室内の環境をリモコンの設定値に近付
    け、かつ該設定値に維持する一方、前記室内の温度(室
    温)を検出し、該室温を多色発光数字表示手段で表示す
    るとともに、少なくとも当該空気調和機の制御状態に応
    じて発光色を変えるようにしたことを特徴とする空気調
    和機の制御方法。
  3. 【請求項3】 室内の環境をリモコンの設定値に近付
    け、かつ該設定値に維持する空気調和機の制御装置にお
    いて、前記室内の温度(室温)を検出する室温検出手段
    と、外気温度を検出する外気温度検出する外気温度検出
    手段と、前記検出した室温あるいは外気温度を表示する
    多色発光数字表示手段と、前記空気調和機の室温コント
    ロールを行う一方、前記多色発光数字表示手段の表示制
    御を行う制御手段とを備え、前記室温を多色発光数字表
    示手段で表示し、あるいは該室温の表示と異なる発光色
    で外気温度を前記多色発光数字表示手段に表示し、該室
    温表示あるいは外気温度表示を行っているときに、少な
    くとも当該空気調和機の制御状態に応じて発光色を変え
    るようにしたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記多色発光数字表示手段は、赤色およ
    び緑色を発光色とする二色発光数字表示LEDであり、
    前記室温を表示するときには赤色もしくは緑色を発光色
    とし、前記外気温度を表示するときには緑色もしくは赤
    色を発光色とする一方、該室温を表示し、あるいは外気
    温度を表示しているときに、当該空気調和機の制御状態
    に応じて前記二色発光数字表示LEDを赤色、緑色の同
    時発光による橙色の発光色に切り替えるようにした請求
    項3記載の空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記空気調和機の制御状態は、室温コン
    トロール状態であり、前記室温が所定範囲内になったと
    きには発光色を切り替えるようにした請求項3または4
    記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記空気調和機の制御状態は、圧縮機の
    回転数状態であり、該回転数が所定値以下になったとき
    には発光色を切り替えるようにした請求項3または4記
    載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記空気調和機の制御状態は、同空気調
    和機の運転電流値の状態であり、該運転電流値が所定値
    以下になったときには発光色を切り替えるようにした請
    求項3または4記載の空気調和機の制御装置。
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