JP2000073319A - 防音壁パネル及び防音壁構造 - Google Patents

防音壁パネル及び防音壁構造

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JP2000073319A
JP2000073319A JP10245340A JP24534098A JP2000073319A JP 2000073319 A JP2000073319 A JP 2000073319A JP 10245340 A JP10245340 A JP 10245340A JP 24534098 A JP24534098 A JP 24534098A JP 2000073319 A JP2000073319 A JP 2000073319A
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Masayoshi Nomura
眞義 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光触媒による窒素酸化物等の低減、或いはパ
ネル表面の親水性を高めて自己洗浄性能を発揮させる構
成とした防音壁パネル及び防音壁構造を提供する。 【解決手段】 前面に多数の吸音開口を有するケーシン
グの中に吸音材を配置して成る所謂片面吸音構造の防音
壁パネルにおいて、前記防音壁パネルの背面部が凹凸面
で形成され、その外側面に光触媒の被覆層が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に道路の車道
(又は鉄道でも可。以下同じ。)に沿って設置され、車
道を走る自動車(又は鉄道車輌。)が発生する騒音を低
減する目的で使用される防音壁パネル及び防音壁構造の
技術分野に属する。更に云えば、光触媒による窒素酸化
物等の低減、或いはパネル表面の親水性を高めて、自己
洗浄性能を発揮させる構成とした防音壁パネル及び防音
壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車道を走る自動車が発生する騒音
を低減する目的で種々な構造、形態の防音壁パネル及び
防音壁構造が実施されている。通例の防音壁パネルは、
およそ図7〜図11に例示したように、前面にガラリ状
の吸音開口1…を多数有するケーシング2の中に吸音材
3を配置した構成を基本としている。図中の符号4は横
方向に2m乃至4m程度の長さを有する防音壁パネルを
横方向に補剛するためのリブである。
【0003】前記の防音壁パネルを、道路に沿って立て
た支柱と支柱の間へ上下に積み重ねて建て込み固定支持
させることによって防音壁構造が構築される。なお、図
7と図10に示した防音壁パネルは、例えば道路の路側
に立てた支柱へ、吸音開口1を有する前面を車道側へ向
けて配置する用途の片面吸音構造の例である。図11に
示した防音壁パネルは、車道の中央分離帯に立てた支柱
と支柱の間へ建て込み使用する両面吸音構造の例であ
る。
【0004】ところで、基材に光触媒を塗布すると、高
度の親水性となり、表面が自己洗浄性能を発揮して曇り
の防止、汚れの防止に効果のあることが知られている。
また、光触媒に太陽光の特に紫外線が当たると、活性化
して空気中の窒素酸化物、硫黄酸化物等を分解する作用
を奏することも知られている(例えば特許第27564
74号公報に記載された発明など参照)。光触媒として
は、二酸化チタン(TiO2)が代表的なものとして知
られている。
【0005】そこで従来、防音壁パネルについても光触
媒の作用効果を発揮させる目的で、例えばケーシングの
表面に光触媒の外層を形成した防音壁パネル(特開平9
−268526号公報、特開平9−173776号公
報、特開平9−209314号公報記載の発明など)も
種々公知に属する。
【本発明が解決しようとする課題】上述したように表面
に光触媒の外層を形成した従来公知の防音壁パネルは、
それなりに光触媒の作用効果を期待できるであろうこと
は認める。
【0006】しかしながら、光触媒が活性化して空気中
の窒素酸化物、硫黄酸化物等を分解する作用効果を奏す
るのは、光触媒に太陽光の特に紫外線が直接当たること
が条件である。従って、単に表面に光触媒の外層を形成
しただけにすぎない従来の防音壁パネルは、光触媒が発
揮する作用に限りがあって効果が小さい。
【0007】要するに、太陽の日照時間の範囲におい
て、太陽の位置や高度の如何にかかわらず、可及的に効
率よく太陽光が直接当たるような構造的工夫をすること
が重要である。また、太陽光の受光面積を可及的に拡大
する構造的な工夫も重要で、そうした工夫の総合効果に
よって、光触媒が発揮する作用効果の十分を期待でき
る。
【0008】従って、本発明の目的は、凹凸面、それも
台形または円弧形状の波形が交互に反転して連続すると
ともに凹凸条の向きが上下方向に垂直(鉛直)若しくは
垂直に対して45度方向まで傾斜した構成の凹凸面の応
用により、太陽が上がり、沈むまでの間に可及的に効率
よく太陽光に直接照射され、且つ太陽光の受光面積を可
及的に増大し、光触媒が発揮する空気中の窒素酸化物、
硫黄酸化物等を分解する作用効果の十分を期待できる構
成とした防音壁パネル及び防音壁構造を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1記載の発明に係る防音壁パ
ネルは、前面に多数の吸音開口を有するケーシングの中
に吸音材を配置して成る所謂片面吸音構造の防音壁パネ
ルにおいて、前記防音壁パネルの背面部が凹凸面で形成
されていると共に、その外側面に光触媒の被覆層が設け
られていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明に係る防音壁パネル
は、前面及び背面に多数の吸音開口を有するケーシング
内の中間部に遮音板を備え、前面及び背面と前記遮音板
とが形成する空間内に吸音材を配置して成る所謂両面吸
音構造の防音壁パネルにおいて、前記防音壁パネルの前
面部及び背面部が凹凸面で形成されていると共に、それ
ぞれの外側面に光触媒の被覆層が設けられていることを
特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載した防音壁パネルにおいて、凹凸面は、台形または
円弧形状の波形が交互に反転して連続する構成であり、
凹凸条の向きが上下方向に垂直若しくは垂直に対して傾
斜した構成であることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1に記載し
た防音壁パネルにおいて、多数の吸音開口を有する前面
部も凹凸面で形成され、その外側面に光触媒の被覆層が
設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか一に記載した防音壁パネルにおいて、凹凸面
が、ケーシングを形成するパネルの外側に付加した別部
材の凹凸面板で構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明に係る防音壁構造は、
前面に多数の吸音開口を有し、背面部が凹凸面で形成さ
れ、その外側面に光触媒の被覆層が設けられている、上
記請求項1、3、4に記載した片面吸音構造の防音壁パ
ネルが、路側に立てた支柱と支柱の間に、パネル前面を
車道側に向けた配置で建て込まれ固定支持されているこ
とを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明に係る防音壁構造は、
前面及び背面に多数の吸音開口を有し、前面部及び背面
部が凹凸面で形成され、それぞれの外側面に光触媒の被
覆層が設けられている、請求項2に記載した両面吸音構
造の防音壁パネルが、車道の中央分離帯に立てた支柱と
支柱の間に建て込まれ固定支持されていることを特徴と
する。
【0016】請求項8記載の発明に係る防音壁構造は、
車道と歩道の境界部位に立てた支柱と支柱の間に、前面
に多数の吸音開口を有する防音壁パネルが建て込まれ固
定支持されているとともに、防音壁パネルの背面部に前
記支柱を隠ぺいする化粧パネルが付設されている防音壁
構造において、前記化粧パネルの背面部が凹凸面で形成
され、その外側面に光触媒の被覆層が設けられているこ
とを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8に記載し
た防音壁構造において、凹凸面が、化粧パネルの背面部
の外側に別途付加した別部材の凹凸面板で構成されてい
ることを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明に係る防音壁構造
は、車道と歩道の境界部位に立てた支柱と支柱の間に、
前面に多数の吸音開口を有する防音壁パネルが建て込ま
れ固定支持されているとともに、防音壁パネルの背面部
に前記支柱を隠ぺいする化粧パネルが付設されている防
音壁構造において、前記化粧パネルに代わる凹凸面板
が、防音壁パネルの背面部において前記支柱を隠ぺいす
る形状に形成され、該凹凸面板の外側面に光触媒の被覆
層が設けられていることを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明に係る防音壁構造
は、車道と歩道の境界部位又は車道の中央分離帯に立て
た支柱と支柱の間に防音壁パネルが建て込まれ固定支持
されている防音壁構造において、前記防音壁パネルの前
面部または背面部若しくは両面部が、台形または円弧形
状の波形が交互に反転して連続する構成の凹凸面で形成
され、且つ凹凸条の向きが上下方向に垂直若しくは垂直
に対して傾斜した構成とされ、前記凹凸面の外側面に光
触媒の被覆層が設けられており、前記凹凸条の底面部、
頂面部、傾斜面部のいずれもが、太陽が上がり、沈むま
での間に太陽光に照射される構成であることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態及び実施例】図1〜図5は、請求項
1、3、5に記載した発明に係る防音壁パネルの実施形
態を示している。
【0021】中でも図1〜図4は、従来の図7に例示し
た薄型の防音壁パネルに対応する実施例である。これは
前面に多数の吸音開口1を有するケーシング2の中に吸
音材3を配置して成る片面吸音構造の防音壁パネルにお
いて、その背面部が凹凸面で形成されていると共に、そ
の外側面に光触媒の被覆層が設けられている。図1、図
2は、凹凸面が、ケーシング2を形成するパネルの外側
に付加した別部材の凹凸面板5で構成され、該凹凸面板
5の外側面に光触媒の被覆層が設けられている構成の例
を示している(請求項5に記載した発明)。もっとも、
この実施形態の限りではなく、ケーシング2のパネル自
体を直接凹凸面板5で形成して実施することもできる。
【0022】前記凹凸面板5の外側面に光触媒の被覆層
を設ける手段は、塗料にブレンドした光触媒を刷毛など
で板面に塗布するか、スプレーで吹き付ける方法、或い
は光触媒を含浸させたシート状物を板面に張り付ける方
法などを実施可能である。板材には、軽量な鉄板、プラ
スチック板などを使用できる。
【0023】図2に示した凹凸面板5は、同形、同大の
台形の波形が交互に反転して連続する構成である。図
3、図4には、凹凸面の凹凸条の向きを上下方向に垂直
(鉛直)な配置とした構成を示しているが、この例の限
りではない。図4に、太陽が上り、沈むまでの太陽光の
向きを矢印で概念的に示したように、太陽光の照射を凹
凸の全面で効率良く受けるようにすることを考慮するか
ぎり、円弧形状の波形が交互に反転して連続する構成の
凹凸面で実施することもできる。また、凹凸条の向き
は、上下方向(垂直又は鉛直)が最善と考えられるが、
垂直又は鉛直に対しておよそ45度ぐらいまで傾斜した
構成であっても、ほぼ同様な作用効果を期待できる(請
求項3記載の発明)。
【0024】次に、凹凸面の配置は、図1と図5に示し
た例のように、防音壁パネルの背面部にのみ形成する構
成に限らない。多数の吸音開口1を有する前面部を凹凸
面で形成し、その外側面に光触媒の被覆層が設けた構成
で同様に実施することもできる(請求項4記載の発
明)。この場合、前面部の凹凸面板は、開口率が40%
程度に吸音開口を設けた多孔板の構成で実施することが
必要である。更には、防音壁パネルの前面部と背面部の
双方に凹凸面板を併設して実施することもできる。
【0025】図5に示した実施例は、従来の図10に示
した厚型の防音壁パネルに対応する実施例であることを
除くと、その実質的構成は、図1の実施例と変わるとこ
ろはない。
【0026】上述したように、前面に多数の吸音開口1
を有し、背面部が凹凸面で形成され、その外側面に光触
媒の被覆層が設けられている、具体的には上記請求項
1、3、4に記載した片面吸音構造の防音壁パネルを使
用し、図2のように路側に立てた支柱6と支柱の間へ、
防音壁パネルの前面を車道側に向けた配置で建て込み固
定支持させた防音壁構造(請求項6記載の発明)を構築
すると、当然のことながら、車道を走る自動車の騒音を
低減する効果を奏する。その上、光触媒が太陽光の直射
を受ける範囲で、自動車が排出する窒素酸化物、硫黄酸
化物を分解し低減して環境を保全する効果が奏される。
更に、光触媒の高い親水性により、防音壁パネルの表面
は自己洗浄能力を発揮して汚れ難く、何時までも構築当
初の新規性、清潔さを保って環境の美観保持に寄与す
る。
【0027】次に、異なる実施形態として、図11に
は、前面及び背面に多数の吸音開口1を有するケーシン
グ2内の中間部に遮音板7を備え、前面及び背面と前記
遮音板7とが形成する空間内にそれぞれ吸音材3を配置
して成る、所謂両面吸音型の防音壁パネルにおいて、そ
の前面部及び背面部をやはり凹凸面で形成するとともに
それぞれの外側面に光触媒の被覆層を設けた構成の実施
例(請求項2記載の発明)を示している。図11はま
た、防音壁パネルのケーシングを形成するパネルの外側
に付加した別部材としての凹凸面板5でそれぞれ凹凸面
を形成した構成を示しているが、防音壁パネルのケーシ
ングを直接凹凸面板5で形成し実施することもできる。
【0028】上記したように前面及び背面に多数の吸音
開口を有し、前面部及び背面部が凹凸面で形成され、そ
れぞれの外側面に光触媒の被覆層が設けられている、具
体的には請求項2に記載した両面吸音構造の防音壁パネ
ルを使用し、車道の中央分離帯に立てた支柱と支柱の間
に同防音壁パネルを建て込み固定支持させて構築した防
音壁構造(請求項7記載の発明)の場合は、中央分離帯
の両側の車道を走る自動車の騒音を二面で吸収し低減す
る。と同時に、光触媒が太陽光の直射を受ける範囲で、
自動車が排出する窒素酸化物、硫黄酸化物も二面で分解
し低減して環境を保全する効果、及び光触媒の高い親水
性により、防音壁パネルの表面に自己洗浄能力を発揮さ
せ、汚れ難く何時までも構築当初の新規性、清潔さを保
って環境の美観保持に寄与する効果も奏する。
【0029】次に、図6には、車道と歩道の境界部位に
立てた支柱6と支柱の間に、前面に多数の吸音開口1を
有する防音壁パネル8が建て込まれ、スペーサー10を
使用して固定支持されているとともに、同防音壁パネル
8の背面部に前記支柱6の背面を、歩道を歩く人の目か
ら隠ぺいする化粧パネル9が付設されている防音壁及び
防音壁構造に関する実施形態を示している。即ち、前記
化粧パネル9の背面部が凹凸面で形成され、且つその外
側面に光触媒の被覆層が設けられている(請求項8記載
の発明)。
【0030】図6は、化粧パネル9の背面部の凹凸面
が、付加した別部材の凹凸面板5で形成された構成を示
しているが、勿論この例の限りではない。化粧パネル9
の背面部を直接凹凸面板5で形成しても良い(請求項9
記載の発明)。
【0031】また、格別図示することまでは省略した
が、同じく車道と歩道の境界部位に立てた支柱と支柱の
間に、前面に多数の吸音開口を有する防音壁パネルが建
て込まれ固定支持されるとともに、同防音壁パネルの背
面部に前記支柱を隠ぺいする化粧パネルが付設される形
式の防音壁パネル及び防音壁構造(図6を参照)におい
て、前記化粧パネルに代えて、凹凸面板を、防音壁パネ
ルの背面部において前記支柱を隠ぺいする形状(つま
り、化粧パネルの外形と同形)に形成すると共に、同凹
凸面板の外側面に光触媒の被覆層を設けた構成でも同様
に実施可能である(請求項10記載の発明)。
【0032】最後に、やはり図示することは省略した
が、上述した各実施形態の防音壁パネル及び防音壁構造
における光触媒の各作用を一層実効あらしめる手段とし
て、車道と歩道の境界部位又は車道の中央分離帯に立て
た支柱と支柱の間に防音壁パネルが建て込まれ固定支持
される防音壁構造において、前記防音壁パネルの前面部
または背面部若しくは両面部が、台形または円弧形状の
波形が交互に反転して連続する構成の凹凸面で形成さ
れ、且つ凹凸条の向きを、上下方向の垂直、若しくは垂
直に対して傾斜した構成とし、前記凹凸面の外側面に光
触媒の被覆層を設け、前記凹凸面の底面部、頂面部、傾
斜面部のいずれもが、太陽が上がり、沈むまでの間に太
陽光に効率良く照射される構成とするのが絶好の実施例
である(請求項11記載の発明)。
【0033】
【本発明が奏する効果】請求項1〜11に記載した発明
に係る防音壁パネル及び防音壁構造によれば、凹凸面、
それも台形または円弧形状の波形が交互に反転して連続
する構成で、しかも凹凸条の向きが上下方向に垂直(鉛
直)若しくは垂直に対して45度方向まで傾斜した構成
の凹凸面の外側面に、光触媒の被覆層を設けたので、太
陽が上がり、沈むまでの間に可及的に効率よく太陽光に
直接照射される。その上、太陽光の受光面積が可及的に
増大し、光触媒が発揮する空気中の窒素酸化物、硫黄酸
化物等を分解する作用、そして、親水性の向上による汚
れ難さによって環境の維持、保全に大きく貢献できるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防音壁パネルの構造概要を示した
断面図である。
【図2】同防音壁パネルの平面図である。
【図3】同防音壁パネルの背面図である。
【図4】同防音壁パネルの背面側の斜視図である。
【図5】本発明に係る防音壁パネルの異なる実施形態を
示した断面図である。
【図6】本発明に係る防音壁パネルの異なる実施形態を
示した平面図である。
【図7】従来の防音壁パネルを示した断面図である。
【図8】従来の防音壁パネルを示した前面図である。
【図9】従来の防音壁パネルを示した背面図である。
【図10】従来の防音壁パネルの異なる例を示した断面
図である。
【図11】従来の防音壁パネルの異なる例を示した断面
図である。
【符号の説明】
1 吸音開口 2 ケーシング 3 吸音材 5 凹凸面板 6 支柱

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に多数の吸音開口を有するケーシング
    の中に吸音材を配置して成る防音壁パネルにおいて、 前記防音壁パネルの背面部が凹凸面で形成されていると
    共に、その外側面に光触媒の被覆層が設けられているこ
    とを特徴とする、防音壁パネル。
  2. 【請求項2】前面及び背面に多数の吸音開口を有するケ
    ーシング内の中間部に遮音板を備え、前面及び背面と前
    記遮音板とが形成する空間内に吸音材を配置して成る防
    音壁パネルにおいて、 前記防音壁パネルの前面部及び背面部が凹凸面で形成さ
    れていると共に、それぞれの外側面に光触媒の被覆層が
    設けられていることを特徴とする、防音壁パネル。
  3. 【請求項3】凹凸面は、台形または円弧形状の波形が交
    互に反転して連続する構成であり、凹凸条の向きが上下
    方向に垂直若しくは垂直に対して傾斜した構成であるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2に記載した防音壁パネ
    ル。
  4. 【請求項4】多数の吸音開口を有する前面部も凹凸面で
    形成され、その外側面に光触媒の被覆層が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載した防音壁パネ
    ル。
  5. 【請求項5】凹凸面が、ケーシングを形成するパネルの
    外側に付加した別部材の凹凸面板で構成されていること
    を特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一に記載した
    防音壁パネル。
  6. 【請求項6】前面に多数の吸音開口を有し、背面部が凹
    凸面で形成され、その外側面に光触媒の被覆層が設けら
    れている、請求項1、3、4に記載した防音壁パネル
    が、路側に立てた支柱と支柱の間に、パネル前面を車道
    側に向けた配置で建て込まれ固定支持されていることを
    特徴とする防音壁構造。
  7. 【請求項7】前面及び背面に多数の吸音開口を有し、前
    面部及び背面部が凹凸面で形成され、それぞれの外側面
    に光触媒の被覆層が設けられている、請求項2に記載し
    た防音壁パネルが、車道の中央分離帯に立てた支柱と支
    柱の間に建て込まれ固定支持されていることを特徴とす
    る防音壁構造。
  8. 【請求項8】車道と歩道の境界部位に立てた支柱と支柱
    の間に、前面に多数の吸音開口を有する防音壁パネルが
    建て込まれ固定支持されているとともに、防音壁パネル
    の背面部に前記支柱を隠ぺいする化粧パネルが付設され
    ている防音壁構造において、 前記化粧パネルの背面部が凹凸面で形成され、その外側
    面に光触媒の被覆層が設けられていることを特徴とする
    防音壁構造。
  9. 【請求項9】凹凸面が、化粧パネルの背面部の外側に別
    途付加した別部材の凹凸面板で構成されていることを特
    徴とする、請求項8に記載した防音壁構造。
  10. 【請求項10】車道と歩道の境界部位に立てた支柱と支
    柱の間に、前面に多数の吸音開口を有する防音壁パネル
    が建て込まれ固定支持されているとともに、防音壁パネ
    ルの背面部に前記支柱を隠ぺいする化粧パネルが付設さ
    れている防音壁構造において、 前記化粧パネルに代わる凹凸面板が、防音壁パネルの背
    面部において前記支柱を隠ぺいする形状に形成され、該
    凹凸面板の外側面に光触媒の被覆層が設けられているこ
    とを特徴とする防音壁構造。
  11. 【請求項11】車道と歩道の境界部位又は車道の中央分
    離帯に立てた支柱と支柱の間に防音壁パネルが建て込ま
    れ固定支持されている防音壁構造において、 前記防音壁パネルの前面部または背面部若しくは両面部
    が、台形または円弧形状の波形が交互に反転して連続す
    る構成の凹凸面で形成され、且つ凹凸条の向きが上下方
    向に垂直若しくは垂直に対して傾斜した構成とされ、前
    記凹凸面の外側面に光触媒の被覆層が設けられており、
    前記凹凸条の底面部、頂面部、傾斜面部のいずれもが、
    太陽が上がり、沈むまでの間に太陽光に照射される構成
    であることを特徴とする防音壁構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100497203B1 (ko) * 2002-05-31 2005-06-23 주식회사 티오즈 흡음 및 오염물질제거 기능을 갖는 도로용 분리대
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CN117552593A (zh) * 2023-11-02 2024-02-13 北京市建筑工程装饰集团有限公司 一种建筑声学墙体及其施工方法

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