JP2000072942A - スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

スチレン系樹脂組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、成形性、耐衝撃性、剛性のバランス
に優れた、とくに電子レンジで加熱される食品容器用途
に適した樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (a)重量平均分子量が25万〜80万
のスチレン−メタクリル酸系樹脂60〜83重量部、
(b)メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性
スチレン系樹脂40〜17重量部と〔但し、(a)+
(b)=100重量部〕、さらに(c)メタクリル酸メ
チル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレ
ン−ブタジエン系ブロックエラストマー0〜15重量部
とからなるスチレン系樹脂組成物。(b)メタノール可
溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂中の
ゲル分が14〜35重量%で、ゴム粒子の体積平均径が
1.5〜5μmであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性と成形性が
良好でかつ耐衝撃性、剛性のバランスに優れたスチレン
系樹脂組成物に関するもので、とくに電子レンジで加熱
される食品容器用途に最適なスチレン系樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は剛性や成形性が良好で
あり、かつ安価であることから、食品容器など様々な分
野で使用されている。さらに電子レンジの普及に伴い、
最近は食品容器用途のスチレン系樹脂には電子レンジ加
熱に耐えうる耐熱性能と、食品中の油分等に耐え得る耐
油性が望まれている。
【0003】しかし、一般のスチレン系樹脂は耐熱性が
充分ではなく、電子レンジ対応容器用途には問題があっ
た。この問題を解決しようとスチレン−メタクリル酸の
共重合樹脂やスチレン−無水マレイン酸共重合樹脂を使
用する試みがなされているが、これらは耐熱性が改良さ
れる反面成形性が低下したり、成形性を改良しようと分
子量を下げると著しく耐衝撃性が低下する等の問題があ
った。
【0004】一方スチレン−メタクリル酸の共重合樹脂
に耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)を配合し耐衝撃性
を改良する技術(特公平4−55586号公報、特開平
2−58548号公報等)も公開されている。しかし、
耐衝撃性の改良効果が充分でなかったり、耐熱性の改良
が充分でなかったりして、未だ一部の用途に使用が制限
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはかかる課
題を解決すべく種々検討した結果、特定の配合からなる
スチレン系樹脂組成物が電子レンジ対応容器用途に最適
であることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(a)重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メ
タクリル酸系樹脂60〜83重量部、(b)メタノール
可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂4
0〜17重量部と〔但し、(a)+(b)の合計量を1
00重量部とする〕、さらに(c)メタクリル酸メチル
−ブタジエン−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−
ブタジエン系ブロックエラストマー0〜15重量部とか
らなるスチレン系樹脂組成物に関する。
【0007】以下に本発明を詳しく説明する。本発明を
構成するスチレン−メタクリル酸系樹脂とは、スチレン
やα−メチルスチレン等のスチレン系単量体とメタクリ
ル酸を共重合して得られる共重合体からなる。スチレン
系単量体とメタクリル酸の比率は、スチレン系単量体9
5〜80重量%、メタクリル酸5〜20重量%であるこ
とが好ましい。重合方法としては懸濁重合や溶液重合等
公知の手法が採用でき、重合開始剤や連鎖移動剤等を添
加して重合することもできる。また、スチレン−メタク
リル酸系樹脂は高級脂肪酸や高級脂肪酸塩、高級脂肪酸
アミド等公知の添加剤が添加されたものであってもよ
い。
【0008】また、スチレン−メタクリル酸系樹脂は、
重量平均分子量が25万〜80万、好ましくは26万〜
40万、さらに好ましくは27万〜35万である。重量
平均分子量が25万未満であると、耐衝撃性が充分でな
いものとなる。80万を越えると成形性に難がある。な
お、本発明における重量平均分子量は、GPC測定装置
を用いポリスチレン換算することにより得た値である。
なお、測定は次の機器構成にて行った。 測定装置:昭和電工社製 Shodex SYSTEM
−21 カラム:ポリマーラボ社製 PL gel MIXED
−B(商品名) 7.5mmφ×30cm、3本
【0009】本発明を構成する、メタノール可溶分が3
重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂とは、スチレ
ン系樹脂のマトリックス中にゴム状重合体が粒子状に分
散してなる耐衝撃性スチレン系樹脂であって、メタノー
ル可溶分が3重量%未満であるものをいう。該耐衝撃性
スチレン系樹脂は公知の手法により製造することがで
き、例えば、ポリブタジエンやスチレン−ブタジエンゴ
ムをスチレン系単量体に溶解し、重合開始剤や連鎖移動
剤等の存在下重合する方法が挙げられる。該耐衝撃性ス
チレン系樹脂は市場で入手することもできるが、メタノ
ール可溶分が3重量%未満のものを選定することが必要
である。該耐衝撃性スチレン系樹脂にはメタノール可溶
分が3重量%未満ならば、高級脂肪酸や高級脂肪酸塩、
高級脂肪酸アミド、鉱物油、酸化防止剤等公知の添加剤
が添加されたものであってもよい。
【0010】前記、メタノール可溶分が3重量%未満で
ある耐衝撃性スチレン系樹脂は、メタノール可溶分が3
重量%未満、好ましくは2重量%未満、さらに好ましく
は、1.5重量%未満のものである。メタノール可溶分
が3重量%以上のものを用いると、耐熱性が充分でな
く、電子レンジ加熱に対応できない。なお、メタノール
可溶分とは、メタノールに可溶な物質の割合であり、ス
チレンオリゴマーや鉱物油等各種添加剤が含まれる。メ
タノール可溶分が3重量%未満であれば、メタノール可
溶分中の組成は特に制限はない。メタノール可溶分は以
下に示す方法によって測定を行った。即ち、試料約2g
を精秤し(s(g)とする)、メチルエチルケトン10
0ミリリットルを加えて振とうを2時間行って可溶分を
充分溶解させた後、攪拌されているメタノール1000
ミリリットル中に少しづつ滴下して樹脂分を析出させ、
析出した樹脂分を濾紙上に全量回収し、回収した樹脂分
の乾燥後の重量を測定し(a(g)とする)、次式にて
算出した。 メタノール可溶分(重量%)=(s−a)/s×100
【0011】さらに、耐衝撃性スチレン系樹脂中のゲル
分は好ましくは14〜35重量%、さらに好ましくは1
8〜28重量%である。ゲル分が14重量%未満である
と耐衝撃性が充分でない場合がある。なおゲル分の測定
は以下に示す方法にて測定を行った。即ち、試料約1.
5gを精秤(S(g)とする)し、メチルエチルケトン
30ミリリットルを加え、可溶分を充分溶解させた後、
予め重量を測定してある遠心管(a(g)とする)に溶
液を移し、遠心分離器にて分離する。上澄み液を除去し
た後、遠心管ごと充分乾燥し、乾燥後の重量を測定(b
(g)とする)し、次式にてゲル分を算出した。 ゲル分(重量%)=(b−a)/S×100
【0012】本発明において、耐衝撃性スチレン系樹脂
中のゴム粒子の体積平均粒子径は好ましくは1.5〜5
μm、さらに好ましくは2〜3.5μmである。ゴム粒
子の体積平均径が1.5μm未満であると耐衝撃性が充
分でない場合があり、また、5μmを越えると剛性や耐
熱性に劣る場合がある。ゴム粒子の体積平均径は、コー
ルターカウンター社製LS−230にて測定した。本発
明では、ゴム粒子の形状や粒子径分布については特に制
限はない。
【0013】本発明において、耐衝撃性スチレン系樹脂
はメルトフローレート(以後、MFRと記す)が0.5
〜3.7g/10分であることが好ましい。0.5g/
10分未満であると成形性に劣る場合があり、3.7g
/10分を越えると耐熱性や耐衝撃性に劣る場合があ
る。なお、MFRはJIS K−6871に基づく温度
200℃、5Kg荷重で測定した値を言う。
【0014】本発明を構成するメタクリル酸メチル−ブ
タジエン−スチレン系ゴムは、例えばクレハ社製 BT
A(商品名)として市場で入手でき、また、スチレン−
ブタジエン系ブロックエラストマーは、例えば旭化成社
製 タフプレン(商品名)、アサプレン(商品名)とし
て入手できる。
【0015】本発明のスチレン系樹脂組成物は、(a)
重量平均分子量が25万〜80万のスチレン−メタクリ
ル酸系樹脂60〜83重量部、好ましくは70〜82重
量部、さらに好ましくは75〜81重量部と、(b)メ
タノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレン
系樹脂40〜17重量部、好ましくは30〜18重量
部、さらに好ましくは25〜19重量部と〔但し、
(a)+(b)の合計量を100重量部とする〕、さら
にメタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及
び/またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマ
ー0〜15重量部、好ましくは0.5〜10重量部、さ
らに好ましくは1〜5重量部とからなる。
【0016】重量平均分子量が25万〜80万のスチレ
ン−メタクリル酸系樹脂が60重量部未満であったり、
メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性スチレ
ン系樹脂が40重量部を越える場合は、耐熱性や剛性が
低下し好ましくない。また重量平均分子量が25万〜8
0万のスチレン−メタクリル酸系樹脂が83重量部を越
えたり、メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃
性スチレン系樹脂が17重量部未満である場合には、耐
衝撃性や成形性の劣るものとなる。
【0017】さらに、メタクリル酸メチル−ブタジエン
−スチレン系ゴム及び/またはスチレン−ブタジエン系
ブロックエラストマーの合計量が15重量部を越える
と、耐熱性の低下が生じたり、高価なものになったりし
て実用的でない。メタクリル酸メチル−ブタジエン−ス
チレン系ゴム及びスチレン−ブタジエン系ブロックエラ
ストマーは、単独で使用することも、併用して使用する
こともできる。
【0018】本発明のスチレン系樹脂組成物は、JIS
K−6871に基づく温度200℃、5Kg荷重時の
MFRが0.4〜1.2g/10分の範囲にあることが
好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.0g/10分
である。この範囲では、成形性に優れ、得られる成形品
の強度も優れる。MFRの調整は用いるスチレン−メタ
クリル酸系樹脂の重量平均分子量に応じて、用いる耐衝
撃性スチレン系樹脂のMFRを選ぶこと等で可能であ
る。
【0019】本発明のスチレン系樹脂組成物の製造方法
は特に制限はなく、公知の手法及び形状を採用すること
ができる。例えば、重量平均分子量が25万〜80万の
スチレン−メタクリル酸系樹脂、メタノール可溶分が3
重量%未満である耐衝撃性スチレン系樹脂、メタクリル
酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム、スチレン−ブ
タジエン系ブロックエラストマーをブレンダー等を使用
して混合した後、単軸押出機や2軸押出機にて溶融混練
してペレット形状で得る方法や、ブレンダー等を使用し
て混合した後射出成形機やシート押出機に直接導入して
成形品やシート等の形状で得る方法等が挙げられる。
【0020】本発明のスチレン系樹脂組成物には、スチ
レン系樹脂に添加される公知の添加剤、例えば高級脂肪
酸、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸アミド、鉱物油、酸化防
止剤、耐候剤、帯電防止剤、摺動剤等を該スチレン系樹
脂組成物100重量部に対し、1重量部未満であれば添
加しても差し支えない。
【0021】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
最初に、実施例(比較例も同様である)における試験方
法及び判定基準を、次に実施例に用いた樹脂類の製造例
を参考例として以下に順に記す。
【0022】耐熱性:ビカット軟化点(JIS K−
6871、5Kg荷重)。 成形性:MFR(メルトフローレート)(JIS K
−6871、200℃、5Kg荷重)。 耐衝撃性:落錘衝撃試験(JIS K−7211、5
0g錘、100g錘使用)、50%破壊高さで示す。 剛性:曲げ弾性率(ASTM D−790)。 電子レンジ試験:射出成形により内径100mm、深
さ100mmの容器を成形し、この容器中に100gの
水と5gのサラダオイルを入れてラップをし、500W
の電子レンジにて3分間加熱した後の容器の外観を目視
にて判定した。 ○・・・・変化なし、△・・・・容器内面が犯されている、×・・
・・容器内面が犯されており容器が変形している。
【0023】参考例1 スチレン−メタクリル酸系樹脂
の製造 内容量200リットルのジャケット、撹拌機付きオート
クレーブに純水100Kg、ポリビニルアルコール10
0gを加え、130rpmで撹拌した。続いてスチレン
72Kg、メタクリル酸4Kg及びターシャリーブチル
パーオキシベンゾエート80g、ジ−ターシャリーブチ
ルパーオキサイド16gを添加した。オートクレーブを
密閉した後、120℃に昇温して5時間重合を行った。
このときメタクリル酸4Kgを120℃に達した時から
2時間かけて添加を行った。さらに140℃で3時間保
持し、重合を完結させた。重合して得られたビーズを洗
浄、脱水、乾燥し、スチレン−メタクリル酸系樹脂を得
た。得られた樹脂の重量平均分子量は30万であった。
【0024】参考例2 スチレン−メタクリル酸系樹脂
の製造 ターシャリードデシルメルカプタン36gを添加して重
合した以外は参考例1と同様に行った。得られた樹脂の
重量平均分子量は23万であった。
【0025】参考例3 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造 内容量100リットルのジャケット、撹拌機付きオート
クレーブにポリブタジエン(旭化成社製 ジエン55A
(商品名))6.4Kg、スチレン73.6Kg、ター
シャリードデシルメルカプタン36gを投入して、20
0rpmで撹拌した。ポリブタジエンが充分溶解した
後、110℃で6時間重合を行い、プレポリマーを得
た。ついで、内容量200リットルのジャケット、撹拌
機付きオートクレーブに純水100Kg、ポリビニルア
ルコール100gを加え、130rpmで撹拌した中
に、プレポリマー72Kg、ターシャリーブチルパーオ
キシベンゾエート80g、ジ−ターシャリーブチルパー
オキサイド16gを添加した。オートクレーブを密閉し
た後、120℃に昇温して5時間重合を行った。このと
きメタクリル酸4Kgを120℃に達した時から2時間
かけて添加を行った。さらに140℃で3時間保持し、
重合を完結させた。重合して得られたビーズを洗浄、脱
水、乾燥し、耐衝撃性スチレン系樹脂を得た。得られた
樹脂のメタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は2
0.2重量%、ゴム粒子の体積平均径は2.5μm、M
FRは2.1g/10分であった。
【0026】参考例4 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造 内容量100リットルのオートクレーブにホワイトオイ
ル(モービル社製 ホワイトレックス335(商品
名))を2.4Kg投入重合してプレポリマーを得た以
外は、参考例3と同様に行った。得られた樹脂のメタノ
ール可溶分は3.1重量%、ゲル分は20.0重量%、
ゴム粒子の体積平均径は2.6μm、MFRは3.8g
/10分であった。
【0027】参考例5 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造 内容量100リットルのオートクレーブに投入するポリ
ブタジエンの種類を旭化成社製 ジエン55A(商品
名)からジエン35A(商品名)に変更してプレポリマ
ーを得た以外は、参考例3と同様に行った。得られた樹
脂のメタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は19.
7重量%、ゴム粒子の体積平均径は1.2μm、MFR
は2.2g/10分であった。
【0028】参考例6 耐衝撃性スチレン系樹脂の製造 内容量100リットルのオートクレーブに投入するポリ
ブタジエンの量を4.4Kgに変更してプレポリマーを
得た以外は、参考例3と同様に行った。得られた樹脂の
メタノール可溶分は1.2重量%、ゲル分は13.6重
量%、ゴム粒子の体積平均径は2.3μm、MFRは
2.6g/10分であった。
【0029】実施例1〜5、及び比較例1〜5 スチレン−メタクリル酸系樹脂として参考例1〜2、耐
衝撃性スチレン系樹脂として参考例3〜6、メタクリル
酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム(以下MBS)
としてクレハ社製 BTA751(商品名)、スチレン
−ブタジエン系ブロックエラストマー(以下SBS)と
して旭化成社製 タフプレンA(商品名)を用い、表1
及び表2に示す割合で配合した。これを2軸押出機を用
い、樹脂温度200〜250℃の範囲で溶融混練し、ペ
レット形状とした。得られたペレットを用いて各試験を
行った結果を併せて表1及び2に示した。比較例はいず
れも耐熱性、成形性、耐衝撃性、剛性のバランスが充分
でない。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明のスチレン系樹脂組成物は、耐熱
性、成形性、耐衝撃性、剛性のバランスが良好で、また
安価に得られることから、電子レンジ対応食品容器用途
に最適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)重量平均分子量が25万〜80万
    のスチレン−メタクリル酸系樹脂60〜83重量部、
    (b)メタノール可溶分が3重量%未満である耐衝撃性
    スチレン系樹脂40〜17重量部と〔但し、(a)+
    (b)の合計量を100重量部とする〕、さらに(c)
    メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン系ゴム及び
    /またはスチレン−ブタジエン系ブロックエラストマー
    0〜15重量部とからなるスチレン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 メタノール可溶分が3重量%未満である
    耐衝撃性スチレン系樹脂中のゲル分が14〜35重量%
    であり、かつゴム粒子の体積平均径が1.5〜5μmで
    あることを特徴とする請求項1記載のスチレン系樹脂組
    成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207201A (ja) * 2011-03-16 2012-10-25 Ps Japan Corp 耐熱スチレン系樹脂組成物、押出シート及び成形品
JP2014169391A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ps Japan Corp 耐熱スチレン系樹脂組成物、押出シート及び成形品
JP2017133040A (ja) * 2017-05-15 2017-08-03 Psジャパン株式会社 耐熱スチレン系樹脂組成物、押出シート及び成形品

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