JP2000072666A - アセトアミノフェン含有発泡組成物 - Google Patents

アセトアミノフェン含有発泡組成物

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JP2000072666A JP24328298A JP24328298A JP2000072666A JP 2000072666 A JP2000072666 A JP 2000072666A JP 24328298 A JP24328298 A JP 24328298A JP 24328298 A JP24328298 A JP 24328298A JP 2000072666 A JP2000072666 A JP 2000072666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温で少量の水でも速やかに、かつほぼ完全
に溶解する発泡組成物を得ることを目的とする。 【解決手段】 嵩密度が0.2g/ml未満であり、粒
子径が1〜50ミクロンであるアセトアミノフェンを、
発泡剤に配合してなるアセトアミノフェン含有発泡組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アセトアミノフェ
ン含有発泡組成物に関し、より詳細には、水に迅速かつ
ほぼ完全に溶解し、薬剤の浮遊物を生じない口当たりの
よいアセトアミノフェン含有発泡組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、活性成分と、炭酸塩及び酸性物質からなる発泡成分
とを含有する発泡組成物は、水に投入すると発泡して速
やかに溶解することから、内服医薬品、うがい薬、義歯
洗浄剤、入浴剤等の広い分野において使用されている。
特に、内服医薬品の場合には、水に対する速溶性に加
え、発生する炭酸ガスによる薬効成分の吸収促進、苦味
成分のマスキング及び胃壁保護等の効果があることか
ら、近年ますます注目されるようになってきた。
【0003】鎮痛成分であるアセトアミノフェンを配合
した鎮痛薬及び感冒薬が発泡錠として市販されている。
しかし、アセトアミノフェンは、比較的水に溶けにく
く、配合量が多いことから、溶解液量を100〜200
mlと多くしなければならず、治療効果を期待するため
に全量を服用するには、かなりの苦痛を伴う。また、特
に感冒薬が使用される冬季には、溶解液が5〜10℃程
度と低温になるため、薬剤がより一層溶解しにくくな
り、液面に溶けなかった薬剤が浮遊したり、液中に薬剤
が沈殿したりするため、発泡剤としても効果が十分に発
揮され難い。さらに、溶解時間が1〜2分、時に3分以
上を必要とするため、服用するのに時間がかかるという
欠点がある。
【0004】よって、低温でも少量の水に迅速に溶解し
得る発泡製剤が望まれていた。アセトアミノフェンの発
泡組成物としては、例えば、英国特許1,328,59
1号公報において、可溶性アセトアミノフェン発泡組成
物の製法が開示されている。この方法では、まずアセト
アミノフェンと炭酸塩とをエタノールのような適当な溶
媒とともに混合してペーストとし、乾燥して粉末化す
る。その後、酸と混合し、次にビタミンCとブレンド
し、次いで発泡性錠剤へと成型する。しかし、このよう
な方法では、アセトアミノフェンの粒子径を適切に制御
していないため、必ずしも溶解性が良好であるとはいえ
ない。
【0005】また、特公平7−42226号公報には、
嵩密度0.2〜0.6g/mlのアセトアミノフェンを
含有する顆粒化された治療剤と第1発泡剤の混合物に、
第2発泡剤を混合することにより製造されたアセトアミ
ノフェンの発泡組成物が開示されている。しかし、この
方法により得られた発泡組成物は、崩壊又は溶解するの
に22℃、200mlの水で1分程度を要し、速溶性の
点で満足できるものではなかった。また、その製造に際
しても、アセトアミノフェンを顆粒化した後、発泡剤と
の混合を2段階で行う必要がある。よって、製造工程が
煩雑となり、製造コストの増大も問題となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、嵩密度
が0.2g/ml未満であり、粒子径が1〜50ミクロ
ンであるアセトアミノフェンを発泡剤に配合してなるア
セトアミノフェン含有発泡組成物が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のアセトアミノフェン含有
発泡組成物は、嵩密度が0.2g/ml未満であり、粒
子径が1〜50ミクロンであるアセトアミノフェンが発
泡剤に配合されてなる。一般に、「嵩密度」とは体積密
度とも呼ばれ、粉体を一定の容器に充填したときの単位
体積あたりの重さを意味するが、ゆるみ嵩密度、固め嵩
密度、振動嵩密度、遠心嵩密度、タップ嵩密度等、測定
方法の違いによりその値が変動する。本発明におけるア
セトアミノフェンの嵩密度は、ゆるみ嵩密度を意味す
る。ここで、ゆるみ嵩密度とは、ふるいを用いて容器中
に均一な粉体を、均等に充填した場合の嵩密度を示す
(医薬品の開発、第15巻、製剤の物理化学的性質、廣
川書店発行、242頁(1989)参照)。具体的に
は、例えば、粉体をメスシリンダー等に一定の高さから
落下させ、その体積及び重量を測定することにより算出
することができる。また、パウダーテスター(ホソカワ
ミクロン社製)等、粉体物性測定器を使用して測定する
こともできる。本発明のアセトアミノフェンの嵩密度
は、0.2g/ml未満であればよいが、0.12〜
0.18g/mlがより好ましい。
【0008】また、一般に、粒子は種々の形状を有する
ので、粒子の大きさ、すなわち粒子径を表すには規格化
が必要であり、粒子のもつ物理量(例えば体積、表面
積)や粒子の運動(例えば沈降)に着目し、それと同じ
物理量を示し、同じ運動をする球状粒子の直径で、粒子
径を定義する方法が採用されている。このような粒子径
は、相当径(equivalent diameter )と呼ばれる。本発
明における「粒子径」は、等体積球相当径(粒子と同じ
体積をもつ球の直径を示す)を意味し、レーザー回折型
粒度分布測定器、例えばSALD−3000(島津製作
所社製)により、微粒子に光を照射した際の粒子による
散乱光強度の動径分布に基づいて算出することができ
る。なお、粒子径が1ミクロンより小さい値を示すもの
は、発泡溶液の表面に浮遊物を生じさせ、一方、50ミ
クロンより大きいものは、発泡溶液の底に溶解しない粒
子を残しやすいため、本発明においては、アセトアミノ
フェンの粒子径は1〜50ミクロンであることが好まし
い。
【0009】さらに、粉体は単一粒子群からなることは
極めてまれであり、種々の大きさの粒子によって構成さ
れているので、粒子径は一定の分布を有する。しかし、
実用的には、粉体の粒子径を分布として表すよりも、平
均値として表す方が便利である。この平均粒子径として
もっとも広く用いられているのが「メディアン径」であ
る。メディアン径とは50%径とも呼ばれ、積算分布曲
線の50%に相当する粒子径である。積算分布曲線の基
準としては、個数(Dp0 )、長さ(Dp1 )、面積
(Dp2 )及び体積(Dp3 )の4種類があるが、本発
明においては、メディアン径は体積を基準とする。よっ
て、粒子径とメディアン径を確定することにより、粒度
分布がより明確になり、粒子の規格がより明確になる。
本発明においては、アセトアミノフェンが3〜20ミク
ロンのメデイアン径を示すものが好ましく、さらに、5
〜10ミクロンのメディアン径を示すものであることが
より好ましい。
【0010】本発明におけるアセトアミノフェンは、カ
ウンタージェットミル、スパイラルジェットミル、ハン
マーミル、インパクトミル、ボールミル、振動ボールミ
ル等の装置を用い、アセトアミノフェン結晶を1回〜数
回粉砕することにより得ることができる。また、サイジ
ングには、サイクロン、ミクロンセパレーター、スクリ
ーン等の分粒機を利用することができる。例えば、1 m
m程度の波形スクリーンを装備したサンプルミル(不二
パウダル社製)で粉砕することにより目的とするアセト
アミノフェンを得ることができる。
【0011】本発明において、発泡剤は、特に限定され
るものではないが、通常、二酸化炭素源として作用する
試剤を含有する塩基性組成物(以下「塩基性組成物」と
記す)と、二酸化炭素の放出を誘発する試剤を含有する
酸性組成物(以下「酸性組成物」と記す)とからなる。
アセトアミノフェンは、(イ)塩基性組成物と混合し、
次いで、酸性組成物に配合されてもよいし、(ロ)酸性
組成物と混合し、次いで、塩基性組成物に配合されても
よいし、(ハ)アセトアミノフェン、塩基性組成物及び
酸性組成物を一度に配合してもよい。なかでも、(イ)
アセトアミノフェンを、塩基性組成物と混合した後、酸
性組成物に配合する場合には、溶解性又は速溶性に優れ
たものとなり好ましい。
【0012】アセトアミノフェンの発泡組成物中の含量
は、2〜40重量%が好ましく、5〜20重量%がより
好ましい。そして、アセトアミノフェンが塩基性組成物
又は酸性組成物と予め混合される場合には、各組成物中
にアセトアミノフェンが5〜50重量%、塩基性組成物
又は酸性組成物が50〜95重量%の割合で含有される
のが好ましく、アセトアミノフェンが10〜30重量
%、塩基性組成物又は酸性組成物が70〜90重量%の
割合で含有されるのがより好ましい。
【0013】塩基性組成物中に含有される二酸化炭素源
として作用する試剤としては、医薬として許容され得る
炭酸のモノ又はジ塩基性塩、例えば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等
のアルカリ金属カーボネイト又はアルカリ金属ビカーボ
ネイト;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリ
ウム等のアルカリ土類金属カーボネイト;炭酸グリシン
ナトリウム等が挙げられる。これら炭酸のモノ又はジ塩
基性塩は単独で使用してもよく、2種以上の混合物を使
用してもよい。なかでも、炭酸水素ナトリウムが好まし
い。
【0014】塩基性組成物中の二酸化炭素源として作用
する試剤は、発泡組成物を水に溶解したときにpHが4
〜7(弱酸性〜中性)付近になるように配合されるのが
好ましい。具体的には、塩基性組成物中に10〜50重
量%の割合で含有されるのが好ましく、20〜40重量
%がより好ましい。
【0015】塩基性組成物には、上記の二酸化炭素源と
して作用する試剤の他に、薬学的に許容され、発泡組成
物の溶解性に影響を与えない程度にアセトアミノフェン
以外の医薬成分を配合してもよい。そのような医薬成分
としては、例えば、デキストロメトルファン及びその塩
類、クエン酸チペピジン、ヒベンズ酸チペピジン、リン
酸ジヒドロコデイン、リン酸コデイン等の鎮咳成分;プ
ソイドエフェドリン及びその塩類、塩酸フェニルプロパ
ノールアミン、塩酸フェニレフリン等の交感神経興奮成
分;ベラドンナ総アルカロイド、ロートエキス等の副交
感神経遮断成分;マレイン酸クロルフェニラミン、マレ
イン酸カルビノキサミン、塩酸イソチペンジル、酒石酸
アリメマジン、塩酸ジフェニルピラリン、タンニン酸ジ
フェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン等の抗ヒス
タミン成分;グアイフェネシン、グアヤコールスルホン
酸ナトリウム、ノスカピン及びその塩類、塩化リゾチー
ム等の去痰成分;カフェイン類;ビタミン類等が挙げら
れる。
【0016】また、薬学的に許容される賦形剤、甘味
剤、着色剤、香料等を配合してもよい。例えば、賦形剤
としてはショ糖、果糖、ブドウ糖、乳糖、エリスリトー
ル、マルチトール、粉末還元麦芽糖水アメ、キシリトー
ルなどの糖及び糖アルコール類;甘味剤としてはアスパ
ルテーム、グリチルリチン類、ステビア類、サッカリン
及びその塩類;着色剤としてはリボフラビン、サンセッ
トイエロー、タートラジン;香料としてはレモンオイ
ル、オレンジオイル、レモンパウダー、オレンジパウダ
ー等が挙げられる。
【0017】酸性組成物中に含有される二酸化炭素の放
出を誘発する試剤としては、医薬として許容され得る有
機酸並びにそれらの塩及び酸無水物、例えばコハク酸、
酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、アジピン酸、クエン酸無水物、コハク
酸無水物、クエン酸一ナトリウム、クエン酸二ナトリウ
ム、リン酸二水素ナトリウム等が挙げられる。これらは
単独で使用してもよく、2種以上の混合物を使用しても
よい。なかでも、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸が
好ましい。
【0018】酸性組成物中の二酸化炭素の放出を誘発す
る試剤は、発泡組成物を水に溶解したときにpHが4〜
7(弱酸性〜中性)付近になるように配合するのが好ま
しい。具体的には、酸性組成物中に10〜50重量%の
割合で配合されるのが好ましく、20〜40重量%がよ
り好ましい。酸性組成物には、上記の二酸化炭素の放出
を誘発する試剤の他に、上記のような医薬成分、賦形
剤、甘味剤、着色剤、香料等を配合してもよい。
【0019】本発明において、塩基性組成物又は酸性組
成物は、30〜600ミクロンの粒子径を有しているこ
とが好ましい。30ミクロンより小さい場合は、製剤の
製造に際して充填時の粉末の飛散、付着等を引き起こ
し、打錠時の杵・臼のキシミという問題が生じ、一方、
600ミクロンより大きい場合は、溶解に時間がかかっ
たり、溶け残ったりするという問題が生じるからであ
る。より好ましい粒子径は50〜500ミクロンであ
り、さらに均質な混合物を得るためには、各組成物を概
ね同じ粒子径に揃えることが好ましい。
【0020】なお、本発明においては、アセトアミノフ
ェン以外の医薬成分、薬学的に許容される賦形剤、甘味
剤、着色剤、香料等は、塩基性組成物又は酸性組成物中
に予め配合しないで、それらを単独又は2種以上の混合
物として発泡組成物中に配合してもよく、また、予めア
セトアミノフェンと混合し、発泡組成物中に配合しても
よい。このような場合の各成分の粒子径は30〜600
ミクロン、さらに50〜500ミクロンであることが好
ましい。
【0021】本発明においては、アセトアミノフェン
は、予め結合剤としてポリビニルピロリドンを用いて造
粒し、発泡組成物中に配合することが好ましい。特に、
アセトアミノフェンは、塩基性組成物とともにポリビニ
ルピロリドンを用いて予め造粒し、発泡組成物中に配合
することが好ましい。ポリビニルピロリドンを使用する
ことによって、より迅速に溶解する発泡組成物を製造す
ることができる。造粒に際して、ポリビニルピロリドン
は、適当な溶媒、例えば水、エタノール又はそれらの混
合溶媒等に溶解し、溶液として使用することができる。
その際の、ポリビニルピロリドン溶液は5〜20重量%
の割合でポリビニルピロリドンを含有することが好まし
く、8〜15重量%がより好ましい。ポリビニルピロリ
ドンの量は、発泡組成物中のアセトアミノフェンに対し
て0.5〜10重量%が好ましく、1〜2重量%がより
好ましい。
【0022】本発明のアセトアミノフェン含有発泡組成
物は、例えば、以下のようにして製造することができ
る。まず、塩基性組成物を構成する二酸化炭素源として
作用する試剤と所望により配合されるその他の成分、酸
性組成物を構成する二酸化炭素の放出を誘発する試剤と
所望により配合されるその他の成分をそれぞれ混合し、
別々に攪拌造粒機に投入して造粒する。
【0023】各成分を混合するためには、例えばリボン
型、ドラム型、V型、ダブルコーン型ミキサー等を使用
することができる。混合物を攪拌造粒機に投入し、造粒
する際、適当な結合剤又は結合溶液を添加することによ
り、さらに効率的に造粒することができる。結合剤又は
結合溶液としては、医薬品の製造に使用することができ
る限り特に限定されるものではないが、例えば、水、エ
タノール又はそれら混合物が挙げられる。結合剤又は結
合溶液の量は、造粒すべき成分に対して1〜30重量%
が好ましく、3〜10重量%がより好ましい。
【0024】造粒方法は、乾式造粒法又は湿式造粒法の
何れでもよいが、湿式造粒法が好ましく、なかでも撹拌
造粒法がより好ましい。次に、得られた造粒物を乾燥
し、整粒機で30〜600ミクロンにサイジングにして
各組成物を製造する。その後、さらに真空乾燥を行い、
水分を完全に除去してもよい。
【0025】造粒物の乾燥は、例えば、流動層乾燥機等
を用いる公知の方法により行うことができ、その際、4
0〜70℃の吸気温度が好ましく、55〜65℃がより
好ましい。また、乾燥時間は、0.25〜2時間が好ま
しく、0.5〜1時間がより好ましい。乾燥された造粒
物のサイジングは、例えば、所望の(例えば50〜10
0メッシュ)篩を装備した振動篩機(ダルトン社製)、
所望の(例えば0.4〜2mm)円形又は波形の穴のあ
いたスクリーンを装備したパワーミル(ダルトン社
製)、コーミル(パウレック社製)等を用いて行うこと
ができる。
【0026】所望により行われる真空乾燥は、20〜6
0℃の温度で行うことが好ましく、35〜45℃がより
好ましい。この際の乾燥時間は、4〜24時間が好まし
く、8〜10時間がより好ましい。このようにして製造
されたアセトアミノフェン、塩基性組成物及び酸性組成
物は別々に包装し、服用時に水中で混合してもよいが、
各組成物を予め混合して顆粒剤、錠剤等の所望の形態に
成型してもよい。
【0027】
【実施例】以下、本発明のアセトアミノフェン含有発泡
組成物を、製造例、実施例及び試験例を挙げて詳細に説
明する。製造例1 市販のアセトアミノフェンの結晶1kgを1mmの波形
スクリーンを装備したサンプルミル(不二パウダル社
製)に投入し、2〜4回粉砕することにより、アセトア
ミノフェンを微粒化した。
【0028】得られたアセトアミノフェンの粒子径及び
メディアン径は、レーザー回折型粒度分布測定器SAL
D−3000(島津製作所社製)を用いて、微粒子に光
を照射したときの粒子による散乱光強度の動径分布を測
定することにより求めた。その結果、粒子径は1〜30
ミクロンであり、メディアン径は5ミクロンであった。
【0029】また、得られたアセトアミノフェンの粉体
を、20cmの高さから漏斗を用いてメスシリンダーに
体積が20mlになるまで落下し、その際の重量を測定
することにより嵩密度を測定した。このときの重量は3
3.4gであり、よって、嵩密度は0.167g/ml
であった。
【0030】製造例2 製造例1の方法に準じて、アセトアミノフェンの結晶1
kgを1mmの波形スクリーンを装備したサンプルミル
(不二パウダル社製)に投入し、1〜2回粉砕すること
により、粒子径1〜50ミクロン、メディアン径10ミ
クロン、嵩密度0.173g/mlのアセトアミノフェ
ン粒子を得た。
【0031】実施例1 アセトアミノフェン及び塩基性組成物を含有する成分
の製造 製造例1で得られたアセトアミノフェン 300g 炭酸水素ナトリウム 300g 精製白糖 394g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、ポリビニル
ピロリドン6gを溶かした50%エタノール溶液55m
lを撹拌しながら加え、造粒した。その後、吸気温度約
60℃で乾燥し、造粒物を得た。得られた造粒物を0.
6mmの円形の穴を有するスクリーンを装備したコーミ
ル(整粒機、パウレック社製)でサイジングし、その後
40℃で、8時間真空乾燥することにより、粒子径が5
0〜500ミクロンの組成物を得た。
【0032】 酸性組成物を含有する成分の製造 アスコルビン酸 166.7g クエン酸 116.7g サッカリンナトリウム 20.0g 精製白糖 696.6g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、50%エタ
ノール溶液35mlを撹拌しながら加え、造粒した。そ
の後、吸気温度約60℃で乾燥し、造粒物を得た。得ら
れた造粒物を0.6mmの円形の穴を有するスクリーン
を装備したコーミル(整粒機、パウレック社製)でサイ
ジングし、その後40℃で、8時間真空乾燥することに
より、粒子径が50〜500ミクロンの組成物を得た。
【0033】上記のようにして得られたの成分との
成分とを重量比1:1の割合で混合し、発泡組成物を得
た。得られた発泡組成物2gを5℃又は20℃の水50
ml中に溶解した結果、発泡組成物は20℃の水中で1
5秒、5℃の水中では45秒で溶解し、不溶の薬剤の浮
遊は認められなかった。
【0034】実施例2 アセトアミノフェン及び塩基性組成物を含有する成分
の製造 製造例1で得られたアセトアミノフェン 300g 炭酸水素ナトリウム 400g 無水カフェイン 25g 精製白糖 769g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、ポリビニル
ピロリドン6gを溶かした50%エタノール溶液67m
lを撹拌しながら加え、造粒した。その後、吸気温度6
0℃で乾燥し、造粒物を得た。得られた造粒物を0.6
mmの円形の穴を有するスクリーンを装備したコーミル
(整粒機、パウレック社製)でサイジングし、その後4
0℃で、8時間真空乾燥することにより、粒子径が50
〜500ミクロンの組成物を得た。
【0035】酸性組成物を含有する成分の製造 クエン酸 400.7g サッカリンナトリウム 20.0g 臭化水素酸デキストロメトルファン 8.0g 精製白糖 1071.3g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、50%エタ
ノール溶液52mlを撹拌しながら加え、造粒した。そ
の後、吸気温度60℃で乾燥し、造粒物を得た。得られ
た造粒物を0.6mmの円形の穴を有するスクリーンを
装備したコーミル(整粒機、パウレック社製)でサイジ
ングし、その後40℃で、8時間真空乾燥することによ
り、粒子径が50〜500ミクロンの組成物を得た。
【0036】上記のようにして得られたの成分との
成分とを重量比1:1の割合で混合し、発泡組成物を得
た。得られた発泡組成物3gを5℃又は20℃の水50
ml中に溶解した結果、発泡組成物は20℃の水中で2
0秒、5℃の水中では50秒で溶解し、不溶の薬剤の浮
遊は認められなかった。
【0037】実施例3 アセトアミノフェン及び塩基性組成物を含有する成分の製造 製造例1で得られたアセトアミノフェン 300.0g 炭酸水素ナトリウム 300.0g グアイフェネシン 83.3g 無水カフェイン 50.0g 精製白糖 260.7g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、ポリビニル
ピロリドン6gを溶かした50%エタノール溶液55m
lを撹拌しながら加え、造粒した。その後、吸気温度6
0℃で乾燥し、造粒物を得た。得られた造粒物を0.6
mmの円形の穴を有するスクリーンを装備したコーミル
(整粒機、パウレック社製)でサイジングし、その後4
0℃で、8時間真空乾燥することにより、粒子径が50
〜500ミクロンの組成物を得た。
【0038】 酸性組成物を含有する成分の製造 アスコルビン酸 166.7g 酒石酸 116.7g マレイン酸カルビノキサミン 2.5g ヒベンズ酸チペピジン 24.0g 硝酸チアミン 8.0g アスパルテーム 15.0g サッカリンナトリウム 15.0g 精製白糖 652.0g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、50%エタ
ノール溶液35mlを撹拌しながら加え、造粒した。そ
の後、吸気温度60℃で乾燥し、造粒物を得た。得られ
た造粒物を0.6mmの円形の穴を有するスクリーンを
装備したコーミル(整粒機、パウレック社製)でサイジ
ングし、その後40℃で、8時間真空乾燥することによ
り、粒子径が50〜500ミクロンの組成物を得た。
【0039】上記のようにして得られたの成分との
成分とを重量比1:1の割合で混合し、発泡組成物を得
た。得られた発泡組成物2gを5℃又は20℃の水50
ml中に溶解した結果、発泡組成物は20℃の水中で2
0秒、5℃の水中では50秒で完全に溶解し、不溶の薬
剤の浮遊は認められなかった。
【0040】実施例4 アセトアミノフェン及び塩基性組成物を含有する成分
の製造 製造例1で得られたアセトアミノフェン 300g 炭酸水素ナトリウム 300g 塩酸プソイドエフェドリン 20g 安息香酸ナトリウムカフェイン 50g 粉末還元麦芽糖水アメ 324g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、ポリビニル
ピロリドン6gを溶かした50%エタノール溶液55m
lを撹拌しながら加え、造粒した。その後、吸気温度6
0℃で乾燥し、造粒物を得た。得られた造粒物を0.6
mmの円形の穴を有するスクリーンを装備したコーミル
(整粒機、パウレック社製)でサイジングし、その後4
0℃で、8時間真空乾燥することにより、粒子径が50
〜500ミクロンの組成物を得た。
【0041】 酸性組成物を含有する成分の製造 アスコルビン酸 166.7g 酒石酸 116.7g マレイン酸クロルフェニラミン 1.2g リン酸ジヒドロコデイン 8.0g グアヤコールスルホン酸カリウム 83.3g リン酸リボフラビンナトリウム 4.0g アスパルテーム 25.0g 粉末還元麦芽糖水アメ 595.0g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、50%エタ
ノール溶液53mlを撹拌しながら加え、造粒した。そ
の後、吸気温度60℃で乾燥し、造粒物を得た。得られ
た造粒物を0.6mmの円形の穴を有するスクリーンを
装備したコーミル(整粒機、パウレック社製)でサイジ
ングし、その後40℃で、8時間真空乾燥することによ
り、粒子径が50〜500ミクロンの組成物を得た。
【0042】上記のようにして得られたの成分との
成分とを重量比1:1の割合で混合し、発泡組成物を得
た。
【0043】実施例5 アセトアミノフェン及び塩基性組成物を含有する成分
の製造 製造例2で得られたアセトアミノフェン 300g 炭酸水素ナトリウム 300g dl−メチルエフェドリンサッカリン塩 20g 安息香酸ナトリウムカフェイン 50g 粉末還元麦芽糖水アメ 324g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、ポリビニル
ピロリドン6gを溶かした50%エタノール溶液55m
lを撹拌しながら加え、造粒した。その後、吸気温度6
0℃で乾燥し、造粒物を得た。得られた造粒物を0.6
mmの円形の穴を有するスクリーンを装備したコーミル
(整粒機、パウレック社製)でサイジングし、その後4
0℃で、8時間真空乾燥することにより、粒子径が50
〜500ミクロンの組成物を得た。
【0044】 酸性組成物を含有する成分の製造 アスコルビン酸 166.7g 酒石酸 116.7g マレイン酸クロルフェニラミン 1.2g リン酸ジヒドロコデイン 8.0g グアヤコールスルホン酸カリウム 83.3g リン酸リボフラビンナトリウム 4.0g アスパルテーム 10.0g 粉末還元麦芽糖水アメ 610.0g 上記の各成分を混合し、バーチカルグラニュレーター
(撹拌造粒機、パウレック社製)に投入し、50%エタ
ノール溶液53mlを撹拌しながら加え、造粒した。そ
の後、吸気温度60℃で乾燥し、造粒物を得た。得られ
た造粒物を0.6mmの円形の穴を有するスクリーンを
装備したコーミル(整粒機、パウレック社製)でサイジ
ングし、その後40℃で、8時間真空乾燥することによ
り、粒子径が50〜500ミクロンの組成物を得た。
【0045】上記のようにして得られたの成分との
成分とを重量比1:1の割合で混合し、発泡組成物を得
た。
【0046】比較例1 嵩密度0.356g/mlのアセトアミノフェン(粒子
径4〜190ミクロン、メディアン径38ミクロン)を
使用した以外は、実施例4と同様にして発泡組成物を調
製した。
【0047】比較例2 嵩密度0.105g/ml、粒子径0.1〜10ミクロ
ン、メディアン径2ミクロンのアセトアミノフェンを使
用した以外は、実施例4と同様にして発泡組成物を調製
した。
【0048】試験例1:アセトアミノフェン発泡組成物
における粒子径の影響 実施例4、実施例5、比較例1及び比較例2で得られた
発泡組成物及び市販品であるアセトアミノフェン配合発
泡製剤各2g(アセトフェノンとして各300mg)
に、5℃又は20℃の水50ml(市販品においては8
0ml)を加え、5℃においては60秒後(市販品は1
80秒後)、20℃においては30秒後(市販品は12
0秒後)のアセトアミノフェンの不溶物量を測定した。
【0049】不溶物量の測定は、水を加えてから一定時
間経過時に溶液を吸引ろ過し、ろ紙上の残留物及び溶解
した溶液内の残留物に含まれるアセトアミノフェン量を
高速液体クロマトグラムで定量することにより行った。
また、浮遊物の有無を観察した。なお、不溶物量は配合
アセトアミノフェンに対する不溶物の重量比(%)で表
した。その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1中、*1は30秒後に測定、*2は6
0秒後に測定、*3は120秒後に測定、*4は180
秒後に測定した値である。表1から明らかなように、実
施例4及び実施例5は、通常使用される20℃の水で
は、少量の水(50ml)でも15〜20秒程度でほぼ
完全に溶解し、30秒後には浮遊物が観察されず、アセ
トアミノフェンの不溶物量も約3〜4%と良好な結果が
得られた。さらに5℃の冷水50mlにおいても、45
秒〜60秒でほぼ完全に溶解し、60秒後には浮遊物が
観測されず、アセトアミノフェン不溶物量も2.8〜
6.2%と非常に良好な結果を示した。
【0052】これに対し、比較例1では、20℃、30
秒後の条件では浮遊物は観察されなかったが、アセトア
ミノフェン不溶物量が約17%と、実施例4及び実施例
5の約4〜5倍以上であった。さらに、5℃、60秒後
の条件にいたっては、アセトアミノフェンの不溶物量が
20%以上となり、溶解性に問題があった。また、比較
例2では、20℃、30秒後のアセトアミノフェンの不
溶物量は約5%であったが、5℃、60秒後の条件では
約10%の不溶物量が測定され、浮遊物も観察された。
さらに、市販品では、5℃、20℃ともに溶解時、液面
に不溶の薬剤が浮遊し、発泡・溶解時間が20℃では約
120秒、5℃では約180秒であった。また、アセト
アミノフェンの不溶物量は、80mlの水を用いたにも
かかわらず、20℃で約10%、5℃で約20%認めら
れた。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、嵩密度が0.2g/m
l未満であり、粒子径が1〜50ミクロンであるアセト
アミノフェンが配合されてなるため、低温・低容量の水
でも速やかに、かつほぼ完全に溶解する発泡組成物を得
ることができ、薬剤の浮遊物を生じない口当たりの良い
アセトアミノフェン発泡組成物を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA31 AA48 BB01 CC01 DD25 DD25A DD42 DD42A DD43 DD43A DD52A DD59 DD59A DD61T DD67A EE16A FF15 4C206 AA01 AA02 GA31 MA01 MA03 MA04 MA05 MA31 MA61 NA02 ZA07 ZA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵩密度が0.2g/ml未満であり、粒
    子径が1〜50ミクロンであるアセトアミノフェンを発
    泡剤に配合してなるアセトアミノフェン含有発泡組成
    物。
  2. 【請求項2】 アセトアミノフェンの嵩密度が、0.1
    2〜0.18g/mlである請求項1記載のアセトアミ
    ノフェン含有発泡組成物。
  3. 【請求項3】 アセトアミノフェンが、3〜20ミクロ
    ンのメディアン径を有する請求項1又は2記載のアセト
    アミノフェン含有発泡組成物。
  4. 【請求項4】 発泡剤が、二酸化炭素源として作用する
    試剤を含有する塩基性組成物と、二酸化炭素の放出を誘
    発する試剤を含有する酸性組成物とからなる請求項1〜
    3のいずれか1つに記載のアセトアミノフェン含有発泡
    組成物。
  5. 【請求項5】 二酸化炭素源として作用する試剤を含
    有する塩基性組成物とアセトアミノフェンとの混合物を
    造粒して得られる粒子径30〜600ミクロンの成分
    と、二酸化炭素の放出を誘発する試剤を含有する酸性
    組成物を造粒して得られる粒子径30〜600ミクロン
    の成分とを配合してなる請求項1〜4のいずれか1つに
    記載のアセトアミノフェン含有発泡組成物。
  6. 【請求項6】 の成分及びの成分の粒子径が、それ
    ぞれ50〜500ミクロンである請求項5記載のアセト
    アミノフェン含有発泡組成物。
  7. 【請求項7】 の成分が、塩基性組成物とアセトアミ
    ノフェンとをポリビニルピロリドンを用いて造粒して得
    られる請求項5又は6記載のアセトアミノフェン含有発
    泡組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392430B1 (ko) * 2001-02-01 2003-07-23 부광약품 주식회사 속효성과 지속성을 동시에 갖는 발포성 아세트아미노펜제제
JP2004099510A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Ss Pharmaceut Co Ltd 催眠用固形製剤
JP2008542396A (ja) * 2005-06-03 2008-11-27 エラン ファーマ インターナショナル リミテッド ナノ粒子アセトアミノフェン製剤
WO2020138036A1 (ja) * 2018-12-27 2020-07-02 花王株式会社 密封容器入り発泡性経口錠剤

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