JP2000072131A - 植物収容箱 - Google Patents
植物収容箱Info
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- JP2000072131A JP2000072131A JP10239990A JP23999098A JP2000072131A JP 2000072131 A JP2000072131 A JP 2000072131A JP 10239990 A JP10239990 A JP 10239990A JP 23999098 A JP23999098 A JP 23999098A JP 2000072131 A JP2000072131 A JP 2000072131A
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- Japan
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- piece
- plate
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- Pending
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来品と比して材料費、製造コストを低減す
ることができ、また、組立てが簡単かつ迅速であるとい
う機能を保持しつつ、プレゼント用の梱包材として好適
な植物収容箱を提供すること。 【解決手段】 4つの側板片と、一つの棚形成片と、を
有する展開板から組み立てられた箱であって、側板片の
内の一つ(2d)を側壁であると共に扉として、また、
棚形成片を植物(7)を支持する中仕切りとして、組み
立てる。
ることができ、また、組立てが簡単かつ迅速であるとい
う機能を保持しつつ、プレゼント用の梱包材として好適
な植物収容箱を提供すること。 【解決手段】 4つの側板片と、一つの棚形成片と、を
有する展開板から組み立てられた箱であって、側板片の
内の一つ(2d)を側壁であると共に扉として、また、
棚形成片を植物(7)を支持する中仕切りとして、組み
立てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる鉢植え植
物を鉢ごと収容し、主として搬送を目的として使用され
る植物収容箱に関する。
物を鉢ごと収容し、主として搬送を目的として使用され
る植物収容箱に関する。
【0002】
【従来の技術】かねてから、鉢植え植物の搬送は、段ボ
ール箱に植物を鉢ごと収容することにより行なわれてい
る。しかし、従来の植物収容箱は、ダンボール箱と、棚
を形成する中仕切とが別部材であるため、材料費、製造
コスト更には個別に組み立てる手間がかかると共に、ダ
ンボール箱のサイズの多様化に伴い、各サイズに合わせ
て複数種類の中仕切を用意しなければならないという問
題があった。そこで、本願出願人は、箱の側板の1つを
折り曲げて棚部を形成するようにし、箱本体と棚とを一
体化した植物収容箱を提案した(特願平8−29020
6号)。この植物収容箱によれば、中仕切部分(棚)が
箱と一体構造であるため、従来品と比して材料費、製造
コストを低減することができ、また、組立てが簡単かつ
迅速であるという利点があった。
ール箱に植物を鉢ごと収容することにより行なわれてい
る。しかし、従来の植物収容箱は、ダンボール箱と、棚
を形成する中仕切とが別部材であるため、材料費、製造
コスト更には個別に組み立てる手間がかかると共に、ダ
ンボール箱のサイズの多様化に伴い、各サイズに合わせ
て複数種類の中仕切を用意しなければならないという問
題があった。そこで、本願出願人は、箱の側板の1つを
折り曲げて棚部を形成するようにし、箱本体と棚とを一
体化した植物収容箱を提案した(特願平8−29020
6号)。この植物収容箱によれば、中仕切部分(棚)が
箱と一体構造であるため、従来品と比して材料費、製造
コストを低減することができ、また、組立てが簡単かつ
迅速であるという利点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本願出願人が
先に提案した植物収容箱では、箱の側板の一部を棚とし
て利用するため、当該側板の部位が開放された箱とな
る。一方、近年ではプレゼントとしての植物の価値が高
まっており、これを梱包する植物収容箱にも高い装飾性
が要求されている。この点に関し、当該植物収容箱で
は、その側板の一つが開放されているため、その装飾等
に不便な場合があり、また、プレゼントの梱包材として
は望ましいものではなかった。
先に提案した植物収容箱では、箱の側板の一部を棚とし
て利用するため、当該側板の部位が開放された箱とな
る。一方、近年ではプレゼントとしての植物の価値が高
まっており、これを梱包する植物収容箱にも高い装飾性
が要求されている。この点に関し、当該植物収容箱で
は、その側板の一つが開放されているため、その装飾等
に不便な場合があり、また、プレゼントの梱包材として
は望ましいものではなかった。
【0004】従って、本発明の目的は、本願出願人の上
記植物収容箱の機能を保持しつつ、プレゼント用の梱包
材として好適な植物収容箱を提供することにある。
記植物収容箱の機能を保持しつつ、プレゼント用の梱包
材として好適な植物収容箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、折り目
を介して横方向に連設された4つの側板片と、少くとも
一つの前記側板片に折り目を介して縦方向に連設された
天板片と、少くとも一つの前記側板片に折り目を介して
縦方向に連設された底板片と、から一体に成形された展
開板を、前記側板片を側板として、前記天板片を天板と
して、更に、前記底板片を底板として、箱状に組み立て
てなる植物収容箱において、前記展開板は、両端に位置
する前記側板片の一方の前記側板片の側方に折り目を介
して一体に設けられた棚形成片を備え、当該棚形成片
は、折り目を介して前記底板側から縦方向に順番に設け
られた棚側部と棚部とを備え、前記棚側部は前記一方の
側板片に連設され、前記棚部は前記一方の側板片に切り
離されて又は切離し自在に連結して設けられ、前記棚部
には鉢を挿入支持させるための孔と当該棚部を支持する
ための棚支持部を設け、前記棚形成片を、前記棚部を棚
板として、前記棚側部及び前記棚支持部により支持され
て前記側板に囲包された状態で棚状に組立ててなる植物
収容箱が提供される(請求項1)。
を介して横方向に連設された4つの側板片と、少くとも
一つの前記側板片に折り目を介して縦方向に連設された
天板片と、少くとも一つの前記側板片に折り目を介して
縦方向に連設された底板片と、から一体に成形された展
開板を、前記側板片を側板として、前記天板片を天板と
して、更に、前記底板片を底板として、箱状に組み立て
てなる植物収容箱において、前記展開板は、両端に位置
する前記側板片の一方の前記側板片の側方に折り目を介
して一体に設けられた棚形成片を備え、当該棚形成片
は、折り目を介して前記底板側から縦方向に順番に設け
られた棚側部と棚部とを備え、前記棚側部は前記一方の
側板片に連設され、前記棚部は前記一方の側板片に切り
離されて又は切離し自在に連結して設けられ、前記棚部
には鉢を挿入支持させるための孔と当該棚部を支持する
ための棚支持部を設け、前記棚形成片を、前記棚部を棚
板として、前記棚側部及び前記棚支持部により支持され
て前記側板に囲包された状態で棚状に組立ててなる植物
収容箱が提供される(請求項1)。
【0006】本発明の植物収容箱は、4つの前記側板、
前記天板及び前記底板によって、直方体に形成されたも
のであって、梱包時にその側板の一つが開放状態にない
と共に前記棚板は前記側板により囲包されたものであ
る。この時、前記棚板に支持された植物も前記側板に囲
包されている。従って、本発明の植物収容箱は、本願出
願人の上記出願の植物収容箱より側板が開放されていな
い点で外観が美しく、装飾等にも便利であり、植物が箱
に完全に囲包されるからプレゼント用の梱包材として好
適であるといった効果がある。また、前記展開板は一枚
の材なので、材料費及び製造コストの低減或は組立容易
といった上記本願出願人の提案した植物収容箱の機能も
保持される。
前記天板及び前記底板によって、直方体に形成されたも
のであって、梱包時にその側板の一つが開放状態にない
と共に前記棚板は前記側板により囲包されたものであ
る。この時、前記棚板に支持された植物も前記側板に囲
包されている。従って、本発明の植物収容箱は、本願出
願人の上記出願の植物収容箱より側板が開放されていな
い点で外観が美しく、装飾等にも便利であり、植物が箱
に完全に囲包されるからプレゼント用の梱包材として好
適であるといった効果がある。また、前記展開板は一枚
の材なので、材料費及び製造コストの低減或は組立容易
といった上記本願出願人の提案した植物収容箱の機能も
保持される。
【0007】本発明において、前記展開板の素材として
は、段ボール紙等の厚手の紙材等が好ましい。なお、前
記展開板の一部をくり抜いて収容された植物が外部から
垣間見えるようにすることにより装飾的効果を向上する
こともできる。前記係止部としては、例えば、両端に位
置する双方の前記側板片自体の一部を相互に差し込める
ように構成する場合の他、マジックテープ等の別の部材
を取り付けるようにしてもよい。
は、段ボール紙等の厚手の紙材等が好ましい。なお、前
記展開板の一部をくり抜いて収容された植物が外部から
垣間見えるようにすることにより装飾的効果を向上する
こともできる。前記係止部としては、例えば、両端に位
置する双方の前記側板片自体の一部を相互に差し込める
ように構成する場合の他、マジックテープ等の別の部材
を取り付けるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる植物収容箱
A(組立後の図4を参照。)を展開した展開板1の平面
図(箱の内側)である。展開板1は、一枚の紙材等を図
の形状に型抜き、折り目Q(1乃至17)、ミシン目P
(1乃至3)を施したものである。展開板1は、横方向
に折り目Q(1乃至3)を介して連設された4つの側板
片2(a乃至d)と、各側板片(a乃至d)の縦方向上
側に折り目Q(4乃至7)を介して連設された天板片3
(a乃至d)と、各側板片(a乃至d)の縦方向下側に
折り目Q(8乃至11)を介して連設された底板片4
(a乃至d)と、を備える。展開板1の各所に設けられ
た孔1’或は長孔1”はそれぞれ空気孔或は搬送時の手
の挿入孔として機能する。そして、展開板1は、両端に
位置する側板片2a及び2dのうち、左端の側板片2a
の左端辺に折り目Q12を介して連設された棚形成片5
を備える。
A(組立後の図4を参照。)を展開した展開板1の平面
図(箱の内側)である。展開板1は、一枚の紙材等を図
の形状に型抜き、折り目Q(1乃至17)、ミシン目P
(1乃至3)を施したものである。展開板1は、横方向
に折り目Q(1乃至3)を介して連設された4つの側板
片2(a乃至d)と、各側板片(a乃至d)の縦方向上
側に折り目Q(4乃至7)を介して連設された天板片3
(a乃至d)と、各側板片(a乃至d)の縦方向下側に
折り目Q(8乃至11)を介して連設された底板片4
(a乃至d)と、を備える。展開板1の各所に設けられ
た孔1’或は長孔1”はそれぞれ空気孔或は搬送時の手
の挿入孔として機能する。そして、展開板1は、両端に
位置する側板片2a及び2dのうち、左端の側板片2a
の左端辺に折り目Q12を介して連設された棚形成片5
を備える。
【0009】この棚形成片5は、折り目Q12の箇所と
ミシン目P1及びP2の箇所とにおいて部分的に側板片
2aに連設されており、組立時にはミシン目P1及びP
2の箇所は分離される。また、棚形成片5は、折り目Q
(13、14)を介して、底板辺4(a乃至d)から見
て縦方向上方に向かって順番に設けられた長方形領域の
棚側部5aと棚部5bと棚支持部5c及び5dとを備え
る。棚側部5a及び棚支持部5c及び5dとは、組立時
に形成される棚の高さを規定し、また、棚板を支持する
ものである。棚支持部5c及び5dは、折り目Q15に
おいて直角に折り曲げることができ、棚支持部5cは棚
の側面となり棚支持部5dは棚の底面となるが、折り目
Q14−Q15間の長さを折り目Q13−Q16間の長
さと略同じにすることにより棚板を水平に形成すること
ができる。棚部5bは組立時に形成される棚の棚板とな
るものであって、収容される鉢を支持するための孔6を
備える。孔6は、貫通した孔である小径部6bと、小径
部6bと中心を共通にする大径部6cとの間を所定間隔
で切り抜いて形成した小片6aとからなり、鉢を孔に挿
入した際に、この小片6aが撓んでこれを支持固定す
る。また、突出片6aの撓みにより複数のサイズの鉢を
支持することができる。なお、棚形成片5は、折り目Q
(16、17)をそれぞれ介して、棚側部5aの縦方向
下側に連設された底板片5eと、棚部5bの左側端に連
設された棚支持片5fと、を一体に備える。
ミシン目P1及びP2の箇所とにおいて部分的に側板片
2aに連設されており、組立時にはミシン目P1及びP
2の箇所は分離される。また、棚形成片5は、折り目Q
(13、14)を介して、底板辺4(a乃至d)から見
て縦方向上方に向かって順番に設けられた長方形領域の
棚側部5aと棚部5bと棚支持部5c及び5dとを備え
る。棚側部5a及び棚支持部5c及び5dとは、組立時
に形成される棚の高さを規定し、また、棚板を支持する
ものである。棚支持部5c及び5dは、折り目Q15に
おいて直角に折り曲げることができ、棚支持部5cは棚
の側面となり棚支持部5dは棚の底面となるが、折り目
Q14−Q15間の長さを折り目Q13−Q16間の長
さと略同じにすることにより棚板を水平に形成すること
ができる。棚部5bは組立時に形成される棚の棚板とな
るものであって、収容される鉢を支持するための孔6を
備える。孔6は、貫通した孔である小径部6bと、小径
部6bと中心を共通にする大径部6cとの間を所定間隔
で切り抜いて形成した小片6aとからなり、鉢を孔に挿
入した際に、この小片6aが撓んでこれを支持固定す
る。また、突出片6aの撓みにより複数のサイズの鉢を
支持することができる。なお、棚形成片5は、折り目Q
(16、17)をそれぞれ介して、棚側部5aの縦方向
下側に連設された底板片5eと、棚部5bの左側端に連
設された棚支持片5fと、を一体に備える。
【0010】底板片5eは、底板片4(a乃至d)と相
俟って底板を形成するためのものであり、また、棚支持
片5fは、組立て時に鉢を直接支持する棚部5bを棚側
部5a及び棚支持部5c及び5dと相俟って支持するた
めのものであるが、これらの片5e及び5fは、底板片
4a乃至4dにより底板が十分に形成できる場合、或
は、棚側部5a及び棚支持部5c及び5dにより組立時
に棚部5bを十分に支持できる場合、は必ずしも必要な
い。また、棚支持部5dについても、棚部5bの支持が
棚支持部5cのみで十分であれば必ずしも必要ない。
俟って底板を形成するためのものであり、また、棚支持
片5fは、組立て時に鉢を直接支持する棚部5bを棚側
部5a及び棚支持部5c及び5dと相俟って支持するた
めのものであるが、これらの片5e及び5fは、底板片
4a乃至4dにより底板が十分に形成できる場合、或
は、棚側部5a及び棚支持部5c及び5dにより組立時
に棚部5bを十分に支持できる場合、は必ずしも必要な
い。また、棚支持部5dについても、棚部5bの支持が
棚支持部5cのみで十分であれば必ずしも必要ない。
【0011】側板片2dは、その右側端にミシン目P3
を介して連設された貼りしろ2d’と、貼りしろ2d’
の下端から横方向に延設されたスリット2d”とを備え
る。ミシン目P3の途中には、ミシン目P1及びP2に
対応する位置に配置された2つのスリットP3’が施さ
れている。組立時に、このスリットP3’にはミシン目
P1及びP2が切り離されることにより生じる小片が挿
入される。
を介して連設された貼りしろ2d’と、貼りしろ2d’
の下端から横方向に延設されたスリット2d”とを備え
る。ミシン目P3の途中には、ミシン目P1及びP2に
対応する位置に配置された2つのスリットP3’が施さ
れている。組立時に、このスリットP3’にはミシン目
P1及びP2が切り離されることにより生じる小片が挿
入される。
【0012】次に、展開板1を組立てて植物を収容・梱
包し、植物収容箱に至る工程について説明する。折り目
Q(1、2、3、12、17)及びミシン目P(1、
2)において、側板片2(a乃至d)及び棚形成片5を
各々直角に折り曲げ、棚形成片5と側板片2dが重なる
ようにして方形筒状に形成する。そして、折り目Q
(8、9、10、11、16)において、底板片5e及
び4(a乃至d)を各々直角に折り曲げ、底板片5e→
4d→4a及び4c→4bの順番に重ね併せて底板14
を形成し、のり、クラフトテープ等(図示しない)でこ
れを固定する(図2(a)及び(b))。
包し、植物収容箱に至る工程について説明する。折り目
Q(1、2、3、12、17)及びミシン目P(1、
2)において、側板片2(a乃至d)及び棚形成片5を
各々直角に折り曲げ、棚形成片5と側板片2dが重なる
ようにして方形筒状に形成する。そして、折り目Q
(8、9、10、11、16)において、底板片5e及
び4(a乃至d)を各々直角に折り曲げ、底板片5e→
4d→4a及び4c→4bの順番に重ね併せて底板14
を形成し、のり、クラフトテープ等(図示しない)でこ
れを固定する(図2(a)及び(b))。
【0013】次に、ミシン目P(1、2)を切り離し
て、折り目Q(13、14、15)において、棚形成片
5の棚部5b、棚支持部5c及び5d、更に、棚支持片
5dをそれぞれ直角に折り曲げて、棚15を形成し、棚
15の孔6に収容すべき植物が植えられた鉢7を挿入、
支持させる(図3)。
て、折り目Q(13、14、15)において、棚形成片
5の棚部5b、棚支持部5c及び5d、更に、棚支持片
5dをそれぞれ直角に折り曲げて、棚15を形成し、棚
15の孔6に収容すべき植物が植えられた鉢7を挿入、
支持させる(図3)。
【0014】次に、ミシン目P1及びP2を切り離した
ことにより生じた小片P1’及びP2’を側板片2dの
2つのスリットP3’にそれぞれ挿入して箱の強度を安
定させた状態で、ミシン目P3において、貼りしろ2
d’を直角に折り曲げ、側板片2aにのり、クラフトテ
ープ等(図示しない)でこれを貼着して固定する。最後
に、折り目Q(4、5、6、7)において、天板片3
(a、b、c、d)を直角に折り曲げ、天板片3を、3
a及び3c→3b及び3dの順番に重ね併せて天板13
を形成し、のり、クラフトテープ等(図示しない)でこ
れを貼着して固定することにより、植物を収容した植物
収容箱Aが完成する(図4)。
ことにより生じた小片P1’及びP2’を側板片2dの
2つのスリットP3’にそれぞれ挿入して箱の強度を安
定させた状態で、ミシン目P3において、貼りしろ2
d’を直角に折り曲げ、側板片2aにのり、クラフトテ
ープ等(図示しない)でこれを貼着して固定する。最後
に、折り目Q(4、5、6、7)において、天板片3
(a、b、c、d)を直角に折り曲げ、天板片3を、3
a及び3c→3b及び3dの順番に重ね併せて天板13
を形成し、のり、クラフトテープ等(図示しない)でこ
れを貼着して固定することにより、植物を収容した植物
収容箱Aが完成する(図4)。
【0015】植物収容箱は、側板片2(a乃至d)によ
り形成された側板12(a乃至d)と、天板片3(a乃
至d)により形成された天板13と、底板片4(a乃至
d)及び底板片5eにより形成された底板14と、から
構成される完全な箱体なので、プレゼントの梱包材とし
て外観がよいと共にリボンや文字、図形、模様柄等によ
って側板等を装飾しやすいものとなる。なお、図から明
らかなように、棚15は側板12(a乃至d)に囲包さ
れた状態となる。
り形成された側板12(a乃至d)と、天板片3(a乃
至d)により形成された天板13と、底板片4(a乃至
d)及び底板片5eにより形成された底板14と、から
構成される完全な箱体なので、プレゼントの梱包材とし
て外観がよいと共にリボンや文字、図形、模様柄等によ
って側板等を装飾しやすいものとなる。なお、図から明
らかなように、棚15は側板12(a乃至d)に囲包さ
れた状態となる。
【0016】一方、植物収容箱Aを開封する場合には、
天板13の貼着を解除して、天板片3dを側板片3dを
開くように引っ張ると、ミシン目P3において貼りしろ
2d’と側板片2dとが分離し、切れ目2d”より上側
の側板片2dが天板片3dと共に折り目Q3を中心とし
て回動し、箱が開封される。この場合において、展開板
1における折り目Q7をミシン目として分離可能に構成
すれば、天板の固定を解除すること無く、側板片2dを
開くことができる。
天板13の貼着を解除して、天板片3dを側板片3dを
開くように引っ張ると、ミシン目P3において貼りしろ
2d’と側板片2dとが分離し、切れ目2d”より上側
の側板片2dが天板片3dと共に折り目Q3を中心とし
て回動し、箱が開封される。この場合において、展開板
1における折り目Q7をミシン目として分離可能に構成
すれば、天板の固定を解除すること無く、側板片2dを
開くことができる。
【0017】次に、上述した棚支持部5c及び5dの他
の態様による棚15の形成手法ついて説明する。図6
は、その特徴的な構造部分のみを略式に表したものであ
る。図6において、棚支持部5c’は、棚部5b’に連
設された小片として構成されている。そして、この棚支
持部5c’を側板片2b’に新たに設けたスリット2
b’に挿入することにより、棚側部5a’と相俟って棚
部5b’を支持する。係る手法では、支持力は弱いが、
材料コストの削減及び組立て簡易といった利点がある。
の態様による棚15の形成手法ついて説明する。図6
は、その特徴的な構造部分のみを略式に表したものであ
る。図6において、棚支持部5c’は、棚部5b’に連
設された小片として構成されている。そして、この棚支
持部5c’を側板片2b’に新たに設けたスリット2
b’に挿入することにより、棚側部5a’と相俟って棚
部5b’を支持する。係る手法では、支持力は弱いが、
材料コストの削減及び組立て簡易といった利点がある。
【図1】植物収容箱Aを展開した展開板1の平面図であ
る。
る。
【図2】(a)展開板1を方形筒状に組み立てた態様を
示す図である。 (b)底板片4a乃至4d及び底板片5eを組立て、底
板14を形成した態様のその底面図である。
示す図である。 (b)底板片4a乃至4d及び底板片5eを組立て、底
板14を形成した態様のその底面図である。
【図3】棚15を形成し、鉢7を収容した態様を示す図
である。
である。
【図4】組み立てられた植物収容箱Aの外観図である。
【図5】植物収容箱Aを開封した態様を示す外観図であ
る。
る。
【図6】棚支持部5c及び5dの他の態様による棚15
の形成手法を示す図である。
の形成手法を示す図である。
A 植物収容箱 P ミシン目 Q 折り目 1 展開板 2 側板片 3 天板片 4 底板片 5 棚形成片 12 側板 13 天板 14 底板 15 棚 7 鉢
Claims (1)
- 【請求項1】 折り目を介して横方向に連設された4つ
の側板片と、少くとも一つの前記側板片に折り目を介し
て縦方向に連設された天板片と、少くとも一つの前記側
板片に折り目を介して縦方向に連設された底板片と、か
ら一体に成形された展開板を、前記側板片を側板とし
て、前記天板片を天板として、更に、前記底板片を底板
として、箱状に組み立ててなる植物収容箱において、 前記展開板は、両端に位置する前記側板片の一方の前記
側板片の側方に折り目を介して一体に設けられた棚形成
片を備え、 当該棚形成片は、折り目を介して前記底板側から縦方向
に順番に設けられた棚側部と棚部とを備え、前記棚側部
は前記一方の側板片に連設され、前記棚部は前記一方の
側板片に切り離されて又は切離し自在に連結して設けら
れ、前記棚部には鉢を挿入支持させるための孔と当該棚
部を支持するための棚支持部を設け、 前記棚形成片を、前記棚部を棚板として、前記棚側部及
び前記棚支持部により支持されて前記側板に囲包された
状態で棚状に組立ててなる植物収容箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10239990A JP2000072131A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 植物収容箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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