JP2000071826A - 車両用シートバックフレーム - Google Patents

車両用シートバックフレーム

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JP2000071826A
JP2000071826A JP10260929A JP26092998A JP2000071826A JP 2000071826 A JP2000071826 A JP 2000071826A JP 10260929 A JP10260929 A JP 10260929A JP 26092998 A JP26092998 A JP 26092998A JP 2000071826 A JP2000071826 A JP 2000071826A
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Japan
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frame
bracket
seat back
back frame
pair
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JP10260929A
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Tsutomu Oda
田 勉 小
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバックフレームに別部品からなる補強
ブラケットを固着することなく剛性を強化する。構成が
簡易で組付作業能率を向上させる。部品点数を減少させ
る。 【解決手段】 中折れ軸支部14を下部フレーム12の
上部に固着された下部ブラケット16と、上部フレーム
11の下部に固着された上部ブラケット17と、下部ブ
ラケット16と上部ブラケット17の先端側に挿通され
た枢支ピン18とから形成する。下部ブラケット16の
両側部には同一方向に突出するフランジ部21a,21
bを形成する。上部ブラケット7の両側部には互いに異
なる方向に突出するフランジ部22a,22bを形成す
る。シートクッション2のリヤモスト状態で下部ブラケ
ット16と上部ブラケット17の同一方向に突出するフ
ランジ部21b,22bを相互に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートバッ
クフレームに関し、更に詳細に説明すると、シートバッ
クフレームが上、下に二分割して形成され、該シートバ
ックフレームの上部フレームと下部フレームとが中折れ
軸支部により相対的に回動可能に連結され、前記下部フ
レームの下端が前後移動可能なシートクッションの後部
に枢支され、前記上部フレームが下部フレームの前後動
に応じて上下動するようになされた車両用シートバック
フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に示す如く、従来の車両用
リヤシート1は、シートクッション2が前後スライド機
構5により前後に移動可能に構成され、シートバック3
のシートバックフレーム7が上、下に二分割して形成さ
れ、このシートバックフレーム7の上部フレーム11と
下部フレーム12とが中折れ軸支部14により相対的に
回動可能に連結され、前記下部フレーム12の下端が前
後移動可能なシートクッション2の後部にヒンジピン4
により枢支されている。
【0003】前記シートバックフレーム7の上部フレー
ム11が下部フレーム12の前後動に応じて上下動する
ように形成されている。また中折れ軸支部14は下部フ
レーム12の上部に固着された下部ブラケット16と、
上部フレーム11の下部に固着された上部ブラケット1
7と、前記下部ブラケット16と上部ブラケット17の
先端側に夫々挿通された枢支ピン18とを備えている。
【0004】また上部フレーム11の下部には補強ブラ
ケット20が下方に突出して形成され、シートクッショ
ン2がリヤモスト状態で、即ち、シートバックフレーム
7が上方に移動している状態で、ヘッドレスト25側よ
り上部フレーム11に加えられる荷重を補強ブラケット
20を介して下部フレーム12に伝達し、シートバック
フレーム7の剛性を強化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の車両
用リヤシート1のシートバックフレーム7は上部フレー
ム11と下部フレーム12とから形成され、上部フレー
ム11と下部フレーム12とが中折れ軸支部14により
相対的に回動可能に連結されているため前後方向の剛性
が弱く、この剛性を強化するために補強ブラケット20
を設けているので、構成が複雑となり、補強ブラケット
20の溶着作業が煩雑であり、また部品点数が増大し、
コストアップとなる欠点を有していた。
【0006】本発明の目的は、車両用シートのシートバ
ックのシートバックフレームが上、下に二分割して形成
されている場合に、シートバックフレームに別部品から
なる補強ブラケットを固着することなく剛性を強化する
ことができ、構成が簡易で組付作業能率を向上させるこ
とができ、部品点数を減少させることができ、経済性に
優れた車両用シートバックフレームを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
車両用シートバックフレームは、シートバックフレーム
が上、下に二分割して形成され、該シートバックフレー
ムの上部フレームと下部フレームとが中折れ軸支部によ
り相対的に回動可能に連結され、前記下部フレームの下
端が前後移動可能なシートクッションの後部に枢支さ
れ、前記上部フレームが下部フレームの前後動に応じて
上下動するようになされた車両用シートバックフレーム
において、前記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固
着された下部ブラケットと、上部フレームの下部に固着
された上部ブラケットと、前記下部ブラケットと上部ブ
ラケットの先端側に挿通された枢支ピンとを備え、前記
下部ブラケットと上部ブラケットの側部にはフランジ部
が夫々形成され、前記シートクッションのリヤモスト状
態で下部ブラケットと上部ブラケットのフランジ部が係
合するようになされていることを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項2に係る車両用シー
トバックフレームは、シートバックフレームが上、下に
二分割して形成され、該シートバックフレームの上部フ
レームと下部フレームとが中折れ軸支部により相対的に
回動可能に連結され、前記下部フレームの下端が前後移
動可能なシートクッションの後部に枢支され、前記上部
フレームが下部フレームの前後動に応じて上下動するよ
うになされた車両用シートバックフレームにおいて、前
記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固着された下部
ブラケットと、上部フレームの下部に固着された上部ブ
ラケットと、前記下部ブラケットと上部ブラケットの先
端側に挿通された枢支ピンとを備え、前記下部ブラケッ
トの両側部には同一方向に突出するフランジ部が形成さ
れ、前記上部ブラケットの両側部には互いに異なる方向
に突出するフランジ部が形成され、前記シートクッショ
ンのリヤモスト状態で下部ブラケットと上部ブラケット
の同一方向に突出するフランジ部が相互に係合するよう
になされていることを特徴とする。
【0009】更に、本発明の請求項3に係る車両用シー
トバックフレームは、シートバックフレームが上、下に
二分割して形成され、該シートバックフレームの上部フ
レームと下部フレームとが中折れ軸支部により相対的に
回動可能に連結され、前記下部フレームの下端が前後移
動可能なシートクッションの後部に枢支され、前記上部
フレームが下部フレームの前後動に応じて上下動するよ
うになされた車両用シートバックフレームにおいて、前
記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固着された左右
一対の下部ブラケットと、上部フレームの下部に固着さ
れた左右一対の上部ブラケットと、前記左右一対の下部
ブラケットと左右一対の上部ブラケットの先端側に夫々
挿通された枢支ピンとを備え、前記左右一対の下部ブラ
ケットの両側部には同一方向に突出するフランジ部が形
成され、前記左右一対の上部ブラケットの両側部には互
いに異なる方向に突出するフランジ部が形成され、前記
シートクッションのリヤモスト状態で左右一対の下部ブ
ラケットと左右一対の上部ブラケットの同一方向に突出
するフランジ部が相互に係合するようになされているこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の請求項1に係る車両用シートバッ
クフレームによれば、中折れ軸支部は下部フレームの上
部に固着された下部ブラケットと、上部フレームの下部
に固着された上部ブラケットと、前記下部ブラケットと
上部ブラケットの先端側に挿通された枢支ピンとを備
え、前記下部ブラケットと上部ブラケットの側部にはフ
ランジ部が夫々形成され、前記シートクッションのリヤ
モスト状態で下部ブラケットと上部ブラケットのフラン
ジ部が係合するようになされているので、シートバック
フレームの上部フレームが上方に移動している状態で、
シートバックフレームの上部に荷重が加えられても、下
部ブラケットと上部ブラケットのフランジ部が係合して
いるので、上部フレームより下部フレームに荷重が伝達
され、シートバックフレームの剛性を向上させることが
できる。
【0011】本発明の請求項2に係る車両用シートバッ
クフレームによれば、中折れ軸支部は下部フレームの上
部に固着された下部ブラケットと、上部フレームの下部
に固着された上部ブラケットと、前記下部ブラケットと
上部ブラケットの先端側に挿通された枢支ピンとを備
え、前記下部ブラケットの両側部には同一方向に突出す
るフランジ部が形成され、前記上部ブラケットの両側部
には互いに異なる方向に突出するフランジ部が形成さ
れ、前記シートクッションのリヤモスト状態で下部ブラ
ケットと上部ブラケットの同一方向に突出するフランジ
部が相互に係合するようになされているので、シートバ
ックフレームの上部フレームが上方に移動している状態
で、シートバックフレームの上部に荷重が加えられて
も、下部ブラケットと上部ブラケットの同一方向に突出
するフランジ部が係合しているので、上部フレームより
下部フレームに荷重が伝達され、シートバックフレーム
の剛性を向上させることができ、またシートクッション
のフロントモスト状態では上部ブラケットの異なる方向
に突出するフランジ部が下部ブラケットの同一方向に突
出するフランジ部と係合することがない。
【0012】本発明の請求項3に係る車両用シートバッ
クフレームによれば、中折れ軸支部は下部フレームの上
部に固着された左右一対の下部ブラケットと、上部フレ
ームの下部に固着された左右一対の上部ブラケットと、
前記左右一対の下部ブラケットと左右一対の上部ブラケ
ットの先端側に夫々挿通された枢支ピンとを備え、前記
左右一対の下部ブラケットの両側部には同一方向に突出
するフランジ部が形成され、前記左右一対の上部ブラケ
ットの両側部には互いに異なる方向に突出するフランジ
部が形成され、前記シートクッションのリヤモスト状態
で左右一対の下部ブラケットと左右一対の上部ブラケッ
トの同一方向に突出するフランジ部が相互に係合するよ
うになされているので、シートバックフレームの上部フ
レームが上方に移動している状態で、シートバックフレ
ームの上部に荷重が加えられても、左右一対の下部ブラ
ケットと左右一対の上部ブラケットの同一方向に突出す
るフランジ部が夫々係合しているので、上部フレームよ
り下部フレームに荷重が伝達され、シートバックフレー
ムの剛性を向上させることができ、またシートクッショ
ンのフロントモスト状態では左右一対の上部ブラケット
の異なる方向に突出するフランジ部が左右一対の下部ブ
ラケットの同一方向に突出するフランジ部と夫々係合す
ることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる車両用シー
トバックフレームの実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1乃至図4は本発明に係わる車両用シートバック
フレームの実施の形態を夫々示すものであり、前述せる
従来の技術と対応する部分には同一符号を付してこれ以
上の詳細説明はこれを省略する。
【0014】図1に示す如く、車両用リヤシート1は、
シートクッション2とシートバック3とを備え、シート
クッション2が前後スライド機構5により前後に移動可
能に構成され、シートバック3のシートバックフレーム
7が上、下に二分割して形成されている。
【0015】前記シートバックフレーム7は略枠状に形
成された上部フレーム11と下部フレーム12とを備
え、上部フレーム11にはヘッドレスト25が設けられ
ている。また上部フレーム11と下部フレーム12とが
中折れ軸支部14により相対的に回動可能に連結され、
前記下部フレーム12の下端が前後移動可能なシートク
ッション2の後部にヒンジピン4により枢支されてい
る。
【0016】前記シートバックフレーム7の上部フレー
ム11が下部フレーム12の前後動に応じて上下動する
ように上部フレーム11の側部に長穴11aが形成さ
れ、この長穴11aを相対的に上下摺動するピン8aが
車体側に固着されたブラケット8に形成されている。
尚、シートバックフレーム7は図示の形状に限定される
ものではなく、種々変形することができる。
【0017】また中折れ軸支部14は下部フレーム12
の上部に固着された下部ブラケット16と、上部フレー
ム11の下部に固着された上部ブラケット17と、前記
下部ブラケット16と上部ブラケット17の先端側に夫
々挿通された枢支ピン18とを備えている。
【0018】前記下部ブラケット16と上部ブラケット
17の側部にはフランジ部21,22が夫々形成されて
いる。前記シートクッション2のリヤモスト状態で下部
ブラケット16と上部ブラケット17のフランジ部2
1,22が夫々係合するようになされている。
【0019】図2に示す如く、前記下部フレーム12の
上部に固着された下部ブラケット16の左右一対の両側
部のフランジ部21a,21bは夫々外方に突出して形
成され、上部フレーム11の下部に固着された上部ブラ
ケット17の左右一対の両側部のフランジ部22a,2
2bは互いに異なる方向に突出する。
【0020】また上部ブラケット17のフランジ部22
bは下部ブラケット16の左右一対の両側部のフランジ
部21a,21bと同一方向に突出して形成され、上部
ブラケット17のフランジ部22aは下部ブラケット1
6の左右一対の両側部のフランジ部21a,21bと異
なる方向に突出して形成されている。
【0021】この下部ブラケット16と上部ブラケット
17のフランジ部21,22により下部ブラケット16
と上部ブラケット17の剛性が強化される。尚、下部ブ
ラケット16と上部ブラケット17の位置が左右逆に形
成される場合にはフランジ部21,22を逆方向に突出
させて形成すればよい。またフランジ部21,22のフ
ランジ部21a,21b、フランジ部22a,22bの
突出方向は図示のものに限定されるものではなく、種々
変更することができる。
【0022】図3に示す如く、シートクッション2がフ
ロントモスト状態で、即ち、シートバックフレーム7の
上部フレーム11が下方に移動している状態で、ヘッド
レスト25側より荷重が加えられると、上部フレーム1
1に加えられる荷重は上部ブラケット17より下部ブラ
ケット16を介して下部フレーム12に伝達されると共
に、上部フレーム11の長穴11aに挿通されたブラケ
ット8のピン8aを介して車体側に伝達される。
【0023】図4に示す如く、シートクッション2がリ
ヤモスト状態で、即ち、シートバックフレーム7の上部
フレーム11が上方に移動し、ヘッドレスト25が上方
に突出している状態で、上部フレーム11に加えられる
荷重は上部ブラケット17のフランジ部22bと下部ブ
ラケット16のフランジ部21bの相互の端部との係合
により受け止められ、剛性を強化した状態で、下部フレ
ーム12に伝達される。尚、上部ブラケット17のフラ
ンジ部22bと下部ブラケット16のフランジ部21b
の相互に係合する端部の肉厚を増大し、または当接面積
を増大させて強度を向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両用シートバッ
クフレームの実施の形態であるが、本発明の請求項1に
係る車両用シートバックフレームによれば、中折れ軸支
部は下部フレームの上部に固着された下部ブラケット
と、上部フレームの下部に固着された上部ブラケット
と、前記下部ブラケットと上部ブラケットの先端側に挿
通された枢支ピンとを備え、前記下部ブラケットと上部
ブラケットの側部にはフランジ部が夫々形成され、前記
シートクッションのリヤモスト状態で下部ブラケットと
上部ブラケットのフランジ部が係合するようになされて
いるので、シートバックフレームの上部フレームが上方
に移動している状態で、シートバックフレームの上部に
荷重が加えられても、下部ブラケットと上部ブラケット
のフランジ部が係合しているので、上部フレームより下
部フレームに荷重が伝達され、シートバックフレームの
剛性を向上させることができる。
【0025】本発明の請求項2に係る車両用シートバッ
クフレームによれば、中折れ軸支部は下部フレームの上
部に固着された下部ブラケットと、上部フレームの下部
に固着された上部ブラケットと、前記下部ブラケットと
上部ブラケットの先端側に挿通された枢支ピンとを備
え、前記下部ブラケットの両側部には同一方向に突出す
るフランジ部が形成され、前記上部ブラケットの両側部
には互いに異なる方向に突出するフランジ部が形成さ
れ、前記シートクッションのリヤモスト状態で下部ブラ
ケットと上部ブラケットの同一方向に突出するフランジ
部が相互に係合するようになされているので、シートバ
ックフレームの上部フレームが上方に移動している状態
で、シートバックフレームの上部に荷重が加えられて
も、下部ブラケットと上部ブラケットの同一方向に突出
するフランジ部が係合しているので、上部フレームより
下部フレームに荷重が伝達され、シートバックフレーム
の剛性を向上させることができ、またシートクッション
のフロントモスト状態では上部ブラケットの異なる方向
に突出するフランジ部が下部ブラケットの同一方向に突
出するフランジ部と係合することがない。
【0026】本発明の請求項3に係る車両用シートバッ
クフレームによれば、中折れ軸支部は下部フレームの上
部に固着された左右一対の下部ブラケットと、上部フレ
ームの下部に固着された左右一対の上部ブラケットと、
前記左右一対の下部ブラケットと左右一対の上部ブラケ
ットの先端側に夫々挿通された枢支ピンとを備え、前記
左右一対の下部ブラケットの両側部には同一方向に突出
するフランジ部が形成され、前記左右一対の上部ブラケ
ットの両側部には互いに異なる方向に突出するフランジ
部が形成され、前記シートクッションのリヤモスト状態
で左右一対の下部ブラケットと左右一対の上部ブラケッ
トの同一方向に突出するフランジ部が相互に係合するよ
うになされているので、シートバックフレームの上部フ
レームが上方に移動している状態で、シートバックフレ
ームの上部に荷重が加えられても、左右一対の下部ブラ
ケットと左右一対の上部ブラケットの同一方向に突出す
るフランジ部が夫々係合しているので、上部フレームよ
り下部フレームに荷重が伝達され、シートバックフレー
ムの剛性を向上させることができ、またシートクッショ
ンのフロントモスト状態では左右一対の上部ブラケット
の異なる方向に突出するフランジ部が左右一対の下部ブ
ラケットの同一方向に突出するフランジ部と夫々係合す
ることがない。
【0027】本発明によれば、車両用シートのシートバ
ックのシートバックフレームが上、下に二分割して形成
されている場合に、シートバックフレームに別部品から
なる補強ブラケットを固着することなく剛性を強化する
ことができ、構成が簡易で組付作業能率を向上させるこ
とができ、部品点数を減少させることができ、経済性に
優れた車両用シートバックフレームを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートバックフレームの側
面図。
【図2】本発明に係る車両用シートバックフレームの中
折れ軸支部の下部ブラケットと上部ブラケットの斜視
図。
【図3】本発明に係る車両用シートバックフレームの中
折れ軸支部の下部ブラケットと上部ブラケットのフロン
トモスト状態の側面図。
【図4】本発明に係る車両用シートバックフレームの中
折れ軸支部の下部ブラケットと上部ブラケットのリヤモ
スト状態の側面図。
【図5】従来の車両用リヤシートのシートバックフレー
ムの斜視図。
【図6】従来の車両用リヤシートの側面図。
【符号の説明】
1 車両用リヤシート 2 シートクッション 3 シートバック 4 ヒンジピン 5 前後スライド機構 8 ブラケット 8a ピン 11 上部フレーム 11a 長穴 12 下部フレーム 14 中折れ軸支部 16 下部ブラケット 17 上部ブラケット 18 枢支ピン 21 フランジ部 21a フランジ部 21b フランジ部 22 フランジ部 22a フランジ部 22b フランジ部 25 ヘッドレスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームが上、下に二分割
    して形成され、該シートバックフレームの上部フレーム
    と下部フレームとが中折れ軸支部により相対的に回動可
    能に連結され、前記下部フレームの下端が前後移動可能
    なシートクッションの後部に枢支され、前記上部フレー
    ムが下部フレームの前後動に応じて上下動するようにな
    された車両用シートバックフレームにおいて、 前記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固着された下
    部ブラケットと、上部フレームの下部に固着された上部
    ブラケットと、前記下部ブラケットと上部ブラケットの
    先端側に挿通された枢支ピンとを備え、前記下部ブラケ
    ットと上部ブラケットの側部にはフランジ部が夫々形成
    され、前記シートクッションのリヤモスト状態で下部ブ
    ラケットと上部ブラケットのフランジ部が係合するよう
    になされていることを特徴とする車両用シートバックフ
    レーム。
  2. 【請求項2】 シートバックフレームが上、下に二分割
    して形成され、該シートバックフレームの上部フレーム
    と下部フレームとが中折れ軸支部により相対的に回動可
    能に連結され、前記下部フレームの下端が前後移動可能
    なシートクッションの後部に枢支され、前記上部フレー
    ムが下部フレームの前後動に応じて上下動するようにな
    された車両用シートバックフレームにおいて、 前記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固着された下
    部ブラケットと、上部フレームの下部に固着された上部
    ブラケットと、前記下部ブラケットと上部ブラケットの
    先端側に挿通された枢支ピンとを備え、前記下部ブラケ
    ットの両側部には同一方向に突出するフランジ部が形成
    され、前記上部ブラケットの両側部には互いに異なる方
    向に突出するフランジ部が形成され、前記シートクッシ
    ョンのリヤモスト状態で下部ブラケットと上部ブラケッ
    トの同一方向に突出するフランジ部が相互に係合するよ
    うになされていることを特徴とする車両用シートバック
    フレーム。
  3. 【請求項3】 シートバックフレームが上、下に二分割
    して形成され、該シートバックフレームの上部フレーム
    と下部フレームとが中折れ軸支部により相対的に回動可
    能に連結され、前記下部フレームの下端が前後移動可能
    なシートクッションの後部に枢支され、前記上部フレー
    ムが下部フレームの前後動に応じて上下動するようにな
    された車両用シートバックフレームにおいて、 前記中折れ軸支部は下部フレームの上部に固着された左
    右一対の下部ブラケットと、上部フレームの下部に固着
    された左右一対の上部ブラケットと、前記左右一対の下
    部ブラケットと左右一対の上部ブラケットの先端側に夫
    々挿通された枢支ピンとを備え、前記左右一対の下部ブ
    ラケットの両側部には同一方向に突出するフランジ部が
    形成され、前記左右一対の上部ブラケットの両側部には
    互いに異なる方向に突出するフランジ部が形成され、前
    記シートクッションのリヤモスト状態で左右一対の下部
    ブラケットと左右一対の上部ブラケットの同一方向に突
    出するフランジ部が相互に係合するようになされている
    ことを特徴とする車両用シートバックフレーム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5280554B1 (ja) * 2012-01-31 2013-09-04 直伸 山下 角度調整金具
JP2019188836A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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JP7148784B2 (ja) 2018-04-18 2022-10-06 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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