JP2000071567A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

Info

Publication number
JP2000071567A
JP2000071567A JP10245098A JP24509898A JP2000071567A JP 2000071567 A JP2000071567 A JP 2000071567A JP 10245098 A JP10245098 A JP 10245098A JP 24509898 A JP24509898 A JP 24509898A JP 2000071567 A JP2000071567 A JP 2000071567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data writing
image forming
forming apparatus
power switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10245098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kamiya
幸男 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10245098A priority Critical patent/JP2000071567A/ja
Publication of JP2000071567A publication Critical patent/JP2000071567A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に正常な装置状況データを記憶することの
できる画像形成装置及びその制御方法を提供すること。 【解決手段】S48でドアオープンを検出した場合に
は、S50で装置全体の電源が切断された場合には電圧
降下によって書込みが不可能になるタイミングまで待
ち、その後、メモリにデータの書込みを開始する。又、
S40で電源スイッチのオフが検知されると、S42で
電圧降下によって書込みが不可能になるタイミングまで
待ち、S44でメモリにデータの書込みを行い、その
後、S46で電源を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の状態を逐次
記憶するための記憶手段を有する画像形成装置及びその
制御方法に関し、例えば、電子写真プロセスを用いて画
像を印字する電子写真プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば、転写材としてのシートの搬送枚数や、シートに
対する印字枚数等を累積使用量として記憶し、装置の寿
命を判断するものがある。一般的に、これらの装置状況
データを記憶するための手段としては、低コストで、容
易に接続できるEEPROMなどの不揮発メモリが使用
される。
【0003】しかし、このような不揮発メモリは、デー
タの書込みに時間がかかるものが多く、書込み中に電源
の供給が停止し、データに異常が生じる可能性が無視で
きない。
【0004】特に、メモリ寿命を長くするため所定枚数
の印字毎に情報の書込みを行なうように制御された装置
の場合、電源スイッチのオフやメモリを含むドラムユニ
ット等の交換によって、装置情報の欠落が起こる可能性
があるので、それらを検知してデータの書込みを行なう
ものがある。
【0005】ここで、ドラムユニットの交換時にはドア
をオープンする必要があり、安全のため、ドアのオープ
ンに連動して定着器等に対する高圧電源がオフになるよ
うに、ドアスイッチが設けられている。従って、高圧電
源の電圧降下を検知することで、ドラムユニット交換が
行なわれる可能性の検知に変えることができる。
【0006】一方、電源スイッチがオフされた場合に
は、電源スイッチのオフの検知後、すぐに全ての電力供
給を断つのではなく、データの書込みを行なうのに必要
な時間の経過を待って、データ書込みに必要な低圧電源
をオフする構成(ソフトスイッチと称す)になっている
が、この電源スイッチオフの検知も、その部分の低圧電
圧の降下を検知することで行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、AC電源ケーブルが抜かれたり、切断された
りした場合や、停電の場合にも、電圧が降下するため、
ドアオープン検知或いは電源スイッチオフと判断され
る。
【0008】その場合に、データ書込みを行なうと、ソ
フトスイッチにもならず、データ書込み中に、データ書
込みに必要な電圧も降下してしまい、書込まれたデータ
が異常となる場合があった。
【0009】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、常に
正常な装置状況データを記憶することのできる画像形成
装置及びその制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像形成装置は、開閉自在のドアを有
し、画像形成装置の経時変化のデータを記憶する不揮発
メモリと、ドアのオープンを検知するドアオープン検知
手段と、ドアオープン検知手段によってドアオープンを
検知した後、電源が切断された場合にデータ書込みが不
可能となるタイミングを待って、不揮発メモリに対する
データ書込みを開始するデータ書込み制御手段を有する
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る他の画像形成装置は、
オン・オフ自在の電源スイッチを有し、画像形成装置の
経時変化のデータを記憶する不揮発メモリと、電源スイ
ッチのオフを検知する電源スイッチオフ検知手段と、電
源スイッチオフ検知手段によって電源スイッチのオフを
検知した後、電源が切断された場合にデータ書込みが不
可能となるタイミングを待って、不揮発メモリに対する
データ書込みを開始するデータ書込み制御手段と、を有
することを特徴とする。
【0012】ここで、画像形成装置に対して着脱可能な
交換ユニットを更に有し、不揮発メモリが、交換ユニッ
トに設けられていることは好適である。
【0013】また、データ書込制御手段が、画像形成装
置が画像形成を所定回数だけ行うごとに不揮発メモリに
データを書き込むことも好適である。
【0014】さらに、交換ユニットは廃トナーを回収す
る手段を有し、経時変化のデータは廃トナー回収量のデ
ータを含むことも好適である。
【0015】また、本発明に係る制御方法は、開閉自在
のドアと、装置の経時変化のデータを記憶する不揮発メ
モリと、を有する画像形成装置の制御方法であって、ド
アのオープンを検知するドアオープン検知工程と、ドア
オープン検知工程でドアオープンを検知した後、電源が
切断された場合にデータ書込みが不可能となるタイミン
グまでデータ書込みを待機するデータ書込み待機工程
と、データ書込み待機工程において、タイミングまで待
機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工程
と、を有することを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る制御方法は、オン・オ
フ自在の電源スイッチと装置の経時変化のデータを記憶
する不揮発メモリとを有する画像形成装置の制御方法で
あって、電源スイッチのオフを検知する電源スイッチオ
フ検知工程と、電源スイッチオフ検知工程で電源スイッ
チオフを検知した後、電源が切断された場合にデータ書
込みが不可能となるタイミングまでデータ書込みを待機
するデータ書込み待機工程と、データ書込み待機工程に
おいて、タイミングまで待機した後、データ書込みを開
始するデータ書込み工程と、を有することを特徴とす
る。
【0017】更に、本発明に係るコンピュータ可読メモ
リは、開閉自在のドアと、装置の経時変化のデータを記
憶する不揮発メモリと、を有する画像形成装置の制御プ
ログラムを格納したものであって、ドアのオープンを検
知するドアオープン検知工程のプログラムコードと、ド
アオープン検知工程でドアオープンを検知した後、電源
が切断された場合にデータ書込みが不可能となるタイミ
ングまでデータ書込みを待機するデータ書込み待機工程
のプログラムコードと、データ書込み待機工程におい
て、タイミングまで待機した後、データ書込みを開始す
るデータ書込み工程のプログラムコードと、を格納する
ことを特徴とする。
【0018】また、本発明に係るコンピュータ可読メモ
リは、オン・オフ自在の電源スイッチと、装置の経時変
化のデータを記憶する不揮発メモリと、を有する画像形
成装置の制御プログラムを格納するものであって、電源
スイッチのオフを検知する電源スイッチオフ検知工程の
プログラムコードと、電源スイッチオフ検知工程で電源
スイッチオフを検知した後、電源が切断された場合にデ
ータ書込みが不可能となるタイミングまでデータ書込み
を待機するデータ書込み待機工程のプログラムコード
と、データ書込み待機工程において、タイミングまで待
機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工程の
プログラムコードと、を格納することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素、プログ
ラムモジュール等の相対配置、解像度等の数値などにつ
いては特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではない。
【0020】[第1の実施の形態]図1は、本発明に係
る画像形成装置の第1の実施の形態としてのレーザプリ
ンタを示す概略構成図である。
【0021】プリンタ10は電子写真方式の画像形成装
置であって、以下の構成要素を有する。
【0022】1は円筒形のアルミシリンダの外側に有機
光導電体層を塗布して構成された感光ドラムであって回
転自在に支持されている。2はトナー画像を転写した
後、感光ドラム1に残留した残留トナーを除去するクリ
ーニング装置、3は感光ドラム1及びクリーニング装置
2を含むプロセスカートリッジ、4は感光ドラム1表面
をに一様に帯電させる一次帯電器、5は一様に帯電した
感光ドラム1に対し画像データに対応するレーザ光を照
射することによって潜像を形成する露光装置、6は感光
ドラム1表面に形成された潜像にトナーを付着させ、可
視画像とする現像装置、7は不図示の給紙カセットから
給紙された転写紙、8は、感光ドラム1に形成されたト
ナー画像を転写紙に転写するため、転写紙裏側から電圧
を印加する転写器、9はトナー画像が載せられた転写紙
に上下から熱及び圧力を加えて転写紙上に永久画像を形
成する定着器、11は感光ドラム1上の残留電荷を除去
する除電器、13は、クリーニング装置2によって除去
したトナーを収容する廃トナー回収部である。
【0023】12は、廃トナー回収部13からトナーが
あふれだして、他の機器の動作を妨げないように、廃ト
ナー回収部13に収容されるトナーが一定量を越えたこ
とを検知する廃トナー満杯予告検知部であり、120は
廃トナー満杯予告検知部12から出力される廃トナー満
杯予告検知信号である。
【0024】14はドアの開閉によって、オン・オフさ
れるドアスイッチ、15はドアスイッチがオン・オフに
よりドアオープンを検知し、ドアオープン検知信号15
0を出力するドアオープン検知部である。
【0025】16はAC電源ケーブルであり、17は低
圧電源、18は電源メインスイッチである。30はCP
U、31はCPU30を含む制御部、32は表示部、2
1はプリンタ内のメモリ、210はメモリ21と制御部
31との間で送受信されるメモリ制御信号である。
【0026】本プリンタ10は、帯電器4で帯電し、露
光装置5から画像データに対応するレーザ光を照射する
ことによって、感光体1上に潜像を形成し、現像装置6
によって、その潜像をトナー画像とし、転写器8で転写
材7にトナー画像を転写することによって画像形成する
ものである。トナー画像を転写された転写材7は定着器
9に搬送され、熱及び圧力によって、トナー画像がその
表面に定着される。
【0027】一方、転写材7にトナー画像を転写した後
の感光体1は、除電器11によって除電され、クリーニ
ング装置2によって、残留トナーを除去される。除去さ
れた残留トナーは、廃トナー回収部13に収容される。
【0028】メモリ21には累積本体使用情報が記憶さ
れる。この情報は装置の電源がオンされた時にまず読み
出され、印字枚数に応じて制御部31によって更新され
る。そして、ドアオープン検知によっても更新を行な
い、メモリ21にデータが書込まれる。また、必要に応
じて制御部31から表示部32または不図示の装置外部
の装置へ累積本体使用情報が報知される。
【0029】このようなプリンタにおいて、不図示のド
アと連動するドアスイッチ14が設けられており、その
ドアスイッチ14の開放によって、低圧電流が流れなく
なることを検知し、ドアオープンを示す論理レベルであ
る“L”をドアオープン検知信号150としてCPU3
0に通知する。ドアオープン検知信号140が“L”と
なった場合には、消耗品である交換ユニットを交換する
ため、もしくは、プリンタ装置内部に滞留した転写紙を
除去するために、ドアがオープンされたと判断して、メ
モリ21に累積本体使用情報を書き込む。
【0030】ドアオープン検知部15にて使用される論
理レベルのための基準電圧には低圧電源からの2次側出
力電圧が使用されるため、AC電源ケーブル16が抜か
れたり、停電となったことにより、2次側出力電圧が電
圧低下をおこして、ドアオープン検知信号が“L”とな
る。
【0031】このような原因でドアオープン検知信号が
“L”になった場合にデータの書込を行なうと、データ
書込み中にCPU30やメモリ21に供給される電圧が
降下し、データに異常が生じる場合がありうる。
【0032】そのため、予めAC電源ケーブルが抜かれ
た場合(停電の場合も同様)の電圧の降下曲線から、ド
アオープンであることが判明するタイミングを導き出
し、そのタイミング以降にデータの書込みを開始する。
【0033】図2は、電源切断に伴う電圧降下とメモリ
の書込み開始タイミングの関係を示す図である。
【0034】45は42のタイミングで電源が切断され
た場合の電圧降下曲線である。40はドアオープン検知
電圧であって、この電圧以下になった場合にドアオープ
ン検知部15はドアオープン検知信号150を“L”と
する。
【0035】41はメモリ書込が可能となる最低の電圧
であり、ドアオープン検知後、更に電圧が降下しこの電
圧41以下になると、制御部31とメモリ21のいずれ
かが動作しなくなり、データの書込みが完全に不可能と
なる。このタイミングをメモリ書込付加のタイミング4
4とすると、このタイミング44以降にデータ書込みを
開始した場合、ドアオープンである場合には書込可能で
あって中断も生じない。一方、停電等である場合には、
もとより書込は不可能であり、やはり書込み中断による
データの異常が生じることはない。
【0036】従って、このようなグラフを用いて、予
め、ドアオープン検知タイミングからメモリ書込不可能
タイミングまでの時間t1を求めておき、ドアオープン
検知してから時間t1経過後にデータの書込みを開始す
るように制御する。
【0037】このように、AC電源ケーブルが抜かれた
り停電といった不慮の事態が起こっても、所定時間を経
過してからメモリ書き込みを開始することにより、メモ
リ書き込みの中断によるメモリの記憶内容の破壊のない
装置を提供できる。
【0038】[第2の実施の形態]図3は、本発明に係
る画像形成装置の第2の実施の形態としてのレーザプリ
ンタを示す概略構成図である。上記第1の実施の形態で
はメモリは装置本体側に設けられたメモリ21のみであ
ったが、本実施の形態では、プロセスカートリッジ3に
もメモリ20が搭載されている。200はメモリ20と
制御部31との間で送受信されるメモリ制御信号であ
る。その他の構成及び作用については第1の実施の形態
と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を
付してその説明は省略する。
【0039】メモリ20はプロセスカートリッジ3の内
部に搭載されており、プロセスカートリッジ3の累積使
用情報が記憶されている。第1の実施の形態と同じく、
ドアオープンによりメモリ20の内容が書き込まれるの
で、プロセスカートリッジ30が交換されても、その固
有の累積使用情報が保存される。通常は、装置の電源が
オンされた時にメモリ20内の情報が読み出され、印字
枚数に応じて制御部31によって更新される。そして、
ドアオープン検知によっても更新が行われ、メモリ20
にデータが書込まれる。また、必要に応じて制御部31
から表示部32または不図示の装置外部の装置へ累積本
体使用情報が報知される。
【0040】動作自体は第1の実施の形態と同じであ
り、ドアオープン検知から時間t1経過したのちに、メ
モリ21とメモリ20への書き込みが開始される。
【0041】[第3の実施の形態]図4は、本発明に係
る画像形成装置の第3の実施の形態としてのレーザプリ
ンタを示す概略構成図である。上記第1の実施の形態で
はメモリに対するデータ書込みの制御は、ドアオープン
検知部15からの信号によって行なっていたが、本実施
の形態では、電源メインスイッチオフ検知部19を設
け、この検知部19からの電源メインスイッチオフ信号
190によっても制御する。
【0042】電源メインスイッチ18がオフとなると、
電源メインスイッチオフ検知部19からの出力である電
源メインスイッチオフ検知信号190は論理レベル
“L”となる。制御部31は電源メインスイッチオフ検
知信号190が論理レベル“L”により、電源メインス
イッチがオフされたことを検知し、メモリ21に本体累
積使用情報を書き込む。そして、メモリへの書込みの終
了を待って、装置の低圧電源はオフされる。
【0043】しかし、電源メインスイッチオフ検知部1
9にて使用される論理レベルのための基準電圧には低圧
電源からの1次側電圧が使用されるため、AC電源ケー
ブル16が抜かれたり、停電となったことにより、1次
側電圧が電圧低下をおこして、電源メインスイッチオフ
検知信号190が“L”となる。
【0044】そのため、上記第1の実施の形態において
図2を用いて説明したように、AC電源ケーブルが抜か
れた場合(停電の場合も同様)の電圧の降下曲線から、
電源スイッチのオフであることが判明するタイミング
(メモリ書込不可能タイミング)を予め導き出し、その
タイミング以降にデータの書込みを開始する。具体的に
は、図2の電圧降下曲線から、電源スイッチオフ検知信
号が論理レベル“L”になってから、メモリ書込が可能
な最低の電圧に降下するまでの時間t2を予め導いてお
き、タイマで時間t2をカウントすることによって、メ
モリ書込不可能タイミングを経過したかどうかを判断す
る。
【0045】これにより、実際に電源メインスイッチが
オフにされた場合には書込可能であって中断も生じな
い。一方、停電等である場合には、もとより書込は不可
能であり、やはり書込み中断によるデータの異常が生じ
ることはない。
【0046】図5は、ドアオープン検知と電源スイッチ
オフの両方を検知して、メモリに書込を行なう場合の処
理の流れを示すフローチャートである。
【0047】ステップS58で電源オンされるとプリン
タ10は、ステップS57で所定の初期化処理を行い、
初期化が終了するとステップS56に移行して通常処理
を行なう。初期化処理(S57)はI/Oや駆動系など
の画像形成装置において印字動作を行うために必要な前
準備である。この中で、メモリ21からの読み込み処理
も行う。通常処理(S56)は印字動作の繰り返しを行
う処理である。ステップS57,ステップS58につい
ては公知の技術で一般に行われるものであり、ここでは
詳細を省略する。
【0048】通常処理(S56)中ドアオープンが検出
されるとステップS48から始まる流れに移行する。そ
して、ステップS49において緊急停止処理をまず行
う。緊急停止処理(S49)はドアオープンによる電源
切断によって強制的に停止されない全ての駆動系を停止
し、かつ、電源切断によって強制的に停止させられた部
位を制御するタスクを停止する。そして、ステップS5
0で書込み不可能なタイミングまで時間待ちする。ドア
オープン検出時からカウントを開始するタイマによって
時間t1の経過を判断する。書込み不可能タイミングを
過ぎるとステップS52の処理へ移る。ドアオープンで
はなく電源切断によるドアオープン検出の場合には、書
込み不可能タイミングを過ぎて書込む処理を行うことは
まったく出来ないため、書込みによるデータ異常は発生
しない。ステップS52でメモリ21への書込みを開始
する。ステップS53で書込み処理の終了を待ち、書込
み処理が終了するとステップS54へ移行しドアクロー
ズされるまで待つ。ステップS54で待っているところ
でドアが閉じられるとステップS57の初期化処理へと
戻り、初期化処理が終了するとまた、通常処理に戻る。
【0049】なお、ジャム発生などの場合も、この流れ
に沿ってドアが開けられジャム紙処理を行うものとす
る。
【0050】次に、電源スイッチオフの処理についても
説明する。ドアオープン処理を含む電源スイッチオンの
状態がステップS55である。電源スイッチがオンの状
態で電源スイッチオフが検出されるとステップS40へ
と移行する。電源スイッチオフのときの処理はドアオー
プンの時の処理とほぼ同様である。ステップS42で時
間t2の経過を待ち、時間t2の経過の後、ステップS
44でデータの書込みを開始する。ステップS45で書
込み完了を確認した後、ステップS46で電源を切断し
終了する。
【0051】なお、図6のようにプロセスカートリッジ
内部にメモリ20が設けられている場合も同様に制御す
ることでデータの書込みを確実に適当の行なうことがで
きる。
【0052】また、プロセスカートリッジ3に含まれる
廃トナー回収部13の廃トナー回収状態を廃トナー満杯
予告検知検部12からの廃トナー満杯予告検知信号12
0によって判定し、廃トナー満杯予告を検知したら、メ
モリ20に記憶する累積交換ユニット使用情報に廃トナ
ー満杯予告検知後のカウント値を書き込むようなプリン
タにおいても本実施の形態と同様の制御によって本発明
を適用できる。その場合、メモリ20に記憶される廃ト
ナー満杯予告検知後のカウント値は、印字前にプロセス
カートリッジ3のメモリ20から、制御部31に読み込
まれ、制御部31のなかで所定印字枚数単位で更新され
る。そして、ドアオープン検知あるいは電源メインスイ
ッチオフ検知を検知すると、時間t1又はt2経過後
に、メモリ20に廃トナー満杯予告検知後のカウント値
を含む累積交換ユニット使用情報を書き込むことにな
る。
【0053】[その他の実施形態]なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス
機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0054】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0056】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0057】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0059】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、少なくとも前記ドアのオープンを検知するド
アオープン検知工程のプログラムコードと、前記ドアオ
ープン検知工程でドアオープンを検知した後、電源が切
断された場合にデータ書込みが不可能となるタイミング
までデータ書込みを待機するデータ書込み待機工程のプ
ログラムコードと、前記データ書込み待機工程におい
て、前記タイミングまで待機した後、データ書込みを開
始するデータ書込み工程のプログラムコードの3つのプ
ログラムコードか、或いは、電源スイッチのオフを検知
する電源スイッチオフ検知工程のプログラムコードと、
電源スイッチオフ検知工程で電源スイッチオフを検知し
た後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可能と
なるタイミングまでデータ書込みを待機するデータ書込
み待機工程のプログラムコードと、データ書込み待機工
程において、タイミングまで待機した後、データ書込み
を開始するデータ書込み工程のプログラムコードの3つ
のプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常に正常な装置状況データを記憶することのできる画像
形成装置及びその制御方法を提供することができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態
としてのレーザプリンタの概略構成を示す図である。
【図2】電源切断およびドアオープンにおける電圧降下
と書込みタイミングを示す図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態
としてのレーザプリンタの概略構成を示す図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第3の実施の形態
としてのレーザプリンタの概略構成を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるCPUの制
御の流れを示すフローチャートある。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第3の実施の形態
としてのレーザプリンタの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 クリーニング装置 3 プロセスカートリッジ 4 帯電器 5 露光装置 6 現像装置 7 転写紙 8 転写器 9 定着器 10 プリンタ 11 除電器 12 廃トナー満杯予告検知部 13 廃トナー回収部 14 ドアスイッチ 15 ドアオープン検知部 16 AC電源ケーブル 17 低圧電源 18 電源メインスイッチ 19 電源メインスイッチオフ検知部 20、21 メモリ 30 CPU 31 制御部 32 表示部 120 廃トナー満杯予告検知信号 150 ドアオープン検知信号 190 電源メインスイッチオフ信号 200,210 メモリ制御信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在のドアを有する画像形成装置であ
    って、 前記画像形成装置の経時変化のデータを記憶する不揮発
    メモリと、 前記ドアのオープンを検知するドアオープン検知手段
    と、 前記ドアオープン検知手段によってドアオープンを検知
    した後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可能
    となるタイミングを待って、前記不揮発メモリに対する
    データ書込みを開始するデータ書込み制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】オン・オフ自在の電源スイッチを有する画
    像形成装置であって、 前記画像形成装置の経時変化のデータを記憶する不揮発
    メモリと、 前記電源スイッチのオフを検知する電源スイッチオフ検
    知手段と、 前記電源スイッチオフ検知手段によって前記電源スイッ
    チのオフを検知した後、電源が切断された場合にデータ
    書込みが不可能となるタイミングを待って、前記不揮発
    メモリに対するデータ書込みを開始するデータ書込み制
    御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置に対して着脱可能な交換
    ユニットを更に有し、 前記不揮発メモリは、前記交換ユニットに設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】前記データ書込み制御手段は、画像形成装
    置が画像形成を所定回数行うごとに前記不揮発メモリに
    データを書き込むことを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記交換ユニットは廃トナーを回収する手
    段を有し、 前記経時変化のデータは廃トナー回収量のデータを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】開閉自在のドアと、装置の経時変化のデー
    タを記憶する不揮発メモリと、を有する画像形成装置の
    制御方法であって、 前記ドアのオープンを検知するドアオープン検知工程
    と、 前記ドアオープン検知工程でドアオープンを検知した
    後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可能とな
    るタイミングまでデータ書込みを待機するデータ書込み
    待機工程と、 前記データ書込み待機工程において、前記タイミングま
    で待機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工
    程と、 を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 【請求項7】オン・オフ自在の電源スイッチと、装置の
    経時変化のデータを記憶する不揮発メモリと、を有する
    画像形成装置の制御方法であって、 前記電源スイッチのオフを検知する電源スイッチオフ検
    知工程と、 前記電源スイッチオフ検知工程で電源スイッチオフを検
    知した後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可
    能となるタイミングまでデータ書込みを待機するデータ
    書込み待機工程と、 前記データ書込み待機工程において、前記タイミングま
    で待機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工
    程と、 を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】開閉自在のドアと、装置の経時変化のデー
    タを記憶する不揮発メモリと、を有する画像形成装置の
    制御プログラムを格納したコンピュータ可読メモリであ
    って、 前記ドアのオープンを検知するドアオープン検知工程の
    プログラムコードと、 前記ドアオープン検知工程でドアオープンを検知した
    後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可能とな
    るタイミングまでデータ書込みを待機するデータ書込み
    待機工程のプログラムコードと、 前記データ書込み待機工程において、前記タイミングま
    で待機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工
    程のプログラムコードと、 を格納することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  9. 【請求項9】オン・オフ自在の電源スイッチと、装置の
    経時変化のデータを記憶する不揮発メモリと、を有する
    画像形成装置の制御プログラムを格納するコンピュータ
    可読メモリであって、 前記電源スイッチのオフを検知する電源スイッチオフ検
    知工程のプログラムコードと、 前記電源スイッチオフ検知工程で電源スイッチオフを検
    知した後、電源が切断された場合にデータ書込みが不可
    能となるタイミングまでデータ書込みを待機するデータ
    書込み待機工程のプログラムコードと、 前記データ書込み待機工程において、前記タイミングま
    で待機した後、データ書込みを開始するデータ書込み工
    程のプログラムコードと、 を格納することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP10245098A 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JP2000071567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245098A JP2000071567A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245098A JP2000071567A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000071567A true JP2000071567A (ja) 2000-03-07

Family

ID=17128589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245098A Withdrawn JP2000071567A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像形成装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000071567A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0243636B2 (ja)
JP2002023570A (ja) 画像形成装置およびその装置ユニット
KR950010012B1 (ko) 감광체등을 구비한 전자사진 장치의 보수장치
JP4145185B2 (ja) 画像形成装置及びネットワークシステム
JPH1039692A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002169431A (ja) 画像形成装置、画像形成装置に用いる交換部品及びicチップ
JP2002196629A (ja) 画像形成装置
JP3812562B2 (ja) 画像形成装置
JP3758867B2 (ja) 画像形成装置用寿命管理装置
JPH11231735A (ja) 画像記録装置
JP2000071567A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2009210602A (ja) 画像形成装置
JP2008107699A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4541514B2 (ja) 画像形成装置
JP4996148B2 (ja) 画像形成装置、及びその制御方法
JP2001075440A (ja) 画像形成装置
JP5207726B2 (ja) 画像形成装置
JP2004061529A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US20040103351A1 (en) Redundant data storage in imaging devices
JP3799087B2 (ja) 画像形成装置
JP7347080B2 (ja) 画像形成装置
JP2754102B2 (ja) 電子写真装置
JP2002182532A (ja) 画像形成装置、画像形成装置用交換部品及びicチップ
JPH06208263A (ja) 画像形成装置
JP5026841B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101