JP2000070393A - 煙熱感知機能付き半自動式吊戸 - Google Patents

煙熱感知機能付き半自動式吊戸

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JP2000070393A
JP2000070393A JP10259387A JP25938798A JP2000070393A JP 2000070393 A JP2000070393 A JP 2000070393A JP 10259387 A JP10259387 A JP 10259387A JP 25938798 A JP25938798 A JP 25938798A JP 2000070393 A JP2000070393 A JP 2000070393A
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door
solenoid
free stop
suspension
roller
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JP10259387A
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English (en)
Inventor
Junichi Nakagawa
純一 中川
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Comany Inc
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Comany Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かに傾斜した上レールに吊設されて開閉す
る半自動式吊戸であって、この吊戸は押し開いて手を離
したところで停止することが出来るフリーストップギア
を有してローラギアと噛み合っているが、火災が発生し
た際に自動的に閉じることの出来る煙熱感知機能付き半
自動式吊戸の提供。 【解決手段】 戸先側吊車2aのローラ4aにはローラ
ギヤ10を組み合わせてフリーストップギア5と噛み合
い、このフリーストップギア5はソレノイド11の作用
でローラギア10から離れることが出来、そして、上レ
ール3に沿って設けた通電レール21は煙熱感知器と接
続し、通電レール21に接する端子17は、ソレノイド
11と接続し、煙熱感知器からの電気信号によってソレ
ノイド11が作動してフリーストップギア5がローラギ
ア10から離れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手動で開いた吊戸が
任意の位置で停止することが出来ると共に、自動的に閉
じることが出来る半自動式吊戸に関するものであり、そ
して火災が発生した際には開いている吊戸が煙熱感知器
からの信号を得て自動閉鎖することが出来るようにした
半自動式吊戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来から使用している吊戸の正面
図であって、吊戸(イ) は上レールに吊設されて走行し、
間口を開閉することが出来る。そして、吊戸(イ) が開口
した場合に納まる戸袋(ロ) を有し、又上レールをカバー
する為の点検パネル(ハ) が間口上部に取り付けされてい
る。従って、この点検パネル(ハ) を開くことで内部を開
口して上レール等の開閉装置の保守点検をすることが出
来るように成っている。
【0003】この種の半自動式吊戸は上記上レールが僅
かに傾斜していて、該上レールに吊設される吊戸は自重
によって独りでに閉鎖することが出来る。すなわち手動
にて押し開らかれた吊戸は手を離すならば自動閉鎖する
ことになる。ところがこの半自動式吊戸においてフリー
ストップ機能を備えたものがあって、手で開いたところ
で停止することが出来る。一時的に開いたままの状態に
ある為に、何度となく出入りする場合には便利である。
【0004】ところで、吊戸が開いたままの状態にある
場合、火災が発生してもこの吊戸は防火戸としての働き
をなすことは出来ない。勿論、フリーストップ機能を備
えないで、板バネにて構成したストッパーを備え、吊戸
が完全開口したところでそのまま停止して閉じないよう
にした吊戸もあるが、このようなストッパーを設けた吊
戸の場合も、火災が発生した際に閉じることは出来ず、
防火機能を果たすことは出来ない。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように従来の半
自動式吊戸には上記のごとき問題がある。本発明が解決
しようとする課題はこの問題点であり、火災が発生した
際には煙熱感知器からの信号を受けてフリーストップ機
能が解除されて自動閉鎖することが出来る半自動式吊戸
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半自動式吊戸は
僅かに傾斜した上レールに吊戸が吊設されたものであ
り、吊戸上端の両サイドには吊車が取着されている。半
自動式吊戸としての基本構造は従来と共通している。そ
して吊車のローラの片側面にはギアが設けられ、フリー
ストップ機能を備えるギアが吊車に取り付けされ、該ギ
アは互いに噛み合っている。従って吊戸の開閉に伴って
吊車のローラが回転するならば該ローラと一体化してい
るローラギアはフリーストップギアを回転させ、押し開
かれた吊戸がある程度の開口位置で停止するならば、フ
リーストップギアによりローラギア及びローラの回転は
停止し、吊戸は開いたままとなる。
【0007】すなわち、フリーストップギアとは回転が
一旦停止するならば、一定以上のトルクを外部から与え
ない限り回ることはない。ところが、このフリーストッ
プギアは吊車に取着したアーム端に取り付けされ、該ア
ームが揺動することでフリーストップギアはローラギア
から外れることが出来るように成っている。アームは係
止部に係止しており、ローラギアと常に噛み合った状態
にあるが、火災が発生した際にはツメが解除されて係止
部が回動すると共にアームが揺動し、フリーストップギ
アがローラギアから外れ、その結果、ローラは自由に回
転することが出来る。
【0008】ここで、係止部は吊車に取着しているソレ
ノイドの作用で作動し、ソレノイドはツメを解除するこ
とが出来る。そしてこのソレノイドは煙熱感知器からの
信号を受けて作動する訳であるが、この煙熱感知器から
導かれる電気信号は上レールに沿って沿設した通電レー
ルに導かれ、吊車に備える端子が該通電レールに接触し
ている。すなわち、ソレノイドと煙熱感知器を電気コー
ドによって接続した構造と成っていない。以下、本発明
に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図2は本発明の半自動式吊戸を表している実
施例であり、全体外観図を示している。吊戸1はその上
端両サイドに2個の吊車2a、2bが取着され、吊車2
a、2bは上レール3に載ってローラ4a、4bが転動
する。上レール3は僅かに傾斜している為に、手で押し
開いた吊戸1は独りでに閉じることが出来るが、又吊車
2aにはフリーストップギア5が取着され、しかもブレ
ーキ装置6が設けられている。
【0010】吊戸1は手で押し開かれ、手を離すならば
その位置で停止して開口状態に保たれ、閉じる際には閉
じる方向へ力を与えて吊戸を僅かに移動するならば、そ
の後吊戸は独りでにスライドして間口を閉鎖する。又、
一旦開いた吊戸を更に大きく開くことも可能である。こ
の動作は上記フリーストップギア5にて行われ、該フリ
ーストップギア5はローラ4aの片側端に形成している
ローラギアと噛み合っている。
【0011】図3は吊戸の戸先側に取着している吊車2
aであり、この吊車2aにはローラ4aの他に上記フリ
ーストップギア5が取着されている。このフリーストッ
プギア5はアーム7の先端に軸支され、該アーム7は本
体8に設けている軸9を中心として揺動することが出来
て、フリーストップギア5はローラ4aと一体化してい
るローラギア10と噛み合っている。ローラ4aは上レ
ール3に載って吊戸1の開閉に伴い転動することが出来
るが、フリーストップギア5はローラギア5と共に回転
する。
【0012】しかし、このフリーストップギア5は一旦
回転が停止するならば一定以上のトルクを付加しなけれ
ば回転しないようになり、その為に吊戸1を手で押し開
くことで吊戸1は任意の位置で停止し、独りでに閉じる
ことがないようになっている。そこで、閉じる方向へ吊
戸1を僅かに動かすならば、その後は独りでに閉じるこ
とが出来る。
【0013】図3において11はソレノイド、12は係
止部、13はツメ、14はスライダーをそれぞれ示して
おり、ソレノイド11のスライダー14は通電してソレ
ノイド11が起動するならば後退し、係止部12の先端
に形成しているツメ13から外れる。係止部12は取着
しているバネの力により軸15を中心として反時計回り
に回転し、その結果アーム7から離れることになる。従
ってアーム7も取着しているバネ16の力で軸9を中心
として時計回りに回動することが出来、フリーストップ
ギア5はローラギア10から外れる。
【0014】このようにフリーストップギア5がローラ
ギア10から外れてしまうならば、ローラ4aを拘束す
ることは出来なくなり、如何なる位置に停止している吊
戸であっても傾斜している上レール3に沿って移動し、
間口は閉じられる。又同図の17は端子を示していて、
端子17に入った電気信号が上記ソレノイド11を起動
する。
【0015】図4は上記吊車2aを取着している戸先側
を表しているが、吊車本体8にはブレーキ装置6が取り
付けされている。そして図5(a)は図4のA−A断面
を示しているように、ブレーキ装置6は粘性流体を内蔵
すると共にピニオン18を有し、該ピニオン18はレー
ル台19に取着しているラック20と噛み合っている。
従って吊戸1が閉じる手前でピニオン18がラック20
と噛み合うことになり、必然的にブレーキが作用して吊
戸1は静かに閉じることが出来る。
【0016】又上レール3に沿って通電レール21が沿
設されていて、この通電レール21には煙熱感知器(図
示なし)とコード22を介して接続している。従って、
煙熱感知器が火災を感知すると同時に電気信号がコード
22を通して通電レール21に流れ、この電気信号は該
通電レール21に接触している端子17からソレノイド
11へ入り、ソレノイド11が磁励されてスライダー1
4が後退する。
【0017】ここで上記端子17は通電レール21に接
触している訳であるが、端子17にはバネ力が付勢され
ていて、吊戸1が横揺れしても通電レール21から離れ
ることがないようになっている。そしてこれらフリース
トップギア5、ブレーキ装置6は吊戸1の戸先側吊車2
aに取り付けされている。従って、点検パネルを開くこ
とで、保守点検が容易に行われる。以上述べたように、
本発明に係る煙熱感知機能付き半自動式吊戸は吊車にフ
リーストップギアを備えると共に、上レールに沿って通
電レールを設け、煙熱感知器からの電気信号を通電レー
ルを通してソレノイドに導くことが出来るものであり、
次のような効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明の半自動式吊戸は吊車にフリース
トップギアを備え、このギアは吊車のローラと一体化し
たローラギアに噛み合っている為に、手で押し開いた吊
戸は任意の位置で停止することが出来る。そしてフリー
ストップギアは吊車に取り付けしているソレノイドの作
用により、ローラギアから離れることが出来るように取
り付けされ、このソレノイドは煙熱感知器からの電気信
号を受けて作動するようになっている。
【0019】従って、手で押し開いて開口状態にある吊
戸は火災が発生すると同時にソレノイドが作動して吊戸
は直ちに閉じられる。そして、レール台には上レールに
沿って通電レールが設けられていて、吊車に取着した端
子から通電レールに流れる電気信号を受けることが出来
る。すなわちソレノイドに直接電気コードが接続されて
いない為に、吊戸の開閉に伴い電気コードが邪魔になる
ようなことはない。しかも、端子はバネ力にて通電レー
ルから離れないようになっている為に、煙熱感知器から
の電気信号はソレノイドに必ず入力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】間口上部に点検パネルを備えた半自動式吊戸の
外観図。
【図2】本発明の煙熱感知機能付き半自動式吊戸。
【図3】吊戸の戸先側に取着する吊車。
【図4】吊戸の戸先側詳細図。
【図5】(a)は図4のA−A断面図、(b)は図4の
B−B断面図。
【符号の説明】
1 吊戸 2 吊車 3 上レール 4 ローラ 5 フリーストップギア 6 ブレーキ装置 7 アーム 8 本体 9 軸 10 ローラギア 11 ソレノイド 12 係止部 13 ツメ 14 スライダー 15 軸 16 バネ 17 端子 18 ピニオン 19 レール台 20 ラック 21 通電レール 22 コード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災が発生した際に、煙又は熱を感知し
    て開いた吊戸が自動的に閉じるようにした半自動式吊戸
    において、吊戸は上端両サイドに取着した吊車に吊設さ
    れると共に、吊車は僅かに傾斜した上レールに載って走
    行し、戸先側吊車にはローラと一体化しているローラギ
    アに噛み合うフリーストップギアを備え、該フリースト
    ップギアはソレノイドの作用でローラギアから離れるこ
    とが出来、上レールに沿って設けた通電レールは煙熱感
    知器と接続し、該通電レールに接する端子はソレノイド
    と接続し、煙熱感知器からの電気信号によってソレノイ
    ドが作動してフリーストップギアがローラギアから離れ
    て吊戸が自動的に閉じるようにした煙熱感知機能付き半
    自動式吊戸。
  2. 【請求項2】 火災が発生した際に、煙又は熱を感知し
    て開いた吊戸が自動的に閉じるようにした半自動式吊戸
    において、吊戸は上端両サイドに取着した吊車に吊設さ
    れると共に、吊車は僅かに傾斜した上レールに載って走
    行し、戸先側吊車にはローラと一体化しているローラギ
    アに噛み合うフリーストップギアを備え、該フリースト
    ップギアはソレノイドの作用でローラギアから離れるこ
    とが出来、上レールに沿って設けた通電レールは煙熱感
    知器と接続し、該通電レールに接する端子はソレノイド
    と接続し、煙熱感知器からの電気信号によってソレノイ
    ドが作動してフリーストップギアがローラギアから離れ
    て吊戸が自動的に閉じるように機能し、しかも上レール
    及び吊車等を点検する点検パネルを間口上部に設けた煙
    熱感知機能付き半自動式吊戸。
  3. 【請求項3】 戸先側吊車にはブレーキ装置を備え、粘
    性流体を内蔵したブレーキ装置にはピニオンを設けると
    共に、該ピニオンが噛み合うラックを戸先側のレール台
    に取着した請求項1、又は請求項2記載の煙熱感知機能
    付き半自動式吊戸。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063982A (ko) * 1999-12-13 2000-11-06 이대현 화재시 자동 개방되는 비상자동 도어록 장치 및 그 방법
CN110454007A (zh) * 2019-07-25 2019-11-15 潜山县九鼎精密机械有限公司 人防门
CN111005660A (zh) * 2019-12-28 2020-04-14 江山发瑞门窗有限公司 一种全自动灭火除烟防火门

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