JP2000070152A - 自動フィッシュロースター - Google Patents
自動フィッシュロースターInfo
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- JP2000070152A JP2000070152A JP10244231A JP24423198A JP2000070152A JP 2000070152 A JP2000070152 A JP 2000070152A JP 10244231 A JP10244231 A JP 10244231A JP 24423198 A JP24423198 A JP 24423198A JP 2000070152 A JP2000070152 A JP 2000070152A
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- cooking
- temperature
- heating element
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- fish
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
バラツキがなく、強火で両面を焼上げて、魚表面に食欲
をそそる適度な焦げ目を付け、魚内部は旨味成分を残し
たまま焼上げる。 【解決手段】調理メニュー設定手段6の自動調理部に設
定された自動調理メニューで調理をスタートすることに
より上部発熱体2と下部発熱体3の通電制御を開始し、
スタートから温度検出手段5の検出温度Tが判定温度T
1に達するまでの検出時間t0から所定の残時間計算式
により調理残時間t1を決定するとともに、自動調理メ
ニューに応じて前記判定温度T1と調理残時間t1の計
算式を変えることができるようにし、更に調理庫1と外
郭13の排気口14との間に触媒12と排気ファン16
を備え、調理スタートから所定の時間経過後の温度検出
手段5の初期温度T0により、判定温度T1を補正し、
この間は上部発熱体2と下部発熱体3に通電せず、排気
ファン16のみを通電する。
Description
きの自動フィッシュロースターに関するものである。
ては、特開平8−243034号公報に提案されている
方式がある。
ーに応じて上下発熱体の通電電力を制御するものであ
る。
来のフィッシュロースターには下記問題点がある。
る。
に上がらず、魚に適度な焦げ目をつけるには長時間焼く
必要があるが、調理時間を長くすると、魚内部の油脂
分、旨味成分が水分と一緒に飛んでしまい、乾燥してパ
サパサした仕上がりとなる。
ライアック等半導体による方法は、リレー等と比べると
一般に高価であり、またスイッチング時のノイズを除去
するためのフィルターも必要になる等により製品が非常
に高価になってしまう。一方リレーを使用する場合にお
いては、寿命および動作時のノイズ発生の点で頻繁なオ
ンオフができないため、きめ細かい電力制御ができな
い。
の温度が高い状態で調理をスタートすると、魚が熱いと
誤判定して、すぐに電力が制御され、生焼け状態とな
る。
ため、本発明では、加熱調理する調理庫と、魚を乗せる
焼き網と、前記焼き網より上に位置する上部発熱体と、
下に位置する下部発熱体と、調理庫内の温度を検出する
温度検出手段と、調理メニューを設定する調理メニュー
設定手段と、上部発熱体、下部発熱体の制御を行う制御
手段とからなり、調理メニュー設定手段で設定された自
動調理メニューで調理をスタートすることにより上部発
熱体と下部発熱体の通電を開始し、スタートから温度検
出手段が判定温度T1に達するまでの検出時間t0から
所定の残時間計算式により調理残時間t1を決定するよ
う通電制御するとともに、調理庫と外郭の排気口との間
に触媒と排気ファンを備え、調理スタートから所定の時
間経過後の温度検出手段の初期温度T0により、判定温
度T1を補正し、この間は上部発熱体と下部発熱体に通
電せず、排気ファンのみを通電するフィッシュロースタ
ーとしたものである。
た自動調理メニューで調理をスタートすることにより上
下発熱体の通電を開始し、スタートから温度検出手段が
温度Tに達するまでの検出時間t0から所定の残時間計
算式により調理残時間t1を決定するよう通電制御する
ものである。
ず強火で両面から焼き上げるため、魚表面には食欲をそ
そる適度な焦げ目が付き、魚内部は旨味成分を残したま
ま、しっとりと焼き上げることができる。また、ヒータ
制御は調理スタート時のオンと終了時のオフのみである
ため、一般的なリレーを使用することが可能となり、低
コストで達成することができる。
て外部へ排出する排気ファンを備え、スタートから所定
の時間t2経過後の温度検出手段の検出温度を初期温度
T0として、判定温度T1を補正し、この間は上部発熱
体及び下部発熱体に通電せず、排気ファンのみを通電す
るようにしたものである。
調理庫の空気を撹拌して所定の時間が経過し、調理庫の
温度が安定してからの温度を検出するため、焼き上がり
のバラツキが無くなり、安定した焼き上がり状態を得る
ことができる。
気を触媒を通して外部へ排出する排気ファンを備え、調
理スタート時の温度検出手段の温度が所定の温度T2よ
り高いときには、上部発熱体及び下部発熱体に通電せ
ず、排気ファンに通電し、温度が所定の温度より低くな
ったときの検出温度を初期温度T0として判定温度T1
を補正するようにしたものである。
調理初期の温度が異常に高く、補正が困難な場合などに
おいても、一度排気ファンで調理庫を冷却して補正が可
能な温度まで下げてから焼き始めるため、焼き上がりの
バラツキが無くなり、安定した焼き上がり状態を得るこ
とができる。
る。
の調理庫で外郭13により覆われ、内部に上部発熱体
2、下部発熱体3、触媒ヒータ4、サーミスタ等の温度
検出手段5を有している。
ー設定手段、7は制御手段、8はトレーであり、受皿
9、焼き網15、ハンドル10、ドアガラス11により
構成されている。
の背面に開口した排気口14に至るダクト(図示せず)
の調理庫1側に配置され、この触媒12と排気口14の
間に調理庫1の煙を強制排気する排気ファン16を備え
ている。
あり、表示部6a、自動調理部6b、手動調理部6c、
スタートスイッチ6d、取消スイッチ6eにより構成さ
れている。また自動調理部6bは丸身の魚を焼く丸身ス
イッチ6aaと干物又切り身の魚を焼く切り身・干物ス
イッチ6abの2つの自動メニュースイッチと、焼き加
減スイッチ6acとよりなり、丸身スイッチ6aaと切
り身・干物スイッチ6abは操作部の中でスタートスイ
ッチ6dに次いで大きくなっている。
より焼き加減を強中弱の3段階に切り換えることができ
る。手動調理部6cは10分スイッチ、1分スイッチの
タイマーセットスイッチ6caと、両面焼きと上火焼き
を切り換えるヒーター切り換えスイッチ6cbとで構成
されている。
す。(a)は自動調理中の表示状態、(b)は残時間の
表示状態、(c)は除煙中の表示状態を示す。図4は自
動調理操作時の調理中の各部の状態の変化を示す。図5
は調理スタート後のマイコン制御のフローチャートを示
す。図6はさんまを1尾と4尾焼いたときの温度検出手
段の検知温度Tの変化を示す。
する。
上に魚を乗せて調理庫1内に挿入する。次に調理メニュ
ー設定手段6の自動調理部6bから丸身スイッチ6aa
と切り身・干物スイッチ6abのどちらかのスイッチを
押し、好みにより焼き加減スイッチ6acを押して焼き
加減の強中弱を選択する。続いてスタートスイッチ6d
を押すと調理が開始される。
より説明する。調理がスタートすると、表示部6aは自
動調理中を表す表示状態となり、まず排気ファン16と
触媒ヒータ4が通電され、触媒ヒータ4により触媒12
を加熱し、排気ファン16により調理庫1内の空気を排
気する。この状態で所定の時間t2(約30秒)経過す
ると調理庫1内部の温度が安定し、このときの温度検知
手段5の検知温度T(通常は室温とほぼ一致する)を初
期温度T0として制御手段7のマイコンにてメモリーす
る。なお、連続して魚を焼くとき等、t2経過しても検
知温度Tが異常に高い(T2以上、例えば80℃以上)
場合には、検知温度Tが所定の温度T2以下に下がるま
で、上部発熱体2及び下部発熱体3に通電せず、排気フ
ァン16の通電を継続して、温度が所定の温度T2より
低くなったときの検出温度Tを初期温度T0として制御
手段7のマイコンにてメモリーする。
魚を加熱する。この結果、調理庫1内が温度上昇し、判
定温度T1に達する。このときの経過時間を検出時間t
0とする。なお、判定温度T1は初期温度T0による補
正を加えた下記判定温度計算式により決定する。各定数
は自動メニューの種類ごとに異なる。
手段7のマイコンが判定できる信号に変換してからの計
算となるため、マイコンが処理しやすい式に変換して処
理しても良い。ここで大事なことは、自動メニュー毎に
異なる判定温度計算式により判定温度T1を決定するこ
とと、初期温度T0により判定温度T1を補正すること
である。
熱体3をオフ、上部発熱体2をオンにし、残時間t1を
検出時間t0による補正を加えた下記残時間計算式によ
り決定する。各定数は自動メニューの種類ごとに異な
る。
ためには、定数D1,D2は3以下とすることが望まし
い。なぜなら、雑音等により検出温度がばらついて、検
出時間t0が変動すると、残時間t1はt0の変動のD
1またはD2倍ばらつくこととなる。この変動をできる
かぎり小さくするため、D1、D2はできるだけ小さく
する方が良く、実用的には3以下とする方が良い。
部6aに表示し、以後表示している残時間を時間の経過
と共に減算していく。この状態から残時間が1/4t1
になると、上部発熱体2をオフにし、下部発熱体3をオ
ンにする。これは上部発熱体2をオンにしたときに魚の
裏面に付着した肉汁及び油を焼き上げ、仕上げを良くす
るためである。
なったとき、下部発熱体3の通電を停止し、ブザー(図
示せず)を鳴動して使用者に調理終了を報知する。この
後、表示部6aは除煙中を表す表示状態となり、所定の
時間t3(約1分間)排気ファン16と触媒ヒータ12
に通電して、調理後の除煙を行う。使用者はブザーが鳴
り、除煙中の表示状態となったときにトレー8を引いて
魚を出しても良いが、除煙後に取り出せば、取り出すと
きの前面からの煙の量を少なくすることができる。
その量が多いほど調理庫1の温度上昇に時間がかかる。
さんま1尾と4尾の例を図6に示す。この結果、さんま
4尾の場合は判定温度T1に達する検出時間t0が1尾
の場合より長くなるため、残時間計算式よりt0に比例
して残時間t1も長くなる。このため、魚の量が少ない
場合には、調理時間が短く、魚の量が多い場合には調理
時間を長くなるように自動で調整され、同様の焼き加減
が得られる。
る。一般には、丸身のままの魚を焼く場合は、内部まで
火が通っていることはもちろん、表面に適度な焦げ目の
付く焼き加減が好まれている。一方、干物、切り身の魚
は火が通っていて、焦げ目の少ないものが好まれる。種
々魚焼きの実験を行った結果、丸身用と切り身・干物用
の大きく2つのメニューを用意し、そのそれぞれに独立
した計算式(判定温度算出用、残時間算出用)を用いて
最適な定数を設定すれば、ほとんどの魚の種類に対して
自動で適度の焼き加減に焼けることが分かった。例え
ば、丸身のサンマ、シシャモ、あじなど、その重量、大
きさ、厚さなどがかなり異なる場合も、同一の検出温度
で同一の計算により残時間を決定すれば、検出時間t0
と残時間t1が魚により増減し、ほぼ同様の仕上がりを
得ることができた。また、切り身・干物の場合は、丸身
より低い検出温度T1とすることにより、定数A2、B
2を設定することにより、魚の種類、量が変わっても同
様の焼き上がりを得ることができた。
イコンにプログラムして、判定温度、残時間を調理のそ
の都度算出することにより、魚の量、種類が変わった場
合などにおいても適度の焼き加減が得られるようにして
いる。
では1回の調理に1回もしくは2回のオン、オフで良い
ため、安価なリレーの制御で良い。
発熱体3を交互に通電しているが、同時に通電した場合
も、計算式をこの条件で設定すれば同様の効果を得るこ
とができる。
ば、自動調理をヒータの電力を変える方法ではなく、調
理時間を調節する方法により行い、魚の種類、量に関わ
らず強火で両面から焼き上げるため、魚表面には食欲を
そそる適度な焦げ目が付き、魚内部は旨味成分を残した
まま、しっとりと焼き上げることができる。また、上下
発熱体の制御は一回の調理中1回もしくは2回のオンオ
フ制御で良いため、一般的なリレーを使用することがで
きるため、低コストで達成することができる。
れに独自の計算式を用いることにより、丸身、干物、切
り身の魚のほとんどを適度の焼き加減に焼くことができ
る。これにより、魚の種類が変わった場合などにおいて
も自動で最適の焼き加減とすることができる。
類の自動調理メニューの選択のみで済むため、魚を焼く
度に取扱説明書や調理ブックを見る必要が無く簡単な操
作で悩むこともなく調理を開始できる。
作させて、調理庫内の温度雰囲気を安定させてからの状
態を検知するため、焼き上がりのバラツキが無くなり、
安定した焼き上がり状態を得ることができる。
度により検知温度の補正を行い、検知温度が異常に高温
の場合は排気ファンと触媒ヒータのみの冷却動作を行っ
た後の検知温度により判定するため、使用者は連続で焼
くことを意識することなく1回目と全く同様の操作で調
理を行うことができ、焼き上がり状態も1回目と同様と
なる。
わらず、また、丸身、切り身、干物などの状態に関わら
ず、使用者が悩むことなく、非常に簡単な操作で、常に
安定した焼き上がり状態を得ることができ、その効果は
絶大である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱調理する調理庫(1)と、魚を乗せ
る焼き網(15)と前記焼き網(15)より上に位置す
る上部発熱体(2)と、下に位置する下部発熱体(3)
と、調理庫(1)内の温度を検出する温度検出手段
(5)と、調理メニューを設定する調理メニュー設定手
段(6)と、上部発熱体(2)、下部発熱体(3)の制
御を行う制御手段(7)からなり、調理メニュー設定手
段(6)で設定された自動調理メニューで調理をスター
トすることにより上部発熱体(2)と下部発熱体(3)
の通電を開始し、スタートから温度検出手段(5)が判
定温度T1に達するまでの検出時間t0から所定の残時
間計算式により調理残時間t1を決定するよう通電制御
するとともに、調理庫(1)と外郭(13)の排気口
(14)との間に触媒(12)と排気ファン(16)を
備え、調理スタートから所定の時間経過後の温度検出手
段(5)の初期温度T0により、判定温度T1を補正
し、この間は上部発熱体(2)と下部発熱体(3)に通
電せず、排気ファン(16)のみを通電することを特徴
とする自動フィッシュロースター。 - 【請求項2】 調理スタート時の温度検出手段(5)の
温度が所定の温度より高いときには、上部発熱体(2)
と下部発熱体(3)に通電せず、排気ファン(16)に
通電し、温度が所定の温度T2より低くなったときの検
出温度を初期温度T0として判定温度T1を補正するこ
とを特徴とする請求項第1項記載の自動フィッシュロー
スター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24423198A JP3661970B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 自動フィッシュロースター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24423198A JP3661970B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 自動フィッシュロースター |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29235499A Division JP2000152880A (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-14 | 自動フィッシュロ―スタ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070152A true JP2000070152A (ja) | 2000-03-07 |
JP3661970B2 JP3661970B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=17115702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24423198A Expired - Fee Related JP3661970B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 自動フィッシュロースター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3661970B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002125861A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Harman Kikaku:Kk | グリル調理器 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP24423198A patent/JP3661970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002125861A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Harman Kikaku:Kk | グリル調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3661970B2 (ja) | 2005-06-22 |
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