JP2000074384A - フィッシュロ―スタ― - Google Patents

フィッシュロ―スタ―

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JP2000074384A
JP2000074384A JP11062610A JP6261099A JP2000074384A JP 2000074384 A JP2000074384 A JP 2000074384A JP 11062610 A JP11062610 A JP 11062610A JP 6261099 A JP6261099 A JP 6261099A JP 2000074384 A JP2000074384 A JP 2000074384A
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JP
Japan
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fish
temperature
cooking
heating element
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Application number
JP11062610A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ishidoya
明博 石戸谷
Tsuyoshi Jogan
強 成願
Masami Nakamura
正己 中村
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】魚の種類、量、焼く回数に関わらず焼き上がり
のバラツキがなく、魚内部は旨味成分を残したまましっ
とりと焼き上げる。 【解決手段】最初に下部発熱体3に通電して調理庫内の
温度を上昇させるとともに、魚の裏面を適度に焼き、次
に上部発熱体2に通電して魚の表面を焼き、最後に下部
発熱体3に通電して上部発熱体2に通電した際に魚の裏
面に付着した肉汁、油を焼き、魚内部に旨み成分を残し
たまましっとりと焼き上げる。さらには前記調理メニュ
ー設定手段により設定したメニューに応じて最初に通電
される下部発熱体3のオフする判定温度T1を決定する
とともに、この判定温度T1を前記温度検出手段によっ
検知される調理庫1内の初期温度T0により補正するよ
うにしたものであり、これによって調理庫1内の温度や
魚の種類、量が変わっても、自動調理で同様の焼き上が
りを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚等を焼く両面焼
きのフィッシュロースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のフィッシュロースターとし
ては、特開平10−99209号公報に提案されている
方式がある。
【0003】このフィッシュロースターは、上部発熱体
と下部発熱体の通電時間が一定の割合となるように交互
に複数回づつ通電して魚を焼き上げるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のフィッシュロースターでは、上部発熱体と下部発熱
体を短時間づつ交互に通電するため、発熱体の表面温度
が十分に上がらず、このため魚に適度な焦げ目をつける
には長時間焼く必要があるが、調理時間を長くすると、
魚内部の油脂分、旨味成分が水分と一緒に飛んでしま
い、乾燥してパサパサした仕上がりとなり、しっとりと
美味しく焼き上げられないという課題があった。また調
理庫内の温度や魚の種類、量等諸条件が変わった場合に
は焼き上がりにむらを生じる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明では調理メニュー設定手段により設定したメ
ニューに応じて最初に通電される下部発熱体のオフする
判定温度T1を決定するとともに、調理スタート後に温
度検出手段によって調理庫内の温度が安定する初期温度
T0を検知し、この初期温度T0により判定温度T1を
補正するものであり、これによって魚の自動調理を可能
としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、加熱調理する調理庫
と、魚を乗せる焼き網と、前記焼き網より上に位置する
上部発熱体と、下に位置する下部発熱体と、調理庫内の
温度を検出する温度検出手段と、調理メニューを設定す
る調理メニュー設定手段と、上部発熱体、下部発熱体の
制御を行う制御手段からなり、最初に下部発熱体に通電
し、次に上部発熱体に通電するものにおいて、前記調理
メニュー設定手段により設定したメニューに応じて最初
に通電される下部発熱体のオフする判定温度T1を決定
するとともに、この判定温度T1を前記温度検出手段に
よって検知される調理庫内の初期温度T0により補正す
るようにしたものであり、これによって調理庫内の温度
や魚の種類、量等諸条件が変わっても、自動調理で同様
の焼き上がりを得ることができるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0008】図1において、1は前面を開口にした箱形
の調理庫で外郭13により覆われ、内部に上部発熱体
2、下部発熱体3、触媒ヒータ4、サーミスタ等の温度
検出手段5を有している。
【0009】6は外郭13の前面に配置した調理メニュ
ー設定手段、7は制御手段、8はトレーであり、受皿
9、焼き網15、ハンドル10、ドアガラス11により
構成されている。
【0010】12は触媒であり、調理庫1から外郭13
の背面に開口した排気口14に至るダクト(図示せず)
の調理庫1側に配置され、この触媒12と排気口14の
間に調理庫1の煙を強制排気する排気ファン16を備え
ている。
【0011】図2は調理メニュー設定手段6の操作部で
あり、表示部6a、自動調理部6b、手動調理部6c、
スタートスイッチ6d、取消スイッチ6eにより構成さ
れている。また自動調理部6bは丸身の魚を焼く丸身ス
イッチ6aaと干物又切り身の魚を焼く切り身・干物ス
イッチ6abの2つの自動メニュースイッチと、焼き加
減スイッチ6acとよりなり、丸身スイッチ6aaと切
り身・干物スイッチ6abは操作部の中でスタートスイ
ッチ6dに次いで大きくなっている。
【0012】焼き加減スイッチ6acは使用者の好みに
より焼き加減を強中弱の3段階に切り換えることができ
る。手動調理部6cは10分スイッチ、1分スイッチの
タイマーセットスイッチ6caと、両面焼きと上火焼き
を切り換えるヒーター切り換えスイッチ6cbとで構成
されている。
【0013】図3は各状態における表示部の表示例を示
す。(a)は自動調理中の表示状態、(b)は残時間の
表示状態、(c)は除煙中の表示状態を示す。図4は自
動調理操作時の調理中の各部の状態の変化を示す。図5
は調理スタート後のマイコン制御のフローチャートを示
す。図6はさんまを1尾と4尾焼いたときの温度検出手
段の検知温度Tの変化を示す。
【0014】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。
【0015】まず、トレー8に焼き網15を乗せ、その
上に魚を乗せて調理庫1内に挿入する。次に調理メニュ
ー設定手段6の自動調理部6bから丸身スイッチ6aa
と切り身・干物スイッチ6abのどちらかのスイッチを
押し、好みにより焼き加減スイッチ6acを押して焼き
加減の強中弱を選択する。続いてスタートスイッチ6d
を押すと調理が開始される。
【0016】調理開始後の制御手順を図4および図5に
より説明する。調理がスタートすると、表示部6aは自
動調理中を表す表示状態となり、まず排気ファン16と
触媒ヒータ4が通電され、触媒ヒータ4により触媒12
を加熱し、排気ファン16により調理庫1内の空気を排
気する。この状態で所定の時間t2(約30秒)経過す
ると調理庫1内部の温度が安定し、このときの温度検知
手段5の検知温度T(通常は室温とほぼ一致する)を初
期温度T0として制御手段7のマイコンにてメモリーす
る。なお、連続して魚を焼くとき等、t2経過しても検
知温度Tが異常に高い(T2以上、例えば80℃以上)
場合には、検知温度Tが所定の温度T2以下に下がるま
で、上部発熱体2及び下部発熱体3に通電せず、排気フ
ァン16の通電を継続して、温度が所定の温度T2より
低くなったときの検出温度Tを初期温度T0として制御
手段7のマイコンにてメモリーする。
【0017】続いて下部発熱体3が通電されて発熱し、
魚を加熱して裏面に適度な焦げ目を付けていく。この結
果、調理庫1内が温度上昇し、判定温度T1に達する。
このときの経過時間を検出時間t0とする。なお、判定
温度T1は初期温度T0による補正を加えた下記判定温
度計算式により決定する。各定数は自動メニューの種類
ごとに異なる。
【0018】 自動メニュー丸身 T1=A1+T0×B1 自動メニュー干物・切り身 T1=A2+T0×B2 A1、B1、A2、B2:定数 なお、判定温度T1および初期温度T0は実際には制御
手段7のマイコンが判定できる信号に変換してからの計
算となるため、マイコンが処理しやすい式に変換して処
理しても良い。ここで大事なことは、自動メニュー毎に
異なる判定温度計算式により判定温度T1を決定するこ
とと、初期温度T0により判定温度T1を補正すること
である。
【0019】また、判定温度T1に達したとき、下部発
熱体3をオフ、上部発熱体2をオンにし、残時間t1を
検出時間t0による補正を加えた下記残時間計算式によ
り決定する。各定数は自動メニューの種類ごとに異な
る。
【0020】 自動メニュー丸身 t1=C1+t0×D1 自動メニュー干物・切り身 t1=C2+t0×D2 C1、D1、C2、D2:定数 この時間は、魚の表面に焦げ目を付ける。このときバラ
ツキの少ない安定した焼き上がり状態を得るためには、
定数D1、D2は3以下とすることが望ましい。
【0021】なぜなら、雑音等により検出温度がばらつ
いて、検出時間t0が変動すると、残時間t1はt0の
変動のD1またはD2倍ばらつくこととなる。この変動
をできるかぎり小さくするため、D1、D2はできるだ
け小さくする方が良く、実用的には3以下とする方が良
い。
【0022】上記計算により決定した残時間t1を表示
部6aに表示し、以後表示している残時間を時間の経過
と共に減算していく。この状態から残時間が1/4t1
になると、上部発熱体2をオフにし、下部発熱体3をオ
ンにする。これは上部発熱体2をオンにしたときに魚の
裏面に流れ込んで付着した肉汁及び油を焼き上げ、生々
しさを残さないように、仕上げを良くするためである。
【0023】次に時間t1が経過し、残時間表示が0に
なったとき、下部発熱体3の通電を停止し、ブザー(図
示せず)を鳴動して使用者に調理終了を報知する。この
後、表示部6aは除煙中を表す表示状態となり、所定の
時間t3(約1分間)排気ファン16と触媒ヒータ4に
通電して、調理後の除煙を行う。使用者はブザーが鳴
り、除煙中の表示状態となったときにトレー8を引いて
魚を出しても良いが、除煙後に取り出せば、取り出すと
きの前面からの煙の量を少なくすることができる。
【0024】上記動作において、魚の量が異なる場合、
その量が多いほど調理庫1の温度上昇に時間がかかる。
さんま1尾と4尾の例を図6に示す。この結果、さんま
4尾の場合は判定温度T1に達する検出時間t0が1尾
の場合より長くなるため、残時間計算式よりt0に比例
して残時間t1も長くなる。このため、魚の量が少ない
場合には、調理時間が短く、魚の量が多い場合には調理
時間を長くなるように自動で調整され、同様の焼き加減
が得られる。
【0025】次に魚の種類が異なる場合について説明す
る。一般には、丸身のままの魚を焼く場合は、内部まで
火が通っていることはもちろん、表面に適度な焦げ目の
付く焼き加減が好まれている。一方、干物、切り身の魚
は火が通っていて、焦げ目の少ないものが好まれる。種
々魚焼きの実験を行った結果、丸身用と切り身・干物用
の大きく2つのメニューを用意し、そのそれぞれに独立
した計算式(判定温度算出用、残時間算出用)を用いて
最適な定数を設定すれば、ほとんどの魚の種類に対して
自動で適度の焼き加減に焼けることが分かった。例え
ば、丸身のサンマ、シシャモ、あじなど、その重量、大
きさ、厚さなどがかなり異なる場合も、同一の検出温度
で同一の計算により残時間を決定すれば、検出時間t0
と残時間t1が魚により増減し、ほぼ同様の仕上がりを
得ることができた。また、切り身・干物の場合は、丸身
より低い検出温度T1とすることにより、定数A2、B
2を設定することにより、魚の種類、量が変わっても同
様の焼き上がりを得ることができた。
【0026】以上実験により得られた計算式の定数をマ
イコンにプログラムして、判定温度、残時間を調理のそ
の都度算出することにより、魚の量、種類が変わった場
合などにおいても適度の焼き加減が得られるようにして
いる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
調理メニュー設定手段により設定したメニューに応じて
最初に通電される下部発熱体のオフする判定温度T1を
決定するとともに、この判定温度T1を前記温度検出手
段によって検知される調理庫内の初期温度T0により補
正するようにしたものであり、これによって調理庫内の
温度や魚の種類、量が変わっても、自動調理で同様の焼
き上がりを得ることができるものであり、その効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の調理メニュー設定手段の操作部の説明
図である。
【図3】本発明の表示部の表示例である。
【図4】本発明の調理手順の動作図である。
【図5】本発明の調理手順のフローチャートである。
【図6】本発明の調理手順の動作グラフである。
【符号の説明】
1 調理庫 2 上部発熱体 3 下部発熱体 4 触媒ヒータ 5 温度検出手段 6 調理メニュー設定手段 7 制御手段 12 触媒 14 排気口 16 排気ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理庫(1)と、魚を乗せる焼き網(1
    5)と、前記焼き網(15)より上に位置する上部発熱
    体(2)と、下に位置する下部発熱体(3)と、調理庫
    (1)内の温度を検出する温度検出手段(5)と、調理
    メニューを設定する調理メニュー設定手段(6)と、上
    部発熱体(2)、下部発熱体(3)の制御を行う制御手
    段(7)からなり、最初に下部発熱体(3)に通電し、
    次に上部発熱体(2)に通電するフィッシュロースター
    において、前記調理メニュー設定手段(6)により設定
    したメニューに応じて最初に通電される下部発熱体
    (3)のオフする判定温度(T1)を決定するととも
    に、この判定温度(T1)を前記温度検出手段(5)に
    よって検知される調理庫(1)内の初期温度(T0)に
    より補正することを特徴とするフィッシュロースター。
JP11062610A 1999-03-10 1999-03-10 フィッシュロ―スタ― Pending JP2000074384A (ja)

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