JP2000068045A - スタラーおよびスタラーを用いた電子レンジ - Google Patents

スタラーおよびスタラーを用いた電子レンジ

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JP2000068045A
JP2000068045A JP10237034A JP23703498A JP2000068045A JP 2000068045 A JP2000068045 A JP 2000068045A JP 10237034 A JP10237034 A JP 10237034A JP 23703498 A JP23703498 A JP 23703498A JP 2000068045 A JP2000068045 A JP 2000068045A
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JP
Japan
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stirrer
heating
heated
heating chamber
microwave oven
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Application number
JP10237034A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Sawada
義治 沢田
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Toshiba Hokuto Electronics Corp
Original Assignee
Toshiba Hokuto Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Hokuto Electronics Corp filed Critical Toshiba Hokuto Electronics Corp
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加熱物の加熱むらをより少なくできるスタ
ラーおよびスタラーを用いた電子レンジを提供するこ
と。 【解決手段】 金属製の回転板21と、この回転板21
を回転させるための駆動源23とを具備したスタラーに
おいて、取り付け手段として永久磁石24を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱物の加熱む
らを少なくするスタラーおよびスタラーを用いた電子レ
ンジに関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジは、食品など被加熱物の加熱
や解凍などに利用されている。そして、電子レンジを用
いて被加熱物を加熱する場合、被加熱物に加熱むらが生
じないようにいくつかの方法が実用化されている。その
1つの方法として、被加熱物を載せるトレーを回転させ
るターンテーブル方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の電子レンジでは、被加熱物を均一に加熱する方法とし
て、たとえばトレーを回転させるターンテーブル方式が
採用されている。しかし、被加熱物の大きさや形状など
の条件によっては、トレーを回転させても被加熱物が均
一に加熱されないことがある。このような場合、被加熱
物の条件に関係なく均一に加熱できるようにするために
は、マイクロ波の放射方向や電界分布などを変更するた
めの付属設備が必要となり、コストが増大する。そのた
め、被加熱物の条件などによって、加熱むらが発生した
場合に、むらのない加熱を容易に行える電子レンジの実
現が望まれている。
【0004】この発明は、上記した要望を実現し、被加
熱物の加熱むらを少なくするスタラーおよびスタラーを
用いた電子レンジを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の回転
板と、この回転板を回転させるための駆動源とを具備し
たスタラーにおいて、取り付け手段として永久磁石を設
けたことを特徴としている。
【0006】また、本発明は、マイクロ波が照射される
加熱室と、この加熱室内に配置され、被加熱物を載せて
回転するトレーとを具備した電子レンジにおいて、上記
した構成のスタラーがその取り付け手段によって前記加
熱室の壁面に固定されたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態について図1
を参照して説明する。符号11は電子レンジを構成する
筐体で、筐体11内の一部に加熱室12が設けられてい
る。加熱室12の底部には食品などの被加熱物を載せる
ためのトレー13が配置されている。トレー13は軸1
3aを中心に回転する構造になっている。また、トレー
13と対向する加熱室12の天井には、スタラー14が
必要に応じて後付けされている。また、筐体11内の一
部にマグネトロン(図示せず)が配置され、マグネトロ
ンが発生したマイクロ波を加熱室12に導き、スタラー
14に載った被加熱物に照射し、加熱するようになって
いる。
【0008】ここで、スタラー14の構造について図2
の側面図を参照して説明する。符号21は金属製の回転
板で、回転板21の一部が折り曲げれられ、折曲部22
a、22bが形成されている。回転板21の中心は駆動
源23の回転軸23aに固定され、駆動源23の働きで
回転するようになっている。
【0009】なお、スタラーはマイクロ波が照射される
電子レンジの加熱室内に配置される。このため、駆動源
23が加熱室内で放電を発生しないように、駆動源23
には非金属製の駆動源が利用されている。たとえば、駆
動源23の駆動力を発生する巻きばね部分には、プラス
チックで構成したプラスチックゼンマイなどが使用され
ている。
【0010】また、回転板21などのような回転部分で
はなく、たとえば駆動源23の表面などスタラーの静止
部分に永久磁石24が取り付けられている。そして、ス
タラーは、駆動源23に取り付けられた永久磁石24に
よって、図1に示すように加熱室の天井部分の壁面など
に固定されている。
【0011】スタラーを構成する回転板21は、図3の
正面図に示すように、内側の円形部分21aと、円形部
分21a外側の対向する位置に90°の範囲で拡がる第
1および第2の扇状部分21b、21cとから構成され
ている。そして、第1および第2の扇状部分21b、2
1cの互いに180°ずれた端部B、Cが面に対し直角
に折り曲げられ、図2に示した折曲部22a、22bを
構成している。このとき、折曲部22a、22bの折り
曲げられた部分の長さt、Tを相違させ、スタラーが回
転した場合に、電子レンジのインピーダンスが大きく変
動するようにしている。
【0012】なお、上記した実施形態では、スタラーを
加熱室内に固定するために永久磁石を用いている。しか
し、永久磁石に代えて耐熱性の吸盤を用いることもでき
る。耐熱性の吸盤を用いた場合、加熱室の壁がステンレ
スなど非磁性材料で構成され、永久磁石が使用できない
場合でもスタラーを加熱室内に固定できる。
【0013】上記した構成において、スタラーの金属製
回転板を回転させると電子レンジのインピーダンスが大
きく変動し、マグネトロンの発振動作点が変化する。こ
れによって、マグネトロンの発振周波数が広い範囲で変
化し、被加熱物に対する加熱箇所の分布が変化し、むら
のない加熱が行える。また、スタラーは、取り付けや取
り外しが、随時、できる構造になっている。したがっ
て、被加熱物の条件などが変化し、加熱むらが大きくな
ったような場合にスタラーを後から取り付け、加熱むら
を小さくできる。また、加熱むらがない場合にはスタラ
ーを取り外せるため、その分、加熱室を広くして利用で
きる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、被加熱物に対して加
熱むらを少なくするスタラーおよびスタラーを用いた電
子レンジを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するための概略の構
造図である。
【図2】この発明に使用されるスタラーの概略の構造図
である。
【図3】この発明に使用されるスタラーの回転板を示す
概略の構造図である。
【符号の説明】
11…筐体 12…加熱室 13…トレー 14…スタラー 21…金属製の回転板 22a、22b…回転板の折曲部 23…駆動源 24…永久磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の回転板と、この回転板を回転さ
    せるための駆動源とを具備したスタラーにおいて、取り
    付け手段として永久磁石を設けたことを特徴とするスタ
    ラー。
  2. 【請求項2】 金属製の回転板と、この回転板を回転さ
    せるための駆動源とを具備したスタラーにおいて、取り
    付け手段として吸盤を設けたことを特徴とするスタラ
    ー。
  3. 【請求項3】 マイクロ波が照射される加熱室と、この
    加熱室内に配置され、被加熱物を載せて回転するトレー
    とを具備した電子レンジにおいて、請求項1または請求
    項2のスタラーがその取り付け手段によって前記加熱室
    の壁面に固定されたことを特徴とする電子レンジ。
JP10237034A 1998-08-24 1998-08-24 スタラーおよびスタラーを用いた電子レンジ Pending JP2000068045A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1566986A1 (en) * 2004-02-19 2005-08-24 LG Electronics Inc. Microwave oven
JP2010199009A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Panasonic Corp マイクロ波加熱装置
CN111121110A (zh) * 2020-02-11 2020-05-08 泉州泉港品然茶业有限公司 微波炉炒坚果用辅助盒

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