JP2000067049A - 通信翻訳装置、通信翻訳システムおよび記録媒体 - Google Patents

通信翻訳装置、通信翻訳システムおよび記録媒体

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JP2000067049A JP10236850A JP23685098A JP2000067049A JP 2000067049 A JP2000067049 A JP 2000067049A JP 10236850 A JP10236850 A JP 10236850A JP 23685098 A JP23685098 A JP 23685098A JP 2000067049 A JP2000067049 A JP 2000067049A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットによる情報の授受に際
し、言語上の違いによる障害を除去することにある。 【解決手段】 第一の言語の原文情報を提供する情報提
供装置21 ,…,2n とこの情報提供装置にインターネ
ット1を介して第二の言語を扱うユーザとの間に通信翻
訳装置3を設け、この通信翻訳装置は、原文情報を取り
込んで翻訳するか否かを判断し、翻訳する場合には第二
の言語に翻訳するが、HTMLのタグを用いて、前記翻
訳された訳文に原文情報を埋め込むとか、分析情報を抽
出するとか、或いは他の訳文候補を保存し、必要なとき
に保存された前記訳文とともに原文情報、分析情報また
は他の訳文候補を読み出して表示する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット上の
パソコンなどの情報提供装置から提供される第一言語を
第二言語に翻訳する通信翻訳装置および記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴ない、
インターネット上から取り込む各種言語の情報を翻訳す
る機械翻訳処理装置が注目されてきている。その理由
は、自国語と異なる言語の文書情報をそのまま取り込む
よりも、インターネット上の翻訳サーバなどで翻訳させ
た後、その翻訳結果である自国語の情報を取り込んだ方
が文書の内容を容易、かつ、迅速に理解できるためであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようにインターネット上の情報を翻訳サーバなどを経由
して翻訳結果を取り込む場合、或いはインターネット上
の情報を直接取り込んで翻訳する場合、次のような種々
の問題が指摘されている。
【0004】(1) インターネットを経由して取り込
む情報は、翻訳用の情報ではなく、ホームページを見る
ためのインターネット専用の用法提示ツール(WWWブ
ラウザ)に基づいて表示されることから、従来の機械翻
訳エディタによって提供される種々の補助機能が受けら
れなく問題がある。例えば翻訳結果に対応する原文や英
単語を知りたい場合にはその原文や英単語の参照が困難
となったり、翻訳時に幾つかの訳語候補が出てくるが、
翻訳された訳語以外の訳語が見られないといった問題が
ある。
【0005】(2) インターネット上から情報を取り
込んでインターネット用の情報,つまりハイパーテキス
ト文書などを作成する場合、各ホームページ相互間をリ
ンクでつないでいくが、これら一連のインターネット用
情報の作成作業は作成者が行なわなければならず、作成
者なしではデータ作成が困難である。
【0006】(3) また、英語しか受理できないブラ
ウザやOSを使用しているとき、行き先(URL)アド
レスを通して例えば日本語のホームページにアクセスし
たとき、そのホームページの情報を表示できないばかり
か、システムダウンとなることがある。これは、逆に日
本語しか受理できないブラウザやOSを用いている場合
でも、英語のホームページにアクセスしたときに同様の
問題が生ずる。
【0007】(4) 従来の一般的な機械翻訳処理装置
は、翻訳する文書の分野を判定した後、その判定された
分野に応じた辞書、文法などを用いて翻訳するので翻訳
精度が向上するが、インターネット情報を翻訳する場合
には情報を取得するまで、そのページがどの分野である
か判定できない問題がある。
【0008】(5) さらに、インターネットを通して
アンケートを行ったり、商品購入や種々の予約を行うこ
とができるが、そのとき英語で記載される商品の説明を
理解するために翻訳したときに商品名などの項目も同時
に翻訳されてしまう。
【0009】例えば「English 」と「Japanese」の2者
択一の形で選択しサーバなどに返却すべきところ、「英
語」と「日本語」に翻訳され、ここで「日本語」を選択
しサーバに返却しても、サーバではEnglish とJapanese
しか受理できない問題があり、一方、ユーザ側にとって
は商品の購入や予約の用を果たせない。また、ユーザ側
がアンケートその他商品購入などに対し、何らかの回答
その他の要望事項を日本語で入力した場合でも、サーバ
側で受理できない問題がある。
【0010】(6) ユーザどうしが互いにインターネ
ットを介して会話をする場合、インターネット上では英
語が主に使用されているので、翻訳サーバを介して会話
に参加することが可能であるが、翻訳結果が悪く会話の
意図がうまく伝わらず、相手に不快感を与える場合があ
る。
【0011】(7) また、外国のユーザと会話をした
り、時間制限のあるサーバにアクセスする場合、相手国
の時刻が分からずに迷惑をかける問題がある。
【0012】(8) さらに、英語などの普通名詞に大
文字を用いて固有名詞的に使用することがあるが、この
ような場合には日本語の訳文に英語のスペルを併記する
技術が公知であるが、それだけでは例えば「Machine Tr
anslation system」は「機械翻訳(Machine Translatio
n )システム」となり、意味がよくわからなる問題があ
る。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、インターネットを用いて相互に情報を授受するに際
し言語上の違いによる障害を除去可能とする通信翻訳装
置および記録媒体を提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、通信翻訳装置
を有効に活用し、インターネットを用いて異なる言語に
よる会話等をスムーズに行う通信翻訳システムを提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1ないし請求項5に対応する本発明は、ネッ
トワーク上に提供される原文情報を翻訳処理する通信翻
訳装置において、前記ネットワーク上に提供される原文
情報を所要の言語に翻訳処理する翻訳処理手段と、電子
文書用マークアップ言語を用いて、前記翻訳された訳文
(訳語単位を含む)に前記原文情報(単語単位を含む)
を埋め込んで保存する原文埋込み処理手段を有し、さら
に前記原文埋込み処理手段により保存された前記訳文と
ともに原文情報を読み出して表示するか、或いは前記訳
文のみを表示し必要な時に原文情報を読み出して表示す
る表示手段を設けたものである。
【0016】さらに、前記原文埋込み処理手段に代え
て、同じく電子文書用マークアップ言語を用いて、前記
翻訳された訳語に原文情報の単語および翻訳時の解析情
報を埋め込んで保存する原文埋込み処理手段を設ける
か、或いはHTMLのタグを用いて、翻訳された訳文中
に存在する訳語および当該訳語の他の訳語情報を保存
し、前記訳文のみ、または当該訳文および選択可能に他
の訳語情報を表示する表示手段とを設けた構成である。
【0017】なお、翻訳処理用記録媒体にこのような手
段に相当する機能を実現させる翻訳処理プログラムを記
録し、コンピュータで翻訳処理プログラムを読み取って
前記機能を実現させることもできる。
【0018】このような手段を講じたことにより、翻訳
結果の中に原文、その他の解析情報、他の訳語候補を表
示せずに保持し、必要なときにその保持された情報を表
示、選択、修正等を行うことができ、また原文や英単語
を知りたいときに容易に参照できる。また、翻訳結果の
他の訳語を見たいとき、他の訳語を容易に見ることがで
きる。また、該当個所の再度翻訳を容易に行うことがで
きる。
【0019】次に、請求項6および請求項7に対応する
発明は、ネットワーク上に提供される原文情報を翻訳処
理する通信翻訳装置において、文書データのイメージデ
ータを読み取るデータ読取り手段と、意味解析用プログ
ラムを記録するプログラムデータ記憶手段と、イメージ
データパターンから言語データを認識するための認識用
辞書および意味解析ルール集データと、前記データ読取
り手段で読み取った前記イメージデータを前記認識用辞
書に基づいて言語データに変換する言語データ変換手段
と、この変換された言語データと既に電子文書用マーク
アップ言語で作成されているハイパーテキストデータと
の意味概念を解析し、これら両データの意味概念が同一
であるとき、同一データ部分にリンクを張るリンク処理
手段とを設けたものである。
【0020】なお、翻訳処理用記録媒体にこのような手
段に相当する機能を実現させる翻訳処理プログラムを記
録し、コンピュータで翻訳処理プログラムを読み取って
前記機能を実現させることもできる。
【0021】従って、請求項6および請求項7に対応す
る発明は、以上のような手段を講じたことにより、イン
チーネット用の情報を作成するとき、読み取った文書デ
ータの中のあるデータとハイパーテキストデータの中の
データとの意味概念の等しいところを見つけて自動的に
リンクを張ることができ、データ作成作業が非常に効率
よくできる。
【0022】次に、請求項8および請求項9に対応する
発明は、ネットワーク上の情報提供装置から提供される
情報を受信する通信制御手段と、この通信制御手段で受
信される情報の言語が第一の言語か第二の言語かを判定
する言語判定手段と、この言語判定手段で第一の言語と
判定されたとき、システム本体の各機能が第一言語で処
理可能か否かを判断する処理適否判断手段と、この処理
適否判断手段による判断結果から前記各機能が処理に適
しないとき、第一言語を第二言語に翻訳して表示するネ
ットデータ閲覧表示手段とを設けたものである。
【0023】なお、翻訳処理用記録媒体にこのような手
段に相当する機能を実現させる翻訳処理プログラムを記
録し、コンピュータで翻訳処理プログラムを読み取って
前記機能を実現させることもできる。
【0024】従って、請求項8および請求項9に対応す
る発明は、以上のような手段を講じたことにより、例え
ば英語しか受理できないブラウザやOSを使用している
とき、或いは日本語を表示するフォントがないのに、日
本語のページにアクセスしても、システム本体の各機能
を判断しながら英語に翻訳して表示するので、システム
ダウンとなる危険をなくすことができる。
【0025】次に、請求項10および請求項11に対応
する発明は、要求元の第1のデータに関連付けられるネ
ットワーク上の情報提供装置から第2のデータを要求す
るデータ要求手段と、前記要求元の第1のデータの文字
列から分野を判定する要求元リンク文字列分野判定手段
と、前記データ要求手段の要求に基づいて受信される第
2のデータを前記判定手段で判定された分野のもとに翻
訳処理する翻訳処理手段とを設けたものである。
【0026】なお、翻訳処理用記録媒体に翻訳処理プロ
グラムを記録し、コンピュータでその翻訳処理プログラ
ムを読み取って機能を実現させることもできる。
【0027】このような手段を講じたことにより、要求
元の第1のデータに関連付けられるネットワーク上の情
報提供装置から第2のデータを要求するに当たり、第1
のデータの文字列を解析して第2のデータの分野を判定
するので、第2のデータの受信時に判定した分野で迅速
に翻訳処理できる。
【0028】さらに、請求項12ないし請求項14に対
応する発明は、ネットワーク上の情報提供装置から提供
されるデータを受信し、この受信データの分野が既に保
存されているか否かを判定するデータ分野判定手段と、
このデータ分野判定手段で同種分野が保存されていない
とき、前記受信データのサイトの分野の保存有無を確認
し、サイトの分野が保存されているとき前記受信データ
の名前とサイト分野とを同時に保存するデータ・分野保
存手段と、前記サイトの分野が保存されていないとき通
常の翻訳手続に従って分野を特定する手段とを設けたも
のである。
【0029】また、オートパイロットプログラムを用い
た場合でも同様に、1回目の受信データの分野を確保す
れば、2回目の受信データに同じ分野を用いることがな
お、翻訳処理用記録媒体に翻訳処理プログラムを記録
し、コンピュータでその翻訳処理プログラムを読み取っ
て機能を実現させることもできる。
【0030】このような手段を講じたことにより、デー
タ受信時に分野判定を行い、受信データとともに保存し
ておけば、同じページに再度アクセスするとき、予め保
存した分野を用いて翻訳処理を行うことができる。
【0031】さらに、請求項15ないし請求項16に対
応する発明は、ネットワーク上の情報提供装置から提供
される情報を翻訳処理する通信翻訳装置において、ブラ
ウザにて取り込んだ情報提供装置から提供される情報を
受信し記憶する情報取込み記憶手段と、この受信情報の
中にタグに基づいて特定原文項目があるか否かを判断す
る特定原文項目有無判断手段と、この判断手段の判断結
果に基づいて前記特定原文項目を除いて翻訳処理する翻
訳処理手段と、この翻訳結果の情報を表示する翻訳情報
表示手段とを設け、前記ブラウザを用いて前記翻訳結果
の情報を送信可能とする。
【0032】なお、翻訳処理用記録媒体に翻訳処理プロ
グラムを記録し、コンピュータでその翻訳処理プログラ
ムを読み取って機能を実現させることもできる。
【0033】このような手段を講じたことにより、受信
した情報の中からタグに基づいて例えば選択項目などの
特定原文項目を見つけたとき、翻訳せずに選択したその
言語のままを情報提供元へ返却可能とするので、情報提
供元が容易に受理することができる。
【0034】さらに、請求項17に対応する発明は、第
一の言語の情報を提供する情報提供装置と、この第一の
言語の情報を受信して第二の言語の情報に翻訳し、か
つ、この第二の言語の情報を第一の言語の情報に翻訳す
る通信翻訳装置と、前記情報提供装置から提供される第
一の言語の情報を前記通信翻訳装置を経由して第二の言
語の情報として受け取って表示するとともに、この表示
された第二の言語の情報を前記通信翻訳装置を経由して
第一の言語の情報に変換し前記情報提供装置に送信する
ブラウザとを備えた通信翻訳システムである。
【0035】このような手段を講じたことにより、第一
の言語の情報を提供する情報提供装置と第一の言語を扱
うブラウザとの間に通信翻訳装置を設け、ここで情報提
供装置やブラウザで扱う言語に翻訳し送出するようにす
れば、情報提供装置に選択項目の他、コメントなども容
易に送信でき、情報提供装置はアンケートなどの状況を
的確に得ることかできる。
【0036】さらに、請求項17に対応する発明は、第
1の言語の会話用情報を表示する第1の会話装置と、こ
の第1の会話装置にネットワークおよび通信翻訳装置を
介して接続され、前記第1の会話装置と第二の言語の会
話情報にて会話を実行する第2の会話装置を有する通信
翻訳システムにおいて、前記通信翻訳装置は、第1の会
話装置からの第1の言語の会話用情報を第二の言語に翻
訳し前記第2の会話装置に送出し、また前記第2の会話
装置からの第二の言語の会話情報を前記第一の言語の会
話情報に翻訳する翻訳処理手段と、翻訳処理を実施して
いる旨のメッセージデータを記憶するメッセージデータ
記憶手段と、前記翻訳処理手段による翻訳処理時、前記
会話情報の適宜な個所または当該会話情報の前後の何れ
かにメッセージデータを付加するメッセージデータ付加
手段とを設けたものである。
【0037】このような手段を講じたことにより、第1
の会話装置に対して翻訳処理を実施している旨のメッセ
ージデータを送信するので、その状況を把握でき、翻訳
結果が悪く意図がうまく伝わらない場合でも、第1の会
話装置側に不快を与えることが少なくなる。
【0038】さらに、請求項18に対応する発明は、第
1の言語の会話用情報を表示する第1の会話装置と、こ
の第1の会話装置にネットワークおよび通信翻訳装置を
介して接続され、前記第1の会話装置と第二の言語の会
話情報にて会話を実行する第2の会話装置を有する通信
翻訳システムにおいて、前記通信翻訳装置は、第1の会
話装置からの第1の言語の会話用情報を第二の言語に翻
訳し前記第2の会話装置に送出し、また前記第2の会話
装置からの第二の言語の会話情報を前記第一の言語の会
話情報に翻訳する翻訳処理手段と、翻訳処理を実施して
いる旨のメッセージデータを記憶するメッセージデータ
記憶手段と、前記翻訳処理手段による翻訳処理時、前記
会話情報の適宜な個所または当該会話情報の前後の何れ
かにメッセージデータを付加するメッセージデータ付加
手段とを設けたものである。
【0039】このような手段を講じたことにより、それ
ぞれチャット用プログラムを用いて、第1の会話装置と
第2の会話装置が異なる言語の会話情報を送信しながら
会話する場合でも、これら両装置の間の通信翻訳装置が
会話情報の適宜な個所に翻訳処理を実施している旨のメ
ッセージデータを付加し表示すれば、会話相手に不快を
与えることが少なくなる。
【0040】さらに、請求項19に対応する発明は、第
1の言語の会話用情報を表示する第1の会話装置と第二
の言語の会話情報にて会話を実行する第2の会話装置と
の間の通信翻訳装置として、予め会話相手地域ごとの標
準時刻を表示するための時刻データを記憶する時刻デー
タ記憶手段と、相手地域の会話装置に対してアクセスす
るとき、アクセス先である会話相手地域に関する時刻デ
ータから標準時刻を算出し会話情報の所定の個所に表示
する時刻表示手段とを設けたものである。
【0041】このような手段を講じたことにより、外国
のユーザと会話したり、時間制限のあるサーバにアクセ
スする場合でも相手の時刻が分かるので、迷惑をかける
心配が少なくなる。
【0042】さらに、請求項20および請求項21に対
応する発明は、情報提供装置から提供される原文情報を
翻訳する翻訳処理手段と、この翻訳結果である訳文中に
名詞句があるか否かを判断する名詞句有無判断手段と、
その名詞句中に大文字原文に続いて小文字の名詞句(固
有名詞)があれば、訳文の後に小文字の名詞句を含めて
原文情報を付加する原文付加手段とを設けた通信翻訳装
置である。
【0043】なお、翻訳処理用記録媒体に翻訳処理プロ
グラムを記録し、コンピュータでその翻訳処理プログラ
ムを読み取って機能を実現させることもできる。
【0044】このような手段を講じたことにより、翻訳
結果である訳文中に名詞句があり、かつ、名詞句中に大
文字原文に続いて小文字の名詞句(固有名詞)があれ
ば、訳文の後に小文字の名詞句を含めて原文情報を付加
するので、訳文の意味が確実に理解することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0046】(実施の形態1)図1は本発明に係わる通
信翻訳装置の一実施の形態を示す構成図である。
【0047】この通信システムにおいては、インターネ
ット等のネットワーク1上に、クライアントからの要求
を受けてホームページを含む各種の情報(原文)を提供
するパソコンなどの情報提供装置21 ,…,2n の他、
この情報提供装置21 ,…,2n から提供される原文情
報(第一の言語)を受信して自国語である例えば日本語
(第二の言語)に翻訳処理するパソコンなどの通信翻訳
装置3などが接続されている。
【0048】この通信翻訳装置3は、翻訳指示その他必
要な指示、さらに原文の情報を読み取って入力するキー
ボード,マウス、スキャナなどの入力部11、情報提供
装置21 ,…,2n から提供される原文情報や翻訳結果
等を表示するCRT,ビットマップ、ゴーグル、壁面投
射などの表示部12、情報提供装置21 ,…,2n から
提供される情報を翻訳処理用記録媒体13の翻訳処理プ
ログラムに基づいて翻訳処理および必要な制御を実行す
るCPUをもつ翻訳処理部14、ネットワーク1へのア
クセス制御,情報提供装置21 ,…,2n から提供され
る情報の受信制御等を行う通信制御部15、辞書・文法
データを記憶する辞書・文法記憶部16および受信情
報、翻訳結果の訳文その他必要なデータを記憶するデー
タ記憶部17によって構成されている。
【0049】前記翻訳処理用記録媒体13は、一般的に
は磁気ディスクが用いられるが、それ以外には例えば磁
気テープ、CD−ROM、DVD−ROM、フロッピー
ディスク、MO、MD、CD−R、メモリカードなどを
用いてもよい。
【0050】前記翻訳処理部14は、例えばネットワー
ク1から通信制御部15を介して受信される例えば英語
などの原文情報を翻訳するか否かを判断する翻訳有無判
断手段と、この翻訳有無判断手段によって翻訳すると判
断されたとき、原文情報について辞書・文法記憶部16
の辞書および文法を用いて、例えば日本語などの第二の
言語に翻訳処理する翻訳処理手段と、この翻訳処理手段
により翻訳された訳文および前記原文について電子文書
用マークアップ言語ツール(HTML,SGML,XM
L,HPML等があり、以下,説明の便宜上、HTML
を用いて説明する)に基づくコメントタグを用いて例え
ば訳文に原文を埋込む原文埋込み処理手段とからなって
いる。
【0051】なお、インターネット1から通信制御部1
5を介して受信される原文情報は一時的にデータ記憶部
17に記憶されて翻訳処理されるが、常時は原文情報は
埋込まずに訳文だけを表示し、必要な時だけ訳文に原文
情報を埋込む処理をしてもよい。
【0052】次に、CPUからなる翻訳処理部14が翻
訳処理用記録媒体13から翻訳処理プログラムを読み取
って翻訳処理を実行する例について図2を参照して説明
する。
【0053】表示部12に例えばブラウザなどを用いて
ホームページを表示し、行き先(URL)を指定する
と、入力部11を介して通信制御部15はネットワーク
1をアクセスし情報提供装置例えば21 に対し原文情報
を要求する。ここで、情報提供装置21 から原文が提供
されると、この原文をネットワーク1を介して通信制御
部15で受信する。
【0054】ここで、翻訳処理部14は、翻訳処理用記
録媒体13の翻訳処理プログラムを読み取って通信制御
部15から原文を読み取り、データ記憶部17に記憶す
る(S1)。しかる後、入力部11からの指示に基づい
て翻訳が必要であるか否かを判断する(S2,翻訳有無
判断機能)。翻訳が必要があると判断されたとき、辞書
・文法記憶部16に記憶される翻訳対応言語の辞書およ
び文法に従って翻訳処理を実行する(S3,翻訳処理機
能)。そして、翻訳結果である訳文をHTMLのタグ
(例えば改行タグ等)を用いてデータ記憶部17の例え
ば訳文ファイルなどに記憶する一方、当該訳文にHTM
Lのコメントタグを用いて原文埋め込む処理を行った後
(S4,原文埋込み処理機能)、表示部12に表示す
る。図3は文単位の訳文に原文を埋め込んだ表示例であ
る。
【0055】因みに、図4(a)は通信制御部15で受
信された原文情報の画面表示例であるが、従来の翻訳装
置で翻訳処理したとき、図4(b)に示すような翻訳結
果の訳文が表示される。一方、HTMLによるテキスト
データの場合には図5(a)にようなデータとなるが、
これを従来の翻訳装置で翻訳処理したとき、HTMLの
場合には図4(b)ではなく図5(b)に示すような訳
文データとなる。そして、この図5(b)の訳文データ
および図3の原文を含む訳文データをブラウザを用いて
表示すると図5(c)に示すような画面表示例となる。
つまり、図4(b)と同じ状態に表示される。
【0056】図6は図3のデータから原文データを読み
出して表示した画面例である。この画面例はバルーンに
より表示されている。
【0057】図7(a)は図5(a)の訳文データに単
語単位で埋め込んでデータ記憶部17に保存した例であ
り、これをブラウザを用いて表示すると図7(b)のよ
うな画面例となる。これは図4(b)と同じである。し
かし、図7(a)から原文データを読み出して表示する
と図7(c)のような表示画面例となる。この画面例は
バルーンで表示されている。
【0058】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、HTMLルールのコメントタグを用いて、訳文に原
文を埋め込んで記憶するとともに表示可能としたので、
翻訳結果である訳文に対応する原文を参照することがで
きる。また、訳文の単語単位に原文の単語を埋め込むこ
とができ、各単語の訳文に対し、必要とする原文例えば
英単語を表示し容易に把握することができる。
【0059】図8は図1に示す通信システムを用いた場
合の他の実施の形態例を説明する図である。
【0060】この例は、翻訳処理部14が原文の各単語
に対して辞書・文法記憶部16に記憶される辞書および
文法を用いて翻訳するが、このときHTMLのコメント
(←→)を用いて原文情報の単語の翻訳時に解析情報と
して得られる「品詞」を原文単語とともに、訳文の単語
に埋め込む処理を行い、データ記憶部17の所定のファ
イルに記憶し、表示部12に表示する。
【0061】その結果、図8に示すように訳文の各単語
に、「原文の単語+解析情報である品詞」を付加するこ
とができる。因みに、図13の第1段目は訳文単語「こ
の」に対して“Pren”(代名詞)、第2段目は訳文単語
「システム」に対して“n ”(名詞)を埋め込むことが
できる。
【0062】図9は同じく図1に示す通信システムを用
いたときの他の実施の形態例を説明する図である。
【0063】この例は、翻訳処理部14が原文の各単語
に対して、辞書・文法記憶部16に記憶される辞書およ
び文法を用いて翻訳するが、このときにはHTMLのコ
メントを用いて、訳語に原文の単語の翻訳時に得られる
訳語の他の候補データを埋め込む処理を行い、データ記
憶部17の所定のファイルに記憶し、表示部12に表示
する。
【0064】例えば訳語である「この」に対し他の候補
データ「本、当」、訳語である「システム」に対して他
の候補データ「装置、仕組み」を埋め込むものである。
【0065】図10(a)は図9に示す記憶データをブ
ラウザで表示した例であって、図4(b)と同じ表示画
面例となる。また、図10(b)は図9に示す記憶デー
タから訳語の他の候補データを読み出してポップアップ
メニューで表示した表示画面例である。このような表示
画面例とすれば、訳語の他の候補データの中から1つを
選択し、表示中の画面に反映させたり、学習させたりす
ることができる。
【0066】従って、図8および図9に示すような実施
の形態によれば、翻訳処理時の分析情報や他の訳語を見
たいときに見ることができ、学習効果が高まり、より訳
語の信頼性を上げることができる。
【0067】なお、ユーザがネットワーク1上に提供さ
れる第一の言語情報を翻訳サーバを経由して所望の言語
例えば日本語に翻訳後に受け取る通信システムにおいて
は、図1に示すような構成を翻訳サーバに設けてもよい
ことは言うまでもない。
【0068】(実施の形態2)図11は本発明に係わる
通信翻訳装置の他の実施の形態を示す構成図である。な
お、同図において図1と同一部分には同一符号を付しそ
の詳しい説明は省略する。
【0069】21は図1と同様にキーボード,マウスな
どを有する他、少なくとも紙などに記述される情報を読
み取ってイメージデータとして入力可能なOCRなどの
スキャナを含む入力部、22は意味解析プログラムを記
録する意味解析用記録媒体であって、これには例えばイ
メージデータパターンから言語データを認識するための
OCR用サブプログラム22aとこの言語データの意味
概念を解析するための意味解析用サブプログラム22b
とをもっている。
【0070】23は意味解析用データ記憶部であって、
これは例えばイメージデータパターンから言語データを
認識するための認識用辞書23aおよび言語データとH
TMLによって作成されてデータ記憶部17に格納され
ているハイパーテキストデータとの意味概念の関連性を
解析する意味解析ルール集データ23bとを備えてい
る。
【0071】24はリンク処理制御部であって、これは
OCR用サブプログラム22aに従ってイメージデータ
パターンから言語データに変換し、さらに意味解析用サ
ブプログラム22bに従って変換された言語データと既
にHTMLで作成されたハイパーテキストデータとの意
味概念を比較し、これら意味概念に同一性を有するとき
同一性を有するデータどうしにHTMLに基づいてリン
クを張るリンク処理機能をもっている。
【0072】次に、以上のような装置の動作について説
明する。
【0073】通信翻訳装置4において、情報提供装置例
えば21 などからネットワーク1を介して提供される情
報を翻訳処理する例は図1で既に述べているので、ここ
ではその説明は省略し、以下、入力部21から入力され
る関連文書のリンク処理制御について、図12を参照し
て説明する。
【0074】今、入力部21からリンク制御指示を受け
ると、リンク処理制御部24は、意味解析用記憶媒体2
2の意味解析プログラムに従って所定の処理を実行す
る。
【0075】すなわち、入力部21である例えばスキャ
ナを用いて図19(a)に示すように記述された文書デ
ータ「1」をイメージデータとして読み込むと、リンク
処理制御部24は、その文書データのイメージデータを
取り込んでデータ記憶部17に記憶した後(S11,イ
メージデータ取り込み機能)、このイメージデータにつ
いて認識するか否かを判断する(S12,データ認識有
無判断機能)。ここで、オペレータの指示のもとに認識
すると判断したとき、OCR用サブプログラム22aお
よび認識用辞書23aを用いてイメージデータを言語デ
ータに変換する(S13,言語データ変換機能)。
【0076】しかる後、リンク処理制御部24は、意味
解析用サブプログラム22bに基づいて、変換された言
語データについて意味解析ルール集データ23bを用い
て意味概念について解析する(S14,データ意味解析
機能)。そして、この言語データの意味概念と既にHT
MLで作成されている例えば図13(b)のようなハイ
パーテキストデータ「2」の意味概念とを解析し、各デ
ータ「1」,「2」における「98年に発売予定のパソ
コン」と「98年新製品PC」の意味概念に同一性があ
るとき、HTMLルールに基づいて、データ「1」,
「2」の該当する部分に対してリンクを張る処理を実行
する(S15,リンク処理機能)。
【0077】図14は図13に示す2つのデータの意味
概念の解析結果を説明する図であって、これら2つの意
味概念がほぼ等しいことが分かる。図15は2つのデー
タの意味概念の等しい部分にリンクを張った結果例を示
す図である。
【0078】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、従来、インターネット用情報を作成する場合にはデ
ータ作成者がページ間のリンクをはる作業を行う必要が
あり、非常にデータ作成が困難であったが、本装置にお
いては、紙などに記述されるデータを読み取り、この読
み取りデータの見出しなどのデータと既に作成ずみのハ
イパーテキストデータ中に含まれるデータとの意味概念
が等しいかを判断し、等しいと判断されたときにリンク
を張るので、容易、かつ、自動的にリンクを張る作業を
進めることができる。
【0079】(実施の形態3)図16は本発明に係わる
通信翻訳装置の他の実施の形態を示す構成図である。な
お、同図において図1と同一部分には同一符号を付しそ
の詳しい説明は省略する。
【0080】この実施の形態は、例えば英語しか受理で
きないブラウザやOSなどを備えた装置に対し、例えば
日本語のホームページをアクセスしたときの不具合を改
善する形態例である。
【0081】なお、この通信翻訳装置とは、ネットワー
ク1に接続される全ての装置を対象とすることは言うま
でもない。
【0082】図16に示す通信翻訳装置3は、特に図1
と比較して異なる部分を述べると、CPUで構成される
翻訳処理部14aに、翻訳処理プログラムを記録する記
憶媒体13の他、ネットワーク1上から通信制御部15
を介して受信される情報が言語上から受理できるか否か
を判定する言語受理判定プログラムを記録する言語受理
判定用記録媒体31、ネットワークのホームページを見
るためのブラウザ32が接続されている。
【0083】前記翻訳処理部14aは、通信制御部15
で受信された情報の言語が第一言語であるか第二言語で
あるかを判定する言語判定手段33と、この言語判定手
段33により第一言語であると判定されたとき、システ
ム本体の諸機能がその言語処理に適するか否かを判断す
る処理適否判断手段34と、各諸機能が言語処理に適し
ているとき、および適していないときにブラウザ32を
用いて第二の言語を表示するネットデータ閲覧表示手段
35とによって構成されている。
【0084】なお、前記情報提供装置21 ,…,2
n は、例えば第一言語のホームページを含むハイパーテ
キストデータをもつか第二言語のホームページを含むハ
イパーテキストデータをもつかは問わない。
【0085】次に、以上のような通信翻訳装置の動作に
ついて図17を参照して説明する。また、図17はCP
Uをもつ翻訳処理部14aのコンピュータが言語受理判
定用記録媒体31の言語受理判定プログラムを読み取っ
て所定の機能を実現する一連の処理例でもある。なお、
説明の便宜上、ブラウザ32等が第二言語である例えば
英語のホームページの情報のみを表示できる機能をもっ
たものとする。
【0086】今、通信翻訳装置3が情報提供装置21
ら提供される日本語のホームページを含むハイパーテキ
ストデータを受信したとする。
【0087】ここで、翻訳処理部14aは、言語受理判
定用記録媒体31の言語受理判定プログラムを読み取
り、通信制御部15で受信されたハイパーテキストデー
タを取り込み(S21)、そのデータが2バイトコード
(日本語)であるか否かを判定する(S22,言語判定
機能)。当該データが2バイトコードである場合には第
一言語である日本語であると判定し、2バイトコードで
ない場合には第二言語である例えば英語と判定する。英
語と判定されたとき、ブラウザ32が第二言語である英
語で表示可能であるので、ブラウザ32を用いて情報提
供装置21 から提供される情報を表示する(S26)。
【0088】しかし、ステップS22において2バイト
コードであると判定されたとき、処理適否判断機能を実
現する。システムのOSが2バイトコード(日本語)を
受理できるか否かを判断し(S23)、受理できる場合
には引き続き、システムが2バイトコード用のフォント
をインストールしているか否かを判断する(S24)。
ここで、2バイトコード用のフォントがインストールさ
れている場合、さらにブラウザ32が2バイトコードを
表示できるか否かを判断する(S25)。
【0089】以上のようにして各諸機能が全て2バイト
コード用に適用できるとき、ブラウザ32を用いて情報
提供装置21 から提供される情報を表示する(S2
6)。
【0090】しかし、各ステップS23、S24、S2
5の何れかにおいて2バイトコードの適用が困難なと
き、情報提供装置21 から提供される情報を翻訳処理プ
ログラムを用いて第二言語である英語に翻訳した後(S
27)、ブラウザ32を用いてホームページを含むテキ
ストデータである情報を表示する(S26)。
【0091】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、OSやブラウザが英語しか受理できないにも拘ら
ず、インターネット上の日本語のホームページを含むテ
キストデータアクセスした場合、OSやブラウザの処理
可能状態を判断し、処理不可能な場合には英語に翻訳し
て表示するので、システムダウンを起こすことなく円滑
に利用できる。
【0092】(実施の形態4)図18は本発明に係わる
通信翻訳装置の他の実施の形態を示す構成図である。な
お、同図において図1と同一部分には同一符号を付しそ
の詳しい説明は省略する。
【0093】この実施の形態は、ネットワーク上の情報
を翻訳するに先立ち、要求元リンク情報から分野を判定
する形態例である。
【0094】この通信翻訳装置において、特に図1と比
較して異なるところは、情報提供装置21 ,…,2n
ら提供される原文情報を翻訳する翻訳処理プログラムを
記録する翻訳処理用記録媒体13aと翻訳処理および必
要な制御を実行するCPUで構成された翻訳処理部14
bを改良したことにある。
【0095】この翻訳処理用記録媒体13bの翻訳処理
プログラムは後述する図19に示す通りであって、ネッ
トワーク1から情報を取り込む前に要求元リンクの文字
列から分野を判定する処理プログラムを規定したもので
ある。この翻訳処理用記録媒体13aとしては、一般的
にはCD−ROMを用いるが、それ以外には例えば磁気
テープ、DVD−ROM、フロッピーディスク、MO、
MD、CD−R、メモリカードなどを用いてもよい。
【0096】前記翻訳処理部14bは、表示部12に表
示されるハイパーテキストデータのリンク元からリンク
先の情報を要求するとき、その要求元リンク部の文字列
データを取出し、この文字列から分野を判定する要求元
文字列分野判定手段41と、要求先の情報提供装置
1 ,…,2n から提供されてくる原文情報を受信し、
この原文情報を要求元文字列分野判定手段41で判定さ
せた分野の辞書を用いて翻訳処理を実行するデータ翻訳
処理手段42とが設けられている。
【0097】次に、以上のような装置の動作について図
19を参照して説明する。なお、この図19はCPUを
もつ翻訳処理部14bであるコンピュータが翻訳処理用
記録媒体13aの翻訳処理プログラムを読み取って所定
の機能を実現する一連の処理の流れを示す図でもある。
【0098】すなわち、この通信翻訳装置について具体
的に述べると、HTMLルールに基づき、表示部12に
表示されているホームページを含むハイパーテキストデ
ータのリンク元からリンク先となるネットワーク上の他
の情報提供装置例えば21 に対してデータを要求する
が、このとき翻訳処理部14bは、翻訳処理プログラム
に基づいて新ページ要求元リンク部の文字列を抽出し
(S31,要求元リンク文字列抽出機能)、その文字列
の内容を分析し、記憶部16の辞書を参照しながら分野
を判定する(S32,分野判定機能)。
【0099】一方、入力部11からの新ページの要求に
基づいて、要求先(リンク先)の情報提供装置例えば2
1 から新ページのデータが提供され通信制御部15で受
信すると、当該通信制御部15からデータをダウンロー
ドし(S33,新データ取込み機能)、受信データを辞
書・文法および判定された分野に基づいて翻訳処理する
(S34,翻訳処理機能)。
【0100】従って、図20に示すように、例えばリン
ク元となる文字列に「政府」という文字があり、この
「政府」をクリックしてリンク先に対して次ページのデ
ータを要求する場合、「政府」が政治分野ないし政治経
済分野の語であるので、政治分野ないし政治経済分野で
あると判定できる。よって、リンク先の次ページのデー
タを受け取る前に既に分野を特定されているので、次ペ
ージのデータを受信すると同時に当該分野に基づいて翻
訳処理を進めることができ、ネットワーク上の情報であ
っても迅速に分野を定めて翻訳処理を行うことができ
る。
【0101】さらに、本発明に係わる通信翻訳装置の他
の実施の形態について図21を用いて説明する。
【0102】この通信翻訳装置は、図18とほぼ同じ構
成であるので、ここではその詳しい説明は省略し、特に
異なるCPUをもつ翻訳処理部14cについて説明す
る。
【0103】この翻訳処理部14cは、通信制御部15
を介してネットワーク1上の情報提供装置例えば21
データを要求し、その要求に基づいて情報提供装置21
から送られてくるデータを通信制御部15で受信する
と、その受信データを取込む受信データ取込み手段51
と、この受信データ取込み手段51で取込んだデータに
既に分野が特定されていないとき、当該データの分野を
判定するデータ分野判定手段52と、このデータ分野が
判定した後、受信データとともに判定された分野も同時
に保存するデータ・分野保存手段53と、以後、同種の
データを要求・受信するとき、保存されている分野情報
を用いて翻訳処理する翻訳処理手段54とが設けられて
いる。13bは図22に示す一連の処理を実行させる翻
訳処理プログラムを記録する翻訳処理用記録媒体であ
る。
【0104】次に、この通信翻訳装置の動作について図
22を参照して説明する。なお、この図22はCPUを
もつ翻訳処理部14cであるコンピュータが翻訳処理用
記録媒体13bの翻訳処理プログラムを読み取って所定
の機能を実現する一連の処理の流れを示す図でもある。
【0105】この翻訳処理部14cは、入力部11から
データ要求を受けると、通信制御部15を介してネット
ワーク1上の情報提供装置例えば21 にデータ要求を行
う(S41)。データ要求後、通信制御部15が情報提
供装置21 から要求データを受信すると、翻訳処理部1
4cは、翻訳処理プログラムに基づいて通信制御部15
の受信データを取込んだ後(S42,データ取込み機
能)、この受信データAに関する分野が既にデータ記憶
部17に保存されているか否かを判断する(S43,同
種データ分野確認機能)。
【0106】ここで、受信データAに関する分野がデー
タ記憶部17に保存されている場合、この分野の辞書の
他、文法を用いて、受信データを翻訳処理する。(S4
4,第1の翻訳処理機能)。一方、受信データに関する
分野がデータ記憶部17に保存されていないとき、当該
受信データのサイトの分野が保存されているか否かを判
断する(S45,サイト分野確認機能)。受信データA
のサイトの分野が保存されている場合、その保存されて
いる分野情報の他、当該分野の辞書や文法を用いて、受
信データを翻訳するとともに、受信データの名前と分野
とを同時にデータ記憶部17に保存する(S46,デー
タ・サイト分野保存機能)。
【0107】ステップS45において受信データのサイ
トの分野が保存されていない場合、標準環境の翻訳処理
手続に従って受信データを翻訳処理しながら分野を調
べ、受信データ、当該受信データのサイト名および調べ
た分野とを同時にデータ記憶部17に保存する(S4
7,データ・サイト名・分野保存機能)。
【0108】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、通信制御部15を介して取込んだネットワーク1上
のデータに関し、受信時に受信データの分野保存を確か
め、保存されていない場合に受信データの翻訳時または
翻訳後で分野が明らかになったとき、受信データと共に
分野も保存するので、例えばインターネット上の同じペ
ージに再度アクセスしてデータを取得する場合、保存中
の分野をそのまま有効に活用でき、迅速に受信データを
翻訳できる。さらに、受信データのサイトの分野を判定
し、その判定分野を有効に利用する。これは、インター
ネットにおいて同じページを時々更新される例が多い
が、その度に何回も同じページをアクセスして分野を繰
り返し判定し翻訳処理する必要がなくなり、受信データ
の翻訳処理の効率を上げることができる。あるサーバは
一定の分野に関するデータを提供する場合が多いことを
有効に利用している。
【0109】さらに、本発明に係わる通信翻訳装置の他
の実施の形態について図23を参照して説明する。
【0110】この実施の形態は、WEBサイトが時々情
報が更新されるので、オートパイロット機能を用いて、
1回だけでなく、定期的に同じページをアクセスするの
で、1回目に判定した分野を有効に利用する例である。
【0111】すなわち、この装置においては、予めオー
トパイロットプログラムを設け、このプログラムにHT
MLルールのURL(行き先)と所定の期間となる取得
間隔とを設定する(S51,オートパイロットプログラ
ム記憶手段)。この状態において所定の期間の経過によ
り1回目の取得時間になると、インターネット上のホー
ムページををアクセスし、ページデータを受信する(S
52)。このページデータに関し、デフォルト分野での
翻訳を実行し(S53)、このとき分野の判定を行うと
ともに、その判定結果の分野を記録する(S54)。
【0112】しかる後、次の取得時間となったとき(S
55)、インターネット上の同じページのデータを受信
するが、既に判定ずみで記録されている分野を使用し、
受信データを翻訳する(S56)。
【0113】従って、この実施の形態によれば、WEB
サイト側は分野を急変させることなく同じ分野の最新デ
ータに変更する場合が多いので、初めてサイト側にアク
セスし翻訳処理したとき、分野が分からずに翻訳精度が
低下したり、翻訳に時間がかかったりするが、このとき
判定された分野を記憶しておけば、2回目以降に同一サ
イトをアクセスしたとき、既に記憶されている分野情報
を使用することにより、精度の高い翻訳処理を実施でき
る。オートパイロット機能などを用いることにより、同
じページを定期的にアクセスする場合に非常に有効な翻
訳処理であると言える。
【0114】(実施の形態5)図24ないし図27は本
発明に係わる通信翻訳装置の説明図である。なお、これ
らの図において図1と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳しい説明は省略する。
【0115】この実施の形態は、インターネットを通し
てアンケートを行ったり、商品購入や予約などのごとき
オンラインショッピングする場合に有効な形態例であ
る。
【0116】インタネットを利用した従来の翻訳処理例
は、図24に示すようにユーザが例えば英語を扱うサー
バ(情報提供装置)61である場合、サーバ61から英
語のホームページを含むハイパーテキスト情報が提供さ
れ、通信翻訳装置62によって日本語に翻訳され、ブラ
ウザ63にて日本語の情報としてユーザに提供される。
ここで、ユーザがブラウザ63を利用して必要な情報を
入力すると、それが日本語であってもそのままサーバ6
1に送信できるが、英語を扱うサーバ側ではその日本語
を受信できないといった問題がたびたび出てくる。
【0117】例えばサーバ61が提供するホームページ
には、図25(a)に示すような例えば「Japan ,U
K,USA」から1つの国籍を選択する選択項目と、自
由記入のコメント欄とがあるものとする。このようなホ
ームページでは、国籍選択およびコメント記入後に
「「Send」ボタンをクリックすれば、その入力内容がサ
ーバ61に伝送できる。
【0118】ところで、以上のようなホームページがサ
ーバ61から提供されるが、ユーザ側が英語を理解でき
ない場合、通信翻訳装置62を経由して図25(b)の
ような日本語に翻訳すれば、ユーザ側はブラウザ63に
て読み取ることができる。つまり、図25(b)は図2
5(a)のホームページを翻訳処理した従来の画面例で
ある。ここでは、説明文だけでなく、国籍の部分も「日
本」と翻訳されている。ここで、問1において「日本」
を選択しサーバに送っても、サーバ側は「Japan ,U
K,USA」しか受理できないので無効となる。また、
問2においてコメント欄に日本語を書き込んでサーバに
送っても、サーバ側が同様にその日本語のコメントを受
理できない。
【0119】そこで、例えば選択項目など必要な項目に
ついては翻訳しないようにすれば、サーバ側において受
理できない問題は解消することができる。
【0120】図26はかかる問題を解消するための本発
明に係わる通信翻訳装置の構成図である。
【0121】この通信システムは、アンケートやショッ
ピング情報その他必要な情報を提供する情報提供装置2
1 ,…,2n 、この情報提供装置21 ,…,2n から提
供される例えばWEB情報をネットワーク1を通して受
信した後翻訳処理する翻訳処理装置3と、情報提供装置
1 ,…,2n から提供されるWEB情報を取り込んだ
り、このWEB情報に対するコメント等を情報提供装置
1 ,…,2n に伝送するユーザ側となるブラウザ56
とからなっている。
【0122】この通信翻訳装置3は、翻訳指示その他必
要な指示等を入力するキーボード,マウス、スキャナな
どの入力部11、情報提供装置21 ,…,2n から提供
される種々の情報や翻訳結果等を表示するCRT,ビッ
トマップ、ゴーグル、壁面投射などの表示部12、サー
バとなる情報提供装置21 ,…,2n から提供されるW
EB情報を翻訳処理用記録媒体13cの翻訳処理プログ
ラムに基づいて翻訳処理および必要な制御を実行するコ
ンピュータからなる翻訳処理部14d、ネットワーク1
へのアクセス制御,情報の受信制御等を行う通信制御部
15、辞書・文法データを記憶する辞書・文法記憶部1
6および受信した情報,訳文その他必要な情報を記憶す
るデータ記憶部17によって構成されている。
【0123】なお、翻訳処理用記録媒体13cは、一般
的にはCD−ROMを用いるが、それ以外には例えば磁
気テープ、DVD−ROM、フロッピーディスク、M
O、MD、CD−R、メモリカードなどを用いてもよ
い。
【0124】前記翻訳処理部14dは、翻訳処理用記録
媒体13cに記録されるプログラムを読み取り、図27
に示すような一連の処理を実行する。
【0125】次に、以上のような装置の動作について説
明する。
【0126】翻訳処理部14dは、ブラウザ56によっ
て情報提供装置例えば21 から提供されるWEB情報を
取り込むと、翻訳処理プログラムに基づき、通信制御部
15にてWEB情報を受信したか否かを判断し(S6
1)、その受信情報を取り込んでデータ記憶部17に記
憶する(S62、情報取込み記憶手段)。しかる後、こ
のデータ記憶部17に記憶されている受信情報に関しタ
グから翻訳せずに情報提供装置側に返却する特定原文項
目があるか否かを判断する(S63,特定原文項目有無
判断手段)。ここで、特定原文項目があれば翻訳処理を
実行しないが、特定原文項目でなければ一般の翻訳処理
を実行する(S64,翻訳処理手段)。そして、全部の
受信情報の翻訳が完了したか否かを判断し(S65)、
翻訳完了の場合にはその翻訳結果の情報を表示部12に
表示する(S66、翻訳情報表示手段)。このようにし
て翻訳結果の情報を表示した後、ブラウザ56に送信要
求を送出する(S67)。ブラウザ56は、送信要求を
受けると、表示されているWEB情報を情報提供装置側
に送信する。
【0127】図28は翻訳処理されたWEB情報の表示
画面である。ゆえに、ユーザはWEB情報を見て、例え
ば国籍、商品名等の特定の原文項目を選択し行き先を指
定すれば、情報提供装置21 に送信することができる。
一方、情報提供装置21 では、必要な項目について原文
のまま受信できる。
【0128】図29は本発明に係わる通信翻訳システム
の一実施の形態を構成図である。
【0129】例えばユーザは選択項目である例えば「Ja
pan 」も理解できないことが考えられる。そこで、通信
翻訳装置3では、ブラウザ56にて情報提供装置21
ら取り込んだ英語のWEB情報を一旦データ記憶部17
に記憶した後、WEB情報全部を翻訳した後、ブラウザ
56を用いて表示する。そして、このブラウザ56にて
表示後、日本語のWEB情報を情報提供装置21 に送信
するとき、通信翻訳装置3で英語に翻訳した後、情報提
供装置21 に送信するようにしてもよい。
【0130】従って、このようなシステムでは、特定選
択項目を含むコメント欄のコメントも含めて情報提供装
置21 が扱う言語に翻訳し、情報提供装置21 に送信す
ることができる。
【0131】一般に、ホームページ情報のコメント自由
記入欄は、本来サーバである情報提供装置21 が何らか
のコメント入力を期待しているが、例えば通信翻訳装置
3を介してホームページをアクセスするユーザは、もと
もと日本語のホームページであると誤解し、日本語を入
力する可能性がある。そこで、ユーザの入力項目も例え
ば情報提供装置21 が扱う言語である例えば英語に翻訳
し、情報提供装置21に送信すれば、情報提供装置21
側で受理できるだけでなく、ユーザ側が誤解して日本語
のコメントを記入しても問題がなくなる。
【0132】図30ないし図32は本発明に係わる通信
翻訳システムの他の実施の形態を説明する図である。
【0133】この実施の形態は、インターネットによる
会話(チャット)システムに有効な形態例である。
【0134】このシステムは、ネットワーク1に接続さ
れる例えば英語を扱うチャット用プログラムをもつ第1
の会話装置66と、同じくネットワーク1に翻訳処理用
プログラムをもつ通信翻訳装置3を介して接続される例
えば日本語を扱うチャット用プログラムをもつ第2の会
話装置67との間で異なる言語で相互に会話を行うシス
テムである。
【0135】このシステムは、図30に示すように第1
の会話装置66にて英語の会話情報を入力すると、その
英語の会話情報がネットワーク1を経由し通信翻訳装置
3に送られる。この通信翻訳装置3は、英語の会話情報
を日本語の会話情報に変換し、第2の会話装置67に送
信する。この第2の会話装置67は、日本語に変換され
た会話情報を表示し、その日本語の会話情報に基づいて
必要な情報を伝送する場合、日本語の会話情報にて通信
翻訳装置3に伝送する。この通信翻訳装置3は、日本語
の会話情報を英語の会話情報に翻訳し、第1の会話装置
66に伝送する。この第1の会話装置66は、英語で受
けた会話情報を表示し、その会話内容に基づき、引き続
き、英語の会話情報を入力する。
【0136】ところで、以上のような翻訳通信システム
では、通信翻訳装置3を介することにより、相手に不快
感を与える可能性が考えられる。そこで、会話への参加
時、予め通信翻訳装置3の翻訳処理ソフトを介して会話
を行っていることを表示することにより、相手の理解が
得やすくする。
【0137】図31はかかる翻訳処理ソフトを介して会
話をしている旨を表示する本発明に係わる通信翻訳シス
テムの他の実施の形態を示す構成図である。
【0138】この通信翻訳システムの一部を構成する通
信翻訳装置は、第1の会話装置66から提供される第一
の言語の会話情報を受信し、第二の言語の会話情報に翻
訳するための第1の翻訳処理プログラムを記憶する第1
の記録媒体131 と、第2の会話装置66から提供され
る第二の言語の会話情報を第一の言語の会話情報に翻訳
するための第2の翻訳処理プログラムを記憶する記録媒
体132 と、翻訳処理ソフトを介して会話をしている旨
のメッセージデータを記憶するメッセージデータ記憶部
68と、CPUで構成される翻訳処理部14eとが設け
られている。その他の構成は図1と同様であるので、同
一部分には同一符号を付している。
【0139】前記翻訳処理部14eは、第1の会話装置
66から提供されるの第一の言語の会話用情報を第1の
翻訳処理プログラムに従って第二の言語に翻訳し、また
前記第2の会話装置から提供される第二の言語の会話情
報を前記第2の翻訳処理プログラムに従って前記第一の
言語の会話情報に翻訳する翻訳処理手段と、この翻訳処
理手段によって第二の言語の会話情報を第一の言語の会
話情報に翻訳しているとき、翻訳された会話情報の適宜
な個所または当該翻訳された会話情報の前後の何れかに
メッセージデータを付加するメッセージデータ付加手段
とが設けられている。
【0140】図32は、会話ヘの参加時、翻訳処理ソフ
トを使用していることを表す日本語から英語に翻訳処理
した表示画面例である。図示(イ)矢印の記述は翻訳処
理ソフトを使用していることを示すメッセージである。
【0141】従って、以上のような通信翻訳装置によれ
ば、翻訳された会話情報の適宜な個所に翻訳処理ソフト
を介して会話をしている旨を表示するので、第1の会話
装置側である相手方の理解を容易に得やすくなる。
【0142】なお、以上のような会話情報は1対1だけ
でなく、複数人による会議当の会話にも同様に適用でき
ることは言うまでもない。
【0143】さらに、本発明に係わる通信システムの他
の例としては、国外のユーザと会話をしているとき、相
手の時刻が分からず時差により不都合が生じる場合があ
る。
【0144】そこで、通信翻訳装置としては、国外のユ
ーザと会話をしているとき、相手の時刻が分からず時差
により不都合が生じる場合がある。そこで、アクセス先
のアドレスに含まれる地域記号(日本ならjp,イギリス
ならばukなど)をもとに相手の標準時を表示させること
も可能である。この場合には、地域記号ごとに自身の地
域の時刻を基準に各地域の時差データを保存しておけ
ば、自身の地域の時刻とアクセス先の地域の時差とから
相手の標準時を表示させることができる。
【0145】会話以外でも、締切りのある注文などのサ
イトにアクセスする場合に有効である。図33はかかる
時刻を表示している画面例である。
【0146】図34は本発明に係わる通信翻訳装置の他
の実施の形態を示す構成図である。
【0147】この実施の形態は、複数の原文大文字に続
いて小文字の名詞句があるとき、訳文に原文を付加する
形態例である。
【0148】この通信翻訳装置は、ネットワークへの接
続有無に拘らず適用可能なものであって、特に異なると
ころは、翻訳処理用記録媒体13の翻訳処理プログラム
および翻訳処理部4fであり、その他は図1と同一の構
成であるので、その詳しい説明は省略する。
【0149】前記翻訳処理用記録媒体13に格納されて
いる翻訳処理プログラムは、具体的には図35に示すよ
うな一連の処理を実現させるためのプログラムが格納さ
れている。
【0150】一方、翻訳処理部4fは、翻訳処理用記録
媒体13に格納される翻訳処理プログラムを読み取って
所要とする機能を実現するものであって、入力部11ま
たは情報提供装置21 ,…からネットワーク1および通
信制御部15を介して一時的にデータ記憶部17に格納
されている原文を翻訳する翻訳処理手段71、この翻訳
結果である訳文中に名詞句があるか否かを判断する名詞
句有無判断手段72およびその名詞句中に複数の原文大
文字に続いて小文字の名詞句(固有名詞)があれば、訳
文の後に小文字の名詞句を含めて原文を付加する原文付
加手段73が設けられている。
【0151】次に、以上のような通信翻訳装置の動作に
ついて図35を参照して説明する。
【0152】この通信翻訳装置の翻訳処理部4fは、翻
訳処理が起動すると翻訳処理用記録媒体13に格納され
る翻訳処理プログラムを読み取り、データ記憶部17か
ら原文Aを読み取り、この原文Aからi分目を抽出し原
文単位Bとする(S71〜S73)。さらに、この原文
単位Bについて辞書・文法記憶部16に格納される辞書
および文法を用いて翻訳処理を実行し、翻訳結果である
訳文Cを得る(S74,翻訳処理手段)。
【0153】しかる後、翻訳結果である訳文C中に名詞
句があるか否かを判断し(S75,名詞句有無判断手
段)、名詞句があればその名詞句が原文大文字から始ま
る語句を中心とする固有名詞の可能性があるか否かを判
断し、固有名詞の可能性があるとき、その原文大文字の
後に続く名詞句を含めて訳文の後に原文を付加し(S7
6,S77、原文付加手段)、引き続き、次の(i+
1)分目の翻訳処理を実行する(S78,S79)。
【0154】その結果、従来例えば図36(a)に示す
ような原文「Machine Translation system」に対し、
「機械翻訳(Machine Translation )システム」と翻訳
処理していたが、これでは意味が分かり難かったが、本
発明システムでは、同図(b)に示すように、原文「Ma
chine Translation system」に対し、「機械翻訳システ
ム(Machine Translation system)」と翻訳処理するの
で、意味の分かり適切な訳文に翻訳できる。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンターネットを用いて相互に情報を授受するに際して言
語上の違いによる障害を確実に除去できる通信翻訳装置
および記録媒体を提供することにある。
【0156】また、本発明によれば、インターネットを
用いて異なる言語による会話等をスムーズに行うことが
できる通信翻訳システムを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる通信翻訳装置の一実施の形態
を示す構成図。
【図2】 図1に示す装置の動作および記録媒体の発明
を説明するフローチャート。
【図3】 図1に示す装置を用いて、文単位に原文を埋
め込んだ画面表示例を示す図。
【図4】 原文情報および翻訳処理された従来装置の画
面表示例を示す図。
【図5】 従来の装置によるHTMLのテキストデー
タ、そのテキストデータの翻訳データおよび画面表示例
を示す図。
【図6】 図3の原文を埋め込んだデータから原文デー
タを読み出して表示した図。
【図7】 単語単位で原文を埋め込んだ例、ブラウザで
読み出して表示した例および原文を読み出した画面表示
例を示す図。
【図8】 図1に示す装置で用いて、訳文の他、原文単
語+翻訳上の解析情報を抽出し保存する他の実施の形態
を説明する図。
【図9】 図1に示す装置で用いて、他の訳文候補を抽
出して保存する更に他の実施の形態を説明する図。
【図10】 図1に示す装置で用いて、他の訳文候補を
抽出して保存する更に他の実施の形態を説明する図。
【図11】 本発明に係わる通信翻訳装置の他の実施の
形態を示す構成図。
【図12】 図11に示す装置の動作および記録媒体の
発明を説明するフローチャート。
【図13】 既存のデータと新規入力データとの間でリ
ンクをはるためのデータ例を説明する図。
【図14】 図13に示す既存のデータと新規入力デー
タとの意味概念の関連性を説明する図。
【図15】 既存のデータと新規入力データとの間でリ
ンクをはる例を説明する図。
【図16】 本発明に係わる通信翻訳装置の更に他の実
施の形態を示す構成図。
【図17】 図16に示す装置の動作および記録媒体の
発明を説明するフローチャート。
【図18】 本発明に係わる通信翻訳装置の更に他の実
施の形態を示す構成図。
【図19】 図18に示す装置の動作および記録媒体の
発明を説明するフローチャート。
【図20】 リンク先の文字列から分野を特定するため
の説明図。
【図21】 本発明に係わる通信翻訳装置の更に他の実
施の形態を示す構成図。
【図22】 図21に示す装置の動作および記録媒体の
発明を説明するフローチャート。
【図23】 図21に示す装置を用いた他の実施の形態
を示すフローチャート。
【図24】 本発明に係わる通信翻訳装置の更に他の実
施の形態を説明する通信翻訳システムの概略構成図。
【図25】 ホームページを翻訳した従来の表示画面例
を示す図。
【図26】 図24の中の通信翻訳装置の機能構成図。
【図27】 図26に示す装置および記録媒体の発明を
説明するフローチャート。
【図28】 図24に示す通信翻訳装置による翻訳画面
例を示す図。
【図29】 本発明に係わる通信翻訳システムの実施の
形態を示す構成図。
【図30】 本発明に係わる通信翻訳システムのさらに
実施の形態を示す構成図。
【図31】 図30の通信翻訳装置の一具体例を示す構
成図。
【図32】 図30の通信翻訳装置において通信翻訳を
行っている旨のメッセージを相手側に表示する表示画面
例を示す図。
【図33】 相手側の標準時刻を表示する表示画面例を
示す図。
【図34】 本発明に係わる通信翻訳装置の機能を示す
ブロック構成図。
【図35】 図34に示す通信翻訳装置の動作を説明す
るフローチャート。
【図36】 大文字固有名詞の後に続く小文字固有名詞
の場合、訳文の後に大文字を含む小文字の固有名詞の原
文を付加して表示する例を示す図。
【符号の説明】
1…ネットワーク 21 ,…,2n …情報提供装置 3…通信翻訳装置 11…入力部 12…表示部 13…翻訳処理用記録媒体 14…翻訳処理部 15…通信制御部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に提供される原文情報
    を翻訳処理する通信翻訳装置において、 前記ネットワーク上に提供される原文情報を所要の言語
    に翻訳処理する翻訳処理手段と、電子文書用マークアッ
    プ言語を用いて、前記翻訳された訳文(訳語単位を含
    む)に前記原文情報(単語単位を含む)を埋め込んで保
    存する原文埋込み処理手段とを備えたことを特徴とする
    通信翻訳装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する通信翻訳装置にお
    いて、 前記原文埋込み処理手段により保存された前記訳文とと
    もに原文情報を読み出して表示するか、或いは前記訳文
    のみを表示し必要な時に原文情報を読み出して表示する
    表示手段を設けたことを特徴とする通信翻訳装置。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上に提供される原文情報
    を翻訳処理するための翻訳処理プログラムを記録する記
    録媒体であって、コンピュータに、 前記ネットワーク上に提供される原文情報を所要の言語
    に翻訳処理する翻訳処理機能と、この翻訳処理機能によ
    って翻訳された前記所要の言語に前記原文情報を埋め込
    んで表示する原文埋込み処理機能とを実現させるための
    前記翻訳処理プログラムを記録した前記コンピュータ読
    取り可能な翻訳処理用記録媒体。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上に提供される原文情報
    を翻訳処理する通信翻訳装置において、 前記ネットワーク上に提供される原文情報を所要の言語
    に翻訳処理する翻訳処理手段と、電子文書用マークアッ
    プ言語を用いて、前記翻訳された訳語に原文情報の単語
    および翻訳時の解析情報を埋め込んで保存する埋込み処
    理手段とを備えたことを特徴とする通信翻訳装置。
  5. 【請求項5】 ネットワーク上に提供される原文情報
    を翻訳処理する通信翻訳装置において、 前記ネットワーク上に提供される原文情報を所要の言語
    に翻訳処理する翻訳処理手段と、電子文書用マークアッ
    プ言語を用いて、前記翻訳された訳文中に存在する訳語
    および当該訳語の他の訳語情報を保存し、前記訳文の
    み、または当該訳文および選択可能に他の訳語情報を表
    示する表示手段とを備えたことを特徴とする通信翻訳装
    置。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上に提供される原文情報
    を翻訳処理する通信翻訳装置において、 文書データのイメージデータを読み取るデータ読取り手
    段と、意味解析用プログラムを記録するプログラムデー
    タ記憶手段と、イメージデータパターンから言語データ
    を認識するための認識用辞書および意味解析ルール集デ
    ータと、前記データ読取り手段で読み取った前記イメー
    ジデータを前記認識用辞書に基づいて言語データに変換
    する言語データ変換手段と、この変換された言語データ
    と既に電子文書用マークアップ言語で作成されているハ
    イパーテキストデータとの意味概念を解析し、これら両
    データの意味概念が同一であるとき、同一データ部分に
    リンクを張るリンク処理手段とを備えたことを特徴とす
    る通信翻訳装置。
  7. 【請求項7】 文書データを読み取ってリンクを張る
    ための意味解析プログラムを記録する意味解釈用記録媒
    体であって、コンピュータに、 スキャナで読み込んだ文書データのイメージデータを取
    り込むイメージデータ取り込み機能と、このイメージデ
    ータを認識するか否かを判断するデータ認識有無判断機
    能と、認識用辞書を用いて、前記イメージデータを言語
    データに変換する言語データ変換機能と、言語データの
    中のあるデータの意味概念と既に電子文書用マークアッ
    プ言語で作成されているハイパーテキストデータの中の
    あるデータの意味概念とが同一であるとき、同一データ
    部分にリンクを張るリンク処理機能とを実現させるため
    の前記意味解釈プログラムを記録したコンピュータ読取
    り可能な翻訳処理用記録媒体。
  8. 【請求項8】 ネットワーク上の情報提供装置から提
    供される情報が第二の言語であるとき表示可能とする通
    信翻訳装置において、 前記情報提供装置から提供される情報を受信する通信制
    御手段と、この通信制御手段で受信される情報の言語が
    第一の言語か第二の言語かを判定する言語判定手段と、
    この言語判定手段で第一の言語と判定されたとき、シス
    テム本体の各機能が第一言語で処理可能か否かを判断す
    る処理適否判断手段と、この処理適否判断手段による判
    断結果から前記各機能が処理に適しないとき、第一言語
    を第二言語に翻訳して表示するネットデータ閲覧表示手
    段とを備えたことを特徴とする通信翻訳装置。
  9. 【請求項9】 ネットワーク上の情報提供装置から提
    供される情報の言語を受理できるか否かを判定する言語
    受理判定プログラムを記録する言語受理判定用記録媒体
    であって、コンピュータに、 前記情報提供装置から提供される情報の言語が第一言語
    か第二言語かを判定する言語判定機能と、この言語判定
    機能によって第一言語と判定されたとき、システム本体
    の各機能が第一言語で処理できるか可能か否かを判断す
    る処理適否判断機能と、この処理適否判断機能によって
    前記各機能が第一言語で処理できないとき、第一言語を
    第二言語に翻訳し表示するネットデータ閲覧表示機能と
    を実現させるための前記言語受理判定プログラムを記録
    したコンピュータ読取り可能な言語受理判定用記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳装置において、 要求元の第1のデータに関連付けられるネットワーク上
    の情報提供装置から第2のデータを要求するデータ要求
    手段と、前記要求元の第1のデータの文字列から分野を
    判定する要求元リンク文字列分野判定手段と、前記デー
    タ要求手段の要求に基づいて受信される第2のデータを
    前記判定手段で判定された分野のもとに翻訳処理する翻
    訳処理手段とを備えたことを特徴とする通信翻訳装置。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する翻訳処理プログラムを記
    録する翻訳処理用記録媒体であって、コンピュータに、 前記情報提供装置に対する新ページ要求元リンクの文字
    列データを抽出する要求元リンク文字列抽出機能と、こ
    の要求元リンク文字列抽出機能により抽出された文字列
    データから分野を判定する分野判定機能と、前記情報提
    供装置から送られてくる要求先の新ページのデータを取
    込む新データ取込み機能と、この新データ取込み機能に
    よって取込んだ新ページデータを前記分野判定機能によ
    り判定された分野のもとに翻訳処理する翻訳処理機能と
    を実現させるための前記翻訳処理プログラムを記録した
    コンピュータ読取り可能な翻訳処理用記録媒体。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳装置において、 前記情報提供装置から提供されるデータを受信し、この
    受信データの分野が既に保存されているか否かを判定す
    るデータ分野判定手段と、このデータ分野判定手段で同
    種分野が保存されていないとき、前記受信データのサイ
    トの分野の保存有無を確認し、サイトの分野が保存され
    ているとき前記受信データの名前とサイト分野とを同時
    に保存するデータ・分野保存手段と、前記サイトの分野
    が保存されていないとき通常の翻訳手続に従って分野を
    特定する手段とを備えたことを特徴とする通信翻訳装
    置。
  13. 【請求項13】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する翻訳処理プログラムを記
    録する翻訳処理用記録媒体であって、コンピュータに、 前記情報提供装置に情報提供を要求し、この要求に基づ
    いて当該情報提供装置から提供される情報を受信して取
    り込むデータ取込み機能と、このデータ取込み機能によ
    って取り込んだ受信データの分野が既に保存されている
    か否かを確認する同種データ分野確認機能と、この分野
    確認の結果から前記受信データの分野が保存されていな
    いとき、前記受信データのサイトの分野の保存有無を確
    認するサイト分野確認機能と、サイトの分野が保存され
    ているとき前記受信データの名前とサイト分野とを同時
    に保存するデータ・分野保存機能と、前記サイトの分野
    が保存されていないとき通常の翻訳手続に従って分野を
    特定する分野特定機能とを実現させるための前記翻訳処
    理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な翻訳
    処理用記録媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳装置において、 予め少なくともデータ供給元と所定の期間とが設定され
    るオートパイロットプログラム記憶手段と、前記所定の
    期間を経過し前記情報提供装置のある供給元をアクセス
    し、得られた情報の翻訳時に分野を判定し記録する分野
    判定記録手段と、前記所定の期間の経過による2回目以
    降の同一情報の受信に対し、前記記録されている分野を
    用いて翻訳処理を行う翻訳処理手段とを備えたことを特
    徴とする通信翻訳装置。
  15. 【請求項15】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳装置において、 ブラウザにて取り込んだ情報提供装置から提供される情
    報を受信し記憶する情報取込み記憶手段と、この受信情
    報の中にタグに基づいて特定原文項目があるか否かを判
    断する特定原文項目有無判断手段と、この判断手段の判
    断結果に基づいて前記特定原文項目を除いて翻訳処理す
    る翻訳処理手段と、この翻訳結果の情報を表示する翻訳
    情報表示手段とを備え、前記ブラウザを用いて前記翻訳
    結果の情報を送信可能とすることを特徴とする通信翻訳
    装置。
  16. 【請求項16】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理するための翻訳処理プログラ
    ムを記録する翻訳処理用記録媒体であって、コンピュー
    タに、 ブラウザにて取り込んだ情報提供装置から提供される情
    報を受信し記憶する情報取込み記憶機能と、この受信情
    報の中にタグに基づいて特定原文項目があるか否かを判
    断する特定原文項目有無判断機能と、この判断機能の判
    断結果に基づいて前記特定原文項目を除いて翻訳処理す
    る翻訳処理機能と、この翻訳結果の情報を表示する翻訳
    情報表示機能とを実現させるための前記翻訳処理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読取り可能な翻訳処理用記
    録媒体。
  17. 【請求項17】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳システムにおい
    て、 第一の言語の情報を提供する前記情報提供装置と、この
    第一の言語の情報を受信して第二の言語の情報に翻訳
    し、かつ、この第二の言語の情報を第一の言語の情報に
    翻訳する通信翻訳装置と、前記情報提供装置から提供さ
    れる第一の言語の情報を前記通信翻訳装置を経由して第
    二の言語の情報として受け取って表示するとともに、こ
    の表示された第二の言語の情報を前記通信翻訳装置を経
    由して第一の言語の情報に変換し前記情報提供装置に送
    信するブラウザとを備えたことを特徴とする通信翻訳シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 第1の言語の会話用情報を表示する
    第1の会話装置と、この第1の会話装置にネットワーク
    および通信翻訳装置を介して接続され、前記第1の会話
    装置と第二の言語の会話情報にて会話を実行する第2の
    会話装置を有する通信翻訳システムにおいて、 前記通信翻訳装置は、第1の会話装置からの第1の言語
    の会話用情報を第二の言語に翻訳し前記第2の会話装置
    に送出し、また前記第2の会話装置からの第二の言語の
    会話情報を前記第一の言語の会話情報に翻訳する翻訳処
    理手段と、翻訳処理を実施している旨のメッセージデー
    タを記憶するメッセージデータ記憶手段と、前記翻訳処
    理手段による翻訳処理時、前記会話情報の適宜な個所ま
    たは当該会話情報の前後の何れかにメッセージデータを
    付加するメッセージデータ付加手段とを備えたことを特
    徴とする通信翻訳システム。
  19. 【請求項19】 第1の言語の会話用情報を表示する
    第1の会話装置と、この第1の会話装置にネットワーク
    および通信翻訳装置を介して接続され、前記第1の会話
    装置と第二の言語の会話情報にて会話を実行する第2の
    会話装置を有する通信翻訳システムにおいて、 前記通信翻訳装置は、予め会話相手地域ごとの標準時刻
    を表示するための時刻データを記憶する時刻データ記憶
    手段と、相手地域の会話装置に対してアクセスすると
    き、アクセス先である会話相手地域に関する時刻データ
    から標準時刻を算出し会話情報の所定の個所に表示する
    時刻表示手段とを備えたことを特徴とする通信翻訳シス
    テム。
  20. 【請求項20】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される情報を翻訳処理する通信翻訳システムにおい
    て、 前記情報提供装置から提供される原文情報を翻訳する翻
    訳処理手段と、この翻訳結果である訳文中に名詞句があ
    るか否かを判断する名詞句有無判断手段と、その名詞句
    中に大文字原文に続いて小文字の名詞句(固有名詞)が
    あれば、訳文の後に小文字の名詞句を含めて原文情報を
    付加する原文付加手段とを備えたことを特徴とする通信
    翻訳装置。
  21. 【請求項21】 ネットワーク上の情報提供装置から
    提供される原文情報を翻訳処理するための翻訳処理プロ
    グラムを記録した翻訳処理用記録媒体であっ、コンピュ
    ータに、 前記情報提供装置から提供される原文情報を受信し翻訳
    する翻訳処理機能と、この翻訳結果である訳文中に名詞
    句があるか否かを判断する名詞句有無判断機能と、その
    名詞句中に大文字原文に続いて小文字の名詞句(固有名
    詞)があるとき、訳文の後に小文字の名詞句を含めて原
    文情報を付加する原文付加機能とを実現させるための前
    記翻訳処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可
    能な翻訳処理用記録媒体。
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