JP2000066795A - 遠隔入力システム及びその制御方法 - Google Patents

遠隔入力システム及びその制御方法

Info

Publication number
JP2000066795A
JP2000066795A JP23911798A JP23911798A JP2000066795A JP 2000066795 A JP2000066795 A JP 2000066795A JP 23911798 A JP23911798 A JP 23911798A JP 23911798 A JP23911798 A JP 23911798A JP 2000066795 A JP2000066795 A JP 2000066795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
signal
key
processing instruction
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23911798A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Chatani
雅彦 茶谷
Hisatoshi Baba
久年 馬場
Shunpei Kimura
俊平 木村
Takatoshi Suzuki
隆敏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23911798A priority Critical patent/JP2000066795A/ja
Publication of JP2000066795A publication Critical patent/JP2000066795A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リモコン操作器の操作性向上および構成の簡素
化を可能とする。 【解決手段】利用者が操作キーの変更登録を行う場合、
まずそのメニューを表示させ(ステップS100)、メ
ニューから登録する操作命令と操作キーとを選択する
(ステップS101,S106)。この選択に応じて、
操作命令と操作器−との対応情報が装置本体に記憶され
る(ステップS107)。リモコン操作器から所望のキ
ーを押すと、そのキーが登録された命令が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば赤外線等の
無線媒体により画像処理装置と接続された操作器から入
力される命令に応じて画像情報の加工等の処理を遂行す
る遠隔入力システム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体に記録された画像情報を
モニター装置に表示する装置等では、赤外線等を媒体と
する遠隔操作器(以下、単に操作器と呼ぶこともある)
からの操作によって、装置本体を操作できるものがあっ
た。このような装置にあっては、遠隔操作器の操作容易
性向上の理由から、操作器上に配置された釦や棹(以下
ボタン類あるいはキー類と総称する)のそれぞれに対し
て、それらの操作によって行われる動作(操作命令)を
予め固定的に決めているものが多い。また。複雑な操作
を行う装置では、遠隔操作器のキー操作によりモニター
上に操作メニューを表示させ、その中からキー操作によ
り命令を選択することで所望の操作を行わせるものもあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
によって利き手や、手指の大きさ、指の自由度などが異
なっており、キー類に一義的に操作命令が割り当てられ
た操作器では、キーの配置によっては無理な操作を強い
られる場合がある。また、利用可能な操作命令を全てカ
バーするために、特に多機能の装置では、利用者が実際
にはほとんど利用しない機能であってもキー類の数が増
え、操作が煩雑になるとともに操作器を大型化しなけれ
ばならない。
【0004】この問題は、他の遠隔操作器の発信する信
号を受信して記憶することでキーに対応する操作命令を
設定可能である「学習型操作器」を利用すれば解消でき
る。しかし、学習型操作器は、その中にキー類と操作命
令とを対応づけるためのメモリのほか、学習を行うため
の処理手順を有していなければならない。このため、そ
の構成は各キーに操作命令が固定的に割り当てられた操
作器に比べて複雑であり、大型かつ高価なものとなる。
【0005】また、モニター上に操作メニューを表示し
てそこから所望の操作命令を選択させる操作器では、表
示装置の性能や視認性(文字を判読可能な大きさに設定
する必要性)から、モニターの一画面上に表記される命
令は限定される。そのために、メニューに表記される命
令数は少ない。多機能の装置にこの操作器を適用すると
多くの操作命令が必要になるため、多機能装置では、親
メニューを選択すると子メニューが表記される階層構造
メニューが採用されることが一般的である。これによ
り、使用目的の操作命令に到達するために極端に多くの
回数のメニュー表示を強いられる場合もあり、操作が非
常に煩雑ななることが多々発生していた。
【0006】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、通常の操作器を用いても、各操作キーに対して所望
の操作命令を割り当てることができる遠隔操作システム
及びその制御方法を提供することを目的とする。また、
複雑な操作を簡素化し、操作器の操作性向上、ユーザ毎
の操作環境の保存が可能になる
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成からなる。すなわち、操作に
応じた値の信号を入力する入力器と、前記入力器からの
入力信号を受け付けてその信号値に対応する処理命令を
解読する信号受信手段と、受信した信号値に対応した処
理命令に従って画像情報を処理する手段と、前記信号値
各々に対応する処理命令を書き換え可能に記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶された信号値各々に対応す
る処理命令を書き換える書換え手段とを備える。
【0007】あるいは、操作に応じた所定の値の信号を
入力する入力器から入力信号を受け付け、その信号値に
対応する処理命令を、前記信号値各々に対応する処理命
令を書き換え可能に記憶する記憶手段から得、得られた
処理命令に従って画像情報を処理する画像処理装置の制
御方法であって、処理命令を選択し、選択された処理命
令に対応する操作を選択し、選択された処理命令と操作
とを対応付けて前記記憶手段により記憶させる。
【0008】あるいは、コンピュータにより、処理命令
を選択する手段と、選択された処理命令に対応する操作
を選択する手段と、選択された処理命令と操作とを対応
付けてコンピュータの有する記憶手段により記憶させる
手段と、操作に応じた所定の値の信号を入力する入力器
から入力信号を受け付け、その信号値に応じた操作に対
応する処理命令を前記記憶手段から得、得られた処理命
令に従って画像情報を処理する手段として機能させるた
めのコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可
読記憶媒体。
【0009】
【発明の実施の形態】図2に、遠隔操作器から操作可能
な装置の一例として画像等の情報ファイル複写装置1の
システム構成図を示す。
【0010】装置1前面には、デジタルカメラ10で撮
影されたデジタル画像データ等を記録したPCカード9
を挿入してカードソケットに接続する為のPCカード挿
入口2と、複写先の情報記録媒体であるMO(他にフロ
ッピーディスク、相変化媒体;PD、DVD−RAM、
HDD)の駆動装置にディスクカートリッジ8を挿入す
る挿入口3と、PCカード9からMO8への複写方法の
選択、複写状況、各メモリの容量や、操作の指示を表示
する液晶パネルやLEDパネル等で構成される表示部4
と、複写や情報ファイルの再生、コンピュータやプリン
タへの転送等を装置本体側で行う為の操作パネル14が
装置前面に設けられている。
【0011】また、装置1には、情報ファイル(画像や
テキスト)を印刷するためのプリンタ13に接続するた
めのインターフェース12や、パーソナルコンピュータ
15とファイルの通信を行うためのコンピュータインタ
ーフェース5が設けられている。
【0012】さらに、PCカード9に格納された情報フ
ァイルを直接テレビ受像機に接続するためのビデオ・音
声信号の入出力部6が設けられている。また、入出力部
6からは、音声や映像のアナログ信号を取込むこともで
きる。
【0013】上記構成により、例えばPCカード9から
MOディスク8へデータを複写したい場合、操作部14
によって「複写モード」を選択する。そのためには、表
示部4にメニューを表示させてその中から「複写モー
ド」を選択しても良いし、「複写モード」キーを押すよ
うにしても良い。また、操作用リモコン7で操作を行う
場合には、操作用リモコン7の「複写モード」に割り当
てたキーを操作して複写モードを選択する。このとき、
テレビ受像機16が接続されている場合には、テレビ受
像機16に現在行われている処理を表示しても良い。
【0014】さらに、PCカード9の情報を選択的に複
写する場合には、情報ファイル(特に画像情報)をテレ
ビ受像機の画面に表示させて内容を確認をしながら複写
を行うことが可能である。本体表示部4に同様の機能を
設けることも可能である。
【0015】図3は、情報ファイル複写装置1の基本部
分のブロック構成図である。
【0016】本装置全体のシステムを司るシステムコン
トローラ部30は、システムプログラム等を格納するフ
ラッシュROM33、ファイルの操作や表示等の演算お
よび1次記憶に用いる作業用RAMメモリ32、CPU
31で構成される。RAM32には、情報記憶媒体8か
ら読み込まれたプログラムが格納される場合もある。デ
ジタルスチルカメラ10(図2)で撮影された画像情報
ファイル(音声ファイルや負荷情報ファイルも含む)
は、PCカード9にデジタルデータで記憶されている。
これをPCカードソケット2’に接続する。
【0017】PCカード制御部21によりPCカード9
の装着が検出されると、システムコントローラ部30に
PCカードとの通信が可能状態であることが通知され
る。同様に、情報記録媒体であるディスクカートリッジ
8をMOD3’に装填すると、ディスク媒体ファイルシ
ステム制御部31によりディスク媒体8への記録再生が
可能状態であることが通知される。
【0018】装置1には、情報ファィルの表示や複写等
の命令を行う手段として本体操作パネル14とリモコン
7(図2)が設けられている。また、操作命令をコード
化するなどして、操作パネル14あるいはリモコン7と
システムコントロール部30との通信を制御する手段と
して、操作パネル制御回路39とリモコン信号処理回路
63とが設けられている。また、操作命令を受けたこと
の確認や装置1の状態、次に操作可能な状態を表示する
ために表示装置4が設けられている。システムコントロ
ール部30より表示装置を駆動する為に、表示部の制御
および駆動回路41が設けられている。
【0019】さらに、PCカードに格納された情報ファ
イルを、パーソナルコンピュータを使用せずにテレビ受
像機に直接出力するためのビデオ、オーディオ信号の入
出力部6が設けられている。この出力のために、PCカ
ード9や情報記録媒体8のデジタルデータをアナログ信
号に変換して出力したり、外部接続されたアナログ方式
の映像音声機器からのアナログ信号をデジタル化するた
めのビデオ信号処理回路61と音声信号処理回路62が
設けられている。
【0020】本装置では、リモコン操作器は、メニュー
方式により操作命令を選択するための、項目を移動する
ためのキーや確定キーも有するが、キーごとに操作命令
が割り当てられたいわゆる短縮キーも有している。この
短縮キーは後述する通り、所望の操作命令に対応付ける
ことができる。
【0021】図5は、メニュー方式で操作命令を選択す
る際の手順を示す。リモコン操作器のメニューキーを押
下すると、「リモコン操作キー変更登録」や「画像処
理」項目を含むモードメニュー(不図示)が表示され
る。このモードメニューから「画像処理」項目を選択す
ると、図5(a)に示すように操作可能な項目の一覧5
01がメニュー表示される。ここでは、「表示」「編
集」「検索」「印刷」が操作可能な項目として表示され
ている。
【0022】「表示」は、1枚や複数枚など画像の表示
方法を選択するために選択される。「編集」は、画像の
色調、明るさ、大きさ(拡大、縮小)などの個々の画像
を加工したり、複写や貼り付けを行うためなどに選択さ
れる。これにより、画像全体をアルバムのように集合形
式で表示する場合に、集合体のメンバーを選択して統合
することなどができる。なお、図5(a)では「編集」
が選択され、階層構造のサブメニューが表示されてい
る。「検索」は、各画像の記録(撮影)日付やコメント
などから画像を選択して表示する際に選択される。「印
刷」は、選択された画像を、プリンタ等で印刷するため
に選択される。図5には示されないが、異なる記録媒体
間での画像データの複写や移動、記録済みの画像情報の
消去など、他の項目もメニューとして表示することがで
きる。
【0023】図5の画面表示を見ながらリモコン操作器
によって画像処理を行う操作手順について以下に説明す
る。
【0024】図5(a)は、既に選択された画像502
に対して、メニューから「編集」を選択し、その子メニ
ューを表示させた状態である。ここで、選択項目を移動
するためのキーを操作して子メニューの上から3つ目
「回転」を選択し、操作命令の実行キーを押下して操作
命令を確定すると、「回転」操作が実行されて図5
(b)の状態に移行する。
【0025】図5(b)では、選択された画像502が
90度反時計方向に回転されている。なお、ここでは、
メニューは常時表示されているが、リモコン操作器7に
はメニューの表示キーが設けられており、そのキーを操
作することでメニューの常時表示/非表示を選択でき
る。
【0026】また、メニューの項目の移動は、リモコン
操作器7の下部の十字状に配置された4方向の移動キー
を操作して行う構成となっている。例えば、メニューが
表示された状態から、右向きキーを押すことで子メニュ
ーが表示され、上向きあるいは下向きキーを押すこと
で、子メニューの選択項目を上あるいは下方向に変更で
きる。また、この状態から左向きキーを押すことで、子
メニューは消去される。
【0027】図5(c)では、選択画像502に対し
て、続けて「編集」を選択し、その子メニューの「拡
大」項目を選択して実行キーを押した様子である。する
と、図5(d)に示されるように、選択画像502は拡
大される。
【0028】上記のように、メニュー項目が増大して
も、同様の操作を繰り返すことで所望の項目を選択し、
各種の命令を実行可能である。 また、短縮キーに操作
命令が割り当てられている場合には、画像を選択した
後、所望の操作命令が割り当てられたキーを押すこと
で、メニューを選択するまでもなく処理を実行させるこ
とができる。
【0029】図1はリモコン操作器の短縮キーの登録手
順を説明するフローチャートである。図6はその際の表
示例を示す。以下に図1と図6を用いてリモコン操作器
の操作キーの変更登録の例を説明する。なお、図1の手
順は、装置により利用者に入力を行わせ、その入力に対
して処理を行う手順を示しており、各ステップには、利
用者により行われる操作と装置により行われる処理とが
ある。装置により行われる処理は、特に二重の枠で示し
ている。
【0030】図6のテレビ受像機16に表示されるモー
ドメニュー(不図示)から、「リモコン操作キー変更登
録」を選択すると、図1のプログラムが起動されて「リ
モコン操作キー登録モード」に入る。このモードでは、
リモコン操作キーの変更登録が完了するまで他の操作命
令は実行されない。
【0031】利用者が「リモコン操作キー変更登録」を
選択して図1のプログラムを起動すると、図6(a)の
状態に遷移して画面左側に通常使用時と同様のメニュー
が表示され、右側にリモコン操作器の短縮キーに割り当
てられた操作命令が表示される(ステップS100)。
この例では、すでに登録済みの「命令の実行」と「画像
の自動補正」が表示されている。なお、点線あるいは実
線の枠で囲まれた操作命令は、それらがそれぞれひとつ
のキーに割り当てられていることを示す。
【0032】ここで、メインメニューの上から2項目の
「編集」の子メニューの第3項目の「回転」操作命令
を、右側の登録命令表示部の第2項目、すなわち第2番
目のキーに追加登録することで、そのキーに、「画像の
自動補正」と「回転」の2つの連続する操作命令を割り
当てる場合を例にとって手順を説明する。すなわち、操
作キーを1つ押下することで、「画像の自動補正」と
「回転」の2つの操作命令が連続実行されるよう、キー
に操作命令を割り当てる。
【0033】利用者により、所望の項目、ここでは図6
(a)の「編集」の子メニューの第3項目「回転」が、
リモコンの方向キー等により選択されると(ステップS
101)、選択されている項目をハイライトあるいは点
滅により表示して、選択されていることを表示する(ス
テップS102)。選択が終了したなら、利用者は、画
面左下の「追加登録」あるいは「新規登録」や、リモコ
ン操作器の「命令の実行キー」を押下して、選択終了を
装置に通知する(ステップS103,S104)。ここ
では、既に操作命令が登録されたキーに他の操作命令を
追加するため、利用者は「追加登録」を選択する。この
場合、利用者は、追加する短縮キーを画面右側表示部か
ら選択するために、画面右側の表示領域の2項目の「画
質の自動補正」が割り当てられたキーを選択する。ここ
では、枠で囲まれた背景画ハイライトされて、ユーザに
選択されたことを明示している(ステップS105)。
さらに、リモコン操作器の「命令の実行キー」を押下す
ると、追加登録プログラムが起動して、追加登録を実行
し、図6(b)の画面表示状態に遷移する。この画面表
示で、ユーザは「画質の自動補正」のあとに「回転」が
追加されたことを認識できる。
【0034】ここで、画面右下の「登録キーの選択」を
方向キーの操作でハイライトさせてリモコン操作器の
「命令の実行キー」を押下すると、図6(c)の表示状
態に遷移する。また、画面左上側の「メインメニューに
戻る」を同様の操作で選択して実行すると「リモコンキ
ー変更モード」から抜け出てこれまでの操作を無効とし
て終了する(ステップS106−No)。
【0035】図6(c)の画面左側には、本装置に付属
されるリモコン操作器の操作部に配置されるキーが表示
され、画面右側には前記操作によって登録された操作命
令が表示される。ここで、画面右側から登録する操作命
令を選択し(操作は上述した操作に準ずる)、リモコン
操作器の「命令の実行キー」を押下することで、選択さ
れる操作命令を確定する。次に画面左側のリモコン操作
器の操作キーを選択して(操作は上述した操作に準ず
る)、リモコン操作器の「命令の実行キー」を押下する
ことで、選択命令を確定する。この状態で、登録命令と
操作キーの関連付けが終了するが「登録」はなされてい
ない。なお、ここで、前述した手順と同様に、画面左上
側の「メインメニューに戻る」を選択して実行すると、
これまでの操作はすべて無効となり「リモコン操作キー
変更登録」を終了する。
【0036】個の状態で図6(c)の画面右下の「登
録」が選択されると、図3のプログラム格納用メモリ3
3であるフラッシュメモリ上に選択された操作命令と操
作キーとの対応を記憶し(ステップS107)、登録を
終了する。ここでは選択された操作命令は「画質自動補
正」+「回転」であり、対応する操作キーは、図6
(c)の左側の黒く塗り潰されたキーである。これが、
メモリに記憶される。操作命令と操作キーとの対応は、
例えば操作命令のコードとキーコードとを対応付けて記
憶すればよい。
【0037】上述した手順では、複数命令のシーケンス
を1つの操作キーに登録する場合を説明したが、単操作
命令の登録については、「新規登録」を選択し、ステッ
プS104で上記手順と同様の操作を行えば新たな操作
キーの登録が可能である。
【0038】次に、モニター上のメニューに表示されな
い操作命令の変更を行う場合を以下に説明する。
【0039】例えば、「電源」や「命令の実行」は必ず
必要とされる操作キーであるため、予め登録されている
命令である。図6の説明にあるように画面右側の登録命
令の表示領域に登録済みであり(不図示であるが「電
源」や「解除」などの常設キー)、これを選択して上述
と同様の操作を行う。
【0040】図7(a)の画面の例では、「命令の実
行」を選択して画面右側のリモコン操作器の右上端にあ
る操作キーに割り当てている。これにより使用頻度の高
い「実行キー」は右手で使用するユーザに便利な位置に
キーが再配置可能となる。
【0041】しかし、リモコン操作器の物理的位置情報
が操作キーに割り当てられる、例えば「方向キー」など
に上記方法で「操作キー」の変更を行うことが無意味な
場合には、図7の右側の例のように、そのキーが選択さ
れたなら変更不可であることをユーザに明示する。この
例は、命令シーケンス「回転」と「自動補正」を「方向
キーの右」に割り当てようとした場合である。
【0042】以上のようにしてリモコン操作器のキーに
操作命令を割り当てたなら、そのキーを押すことで、情
報ファイル複写装置本体は図4(c)の手順で動作す
る。すなわち、リモコン操作器がキーを押されると、そ
のキーに対応した例えばキーコードが装置本体に送信さ
れる。装置本体は受信したキーコードが、図1の手順で
記憶した操作命令とキーとの対応に含まれているか判定
し(ステップS421)、含まれていればそのキーコー
ドに対応するものとして記憶されている操作命令を実行
する(ステップS422)。
【0043】このようにすることで、リモコン操作器自
体はキーに固定的に対応づけられたキーコードを出力す
るだけで、キーに割り当てる操作命令を変更することが
可能となる。このため、リモコン操作器自体は簡単な構
成であっても、必要とする操作命令を選択してリモコン
操作器の所望のキーに割り当てることができる。
【0044】さらに、以上の変更をすべて初期状態に戻
すためにリモコン操作器に設けられた「リセットキー」
を押下することで、本装置をユーザが上記「リモコン操
作キーの変更」を行う以前の状態に戻すことが可能であ
る。
【0045】また、「登録命令と操作キーの対応を記
憶」の記録は、図3のプログラム格納用メモリ33であ
るフラッシュメモリに限定する必要はなく、図2に開示
するPCカード9や情報記憶媒体8に記録して他に設置
された本装置に装着することで、リモコン操作器のユー
ザ環境(操作命令とリモコン操作キーまたは棹の対応を
ここに変更した内容)を移植することも可能である。
【0046】さらに、上記説明では「登録命令」が1組
しか存在しない場合を示したが図6の各画面右側の枠に
格納された組み合わせを複数保存することで、1台の装
置を複数ユーザで使用する場合に「登録命令群」毎変更
する構成も可能である。
【0047】上記説明では「編集」に関する命令を例示
したが、「表示」方法に上記説明の命令シーケンスを登
録することで、リモコン操作器の操作キーを1つ押下す
ることで「一画像の表示」と「複数画像の表示」を繰り
返したり、画像を「表示」しながら「色や輝度、大き
さ、角度」などの「編集」を行って、画像内容を変化さ
せながら表示して表現する操作の連続起動が容易に、か
つ繰り返し実行可能となる。
【0048】[上記実施形態の変形例]本変形例では、
リモコン操作器に受信機能および記憶回路を付加し、さ
らに図8のように透過型の導電フィルム等でプログラマ
ブルな操作キー84を構成して液晶表示器82上に配し
た操作部83と、通常の金属切片スイッチ等や金属パタ
ーン及び導電ゴムなど用いた通常の操作部81a〜81
cとを分けて操作部構成する。これにより、使用者は変
更可能な操作キー84が何であるかを表示させることで
操作し易くなる。
【0049】さらに、変更された操作キーに対する操作
命令の内容を、本体1のリモコン送受光部11から、リ
モコン7’に送信し、リモコン操作器上に記憶する構成
により、液晶表示部82に本体から受信した操作命令を
表示可能となり、変更された操作命令と操作キーの関係
をテレビ受像機16を用いることなく容易に知ることが
可能である。
【0050】図4(a)は本体からリモコン操作器への
命令とキーとの対応の登録を行う手順であり、図4
(b)はリモコン操作器における操作命令とキーとの対
応の登録手順である。図4(a)において、装置本体
は、図1の手順で登録された操作命令と操作器−との対
応をリモコン操作器に送信する(ステップS401)。
リモコン操作器は、受信した操作命令と操作キーとの対
応を記憶し(ステップS411)、液晶表示部82の操
作キーの部文意、対応する命令を表示する(ステップS
412)。こうすることで、キーに対応する命令を表示
でき、操作性のよいリモコン操作器となる。
【0051】上記リモコン操作器は、あくまでも操作キ
ーと変更命令の内容の対応を記憶するものであり、従来
の「学習リモコン」とは構成が異なっている。さらに詳
しく説明すれば「学習リモコン」においては、本体にお
ける「操作命令」とリモコン送信機から送信される「送
信コード」は常時対応関係にあるが、本願発明における
リモコン操作器では、リモコン操作器の「操作キー」と
「送信コード」は常時対応関係にあるため、機能付加の
ために余分な送信コードを予め用意する必要がない。
【0052】操作キーに対応する操作命令が、複数の命
令からなる命令群の場合には、全命令を操作キーに重ね
て表示することが困難であるため、図7に説明されるよ
うに、操作キーに対応する命令(群)を表示するメニュ
ーキー81を別途設けることで確認が可能である。
【0053】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0054】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する図1あるいは図4(c)の手順のプロ
グラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読出し実行することによっても達成さ
れる。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0056】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0057】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0058】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、リモコン操作器の操作キーと操作命令との対応付け
を装置本体で変更可能に記憶することで、複雑な操作の
簡素化、リモコン操作器のユーザ毎の操作性向上、ユー
ザ毎の操作環境の保存および構成の簡素化が可能になる
と効果と共に、非パーソナルコンピュータ環境において
も多彩な連続した画像変化表示を簡単に繰り返し起動可
能な装置を提供できる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作キー変更登録動作の一実施例を示
すフローチャートである。
【図2】本発明の使用方法を説明するシステム概略図で
ある。
【図3】本発明の装置の機能構成の概要を説明するブロ
ック図である。
【図4】本発明の装置におけるリモコン操作器からの操
作された場合の手順及びリモコン操作器に操作命令を表
示するための手順のフローチャートである。
【図5】本発明のモニター画面上での操作方法および表
示方法の説明図である。
【図6】実施例における操作方法および表示方法の説明
図である。
【図7】実施例における操作方法および表示方法の説明
図である。
【図8】キーに割り当てられた操作命令を表示可能なリ
モコン操作器の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 俊平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 隆敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C056 AA05 BA10 CA06 CA20 DA06 DA08 DA11 DA20 EA06 EA11 5C062 AA38 AB20 AB25 AB38 AB42 AB46 AC23 AE16 5C082 AA14 AA21 AA27 CA03 CB06 DA87 MM09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作に応じた値の信号を無線媒体により
    入力する入力器と、 前記入力器からの入力信号を受け付けてその信号値に対
    応する処理命令を解読する信号受信手段と、 受信した信号値に対応した処理命令に従った処理を遂行
    する処理手段と、 前記信号値各々に対応する処理命令を書き換え可能に記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された信号値各々に対応する処理命
    令を書き換える書換え手段とを備えることを特徴とする
    遠隔入力システム。
  2. 【請求項2】 前記入力器に対して前記記憶手段に記憶
    された情報を送信する送信手段を更に備え、前記入力器
    は、前記送信手段により送信された情報を受信する受信
    手段と、前記受信手段により受信した情報に基づいて、
    操作と処理命令との対応を表示する表示手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遠隔入力システム。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、操作と処理命令との対
    応の初期状態を記憶する初期設定記憶手段と、前記表示
    手段による表示内容を前記初期設定記憶手段に記憶され
    た初期状態に戻すためのスイッチを更に有することを特
    徴とする請求項2に記載の遠隔入力システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は交換可能記憶媒体に前記
    信号値各々に対応する処理命令を記憶することを特徴と
    する請求項1に記載の遠隔入力システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記信号値各々に対応
    する処理命令を複数組切り換え可能に保持することを特
    徴とする請求項1に記載の遠隔入力システム。
  6. 【請求項6】 前記入力器は、複数組切り換え可能に保
    持された前記信号値各々に対応する処理命令の組を切り
    換えるための値の信号を入力するためのスイッチを有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の遠隔入力システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、画像情報を処理命令に
    応じて処理することを特徴とする請求項1に記載の遠隔
    入力システム。
  8. 【請求項8】 操作に応じた所定の値の信号を入力する
    入力器から入力信号を受け付け、その信号値に対応する
    処理命令を、前記信号値各々に対応する処理命令を書き
    換え可能に記憶する記憶手段から得、得られた処理命令
    に従って処理を遂行する遠隔入力システムの制御方法で
    あって、 処理命令を選択し、 選択された処理命令に対応する操作を選択し、 選択された処理命令と操作とを対応付けて前記記憶手段
    により記憶させることを特徴とする遠隔入力システムの
    制御方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータにより、 処理命令を選択する手段と、 選択された処理命令に対応する操作を選択する手段と、 選択された処理命令と操作とを対応付けてコンピュータ
    の有する記憶手段により記憶させる手段と、 操作に応じた所定の値の信号を入力する入力器から入力
    信号を受け付け、その信号値に応じた操作に対応する処
    理命令を前記記憶手段から得、得られた処理命令に従っ
    て処理を遂行する手段として機能させるためのコンピュ
    ータプログラムを格納することを特徴とするコンピュー
    タ可読記憶媒体。
JP23911798A 1998-08-25 1998-08-25 遠隔入力システム及びその制御方法 Withdrawn JP2000066795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23911798A JP2000066795A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 遠隔入力システム及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23911798A JP2000066795A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 遠隔入力システム及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000066795A true JP2000066795A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17040054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23911798A Withdrawn JP2000066795A (ja) 1998-08-25 1998-08-25 遠隔入力システム及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000066795A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244297A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Lg Electronics Inc リモコン受信機能を有する電子装置
JP2005252316A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置及びリモートコントローラ
JP2007325019A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd デジタルテレビ放送受信機
JP2010015598A (ja) * 2009-10-13 2010-01-21 Canon Inc ユーザインタフェース制御装置、ユーザインタフェース制御方法
JP2019082748A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 富士ゼロックス株式会社 文書処理装置及び文書処理プログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005244297A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Lg Electronics Inc リモコン受信機能を有する電子装置
JP2005252316A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置及びリモートコントローラ
JP2007325019A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd デジタルテレビ放送受信機
JP2010015598A (ja) * 2009-10-13 2010-01-21 Canon Inc ユーザインタフェース制御装置、ユーザインタフェース制御方法
JP2019082748A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 富士ゼロックス株式会社 文書処理装置及び文書処理プログラム
US11170155B2 (en) 2017-10-27 2021-11-09 Fujifilm Business Innovation Corp. Document processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP7073670B2 (ja) 2017-10-27 2022-05-24 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 文書処理装置及び文書処理プログラム
US11681858B2 (en) 2017-10-27 2023-06-20 Fujifilm Business Innovation Corp. Document processing apparatus and non-transitory computer readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7277192B2 (en) Printing apparatus, printing method, image processing apparatus, image processing method, storage medium, and program
JP4217458B2 (ja) 印刷システム、外部操作装置、情報処理装置、データ処理方法、記憶媒体
US8368939B2 (en) Decoding image data for printing
JP5111319B2 (ja) 入力表示装置、電子機器及び入力表示プログラム
KR20010105198A (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 기억 매체 및 프로그램
JP2000075989A (ja) リモート操作可能な装置及びそのリモート操作方法並びにリモート操作システム
JP2009163625A (ja) 表示入力装置および画像形成装置
JP2000066795A (ja) 遠隔入力システム及びその制御方法
JP5604780B2 (ja) 画像表示装置、画像表示装置の制御方法
JP4193611B2 (ja) 画像形成装置
JP2007050664A (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP3209193B2 (ja) コピーファクシミリ複合機
JP2001047708A (ja) 画像形成装置
US20060291889A1 (en) Digital copy machine and display controlling method thereof
JP3346333B2 (ja) 操作装置
JP2001119510A (ja) 操作パネル及び該操作パネルを備えた情報処理装置
JP2010210752A (ja) 表示装置、画像形成装置および操作支援方法
JP2005184444A (ja) デジタル複合機
JP4374926B2 (ja) 印刷設定装置及び印刷装置
JP4508484B2 (ja) デジタルカメラおよびトリミング設定方法
JP5787495B2 (ja) 制御装置、制御方法、およびプログラム
JP2011051163A (ja) 画像形成装置及び画像送信方法
KR100767113B1 (ko) 휴대용 기기에 구비된 이미지 표시장치 및 그 이미지표시방법
JP2004017550A (ja) 印刷装置
JP2002200830A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101