JP2000066069A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
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- JP2000066069A JP2000066069A JP10230710A JP23071098A JP2000066069A JP 2000066069 A JP2000066069 A JP 2000066069A JP 10230710 A JP10230710 A JP 10230710A JP 23071098 A JP23071098 A JP 23071098A JP 2000066069 A JP2000066069 A JP 2000066069A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性の
小さくコーナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバ
ケーブルを提供する。 【解決手段】 スペーサロッド10の外層部12に周方
向の切込み13を長手方向にわたり所定のピッチpで形
成したので、光ファイバケーブルの曲げ剛性が低減し、
多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性の小さくコー
ナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの
提供を実現することができる。
小さくコーナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバ
ケーブルを提供する。 【解決手段】 スペーサロッド10の外層部12に周方
向の切込み13を長手方向にわたり所定のピッチpで形
成したので、光ファイバケーブルの曲げ剛性が低減し、
多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性の小さくコー
ナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの
提供を実現することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルに関する。
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は光ファイバケーブルの従来例を示
す断面図である。
す断面図である。
【0003】この光ファイバケーブルは、テンションメ
ンバ1と、テンションメンバ1を覆うと共に外層部7の
長手方向に13本の光ファイバ収納溝(以下「溝」とい
う)2が形成されたスペーサロッド3と、各スペーサロ
ッド3の溝2内に10枚ずつ積層収納された8芯光ファ
イバテープ4と、スペーサロッド3を8芯光ファイバテ
ープ4ごと覆う最外層としての厚さ2mmの低密度ポリ
エチレン製のシース5とで構成された1000芯ケーブ
ルである。
ンバ1と、テンションメンバ1を覆うと共に外層部7の
長手方向に13本の光ファイバ収納溝(以下「溝」とい
う)2が形成されたスペーサロッド3と、各スペーサロ
ッド3の溝2内に10枚ずつ積層収納された8芯光ファ
イバテープ4と、スペーサロッド3を8芯光ファイバテ
ープ4ごと覆う最外層としての厚さ2mmの低密度ポリ
エチレン製のシース5とで構成された1000芯ケーブ
ルである。
【0004】スペーサロッド3の外径は24mmであ
り、溝2の幅は2.7mm、溝2の深さは4.0mmで
ある。スペーサロッド3内に設けられたテンションメン
バ1は外径2mmのブルーイング鋼を7本撚り合わせた
ものである。また、スペーサロッド3は2種のポリエチ
レンからなり、直径15.7mmまでの円柱状の内層部
(外層部との境界を破線で示す)6には弾性率30kg
f/mm2 の比較的軟質のポリエチレンを用い、溝2を
有する外層部7には弾性率110kgf/mm2の比較
的硬質のポリエチレンを用いた。
り、溝2の幅は2.7mm、溝2の深さは4.0mmで
ある。スペーサロッド3内に設けられたテンションメン
バ1は外径2mmのブルーイング鋼を7本撚り合わせた
ものである。また、スペーサロッド3は2種のポリエチ
レンからなり、直径15.7mmまでの円柱状の内層部
(外層部との境界を破線で示す)6には弾性率30kg
f/mm2 の比較的軟質のポリエチレンを用い、溝2を
有する外層部7には弾性率110kgf/mm2の比較
的硬質のポリエチレンを用いた。
【0005】ここで、ブルーイング鋼の弾性率を200
00kgf/mm2 、シース5の弾性率を20kgf/
mm2 とすると、光ファイバケーブル全体の曲げ剛性は
1.18×106 kgf/mm2 となる。この曲げ剛性
の内訳を分析すると、テンションメンバ1:9.3%、
スペーサロッド3:66.9%、シース5:23.8%
である。スペーサロッド3の中でも特に外層部7はその
約90%を占め、光ファイバケーブル全体に対しても約
60%の曲げ剛性を分担している。
00kgf/mm2 、シース5の弾性率を20kgf/
mm2 とすると、光ファイバケーブル全体の曲げ剛性は
1.18×106 kgf/mm2 となる。この曲げ剛性
の内訳を分析すると、テンションメンバ1:9.3%、
スペーサロッド3:66.9%、シース5:23.8%
である。スペーサロッド3の中でも特に外層部7はその
約90%を占め、光ファイバケーブル全体に対しても約
60%の曲げ剛性を分担している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近の光ファイバケー
ブルの多芯化に伴い、光ファイバケーブル外径が大きく
なり、曲げ剛性も増大する傾向にある。曲げ剛性が大き
いと、光ファイバケーブルを管路に敷設する際、その管
路のコーナ部で大きな摩擦力を発生させる原因となる。
これは管路のコーナ部でのシース5と管路内面との接触
部での圧力が高くなるためである。
ブルの多芯化に伴い、光ファイバケーブル外径が大きく
なり、曲げ剛性も増大する傾向にある。曲げ剛性が大き
いと、光ファイバケーブルを管路に敷設する際、その管
路のコーナ部で大きな摩擦力を発生させる原因となる。
これは管路のコーナ部でのシース5と管路内面との接触
部での圧力が高くなるためである。
【0007】このため以下の問題点があった。
【0008】1)曲げ剛性が大きい従来の光ファイバケ
ーブルは、敷設の際に大きな牽引張力が必要であり、多
くの中間牽引機や作業人員数が必要であり、しかも敷設
工事費用が高い。
ーブルは、敷設の際に大きな牽引張力が必要であり、多
くの中間牽引機や作業人員数が必要であり、しかも敷設
工事費用が高い。
【0009】2)管路コーナ部におけるシースと管路内
面とが接触する部分での圧力が高くなるため、摩擦によ
ってシースの外表面が削れる等の損傷を受ける。
面とが接触する部分での圧力が高くなるため、摩擦によ
ってシースの外表面が削れる等の損傷を受ける。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性が小さ
く、コーナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバケ
ーブルを提供することにある。
し、多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性が小さ
く、コーナ部の多い管路への敷設が容易な光ファイバケ
ーブルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光ファイバケーブルは、少なくとも一本の光
ファイバ収納溝を有するスペーサロッドを用いた光ファ
イバケーブルであって、上記スペーサロッドの外層部に
周方向の切込みを長手方向にわたり所定のピッチで形成
したものである。
に本発明の光ファイバケーブルは、少なくとも一本の光
ファイバ収納溝を有するスペーサロッドを用いた光ファ
イバケーブルであって、上記スペーサロッドの外層部に
周方向の切込みを長手方向にわたり所定のピッチで形成
したものである。
【0012】上記構成に加え本発明の光ファイバケーブ
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みのピ
ッチが2mm以上20mm以下であるのが好ましい。
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みのピ
ッチが2mm以上20mm以下であるのが好ましい。
【0013】上記構成に加え本発明の光ファイバケーブ
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みが螺
旋状に形成されてもよい。
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みが螺
旋状に形成されてもよい。
【0014】上記構成に加え本発明の光ファイバケーブ
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みの幅
がスペーサロッドの外径と切込みのピッチとの積を40
0で除した値よりも大きいのが好ましい。
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みの幅
がスペーサロッドの外径と切込みのピッチとの積を40
0で除した値よりも大きいのが好ましい。
【0015】上記構成に加え本発明の光ファイバケーブ
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みの断
面形状が略V字形状、略U字形状あるいは矩形状のいず
れであってもよい。
ルは、スペーサロッドの外層部に形成された切込みの断
面形状が略V字形状、略U字形状あるいは矩形状のいず
れであってもよい。
【0016】本発明によれば、スペーサロッドの外層部
に周方向の切込みを長手方向にわたり所定のピッチで形
成したので、ケーブルの曲げ剛性が低減し、多芯であっ
ても、太芯であっても曲げ剛性が小さく、コーナ部の多
い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの提供を実
現することができる。
に周方向の切込みを長手方向にわたり所定のピッチで形
成したので、ケーブルの曲げ剛性が低減し、多芯であっ
ても、太芯であっても曲げ剛性が小さく、コーナ部の多
い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの提供を実
現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0018】図1は本発明の光ファイバケーブルに用い
られるスペーサロッドの一実施の形態を示す外観斜視図
である。図2は図1に示したスペーサロッドの部分拡大
図である。
られるスペーサロッドの一実施の形態を示す外観斜視図
である。図2は図1に示したスペーサロッドの部分拡大
図である。
【0019】図1に示すスペーサロッド10は、13か
所(図では13か所あるが少なくとも1か所あればよ
い)の光ファイバ収納溝(以下「溝」という)11を有
している。スペーサロッド10の外層部12には周方向
の切込み13が長手方向にわたり所定のピッチPで形成
され、破線で仕切られた円形の内層部14には7本(図
では7本であるが限定されない)のテンションメンバ1
5が設けられている。
所(図では13か所あるが少なくとも1か所あればよ
い)の光ファイバ収納溝(以下「溝」という)11を有
している。スペーサロッド10の外層部12には周方向
の切込み13が長手方向にわたり所定のピッチPで形成
され、破線で仕切られた円形の内層部14には7本(図
では7本であるが限定されない)のテンションメンバ1
5が設けられている。
【0020】切込み13のピッチPは2mm以上である
のが好ましい。スペーサロッド10の外層部12に形成
された切込み13の幅sは、スペーサロッド10の外径
dと切込み13のピッチPとの積を400で除した値よ
りも大きいのが好ましい。
のが好ましい。スペーサロッド10の外層部12に形成
された切込み13の幅sは、スペーサロッド10の外径
dと切込み13のピッチPとの積を400で除した値よ
りも大きいのが好ましい。
【0021】このようなスペーサロッド10を用いた光
ファイバケーブルは、スペーサロッド10の外層部12
に周方向の切込み13が長手方向にわたり所定のピッチ
Pで形成されているので、光ファイバケーブルの曲げ剛
性が低減し、多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性
が小さく、コーナ部の多い管路への敷設が容易となる。
ファイバケーブルは、スペーサロッド10の外層部12
に周方向の切込み13が長手方向にわたり所定のピッチ
Pで形成されているので、光ファイバケーブルの曲げ剛
性が低減し、多芯であっても、太芯であっても曲げ剛性
が小さく、コーナ部の多い管路への敷設が容易となる。
【0022】尚、切込み13の形状はV字形状に限定さ
れず、図3に示すような略U字形状の切込み13aであ
ってもよく、図4に示すような矩形状の切込み13bで
あってもよい。
れず、図3に示すような略U字形状の切込み13aであ
ってもよく、図4に示すような矩形状の切込み13bで
あってもよい。
【0023】図3及び図4は図1に示したスペーサロッ
ドの外層部に形成された切込みの断面形状の変形例を示
す部分拡大斜視図である。
ドの外層部に形成された切込みの断面形状の変形例を示
す部分拡大斜視図である。
【0024】
【実施例】次に具体的な数値を挙げて説明するが限定さ
れるものではない。
れるものではない。
【0025】外径dが24mmであり、溝11の幅が
2.7mmであり、溝11の深さが4.0mmであるス
ペーサロッド10を用いて光ファイバケーブルを作製し
た。テンションメンバ15は外径2mmのブルーイング
鋼7本を撚り合わせたものである。スペーサロッド10
は2種のポリエチレンからなり、直径15.7mmまで
の円形の内層部14には弾性率30kgf/mm2 の比
較的軟質のポリエチレンを用い、溝を有する外層部12
には弾性率110kgf/mm2 の比較的硬質のポリエ
チレンを用いた。
2.7mmであり、溝11の深さが4.0mmであるス
ペーサロッド10を用いて光ファイバケーブルを作製し
た。テンションメンバ15は外径2mmのブルーイング
鋼7本を撚り合わせたものである。スペーサロッド10
は2種のポリエチレンからなり、直径15.7mmまで
の円形の内層部14には弾性率30kgf/mm2 の比
較的軟質のポリエチレンを用い、溝を有する外層部12
には弾性率110kgf/mm2 の比較的硬質のポリエ
チレンを用いた。
【0026】本スペーサロッド10の外層部12、すな
わち溝11を隔てるリブの部分には、溝11の深さに相
当する4.0mmの切込み13が6mmピッチで螺旋状
(円形状であってもよい)に形成されている。
わち溝11を隔てるリブの部分には、溝11の深さに相
当する4.0mmの切込み13が6mmピッチで螺旋状
(円形状であってもよい)に形成されている。
【0027】切込み13の形状は略V字形状であり、切
込み13の幅sが0.3mm、深さhが4mmである。
込み13の幅sが0.3mm、深さhが4mmである。
【0028】次に本スペーサロッド10の曲げ剛性を3
点曲げ法によって測定した。切込み13を形成しない従
来のスペーサロッドの曲げ剛性が0.78×106 kg
f/mm2 であったのに対し、切込みを形成した本発明
のスペーサロッドの曲げ剛性は0.40×106 kgf
/mm2 とスペーサロッド単体で約50%の曲げ剛性の
低減を図ることができた。
点曲げ法によって測定した。切込み13を形成しない従
来のスペーサロッドの曲げ剛性が0.78×106 kg
f/mm2 であったのに対し、切込みを形成した本発明
のスペーサロッドの曲げ剛性は0.40×106 kgf
/mm2 とスペーサロッド単体で約50%の曲げ剛性の
低減を図ることができた。
【0029】ここで、最適条件の根拠について述べる。
【0030】(1) 切込みピッチ2mm以上20mm以下 図5に示すように切込みピッチが2mm未満の場合に
は、スペーサロッドの外層部、すなわちリブの部分の強
度不足によりケーブルの側圧特性が劣化する。つまり、
側圧が加わった際にリブが倒れ、ファイバ曲げ、側圧が
加わり伝送損失が増加してしまう。また、切込みピッチ
が20mmより大きい場合には曲げ剛性が低減効果が低
い。例えば1000芯光ファイバケーブルではスペーサ
ロッド単体の低減効果が10%しかない。尚、図5は図
1に示したスペーサロッドの曲げ剛性の特性図であり、
横軸が切込みピッチを示し、縦軸が曲げ剛性を示してい
る。
は、スペーサロッドの外層部、すなわちリブの部分の強
度不足によりケーブルの側圧特性が劣化する。つまり、
側圧が加わった際にリブが倒れ、ファイバ曲げ、側圧が
加わり伝送損失が増加してしまう。また、切込みピッチ
が20mmより大きい場合には曲げ剛性が低減効果が低
い。例えば1000芯光ファイバケーブルではスペーサ
ロッド単体の低減効果が10%しかない。尚、図5は図
1に示したスペーサロッドの曲げ剛性の特性図であり、
横軸が切込みピッチを示し、縦軸が曲げ剛性を示してい
る。
【0031】(2) 切込み幅 光ファイバケーブルを曲げた時、スペーサロッド内側の
隣り合うリブが衝突したり、干渉したりしないように切
込みの形状を略V字形状にした。光ファイバケーブルの
最小曲げ半径を200mmと想定した時の必要な切込み
幅が、スペーサロッドの外径と切込みのピッチとの積を
400で除した値よりも大きくなっている。
隣り合うリブが衝突したり、干渉したりしないように切
込みの形状を略V字形状にした。光ファイバケーブルの
最小曲げ半径を200mmと想定した時の必要な切込み
幅が、スペーサロッドの外径と切込みのピッチとの積を
400で除した値よりも大きくなっている。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0033】多芯、太芯でも曲げ剛性の小さくコーナ部
の多い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの提供
を実現することができる。
の多い管路への敷設が容易な光ファイバケーブルの提供
を実現することができる。
【図1】本発明の光ファイバケーブルに用いられるスペ
ーサロッドの一実施の形態を示す外観斜視図である。
ーサロッドの一実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示したスペーサロッドの部分拡大図であ
る。
る。
【図3】図1に示したスペーサロッドの外層部に形成さ
れた切込みの断面形状の変形例を示す部分拡大斜視図で
ある。
れた切込みの断面形状の変形例を示す部分拡大斜視図で
ある。
【図4】図1に示したスペーサロッドの外層部に形成さ
れた切込みの断面形状の変形例を示す部分拡大斜視図で
ある。
れた切込みの断面形状の変形例を示す部分拡大斜視図で
ある。
【図5】図1に示したスペーサロッドの曲げ剛性の特性
図である。
図である。
【図6】光ファイバケーブルの従来例を示す断面図であ
る。
る。
10 スペーサロッド 11 光ファイバ収納溝(溝) 12 外層部 13 切込み 14 内層部 15 テンションメンバ
フロントページの続き (72)発明者 大村 健二 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 中居 久典 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 石橋 芳男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 冨田 茂 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H001 BB09 BB16 BB25 DD04 DD10
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一つの光ファイバ収納溝を有
するスペーサロッドを用いた光ファイバケーブルであっ
て、上記スペーサロッドの外層部に周方向の切込みを長
手方向にわたり所定のピッチで形成したことを特徴とす
る光ファイバケーブル。 - 【請求項2】 上記スペーサロッドの外層部に形成され
た切込みのピッチが2mm以上20mm以下である請求
項1に記載の光ファイバケーブル。 - 【請求項3】 上記スペーサロッドの外層部に形成され
た切込みが螺旋状に形成された請求項1または2に記載
の光ファイバケーブル。 - 【請求項4】 上記スペーサロッドの外層部に形成され
た切込みの幅が上記スペーサロッドの外径と切込みのピ
ッチとの積を400で除した値よりも大きい請求項1か
ら3のいずれかに記載の光ファイバケーブル。 - 【請求項5】 上記スペーサロッドの外層部に形成され
た切込みの断面形状が略V字形状、略U字形状あるいは
矩形状のいずれかである請求項1から4のいずれかに記
載の光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230710A JP2000066069A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230710A JP2000066069A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000066069A true JP2000066069A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16912103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10230710A Pending JP2000066069A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000066069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240128A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Fujikura Ltd | 光ケーブル用スロットおよびその製造方法 |
WO2017138572A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP10230710A patent/JP2000066069A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240128A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Fujikura Ltd | 光ケーブル用スロットおよびその製造方法 |
JP4514972B2 (ja) * | 2001-02-21 | 2010-07-28 | 株式会社フジクラ | 光ケーブル用スロットおよびその製造方法 |
WO2017138572A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
JP2017142285A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
CN108603991A (zh) * | 2016-02-08 | 2018-09-28 | 住友电气工业株式会社 | 光纤线缆 |
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