JP4258653B2 - 光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブル Download PDF

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本発明は、略円筒形状の外表面に光ファイバ心線を収容する複数のスロット溝が長手方向に捻回して設けられている光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルに関するものである。
近年、複数本の光ファイバ心線を収容して、多数の光ファイバを有するスロット型が光ファイバケーブルの主流となってきた(例えば特許文献1参照)。
すなわち、図8に示すように、特許文献1に開示の光ファイバケーブル用スロット100は、円筒形状のスロットロッド100aの表面に、複数(ここでは例えば5個)のリブ101によって円周方向に区画された複数のスロット溝102が、長手方向に沿って捻回して設けられている。また、スロットロッド100aの中心には、長手方向に強度部材であるテンションメンバ103が設けられている。また、スロット溝102の内面には、長手方向に間欠的に粘着性樹脂104が設けられている。
これにより、スロット溝102に収容される図示せぬ光ファイバ心線の移動を抑えて保持性を高めるようになっている。
また、地域情報化やFTTH(Fiber To The Home)に向けて加入者周辺地域への光ケーブル網の整備が活発に行われている。この光ケーブル網には、一旦、光ケーブルを敷設した後に、ケーブルの任意のポイントからケーブルを切断することなく所望の光ファイバを分岐して、加入者までの光ファイバ配線を容易に行うことができるように、特にSZ捻回スロットを用いた光ファイバケーブルの使用が多くなっている。
特開2003−329907号公報
ところで、最近のインターネットを中心とする情報通信の普及で、大容量化のニーズに応えるために波長分割多重(WDM)による一層の高密度化と並んで、伝送速度の高速化が進められている。次世代の伝送速度とされている40Gbit/sにおいては、これまでの10Gbit/s以下のシステムではあまり問題とされなかった偏波モード分散(Polarization Mode Dispersion:PMD)が、伝送特性悪化の要因となってくる。
このPMDは、光ファイバ断面内の直交する2偏波モード成分間に伝搬時間差を生じ、光信号波形の劣化を引き起こす現象である。この現象が生じる主な原因として、光ファイバのコア及びクラッドの断面形状を完全な真円形で同心形状とすることが難しく、僅かに楕円あるいは歪んだ円となるため屈折率分布が完全な同心円状とならないことにある。さらに、ケーブル化において光ファイバに加わる規則性や方向性を有する力学的歪みもPMDを劣化させる。
スロット型光ファイバケーブルにおいて、PMDを低減するためには、光ファイバ心線を収容するスロット溝の捻回ピッチを長くして光ファイバの曲率半径を大きくすることが有利であることがわかっているが、単にピッチを長くするだけでは、スロット溝に収容された光ファイバのスロット溝からの引抜き力(以下、心線引抜き力と言う)が低下し、また、ピッチが長いと中間分岐する際に必要な十分な光ファイバの余長を取り出すことができないという不都合がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、偏波モード分散(PMD)を減少させるとともに心線引抜き力を低下させない光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明にかかる光ファイバケーブル用スロットは、略円筒形状の外表面に光ファイバ心線を収容する複数のスロット溝が長手方向に捻回して設けられている光ファイバケーブル用スロットであって、前記スロット溝の深さが長手方向に変化し、前記複数のスロット溝における最深部が、互いに長手方向にずれて設けられていることを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブル用スロットにおいては、円筒形状のスロットロッドの表面に、長手方向に捻回して設けられているスロット溝の深さを、長手方向に変化させたので、スロット溝に収容される光ファイバ心線に曲率半径が大きな部分を設けることができる。これにより、光ファイバケーブルのPMDを改善するとともに、曲率半径が変化することにより引抜き力を大きくすることができる。
特に、各スロット溝における最深部を長手方向にずらしたので、スロット溝の深さを深くしたことによるスロットロッドの横断面積の減少を小さくして、強度が均一となるようにした。つまり、隣接スロット溝が同じ断面で深くなると、リブの付け根の肉厚が著しく薄くなって機械強度を損なうが、最深部を長手方向にずらすことによって、このような不具合は生じない。
なお、スロット溝の深さの変化は、連続的であるのが望ましいが、小さな段差で階段状に変化するもの(カスケード型)であってもよい。また、この深さの変化とは、表面粗さや製造上の寸法精度程度のものではなく、それらよりも大きな変化を言う。
また、本発明にかかる光ファイバケーブル用スロットは、前述したように、スロット溝の深さを長手方向に変化させ、スロット溝における深い部分を長手方向にずらしたものであって、前記複数のスロット溝の深さは長手方向に同一周期で変化しており、各スロット溝の周期は位相がずれていることを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブル用スロットにおいては、スロット溝の深さの変化を長手方向に同一周期としたので、スロット溝の加工が容易になる。また、各スロット溝における周期の位相をずらすことにより、各スロット溝の深い部分の位置を容易にずらすことができる。
また、本発明にかかる光ファイバケーブル用スロットは、前述したように、スロット溝の深さを長手方向に同一周期で変化させ、各スロット溝の周期は位相をずらしたものであって、前記各スロット溝の深さの変化パターンが、正弦波または正弦波を成分として波状変化するする曲線であることを特徴としている。なお、スロット全長には少なくとも1周期以上の変化パターンが含まれることが望ましい。
このように構成された光ファイバケーブル用スロットにおいては、スロット溝の深さの変化パターンを正弦波または正弦波を成分として波状変化する曲線としたので、各スロット溝の深さ変化への追従が容易になり、スロット溝への光ファイバの収容が容易になる。
また、本発明にかかる光ファイバケーブル用スロットは、前述したように、スロット溝の深さを長手方向に同一周期で変化させ、各スロット溝の周期は位相をずらしたものであって、前記複数のスロット溝がN本であるとき、隣接するスロット溝における深さの変化の周期は、2π/N (rad)だけ位相がずれていることを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブル用スロットにおいては、各スロット溝の深さの変化の周期の位相が、隣接するスロット溝に対して均等にずれることになるので、機械的強度が均一化して、リブ厚さが著しく薄くなるような極端に弱い部分ができるのを防止することができる。また、各スロット溝の深さの変化がスロットロッドの外周面に沿って規則正しくなるので、スロット溝の加工およびその後の光ファイバ収容が容易になる。
また、本発明にかかる光ファイバケーブル用スロットは、前述したように、スロット溝の深さが長手方向に変化するものであって、前記スロット溝の長手方向の捻回ピッチが、長手方向に変化していることを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブル用スロットにおいては、スロット溝の長手方向の捻回ピッチを変化させることにより、曲率半径の長手方向の変化が更に顕著になるため、光ファイバの心線引抜き力を大きくすることができるとともに、捻回ピッチだけを変化させるよりも更にPMDを改善することができる。
また、本発明にかかる光ファイバケーブルは、前述したように、スロット溝の深さを長手方向に変化させた光ファイバケーブル用スロットに光ファイバを収容したことを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブルにおいては、円筒形状のスロットロッドの表面に長手方向に捻回して設けられているスロット溝の深さを、長手方向に変化させたので、スロット溝に収容される光ファイバ心線に曲率半径が大きな部分を設けることができる。これにより、光ファイバケーブルのPMDを改善するとともに、曲率半径が変化していることより引抜き力を大きくすることができる。
また、本発明にかかる光ファイバケーブルは、前述したように、円筒形状のスロットロッドの表面に、長手方向に捻回して設けられているスロット溝の深さを、長手方向に変化させたスロット溝に光ファイバ心線を収容したものであって、前記光ファイバがシングルモード光ファイバであることを特徴としている。
このように構成された光ファイバケーブルにおいては、伝搬可能な導波モードを一つのみに制限したシングルモード光ファイバで問題となるPMDを低減できるため特に有効なものとなる。
PMDを改善するために、全長一様にスロット溝の捻回ピッチを長くして曲率半径を大きくすれば、心線引抜き力が低下するが、本発明によれば、光ファイバケーブルのPMDを改善するとともに、引抜き力低下を防止することができる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る光ファイバケーブル用スロットを示す斜視図、図2は反転角の説明図、図3は光ファイバケーブル用スロットの断面図、図4はスロット溝の拡大図、図5はスロット溝の深さの変化を示すグラフ、図6は本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブルの斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態である光ファイバケーブル用スロット10は、略円筒形状の外表面に光ファイバ心線21(図4参照)を収容する複数のスロット溝11が長手方向にSZ型に捻回して設けられている。そして、スロット溝11の深さY(図4参照)が長手方向(図1において左右方向)に変化している。
すなわち、光ファイバケーブル用スロット10は、中心に例えば1.6mmφのテンションメンバ12を有する直径円筒形状をした樹脂製のスロットロッド13の外周面に、複数(例えばここでは3個)のリブ14により区画された複数(例えばここでは3個)のスロット溝11が設けられている。スロット溝11は、略矩形あるいは台形の形状をしており、長手方向に所定の捻回ピッチLで設けられている。捻回方向は、例えば反転ピッチL/2でS方向あるいはZ方向に反転していて、いわゆるSZ型のスロットを形成している。また、図2に示すように、スロット溝11は、スロットロッド13の中心に対する反転角θで捻回している。
図3および図4に示すように、スロット溝11の断面は、深さY、底面の幅W1、外側の開口幅W2で台形となっている。深さYは、長手方向に沿って変化しており、各スロット溝11における最深部Ymax(図5参照)が、互いに長手方向にずれるように設けるのが望ましい。このように最深部Ymaxをずらすことにより、スロット溝11の深さYを深くしたことによるスロットロッド13の断面積の減少を小さくして、強度が均一となるようにすることができる。
なお、深さYは、従来設けられているスロット溝の深さから、テンションメンバ12の直上まで変化させることが可能である。また、スロット溝11の深さYの変化は、連続的であるのが望ましいが、小さな段差で階段状に変化するもの(カスケード型)であってもよい。
従って、各スロット溝11の深さYは長手方向に同一周期で変化させ、各スロット溝11の周期は位相がずれるように設けるのが望ましい。このように同一周期とすることにより、スロット溝11の加工が容易になる。また、各スロット溝11における周期の位相をずらすことにより、各スロット溝11の最深部Ymaxの位置を容易、且つ、確実にずらすことができる。
図5に示すように、各スロット溝11の深さYの変化パターンは、正弦波または正弦波を成分として波状変化する曲線とすることができる。
また、隣接するスロット溝11における深さYの変化の周期は、スロット溝11の本数がN本のとき、2π/N (rad)だけ位相がずれるようにする。図5中、nは何番目のスロット溝11かを示している。
これにより、各スロット溝11の深さYの変化の周期の位相が、隣接するスロット溝11に対して均等にずれることになるので、スロット10の機械的強度が均一化して、リブ厚さが著しく薄くなるような極端に弱い部分ができるのを防止することができる。また、各スロット溝11の深さYの変化がスロットロッド13の外周面に沿って規則正しくなるので、スロット溝11の加工が容易になり、光ファイバの溝への収容も容易になる。
以上の条件を満足する深さYの変化を式で示すと、n番目のスロット溝11の位置Xにおける深さYn(X)は、例えば次式のようになる。
Yn(X)=A−B・sin(2・π・X/λ−2・π・(n−1)/N)
ここで、Aはスロット溝11の平均深さ、Bは深さYの変化幅、Xはスロットロッド13の一端からの距離、λは深さYの周期である。
以上、前述した光ファイバケーブル用スロット10によれば、円筒形状のスロットロッド13の表面に、長手方向に捻回して設けられているスロット溝11の深さYを、長手方向に変化させたので、スロット溝11に収容される光ファイバ心線21に曲率半径が大きな部分を設けることができる。これにより、光ファイバ心線21をスロット溝11に収容した際に、光ファイバケーブル20のPMDを改善するとともに、曲率半径の変化により、心線引抜き力を大きくすることができる。
図6には、本発明の実施の形態に係る光ファイバケーブル20が示されている。
この光ファイバケーブル20は、前述した光ファイバケーブル用スロット10を用いて、図4に示すように、スロット溝11に例えばテープ心線のような光ファイバ心線21を積層して収容したものである。
従って、スロット溝11に収容された光ファイバ心線21には、スロット溝11の深さYの変化に応じて曲率半径が大きな部分と小さな部分を設けることができるので、光ファイバケーブル20のPMDを改善するとともに、心線引抜き力を大きくすることができる。なお、光ファイバ心線21を構成する光ファイバは、シングルモード光ファイバであることが望ましい。シングルモード光ファイバでは、PMDの低減が強く要求されるために、本発明の効果が甚大である。
なお、本発明の光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルは、前述した実施の形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施の形態においては、3本のスロット溝11を有する光ファイバケーブル用スロット10について例示したが、2本あるいは4本以上のスロット溝11を有する光ファイバケーブル用スロット10にも同様に適用可能である。更に本発明はSZ型のスロットに限定するものではなく、一方向捻回型のスロットにも適用できる。一方向捻回型スロットは、SZ型スロットよりも規則性のある応力が加わる傾向があるため、スロット溝の深さを変化させる効果は大きい。また、スロット溝に収容する光ファイバは、テープ心線状でも単心線状でも良く、心線数も収容可能な範囲で限定されない。
また、前述した実施の形態においては、スロット溝11の長手方向の捻回ピッチLを長手方向に一定値としたが、捻回ピッチLを長手方向に変化させるようにすることもできる。これにより、スロット溝11に収容される光ファイバ心線21の曲率半径が大きな部分と小さな部分を顕著に設けることができるので、心線引抜き力を低減せずにPMDを改善することができる。
なお、このような溝深さを変化させるスロットを製造するには、押出し法の場合、溝形状を決めるダイの溝底位置に対応する部位を出し入れすることにより可能であり、切削法の場合は、溝深さを決める切削量を長さ方向に変化させることにより可能である。
次に、本発明に係る光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルの具体的な実施例について説明する。
上述した式や、説明において、捻回ピッチ;L=700mm、反転ピッチ;L/2=350mm、反転角;θ=290度、テンションメンバ径;1.6mm、スロット溝数;3溝、スロット溝11の底面の幅;W1=1.3mm、スロット溝11の外側の開口幅;W2=2mm、スロット溝の深さの式において、A=1.85mm、B=0.35、隣接するスロット溝11との位相のずれは、2π/N=2π/3=120度、スロット溝の深さYの変化のピッチ;λ=300mmとする。
このときの、PMD、取出し長、引抜き力を求め、従来の光ファイバケーブルと比較して図7に示した。なお、従来の光ファイバケーブルにおいては、スロット溝の深さは、本実施例におけるスロット溝11の深さYの平均値で一定のものを用いた。また、スロット溝に収容する光ファイバは同じものを使用した。
以上の結果から、PMDについては、従来の0.609(ps/km1/2)から0.481(ps/km1/2)に変化し、本発明に係る光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルを用いることにより大幅に改善されたことがわかる。また、心線引抜き力については、光ファイバケーブル10m当たり、従来の1.62kgfから2.8kgfに変化しており、大幅に改善されたといえる。なお、取出し長さについては、光ファイバケーブル1m当たり、従来の115cmが110cmに変化しており、略同じものとなった。
以上のように、本発明に係る光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルは、光ファイバケーブルのPMDを改善するとともに、心線引抜き力を大きくして機械的強度を増すことができるという効果を得るための、略円筒形状の外表面に光ファイバ心線を収容する複数のスロット溝が長手方向に捻回して設けられている全ての光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルに適用して有用である。
本発明の実施形態にかかる光ファイバケーブル用スロットを示す斜視図である。 反転角の説明図である。 光ファイバケーブル用スロットの断面図である。 スロット溝の拡大図である。 スロット溝の深さの変化を示すグラフである。 本発明の実施形態にかかる光ファイバケーブルの斜視図である。 本発明に係る光ファイバケーブル用スロットおよび光ファイバケーブルを用いた場合の諸特性を示す表である。 従来の光ファイバケーブル用スロットを示す断面図である。
符号の説明
10 光ファイバケーブル用スロット
11 スロット溝
20 光ファイバケーブル
21 光ファイバ心線
Y 深さ
Ymax 最深部
L 捻回ピッチ

Claims (7)

  1. 略円筒形状の外表面に光ファイバ心線を収容する複数のスロット溝が長手方向に捻回して設けられている光ファイバケーブル用スロットであって、
    前記スロット溝の深さが長手方向に変化し、前記複数のスロット溝における最深部が、互いに長手方向にずれて設けられていることを特徴とする光ファイバケーブル用スロット。
  2. 前記複数のスロット溝の深さは長手方向に同一周期で変化しており、各スロット溝の周期は位相がずれていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル用スロット。
  3. 前記各スロット溝の深さの変化パターンが、正弦波または正弦波を成分として波状変化する曲線であることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバケーブル用スロット。
  4. 前記複数のスロット溝がN本であるとき、隣接するスロット溝における深さの変化の周期は、2π/N (rad)だけ位相がずれていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光ファイバケーブル用スロット。
  5. 前記スロット溝の長手方向の捻回ピッチが、長手方向に変化していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイバケーブル用スロット。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光ファイバケーブル用スロットに光ファイバを収容したことを特徴とする光ファイバケーブル。
  7. 前記光ファイバがシングルモード光ファイバであることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバケーブル。
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