JP2000065454A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JP2000065454A
JP2000065454A JP10233784A JP23378498A JP2000065454A JP 2000065454 A JP2000065454 A JP 2000065454A JP 10233784 A JP10233784 A JP 10233784A JP 23378498 A JP23378498 A JP 23378498A JP 2000065454 A JP2000065454 A JP 2000065454A
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heat
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heat insulating
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Hiroyuki Osakabe
長賀部  博之
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱通路12から還流通路22を通って冷媒
室10へ気泡(冷媒蒸気)が逆流することを阻止して、
放熱性能の低下を防止すること。 【解決手段】 冷媒槽3は、内部に冷媒室10、液戻り
通路11、断熱通路12、及び還流通路22を有する。
冷媒室10は、液冷媒の沸騰領域を形成するもので複数
の通路状に区画されている。液戻り通路11は、凝縮液
が流れ込むための通路で冷媒槽3の片側に設けられてい
る。断熱通路12は、冷媒室10と液戻り通路11との
間に形成されている。還流通路22は、液戻り通路11
へ流入した凝縮液を冷媒室10へ供給する通路である。
また、断熱通路12の下端開口面には、断熱通路12内
で気化した冷媒蒸気(気泡)が還流通路22へ流れ出る
ことを防止する蒸気逆流阻止板40が配設され、その蒸
気逆流阻止板40には、液冷媒が通過できる小孔が形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰と凝縮
の繰り返しによる熱輸送によって発熱体を冷却する沸騰
冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平9−20516
7号公報に記載された沸騰冷却装置がある。この沸騰冷
却装置は、図13に示すように、冷媒槽100内に断熱
通路110が設けられている。この断熱通路110は、
冷媒の沸騰領域を形成する冷媒室120と、放熱器(図
示しない)で液化した凝縮液が流れ込む液戻り通路13
0との間に設けられ、発熱体の熱が液戻り通路130内
の液冷媒に伝わるのを抑制するものである。この断熱通
路110を設けることにより、液戻り通路130内での
冷媒の沸騰を防止でき、放熱器から液戻り通路130に
流入した凝縮液を安定的に冷媒室120へ供給すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発熱量が増
大すると、断熱通路110内で発生した気泡の一部が還
流通路140を通って冷媒室120へ流れ込む(逆流す
る)ことがある。これにより、冷媒室120の沸騰面が
より多くの気泡で満たされると、放熱性能が低下すると
いう問題があった。本発明は、上記事情に基づいて成さ
れたもので、その目的は、断熱通路から還流通路を通っ
て冷媒室へ気泡(冷媒蒸気)が逆流することを阻止し
て、放熱性能の低下を防止できる沸騰冷却装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)冷媒
槽は、貯留された液冷媒が発熱体の熱を受けて沸騰する
沸騰領域を形成する冷媒室と、放熱器で液化した凝縮液
が流れ込む液戻り通路と、冷媒室と液戻り通路との間に
設けられた断熱通路と、冷媒室と液戻り通路と断熱通路
とを互いの下端部で連通する還流通路とを有し、且つ断
熱通路と還流通路との連通部に断熱通路から還流通路へ
冷媒蒸気が逆流することを防止する蒸気逆流阻止板が設
けられている。この構成によれば、断熱通路内で発生し
た気泡(冷媒蒸気)が還流通路を通って冷媒室へ流れ込
むことを防止できる。これにより、冷媒室の沸騰面が多
くの気泡で満たされることを抑制でき、放熱性能の低下
を防止できる。
【0005】(請求項2の手段)蒸気逆流阻止板は、液
冷媒が通過できる小孔を有している。この蒸気逆流阻止
板により、冷媒蒸気が還流通路を通って冷媒室へ流れ込
むことを防止でき、且つ断熱通路から還流通路へ液冷媒
が流入できるため、断熱通路内に常に低温の凝縮液が供
給されるので、安定した断熱効果を確保できる。なお、
還流通路から断熱通路へ液冷媒が流入しても同様の効果
が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の正面図、図2は
沸騰冷却装置1の側面図である。沸騰冷却装置1は、冷
媒の沸騰及び凝縮作用を利用して発熱体2を冷却するも
ので、図1及び図2に示すように、内部に液冷媒を溜め
る冷媒槽3と、この冷媒槽3の上部に設けられる放熱器
4とを備える。発熱体2は、例えば電気自動車のインバ
ータ回路を構成するIGBTモジュールであり、複数本
のボルト6を締め付けて冷媒槽3の両表面に密着して固
定される。
【0007】冷媒槽3は、アルミニウム等の熱伝導性に
優れる金属材料より押し出し成形された押出成形品7
と、この押出成形品7の下端部に被せられるエンドカッ
プ9とから成り、内部に冷媒室10、液戻り通路11、
断熱通路12、及び還流通路22を有する。押出成形品
7は、図3(押出成形品7を下側から見た平面図)に示
すように、横幅に対して厚みが薄い偏平形状に設けら
れ、内部に冷媒室10、液戻り通路11、及び断熱通路
12を形成する複数の貫通孔を有している。エンドカッ
プ9は、例えば押出成形品7と同じアルミニウム製で、
ろう付け等により押出成形品7の下端部に接合され、押
出成形品7の下端側を閉塞している。但し、エンドカッ
プ9の内側は、図4に示すように、押出成形品7の下端
面との間に空間が確保されている。
【0008】冷媒室10は、内部に貯留する液冷媒が発
熱体2の熱を受けて沸騰する沸騰領域を形成するもの
で、複数の通路状に区画されている。液戻り通路11
は、放熱器4で凝縮した凝縮液が流れ込むための通路
で、冷媒槽3の片側に設けられている。断熱通路12
は、発熱体2の熱が液戻り通路11内の冷媒に伝わるこ
とを抑制するもので、冷媒室10と液戻り通路11との
間に形成されている。還流通路22は、放熱器4から液
戻り通路11へ流入した凝縮液を冷媒室10及び断熱通
路12へ供給するための通路で、エンドカップ9の内側
空間によって形成され、冷媒槽3の下端部で液戻り通路
11と断熱通路12と冷媒室10とを連通している。
【0009】また、断熱通路12の下端開口面(断熱通
路12と還流通路22との連通部)には、図5に示すよ
うに、断熱通路12内で気化した冷媒蒸気(気泡)が断
熱通路12から還流通路22へ流れ出ることを防止する
蒸気逆流阻止板40が配設されている。但し、蒸気逆流
阻止板40は、冷媒蒸気の逆流を阻止するだけでなく、
図3に示すように、液冷媒が通過できる小孔40aを有
している。つまり、蒸気逆流阻止板40は、冷媒蒸気の
逆流を阻止し、且つ液冷媒が通過できる構成であれば良
く、例えば、多孔状、メッシュ状、金網状等に設けても
良い。
【0010】放熱器4は、所謂ドロンカップタイプの熱
交換器で、連結管19、放熱管23、及び放熱フィン2
9(図2参照)より構成される。連結管19は、冷媒槽
3との連結部であり、冷媒槽3の上端部に組み付けられ
ている。この連結管19は、プレス成形された2枚の成
形プレートを互いの外周縁部で接合して形成され、長手
方向(図1の左右方向)の両端部に円形の連通口25が
開口している。連結管19の内部には、仕切り板41が
配され、この仕切り板41によって冷媒槽3の冷媒室1
0と連通する第1の連通室(図1では仕切り板41より
右側)と、冷媒槽3の液戻り通路11及び断熱通路12
と連通する第2の連通室(図1では仕切り板41より左
側)とに仕切られている。また、第1の連通室には、例
えばアルミニウム製のインナフィン42が挿入されてい
る。
【0011】放熱管23は、プレス成形された2枚の成
形プレートを互いの外周縁部で接合して偏平な中空管に
形成され、長手方向(図1の左右方向)の両端部に円形
の連通口25が開口している。また、連結管19の内部
には、例えばアルミニウム製のインナフィン43(図2
参照)が挿入されている。各放熱管23は、図2及び図
6に示すように、連結管19の両側にそれぞれ複数個ず
つ積み重ねられ、互いの連通口25を通じて相互に連通
している。なお、この放熱管23は、図1に示すよう
に、若干傾斜した状態で連結管19に組み付けられてい
る。放熱フィン29は、熱伝導性に優れる薄い金属板
(例えばアルミニウム板)を交互に折り曲げて波状に成
形され、連結管19と放熱管23との間、及び積層され
た各放熱管23の間に介在され、連結管19及び放熱管
23の表面にろう付け等により接合されている。
【0012】次に、本実施例の作動を説明する。発熱体
2から発生した熱が冷媒室10に貯留されている液冷媒
に伝達されて液冷媒が沸騰する。沸騰した冷媒は、図6
に矢印Rで示すように、蒸気となって冷媒室10内を上
昇し、冷媒室10から連結管19の第1の連通室を通っ
て各放熱管23へ流入する。放熱管23へ流入した冷媒
蒸気は、放熱管23を流れる際に外気との熱交換によっ
て冷却され、潜熱を放出して放熱管23の内壁面に凝縮
する。この冷媒蒸気が凝縮する際に放出された潜熱は、
放熱管23の壁面から放熱フィン29へ伝達され、その
放熱フィン29を通じて外気に放出される。放熱管23
内で凝縮して液滴となった凝縮液は、放熱管23内を傾
斜方向(図1の右側から左側へ)に流れ、連結管19の
第2の連通室を通って冷媒室10の液戻り通路11及び
断熱通路12へ滴下した後、液戻り通路11から還流通
路22を通って冷媒室10へ供給される。なお、放熱器
4側から断熱通路12へ充分な凝縮液が供給されない時
は、還流通路22より断熱通路12へ凝縮液が供給され
る。
【0013】(第1実施例の効果)本実施例の沸騰冷却
装置1は、発熱体2から発生した熱が液戻り通路11内
の冷媒へ伝達されるまでの伝熱経路において、冷媒室1
0と液戻り通路11との間に設けた断熱通路12が熱抵
抗として機能する。つまり、発熱体2の熱が液戻り通路
11内の液冷媒へ伝達されることを抑制する。また、上
記の伝熱経路を移動する熱は、その多くが断熱通路12
内の冷媒に吸収され、蒸気となって放熱器4内へ戻さ
れ、凝縮液化される。以上の結果、断熱通路12を有し
ていない従来装置と比較すると、発熱体2の熱が液戻り
通路11内の液冷媒へ伝わる熱量が大幅に低減されるた
め、液戻り通路11内での冷媒の沸騰を防止でき、冷媒
槽3と放熱器4との間で良好に冷媒を循環させることが
できる。
【0014】更に、本実施例では、断熱通路12の下端
開口面に蒸気逆流阻止板40を設けているため、断熱通
路12内で沸騰した冷媒蒸気(気泡)が断熱通路12か
ら還流通路22へ流れ出ることを阻止して放熱器4側へ
戻すことができる。その結果、断熱通路12内で発生し
た気泡が冷媒室10へ流れ込むことを防止でき、発熱体
2の発熱量が増大しても放熱性能が低下することはな
く、所望の放熱性能を確保できる。特に、気泡の逆流に
よる影響(発熱体2の取付け面温度の上昇)は、断熱通
路12の近くに固定される発熱体2ほど大きく(つま
り、断熱通路12内の気泡が冷媒室10へ流れ込むと、
図7に示すように、断熱通路12に近い発熱体2の取付
け面温度が上昇しやすくなる)、断熱通路12に近い方
の取付け面温度が急上昇する(バーンアウト)ことを防
止できる。
【0015】(第2実施例)図8は冷媒槽3の縦断面図
である。本実施例の沸騰冷却装置1は、図9に示すよう
に、冷媒槽3の上部側面に放熱器4を接続して構成され
ている。冷媒槽3は、縦長で薄幅に設けられた押出成形
品7と、この押出成形品7の上下両端の開口面を塞ぐ一
対のエンドカップ8、9とから成る。押出成形品7は、
縦長で薄幅に設けられ、図10(図8のA−A断面図)
に示すように、支柱部14、15、16、17によって
区画された複数の貫通孔が設けられ、これらの貫通孔が
冷媒室10、液戻り通路11、断熱通路12を形成して
いる。
【0016】押出成形品7の一方の壁面(本実施例では
発熱体2が取り付けられる側の壁面)には、図8に示す
ように、放熱器4が接続される領域(破線Bで示す領
域)に冷媒蒸気が流出する流出口20と凝縮液が流入す
る流入口21とが開けられている。なお、流出口20
は、図8に示すように、押出成形品7の各支柱部14、
15、16の上部を放熱器4が接続される領域より短く
することで、冷媒室10及び断熱通路12に通じてい
る。また、流入口21は、液戻り通路11に開口し、押
出成形品7の支柱部17によって冷媒室10及び断熱通
路12との間が遮断されている。エンドカップ8、9
は、押出成形品7の両端開口部に被せられて、一体ろう
付けにより接合されている。但し、上端側のエンドカッ
プ8は、押出成形品7の上端開口面を閉塞した状態で接
合されているが、下端側のエンドカップ9は、押出成形
品7の下端面との間に還流通路22が形成されている。
また、断熱通路12の下端開口面(断熱通路12と還流
通路22との連通部)には、第1実施例と同様に、小孔
40aを有する蒸気逆流阻止板40が配設されている
(図8参照)。
【0017】放熱器4は、図9に示すように、中空状の
放熱管23を放熱フィン29(図11参照)と共に複数
積層して構成され、接続プレート19(第1実施例の連
結管19に相当するため同一符号とする)を介して冷媒
槽3に取り付けられている。放熱管23は、図11(図
9のC−C断面図)に示すように、2枚の成形プレート
24の外周縁部を接合して中空体に形成されている。2
枚の成形プレート24は、熱伝導性の良好な金属材(例
えばアルミニウム材)をプレス成形して同一形状に設け
られ、両端部に連通口25が開けられている。放熱管2
3の内部には、アルミニウム製のインナフィン27が挿
入されている。積層された各放熱管23は、互いの連通
口25を通じて相互に連通している。放熱フィン29
は、図11に示すように、積層された各放熱管23の間
に介在され、放熱管23の表面にろう付け等により接合
されている。
【0018】接続プレート19は、押出成形品7に形成
された流入口21と流出口20とを覆って押出成形品7
の壁面に気密に接合され、その押出成形品7の壁面との
間に、流出口20と連通する一方の連通室30と、流入
口21と連通する他方の連通室31とを形成している。
また、接続プレート19の両端部には、成形プレート2
4と同様の連通口25が開けられており、この連通口2
5を通じて各連通室30、31と各放熱管23とが連通
している。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。冷媒室
10で発熱体2の熱を受けて沸騰気化した冷媒蒸気は、
冷媒室10を上昇して流出口20から主に一方の連通室
30内へ流入した後、その一方の連通室30から各放熱
管23へ分配されて各放熱管23内を流れる。放熱管2
3を流れる冷媒蒸気は、外気との熱交換によって冷却さ
れ、潜熱を放出して放熱管23の内壁面に凝縮する。こ
の冷媒蒸気が凝縮する際に放出された潜熱は、放熱管2
3の壁面から放熱フィン29へ伝達され、その放熱フィ
ン29を通じて外気に放出される。
【0020】放熱管23内で凝縮して液滴となった凝縮
液は、放熱管23内を流れた後、他方の連通室31内へ
流入する。他方の連通室31内に溜まった凝縮液は、流
入口21から液戻り通路11に流入し、エンドカップ9
内の還流通路22を通って冷媒室10及び断熱通路12
に供給される。本実施例においても、断熱通路12の下
端開口面に蒸気逆流阻止板40を設けているため、断熱
通路12内で沸騰した冷媒蒸気(気泡)が断熱通路12
から還流通路22へ流れ出ることを阻止できる。その結
果、断熱通路12内で発生した気泡が冷媒室10へ流れ
込むことを防止でき、発熱体2の発熱量が増大しても放
熱性能が低下することはなく、所望の放熱性能を確保で
きる。
【0021】(第3実施例)図12は冷媒槽3の縦断面
図である。本実施例は、第2実施例に示した冷媒槽3と
構成が若干異なるもので、具体的には、断熱通路12と
冷媒室10との間を仕切る支柱部15を押出成形品7の
上端面まで延ばし、断熱通路12と液戻り通路11との
間を仕切る支柱部17を短くしている。この構成でも、
断熱通路12の下端開口面に蒸気逆流阻止板40を設け
ているため、断熱通路12内で沸騰した冷媒蒸気(気
泡)が断熱通路12から還流通路22へ流れ出ることを
阻止でき、発熱体2の発熱量が増大しても放熱性能が低
下することはなく、所望の放熱性能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰冷却装置の正面図である(第1実施例)。
【図2】沸騰冷却装置の側面図である(第1実施例)。
【図3】押出成形品の下面図である。
【図4】エンドカップの断面図である。
【図5】冷媒槽の要部断面図である。
【図6】沸騰冷却装置の斜視図である。
【図7】放熱量と取付け面温度との関係を示すグラフで
ある。
【図8】冷媒槽の縦断面図である(第2実施例)。
【図9】沸騰冷却装置の側面図である(第2実施例)。
【図10】図8のA−A断面図である(第2実施例)。
【図11】図9のC−C断面図である(第2実施例)。
【図12】冷媒槽の縦断面図である(第3実施例)。
【図13】冷媒槽の縦断面図である(従来技術)。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 4 放熱器 10 冷媒室 11 液戻り通路 12 断熱通路 22 還流通路 40 蒸気逆流阻止板 40a 小孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に液冷媒を貯留する冷媒槽と、 この冷媒槽で発熱体の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気を外
    部流体との熱交換によって凝縮液化させる放熱器とを備
    え、 冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱輸送によって前記
    発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、 前記冷媒槽は、貯留された液冷媒が前記発熱体の熱を受
    けて沸騰する沸騰領域を形成する冷媒室と、前記放熱器
    で液化した凝縮液が流れ込む液戻り通路と、前記冷媒室
    と前記液戻り通路との間に設けられた断熱通路と、前記
    冷媒室と前記液戻り通路と前記断熱通路とを互いの下端
    部で連通する還流通路とを有し、且つ前記断熱通路と前
    記還流通路との連通部に前記断熱通路から前記還流通路
    へ冷媒蒸気が逆流することを防止する蒸気逆流阻止板が
    設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】前記蒸気逆流阻止板は、液冷媒が通過でき
    る小孔を有していることを特徴とする請求項1に記載し
    た沸騰冷却装置。
JP10233784A 1998-04-27 1998-08-20 沸騰冷却装置 Pending JP2000065454A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096084A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Hoshizaki Electric Co Ltd サーモサイフォン
JP2008096085A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却装置

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