JP2000063760A - エンジン、タービン用耐熱コーティング組成物 - Google Patents
エンジン、タービン用耐熱コーティング組成物Info
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- JP2000063760A JP2000063760A JP10235393A JP23539398A JP2000063760A JP 2000063760 A JP2000063760 A JP 2000063760A JP 10235393 A JP10235393 A JP 10235393A JP 23539398 A JP23539398 A JP 23539398A JP 2000063760 A JP2000063760 A JP 2000063760A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン、タービンの燃焼部、排気部、熱交
換部の金属部材の高温腐食劣化、熱劣化の抑制を、低コ
スト、簡便な方法ででき、複雑な形状の部材にも適用で
きる耐熱コーティング組成物を提供する。 【解決手段】 ポリシランを含有するエンジンまたはタ
ービン用耐熱コーティング組成物。
換部の金属部材の高温腐食劣化、熱劣化の抑制を、低コ
スト、簡便な方法ででき、複雑な形状の部材にも適用で
きる耐熱コーティング組成物を提供する。 【解決手段】 ポリシランを含有するエンジンまたはタ
ービン用耐熱コーティング組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンまたはタ
ービンの燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に
耐熱塗膜を形成する耐熱コーティング組成物および耐熱
コーティング材に関する。
ービンの燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に
耐熱塗膜を形成する耐熱コーティング組成物および耐熱
コーティング材に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、コ
ージェネレーション等で用いられるエンジン、タービン
について、そのエネルギー変換効率の向上のために、高
温での運転、また、稼動時間の長期化が行われている。
そして、エンジン、タービンの燃焼部、排気部、熱交換
部などの特に高温ガス流通部における金属部材が、主に
酸素による高温腐食劣化、および熱劣化を受け、問題と
なっている。
ージェネレーション等で用いられるエンジン、タービン
について、そのエネルギー変換効率の向上のために、高
温での運転、また、稼動時間の長期化が行われている。
そして、エンジン、タービンの燃焼部、排気部、熱交換
部などの特に高温ガス流通部における金属部材が、主に
酸素による高温腐食劣化、および熱劣化を受け、問題と
なっている。
【0003】このような高温腐食劣化や熱劣化を抑制す
るための手段として、使用する金属部材にニッケル系合
金等の耐熱性金属を用いることができるが、ニッケル系
合金は高価であり、加工性も悪くなるといった問題があ
る。また、部材に金属ではなくセラミックスを用いたエ
ンジンやタービンの開発も進められているが、セラミッ
クス部材は金属部材に比べて脆いといった問題がある。
また、金属部材へのセラミックスコーティングが行われ
ており、現状の方法では、金属部材への溶射によりセラ
ミックスコーティング膜を得ているが、溶射は装置が大
がかりとなり、また、複雑な形状には適用できないとい
った問題がある。
るための手段として、使用する金属部材にニッケル系合
金等の耐熱性金属を用いることができるが、ニッケル系
合金は高価であり、加工性も悪くなるといった問題があ
る。また、部材に金属ではなくセラミックスを用いたエ
ンジンやタービンの開発も進められているが、セラミッ
クス部材は金属部材に比べて脆いといった問題がある。
また、金属部材へのセラミックスコーティングが行われ
ており、現状の方法では、金属部材への溶射によりセラ
ミックスコーティング膜を得ているが、溶射は装置が大
がかりとなり、また、複雑な形状には適用できないとい
った問題がある。
【0004】本発明の課題は、エンジン、タービンの燃
焼部、排気部、熱交換部の金属部材の高温腐食劣化、熱
劣化の抑制を、低コスト、簡便な方法ででき、複雑な形
状の部材にも適用できる耐熱コーティング組成物を提供
することにある。
焼部、排気部、熱交換部の金属部材の高温腐食劣化、熱
劣化の抑制を、低コスト、簡便な方法ででき、複雑な形
状の部材にも適用できる耐熱コーティング組成物を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、ケイ素系の耐熱コーティング組成物を用いて
エンジン、タービンの金属部材に耐熱コーティング膜を
形成することにより、上記課題を解決し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。
した結果、ケイ素系の耐熱コーティング組成物を用いて
エンジン、タービンの金属部材に耐熱コーティング膜を
形成することにより、上記課題を解決し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、下記に示すエンジン
またはタービン用耐熱コーティング組成物、耐熱コーテ
ィング材およびそれを用いるエンジンまたはタービンの
金属部材の製造方法を提供するものである。
またはタービン用耐熱コーティング組成物、耐熱コーテ
ィング材およびそれを用いるエンジンまたはタービンの
金属部材の製造方法を提供するものである。
【0007】1.ポリシランを含有するエンジンまたは
タービン用耐熱コーティング組成物。
タービン用耐熱コーティング組成物。
【0008】2.ポリシランとエポキシ樹脂およびシリ
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有するエンジンまた
はタービン用耐熱コーティング組成物。
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有するエンジンまた
はタービン用耐熱コーティング組成物。
【0009】3.さらに無機充填剤を配合してなる上記
項1または2に記載のエンジンまたはタービン用耐熱コ
ーティング組成物。
項1または2に記載のエンジンまたはタービン用耐熱コ
ーティング組成物。
【0010】4.ポリシランに加熱処理および光照射処
理の少なくとも1種の処理を行うことにより得られる化
合物を含有するエンジンまたはタービン用耐熱コーティ
ング材。
理の少なくとも1種の処理を行うことにより得られる化
合物を含有するエンジンまたはタービン用耐熱コーティ
ング材。
【0011】5.ポリシランとエポキシ樹脂およびシリ
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有する混合物に、加
熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行う
ことにより得られるエンジンまたはタービン用耐熱コー
ティング材。
コーン樹脂の少なくとも1種とを含有する混合物に、加
熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行う
ことにより得られるエンジンまたはタービン用耐熱コー
ティング材。
【0012】6.さらに無機充填剤を配合してなる混合
物に、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処
理を行うことにより得られる上記項4または5に記載の
エンジンまたはタービン用耐熱コーティング材。
物に、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処
理を行うことにより得られる上記項4または5に記載の
エンジンまたはタービン用耐熱コーティング材。
【0013】7.上記項1〜3のいずれか1項に記載の
耐熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの
燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布する
ことを特徴とするエンジンまたはタービンの金属部材の
製造方法。
耐熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの
燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布する
ことを特徴とするエンジンまたはタービンの金属部材の
製造方法。
【0014】8.上記項1〜3のいずれか1項に記載の
耐熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの
燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布した
後、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
を行うことを特徴とするエンジンまたはタービンの金属
部材の製造方法。
耐熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの
燃焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布した
後、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
を行うことを特徴とするエンジンまたはタービンの金属
部材の製造方法。
【0015】9.上記項7または8に記載の方法により
得られるコーティングされた金属部材。
得られるコーティングされた金属部材。
【0016】10.上記項9に記載の金属部材を用いて
なるエンジンまたはタービン。
なるエンジンまたはタービン。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明におけるエンジン、タービ
ンの金属部材としては、以下の部材を挙げることができ
る。すなわち、燃焼部として、エンジンのピストン頂
面、ピストンリング、シリンダーライナー、排気バルブ
かさ裏部、タービンのタービンケーシング、静翼、動翼
などであり、排気部として、ターボチャージャ排気ター
ビン、ウエストゲートバルブ、排気マニホールド、排気
煙道などであり、熱交換部として、オイルクーラー、ア
フタークーラーなどである。
ンの金属部材としては、以下の部材を挙げることができ
る。すなわち、燃焼部として、エンジンのピストン頂
面、ピストンリング、シリンダーライナー、排気バルブ
かさ裏部、タービンのタービンケーシング、静翼、動翼
などであり、排気部として、ターボチャージャ排気ター
ビン、ウエストゲートバルブ、排気マニホールド、排気
煙道などであり、熱交換部として、オイルクーラー、ア
フタークーラーなどである。
【0018】本発明においては、これらの部材に、耐熱
コーティング組成物を塗布するか、または、耐熱コーテ
ィング組成物を塗布した後に加熱処理および光照射処理
の少なくとも1種の処理を行うことにより、耐熱コーテ
ィング膜を形成して、部材の高温腐食劣化、熱劣化を抑
制する。
コーティング組成物を塗布するか、または、耐熱コーテ
ィング組成物を塗布した後に加熱処理および光照射処理
の少なくとも1種の処理を行うことにより、耐熱コーテ
ィング膜を形成して、部材の高温腐食劣化、熱劣化を抑
制する。
【0019】本発明の耐熱コーティング組成物は、ポリ
シランを含有している。
シランを含有している。
【0020】ポリシランとしては、Si−Si結合を有
する直鎖状、環状、分岐状の化合物であれば特に限定さ
れない。
する直鎖状、環状、分岐状の化合物であれば特に限定さ
れない。
【0021】ここで、ポリシランとは、化学構造におい
て主となる骨格構造が、 一般式 (R1 2Si)m (1) (式中、R1は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。mは、2〜10000である。)で
示される直鎖状ポリシランおよび環状ポリシラン、 一般式 (R2Si)n (2) (式中、R2は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。nは、4〜10000である。)で
示されるシリコンネットワークポリマー、ならびに 一般式 (R3 2Si)x(R3Si)ySiz
(3) (式中、R3は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R3は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
x、yおよびzの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−Si結合を骨格とするネットワークポリマ
ー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少なくと
も1種のポリマーである。
て主となる骨格構造が、 一般式 (R1 2Si)m (1) (式中、R1は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。mは、2〜10000である。)で
示される直鎖状ポリシランおよび環状ポリシラン、 一般式 (R2Si)n (2) (式中、R2は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。nは、4〜10000である。)で
示されるシリコンネットワークポリマー、ならびに 一般式 (R3 2Si)x(R3Si)ySiz
(3) (式中、R3は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R3は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
x、yおよびzの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−Si結合を骨格とするネットワークポリマ
ー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少なくと
も1種のポリマーである。
【0022】これらの中では、ネットワーク構造を有す
るポリシランが、耐熱性が高く、好ましい。
るポリシランが、耐熱性が高く、好ましい。
【0023】これらのポリマーは、それぞれの構造単位
を有するモノマーを原料として以下の方法により製造す
ることができる。すなわち、アルカリ金属の存在下でハ
ロシラン類を脱ハロゲン縮重合させる方法(「キッピン
グ法」J.Am.Chem.Soc.,110,124(1988)、Macromolecule
s,23,3423(1990))、電極還元によりハロシラン類を脱
ハロゲン縮重合させる方法(J.Chem.Soc.,Chem.Commu
n.,1161(1990)、J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,897(199
2))、金属触媒の存在下にヒドロシラン類を脱水素縮重
合させる方法(特開平4−334551号公報)、ビフ
ェニルなどで架橋されたジシレンのアニオン重合による
方法(Macromolecules,23,4494(1990))、環状シラン類
の開環重合による方法などにより、製造することができ
る。
を有するモノマーを原料として以下の方法により製造す
ることができる。すなわち、アルカリ金属の存在下でハ
ロシラン類を脱ハロゲン縮重合させる方法(「キッピン
グ法」J.Am.Chem.Soc.,110,124(1988)、Macromolecule
s,23,3423(1990))、電極還元によりハロシラン類を脱
ハロゲン縮重合させる方法(J.Chem.Soc.,Chem.Commu
n.,1161(1990)、J.Chem.Soc.,Chem.Commun.,897(199
2))、金属触媒の存在下にヒドロシラン類を脱水素縮重
合させる方法(特開平4−334551号公報)、ビフ
ェニルなどで架橋されたジシレンのアニオン重合による
方法(Macromolecules,23,4494(1990))、環状シラン類
の開環重合による方法などにより、製造することができ
る。
【0024】また、上記ポリシランを、窒素、アルゴン
などの不活性ガス雰囲気中または空気中で、300℃以
上に熱処理して得られるSi−Si結合を含むケイ素系
高分子を用いることもできる。
などの不活性ガス雰囲気中または空気中で、300℃以
上に熱処理して得られるSi−Si結合を含むケイ素系
高分子を用いることもできる。
【0025】本発明において用いられるエポキシ樹脂と
しては、化学構造内に少なくとも2つのエポキシ基を有
する直鎖状、環状または分岐状の樹脂であれば特に限定
されない。このような樹脂としては、例えば、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、1,
2,3,4−ジエポキシブタン、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノールジグリシジルエーテル、N,N−ジグリ
シジル−4−グリシジルオキシアニリン、1,2,5,
6−ジエポキシシクロオクタンなどのエポキシ樹脂を挙
げることができる。エポキシ樹脂を含有することによ
り、耐熱コーティング組成物の製膜性(造膜性)が向上
するとともに、基材(金属部材)との密着性が向上す
る。
しては、化学構造内に少なくとも2つのエポキシ基を有
する直鎖状、環状または分岐状の樹脂であれば特に限定
されない。このような樹脂としては、例えば、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、1,
2,3,4−ジエポキシブタン、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノールジグリシジルエーテル、N,N−ジグリ
シジル−4−グリシジルオキシアニリン、1,2,5,
6−ジエポキシシクロオクタンなどのエポキシ樹脂を挙
げることができる。エポキシ樹脂を含有することによ
り、耐熱コーティング組成物の製膜性(造膜性)が向上
するとともに、基材(金属部材)との密着性が向上す
る。
【0026】本発明において用いられるシリコーン樹脂
としては、Si−O−Si結合を有する直鎖状、環状、
分岐状の化合物であれば特に限定されない。
としては、Si−O−Si結合を有する直鎖状、環状、
分岐状の化合物であれば特に限定されない。
【0027】ここで、シリコーン樹脂とは、化学構造に
おいて主となる骨格構造が、 一般式 (R4 2SiO)f (4) (式中、R4は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。fは、2〜10000である。)で
示される直鎖状シリコーン樹脂および環状シリコーン樹
脂、 一般式 (R5SiO)g (5) (式中、R5は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。gは、4〜10000である。)で
示されるネットワークシリコーン樹脂、ならびに 一般式 (R6 2SiO)h(R6SiO)j(SiO)k (6) (式中、R6は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R6は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
h、jおよびkの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−O−Si結合を骨格とするネットワークポ
リマー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少な
くとも1種のポリマーである。
おいて主となる骨格構造が、 一般式 (R4 2SiO)f (4) (式中、R4は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。fは、2〜10000である。)で
示される直鎖状シリコーン樹脂および環状シリコーン樹
脂、 一般式 (R5SiO)g (5) (式中、R5は、同一或いは相異なって、水素原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アリールアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、水酸基、フェノール性水酸基また
はアミノ基を表す。gは、4〜10000である。)で
示されるネットワークシリコーン樹脂、ならびに 一般式 (R6 2SiO)h(R6SiO)j(SiO)k (6) (式中、R6は、水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アリールアルキル基、アリール基、アルコキシ基、
フェノール性水酸基またはアミノ基を表す。R6は、全
てが同一でも或いは2つ以上が異なっていてもよい。
h、jおよびkの和は、5〜10000である。)で示
されるSi−O−Si結合を骨格とするネットワークポ
リマー(網目状ポリマー)からなる群から選ばれる少な
くとも1種のポリマーである。
【0028】また、シリコーンエポキシ樹脂、シリコー
ンアクリル樹脂、シリコーンアルキド樹脂、シリコーン
ウレタン樹脂などの変性シリコーン樹脂を用いてもよ
い。
ンアクリル樹脂、シリコーンアルキド樹脂、シリコーン
ウレタン樹脂などの変性シリコーン樹脂を用いてもよ
い。
【0029】シリコーン樹脂を含有することにより、耐
熱コーティング組成物の製膜性(造膜性)が向上する。
熱コーティング組成物の製膜性(造膜性)が向上する。
【0030】本発明の耐熱コーティング組成物が、ポリ
シランとエポキシ樹脂およびシリコーン樹脂の少なくと
も1種とを含有する場合には、それらの配合割合は、ポ
リシラン1重量部に対し、エポキシ樹脂およびシリコー
ン樹脂の少なくとも1種が、通常0.01〜100重量
部程度であり、好ましくは0.05〜20重量部程度で
あり、より好ましくは0.1〜10重量部程度である。
シランとエポキシ樹脂およびシリコーン樹脂の少なくと
も1種とを含有する場合には、それらの配合割合は、ポ
リシラン1重量部に対し、エポキシ樹脂およびシリコー
ン樹脂の少なくとも1種が、通常0.01〜100重量
部程度であり、好ましくは0.05〜20重量部程度で
あり、より好ましくは0.1〜10重量部程度である。
【0031】また、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂を併
用する場合は、その配合割合は、シリコーン樹脂1重量
部に対し、通常エポキシ樹脂0.01〜100重量部程
度であり、好ましくは0.1〜10重量部程度である。
用する場合は、その配合割合は、シリコーン樹脂1重量
部に対し、通常エポキシ樹脂0.01〜100重量部程
度であり、好ましくは0.1〜10重量部程度である。
【0032】本発明の耐熱コーティング組成物には、硬
化促進剤を配合し得る。配合する硬化促進剤としては、
1,2−ジシリルエタン、エチルシリケート、メチルシ
リケートなどのポリアルコキシシラン類などのケイ素化
合物;テトラアルコキシチタンなどのチタン化合物;フ
ェニルジクロロボランなどのホウ素化合物;ベンゾイル
パーオキサイド、tert−ブチルパーオキサイド、ア
ゾイソブチロニトリルなどのラジカルを発生する化合
物;トリスメトキシアルミニウム、トリスフェノキシア
ルミニウムなどの有機アルミニウム化合物;トリエチル
アミン、ピリジン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェ
ニルメタン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのアミン
化合物;ダイマー酸ポリアミドなどのアミド化合物;無
水フタル酸、テトラヒドロメチル無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水メチル
ナジック酸などの酸無水物;フェノールノボラックなど
のフェノール類;ポリサルファイドなどのメルカプタン
化合物;3フッ化ホウ素・エチルアミン錯体などのルイ
ス酸錯体化合物;クロロホルム、ジクロロメタン、トリ
クロロメタンなどのハロゲン化物;ナトリウムエトキシ
ドなどの塩基性化合物などを挙げることができる。
化促進剤を配合し得る。配合する硬化促進剤としては、
1,2−ジシリルエタン、エチルシリケート、メチルシ
リケートなどのポリアルコキシシラン類などのケイ素化
合物;テトラアルコキシチタンなどのチタン化合物;フ
ェニルジクロロボランなどのホウ素化合物;ベンゾイル
パーオキサイド、tert−ブチルパーオキサイド、ア
ゾイソブチロニトリルなどのラジカルを発生する化合
物;トリスメトキシアルミニウム、トリスフェノキシア
ルミニウムなどの有機アルミニウム化合物;トリエチル
アミン、ピリジン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェ
ニルメタン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのアミン
化合物;ダイマー酸ポリアミドなどのアミド化合物;無
水フタル酸、テトラヒドロメチル無水フタル酸、ヘキサ
ヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水メチル
ナジック酸などの酸無水物;フェノールノボラックなど
のフェノール類;ポリサルファイドなどのメルカプタン
化合物;3フッ化ホウ素・エチルアミン錯体などのルイ
ス酸錯体化合物;クロロホルム、ジクロロメタン、トリ
クロロメタンなどのハロゲン化物;ナトリウムエトキシ
ドなどの塩基性化合物などを挙げることができる。
【0033】硬化促進剤の使用量は、ポリシラン100
重量部に対し、通常0.01〜50重量部程度であり、
好ましくは0.1〜20重量部程度である。
重量部に対し、通常0.01〜50重量部程度であり、
好ましくは0.1〜20重量部程度である。
【0034】本発明の耐熱コーティング組成物には、無
機充填剤を配合することができる。無機充填剤を配合す
ると、耐熱性と熱的安定性が向上する。
機充填剤を配合することができる。無機充填剤を配合す
ると、耐熱性と熱的安定性が向上する。
【0035】無機充填剤としては、シリカ、アルミナ、
ジルコニア、マイカなどの酸化物系無機物または炭化ケ
イ素、窒化ケイ素などの非酸化物系無機物の微粉などが
挙げられる。また、用途によっては、アルミニウム、亜
鉛、銅などの金属粉末の使用も可能である。
ジルコニア、マイカなどの酸化物系無機物または炭化ケ
イ素、窒化ケイ素などの非酸化物系無機物の微粉などが
挙げられる。また、用途によっては、アルミニウム、亜
鉛、銅などの金属粉末の使用も可能である。
【0036】さらに、無機充填剤の例を詳しく述べれ
ば、ケイ砂、石英、ノバキュライト、ケイ藻土などのシ
リカ系;合成無定形シリカなどのシリカ系;カオリナイ
ト、雲母、滑石、ウォラストナイト、アスベスト、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなどのケイ酸塩系;
ガラス粉末、ガラス球、中空ガラス球、ガラスフレー
ク、泡ガラス球などのガラス体;窒化ホウ素、炭化ホウ
素、窒化アルミニウム、炭化アルミニウム、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、ホウ化チタン、窒化チタン、炭化チタ
ンなどの非酸化物系無機物;炭酸カルシウム;酸化亜
鉛、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン、
酸化ベリリウムなどの金属酸化物;硫酸バリウム、二硫
化モリブデン、二硫化タングステン、フッ化炭素その他
の無機物;アルミニウム、ブロンズ、鉛、ステンレスス
チール、亜鉛などの金属粉末;カーボンブラック、コー
クス、黒鉛、熱分解炭素、中空カーボン球などのカーボ
ン体などが挙げられる。
ば、ケイ砂、石英、ノバキュライト、ケイ藻土などのシ
リカ系;合成無定形シリカなどのシリカ系;カオリナイ
ト、雲母、滑石、ウォラストナイト、アスベスト、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなどのケイ酸塩系;
ガラス粉末、ガラス球、中空ガラス球、ガラスフレー
ク、泡ガラス球などのガラス体;窒化ホウ素、炭化ホウ
素、窒化アルミニウム、炭化アルミニウム、窒化ケイ
素、炭化ケイ素、ホウ化チタン、窒化チタン、炭化チタ
ンなどの非酸化物系無機物;炭酸カルシウム;酸化亜
鉛、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン、
酸化ベリリウムなどの金属酸化物;硫酸バリウム、二硫
化モリブデン、二硫化タングステン、フッ化炭素その他
の無機物;アルミニウム、ブロンズ、鉛、ステンレスス
チール、亜鉛などの金属粉末;カーボンブラック、コー
クス、黒鉛、熱分解炭素、中空カーボン球などのカーボ
ン体などが挙げられる。
【0037】これら無機充填剤は、繊維状、針状(ウィ
スカーを含む)、粒状、鱗片状など種々の形状のものを
単独でまたは2種以上混合して用いることができる。
スカーを含む)、粒状、鱗片状など種々の形状のものを
単独でまたは2種以上混合して用いることができる。
【0038】本発明の耐熱コーティング組成物には、必
要に応じて、三酸化アンチモンなどの難燃助剤;カーボ
ンブラック、二酸化チタンなどの顔料;エステル類、ポ
リオール、ポリサルファイド、ウレタンプレポリマーな
どの可塑剤;カルボキシル基末端ブタジエン−アクリロ
ニトリル共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どの液状ゴム;シランカップリング剤、チタン系カップ
リング剤などの表面改質剤;シリコーンオイル、シリコ
ーンゴム、各種プラスチック粉末、各種エンジニアリン
グプラスチック粉末、ABS樹脂、MBS樹脂の粉末な
どの低応力化剤などを適宜添加することができる。
要に応じて、三酸化アンチモンなどの難燃助剤;カーボ
ンブラック、二酸化チタンなどの顔料;エステル類、ポ
リオール、ポリサルファイド、ウレタンプレポリマーな
どの可塑剤;カルボキシル基末端ブタジエン−アクリロ
ニトリル共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体な
どの液状ゴム;シランカップリング剤、チタン系カップ
リング剤などの表面改質剤;シリコーンオイル、シリコ
ーンゴム、各種プラスチック粉末、各種エンジニアリン
グプラスチック粉末、ABS樹脂、MBS樹脂の粉末な
どの低応力化剤などを適宜添加することができる。
【0039】さらに、本発明の耐熱コーティング組成物
には、必要に応じて、流動調整剤、レベリング剤、消泡
剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、分散剤などを配合して
も良い。
には、必要に応じて、流動調整剤、レベリング剤、消泡
剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、分散剤などを配合して
も良い。
【0040】本発明の耐熱コーティング組成物を、エン
ジンまたはタービンの燃焼部、排気部もしくは熱交換部
の金属部材に、塗布するか、または、塗布した後に加熱
処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行うこ
とにより、金属部材の表面に耐熱コーティング膜を形成
することができる。
ジンまたはタービンの燃焼部、排気部もしくは熱交換部
の金属部材に、塗布するか、または、塗布した後に加熱
処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行うこ
とにより、金属部材の表面に耐熱コーティング膜を形成
することができる。
【0041】金属部材への塗布は、スプレーコート法、
バーコート法、フローコート法、浸漬法、キャスティン
グ法などにより行うことができる。
バーコート法、フローコート法、浸漬法、キャスティン
グ法などにより行うことができる。
【0042】本発明の耐熱コーティング組成物の金属部
材への塗布は、有機溶剤を添加して行うことができる。
このような有機溶剤としては、耐熱コーティング組成物
を塗布できる溶剤であれば特に限定されないが、トルエ
ン、ベンゼン、キシレン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチレング
リコール、エタノールなど、およびこれらの混合溶剤が
例示される。添加する有機溶剤の量は、特に限定される
ものではないが、コーティング組成物1重量部に対し、
通常は溶剤0.5〜100重量部程度であり、好ましく
は0.5〜10重量部程度である。
材への塗布は、有機溶剤を添加して行うことができる。
このような有機溶剤としては、耐熱コーティング組成物
を塗布できる溶剤であれば特に限定されないが、トルエ
ン、ベンゼン、キシレン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エチレング
リコール、エタノールなど、およびこれらの混合溶剤が
例示される。添加する有機溶剤の量は、特に限定される
ものではないが、コーティング組成物1重量部に対し、
通常は溶剤0.5〜100重量部程度であり、好ましく
は0.5〜10重量部程度である。
【0043】本発明の耐熱コーティング組成物を塗布す
る基材(金属部材)は特に限定されるものではなく、炭
素鋼、ステンレスなどを用いることができる。また、基
材については、脱脂処理、脱せん処理、研磨処理、ブラ
スト処理などの前処理を行なっていても良い。
る基材(金属部材)は特に限定されるものではなく、炭
素鋼、ステンレスなどを用いることができる。また、基
材については、脱脂処理、脱せん処理、研磨処理、ブラ
スト処理などの前処理を行なっていても良い。
【0044】耐熱コーティング組成物を塗布した後の加
熱処理については、加熱温度は、通常40〜450℃程
度、好ましくは150〜350℃程度である。上記加熱
温度に保持する時間は、通常30秒間〜48時間程度、
好ましくは1分間〜1時間程度である。昇温速度は、特
に限定されないが、0.1〜10℃/分程度とすること
が好ましい。加熱は、空気中または窒素、アルゴンなど
の不活性ガス雰囲気中で行い得る。
熱処理については、加熱温度は、通常40〜450℃程
度、好ましくは150〜350℃程度である。上記加熱
温度に保持する時間は、通常30秒間〜48時間程度、
好ましくは1分間〜1時間程度である。昇温速度は、特
に限定されないが、0.1〜10℃/分程度とすること
が好ましい。加熱は、空気中または窒素、アルゴンなど
の不活性ガス雰囲気中で行い得る。
【0045】耐熱コーティング組成物を塗布した後の光
照射処理は、通常50〜300mJ/cm2程度、好ま
しくは80〜200mJ/cm2程度の光を、耐熱コー
ティング組成物の塗膜に照射することにより行うことが
できる。光源としては、通常の紫外線ランプ、電子線な
どを用いることができる。
照射処理は、通常50〜300mJ/cm2程度、好ま
しくは80〜200mJ/cm2程度の光を、耐熱コー
ティング組成物の塗膜に照射することにより行うことが
できる。光源としては、通常の紫外線ランプ、電子線な
どを用いることができる。
【0046】光照射処理は、上記加熱処理とともに、あ
るいは加熱処理の前または後に、行っても良い。
るいは加熱処理の前または後に、行っても良い。
【0047】基材に耐熱コーティング組成物を繰り返し
て塗布し、耐熱コーティング膜を多層に形成しても良
い。
て塗布し、耐熱コーティング膜を多層に形成しても良
い。
【0048】本発明によって得られる耐熱コーティング
膜は、エンジン、タービンの燃焼部、排気部、熱交換部
の金属部材、特に高温ガス流通部の部材の高温腐食劣
化、熱劣化を抑制することができる。
膜は、エンジン、タービンの燃焼部、排気部、熱交換部
の金属部材、特に高温ガス流通部の部材の高温腐食劣
化、熱劣化を抑制することができる。
【0049】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明の特徴とすると
ころをより一層明らかにする。
ころをより一層明らかにする。
【0050】実施例1
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)2
0重量部にトルエン40重量部を加えてコーティング液
を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧延鋼(材質SS
400、内径400mmφ×1000mm、肉厚32m
m)内面に、上記コーティング液を刷毛により塗布し、
200℃で30分焼き付けを行い、コーティング膜を形
成した。
0重量部にトルエン40重量部を加えてコーティング液
を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧延鋼(材質SS
400、内径400mmφ×1000mm、肉厚32m
m)内面に、上記コーティング液を刷毛により塗布し、
200℃で30分焼き付けを行い、コーティング膜を形
成した。
【0051】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0052】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0053】実施例2
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ
×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティ
ング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付け
を行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ
×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティ
ング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付け
を行い、コーティング膜を形成した。
【0054】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0055】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0056】実施例3
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
6重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)4重量部を混合し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×
1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
6重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)4重量部を混合し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×
1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
【0057】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0058】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0059】実施例4
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度40)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ
×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティ
ング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付け
を行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部を混合し、トルエン30重
量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ
×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティ
ング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付け
を行い、コーティング膜を形成した。
【0060】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0061】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0062】実施例5
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とビスフェノール型エポキシ樹脂(旭チバ(株)
製、AER260)10重量部を混合し、トルエン30
重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10
重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラ
スト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mm
φ×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーテ
ィング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付
けを行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とビスフェノール型エポキシ樹脂(旭チバ(株)
製、AER260)10重量部を混合し、トルエン30
重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10
重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラ
スト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mm
φ×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーテ
ィング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付
けを行い、コーティング膜を形成した。
【0063】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0064】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0065】実施例6
メチルフェニルポリシラン(平均重合度40)10重量
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×10
00mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×10
00mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0066】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0067】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0068】実施例7
メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)10重量
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×10
00mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部を混合し、トルエン30重量部と
ジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×10
00mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0069】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0070】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0071】実施例8
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
6重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)4重量部を混合し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×
1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
6重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)4重量部を混合し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×
1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
【0072】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0073】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0074】実施例9
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部を混合し、トルエン40重量部を加えて
コーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧
延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1000m
m、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液を刷毛
により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コー
ティング膜を形成した。
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部を混合し、トルエン40重量部を加えて
コーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧
延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1000m
m、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液を刷毛
により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コー
ティング膜を形成した。
【0075】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0076】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0077】実施例10
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部を混合し、トルエン4
0重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブ
ラスト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400m
mφ×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コー
ティング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き
付けを行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部を混合し、トルエン4
0重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブ
ラスト処理した圧延鋼(材質SS400、内径400m
mφ×1000mm、肉厚32mm)内面に、上記コー
ティング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き
付けを行い、コーティング膜を形成した。
【0078】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0079】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0080】実施例11
メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)5重量部
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部を混合し、トルエン40重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1
000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部を混合し、トルエン40重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1
000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0081】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0082】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0083】実施例12
メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)10重量
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1μm)
5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部とジエ
チレングリコールモノブチルエーテル10重量部を加え
てコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した
圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1000
mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液を刷
毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コ
ーティング膜を形成した。
部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN
1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1μm)
5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部とジエ
チレングリコールモノブチルエーテル10重量部を加え
てコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した
圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1000
mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング液を刷
毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コ
ーティング膜を形成した。
【0084】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0085】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0086】実施例13
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1
000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径400mmφ×1
000mm、肉厚32mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0087】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500℃)
に設置して、500時間運転を行った。
【0088】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0089】実施例14
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×4
00mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とシリカゲル(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×4
00mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0090】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0091】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0092】実施例15
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×4
00mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×4
00mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液
を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0093】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0094】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0095】実施例16
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とアルミニウム(平均粒径
1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×
400mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部とアルミニウム(平均粒径
1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量
部とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量
部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト
処理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×
400mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング
液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行
い、コーティング膜を形成した。
【0096】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0097】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0098】実施例17
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と酸化チタン(ルチル型、
平均粒径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン
30重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル
10重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、
ブラスト処理した圧延鋼(材質SS400、内径100
mmφ×400mm、肉厚20mm)内面に、上記コー
ティング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き
付けを行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と酸化チタン(ルチル型、
平均粒径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン
30重量部とジエチレングリコールモノブチルエーテル
10重量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、
ブラスト処理した圧延鋼(材質SS400、内径100
mmφ×400mm、肉厚20mm)内面に、上記コー
ティング液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き
付けを行い、コーティング膜を形成した。
【0099】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0100】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0101】実施例18
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した空冷式ガスエンジンマニホールド(材質SS40
0、内径90mmφ×1200mm、肉厚20mm)内
面に、上記コーティング液をエアレススプレーにより塗
布し、200℃で30分焼き付けを行い、コーティング
膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1
μm)5重量部を混合して混練し、トルエン30重量部
とジエチレングリコールモノブチルエーテル10重量部
を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処
理した空冷式ガスエンジンマニホールド(材質SS40
0、内径90mmφ×1200mm、肉厚20mm)内
面に、上記コーティング液をエアレススプレーにより塗
布し、200℃で30分焼き付けを行い、コーティング
膜を形成した。
【0102】このコーティングを行ったマニホールドを
500Kwガスエンジンに設置(雰囲気温度750℃)
して、500時間運転を行った。
500Kwガスエンジンに設置(雰囲気温度750℃)
して、500時間運転を行った。
【0103】500時間運転後に、コーティングしたマ
ニホールドを切断し、断面を金属顕微鏡で分析したとこ
ろ、酸化スケール層はなく、コーティング膜によりマニ
ホールドが保護されており、マニホールドの酸化劣化を
防止することができた。
ニホールドを切断し、断面を金属顕微鏡で分析したとこ
ろ、酸化スケール層はなく、コーティング膜によりマニ
ホールドが保護されており、マニホールドの酸化劣化を
防止することができた。
【0104】実施例19
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μm)5重量
部を混合して混練し、トルエン40重量部を加えてコー
ティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧延鋼
(材質SS400、内径100mmφ×400mm、肉
厚20mm)内面に、上記コーティング液を刷毛により
塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コーティン
グ膜を形成した。
0重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
るシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、TSR11
6)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μm)5重量
部を混合して混練し、トルエン40重量部を加えてコー
ティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理した圧延鋼
(材質SS400、内径100mmφ×400mm、肉
厚20mm)内面に、上記コーティング液を刷毛により
塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、コーティン
グ膜を形成した。
【0105】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0106】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0107】実施例20
フェニルネットワークポリシラン(平均重合度12)1
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部と炭化ケイ素(平均粒
径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン40重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ
×400mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
0重量部とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、
EPN1180)5重量部とメチルフェニルポリシロキ
サンを主成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン
(株)製、TSR116)5重量部と炭化ケイ素(平均粒
径1μm)5重量部を混合して混練し、トルエン40重
量部を加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラス
ト処理した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ
×400mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティン
グ液を刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを
行い、コーティング膜を形成した。
【0108】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0109】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0110】実施例21
メチルフェニルポリシラン(平均重合度10)5重量部
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μ
m)5重量部を混合して混練し、トルエン40重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×40
0mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液を
刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、
コーティング膜を形成した。
とノボラック型エポキシ樹脂(旭チバ(株)製、EPN1
180)5重量部とメチルフェニルポリシロキサンを主
成分とするシリコーン樹脂(東芝シリコーン(株)製、T
SR116)10重量部と炭化ケイ素(平均粒径1μ
m)5重量部を混合して混練し、トルエン40重量部を
加えてコーティング液を調製した。脱脂、ブラスト処理
した圧延鋼(材質SS400、内径100mmφ×40
0mm、肉厚20mm)内面に、上記コーティング液を
刷毛により塗布し、200℃で30分焼き付けを行い、
コーティング膜を形成した。
【0111】このコーティングを行った圧延鋼を500
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
Kwガスエンジンのマニホールド出口の排気煙道部(雰
囲気温度700℃)に設置して、500時間運転を行っ
た。
【0112】500時間運転後に、コーティングした圧
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
延鋼を切断し、断面を金属顕微鏡で分析したところ、酸
化スケール層はなく、コーティング膜により圧延鋼が保
護されており、圧延鋼の酸化劣化を防止することができ
た。
【0113】比較例1
コーティングを行っていない圧延鋼(材質SS400、
内径400mmφ×1000mm、肉厚32mm)を5
00Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500
℃)に設置して、500時間運転を行った。
内径400mmφ×1000mm、肉厚32mm)を5
00Kwガスエンジンの排気煙道部(雰囲気温度500
℃)に設置して、500時間運転を行った。
【0114】500時間運転後に、圧延鋼を切断し、断
面を金属顕微鏡で分析したところ、約30μmの酸化ス
ケール層がみられ、圧延鋼が酸化劣化していた。
面を金属顕微鏡で分析したところ、約30μmの酸化ス
ケール層がみられ、圧延鋼が酸化劣化していた。
【0115】
【発明の効果】本発明の耐熱コーティング組成物および
耐熱コーティング材により、エンジン、タービンの燃焼
部、排気部、熱交換部の金属部材、特に高温ガス流通部
の部材の高温腐食劣化、熱劣化を、低コストでしかも簡
便に、抑制することができる。
耐熱コーティング材により、エンジン、タービンの燃焼
部、排気部、熱交換部の金属部材、特に高温ガス流通部
の部材の高温腐食劣化、熱劣化を、低コストでしかも簡
便に、抑制することができる。
【0116】また、本発明の耐熱コーティング組成物を
塗布することにより、複雑な形状の部材にも適用するこ
とができる。
塗布することにより、複雑な形状の部材にも適用するこ
とができる。
【0117】また、本発明のコーティングされた金属部
材においては、高温腐食劣化、熱劣化が抑制される。
材においては、高温腐食劣化、熱劣化が抑制される。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 4J038 DB041 DB061 DB071 DB261
DB281 DL012 DL051 HA026
HA066 HA216 HA356 HA376
HA436 HA446 HA456 HA546
KA04 KA08 MA07 NA14 PA17
PA19 PB06 PC02
Claims (10)
- 【請求項1】 ポリシランを含有するエンジンまたはタ
ービン用耐熱コーティング組成物。 - 【請求項2】 ポリシランとエポキシ樹脂およびシリコ
ーン樹脂の少なくとも1種とを含有するエンジンまたは
タービン用耐熱コーティング組成物。 - 【請求項3】 さらに無機充填剤を配合してなる請求項
1または2に記載のエンジンまたはタービン用耐熱コー
ティング組成物。 - 【請求項4】 ポリシランに加熱処理および光照射処理
の少なくとも1種の処理を行うことにより得られる化合
物を含有するエンジンまたはタービン用耐熱コーティン
グ材。 - 【請求項5】 ポリシランとエポキシ樹脂およびシリコ
ーン樹脂の少なくとも1種とを含有する混合物に、加熱
処理および光照射処理の少なくとも1種の処理を行うこ
とにより得られるエンジンまたはタービン用耐熱コーテ
ィング材。 - 【請求項6】 さらに無機充填剤を配合してなる混合物
に、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
を行うことにより得られる請求項4または5に記載のエ
ンジンまたはタービン用耐熱コーティング材。 - 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐
熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの燃
焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布するこ
とを特徴とするエンジンまたはタービンの金属部材の製
造方法。 - 【請求項8】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐
熱コーティング組成物を、エンジンまたはタービンの燃
焼部、排気部もしくは熱交換部の金属部材に塗布した
後、加熱処理および光照射処理の少なくとも1種の処理
を行うことを特徴とするエンジンまたはタービンの金属
部材の製造方法。 - 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法により得
られるコーティングされた金属部材。 - 【請求項10】 請求項9に記載の金属部材を用いてな
るエンジンまたはタービン。
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JP10235393A JP2000063760A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | エンジン、タービン用耐熱コーティング組成物 |
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JP10235393A JP2000063760A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | エンジン、タービン用耐熱コーティング組成物 |
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Family Applications (1)
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- 1998-08-21 JP JP10235393A patent/JP2000063760A/ja active Pending
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