JP2000062301A - プリントシステム、印刷制御装置及び印刷装置 - Google Patents

プリントシステム、印刷制御装置及び印刷装置

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JP2000062301A
JP2000062301A JP10240181A JP24018198A JP2000062301A JP 2000062301 A JP2000062301 A JP 2000062301A JP 10240181 A JP10240181 A JP 10240181A JP 24018198 A JP24018198 A JP 24018198A JP 2000062301 A JP2000062301 A JP 2000062301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントシステムにおいて、印刷装置におけ
る被記録媒体への印刷の進捗状況を的確に利用者が把握
できるようにする。 【解決手段】 印刷装置としてのプリンタの印刷制御を
行うRIPが、印刷の完了したライン数の送信をプリン
タへ要求する(S230)。プリンタは、RIPからラ
イン数の送信要求があると、印字ヘッドの物理的位置を
検出することによって取得したライン数を送信する。R
IPは、プリンタから送信されるライン数を受信し(S
240)、このライン数に基づいて印刷の進捗状況を報
知する(S250)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御装置に接
続された印刷装置における被記録媒体への印刷進捗状況
を把握する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理端末にて作成した印刷対
象のデータを印刷装置にて印刷するプリントシステムが
知られている。このシステムでは、印刷対象のデータを
印刷装置にて処理可能な印刷用データに変換するための
RIP(Raster Image Processor)と呼ばれる印刷制御
装置が情報処理端末と印刷装置とに介在することにな
る。つまり、通常、情報処理端末にて生成される印刷対
象のデータは、PostScript等のPDL(Page Descripti
on Language )であったり、TIFFやJPEG等の画
像データであるため、印刷装置で処理可能な印刷用デー
タへの変換装置が必要となるのである。
【0003】小規模なシステム、例えば個人用のシステ
ムでは、情報処理端末が、この印刷制御装置を内蔵して
いるものもある。一方、大規模なシステム、例えばネッ
トワークとして構築され、数十mというような垂れ幕な
どを印刷するプリントシステムでは、情報処理端末の処
理負荷軽減を目的とし、情報処理端末と別体としてネッ
トワーク上に印刷制御装置を接続する構成が採用されて
いる。このとき、印刷制御装置は、情報処理端末からネ
ットワークを介して印刷対象のデータを受信すると、そ
の印刷対象のデータを印刷用データに変換し、接続され
た印刷装置へ送信するという具合である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリントシステムにおいては、どこまで印刷したかとい
う印刷装置における印刷の進捗状況を、上述した印刷制
御装置から印刷装置への印刷用データの送信量に基づい
て把握していた。
【0005】ところが、印刷装置における実際の印刷の
進捗状況は、印刷用データの送信量と直接的な関連がな
い。すなわち、印刷制御装置から送信される印刷用デー
タは、一旦、印刷装置の備えるメモリ装置に記憶され、
順次処理されるからである。したがって、印刷用データ
の送信量を指標とした場合、的確な印刷の進捗状況を把
握することができないという問題があった。
【0006】また、印刷用データは正常に送信できて
も、印刷装置の不具合で実際の印刷処理が停止すること
もある。そのため、ネットワークを介したプリントシス
テムにおいて、利用者が印刷装置から離れた場所で作業
する場合等は特に、印刷進捗状況が把握できないことが
問題となっていた。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印刷装置における被記録媒体へ
の印刷の進捗状況を的確に利用者が把握できるようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
目的を達成するためになされた請求項1に記載のプリン
トシステムは、印刷対象のデータを生成する情報処理端
末と、印刷用データに基づいて被記録媒体への印刷を行
う印刷装置と、情報処理端末と印刷装置とに介在し、少
なくとも印刷対象となるデータを印刷装置にて処理可能
な印刷用データに変換する印刷制御装置とを備えたプリ
ントシステムにおいて、印刷装置は、被記録媒体に対す
る印刷進捗の指標となる印刷情報を取得する印刷情報取
得手段と、印刷情報取得手段によって取得された印刷情
報を印刷制御装置へ送信する印刷情報送信手段とを有
し、一方、印刷制御装置は、印刷情報送信手段によって
送信された印刷情報を受信する印刷情報受信手段を有
し、情報処理端末又は印刷制御装置が、印刷情報受信手
段によって受信された印刷情報に基づいて被記録媒体へ
の印刷進捗状況を報知する印刷状況報知手段を有するこ
とを特徴とする。
【0009】本発明のプリントシステムは、パーソナル
コンピュータ等をはじめとする情報処理端末と、インク
ジェットプリンタ、レーザプリンタ等の各種プリンタや
プロッタ等である印刷装置と、情報処理端末と印刷装置
とに介在する印刷制御装置とを備えるものである。この
印刷制御装置は、少なくとも、情報処理端末にて生成さ
れた印刷対象のデータを印刷装置にて処理可能な印刷用
データに変換する。印刷装置は、この印刷用データに基
づいて被記録媒体への印刷を行う。
【0010】ここで特に、本発明のプリントシステムで
は、印刷装置の印刷情報取得手段が、被記録媒体に対す
る印刷進捗の指標となる印刷情報を取得し、印刷情報送
信手段が、この取得された印刷情報を印刷制御装置へ送
信する。すると、印刷制御装置の印刷情報受信手段が、
この印刷情報を受信する。
【0011】そして、この印刷情報に基づいて、印刷状
況報知手段が、被記録媒体への印刷進捗状況を報知す
る。印刷進捗状況の報知は、例えばCRTや液晶等を用
いたディスプレイを用いて行うことも考えられるし、合
成音声等の音によって行うことも考えられる。なお、こ
の印刷状況報知手段は、印刷制御装置又は情報処理端末
のどちらが備えていてもよい。
【0012】上述したように従来は、印刷制御装置側の
情報に基づいて印刷進捗状況を報知していた。具体的に
は、印刷制御装置から印刷装置への印刷用データの送信
量を印刷進捗の指標としていたため、印刷の進捗状況を
的確に把握することができず、特に印刷装置が利用者の
作業場所から離れている場合には、不便であった。
【0013】これに対して、本発明は、印刷装置側の情
報に基づいて印刷進捗状況を報知する。つまり、印刷装
置において、印刷情報取得手段が、記録媒体に対する印
刷の進捗状況の指標となる印刷情報を取得し、印刷情報
送信手段が、この印刷情報を送信するのである。例え
ば、印刷装置における印刷用データの処理量を印刷情報
として取得し、この印刷情報に基づいて進捗情報を報知
するという具合である。その結果、利用者は、従来に比
べて印刷の進捗状況を的確に把握することができる。
【0014】なお、進捗状況を的確に把握するという観
点からは、印刷の進捗を直接的に示す情報を上述した印
刷情報とすることがより好ましい。つまり、上述したよ
うに印刷装置における印刷用データの処理量を印刷情報
とした場合、印刷用データが処理されても、実際に印刷
が行われるまでに所定の時間を要する可能性があるため
である。
【0015】そこで、例えば請求項2に示すように、印
刷装置が、所定ライン方向へ印字ヘッドを走査してライ
ン単位に印刷を行うよう構成されていることを前提とす
れば、印刷情報取得手段は、印刷されたライン数を印刷
情報として取得するよう構成することが考えられる。こ
のように、印刷されたラインを計数することによって、
より的確に印刷の進捗を把握することができる。このラ
イン数は、例えば、紙送り量に基づいて算出したり、印
字ヘッドの走査回数をセンサで計数して算出したりする
ことが考えられる。
【0016】ところで、印刷装置の有する印刷情報取得
手段及び印刷情報送信手段は、例えば所定時間間隔で印
刷情報を取得し送信する構成としてもよいが、印刷制御
装置に対して印刷装置が複数台接続されている場合、他
の印刷装置との間で印刷情報の送信タイミングが重なる
可能性も考えられる。そこで、請求項3に示すように、
印刷制御装置は、印刷情報の送信を印刷装置へ要求する
印刷情報要求手段を有し、印刷情報要求手段による要求
があると、印刷情報取得手段が取得した印刷情報を、印
刷情報送信手段が印刷制御装置へ送信するよう構成する
とよい。
【0017】この場合、印刷制御装置の印刷情報要求手
段による要求があった場合に、印刷装置では、取得され
た印刷情報が送信される。このように構成すれば、複数
台の印刷装置が接続されている場合であっても、印刷制
御装置側で印刷装置からの印刷情報の送信タイミングを
管理できることになり、送信タイミングが重なるという
ような不都合がなくなる。
【0018】なお、この印刷情報要求手段は、印刷装置
に対し、所定時間間隔で自動的に印刷情報の送信を要求
するように構成してもよいが、この時間間隔が長すぎる
と、その時間間隔でしか印刷状況の更新がなされなくな
るし、一方、この時間間隔が短すぎると、印刷装置の処
理負荷が必要以上に大きくなってしまう。そこで、請求
項4に示すように、印刷情報要求手段は、利用者からの
指示に応じて、印刷情報の送信を印刷装置に対し要求す
るよう構成することが好ましい。利用者からの指示は、
例えば印刷制御装置がキーボード等の入力手段を有して
いれば、その入力手段を介してなされることも考えられ
るし、あるいは、印刷制御装置に接続された情報処理端
末を介してなされることも考えられる。これによって、
利用者が所望するタイミングで印刷進捗状況が更新され
て報知され、また、印刷装置における処理負荷が必要以
上に大きくなることがない。
【0019】次に、利用者にとって有効な印刷進捗状況
の報知という観点での構成を考える。例えば、印刷状況
報知手段が、印刷装置からの印刷情報としてのライン数
に基づいて印刷進捗状況を報知する場合、「現在100
ラインの印刷を完了しました」というように既に印刷の
終わったライン数を表示することが考えられる。このと
き、利用者は、例えば過去の経験から200ライン前後
で印刷が終わるということが分かっていれば、約半分の
印刷が終了したと判断することができる。すなわち、印
刷装置で取得される印刷情報からは全印刷量が分からな
いため、利用者自身が予め全体として何ラインくらいの
印刷がなされるかを把握している必要がある。
【0020】そこで、より好ましくは、例えば請求項5
に示す構成を採用することが考えられる。その構成は、
印刷制御装置は、変換した印刷用データの全印刷量を算
出する印刷量算出手段を有しており、上述した印刷情報
及び印刷量算出手段によって算出された全印刷量に基づ
く情報を前記印刷進捗状況として報知するよう印刷状況
報知手段を構成したものである。上述したように、印刷
制御装置は、印刷対象のデータに基づいて印刷装置にて
処理可能な印刷用データを生成するのであるが、このと
き、印刷量算出手段が、全印刷量を算出する。全印刷量
は、例えば、上述したようなライン数として算出しても
よいし、印刷用データのデータ量として算出してもよ
い。そして、印刷状況報知手段は、算出された全印刷量
と印刷情報とに基づく情報を印刷進捗状況として報知す
る。
【0021】ここで、全印刷量と印刷情報とに基づく情
報の報知とは、例えばライン数等を用い、全印刷量、既
に印刷した量(既印刷量)、未だ印刷していない量(未
印刷量)のいずれか2つを表示したり、これらの量の比
率を表示したりすることが考えられる。例えば全印刷量
及び既印刷量の2つの量を並べて、あるいは、グラフと
して重ねて表示すれば、利用者は、全体の印刷量を把握
していなくても、どれくらい印刷が終わったかを判断す
ることができる。また、既印刷量が全印刷量に対して何
パーセントというような比率を表示すれば、利用者は、
直接的に、すなわち利用者自身が表示される情報に基づ
いて何ら判断をしなくても、どの程度まで印刷が行われ
たかを把握できることになる。
【0022】また、請求項6に示すように、情報処理端
末又は印刷制御装置が、印刷情報受信手段によって異な
るタイミングで受信された印刷情報に基づいて印刷速度
を検出する印刷速度検出手段を有し、印刷状況報知手段
は、印刷速度検出手段によって検出された印刷速度に基
づく情報を前記印刷進捗状況として報知するよう構成す
ることが考えられる。この場合、印刷速度検出手段は、
例えば前回送信された印刷情報と今回送信された印刷情
報との差分及び送信間隔から印刷速度を検出する。そし
て、印刷状況報知手段が、この印刷速度に基づく情報を
印刷進捗状況として報知する。印刷速度に基づく情報と
は、印刷速度そのものであってもよいし、印刷速度が下
がった上がったという印刷速度の変化であってもよい
し、あるいは、印刷速度に基づく判定結果であってもよ
い。
【0023】印刷速度や印刷速度の変化を報知する場
合、利用者は、通常の印刷速度と比較判断することによ
って、印刷装置の異常を判断することができる。印刷速
度に基づく判定結果、例えば印刷速度が「0」の場合に
「印刷装置が異常」という判定結果を報知すれば、利用
者は、直接的に、すなわち利用者自身が報知される情報
に基づいて何ら判断をしなくても、印刷装置の正常・異
常を把握できる。
【0024】さらにまた、請求項7に示すように、印刷
制御装置は、変換した印刷用データの全印刷量を算出す
る印刷量算出手段を有し、情報処理端末又は印刷制御装
置は、印刷情報受信手段によって異なるタイミングで受
信された印刷情報に基づいて印刷速度を検出する印刷速
度検出手段を有し、印刷状況報知手段は、印刷情報、印
刷量算出手段によって算出された全印刷量及び印刷速度
検出手段によって検出された印刷速度に基づく情報を印
刷進捗状況として報知するよう構成するとよい。この場
合、請求項5及び6に示した構成を共に備えるのである
から、例えば未印刷量と印刷速度に基づき、残りの印刷
にどれだけの時間がかかるかという情報を報知すること
が考えられる。このようにすれば、利用者は印刷終了ま
でに要する時間を判断する必要もなくなり、利用者にと
って大変便利である。
【0025】以上は、情報処理端末、印刷制御装置及び
印刷装置を備えるプリントシステムの発明として説明し
てきたが、印刷制御装置の発明として実現することも可
能である。すなわち、請求項8に示すような、印刷対象
のデータを生成する情報処理端末と、印刷用データに基
づいて被記録媒体への印刷を行うと共に、被記録媒体に
対する印刷進捗の指標となる印刷情報を取得し、当該取
得された印刷情報を送信する印刷装置とに介在させて用
いられ、少なくとも印刷対象となるデータを印刷装置に
て処理可能な印刷用データに変換する印刷制御装置にお
いて、印刷装置から送信される印刷情報を受信する印刷
情報受信手段と、印刷情報受信手段によって受信された
印刷情報に基づいて前記被記録媒体への印刷進捗状況を
報知する印刷状況報知手段とを備えることを特徴とする
印刷制御装置である。
【0026】この場合における印刷制御装置の作用の説
明は、請求項1に示したプリントシステムを構成する印
刷制御装置の作用として上述したものと同様となる。つ
まり、印刷情報受信手段が、印刷装置から送信される印
刷情報を受信し、印刷状況報知手段が、この印刷情報に
基づいて被記録媒体への印刷状況を報知する。すなわ
ち、印刷装置側で取得される印刷情報に基づいて印刷進
捗状況を報知するため、利用者は、的確に印刷進捗状況
を把握することができる。なお、請求項3に示したプリ
ントシステムにおける印刷制御装置と同様に、印刷装置
に対して印刷情報を要求する印刷情報要求手段を備える
構成としてもよい。この場合、印刷装置は、この印刷情
報要求手段による要求に応じて印刷情報を送信すること
になる。また、請求項4に示したプリントシステムにお
ける印刷制御装置のように、利用者からの指示に基づい
て印刷情報を要求するよう印刷情報要求手段を構成する
ことも当然可能である。
【0027】なお、請求項8に記載の印刷制御装置は、
印刷進捗状況を報知する構成であったが、請求項9に示
す構成を採用してもよい。すなわち、その構成は、印刷
対象のデータを生成する情報処理端末と、印刷用データ
に基づいて被記録媒体への印刷を行うと共に、被記録媒
体に対する印刷進捗の指標となる印刷情報を取得し、当
該取得された印刷情報を送信する印刷装置とに介在させ
て用いられ、少なくとも印刷対象となるデータを印刷装
置にて処理可能な印刷用データに変換する印刷制御装置
において、印刷装置から送信される印刷情報を受信し、
当該受信した印刷情報を情報処理端末へ送信する印刷情
報中継手段を備えることを特徴とするものである。この
場合、印刷情報中継手段が、印刷装置から送信される印
刷情報を受信し、当該受信した印刷情報を情報処理端末
へ送信する。従って、情報処理端末が印刷情報に基づい
て印刷進捗状況を報知する構成であれば、利用者は、的
確に印刷進捗状況を把握することができる。
【0028】また、印刷装置の発明として実現すること
もできる。すなわち、請求項10に示すように、情報処
理端末にて生成された印刷対象となるデータを印刷用デ
ータに変換する印刷制御装置に接続されて用いられ、当
該印刷用データに基づいて被記録媒体への印刷を行う印
刷装置において、被記録媒体に対する印刷進捗の指標と
なる印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、印刷情報
取得手段によって取得された印刷情報を印刷制御装置へ
送信する印刷情報送信手段とを備えることを特徴とする
印刷装置である。
【0029】この場合における印刷装置の作用の説明
は、請求項1に示したプリントシステムを構成する印刷
装置の作用として上述したものと同様となるため、省略
する。なお、請求項2に示したプリントシステムを構成
する印刷装置と同様に、所定ライン方向へ印字ヘッドを
走査してライン単位に印刷を行うものであれば、印刷さ
れたライン数を印刷情報として取得するよう構成しても
よい。また、印刷情報取得手段及び印刷情報送信手段
は、印刷制御装置からの要求があったときに、印刷情報
を取得し送信するように構成することもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の
プリントシステムの概略構成を示す説明図である。本実
施形態のプリントシステムは、図1に示すようなネット
ワークシステムである。すなわち、ローカルエリアネッ
トワーク等のネットワーク40を介して、「情報処理端
末」としての端末10と、「印刷制御装置」としてのラ
スタイメージプロセッサ(以下「RIP」という。)2
0とが接続され、このRIPに「印刷装置」としてのプ
リンタ30が接続されている。
【0031】本実施形態のプリントシステムは、例えば
広告用の垂れ幕等を印刷する大判印刷用のシステムであ
り、プリンタ30には、横1.5m、縦数十mというよ
うな被記録媒体がセットされる。したがって、本実施形
態のプリントシステムでは、印刷のための処理データ量
が大きくなるため、印刷制御機能を有するRIP20を
端末10とは別体として用意し、端末10の処理負荷を
軽減する構成となっている。
【0032】端末10は、ディスプレイ11と、マウス
12と、キーボード13と、端末用コンピュータ14と
を備えている。また、RIP20も、同様に、ディスプ
レイ21と、マウス22と、キーボード23と、RIP
用コンピュータ24とを備えている。端末用コンピュー
タ14及びRIP用コンピュータ24は、図示しないC
PU、RAM、ROM、入出力回路、ネットワークイン
ターフェース、これらを結ぶバスを主要部としたコンピ
ュータシステムとして構成されている。そして、この入
出力回路を介して、ディスプレイ11,21、マウス1
2,22、キーボード13,23がそれぞれ端末用コン
ピュータ14、RIP用コンピュータ24に接続されて
いる。なお、このようなコンピュータシステムの構成は
周知であるため、詳細な構成説明は省略する。
【0033】プリンタ30は、印字ヘッドを所定ライン
方向に走査すると共に、被記録媒体を走査方向と垂直方
向へ送ることによって、ライン単位での印刷を行う印刷
機構を有し、また、ヘッドの走査位置を検出するセンサ
を備えている。なお、CPU、ROM、RAMを主要部
とする制御機構を備えており、このCPUによって後述
する印刷処理が実行される。
【0034】端末10は、利用者からの指示に応じて、
TIFFやJPEG等の画像データである印刷対象のデ
ータを生成する。そして、利用者からの印刷指示がある
と、この印刷対象のデータをネットワーク40を介して
RIP20へ送信する。RIP20は、端末10から印
刷対象のデータが送信されてくると、プリンタ30へ印
刷開始命令を出力し、印刷対象のデータを、印刷画像の
各ドットを示すビットマップデータ等、プリンタ30に
おいて処理可能な印刷用データに変換し、プリンタ30
へ出力する。プリンタ30は、この印刷用データに基づ
く印刷処理を実行し、結果的に端末10から送信された
印刷対象のデータに基づく画像が被記録媒体に印刷され
る。なお、本実施形態では、煩雑になることを避けるた
め、端末10、プリンタ30がそれぞれ1台ずつ接続さ
れた構成となっているが、ネットワーク40に複数台の
端末を接続し、RIP20に複数台のプリンタを接続し
た構成であっても構わない。
【0035】本実施形態のプリントシステムでは、この
ような印刷処理の実行時において、印刷の進捗状況を利
用者に対して報知することを特徴としている。そこで、
次に、図2のフローチャートに基づいて、プリンタ30
において実行される印刷処理を説明する。この印刷処理
は、プリンタ30に内蔵されるCPUによって実行され
る処理であり、RIP20からの印刷開始命令がある
と、実行される処理である。
【0036】まず最初のステップS100において、ラ
イン数をリセットする。プリンタ30は印字ヘッドを所
定ライン方向に走査しライン単位での印刷を行い、後述
するように印刷の完了したラインの数を取得する。従っ
て、この処理は、印刷開始時点でのライン数を「0」と
するものである。
【0037】S110では、印刷を実行する。この処理
は、RIP20から送信されてくる印刷用データに基づ
いて被記録媒体への印刷を行うものである。すなわち、
被記録媒体を走査方向に垂直な方向へ送りながら、印字
ヘッドを所定ライン方向へ走査して印刷を行う。
【0038】そして、S120では、印刷の完了したラ
イン数を取得する。プリンタ30では、印字ヘッドの物
理的な位置をセンサにて検出することによって印字ヘッ
ドの走査回数を計数しており、この走査回数に基づいて
ライン数を取得する。なお、本実施形態では、印字ヘッ
ドの物理的位置をセンサにて検出することによってライ
ン数を計数しているが、例えば印刷処理を実行するため
のプログラムに基づく処理によって1ライン分のデータ
が印字ヘッドに供給されたことを、ソフトウェアにて判
断し、ライン数を計数したり、被記録媒体の送り量をソ
フトウェアあるいはセンサ等のハードウェアにて判断し
ライン数を計数したりするようにしてもよい。ただし、
ソフトウェアにてライン数を計数する場合、実際の印刷
タイミングとの間にタイムラグが発生することが考えら
れるため、センサ等のハードウェアにてライン数を計数
する手法は、正確なライン数を取得できる点で有利であ
る。
【0039】S130では、RIP20からライン数の
送信要求があったか否かを判断する。ここでライン数の
送信要求があったと判断された場合(S130:YE
S)、S140にて、取得したライン数をRIP20へ
送信し、その後、S150へ移行する。一方、ライン数
の送信要求がないと判断された場合(S130:N
O)、S140の処理を実行せず、S150へ移行す
る。
【0040】S150では、印刷が終了したか否かを判
断する。この処理は、RIP20から送信されてきた印
刷用データに基づく印刷処理がすべて終了したか否かを
判断するものである。ここで印刷が終了したと判断され
た場合(S150:YES)、S160にてRIP20
への印刷終了通知を行い、その後、本印刷処理を終了す
る。一方、印刷が終了していないと判断された場合(S
150:NO)、S110からの処理を繰り返す。
【0041】次に、図3に示すフローチャートに基づい
て、RIP20にて実行される印刷制御処理を説明す
る。この印刷制御処理は、端末10から印刷指示がある
と実行される処理であり、RIP用コンピュータ24の
ROMに記憶されたプログラムに基づき、RIP用コン
ピュータ24のCPUによって実行される処理である。
【0042】まず最初のステップS200において、印
刷開始命令をプリンタ30へ送信する。この印刷開始命
令に対応してプリンタ30では、上述した印刷処理が実
行される。続くS210では、端末10から送信されて
くる画像データである印刷対象のデータを、プリンタ3
0で処理可能な印刷用データに変換する。そして、S2
20では、S210にて変換された印刷用データをプリ
ンタ30へ順次送信する。このとき、変換された印刷用
データはプリンタ30の処理の進行状況に合わせて送信
されるため、一度にすべての印刷用データの送信が完了
するとは限らない。この印刷用データに基づき、プリン
タ30は印刷を実行する(図2中のS110)。
【0043】そして、S230でライン数の送信を要求
する。これによって、図2中のS130にて肯定判断が
なされ、S140にてライン数が送信される。そこで、
S240では、プリンタ30から送信されてくるライン
数を受信する。S250では、印刷状況表示処理をコー
ルする。この印刷状況表示処理は受信したライン数に基
づく処理であり、この処理によって、プリンタ30にお
ける印刷進捗状況が利用者に報知されることになる。こ
の印刷状況表示処理については後述する。
【0044】続くS260では、プリンタ30での印刷
が終了したか否かを判断する。この判断は、図2中のS
160に示すプリンタ30からの印刷終了通知に基づい
て行われるものである。ここで印刷が終了したと判断さ
れた場合(S260:YES)、本印刷制御処理を終了
する。一方、印刷が終了していないと判断された場合
(S260:NO)、S270へ移行する。
【0045】S270では、印刷用データの送信が完了
しているか否かを判断する。この処理は、S220の送
信処理において、S210にて変換した印刷用データを
すべてプリンタ30へ送信したか否かを判断するもので
ある。ここで印刷用データの送信が完了したと判断され
た場合(S270:YES)、印刷用データを送信する
必要がないため、S230からの処理を繰り返す。一
方、印刷用データの送信が完了していないと判断された
場合(S270:NO)、S220からの処理を繰り返
す。
【0046】次に、図4に示したフローチャートに基づ
いて、上述した印刷制御処理中のS250にてコールさ
れる印刷状況表示処理を説明する。まず最初のステップ
S300において、印刷開始直後であるか否かを判断す
る。すなわち、図3に示す印刷制御処理が実行され、最
初にS250にて本印刷状況表示処理がコールされた場
合には、ここで肯定判断されることになる。ここで印刷
開始直後であると判断された場合(S300:YE
S)、S310にて各変数の初期化を行い、また、S3
20にて全印刷量を算出して、その後、S330へ移行
する。なお、各変数は、RIP20の備えるRAMに用
意されているものである。また、S320における全印
刷量の算出処理は、プリンタ30にて印刷されるライン
数が全部で何ラインであるかを算出するものである。こ
のライン数は、図3中のS210にて変換された印刷用
データのデータ量に基づいて算出される。一方、印刷開
始直後でないと判断された場合(S300:NO)、S
310及びS320の処理を実行せずにS330へ移行
する。
【0047】S330では、変数CLに、図2中のS2
40にて受信したライン数を代入する。そして、続くS
340において、ライン数CLから前回受信したライン
数PLを減じて差分Dを算出する。S350では、差分
Dが「0」であるか否かを判断する。差分Dが「0」で
ある場合は、前回取得したライン数PLと今回取得した
ライン数CLとが同じ値であり、印刷速度が「0」であ
ることを意味する。ここでD=0である場合(S35
0:YES)、すなわち印刷速度が「0」である場合に
はS370へ移行する。一方、D≠0である場合(S3
50:NO)、すなわち印刷速度が「0」でない場合に
は、S360にてカウンタDCに「0」を代入し、S4
10で文字変数MSGに「正常印刷中」というメッセー
ジデータを代入して、S420へ移行する。
【0048】S350で肯定判断された場合に移行する
S370では、カウンタDCをインクリメントする。そ
して、S380では、カウンタDCが10よりも大きい
か否かを判断する。ここでDC>10である場合(S3
80:YES)、S400にて文字変数MSGに「ヘッ
ドが停止しています。」というメッセージデータを代入
し、その後、S420へ移行する。一方、DC≦10で
ある場合(S380:NO)、S390にて文字変数M
SGに「印字速度が低下しています。」というメッセー
ジデータを代入し、その後、S420へ移行する。
【0049】S420では、文字変数MSGに基づきメ
ッセージをRIP20の備えるディスプレイ21に表示
する。例えば図5に画面表示例を示した。ここでは、画
面中央の領域Bに、そのメッセージが表示されている様
子を示している。S430では、ライン数CLとS32
0にて算出した全印刷量に対応するライン数に基づいて
進捗状況グラフを表示する。グラフは、図5に示すよう
に、領域Aに表示され、全印刷量を示す所定面積の長方
形の領域を既に印刷した量である既印刷量を示す領域と
未だ印刷していない量である未印刷量を示す領域に分け
て表示する。図5では、斜線を施した領域が既印刷量を
示している。
【0050】S440では、今回受信したライン数CL
を変数PLに代入する。すなわち、今回のライン数と次
回受信されるライン数との差分を計算するためである。
S440の処理実行後、本印刷状況表示処理から図2中
のS250へリターンし、S260へ移行する。
【0051】次に、本実施形態のプリントシステムの発
揮する効果を説明する。なお、ここでの説明に対する理
解を容易にするため、最初に従来の問題点を説明してお
く。従来のプリントシステムでは、印刷用データの送信
量、すなわち本実施形態で言えば、図3中のS220に
てなされる送信処理におけるデータ送信量に基づいて印
刷の進捗状況を報知していた。しかしながら、印刷用デ
ータの送信量と印刷処理の進捗との間には直接的な関連
性がないため、印刷の進捗状況を的確に把握することが
できなかった。
【0052】これに対して、本実施形態のプリントシス
テムでは、プリンタ30側の情報に基づいて印刷進捗状
況を報知する。つまり、プリンタ30が印字ヘッドの物
理的位置を検出し、印刷の完了したライン数を取得し
(図2中のS120)、RIP20は、プリンタ30か
ら送信されるライン数を受信し(図3中のS240)、
このライン数に基づいて印刷の進捗状況を報知するので
ある(図4中のS430)。その結果、利用者は、従来
に比べて印刷の進捗状況を的確に把握することができ
る。
【0053】また、本実施形態のプリントシステムで
は、RIP20がライン数の送信を要求し(図3中のS
230)、ライン数の送信要求があると(図2中のS1
30:YES)、プリンタ30が、取得したライン数を
送信する(図2中のS140)。したがって、例えばR
IP20に複数台のプリンタを接続した場合であって
も、RIP20側でプリンタ30からのライン数の送信
タイミングを管理できることになり、各プリンタからの
ライン数の送信タイミングが重なるというような不都合
がない。
【0054】さらにまた、本実施形態のプリントシステ
ムでは、RIP20が端末10から送信される印刷対象
のデータを印刷用データに変換するのであるが(図3中
のS210)、この変換した印刷用データに基づいて、
プリンタ30にて印刷される全印刷量をライン数として
算出する(図4中のS320)。そして、全印刷量に対
する既印刷量及び未印刷量をグラフとして表示する(図
5中の領域A参照)。また、RIP20は、プリンタ3
0からライン数を繰り返し受信し、今回取得したライン
数と前回取得したライン数との差分を計算して(図4中
のS340)、プリンタ30における印刷処理が正常に
行われているか否かを報知する(図4中のS350〜S
420)。結果として、利用者は、直接的に、すなわち
利用者自身が表示される情報に基づいて何ら判断をしな
くても、どの程度まで印刷が行われたかを把握できると
共にプリンタ30の正常・異常を把握できる。
【0055】なお、本実施形態のプリントシステムにお
けるRIP用コンピュータ24の備えるCPUが「印刷
情報要求手段」、「印刷情報受信手段」、「印刷量算出
手段」及び「印刷速度検出手段」に相当し、このCPU
と同じくRIP20の備えるディスプレイ21が「印刷
情報報知手段」に相当する。そして、図3中のS230
が印刷情報要求手段としての処理に相当し、図3中のS
240が印刷情報受信手段としての処理に相当する。ま
た、図4中のS320の処理が印刷量算出手段としての
処理に相当し、図4中のS340の処理が印刷速度検出
手段としての処理に相当する。さらに、図4中のS35
0〜S430までの処理が、印刷情報報知手段としての
処理に相当する。
【0056】また、プリンタ30の備えるCPUが「印
刷情報送信手段」に相当し、このCPU及び同じくプリ
ンタ30の備える印字ヘッドの位置を検出するセンサが
「印刷情報取得手段」に相当する。そして、図2中のS
120が印刷情報取得手段としての処理に相当し、図2
中のS130及びS140の処理が印刷情報送信手段と
しての処理に相当する。
【0057】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば上記実施
形態では、RIP20が、プリンタ30に対して所定タ
イミングでライン数の送信を要求する構成であったが、
RIP20は、利用者からの指示があった場合にプリン
タ30に対してライン数の送信を要求し、受信したライ
ン数に基づいて進捗状況を表示するようにしてもよい。
利用者からの指示は、例えば図1に示すようなRIP2
0の備えるマウス22及びキーボード23等の入力手段
を介してなされるようにすることができる。例えば図5
に示すように、画面中に更新ボタンを表示しておき、こ
れをマウス22でクリックすることによって、RIP2
0がライン数の送信を要求し、進捗状況の表示が更新さ
れるようにしてもよい。これによって、利用者が所望す
るタイミングで印刷進捗状況の表示が更新され、また、
印刷装置における処理負荷が必要以上に大きくなること
がない。また、上記実施形態では、RIP20のディス
プレイ21に進捗状況を表示する構成であったが、端末
10のディスプレイ11に表示することも考えられる。
その場合には、例えば図3中のS250の処理を、S2
40にて受信したライン数及びS210にて変換した印
刷用データのデータ量を端末10へ送信する処理に代
え、図4に示した印刷状況表示処理を端末10が実行す
るように構成すればよい。S420及びS430の処理
によって、端末10のディスプレイ11にメッセージや
印刷の進捗を示すグラフが表示されることになる。
【0058】なお、RIP20のディスプレイ21への
表示形式として、上記実施形態では、図5に示すよう
に、全印刷量、既印刷量、未印刷量を、グラフを用い重
ねて表示するようにしたが、グラフを並べて表示した
り、ライン数そのものを並べて表示することももちろん
考えられる。また、グラフ表示する際には、グラフに目
盛り、例えば0〜100までの目盛りを振って、全体の
何パーセントの印刷が終了したか又は何パーセントの印
刷が残っているかを把握できるようにしてもよい。さら
に、このような全体の印刷量に対する既印刷量又は未印
刷量の割合を数値にて表示してもよい。また、印刷速度
が分かっていれば、未印刷量の印刷に要する時間を表示
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のプリントシステムの概略構成を示す
説明図である。
【図2】プリンタにおける印刷処理を示すフローチャー
トである。
【図3】RIPにおける印刷制御処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】印刷制御処理からコールされる印刷状況表示処
理を示すフローチャートである。
【図5】印刷進捗状況の表示画面を例示する説明図であ
る。
【符号の説明】
10…端末 11…ディスプレイ 12…マウ
ス 13…キーボード 14…端末
用コンピュータ 20…RIP(ラスタイメージプロセッサ) 21…ディスプレイ 22…マウ
ス 23…キーボード 24…RI
P用コンピュータ 30…プリンタ 40…ネッ
トワーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷対象のデータを生成する情報処理端末
    と、印刷用データに基づいて被記録媒体への印刷を行う
    印刷装置と、前記情報処理端末と前記印刷装置とに介在
    し、少なくとも前記印刷対象となるデータを前記印刷装
    置にて処理可能な前記印刷用データに変換する印刷制御
    装置とを備えたプリントシステムにおいて、 前記印刷装置は、前記被記録媒体に対する印刷進捗の指
    標となる印刷情報を取得する印刷情報取得手段と、該印
    刷情報取得手段によって取得された印刷情報を前記印刷
    制御装置へ送信する印刷情報送信手段とを有し、 一方、前記印刷制御装置は、前記印刷情報送信手段によ
    って送信された印刷情報を受信する印刷情報受信手段を
    有し、 前記情報処理端末又は印刷制御装置が、前記印刷情報受
    信手段によって受信された印刷情報に基づいて前記被記
    録媒体への印刷進捗状況を報知する印刷状況報知手段を
    有することを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプリントシステムにおい
    て、 前記印刷装置は、所定ライン方向へ印字ヘッドを走査し
    てライン単位に印刷を行うよう構成されており、 前記印刷情報取得手段は、印刷されたライン数を前記印
    刷情報として取得するよう構成されていることを特徴と
    するプリントシステム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のプリントシステム
    において、 前記印刷制御装置は、前記印刷情報の送信を前記印刷装
    置へ要求する印刷情報要求手段を有し、 前記印刷情報要求手段による要求があると、前記印刷情
    報取得手段が取得した印刷情報を、前記印刷情報送信手
    段が前記印刷制御装置へ送信するよう構成されているこ
    とを特徴とするプリントシステム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のプリントシステムにおい
    て、 前記印刷情報要求手段は、利用者からの指示に応じて、
    前記印刷情報の送信を前記印刷装置に対し要求するよう
    構成されていることを特徴とするプリントシステム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のプリント
    システムにおいて、 前記印刷制御装置は、前記変換した印刷用データの全印
    刷量を算出する印刷量算出手段を有し、 前記印刷状況報知手段は、前記印刷情報及び前記印刷量
    算出手段によって算出された全印刷量に基づく情報を前
    記印刷進捗状況として報知するよう構成されていること
    を特徴とするプリントシステム。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載のプリント
    システムにおいて、 前記情報処理端末又は印刷制御装置は、前記印刷情報受
    信手段によって異なるタイミングで受信された印刷情報
    に基づいて印刷速度を検出する印刷速度検出手段を有
    し、 前記印刷状況報知手段は、前記印刷速度検出手段によっ
    て検出された印刷速度に基づく情報を前記印刷進捗状況
    として報知するよう構成されていることを特徴とするプ
    リントシステム。
  7. 【請求項7】請求項1〜4のいずれかに記載のプリント
    システムにおいて、 前記印刷制御装置は、前記変換した印刷用データの全印
    刷量を算出する印刷量算出手段を有し、 前記情報処理端末又は印刷制御装置は、前記印刷情報受
    信手段によって異なるタイミングで受信された印刷情報
    に基づいて印刷速度を検出する印刷速度検出手段を有
    し、 前記印刷状況報知手段は、前記印刷情報、前記印刷量算
    出手段によって算出された全印刷量及び前記印刷速度検
    出手段によって検出された印刷速度に基づく情報を前記
    印刷進捗状況として報知するよう構成されていることを
    特徴とするプリントシステム。
  8. 【請求項8】印刷対象のデータを生成する情報処理端末
    と、印刷用データに基づいて被記録媒体への印刷を行う
    と共に、前記被記録媒体に対する印刷進捗の指標となる
    印刷情報を取得し、当該取得された印刷情報を送信する
    印刷装置とに介在させて用いられ、少なくとも前記印刷
    対象となるデータを前記印刷装置にて処理可能な前記印
    刷用データに変換する印刷制御装置において、 前記印刷装置から送信される印刷情報を受信する印刷情
    報受信手段と、 該印刷情報受信手段によって受信された印刷情報に基づ
    いて前記被記録媒体への印刷進捗状況を報知する印刷状
    況報知手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】印刷対象のデータを生成する情報処理端末
    と、印刷用データに基づいて被記録媒体への印刷を行う
    と共に、前記被記録媒体に対する印刷進捗の指標となる
    印刷情報を取得し、当該取得された印刷情報を送信する
    印刷装置とに介在させて用いられ、少なくとも前記印刷
    対象となるデータを前記印刷装置にて処理可能な前記印
    刷用データに変換する印刷制御装置において、 前記印刷装置から送信される印刷情報を受信し、当該受
    信した印刷情報を前記情報処理端末へ送信する印刷情報
    中継手段を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  10. 【請求項10】情報処理端末にて生成された印刷対象と
    なるデータを印刷用データに変換する印刷制御装置に接
    続されて用いられ、当該印刷用データに基づいて被記録
    媒体への印刷を行う印刷装置において、 前記被記録媒体に対する印刷進捗の指標となる印刷情報
    を取得する印刷情報取得手段と、 該印刷情報取得手段によって取得された印刷情報を前記
    印刷制御装置へ送信する印刷情報送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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