JP2000061428A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JP2000061428A
JP2000061428A JP10235421A JP23542198A JP2000061428A JP 2000061428 A JP2000061428 A JP 2000061428A JP 10235421 A JP10235421 A JP 10235421A JP 23542198 A JP23542198 A JP 23542198A JP 2000061428 A JP2000061428 A JP 2000061428A
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隆 松田
Takashi Moriwaki
尚 森脇
Noriaki Hirano
典昭 平野
Teruo Okuda
輝雄 奥田
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を微生物を用いて分解処理するものに
おいて、処理槽内を微生物の活動に適した酸素濃度に維
持する事を目的とする。 【解決手段】 本発明は、処理槽3内へ空気を供給する
給気手段を設けると共に、処理槽内の酸素濃度を検出す
る酸素センサー21を設け、この酸素センサーの出力に
より処理槽内の酸素濃度を検出して給気手段を制御し、
処理槽内を所定の酸素濃度に維持する事を特徴とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やごみ、燃え
殻、ゴム手袋等の廃棄物を微生物を用いて処理する廃棄
物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみやゴム手袋等の廃棄物を微生物を
用いて分解処理する廃棄物処理装置では、処理槽内に廃
棄物と処理用の微生物とを投入して撹拌装置で撹拌する
と共に、ヒータ等によって処理槽内を微生物の増殖に適
した温度に制御し、かつ微生物の増殖を促進する為に多
量の空気を供給している。一方、比較的小型の処理装置
では、例えば特開平7−136618号公報にて示され
る様に、処理槽1の上方にファン10を設け、このファ
ンの回転により吸気口11より処理槽内に新鮮な空気を
供給する様に構成しているが、この場合、処理槽内の酸
素濃度に関係なく、ファンを常時回転して処理槽内に外
気を供給している為、処理槽内の酸素濃度が過剰とな
り、微生物の活動に影響を及ぼすという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、処理
槽内を微生物の活動に適した酸素濃度に制御する事を目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、廃棄物と微生
物とを処理槽内に投入し、この処理槽内に設けた撹拌手
段により廃棄物と微生物とを撹拌し、この微生物により
廃棄物を分解処理するものにおいて、処理槽内へ空気を
供給する給気手段を設けると共に、処理槽内の酸素濃度
を検出する酸素センサーを設け、この酸素センサーの出
力により処理槽内の酸素濃度を検出して給気手段を制御
し、処理槽内を所定の酸素濃度に維持して成るものであ
る。又本発明は、酸素センサーの出力により処理槽内の
酸素濃度を検出して大気中の酸素濃度と比較し、処理槽
内の酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い場合に給気
手段を制御して処理槽内の酸素濃度を上昇して成るもの
である。更に本発明は、酸素センサーの出力により処理
槽内の酸素濃度を検出し、この処理槽内の酸素濃度が変
化しなければ、処理槽内に廃棄物が無いか少ないと判断
して報知する報知手段を設けて成るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を先ず図1に
基づき説明すると、1は装置本体で、一側に上面に投入
口2を開口し、かつ底面をU字状に形成した有底角筒状
の処理槽3を配設し、他側に収納室4を区画形成してい
る。5は上記処理槽3内に装着した撹拌手段で、両端を
図示しない一対の軸受にて軸支した回転シャフト6と、
この回転シャフトの周囲に適当な間隔を置いて突設固着
した複数の撹拌翼7・・と、上記回転シャフト6を回転
駆動する図示しないモータとから主に構成している。
【0006】8は上記処理槽3の上部側壁に開口した排
気孔で、先端に開口した排出孔9を脱臭用の処理水10
の水中に開口した排気ダクト11を連結していると共
に、この排気ダクトの途中に少なくとも強・弱2段階に
回転制御可能な消臭用ファン12を装着し、かつ上記処
理水10を貯溜するタンク13の上面には、このタンク
の処理水表面より発生する排気を排出する排気ファン1
4を装着している。尚、上記処理水10には、例えば好
気性枯草菌(バチラス属菌)を主体としてその他の菌を
消臭用にブレンドした有効微生物複合菌を投入し、一
方、上記排気孔8から排気される排気中の悪臭物質とし
て、アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化
メチル、二硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアル
デヒド、スチレン、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノル
マル吉草酸、イソ吉草酸、トルエン、キシレン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、イソブタノール、プロ
ピオンアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブチル
アルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、ノルマルブチ
ルアルデヒド等があり、これらを分解する菌を用いる。
又上記処理槽3の外底壁面には、シーズヒータ等のヒー
タ15を埋設したパネルヒータ16を固着し、図示しな
い周知のサーミスタ等の温度センサにて処理槽3内の温
度を検出して通電制御し、廃棄物処理用の例えば好気性
枯草菌(バチラス・サチラス属菌)を主体に、酵母菌や
その他の菌を廃棄物の種類に応じてブレンドした廃棄物
処理用の微生物が増殖し易い温度に加熱制御する様に構
成している。17は外装ケース18の上部側面に穿孔し
た吸気孔で、給気ダクト19にて上記処理槽3内の上部
に連通し、かつこの給気ダクト内に給気ファン20を装
着し、これらにて給気手段を構成している。21は上記
排気孔8の出口側の孔縁に装着した酸素センサーで、該
部を通過する排気中の酸素濃度を検出することで、実質
的に上記処理槽3内の酸素濃度を検出し、かつその出力
を上記収納室4内に装着した制御回路22に入力する様
に構成している。又、上記制御回路22は、上記回転シ
ャフト6を駆動する図示しないモータや、上記消臭用フ
ァン12、排気ファン14、ヒータ15等への通電を制
御すると共に、上記酸素センサー21の出力により処理
槽3内の酸素濃度を検出し、この処理槽内の酸素濃度に
所定時間変化がなかったり、酸素濃度が低下しない場合
には処理槽3内に廃棄物がないか、廃棄物の量が少なく
なったと判断してブザーを作動する等の報知を行う報知
手段23を備えている。而して、廃棄物の処理に際して
は、先ず処理対象となる廃棄物と処理用の微生物を生息
したホールチップやバイオチップと称される木質細片と
を、投入口2より処理槽3内に投入し、ヒータ15への
通電を制御して処理槽3内の温度を微生物の増殖や繁殖
に適した温度(例えば生ゴミでは35〜45℃、ゴム手
袋では50〜70℃)に制御しながら回転シャフト6を
回転駆動して撹拌翼7・・を回転し、廃棄物と微生物と
を混合すると同時に、消臭用ファン12や排気ファン1
4を回転して処理槽3から発生する臭気を処理水10に
より脱臭処理する。又、上記制御回路22により給気フ
ァン20を回転制御し、酸素センサー21により検出す
る処理槽3内の酸素濃度が、例えば一般的な大気中の酸
素濃度(21%)より低下すれば給気ファン20を回転
して処理槽3内に外気を給気し、反対に処理槽3内の酸
素濃度が大気中の酸素濃度より高くなれば給気ファン2
0を停止したり、回転数を下げて処理槽3内への給気量
を減少し、処理槽3内の酸素濃度が大気中の酸素濃度と
略同じに成る様に制御し、微生物の増殖に適した酸素濃
度に制御する。尚、上記実施例では処理槽3内の酸素濃
度を一般的な大気中の酸素濃度と比較して処理槽3内へ
の給気量を制御する様に構成しているが、これに限定さ
れることなく、微生物の種類に応じて、その微生物の活
動に適した酸素濃度に維持する様に構成しても良い。一
方、処理槽3内の酸素濃度に変化がない場合には、処理
槽内に廃棄物が無いか少なくなったと判断して報知手段
23によりこれを報知することで、処理槽3内への廃棄
物の投入時期を自動的に報知することが出来る。
【0007】
【発明の効果】本発明の構成により、酸素センサーによ
り処理槽内の酸素濃度を検出して処理槽内に空気を供給
する給気手段を制御し、処理槽内を所定の酸素濃度に維
持することで、処理槽内を微生物の増殖や活動に適した
環境に維持し、廃棄物の処理効率を向上する事が出来る
ものである。
【0008】又本発明は、処理槽内の酸素濃度を酸素セ
ンサーにより検出して大気中の酸素濃度と比較し、処理
槽内の酸素濃度が大気の酸素濃度よりも低い場合には、
給気手段を制御して処理槽内を大気と略同じ酸素濃度に
維持する様にしたことで、処理槽内を微生物の活動に適
した環境に維持し、廃棄物を効率的に分解処理する事が
出来るものである。更に本発明は、処理槽内の酸素濃度
を酸素センサーにより検出し、処理槽内の酸素濃度が変
化しなければ、処理槽内に廃棄物が無いか、廃棄物の残
量が少ないと判断して報知手段により報知する様に構成
したことで、タイマー等によって運転時間を設定するこ
となく、廃棄物の追加投入時期等を自動的に報知する事
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3 処理槽 5 撹拌手段 20 給気ファン 21 酸素センサー 23 報知手段 5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森脇 尚 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 平野 典昭 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 奥田 輝雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物と微生物とを処理槽内に投入し、
    この処理槽内に設けた撹拌手段により上記廃棄物と微生
    物とを撹拌し、この微生物により廃棄物を分解処理する
    ものにおいて、上記処理槽内へ空気を供給する給気手段
    を設けると共に、上記処理槽内の酸素濃度を検出する酸
    素センサーを設け、この酸素センサーの出力により上記
    処理槽内の酸素濃度を検出して上記給気手段を制御し、
    上記処理槽内を所定の酸素濃度に維持する事を特徴とす
    る廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 上記酸素センサーの出力により上記処理
    槽内の酸素濃度を検出して大気中の酸素濃度と比較し、
    上記処理槽内の酸素濃度が大気中の酸素濃度よりも低い
    場合に上記給気手段を制御して処理槽内の酸素濃度を上
    昇する事を特徴とする、上記請求項1に記載の廃棄物処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記酸素センサーの出力により上記処理
    槽内の酸素濃度を検出し、この処理槽内の酸素濃度が変
    化しなければ、処理槽内に廃棄物が無いか少ないと判断
    して報知する報知手段を設けた事を特徴とする、上記請
    求項1又は請求項2に記載の廃棄物処理装置。
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