JP2000024449A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JP2000024449A
JP2000024449A JP10194805A JP19480598A JP2000024449A JP 2000024449 A JP2000024449 A JP 2000024449A JP 10194805 A JP10194805 A JP 10194805A JP 19480598 A JP19480598 A JP 19480598A JP 2000024449 A JP2000024449 A JP 2000024449A
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JP
Japan
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lid
waste
processing tank
deodorizing
opening
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JP10194805A
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English (en)
Inventor
Takashi Matsuda
隆 松田
Takashi Moriwaki
尚 森脇
Noriaki Hirano
典昭 平野
Teruo Okuda
輝雄 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を微生物を用いて分解処理するものに
おいて、投入蓋開放時の臭気の発生防止を目的とする。 【解決手段】 本発明は、処理槽3内に廃棄物を投入す
る投入口2を開閉自在に閉塞する投入蓋5と、この投入
蓋の開閉状態を検出する蓋スイッチ25を設け、この蓋
スイッチにより運転中に投入蓋の開放を検出すると撹拌
手段8の作動を停止し、かつ消臭用ファン15,21の
回転を継続する事を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やごみ、燃え
殻、ゴム手袋等の廃棄物を微生物を用いて処理する廃棄
物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみやゴム手袋等の廃棄物を微生物を
用いて分解処理する廃棄物処理装置では、処理槽内に廃
棄物と処理用の微生物とを投入して撹拌装置で撹拌する
と共に、ヒータ等によって処理槽内を微生物の増殖に適
した温度に制御し、かつ微生物の増殖を促進する為に多
量の空気を供給している。又、比較的小型の処理装置で
は、例えば特開平7−136618号公報にて示される
様に、処理槽1内に廃棄物を投入する投入口を閉塞する
外蓋にドアスイッチを設け、運転中に外蓋を開けると撹
拌装置を停止して安全性を計ったものがある。一方、上
記装置では、上記の様に運転中に外蓋が開けられると撹
拌装置を停止すると共に、上記公報には明記されていな
いが、換気用のファン10等全ての電源を停止していた
為、外蓋を開くと投入口より臭気が漏れ、周囲に悪臭を
もたらすという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、処理
槽内への廃棄物の追加投入時等、運転中に投入蓋が開か
れても、臭気を外部に放出しない様にする事を目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、廃棄物と微生
物とを処理槽内に投入し、この処理槽内に設けた撹拌手
段により廃棄物と微生物とを撹拌し、この微生物により
廃棄物を分解処理すると共に、処理槽内で発生した排気
を消臭装置に供給する消臭用ファンを設けたものにおい
て、処理槽内に廃棄物を投入する投入口を開閉自在に閉
塞する投入蓋を設けると共に、この投入蓋の開閉状態を
検出する蓋スイッチを設け、この蓋スイッチにより運転
中に投入蓋の開放を検出すると撹拌手段の作動を停止
し、かつ消臭用ファンの回転を継続して成るものであ
る。又本発明は、消臭用ファンを少なくとも強・弱2段
階に制御可能に構成し、運転中は消臭用ファンを弱回転
し、蓋スイッチにより運転中に投入蓋の開放を検出する
と消臭用ファンを強回転して成るものである。更に本発
明は、消臭装置から発生する排気を、処理槽内へ外気を
導入する吸入孔付近に導いて成るものである。そして又
本発明は、処理槽内で発生した排気を消臭装置に供給す
る排気孔を投入蓋のヒンジ部分に配置して成るものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を先ず図1に
基づき説明すると、1は装置本体で、一側に上面に投入
口2を開口し、かつ底面をU字状に形成した有底角筒状
の処理槽3を配設し、他側に収納室4を区画形成してい
る。5は上記投入口2を開閉自在に閉塞する投入蓋で、
上記装置本体の外装ケース6上面にヒンジ7にて枢支し
ている。
【0006】8は上記処理槽3内に装着した撹拌手段
で、両端を図示しない一対の軸受にて軸支した回転シャ
フト9と、この回転シャフトの周囲に適当な間隔を置い
て突設固着した複数の撹拌翼10・・と、上記回転シャ
フト9を回転駆動する図示しないモータとから主に構成
している。
【0007】11は上記処理槽3の上部側壁に開口した
排気孔で、先端に開口した排出孔12を脱臭用の処理水
13の水中に開口した排気ダクト14を連結していると
共に、この排気ダクトの途中に少なくとも強・弱2段階
に回転制御可能な消臭用ファン15を装着し、これらを
中心に消臭装置16を構成している。尚、上記処理水1
3には、例えば好気性枯草菌(バチラス属菌)を主体と
してその他の菌を消臭用にブレンドした有効微生物複合
菌を投入し、一方、上記排気孔11から排気される排気
中の悪臭物質として、アンモニア、メチルメルカプタ
ン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチル、トリメチル
アミン、アセトアルデヒド、スチレン、プロピオン酸、
ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸、トルエ
ン、キシレン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、
イソブタノール、プロピオンアルデヒド、イソバレルア
ルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアル
デヒド、ノルマルブチルアルデヒド等があり、これらを
分解する菌を用いる。17は上記外装ケース6の上部側
面に穿孔した吸気孔で、先端に開口した空気吹出孔18
を上記処理槽3内の上記回転シャフト9よりも低い高さ
位置で開口した給気ダクト19の基端を連結し、上記消
臭用ファン15が回転して処理槽3内が負圧になると、
外気を給気ダクト19内に吸引して空気吹出孔18より
処理槽3内に噴出する様に構成している。又上記処理水
13を貯溜するタンク20の上面には、このタンクの処
理水表面より発生する排気を排出する少なくとも強・弱
2段階に回転制御可能な消臭用ファン21を設け、かつ
この消臭用ファンには、処理水13表面より発生する排
気を上記吸気孔17と給気ダクト19間にフィードバッ
クする戻し管22を連結し、処理水12を通過して脱臭
した排気を再度処理槽3内に循環し、更に処理水13を
通過させて脱臭することで、処理槽3内から発生した臭
気を外部に排気しない様に構成している。一方、上記処
理槽3の外底壁面には、シーズヒータ等のヒータ23を
埋設したパネルヒータ24を固着し、図示しない周知の
サーミスタ等の温度センサにて処理槽3内の温度を検出
して通電制御し、廃棄物処理用の例えば好気性枯草菌
(バチラス・サチラス属菌)を主体に、酵母菌やその他
の菌を廃棄物の種類に応じてブレンドした廃棄物処理用
の微生物が増殖し易い温度に加熱制御する様に構成して
いる。25は上記外装ケース6の投入蓋5の開閉位置に
対向して装着した蓋スイッチで、投入蓋5の開閉状態を
検出するものである。26は上記外装ケース6内の例え
ば収納室4内に配置した制御回路で、上記回転シャフト
9を駆動する図示しないモータや、上記消臭用ファン1
5、21、ヒータ23等への通電を制御するもので、運
転中に上記蓋スイッチ25の出力により投入蓋5の開放
を検出すると、上記図示しないモータへの通電を停止し
て回転シャフト9の回転を停止すると共に、上記消臭用
ファン15、21の回転を弱回転から強回転に回転制御
する。尚、上記実施例では運転中に投入蓋5の開放を検
出すると、上記消臭用ファン15、21の回転を強回転
する様に構成しているが、消臭用ファン15のみ強回転
し、消臭用ファン21は継続して弱回転しても良い。こ
れにより、処理槽3内への廃棄物の追加投入等の理由に
より、運転中に投入蓋5が開かれると、回転シャフト9
の回転を停止して、この回転シャフトへの腕等の巻き込
みを防止すると同時に、を強回転して処理槽3内上部に
滞留した臭気を積極的に排気孔11から吸引し、投入口
2から外部への排出を防止する事が出来る。而して、廃
棄物の処理に際しては、先ず処理対象となる廃棄物と処
理用の微生物を生息したホールチップやバイオチップと
称される木質細片とを、投入口2より処理槽3内に投入
し、ヒータ22への通電を制御して処理槽3内の温度を
微生物の増殖や繁殖に適した温度(例えば生ゴミでは3
5〜45℃、ゴム手袋では50〜70℃)に制御しなが
ら回転シャフト9を回転駆動して撹拌翼10・・を回転
し、廃棄物と微生物とを混合すると同時に、消臭用ファ
ン15、21を回転して処理槽3から発生する臭気を処
理水13により脱臭処理することで処理槽3内が負圧と
なり、これにより、吸気孔17より給気ダクト19を介
して外部の空気を空気吹出孔18より噴出し、微生物の
増殖に必要な空気(酸素)を供給する。
【0008】
【発明の効果】本発明の構成により、運転中に、処理槽
内に廃棄物を投入する投入口を閉塞する投入蓋が開放さ
れた場合には、これを蓋スイッチにより検出して撹拌手
段の作動を停止すると共に、処理槽内で発生した排気を
消臭装置に供給する消臭用ファンの回転を継続する様に
構成したことで、投入蓋が開放されても処理槽内に滞留
する排気を継続して消臭装置に供給して消臭し、臭気の
投入口から外部への排出を確実に防止する事が出来るも
のである。
【0009】又本発明の構成により、消臭用のファンを
少なくとも強・弱2段階に回転制御可能に構成し、運転
中は弱回転制御、投入蓋が開放されると強回転制御する
様に構成したことで、投入蓋開放時における投入口から
の臭気の排出を極力防止し、投入蓋の開放による悪臭発
生を防止する事が出来るものである。更に本発明の構成
により、消臭装置から発生する排気を処理槽内に外気を
吸引する吸入口付近に導き、臭気を再循環して外部に排
出しないことで、外気への臭気の排出を確実に防止する
事が出来るものである。そして又本発明の構成により、
処理槽内で発生した排気を消臭装置に供給する排気孔を
投入蓋のヒンジ部分に配置したことで、投入蓋の開放時
には、投入蓋の裏面に沿って外気が排気孔に吸引されて
投入口部分にエアーカーテンを作り、これにより処理槽
内の臭気の外部への排出を軽減して臭気の発生を極力防
止する事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 投入口 3 処理槽 5 投入蓋 8 撹拌手段 15 消臭用ファン 16 消臭装置 21 消臭用ファン 25 蓋スイッチ 6
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森脇 尚 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 平野 典昭 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 奥田 輝雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D002 AA03 AA06 AA13 AA14 AA32 AA33 AA40 AB02 AC10 BA17 CA06 DA59 EA11 EA14 GA02 GA03 GB01 GB07 GB20 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物と微生物とを処理槽内に投入し、
    この処理槽内に設けた撹拌手段により上記廃棄物と微生
    物とを撹拌し、この微生物により廃棄物を分解処理する
    と共に、上記処理槽内で発生した排気を消臭装置に供給
    する消臭用ファンを設けたものにおいて、上記処理槽内
    に廃棄物を投入する投入口を開閉自在に閉塞する投入蓋
    を設けると共に、この投入蓋の開閉状態を検出する蓋ス
    イッチを設け、この蓋スイッチにより運転中に上記投入
    蓋の開放を検出すると上記撹拌手段の作動を停止し、か
    つ上記消臭用ファンの回転を継続する事を特徴とする廃
    棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 上記消臭用ファンを少なくとも強・弱2
    段階に制御可能に構成し、運転中は上記消臭用ファンを
    弱回転し、上記蓋スイッチにより運転中に上記投入蓋の
    開放を検出すると上記消臭用ファンを強回転する事を特
    徴とする、上記請求項1に記載の廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 上記消臭装置から発生する排気を、上記
    処理槽内へ外気を導入する吸入孔付近に導く事を特徴と
    する、上記請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記処理槽内で発生した排気を消臭装置
    に供給する排気孔を上記投入蓋のヒンジ部分に配置した
    事を特徴とする、上記請求項1〜3に記載の廃棄物処理
    装置。
JP10194805A 1998-07-09 1998-07-09 廃棄物処理装置 Pending JP2000024449A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069168A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Canon Electronics Inc 廃棄物処理装置
KR100725651B1 (ko) 2005-11-23 2007-06-07 최지도 음식물쓰레기 처리장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216