JP2000061376A - フラックス塗布装置 - Google Patents
フラックス塗布装置Info
- Publication number
- JP2000061376A JP2000061376A JP10238623A JP23862398A JP2000061376A JP 2000061376 A JP2000061376 A JP 2000061376A JP 10238623 A JP10238623 A JP 10238623A JP 23862398 A JP23862398 A JP 23862398A JP 2000061376 A JP2000061376 A JP 2000061376A
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- Japan
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- core wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フラックスを適切に塗布して歩留りを向上させ
ること。 【解決手段】貯留タンク402からフラックスが供給さ
れるフラックス含浸材405を設ける。そして、このフ
ラックス含浸材405を介して、被覆電線Wの皮剥端部
Eにフラックスを塗布する。皮剥された芯線端部にフラ
ックスを含浸させたフラックス含浸材を介してフラック
スが塗布されるので、フラックスは、薄く均一に芯線端
部に塗布されることになる。
ること。 【解決手段】貯留タンク402からフラックスが供給さ
れるフラックス含浸材405を設ける。そして、このフ
ラックス含浸材405を介して、被覆電線Wの皮剥端部
Eにフラックスを塗布する。皮剥された芯線端部にフラ
ックスを含浸させたフラックス含浸材を介してフラック
スが塗布されるので、フラックスは、薄く均一に芯線端
部に塗布されることになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラックス塗布装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワイヤハーネスに代表されるよう
に、複数の電線で所定の回路を構成する場合、被覆電線
の端部に皮剥加工を施した後、芯線がばらけるのを防止
するために先端部分にはんだ付けを行うことが要請され
る場合がある。そのような場合には、皮剥されて露出し
ている芯線部分を定位置に固定して、上方からはんだを
塗布する方法や、はんだ槽を設け、その中に芯線部を移
動させてその中に浸漬する方法が一般にとられている。
特に後者の場合、はんだ付け作業を自動化した構成も提
案されている(例えば特開平3−77770号参照)。
に、複数の電線で所定の回路を構成する場合、被覆電線
の端部に皮剥加工を施した後、芯線がばらけるのを防止
するために先端部分にはんだ付けを行うことが要請され
る場合がある。そのような場合には、皮剥されて露出し
ている芯線部分を定位置に固定して、上方からはんだを
塗布する方法や、はんだ槽を設け、その中に芯線部を移
動させてその中に浸漬する方法が一般にとられている。
特に後者の場合、はんだ付け作業を自動化した構成も提
案されている(例えば特開平3−77770号参照)。
【0003】いずれの場合にも、はんだ付けに先立っ
て、芯線端部にはフラックスが塗布される。フラックス
を塗布する際には、フラックスを貯留した槽に直接芯線
端部を浸漬していた。
て、芯線端部にはフラックスが塗布される。フラックス
を塗布する際には、フラックスを貯留した槽に直接芯線
端部を浸漬していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなはんだ付
け作業においては、はんだ付け不良が生じる要因が種々
存在し、そのために、正確なはんだ付けを行い、歩留り
を向上させることが困難であった。特に、リード線への
はんだ付けにおいては、はんだ付けに先立って、フラッ
クスを芯線端部に塗布する必要がある。しかしながら、
フラックスを過不足なく塗布することは比較的困難な作
業であった。
け作業においては、はんだ付け不良が生じる要因が種々
存在し、そのために、正確なはんだ付けを行い、歩留り
を向上させることが困難であった。特に、リード線への
はんだ付けにおいては、はんだ付けに先立って、フラッ
クスを芯線端部に塗布する必要がある。しかしながら、
フラックスを過不足なく塗布することは比較的困難な作
業であった。
【0005】フラックスが過剰に塗布されれば、はんだ
付けの際、フラックスの蒸発に伴う気泡によってはんだ
が飛び散り、はんだ付け不良が生じるという問題があ
る。他方、フラックスが不足していれば、はんだの付具
合が悪くなり、やはりはんだ付け不良の原因となる。し
かし、単に芯線端部をフラックスの槽に浸漬するだけで
は、フラックスを適切に塗布することが困難になり、歩
留りが悪かった。
付けの際、フラックスの蒸発に伴う気泡によってはんだ
が飛び散り、はんだ付け不良が生じるという問題があ
る。他方、フラックスが不足していれば、はんだの付具
合が悪くなり、やはりはんだ付け不良の原因となる。し
かし、単に芯線端部をフラックスの槽に浸漬するだけで
は、フラックスを適切に塗布することが困難になり、歩
留りが悪かった。
【0006】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、フラックスを適切に塗布して歩留りを向上させ
ることのできるフラックス塗布装置を提供することを課
題としている。
であり、フラックスを適切に塗布して歩留りを向上させ
ることのできるフラックス塗布装置を提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、端部に皮剥加工を施して、露出された芯線
端部にフラックスを塗布するためのフラックス塗布装置
であって、フラックスを貯留する貯留タンクと、貯留タ
ンクからフラックスが供給されるフラックス含浸材と、
フラックス含浸材で上記芯線端部を挟み込むことにより
芯線端部にフラックスを塗布する塗布手段とを備えてい
ることを特徴とするフラックス塗布装置である。
に本発明は、端部に皮剥加工を施して、露出された芯線
端部にフラックスを塗布するためのフラックス塗布装置
であって、フラックスを貯留する貯留タンクと、貯留タ
ンクからフラックスが供給されるフラックス含浸材と、
フラックス含浸材で上記芯線端部を挟み込むことにより
芯線端部にフラックスを塗布する塗布手段とを備えてい
ることを特徴とするフラックス塗布装置である。
【0008】この特定事項を含む発明では、皮剥された
芯線端部にフラックスを含浸させたフラックス含浸材を
介してフラックスが塗布されるので、フラックスは、薄
く均一に芯線端部に塗布されることになる。好ましい態
様においては、上記貯留タンクと上記フラックス含浸材
との間に設けられ、貯留タンクからのフラックス供給量
を調整する調整手段をさらに備えている。
芯線端部にフラックスを含浸させたフラックス含浸材を
介してフラックスが塗布されるので、フラックスは、薄
く均一に芯線端部に塗布されることになる。好ましい態
様においては、上記貯留タンクと上記フラックス含浸材
との間に設けられ、貯留タンクからのフラックス供給量
を調整する調整手段をさらに備えている。
【0009】この特定事項を含む発明では、フラックス
の含浸量を調整手段で調整することにより、フラックス
やフラックス含浸材の特性、或いは芯線端部の特性に応
じて、所望の塗布状態に調整することが可能になる。調
整手段としては、タイマーやリレー回路等によって、定
期的に貯留タンクからフラックス含浸材までの供給路を
開閉する機構のものであってもよく、作業者が手動で任
意のタイミングで操作する形式のものであってもよい。
の含浸量を調整手段で調整することにより、フラックス
やフラックス含浸材の特性、或いは芯線端部の特性に応
じて、所望の塗布状態に調整することが可能になる。調
整手段としては、タイマーやリレー回路等によって、定
期的に貯留タンクからフラックス含浸材までの供給路を
開閉する機構のものであってもよく、作業者が手動で任
意のタイミングで操作する形式のものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態におけるフラックス塗布装置40
0を採用した自動電線はんだ付け装置10の概略構成を
示す斜視図である。
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態におけるフラックス塗布装置40
0を採用した自動電線はんだ付け装置10の概略構成を
示す斜視図である。
【0011】図1を参照して、図示の自動電線はんだ付
け装置10は、平面視略長方形に形成された基台11を
有しており、その上面の幅方向一端側(以下、仮に前方
とする)に無端コンベヤー12を配置している。上記無
端コンベヤー12を構成するチェーン15には、被覆電
線Wを挟持する複数のクランプ16が同一間隔を隔てて
取り付けられており、基台11に取り付けられた図示し
ない駆動機構によって当該チェーン15の周回方向に沿
って図の反時計周り方向に間欠的に駆動されるようにな
っている。そして、この間欠的な回動動作によって各ク
ランプ16が一時停止する位置には、該クランプ16に
クランプされた被覆電線Wの端部を加工するためのステ
ーションST1−ST10が、基台11の長手方向一端
側から他端側に沿う搬送方向D沿いに設定されている。
け装置10は、平面視略長方形に形成された基台11を
有しており、その上面の幅方向一端側(以下、仮に前方
とする)に無端コンベヤー12を配置している。上記無
端コンベヤー12を構成するチェーン15には、被覆電
線Wを挟持する複数のクランプ16が同一間隔を隔てて
取り付けられており、基台11に取り付けられた図示し
ない駆動機構によって当該チェーン15の周回方向に沿
って図の反時計周り方向に間欠的に駆動されるようにな
っている。そして、この間欠的な回動動作によって各ク
ランプ16が一時停止する位置には、該クランプ16に
クランプされた被覆電線Wの端部を加工するためのステ
ーションST1−ST10が、基台11の長手方向一端
側から他端側に沿う搬送方向D沿いに設定されている。
【0012】自動電線はんだ付け装置10に設定された
各ステーションST1−ST10では、上記搬送方向D
の上流端に設定された被覆電線Wセッティングステーシ
ョンST1に設置された被覆電線Wセッティング装置1
00によって作業者が被覆電線Wをクランプ16に取り
付け、皮剥ステーションST2に設けられた皮剥装置2
00によって被覆電線Wの端部に皮剥加工が施され、芯
線撚りステーションST3に設けられた撚り機300に
よって皮剥された被覆電線Wの芯線端部Eが撚られる。
各ステーションST1−ST10では、上記搬送方向D
の上流端に設定された被覆電線Wセッティングステーシ
ョンST1に設置された被覆電線Wセッティング装置1
00によって作業者が被覆電線Wをクランプ16に取り
付け、皮剥ステーションST2に設けられた皮剥装置2
00によって被覆電線Wの端部に皮剥加工が施され、芯
線撚りステーションST3に設けられた撚り機300に
よって皮剥された被覆電線Wの芯線端部Eが撚られる。
【0013】そして、詳しくは後述するフラックス塗布
ステーションST4に設けられたフラックス塗布装置4
00によってフラックスが塗布され、加熱ステーション
ST5に設置されたブロワー500によって、フラック
ス塗布後の芯線端部Eが予備加熱される。その後、はん
だ付けステーションST6に設けられたはんだ付けユニ
ット600によって、はんだ槽601内への浸漬による
はんだ付け工程が行なわれる。はんだ付け工程が終了す
ると、被覆電線Wは、はんだ付けステーションST6に
後続するブランクのステーションST7を通過し、二次
皮剥ステーションST8の二次皮剥装置800によって
仕上げ寸法に皮剥される。さらにその後、検査ステーシ
ョンST9に設けられた検査装置900によって芯線端
部Eの外径検査を行なった後、取り出しステーションS
T10に設けられた取り出しユニット1000のガイド
レール1001上で取り出し用のクランプ部1005を
スライドさせて、被覆電線Wの取り出し作業を行なうよ
うにしている。
ステーションST4に設けられたフラックス塗布装置4
00によってフラックスが塗布され、加熱ステーション
ST5に設置されたブロワー500によって、フラック
ス塗布後の芯線端部Eが予備加熱される。その後、はん
だ付けステーションST6に設けられたはんだ付けユニ
ット600によって、はんだ槽601内への浸漬による
はんだ付け工程が行なわれる。はんだ付け工程が終了す
ると、被覆電線Wは、はんだ付けステーションST6に
後続するブランクのステーションST7を通過し、二次
皮剥ステーションST8の二次皮剥装置800によって
仕上げ寸法に皮剥される。さらにその後、検査ステーシ
ョンST9に設けられた検査装置900によって芯線端
部Eの外径検査を行なった後、取り出しステーションS
T10に設けられた取り出しユニット1000のガイド
レール1001上で取り出し用のクランプ部1005を
スライドさせて、被覆電線Wの取り出し作業を行なうよ
うにしている。
【0014】ここで、本発明の骨子となるフラックス塗
布装置400は、図2に示すように構成されている。図
2は図1の実施の形態に係るフラックス塗布装置400
の概略構成を示す斜視図である。同図を参照して、図示
の実施の形態に係るフラックス塗布装置400は、上記
自動電線はんだ付け装置10の基台11に据えつけられ
たステー410を有しており、このステー410の端面
には、フラックス塗布ステーションST4に一時停止し
た被覆電線Wの芯線端部Eを挟圧して、フラックスを塗
布するために上下に開閉するハンド片401aを備えた
ハンドユニット401と、ハンドユニット401にフラ
ックスを供給するための貯留タンク402と、貯留タン
ク402とハンドユニット401との間に配置され、フ
ラックスの供給を制御する三方電磁弁404とが取り付
けられている。そして、図示の実施の形態では、ハンド
ユニット401の開閉動作に連動して三方電磁弁404
を開閉することにより、ハンドユニット401が芯線端
部Eを挟圧した際にフラックスを供給して芯線端部Eに
塗布することができるようになっている。上記ハンドユ
ニット401の各ハンド片401aには、その芯線挟圧
面にフラックス含浸材としての耐薬スポンジ405が貼
着されており、貯留タンク402からのフラックスは、
配管406、407を介して、ハンドユニット401の
上側のハンド片401aに貼着されたフラックス含浸材
としての耐薬スポンジ405に供給されるようになって
いる。
布装置400は、図2に示すように構成されている。図
2は図1の実施の形態に係るフラックス塗布装置400
の概略構成を示す斜視図である。同図を参照して、図示
の実施の形態に係るフラックス塗布装置400は、上記
自動電線はんだ付け装置10の基台11に据えつけられ
たステー410を有しており、このステー410の端面
には、フラックス塗布ステーションST4に一時停止し
た被覆電線Wの芯線端部Eを挟圧して、フラックスを塗
布するために上下に開閉するハンド片401aを備えた
ハンドユニット401と、ハンドユニット401にフラ
ックスを供給するための貯留タンク402と、貯留タン
ク402とハンドユニット401との間に配置され、フ
ラックスの供給を制御する三方電磁弁404とが取り付
けられている。そして、図示の実施の形態では、ハンド
ユニット401の開閉動作に連動して三方電磁弁404
を開閉することにより、ハンドユニット401が芯線端
部Eを挟圧した際にフラックスを供給して芯線端部Eに
塗布することができるようになっている。上記ハンドユ
ニット401の各ハンド片401aには、その芯線挟圧
面にフラックス含浸材としての耐薬スポンジ405が貼
着されており、貯留タンク402からのフラックスは、
配管406、407を介して、ハンドユニット401の
上側のハンド片401aに貼着されたフラックス含浸材
としての耐薬スポンジ405に供給されるようになって
いる。
【0015】そして、この耐薬スポンジ405にフラッ
クスを含ませた状態で芯線端部Eを挟み込むことによ
り、芯線端部Eに適量のフラックスを塗布することがで
きるようになっている。以上の構成では、皮剥された芯
線端部Eにフラックスを含浸させた耐薬スポンジ405
を介してフラックスを塗布することにより、フラックス
を薄く均一に芯線端部Eに塗布することができるので、
適量のフラックスを芯線端部Eに塗布し、歩留りを向上
させることができるという顕著な効果を奏する。
クスを含ませた状態で芯線端部Eを挟み込むことによ
り、芯線端部Eに適量のフラックスを塗布することがで
きるようになっている。以上の構成では、皮剥された芯
線端部Eにフラックスを含浸させた耐薬スポンジ405
を介してフラックスを塗布することにより、フラックス
を薄く均一に芯線端部Eに塗布することができるので、
適量のフラックスを芯線端部Eに塗布し、歩留りを向上
させることができるという顕著な効果を奏する。
【0016】特に、図示の実施の形態に示すように、上
記貯留タンク402と上記耐薬スポンジ405との間に
フラックスの供給量を調整する調整手段としての三方電
磁弁404を備えている場合には、フラックスや耐薬ス
ポンジ405の特性、さらには芯線端部Eの特性に応じ
て、所望の塗布状態に調整することが可能になるので、
汎用性が高まり、しかも、フラックスや耐薬スポンジ4
05の選択幅が広がってより容易に実施することが可能
になるという利点がある。
記貯留タンク402と上記耐薬スポンジ405との間に
フラックスの供給量を調整する調整手段としての三方電
磁弁404を備えている場合には、フラックスや耐薬ス
ポンジ405の特性、さらには芯線端部Eの特性に応じ
て、所望の塗布状態に調整することが可能になるので、
汎用性が高まり、しかも、フラックスや耐薬スポンジ4
05の選択幅が広がってより容易に実施することが可能
になるという利点がある。
【0017】上述した実施の形態は、本発明の好ましい
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。例えば、図示の実施の形態で
は、自動電線はんだ付け装置のユニットとして、フラッ
クス塗布装置を構成しているが、本発明はこの例に限ら
ず、フラックス塗布装置を単体の装置として採用しても
よい。その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計
変更が可能であることは云うまでもない。
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。例えば、図示の実施の形態で
は、自動電線はんだ付け装置のユニットとして、フラッ
クス塗布装置を構成しているが、本発明はこの例に限ら
ず、フラックス塗布装置を単体の装置として採用しても
よい。その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計
変更が可能であることは云うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
皮剥された芯線端部にフラックスを含浸させたフラック
ス含浸材を介してフラックスを塗布することにより、フ
ラックスを薄く均一に芯線端部に塗布することができる
ので、適量のフラックスを芯線端部に塗布し、歩留りを
向上させることができるという顕著な効果を奏する。
皮剥された芯線端部にフラックスを含浸させたフラック
ス含浸材を介してフラックスを塗布することにより、フ
ラックスを薄く均一に芯線端部に塗布することができる
ので、適量のフラックスを芯線端部に塗布し、歩留りを
向上させることができるという顕著な効果を奏する。
【0019】特に、上記貯留タンクと上記フラックス含
浸材との間に設けられ、貯留タンクから供給されるフラ
ックスの量を調整する調整手段をさらに備えている場合
には、フラックスやフラックス含浸材の特性、或いは芯
線端部の特性に応じて、所望の塗布状態に調整すること
が可能になるので、汎用性が高まり、しかも、フラック
スやフラックス含浸材の選択幅が広がってより容易に実
施することが可能になるという利点がある。
浸材との間に設けられ、貯留タンクから供給されるフラ
ックスの量を調整する調整手段をさらに備えている場合
には、フラックスやフラックス含浸材の特性、或いは芯
線端部の特性に応じて、所望の塗布状態に調整すること
が可能になるので、汎用性が高まり、しかも、フラック
スやフラックス含浸材の選択幅が広がってより容易に実
施することが可能になるという利点がある。
【図1】本発明の実施の一形態におけるフラックス塗布
装置を採用した自動電線はんだ付け装置の概略構成を示
す斜視図である。
装置を採用した自動電線はんだ付け装置の概略構成を示
す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態に係るフラックス塗布装置の
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
400フラックス塗布装置
401ハンドユニット
401a ハンド片
401a 各ハンド片
401上記ハンドユニット
402貯留タンク
404三方電磁弁
405耐薬スポンジ
406配管
E 芯線端部
ST4フラックス塗布ステーション
W 被覆電線
Claims (2)
- 【請求項1】端部に皮剥加工を施して、露出された芯線
端部にフラックスを塗布するためのフラックス塗布装置
であって、 フラックスを貯留する貯留タンクと、 貯留タンクからフラックスが供給されるフラックス含浸
材と、 フラックス含浸材で上記芯線端部を挟み込むことにより
芯線端部にフラックスを塗布する塗布手段とを備えてい
ることを特徴とするフラックス塗布装置。 - 【請求項2】請求項1記載のフラックス塗布装置におい
て、 上記貯留タンクと上記フラックス含浸材との間に設けら
れ、貯留タンクからのフラックス供給量を調整する調整
手段をさらに備えているフラックス塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10238623A JP2000061376A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | フラックス塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10238623A JP2000061376A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | フラックス塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061376A true JP2000061376A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17032906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10238623A Pending JP2000061376A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | フラックス塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000061376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230095943A1 (en) * | 2017-02-21 | 2023-03-30 | Abbott Cardiovascular System Inc. | Method for selectively pretinning a guidewire core |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP10238623A patent/JP2000061376A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230095943A1 (en) * | 2017-02-21 | 2023-03-30 | Abbott Cardiovascular System Inc. | Method for selectively pretinning a guidewire core |
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