JP2000060942A - 固形製剤包装装置 - Google Patents

固形製剤包装装置

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JP2000060942A JP10235828A JP23582898A JP2000060942A JP 2000060942 A JP2000060942 A JP 2000060942A JP 10235828 A JP10235828 A JP 10235828A JP 23582898 A JP23582898 A JP 23582898A JP 2000060942 A JP2000060942 A JP 2000060942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装紙内に投入された固形製剤の姿勢によっ
て生じるシール不良や印字不良を未然に回避することが
できる固形製剤包装装置を提供する。 【解決手段】 固形製剤包装装置1は、一端にシール可
能な開口部を有する包装紙6を備え、開口部6Bより包
装紙6内に固形製剤を投入した後、開口部6Bをシール
して包装するものであって、包装紙6内の固形製剤を整
列させる整列手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院などにおいて、
処方箋により指定された固形製剤(以下、固形製剤とは
錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチ剤などの固形化され
た全ての製剤を云うものとする。)を包装紙に充填する
ための固形製剤包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より病院などにおいては、例えば特
公平3−59号公報(A61J3/00)に示される如
き錠剤包装機を用い、医師により処方された複数種の錠
剤やカプセル剤(固形製剤)を、一回の服用分毎に分包
して患者に提供している。図8〜図11を参照して係る
従来の固形製剤包装装置について説明する。
【0003】図8は従来の固形製剤包装装置の固形製剤
包装機構101部分の正面図を示し、図9はその斜視図
を示している。この固形製剤包装機構101の上方には
図示しない搬送機構が設けられ、この搬送機構の上方に
はこれも図示しない固形製剤収納部が設けられている。
そして、この固形製剤収納部内には複数のタブレットケ
ース(図示せず)が収納されている。
【0004】各タブレットケースには前記錠剤、カプセ
ル剤、丸剤、トローチ剤などの固形化された製剤である
固形製剤が種類毎に充填されており、更にその下部には
図示しないフォトセンサ等の排出カウント装置がそれぞ
れ設けられている。この排出カウント装置は上側の各タ
ブレットケースにそれぞれ連通すると共に、内部にモー
タ駆動式の排出ドラムが内蔵されている。また、排出ド
ラムは側面に複数形成された溝内に前記固形製剤が上下
一列に入り込む構造とされている。そして、固形製剤は
排出ドラムが回転することによって、各溝内から一個ず
つ落下され、その数は前記フォトセンサにより検出され
てカウントされるように構成されている。
【0005】一方、前記搬送機構は、ホッパーと、コン
ベアなどから構成されており、これらホッパーとコンベ
アによって前記全てのタブレットケースの下方をカバー
している。前記ホッパーは最下部に下ホッパー部材2を
備えている。この下ホッパー部材2は漏斗状を呈してお
り、その最下端には矩形状の充填口3が開口しており、
更に、下ホッパー部材2の左右内面には上下方向に延在
する突条4、4が形成されている。
【0006】そして、各タブレットケースから排出され
た固形製剤は、前記ホッパーとコンベアによって下ホッ
パー部材2に集約され、充填口3に集められる構造とさ
れている。
【0007】また、前記下ホッパー部材2の下側にはシ
ャッター装置102が取り付けられている。このシャッ
ター装置102は水平面103Aと垂直面103Bを備
えたシャッター板103と、L字状の水平面104Aと
垂直面104Bを備えたシャッター板104とから成
り、各垂直面103Bと104Bは対向している。
【0008】そして、図示しないソレノイドを制御装置
によって制御することにより、各シャッター板103、
104は駆動され、その垂直面103B、104Bが密
着した状態(図10、図11)と、離間した状態(図
9)とに切り換えられる。また、各垂直面103B、1
04Bが密着した状態で、各水平面103A、104A
は下ホッパー部材2の充填口3を閉塞する。更に、各垂
直面103B、104Bは図9に示す如く後述する二つ
折りした包装紙6の間に挿入可能に構成されている。
【0009】他方、固形製剤包装機構101は包装紙6
を送り出す送り出し手段と、送り出された包装紙6を所
定の位置に案内する案内手段と、包装紙6の先端を引っ
張る引き込み手段とから構成されている。前記包装紙送
り出し手段は着脱自在の収納ケースと送出モータ(何れ
も図示せず)から構成されており、この送出モータは容
易に回転制御可能なサーボ機構で構成されると共に、入
力した信号により所定の回転数で所定時間回転するよう
に構成されている。また、送出モータの回転軸は収納ケ
ース内の包装紙6が巻回された図示しない中空軸に着脱
自在に嵌合するものである。
【0010】ここで、包装紙6について説明する。包装
紙6は固形製剤を収納して包装するもので、所定の温度
で溶けるポリエチレン等の熱溶着材を補助媒体とした熱
溶着可能な薄い紙から構成されており、所定の幅の縦長
のものを中空軸にロール状に卷回して設けられている。
また、包装紙6は幅方向の略中心部より二つ折りして二
重に折り曲げられ、この二重に折り曲げた折り曲げ部を
折部6A、二重に折り曲げた両端部(折部6Aと反対
側)を開口部6Bとされている。この包装紙6は二重に
折り曲げられた状態で中空軸に巻回され、巻回した包装
紙6の最終端、即ち、包装紙6の先端には図示しない硬
質部が設けられる。
【0011】他方、固形製剤包装機構101には前記収
納ケース側方に連続して図示しない案内レールが設けら
れており、この案内レールの終端部は湾曲し、そこにテ
ンションローラ7が設けられている。このテンションロ
ーラ7は案内レールの湾曲部分より離間する方向に移動
自在に取り付けられると共に、図示しないコイルバネ、
或いは板バネ等により所定の圧力で湾曲部分側に付勢さ
れている。また、このテンションローラ7の位置は図示
しないスイッチによって検出される。
【0012】係る、案内レールの湾曲部分の前方には所
定の間隔を存して引込ローラ16が設けられている。こ
の引込ローラ16は一対の幅狭のゴムローラ(天然ゴム
或いは合成ゴム等のローラ)から成り、引込モータ17
によって駆動される。
【0013】また、係る案内レールと引込ローラ16と
の間にはヒートシール機構8が設けられている。このヒ
ートシール機構8は、前記包装紙6の開口部6Bを熱溶
着により封止し、且つ、一服毎に仕切るもので、所定の
間隔で対向して設けられた一対の仮ヒータ9、9と、一
対の主ヒータ11、11とから構成されている。尚、こ
れらヒータ9、11は図示しない連結板にて連結されて
いる。また、前記下ホッパー部材2はこれらヒータ9、
11間の上方に位置している。
【0014】また、どちらか一方の仮ヒータ9或いは主
ヒータ11には図示しない作動装置が設けられており、
対向するどちらか一方に連動して仮ヒータ9と、主ヒー
タ11に圧接或いは離間自在に構成されている。そし
て、各仮ヒータ9と主ヒータ11を通電することによ
り、これらは所定の温度に発熱する。
【0015】また、主ヒータ11、11はそれぞれ垂直
部11A、11Aと平行部11B、11Bとから構成さ
れ、平行部11Bは仮ヒータ9と略同等の幅を呈してい
ると共に、垂直部11Aは平行部11Bの2倍の幅を呈
している。そして、仮ヒータ9で包装紙6の両側から挟
持して加熱することにより包装紙6の折部6A側から開
口部6Bの略中間まで熱溶着する。
【0016】また、主ヒータ11の垂直部11Aは仮ヒ
ータ9で加熱されて熱溶着された上を更に両側から挟ん
で包装紙6の折部6A側から開口部6Bまで熱溶着して
固定し、一方に開口部6Bを設けた小袋12Aを仮ヒー
タ9側に形成するように構成している。また、平行部1
1Bは仮ヒータ9と反対側の開口部6Bを熱溶着(この
場合、主ヒータ11から仮ヒータ9間の寸法)するよう
に構成されている。
【0017】係るヒートシール機構8で包装紙6を熱溶
着した後、前記引込ローラ16の回転により引込ローラ
16側(図8矢印方向)に所定距離移動、即ち、仮ヒー
タ9で熱溶着した部分が主ヒータ11まで移動(折部6
Aから開口部6Bまでの主ヒータ11の熱溶着部まで)
する。そして、主ヒータ11で包装紙6を熱溶着するこ
とにより、順次仮ヒータ9と主ヒータ11の垂直部11
Aの間に開口部6Bを設けた小袋12Aを形成すると共
に、引込ローラ16側に折部6A以外が熱溶着された小
袋12を形成するように構成されている。
【0018】また、主ヒータ11は仮ヒータ9の上の包
装紙6の折部6Aから開口部6Bまでを熱溶着する際、
熱溶着部の幅の略中心(折部6Aから開口部6B迄)に
ミシン目状の穴13を複数設けた切れ目を形成する。こ
れにより、包装紙6の三方(残りの一方は折部6A)が
熱溶着され、全周が閉塞された小袋12が形成されると
共に、ミシン目状の穴13の切れ目から切り離して小袋
12を分離できるように構成している。尚、テンション
ローラ7の手前には図示しないプリンタが設けられ、包
装する固形製剤の品名、用法などを移動する各小袋12
毎に印刷する。
【0019】以上の構成で動作を説明する。尚、前記収
納ケース内には前述の如き包装紙6が装填されているも
のとし、前記送出モータ、引込モータ17及び前記テン
ションローラ7のスイッチは前記制御装置に接続されて
いる。そして、包装紙6は所定の位置にセットされてい
るものとする。即ち、包装紙6は前記収納ケースから送
出され、前記案内レールに案内されて仮ヒータ9、主ヒ
ータ11の間を経て引込ローラ16に至る。
【0020】引込ローラ16の両ゴムローラは互いに圧
接しながら包装紙6を案内レール側より反対側(手前
側)方向に引っ張るので、包装紙6は引込ローラ16に
引き込まれ、図示しない取出口に引き出される。
【0021】ここで、前記送出モータと引込モータ16
の回転は、収納ケースより送出される包装紙6の移動量
より引込ローラ16で引き込む包装紙6の移動量の方を
多くして、収納ケースと引込ローラ16の間に所定の張
力を発生させている。これにより、案内レールと仮ヒー
タ9の間に位置する包装紙6はテンションローラ7を案
内レールの湾曲部分より離間する方向に移動させる。
【0022】係る、テンションローラ7の移動は前記ス
イッチにより検知され、制御装置が送出モータ及び引込
モータ16を停止する。この状態で仮ヒータ9と主ヒー
タ11の間の小袋12Aの開いた開口部6Bにシャッタ
ー装置102の各シャッター板103、104の垂直面
103B、104Bが挿入されている(図9)。また、
下ホッパー部材2の充填口3は図11の如く包装紙6の
上方に少許離間している。
【0023】尚、制御装置は一度テンションローラ7の
移動を検知して送出モータ及び引込モータ16を停止し
た場合、次に包装紙6が装填されるまで送出モータには
通電せず、引込モータ16のみ回転させる。
【0024】このように包装紙6を装着した後、固形製
剤包装装置に電源を投入すると、固形製剤の落下数を数
えるカウント値などはリセットされる。また、仮ヒータ
9及び主ヒータ11は所定の温度に加熱され、前記コン
ベアは通電されて駆動されているものとする。
【0025】作業者が医師の処方箋に基づき、例えば図
示しないインプット装置(パーソナルコンピュータ等)
に処方データを打ち込むと、当該固形製剤が収納された
タブレットケースの前記排出ドラムが回転駆動され、そ
の処方データにより指定された種類の固形製剤が一個ず
つホッパー或いはコンベア上に落下し、最終的に下ホッ
パー部材2に集められる。
【0026】タブレットケースから落下する固形製剤の
数は、フォトセンサの出力に基づき制御装置によってカ
ウントされ、カウントされた固形製剤の落下数が前記処
方データに基づく固形製剤の数に一致したら、排出ドラ
ムの回転を停止し、固形製剤の落下を終了する。
【0027】そして、このように下ホッパー部材2内に
集められた固形製剤は前記シャッター装置102の各シ
ャッター板103、104の水平面103A、104A
上に一旦保持される。
【0028】そして、一服分の固形製剤が全てシャッタ
ー板103、104上に保持された段階で、両シャッタ
ー板103、104の垂直面103B、104Bは離間
するように駆動される。このシャッター板103、10
4の動作により小袋12Aの開口部6Bは図9の如く大
きく開かれる。また、同時に水平面103A、104A
が充填口3外方に離間するので、下ホッパー部材2内に
集められた固形製剤は下方に位置する包装紙6の小袋1
2A中に投入される。
【0029】このように包装紙6の小袋12A中に固形
製剤が収納された後、シャッター装置102はシャッタ
ー板103、104の水平面103A、104Aによっ
て再び充填口3を閉じる。同時に各垂直面103B、1
04Bも密着するので、テンションローラ7の付勢力に
よって包装紙6の開口部6Bも閉じられる(実際には各
垂直面103B、104Bの厚み分は開いているが、こ
れらの厚みは極めて薄いので実質的に開口部6Bは閉じ
られる)。次ぎに、制御装置によって引込ローラ16を
作動させ、包装紙6を引っ張り、ヒートシール機構8に
て前述の如く熱溶着することにより、包装紙6の開口部
6Bをシール(封止)する。
【0030】そして、包装紙6の移動が停止すると、主
ヒータ11により再度包装紙6の熱溶着が行なわれ、固
形製剤が小袋12に包装されると同時に、シャッター装
置102が開き、次の一服分の固形製剤が下ホッパー部
材2より小袋12Aの中に収納される。これを繰り返す
ことにより処方データに基づいた種類の固形製剤が自動
的に所定数包装される。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
如き比較的小さい錠剤Mなどは包装紙6内に投入され、
シャッター装置102が閉じた段階で錠剤Mは整列され
るが、例えばカプセル剤Cなどの比較的寸法の大きい固
形製剤が図10に示す如く包装紙6の進行方向に長手方
向が直交する状態で、且つ、水平に落下した場合、カプ
セル剤Cは図11に示す如く包装紙6の中央部を左右に
押し広げるかたちで引っかかった姿勢となる。
【0032】この状態で包装紙6が引込ローラ16で引
き込まれ、その際の作用力によって長手方向が包装紙6
の進行方向或いは上下方向となるようにカプセル剤Cが
整列されると、そのときのカプセル剤Cの動きによって
包装紙6のテンションが変化し、プリンタによる印字が
縮んだり、伸びたりする印字不良が発生してしまう。
【0033】他方、包装紙6の移動によってもカプセル
剤Cが動かなかった場合には、上記プリンタの印字には
影響を及ぼさないものの、包装紙6が押し広げられたま
まその後のヒートシール機構8において熱溶着されるこ
とになるため、開口部6Bのシールが不良となり、空気
漏れが発生する危険性があった。
【0034】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、包装紙内に投入された固
形製剤の姿勢によって生じるシール不良や印字不良を未
然に回避することができる固形製剤包装装置を提供する
ことを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の固形製
剤包装装置は、一端にシール可能な開口部を有する包装
紙を備え、開口部より包装紙内に固形製剤を投入した
後、開口部をシールして包装するものであって、包装紙
内の固形製剤を整列させる整列手段を設けたものであ
る。
【0036】請求項1の発明によれば、包装紙内に開口
部から固形製剤を投入した後、開口部をシールして包装
する固形製剤包装装置において、包装紙内の固形製剤を
整列させる整列手段を設けたので、包装紙内に落下した
固形製剤の姿勢を正常な状態に整列させることができる
ようになる。これにより、例えば包装紙内で比較的大な
る固形製剤が引っかかった場合の如く、固形製剤の姿勢
に伴うシール不良や印字不良の発生を未然に回避するこ
とが可能となるものである。
【0037】請求項2の発明の固形製剤包装装置は、上
記において整列手段は、包装紙内に固形製剤を投入した
後、開口部をシールする前に作用することを特徴とす
る。
【0038】請求項2の発明によれば、上記において整
列手段は、包装紙内に固形製剤を投入した後、開口部を
シールする前に作用するようにしたので、開口部が閉じ
られた状態の包装紙内における固形製剤の姿勢を確実に
正常な状態に整列させることができるようになるもので
ある。
【0039】請求項3の発明の固形製剤包装装置は、上
記において整列手段は包装紙の外側から固形製剤に衝撃
を加える手段であることを特徴とする。
【0040】請求項3の発明によれば、上記に加えて整
列手段を、包装紙の外側から固形製剤に衝撃を加える手
段にて構成したので、この衝撃によって包装紙内で引っ
かかった固形製剤を落とし、正常な姿勢に整列させるこ
とが可能となる。特に、この場合には比較的簡単な構造
で実現できるので、コスト的にも有利となるものであ
る。
【0041】請求項4の固形製剤包装装置は、一端にシ
ール可能な開口部を有する包装紙を備え、充填口から排
出された固形製剤を開口部より包装紙内に投入した後、
シールして包装するものであって、充填口を開閉するシ
ャッター装置を備え、このシャッター装置は、充填口の
開放に連動して包装紙の開口部を拡開し、充填口の閉鎖
に伴って開口部を閉じると共に、包装紙の側面に対応す
る押圧部を有し、この押圧部はシャッター装置が開口部
を閉じる際に、包装紙内の固形製剤に衝撃を加えるもの
である。
【0042】請求項4の本発明によれば、充填口を開閉
するシャッター装置が、開口部の開放に連動して包装紙
の開口部を拡開するので、固形製剤を確実且つ円滑に包
装紙内に充填することができるようになる。また、シャ
ッター装置は充填口を閉じて投下された固形製剤を一旦
保持する役割も兼ねているので、部品点数の削減も図れ
る。
【0043】特に、このシャッター装置は包装紙の側面
に対応する押圧部を有し、この押圧部はシャッター装置
が開口部を閉じる際に、包装紙内の固形製剤に衝撃を加
えるので、固形製剤の投入後、開口部を閉じる際にこの
衝撃によって包装紙内で引っかかった固形製剤を落と
し、正常な姿勢に整列させることが可能となる。特に、
この場合にはシャッター装置が固形製剤の整列手段を兼
ねるので、コスト的にも有利となるものである。
【0044】請求項5の発明の固形製剤包装装置は、上
記において押圧部は包装紙の一方の側面外側にのみ設け
られているものである。
【0045】請求項5の発明によれば、上記に加えて押
圧部を包装紙の一方の側面外側にのみ設けているので、
シャッター装置を閉じて衝撃を加えても固形製剤が整列
しない場合でも、押圧部によって引っかかった固形製剤
を他方側に偏位させることができる。これにより、その
後の包装紙の移動で固形製剤をシール機構などに当接さ
せ、その衝撃によって整列させることが可能となるもの
である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の固形製剤包装装置1の
固形製剤包装機構14の斜視図、図2及び図3は下ホッ
パー部材2部分の断面図である。尚、以降の各図で説明
する本発明の固形製剤包装装置1の固形製剤包装機構1
4は、シャッター装置102以外図8〜図11に示した
従来の固形製剤包装機構101と同一の構造であるので
それらの説明は省略する。
【0047】即ち、本発明の固形製剤包装装置1は、病
院や調剤薬局などに設置されるものであり、図示しない
本体内上部に形成された固形製剤収納部と、その下方に
設けられた搬送機構と、その下側に設けられた固形製剤
包装機構14などから構成されている。そして、前記固
形製剤収納部内には複数のタブレットケース(図示せ
ず)が収納されている。
【0048】そして、本発明の固形製剤包装装置1の固
形製剤包装機構14のシャッター装置21は、下ホッパ
ー部材2の下側に取り付けられ、このシャッター装置2
1は水平面22Aと垂直面22Bを備えたシャッター板
22と、L字状の水平面23Aと垂直面23Bを備えた
シャッター板23とから成り、各垂直面22Bと23B
は対向している。
【0049】また、シャッター板22の水平面22Aの
下面には押圧部としての押圧板24が取り付けられてい
る。この押圧板24は水平面22Aから垂直面22Bと
少許間隔(包装紙6が通過できる間隔)を存して垂下
し、包装紙6の一方の側面の外側に対応している。押圧
板24は包装紙6の折部6A近傍まで延在すると共に、
包装紙6の進行方向に所定の幅を有した板材であり、そ
の下端部は包装紙6側に少許折曲されている。
【0050】そして、図示しないソレノイドを制御装置
によって制御することにより、各シャッター板22、2
3は駆動され、その垂直面22B、23Bが密着した状
態(図3)と、離間した状態(図1、図2)とに切り換
えられる。また、各垂直面22B、23Bが密着した状
態で、各水平面22A、23Aは下ホッパー部材2の充
填口3を閉塞する。更に、各垂直面22B、23Bは各
図に示す如く二つ折りした包装紙6の間に挿入可能に構
成されている。
【0051】以上の構成で動作を説明する。前述同様に
包装紙6などをセットして作業者が医師の処方箋に基づ
き、例えば図示しないインプット装置(パーソナルコン
ピュータ等)に処方データを打ち込むと、当該固形製剤
が収納されたタブレットケースの前記排出ドラムが回転
駆動され、その処方データにより指定された種類の固形
製剤が一個ずつホッパー或いはコンベア上に落下し、最
終的に下ホッパー部材2に集められる。
【0052】このように下ホッパー部材2内に集められ
た固形製剤は同様に前記シャッター装置21の各シャッ
ター板22、23の水平面22A、23A上に一旦保持
される。
【0053】そして、一服分の固形製剤が全てシャッタ
ー板22、23上に保持された段階で、両シャッター板
22、23の垂直面22B、23Bは離間するように駆
動される。このシャッター板22、23の動作により小
袋12Aの開口部6Bは図1の如く大きく開かれる。ま
た、同時に水平面22A、23Aが充填口3外方に離間
するので、下ホッパー部材2内に集められた固形製剤
(例えばカプセル剤C)は下方に位置する包装紙6の小
袋12A中に投入される。
【0054】このようにシャッター板22、23によっ
て小袋12Aの開口部6Bを拡開して固形製剤を投入す
るので、固形製剤を確実且つ円滑に包装紙6内に充填す
ることができるようになる。また、シャッター板22、
23は充填口3を閉じて投下された固形製剤を一旦保持
する役割も兼ねているので、部品点数の削減が図れる。
【0055】このように包装紙6の小袋12A中に固形
製剤が収納された後、シャッター装置21はソレノイド
によって駆動され、シャッター板22、23の水平面2
2A、23Aによって再び充填口3を閉じる。同時に各
垂直面22B、23Bも密着するので、テンションロー
ラ7の付勢力によって包装紙6の開口部6Bも閉じられ
る(実際には各垂直面22B、23Bの厚み分は開いて
いるが、これらの厚みは極めて薄いので実質的に開口部
6Bは閉じられる)。次ぎに、制御装置によって引込ロ
ーラ16を作動させ、包装紙6を引っ張り、ヒートシー
ル機構8にて前述の如く熱溶着することにより、包装紙
6の開口部6Bをシール(封止)する。
【0056】このように、固形製剤の充填後はシャッタ
ー板22、23により包装紙6の開口部6Bを閉じるの
で、折り曲げられた包装紙6上部のズレの発生が少なく
なり、熱溶着時に皺ができ難くなる。また、充填された
固形製剤も小袋12A内で動き難くなるので、熱溶着時
に固形製剤がヒートシール機構8に噛み込まれ、潰され
る危険性も少なくなる。
【0057】更に、前述の如くヒートシール機構8の仮
ヒータ9は包装紙6の折部6A側から開口部6B側間の
略中間迄熱溶着し、その上方を熱溶着していないので、
シャッター装置21を上昇させることなく、包装紙6を
引込ローラ16で引き込むことができる。そして、包装
紙6の移動が停止すると、主ヒータ11により再度包装
紙6の熱溶着が行なわれ、固形製剤が小袋12に包装さ
れると同時に、シャッター装置21が開き、次の一服分
の固形製剤が下ホッパー部材2より小袋12Aの中に収
納される。これを繰り返すことにより処方データに基づ
いた種類の固形製剤が自動的に所定数包装される。
【0058】ここで、前述の如くシャッター装置21を
閉じる際、押圧板24はシャッター板22とと共に図2
中矢印の如く包装紙6内のカプセル剤C方向に迅速に移
動されるので、このカプセル剤Cを包装紙6の側面外側
から叩くかたちとなる。
【0059】従って、例えば図2に示す如く包装紙6内
のカプセル剤Cの長手方向が包装紙6の進行方向に直交
し、且つ、水平な姿勢で引っかかったような場合でも、
押圧板24に叩かれることによる衝撃によって向きを変
えられ、図3に示す如く例えば長手方向が包装紙6の進
行方向に向くように整列されることになる。
【0060】これにより、カプセル剤Cの姿勢に伴うそ
の後のシール不良や前述したプリンタの印字不良の発生
を未然に回避することが可能となる。
【0061】ここで、シャッター装置21を閉じても図
4に示す如くカプセル剤Cの姿勢が正常な状態に直らな
かった場合、押圧板24はシャッター板22に取り付け
られている関係上、カプセル剤Cはこの押圧板24に押
されて図5に示す如くシャッター板23側に偏位した恰
好となる。そのため、その後引込ローラ16によって包
装紙6が移動されると、カプセル剤Cは後段のヒートシ
ール機構8の主ヒータ11に当接し(図6)、その衝撃
によって正常な状態に整列することになる。
【0062】ここで、押圧板24の包装紙6の進行方向
の幅寸法が小さい場合、主ヒータ11との間隔が開き過
ぎて図7に示す如くカプセル剤Cが主ヒータ11に当接
するまで偏位させて置くことができなくなる。従って、
押圧板24の幅寸法は図5或いは図6に示す如き値に設
定する必要がある。
【0063】尚、実施例ではシャッター装置21のシャ
ッター板22、23の垂直面22B、23Bを包装紙6
内に挿入し、それらを離間・密着させることによって、
開口部6Bを開閉するようにしたが、それに限らず、包
装紙6の外面に真空吸着などによって着脱自在に密着さ
せ、両者を離間・近接させることにより、開口部6Bを
開閉するようにしても良い。係る構成によれば、固形製
剤の充填後に開口部6Bを完全に閉鎖することも可能と
なる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、包装紙内に開口部から固形製剤を投入した後、開口
部をシールして包装する固形製剤包装装置において、包
装紙内の固形製剤を整列させる整列手段を設けたので、
包装紙内に落下した固形製剤の姿勢を正常な状態に整列
させることができるようになる。これにより、例えば包
装紙内で比較的大なる固形製剤が引っかかった場合の如
く、固形製剤の姿勢に伴うシール不良や印字不良の発生
を未然に回避することが可能となるものである。
【0065】請求項2の発明によれば、上記において整
列手段は、包装紙内に固形製剤を投入した後、開口部を
シールする前に作用するようにしたので、開口部が閉じ
られた状態の包装紙内における固形製剤の姿勢を確実に
正常な状態に整列させることができるようになるもので
ある。
【0066】請求項3の発明によれば、上記に加えて整
列手段を、包装紙の外側から固形製剤に衝撃を加える手
段にて構成したので、この衝撃によって包装紙内で引っ
かかった固形製剤を落とし、正常な姿勢に整列させるこ
とが可能となる。特に、この場合には比較的簡単な構造
で実現できるので、コスト的にも有利となるものであ
る。
【0067】請求項4の本発明によれば、充填口を開閉
するシャッター装置が、開口部の開放に連動して包装紙
の開口部を拡開するので、固形製剤を確実且つ円滑に包
装紙内に充填することができるようになる。また、シャ
ッター装置は充填口を閉じて投下された固形製剤を一旦
保持する役割も兼ねているので、部品点数の削減も図れ
る。
【0068】特に、このシャッター装置は包装紙の側面
に対応する押圧部を有し、この押圧部はシャッター装置
が開口部を閉じる際に、包装紙内の固形製剤に衝撃を加
えるので、固形製剤の投入後、開口部を閉じる際にこの
衝撃によって包装紙内で引っかかった固形製剤を落と
し、正常な姿勢に整列させることが可能となる。特に、
この場合にはシャッター装置が固形製剤の整列手段を兼
ねるので、コスト的にも有利となるものである。
【0069】請求項5の発明によれば、上記に加えて押
圧部を包装紙の一方の側面外側にのみ設けているので、
シャッター装置を閉じて衝撃を加えても固形製剤が整列
しない場合でも、押圧部によって引っかかった固形製剤
を他方側に偏位させることができる。これにより、その
後の包装紙の移動で固形製剤をシール機構などに当接さ
せ、その衝撃によって整列させることが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固形製剤包装装置のシャッター装置に
より包装紙を開いた状態の斜視図である。
【図2】シャッター装置により包装紙を開いた状態の図
1の固形製剤包装装置の下ホッパー部材部分の断面図で
ある。
【図3】シャッター装置により包装紙を閉じた状態の図
1の固形製剤包装装置の下ホッパー部材部分の断面図で
ある。
【図4】シャッター装置を閉じてもカプセル剤が包装紙
内で引っかかったままの状態を示す図である。
【図5】包装紙の移動によってカプセル剤の姿勢が整列
される状態を示す押圧板部分の平面図である。
【図6】同じく包装紙の移動によってカプセル剤の姿勢
が整列される状態を示す押圧板部分の平面図である。
【図7】幅の狭い押圧板の場合の押圧板部分の平面図で
ある。
【図8】従来の固形製剤包装装置のヒートシール機構部
分の側面図である。
【図9】図8の固形製剤包装装置のシャッター装置によ
り包装紙を開いた状態の斜視図である。
【図10】図8の固形製剤包装装置の下ホッパー部材の
平面図である。
【図11】シャッター装置により包装紙を閉じた状態の
図8の固形製剤包装装置の下ホッパー部材部分の断面図
である。
【符号の説明】
1 固形製剤包装装置 2 下ホッパー部材 3 充填口 6 包装紙 6B 開口部 8 ヒートシール機構 11 主ヒータ 14 固形製剤包装機構 21 シャッター装置 22、23 シャッター板 24 押圧板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にシール可能な開口部を有する包装
    紙を備え、前記開口部より包装紙内に固形製剤を投入し
    た後、前記開口部をシールして包装する固形製剤包装装
    置において、 前記包装紙内の固形製剤を整列させる整列手段を設けた
    ことを特徴とする固形製剤包装装置。
  2. 【請求項2】 前記整列手段は、包装紙内に固形製剤を
    投入した後、前記開口部をシールする前に作用すること
    を特徴とする請求項1記載の固形製剤包装装置。
  3. 【請求項3】 前記整列手段は前記包装紙の外側から前
    記固形製剤に衝撃を加える手段であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の固形製剤包装装置。
  4. 【請求項4】 一端にシール可能な開口部を有する包装
    紙を備え、充填口から排出された固形製剤を前記開口部
    より包装紙内に投入した後、シールして包装する固形製
    剤包装装置において、 前記充填口を開閉するシャッター装置を備え、このシャ
    ッター装置は、前記充填口の開放に連動して前記包装紙
    の開口部を拡開し、前記充填口の閉鎖に伴って前記開口
    部を閉じると共に、前記包装紙の側面に対応する押圧部
    を有し、この押圧部は前記シャッター装置が開口部を閉
    じる際に、前記包装紙内の固形製剤に衝撃を加えること
    を特徴とする固形製剤包装装置。
  5. 【請求項5】 押圧部は前記包装紙の一方の側面外側に
    のみ設けられていることを特徴とする請求項4の固形製
    剤包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018177234A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 株式会社タカゾノテクノロジー 薬剤包装装置

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