JP4159349B2 - 薬剤供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院や調剤薬局などにおいて、タブレットケースに収納された薬剤を医師の処方箋により指定された数量だけ包装する薬剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より病院や調剤薬局においては、薬剤供給装置(錠剤包装装置)を用いて、医師により処方された薬剤を患者に提供している。係る方式では処方箋に記載された数量の薬剤(錠剤、カプセル剤など)をタブレットケース(錠剤収納供給体)内の排出ドラム(整列盤)から1個ずつ排出し、ホッパーにより集め、その後、ノズルを介して包装紙(薬包シート)に放出して投入し、一包毎に包装するものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−11805号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ロール状に巻回された包装紙は通常上端が開き、下端で折られた(半折り)断面略V字状を呈しており、ノズルは係る包装紙内に上方から挿入されるものであるが、このノズルの寸法によって包装紙に弛みや皺が発生し、包装状態が不良となる問題があった。
【0005】
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、ノズルによって包装紙に弛みや皺が発生し難い構造とした薬剤供給装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬剤供給装置は、薬剤を収納するタブレットケースと、上端が開き、下端で折られた状態でロール状に巻回された包装紙とを備え、タブレットケースから排出された薬剤を包装紙にて包装するものであって、連続して引き出された包装紙内に、タブレットケースから排出された薬剤を投入するためのノズルと、該ノズルから薬剤が投入された包装紙の上端開口を熱溶着によりシールし、且つ、一包毎に区画するための熱シール手段と、この熱シール手段に設けられ、ノズルから薬剤が投入され、熱シール手段により溶着される包装紙の上端開口を閉じる方向に当該包装紙にテンションを加えるテンション付与手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、連続して引き出された包装紙内に、タブレットケースから排出された薬剤を投入するためのノズルと、このノズルから薬剤が投入された包装紙の上端開口を熱溶着によりシールし、且つ、一包毎に区画するための熱シール手段と、ノズルから薬剤が投入され、熱シール手段により溶着される包装紙の上端開口を閉じる方向に当該包装紙にテンションを加えるテンション付与手段とを備えたので、包装紙の熱溶着時に皺がよってしまうのを防止することが可能となる。これにより、包装紙の上端開口のシール性を好適に改善することができるようになるものである。
【0008】
請求項2の発明の薬剤供給装置は、上記において、テンション付与手段は、熱シール手段を構成する一方のヒータに設けられ、熱シール手段を構成する他方のヒータ側に移動自在とされた移動部材と、この移動部材を常時他方のヒータ側に付勢する弾性材とから構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明によれば、上記において、テンション付与手段は、熱シール手段を構成する一方のヒータに設けられ、熱シール手段を構成する他方のヒータ側に移動自在とされた移動部材と、この移動部材を常時他方のヒータ側に付勢する弾性材とから構成されているので、包装紙に必要以上のテンションが加わってしまうのを防止することが可能となる。これにより、付与したテンションによって包装紙が損傷してしまうのを確実に防止することができるようになるものである。
【0010】
特に、弾性材によって移動部材を付勢しているので、包装紙に投入された薬剤の大きさや数量が異なった場合でも包装不良の発生を効果的に抑制することができるようになるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の実施例の薬剤供給装置1の斜視図(天板1Aを除く)、図2は各棚2・・の扉パネル6を取り外し、下パネル4を開放した状態の薬剤供給装置1の正面図、図3は薬剤供給装置1の縦断側面図である。
【0012】
本発明の薬剤供給装置1は、病院や調剤薬局などに設置されるものであり、横長矩形状の本体7と後述する制御用のパソコンとから構成される。本体7は、相互に分離可能な上部構造体7Aと下部構造体7Bとから構成されており、下部構造体7B上に上部構造体7Aが積層されて連結された構造とされている。そして、この上部構造体7A内には後述するタブレットケース3を収納するために前方並びに上下が開放したケース収納部8が構成され、このケース収納部8の天面は着脱可能な天板1Aにて閉塞されている。
【0013】
また、下部構造体7Bは前面及び上面が開放しており、上面において上部構造体7Aと連通する。そして、この下部構造体7B内には後述する充填装置として包装機13等が収納設置されると共に、前面の開口は観音開き式の下パネル4、4によって開閉自在に閉塞されている。
【0014】
前記上部構造体7Aのケース収納部8内には、左右4列、上下5段(合わせて20個)の棚2・・・が架設されている。各棚2の前端には扉パネル6がそれぞれ取り付けられており、全ての棚2・・・がケース収納部8内に収納された状態で各扉パネル6・・・が上部構造体7A(ケース収納部8)の前面開口を閉塞する。棚2の中央には上下に開放した通路9が前後に渡って形成されており、この通路9の左右両側には図示しないがタブレットケース3の駆動ベースが8個ずつ(合計16個)前後方向に並設して取り付けられている。
【0015】
尚、タブレットケース3はこの駆動ベースとその上に連結される着脱自在の図示しない収納容器とから構成される。このタブレットケース3の駆動ベース内にはこれもまた図示しないがドラムモータと光学式の薬剤検出センサが取り付けられ、また、排出シュートが形成されている。そして、この排出シュートは前記通路9内に連通開口している。また、図1において111はコントロールパネルである。
【0016】
一方、タブレットケース3の収納容器は上面を開口しており、この開口は開閉自在の蓋にて閉塞されている。また、収納容器内底部には排出ドラムが取り付けられており、この排出ドラムの側面周囲には複数の縦溝が所定の間隔で形成されている。この排出ドラムが前記ドラムモータで回転され、薬剤が1個ずつ排出シュートから通路9に排出される。この薬剤の排出は前記薬剤検出センサで検出され、カウントされることになる。
【0017】
このように複数のタブレットケース3・・・が取り付けられた棚2は、ケース収納部8内に引き出し自在に収納されている。この棚2の後端にはタブレットケース3・・のドラムモータに通電を行い、薬剤検出センサからの出力を伝達するためのハーネス28が設けられている。
【0018】
また、各棚2・・・がケース収納部8内に収納された状態で、上下に位置する各棚2・・・の通路9は相互に対応し、それによって上下に連通した一連のシュート32を構成する。従って、実施例では上下に渡る左右4列のシュート32・・・がケース収納部8内に構成されることになる。
【0019】
一方、本体7の下部構造体7B内下部には、前述した如く包装機13(充填装置)が収納されている。この包装機13の構造については後に詳述するが、包装機13は図3に示す如く下部構造体7B内の底面左右に取り付けられた引出レール47、47に着脱可能にネジ止めされている。これにより、包装機13は、下パネル4、4を開放した状態で、下部構造体7B内から前方に引出自在とされ、更に、引き出した状態で当該引出レール47、47に着脱可能とされている。尚、48はこの包装機13と下部構造体7B間に着脱自在にコネクタ接続された包装機用のハーネスであり、当該包装機13の引出量を充分に許容できる長さを有している。
【0020】
この下部構造体7B内の上部には二つの開閉板53、53が左右に並設されている。各開閉板53、53はその上方の前記シュート32・・・の下方に対応しており、向かって右側の開閉板53は向かって右端及びその左側のシュート32、32に、向かって左側の開閉板53は向かって左端及びその右側のシュート32、32に対応している。そして、各シュート32・・・から後述するホッパー54に落下する薬剤を一時受け止める役割を果たすものである。
【0021】
そして、各開閉板53、53の下方に対応して前記ホッパー54が下部構造体7B内に設けられている。このホッパー54は、上面が広く開口し、下端に向けて窄まった矩形漏斗状を呈しており、前記各シュート32・・・から落下して開閉板53、53を通過した薬剤を受け止め、下端開口54Aから排出するものである。
【0022】
そして、このホッパー54の上端左右は下部構造体7B内の上部左右に取り付けられた引出レール56、56に着脱可能にネジ止めされると共に、各開閉板53、53も引出レール56、56の上側に位置して当該引出レール56、56に着脱可能にネジ止めされる。これによって、ホッパー54及び開閉板53、53は、下パネル4、4を開放した状態で、下部構造体7B内から前方に同時に引出自在とされ、更に、引き出した状態で当該引出レール56、56に着脱可能とされている。尚、図示しないが開閉板53用の着脱自在のハーネスも設けられており、このハーネスも当該開閉板53の引出量を充分に許容できる長さを有している。
【0023】
このような構造としたことにより、タブレットケース3の交換や各通路9・・により構成されるシュート32・・・、ホッパー54の清掃、包装機13の部品交換などのメンテナンスを行う場合には、それらを本体7の上部構造体7A或いは下部構造体7Bから引き出しておいて、着脱作業を行うことができるようになる。
【0024】
これにより、薬剤供給装置1のメンテナンス作業性を著しく改善し、円滑な薬剤充填を実現することが可能となる。特に、タブレットケース3は棚2ごと上部構造体7Aから複数同時に引き出し、且つ、その収納容器を着脱可能に取り付けられているので、タブレットケース3の収納容器の交換作業性が一段と向上する。
【0025】
更に、開閉板53、53も下部構造体7Bから引き出し、且つ、着脱可能に取り付けたので、ホッパー54に落下する薬剤を一時受け止めるための開閉板53、53のメンテナンス作業性も改善することができるようになる。特に、開閉板53、53とホッパー54を、下部構造体7Bから同時に引き出し可能に取り付けたので、開閉板53及びホッパー54をメンテナンスする際の作業性を一段と向上させることができるようになる。
【0026】
また、下部構造体7B内の上部中央には、前記両開閉板53、53の間に位置して追加薬剤フィーダ(UTC)57が取り付けられている。この場合、追加薬剤フィーダ57は、下パネル4、4に覆われずに独自に前方に引き出し、且つ、着脱自在に取り付けられている(図1)。この追加薬剤フィーダ57は、追加の薬剤を任意に供給するためのフィーダであり、このフィーダ57は前記ホッパー54内に連通している。
【0027】
次に、図4を用いて前記包装機13の構成について説明する。71は熱溶着可能な包装紙72(容器を構成する)を巻回したロールであり、73はプリンタ、74はホッパー54の下端開口54Aに取り付けられたノズル、76はシリコンゴムから成る熱シールヘッド、77はロール71から引き出された包装紙72を搬送するローラ、79は包装紙72を切断するカッター、81は分包化されて切断された包装紙72を下パネル4に設けられた取出口82(図1)まで搬送するコンベアであり、包装紙72の搬送経路に沿って順次設けられている。尚、83は所定の間隔を存して設けられた一対のヒータ29、30を有する熱シールヘッド76(本発明の熱シール手段に相当)とを動作させるためのモータであり、78はローラ77を駆動するモータ、84はコンベア81のモータである。
【0028】
ロール71に巻回された包装紙72は上面が開き、下端で折られた(半折り)断面略V字状を呈しており、ローラ77等によってロール71から一旦右斜め上方に引き出され、更に、そこから向かって右斜め下方に引き出された後、プリンタ73により後述する如くその表面に印字が成される。次に、ノズル74から放出された薬剤が包装紙72内に投入され、熱シールヘッド76による熱溶着で、包装紙72は一包毎に区画される。区画されて分包化された包装紙72は次にカッター79で切断され、コンベア81で向かって左上方の取出口82に搬送されるものである。
【0029】
この場合、包装紙72は図5に示す如く筒状の軸管70(合成樹脂製)の周囲に巻回されてロール71とされており、係るロール71は前から見て右斜め上方に約20度の角度で傾斜した取付板101の下部に設けられた包装紙送出機構102に着脱自在に装着されている。この包装紙送出機構102は、図6に示す如く円盤状のベース板103と、このベース板103の中心から突出した係合軸104と、ベース板103の下側に対応して設けられたガイド板106と、ベース板103の下側に当接する図示しないブレーキ機構などから構成されている。
【0030】
前記係合軸104は金属若しくは合成樹脂から成り、その側面には図6に示すように複数の係合突条107・・が形成されている。各係合突条107・・は係合軸104の軸方向(係合軸104は図4、図5でベース板103から斜め左上の方向に突出している。)に対して所定の角度で交差するように傾斜して形成されると共に、この傾斜は係合軸104の先端からベース板103に向けて、係合軸104及びベース板103の回転方向(図6に矢印で示す)に向けて延在するようにつけられている。また、係合軸104の先端は先細りとなるように所定のテーパー形状とされ、そこにテーパー部108が形成されている。
【0031】
一方、包装紙72が巻回されたロール71の軸管70の内径は上記係合軸104の側面に密接して係合可能な寸法とされている。また、軸管70の内面には、前記係合軸104の各係合突条107・・が係合可能な深さを有し、且つ、同方向に傾斜した係合溝109・・が複数形成されている(図5における破線は手前側の係合溝109を示す仮想線である)。
【0032】
他方、ガイド板106は図5に示す如くベース板103から少許離間して配置されており、少なくとも係合軸104の下方(図5では左斜め下方)に対応しているそして、係る包装紙送出機構102に包装紙72のロール71を装着する場合には、先ず、図5の上側に示す如くロール71をガイド板106に載せ、軸管70と係合軸104との位置合わせをする。尚、この場合、ガイド板106を、係合軸104に対応部分が最も低くなるような湾曲形状としてもよい。係る構成とすれば位置合わせは一層容易となる。
【0033】
この状態でロール71をベース板103方向に移動させると、軸管70の下面上側の内縁が図5の上側に示すように係合軸104のテーパー部108に当接する(ベース板103とガイド板106との位置関係はロール71の寸法に応じて上記の如くなるように適当に設定されている)。そして、更に包装紙72のロール71をベース板103方向に移動させれば軸管70はテーパー部108に案内され、ガイド板106から離れて持ち上がり、その軸中心が係合軸104の軸中心に合致する。このようにテーパー部108とガイド板106を設けたことで、ロール71の位置合わせが極めて容易となる。
【0034】
次に、ロール71を多少図6の矢印方向に回転させると、やがて軸管70内面の係合溝109・・が係合軸104の係合突条107・・に合致するので、ロール71を図6の矢印方向にねじ込むように回転させて押し込めば、係合突条107・・は係合溝109・・内に進入して着脱可能に係合する(図5の右側の状態)。そして、ロール71は最終的にベース板103の上面に載置されて装着される。
【0035】
ここで、前述の如く係合軸104の係合突条107・・はベース板103及び係合軸104の回転方向に向けてベース板103方向に傾斜するように延在しているので、後述する如く包装紙72が送り出される際に軸管70及び係合軸104に作用する力は、係合突条107・・と係合溝109・・との噛み合い係合を更に締め付ける方向に働く。これにより、係合軸104の少ない突出寸法(実施例ではテーパー部108の下端までの高さ寸法は10mm)でもロール71の脱落が防止できるようになる。
【0036】
尚、この実施例では取付板101の傾斜により、係合軸104は45度で斜め上方に突出しているが、それに限らず、水平(その場合はベース板103は垂直方向となる)を含む更に少ない角度で斜め上方に突出するような構造でもよい。
【0037】
次に、図7はロール71を図4の斜め左上方から正視した図を示している。ロール71とプリンタ73との間の経路における取付板101上には、テンション付与機構113が設けられている。このテンション付与機構113は、金属製の基部114及びこの基部114から突出し、前記包装紙72の幅よりも充分長い寸法を有する金属製の丸棒(断面が円形)から成る棒状体116から成る作用部121と、前記基部114から両側に突出して設けられた一対のローラ117、117と、各ローラ117、117が滑動自在に係合する一対のレール118、118と、テンションピン119から構成されている。
【0038】
前記作用部121はそれ自体所定の重量を有している。また、レール118、118は取付板101の傾斜する方向に設けられ、図4では右上から左下(上下方向。尚、垂直方向でもよい。)に向かって延在している。これにより、棒状体116を含む作用部121は、ローラ117、117の滑動により、レール118、118に沿って自重により上下方向に移動自在とされている。また、テンションピン119はレール118、118を挟んでロール71の反対側上部に位置しており、後述する如く棒状体116が包装紙72を押し下げる状態で、その左右が略対称となる位置に設けられている(図7)。これにより、棒状体116の左右の包装紙72に略均等の力が付与されるように構成されている。
【0039】
以上の構成で、ロール71から引き出された包装紙72はテンション付与機構113の棒状体116の下側を通り、テンションピン119の上側からプリンタ73に至るように引き回される。これにより、作用部121が自重により降下する力は、棒状体116が包装紙72を押し下げる力となるので、包装紙72にはテンションが付与される。
【0040】
そして、前述したローラ77等によってロール71から包装紙72が引き出される際、その引っ張り力により作用部121は図7に破線で示すように包装紙72にて持ち上げられる。また、引っ張り力が弱まれば作用部121は再び降下する(図7に実線で示す状態)。これによって、包装紙72にテンションを付与して皺の発生を防止するものであるが、前述の如くテンション付与機構113の作用部121は、上下方向に移動して自重により、引き出された包装紙72にテンションを付与するので、包装紙72に付与されるテンションは作用部121の動作位置によって左右されない。
【0041】
これにより、ロール状に巻回され、連続して引き出された包装紙72に常時一定のテンションを均一に付与できるようになり、皺の発生と、過剰なテンションによる切断の発生の双方を効果的に解消することができる。特に、テンション付与機構113を、包装紙を押し下げる作用部121と、この作用部121に設けられたローラ117、117と、ローラ117、117が滑動自在に係合する上下方向のレール118、118とを備えて構成されているので、作用部121及びローラ117、117はレール118、118に沿って自重により円滑に移動し、常時安定したテンションを包装紙72に付与することができるようになる。
【0042】
次に、前記ノズル74は図8に示す如く略垂直に設けられている。このノズル74は上下が開口した矩形筒状を呈しており、その先端(下部)の出口部分は手前側に寄せて前後の幅が入口より狭い狭幅部122とされ、この狭幅部122の下端がノズル74内に構成される薬剤落下通路出口として開口している(実施例のノズル74内上部の薬剤落下通路の奥行き内寸は30mm、狭幅部122は18mm)。包装紙72の深さ(幅)寸法は通常74mmと43mmのものが使用されるが、この浅い方の包装紙72でもノズル74を挿入できるように狭幅部122は形成されている。
【0043】
そして、この狭幅部122には包装紙ガイド123が外側から取り付けられている。この包装紙ガイド123は先細りの断面略V字状を呈しており、包装紙72の進行方向(左上から右下方への45度傾斜方向)に対して直交する向きとされている(図9)。また、包装紙ガイド123は包装紙72の進行方向における前後面(図4では左右面)が開放しており、これにより、ノズル74内に落下した薬剤は包装紙ガイド123の前下側(図9では右下側、図8では手前側に123Aで示す。)の開口面から下方に通過可能となる(図9に破線矢印で示す)。
【0044】
そして、係るノズル74の上端開口は前記ホッパー54の下端開口54Aに対向し、ノズル74は包装紙ガイド123の下端から包装紙72内に挿入される。この場合、包装紙ガイド123は断面V字状を呈しているので、前述の如く半折りされた包装紙72の上面開口側から挿入し易い。尚、この場合ノズル74を包装紙72の進行方向に対してスライドできるようにして置けば、包装紙ガイド123を包装紙72内に挿入する作業が更に容易となる。
【0045】
また、ノズル74が包装紙72内に挿入されることで、その前後方向の寸法分、包装紙72は図8に破線で示すように進行方向左右に膨らむかたちとなるが、先細りの包装紙ガイド123が取り付けられて包装紙72内に挿入されるので、包装紙72に生じる皺や弛みは防止若しくは最小限に抑えられる。
【0046】
このようにノズル74が包装紙72内に挿入されることで、ホッパー54にて受け止められた薬剤はノズル74内に入った後、内部に構成される薬剤落下通路を経て包装紙ガイド123の前記開口面を通過し、包装紙72内に投入されることになる(図9)。このとき、包装紙72の底部は包装紙ガイド123によって膨らむことになるので、多量の薬剤を投入しても弛みや皺が生じる不都合が防止若しくは抑制される。
【0047】
また、ノズル74が包装紙72内に挿入されることで、その前後方向の寸法分、包装紙72は図8に破線で示すように進行方向左右に膨らむかたちとなるが、先細りの包装紙ガイド123が取り付けられて包装紙72内に挿入されるので、包装紙ガイド123が包装紙72を膨らませた状態で保持でき、包装紙72に生じる皺や弛みは防止若しくは最小限に抑えられる。
【0048】
このようにノズル74が包装紙72内に挿入されることで、ホッパー54にて受け止められた薬剤はノズル74内に入った後、内部に構成される薬剤落下通路を経て包装紙ガイド123の前記開口面を通過し、包装紙72内に投入されることになる(図9)。このとき、包装紙72の底部は包装紙ガイド123によって膨らむことになるので、多量の薬剤を投入しても弛みや皺が生じる不都合が防止若しくは抑制される。
【0049】
前記ノズル74の狭幅部122下端における熱シールヘッド76側には包装紙整形板(包装紙整形手段)140が設けられている(図8)。ここで、包装紙72は底部に多量の薬剤が投入された状態で熱シールヘッド76(ヒータ29、30)により開口部が閉じられて熱溶着(開口部の熱溶着は後述詳述する)されると、投入された多量の薬剤によって包装紙72の開口部は包装紙ガイド123にて押し広げられているので、どうしても綺麗に閉じなくなる。そこで、包装紙整形板140は、底部に多量の薬剤が投入された包装紙72の開口を予め所定の間隔まで閉じてから、熱シールヘッド76に送り、そこで開口部を閉じて熱溶着できるように構成されている。
【0050】
この包装紙整形板140は、上板141と、この上板141の熱シールヘッド76側の端部に連続して設けられた縦板142とから構成されている。上板141の一端側は狭幅部122の下端に接続されて包装紙72の進行方向に延在している。また、縦板142は上板141の他端側が折曲されて下方の包装紙72側に延在すると共に、包装紙72と直交している。この縦板142には整形部142Aが下から切り込まれて形成されており、この整形部142Aの上部(上板141側)にて開口した包装紙72上縁を熱シールヘッド76で綺麗に閉じることができるよう、当該整形部142Aの上部は窄まり、下部は底部に多量の薬剤が投入された包装紙72に接触しない程度に拡開している。即ち、整形部142Aは縦板142の下側から逆V字状に切り欠かれている。また、整形部142Aの上部は、包装紙72の上端より所定距離離間して包装紙72の開口端に接触しないように構成されると共に、整形部142Aは、包装紙ガイド123の前下側123Aと熱シールヘッド76との略中間に位置している。
【0051】
更に、係るノズル74内には図10に示す如きシャッター126が設けられている(この図では前記包装紙ガイド123は省略している)。このシャッター126はノズル74内奥側上部に位置する駆動軸127にて上端部が回動駆動される第1のシャッター板128と、回転軸129にてこの第1のシャッター板128の先端に回転自在に連結された第2のシャッター板131とから構成されている。また、ノズル74の側壁には第1のシャッター板128の回動に伴う回転軸129の回動軌跡に合致したガイド溝132が形成されている。
【0052】
シャッター126の第1のシャッター板128は図10の如く上方に回動された状態でその先端の回転軸129がノズル74内壁に当接し、これによって第1のシャッター板128はノズル74内の薬剤落下通路を閉鎖する(図10)。このとき、第2のシャッター板131は図10に示すように内側に少許傾斜した状態で自重により吊り下がっている。
【0053】
係るシャッター126はホッパー54からノズル74に排出された薬剤を一時受け止めるものであるが、包装の際、このシャッター126を開いて薬剤を落下させるとき、第1のシャッター板128は図示しないソレノイドやモータなどの駆動手段により駆動軸127を中心として図10中反時計回りに回動され、図10の閉鎖状態から最終的に図11の如く垂下した開放状態とされる。この状態ではノズル74内の薬剤落下通路は開放される。このとき、第2のシャッター板131の先端は狭幅部122の始点となる上端の角部122A(薬剤落下通路が狭くなる箇所)に当接し、回転軸129を中心として時計回りに回転した傾斜状態となる。また、閉鎖するときは上記駆動手段により第1のシャッター板128が各図の時計回りに回動されて図10の状態に復帰する。
【0054】
ここで、薬剤は最大のものになると25mm程の長さを有する。従って、シャッター126を開いて薬剤を落下させる際、図11に示すように当該薬剤が略水平な状態で狭幅部122に進入しようとすると、その幅が狭いことにより詰まってしまう。このとき、前述の如く第2のシャッター板131は狭幅部122の角部122Aに当接してその下端は図11の如く狭幅部122の入口にあるので、詰まった薬剤はこの第2のシャッター板131の下端上にあることになる。
【0055】
この状態から第1のシャッター板128が閉鎖方向に回動されると、その途中で図12の如く第2のシャッター板131は図11の状態から同図中反時計回りに揺動するので、図11の状態の薬剤の向かって右端を下げるなどの作用力を及ぼす。これにより、詰まった薬剤は姿勢を変えるので、図12に示すように狭幅部122内に落下していくことになる。
【0056】
尚、図11では1個の薬剤が詰まった状態を示したが、数個詰まったときには第2のシャッター板131の揺動がこれらを崩すかたちとなる。何れにしても、係るシャッター126の構造により大型の薬剤の詰まりを解消できる。但し、これでも詰まりが解消しない場合には、図示しない制御装置が警報を発生することになる。
【0057】
また、前記制御装置は前記駆動手段により係る薬剤が詰まりにくいタイミングでシャッター126を開閉するものであるが、当該駆動手段を緩慢に動作させることにより、薬剤への衝撃を緩和し、また、跳ね返りを防止する。この方法としてはソレノイドへの入力電圧を徐々に印加する方法や、所定の機械的ダンパーを設けるなどの方法がある。
【0058】
他方、熱シールヘッド76には本発明のテンション付与手段が設けられている。このテンション付与手段は、熱シールヘッド76により溶着される包装紙72の上端開口を閉じる方向にテンションを加えるものであり、移動部材143と、この移動部材143を包装紙72側に付勢する板バネ144(本発明の弾性材に相当)とから構成されている(図13)。
【0059】
移動部材143は、熱シールヘッド76の一方のヒータ30のノズル74側の側面に位置して他方のヒータ29側に移動自在に設けられている。移動部材143には、所定の間隔を存して一対の長穴145、145(他方のヒータ29方向に長い)が設けられており、この長穴145、145にはネジ146、146が移動自在に挿通されて一方のヒータ30の側面(整形部142A側)に固定されると共に、半折りされた包装紙72の折り曲げ部側(下端)から上端開口に渡る寸法を有している。
【0060】
移動部材143の両長穴145、145間には略直角に切り起こされた受け壁143Aが上下に設けられている。この受け壁143Aには板バネ144が当接し、これにより、移動部材143は常時他方のヒータ29側に付勢される。移動部材143の他側は、板バネ144で受け壁143Aが他方のヒータ29側に付勢された状態で、一方のヒータ30より所定寸法他方のヒータ29側に張り出す。
【0061】
また、板バネ144は、山折りされた樹脂製にて構成されており、一側が一方のヒータ30にネジ(図示せず)で固定されている(図14、他方のヒータ29は図示していない)。この板バネ144は、移動部材143で包装紙72を押した際、包装紙72が損傷しないようなテンションにて構成されている。尚、板バネ144はヒータ29、30の温度で容易に変形しない合成樹脂の板バネが用いられる。また、板バネ144を金属で構成してもよく、また、コイルバネを用いても差し支えない。
【0062】
そして、ローラ77によってロール71から包装紙72が引き出されて、包装紙ガイド123から包装紙72内に薬剤が投入され、上端開口が開いた包装紙72は包装紙整形板140を通過する課程で整形部142Aによって開口が狭められ、所定の幅に閉じられる(図15)。このとき、整形部142Aは前述した如く半折りされた包装紙72の底部側を拡開されているので、多量の薬剤が投入された包装紙72でも容易に熱シールヘッド76側に進行することができる。また、移動部材143の一側は、一方のヒータ30より所定寸法他方のヒータ29側に張り出しているだけなので包装紙72に接触しないか或いは僅かに接触する程度であり、包装紙72の進行の妨げとならない。
【0063】
そして、両ヒータ29、30が閉じ、これによって、包装紙72の開口部を閉じて熱溶着することとなるが、移動部材143の他側を一方のヒータ30より所定寸法他方のヒータ29側に出っ張らせているので、包装紙72の開口は移動部材143によって他方のヒータ29の当接面(ヒータ30との当接面。加熱面)より更に奥側まで板バネ144の弾性圧力で押される。これによって、包装紙72の開口は他方のヒータ29の当接面に押し付けられる。従って、包装紙72の開口部が閉じられる課程で開口部に弛みが生じた場合でも、移動部材143で包装紙72を板バネ144の弾性圧力で他方のヒータ29の当接面より奥側に押して弛みを吸収することができる(図16)。これにより、包装紙72を熱溶着した際開口部(熱溶着部)に生じる皺や弛みを熱溶着する以前に延ばすことができる。
【0064】
次に、図17には本発明の他の実施例の薬剤供給装置1を示している。この場合、前記包装紙ガイド123の狭幅部122下端近傍には包装紙整形板140を設けていない。他は前述同様に構成されている。即ち、薬剤供給装置1は、前述の薬剤供給装置1から包装紙整形板140を取り除いたもので、包装紙72の上端開口を閉じる方向にテンションを加えるテンション付与手段のみ設けている。この場合もローラ77によってロール71から包装紙72が引き出され、包装紙ガイド123から包装紙72内に薬剤が投入され上端開口が開いた包装紙72は両ヒータ29、30が閉じると移動部材143で前述同様包装紙72の開口は他方のヒータ29の当接面より更に奥側に板バネ144の弾性圧力で押される。
【0065】
これによって、包装紙72の開口は他方のヒータ29の当接面に押し付けられるので、包装紙72の開口部が閉じられる課程で開口部に弛みが生じた場合でも、移動部材143で包装紙72を板バネ144の弾性圧力で他方のヒータ29面よりヒータ30の離間側に押して弛みを吸収することができる。従って、包装紙72を熱溶着した際開口部(熱溶着部)に生じる皺や弛みを熱溶着する以前に延ばすことができる。
【0066】
次に、前記プリンタ73について説明する。プリンタ73はインクリボン91を用いた熱転写式のプリンタであり、図13に示す如くカラーのインクリボン91に押圧板92にて包装紙72を押し付け、熱転写ヘッド93により包装紙72表面に所定の印字を行う。
【0067】
尚、94はプリンタ73の開閉蓋である。また、インクリボン91及び包装紙72の進行方向は図中に矢印で示す。また、図中134はプリンタ73のインクリボン91の供給側ボビンであり、136はインクリボン91の巻取側ボビンである。更に、137、138はインクリボン91を熱転写ヘッド93に案内するためのガイドピンである。インクリボン91の供給側91Aは上記供給側ボビン134に取り付けられ、巻取側91Bは巻取側ボビン136に取り付けられる。そして、ガイドピン137、熱転写ヘッド93及びガイドピン138にインクリボン91が順次掛け渡されている(図19)。
【0068】
以上の構成で本発明の薬剤供給装置1の動作を説明する。尚、電源投入状態において前記各開閉板53、53は閉じているものとする。また、上部構造体7Aのケース収納部8内には、それぞれ所定の薬剤が収納された前記タブレットケース3・・・が取り付けられた棚2・・・が前述の如く取り付けられているものとする。
【0069】
作業者が医師の処方箋に基づき、前記パソコンから処方データを入力すると、薬剤供給装置1の制御装置は、当該処方データに基づいて指定された薬剤が収納されたタブレットケース3を特定し、そのドラムモータを駆動して前記排出ドラムを回転させ、薬剤を1個ずつ排出する。このとき排出された薬剤は、前記剤検出センサにて検出され、カウントされる。そして、所定量が排出された段階でドラムモータを停止する。排出された薬剤はタブレットケース3の排出シュートから通路9によって構成されるシュート32内に入り、開閉板53に一時受け止められる。
【0070】
そして、制御装置は開閉板53を開放し、薬剤をホッパー54内に落下させる。ホッパー54に落下した薬剤は下端開口54Aから出てノズル74内に入り、図10の如く閉じているシャッター126の第1のシャッター板128上に受け止められる。次に制御装置は前述の如く駆動手段により第1のシャッター板128を開放し、包装紙ガイド123内を通過させて薬剤を包装紙72内に投入する。そして、前述の如く包装機13にて包装した後、取出口82より外部に送出するものである。このとき、開閉板53からホッパー54に薬剤が落下した時点で次の薬剤の排出を実行することにより、制御装置は包装に要する時間を短縮する。また、包装する薬剤に関する前述の印字は、薬剤を投入する以前にプリンタ73により行っておくものとする。
【0071】
尚、実施例ではテンション付与手段を板バネ144と移動部材143とで構成したが、テンション付与手段はこれに限らず、移動部材143だけでも差し支えない。この場合、移動部材143の他側を一方のヒータ30より所定距離他方のヒータ29側側に突出させた状態で一方のヒータ30にネジ固定する。これによって、包装紙72の開口は他方のヒータ29方向に押されるので、包装紙72の開口部が閉じられる課程で開口部に弛みが生じた場合でも、移動部材143で包装紙72を他方のヒータ29面よりヒータ30の離間側に押して弛みを吸収することができる。また、テンション付与手段は、バネ性を有する弾性部材だけでも差し支えない。この場合、弾性部材の一側を板バネ144同様一方のヒータ30にネジ固定し、他側を移動部材143の他側位置まで形成すれば、包装紙72を板バネ144の弾性圧力で他方のヒータ29面よりヒータ30の離間側に押して弛みを吸収することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、連続して引き出された包装紙内に、タブレットケースから排出された薬剤を投入するためのノズルと、このノズルから薬剤が投入された包装紙の上端開口を熱溶着によりシールし、且つ、一包毎に区画するための熱シール手段と、ノズルから薬剤が投入され、熱シール手段により溶着される包装紙の上端開口を閉じる方向に当該包装紙にテンションを加えるテンション付与手段とを備えたので、包装紙の熱溶着時に皺がよってしまうのを防止することが可能となる。これにより、包装紙の上端開口のシール性を好適に改善することができるようになるものである。
【0073】
請求項2の発明によれば、上記において、テンション付与手段は、熱シール手段を構成する一方のヒータに設けられ、熱シール手段を構成する他方のヒータ側に移動自在とされた移動部材と、この移動部材を常時他方のヒータ側に付勢する弾性材とから構成されているので、包装紙に必要以上のテンションが加わってしまうのを防止することが可能となる。これにより、付与したテンションによって包装紙が損傷してしまうのを確実に防止することができるようになるものである。
【0074】
特に、弾性材によって移動部材を付勢しているので、包装紙に投入された薬剤の大きさや数量が異なった場合でも包装不良の発生を効果的に抑制することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の薬剤供給装置の斜視図(天板を除く)である。
【図2】 各棚の扉パネルを取り外し、下パネルを開放した状態の図1の薬剤供給装置の正面図である。
【図3】 図1の薬剤供給装置の縦断側面図である。
【図4】 図1の薬剤供給装置の包装機の正面図である。
【図5】 図1の薬剤供給装置の包装紙送出機構への包装紙のロールを取り付ける操作を説明する図である。
【図6】 図5の包装紙送出機構のベース板の斜視図である。
【図7】 図1の薬剤供給装置の包装紙のロールと該包装紙へのテンション付与機構の正面図である。
【図8】 図1の薬剤供給装置のノズルの斜視図である。
【図9】 図1の薬剤供給装置のノズルの正面図である。
【図10】 図1の薬剤供給装置のノズルの縦断側面図である。
【図11】 図1の薬剤供給装置のノズルのもう一つの縦断側面図である。
【図12】 図1の薬剤供給装置のノズルの更にもう一つの縦断側面図である。
【図13】 熱シールヘッド部分の側面図である。
【図14】 図13の熱シールヘッド部分の下面図(他方のヒータを除く)である。
【図15】 熱シールヘッド部分の包装紙の進行状態を示す図である。
【図16】 図15の熱シールヘッドが閉じた状態を示す図である。
【図17】 もう一つの熱シールヘッド部分の包装紙の進行状態を示す図である。
【図18】 図17の熱シールヘッドが閉じた状態を示す図である。
【図19】 図1の薬剤供給装置のプリンタの斜視図である。
【符号の説明】
1 薬剤供給装置
2 棚
3 タブレットケース
7 本体
8 ケース収納部
9 通路
13 包装機
29 他方のヒータ
30 一方のヒータ
71 ロール
72 包装紙
76 熱シールヘッド
122 狭幅部
123 包装紙ガイド
123A 前下側
140 包装紙整形板
142 縦板
142A 整形部
143 移動部材
143A 受け壁
144 板バネ

Claims (2)

  1. 薬剤を収納するタブレットケースと、上端が開き、下端で折られた状態でロール状に巻回された包装紙とを備え、前記タブレットケースから排出された薬剤を前記包装紙にて包装する薬剤供給装置において、
    連続して引き出された前記包装紙内に、前記タブレットケースから排出された薬剤を投入するためのノズルと、
    該ノズルから薬剤が投入された前記包装紙の上端開口を熱溶着によりシールし、且つ、一包毎に区画するための熱シール手段と、
    この熱シール手段に設けられ、前記ノズルから薬剤が投入され、前記熱シール手段により溶着される前記包装紙の上端開口を閉じる方向に当該包装紙にテンションを加えるテンション付与手段とを備えたことを特徴とする薬剤供給装置。
  2. 前記テンション付与手段は、前記熱シール手段を構成する一方のヒータに設けられ、前記熱シール手段を構成する他方のヒータ側に移動自在とされた移動部材と、該移動部材を常時前記他方のヒータ側に付勢する弾性材とから構成されていることを特徴とする請求項1の薬剤供給装置。
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