JP5247576B2 - 薬剤包装装置 - Google Patents
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Description
長尺の分包帯を長手方向に順送りして薬剤を分包する薬剤包装装置は、例えば薬剤フィーダや薬剤分配分割機構などから排出された薬剤を収集して落下させる先である下部筐体や背の低い筐体に格納されていることが多いが、分包帯送り経路に沿って上流から下流へ順に配設された分包帯供給機構と印刷機構と区分封入機構とを具備している(例えば特許文献1〜2参照)。これらの各機構は薬剤落下先の基板(ベースプレート)の片面に装着され、縦型では基板が鉛直に固定されている(例えば特許文献1参照)。これに対し、横型では、基板が水平に保持されていて、その上面に各機構が取り付けられており、大抵は分包帯ロール交換等のため基板が引出可能にもなっている(例えば特許文献2参照)。
この従来装置では、プリントヘッドを分包帯に向けて進退させるヘッド進退機構の操作部がカバー部に設けられていた。また、カバー部のうち箱状の部分が金属製で不透明だった。さらに、装着したカバー部に施錠できるようになっていなかった。
このような従来の薬剤包装装置について、分包帯供給機構と印刷機構と区分封入機構とが平面配置されていることを前提として、縦型と横型を比較すると、縦型は分包帯ロールを交換容易な高位置に設置し装着やすく占有面積が少ないが、複雑な折り返しが必要で通紙作業(分包紙の通し作業)がしにくいのに対し、横型は縦型より簡単な折り返しで済むので通紙作業(分包紙の通し作業)はしやすいが面積が広いばかりか分包帯ロールの装着位置が低くなりがちであった。
そこで、二つ折り分包帯のロールを使えるうえ分包帯ロールの交換が容易であり而も占有面積が少なくて済む薬剤包装装置を実現することが技術課題となっていた。
分包帯供給機構30は(図5(b),(c)参照)、予め二つ折りした長尺の分包帯8を芯管に捲回した分包帯ロールを軸回転可能に保持する分包帯軸支部31と、その分包帯ロールを軸回転させて解くことにより分包帯8を先端から順に送り出す自走供給ローラ32や回転暴走防止用ブレーキ33と、バネ34にて付勢されている揺動アームの揺動端に設けられていて分包帯8のテンション調整を行う可動ローラ36とを具えている。
また(図6(e)参照)、カバー部45を本体部44に装着した後は、プリントヘッド進退機構操作部47を操作してプリントヘッド進退機構作動部48を前進させれば、これに応じてプリントヘッド42(特に作用端部)がプラテン機構41(特にプラテンローラ41a)のところの分包帯8に向けて前進するとともに、鍵部の施錠が掛かる一方、逆に操作すれば容易に取り外せるようになっている。
しかしながら、小形化や原価低減の要請は止むことがないので、更なる小形化のために部材実装の稠密化を図ることや、原価低減のために一部の部材を不要化して部材省略を図ることも、求められる。
そして、その要請に応えるのに好適な改造部位として、印刷機構40のプリントヘッド42と区分封入機構50のシール機構53との中間部分に着目したのである。
そこで、薬剤投入ホッパの形状などを工夫することにより、部材実装の稠密化や実装部材の少数化が可能な薬剤包装装置を実現することが、技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、薬剤投入ホッパのうち下部だけ鉛直から傾けたことにより薬剤投入箇所で部材実装の稠密化が可能な薬剤包装装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、部材実装の稠密化が可能なのに加えて実装部材の少数化まで窺える薬剤包装装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、部材実装の稠密化に加えて実装部材の少数化までも可能な薬剤包装装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、部材実装の稠密化に加えて実装部材の少数化まで達成された薬剤包装装置を提供することができる。
したがって、この発明によれば、部材実装の稠密化に加えて実装部材の少数化まで達成されて作業もし易い薬剤包装装置を提供することができる。
したがって、この発明によれば、部材実装の稠密化に加えて実装部材の更なる少数化まで達成されて作業もし易い薬剤包装装置を提供することができる。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜6(出願当初の請求項1〜6)を具現化したものであり、図3に示した実施例2や図4に示した実施例3は、その変形例である。
また、それらの図示に際し既に詳述した未公開の先行技術と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛し、以下、未公開先行技術との相違点を中心に説明する。
薬剤包装装置120が既述した薬剤包装装置20と相違するのは、分包帯供給機構30が前に移って印刷機構140の左横に来ている点と(図1(c)参照)、印刷機構40が一部改造されて印刷機構140になっている点と(図1(c)〜(e),図2参照)、区分封入機構50においては押え部材51が省かれるとともに薬剤投入ホッパ52が形状変更されて薬剤投入ホッパ152になっている点である(図1(d)〜(e)参照)。
これにより(図1(a)参照)、薬剤収集機構14から薬剤包装装置120へ薬剤を一包分ずつ逐次落下させる準備が調う。
分包帯8の補充・交換は、前扉を開け薬剤包装装置120を引き出して行う(図1(b)参照)。使い終わった分包帯ロールの芯管などが残っていればそれを取り外して、新しい分包帯ロールを分包帯軸支部31に装着する(図1(c)参照)。分包帯8は予め長手方向に二つ折りされてから捲回されて分包帯ロールになっているので、その折り目が下側・基板21側に来る向きで、分包帯ロールを分包帯軸支部31に装着する。
また、以前は印刷機構40の後方・奥に位置していた分包帯供給機構30が印刷機構140の横へ前進して来ているので(図1(c)参照)、分包帯ロールの装着作業をより楽な姿勢で行うことができる。
さらに、筐体15から引き出した薬剤包装装置120の手前に残っている作業空間が以前に比べて前後に拡張幅(Wo−Wn)だけ広がっているので(図1(b)参照)、その点でも、分包帯ロールの装着作業をより一層楽な姿勢で行うことができる。
こうして、分包帯8のセット作業は容易かつ迅速に済ませられる。
自動分包が始まると、薬剤が一包分ずつ散薬分割装置12や錠剤手撒き装置13から薬剤収集機構14経由で薬剤包装装置120の薬剤投入ホッパ152に引き渡されるとともに、薬剤包装装置120によって薬剤が分包帯8に区分包装される。
上記の実施例では、シール機構53のヒータ53a,53bとしてΓ字状のものを図示したが(図1(d),(e))、ヒータ53a,53bの形状はT字状であっても良く(図5(e)参照)、横シール発熱体と縦シール発熱体とが分離していても良い。
上記の実施例でインクリボン送り機構143は、本体部44とカバー部45とに分かれていたが、インクリボン供給機構44a+45aとインクリボン巻取機構44b+45bとがプリントヘッド42の後方で前後になっていれば、分け方が異なっていても良く、分かれていなくても良い。また、図2ではインクリボン供給機構44a+45aが後でインクリボン巻取機構44b+45bが前になっていたが、その前後が逆でも良い。
上記の実施例で印刷機構140は、プリントヘッド42及びプラテン機構41(特にプラテンローラ41a)が何れも分包帯送り経路に向けて進退可能になっていたが、プラテン機構41が分包帯送り経路に向けて進退可能であればプリントヘッド42は固定しても良い。
12…散薬分割装置、13…錠剤手撒き装置、14…薬剤収集機構、
15…筐体、16…引出機構、17…受け箱、18…清掃機構、
20…薬剤包装装置、21…基板、22…取っ手、23…固定ローラ、
30…分包帯供給機構、31…分包帯軸支部、
32…自走供給ローラ、33…ブレーキ、34…バネ、36…可動ローラ、
40…印刷機構、41…プラテン機構、41a…プラテンローラ、
42…プリントヘッド、43…インクリボン送り機構、
44…インクリボン送り機構本体部、44a…インクリボン供給機構内嵌部、
44b…インクリボン巻取機構内嵌部、45…インクリボン送り機構カバー部、
45a…インクリボン供給機構外嵌部、45b…インクリボン巻取機構外嵌部、
45d…カバー把手、46…インクリボン、46a…インクリボンロール、
46b…リボン巻取管、47…プリントヘッド進退機構操作部、
48…プリントヘッド進退機構作動部、49…ヘッド進退検出部材、
50…区分封入機構、51…押え部材、
52…薬剤投入ホッパ、53…シール機構、53a,53b…ヒータ、
54…分包帯牽引機構、55…往復動機構、60…電子カム機構、
110…薬剤分包機、
120…薬剤包装装置、140…印刷機構、
141…プラテン駆動機構、141a…駆動モータ、141b…伝動ベルト、
141c…従動プーリ、141d…減速ギヤ、143…インクリボン送り機構、
152…薬剤投入ホッパ、152a…ホッパ上部、152b…ホッパ下部
Claims (1)
- 分包帯ロールを解きながら長尺の分包帯を順送り供給する機構である分包帯供給機構と、分包帯に薬品名や用法などの情報を印刷する機構である印刷機構と、縦シールと横シールを行って分包帯を区分するとともに各区分室に薬剤を投入する機構である区分封入機構とを、分包帯送り経路に沿って、薬剤落下先の引出可能な基板に配設した薬剤包装装置において、前記分包帯供給機構の設置側を高くして前記基板が傾斜しており、前記区分封入機構のうち薬剤投入を担う薬剤投入ホッパが曲がっていて上部は鉛直になっているが下部は前記基板と直交する方へ傾斜しており、前記印刷機構がプリントヘッドとプラテン機構とを具備したものであり、前記プリントヘッド及び前記プラテン機構が前記印刷機構において前記区分封入機構の方に寄っており、前記区分封入機構の分包帯牽引機構による前記分包帯の間欠送りと同期して前記印刷機構による前記分包帯への印刷が行われるようになっており、前記分包帯送り経路のうち前記印刷機構から前記薬剤投入ホッパに至る部分経路では前記分包帯に接触する部材が前記部分経路の一端に位置して対向している前記プリントヘッド及び前記プラテン機構と前記部分経路の他端に位置する前記薬剤投入ホッパとだけになっており、前記分包帯供給機構と前記印刷機構と前記区分封入機構とが横一列に並んでおり、前記分包帯供給機構が分包帯ロール保持用の分包帯軸支部と分包帯テンション調整用の可動ローラとを具備したものであり、前記分包帯軸支部が後になり前記可動ローラが前になる配置状態で前記分包帯軸支部と前記可動ローラとが設けられていることを特徴とする薬剤包装装置。
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