JP2000060637A - 過剰圧力吸収機構を備えた棒状品収容具 - Google Patents
過剰圧力吸収機構を備えた棒状品収容具Info
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/10—Casings wherein a spring presses the lipstick or like solid into the position for use or into the retracted position
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- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
- A45D40/04—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
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- A45D2040/0025—Details of lipstick or like casings
- A45D2040/0062—Stick holding cups with retaining means, e.g. clamping means
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単かつ安価で同時に気密性の点で信
頼性の高い棒状品の収容・施与具を提供する。 【課題解決手段】 棒状品が配されると共にスリーブ内
を軸方向に移動可能なカップ部と該カップ部の下方のシ
ールをなす部材を具備し、スリーブが、着脱自在な閉止
部材により気密的に閉塞される取出し口を形成する棒状
品の収容・施与具において、スリーブ内に過剰圧力が発
生すると、カップ部を取出し口とは反対方向に軸方向に
移動せしめて過剰圧力を部分的に吸収する弾性手段を上
記シールをなす部材の下方に設ける。
頼性の高い棒状品の収容・施与具を提供する。 【課題解決手段】 棒状品が配されると共にスリーブ内
を軸方向に移動可能なカップ部と該カップ部の下方のシ
ールをなす部材を具備し、スリーブが、着脱自在な閉止
部材により気密的に閉塞される取出し口を形成する棒状
品の収容・施与具において、スリーブ内に過剰圧力が発
生すると、カップ部を取出し口とは反対方向に軸方向に
移動せしめて過剰圧力を部分的に吸収する弾性手段を上
記シールをなす部材の下方に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リップスティッ
ク、ファンデーション、トリートメント組成物あるいは
保湿組成物のような棒状(スティック状)製品を収容し
施与する収容具に関する。本発明は、例えばある種のリ
ップスティックに特に用いられているもののような極め
て揮発性の溶媒(シリコーン類)を含有する製品に特に
好適である。
ク、ファンデーション、トリートメント組成物あるいは
保湿組成物のような棒状(スティック状)製品を収容し
施与する収容具に関する。本発明は、例えばある種のリ
ップスティックに特に用いられているもののような極め
て揮発性の溶媒(シリコーン類)を含有する製品に特に
好適である。
【0002】
【従来の技術】 典型的には、このような棒状品は、棒
状品が嵌入せしめられると共に作動操作によって収容位
置と施与位置の間でスリーブ内を軸方向に移動可能なカ
ップ部と、該カップ部の下方のシールをなす手段とを具
備するタイプの収容具に収容されており、該スリーブ
は、着脱自在な閉止部材により気密的に閉塞された取出
し口となる自由端を有している。このカップ部を軸方向
に移動させる機構には様々な種類のものがある。一つ
は、カップ部の下方に配設された雄ネジ棒部材がナット
構成部材に係合されてなるものであり、このような機構
はスリーブの下方に配設されたホイール部材からなる作
動部材により調節される。他の例は、カップ部に取付け
られたスタッド部材がスリーブの一壁に形成された螺旋
状の傾斜路を移動するように構成されてなる。このよう
な機構は何れもこの種の容器ではよく知られている。
状品が嵌入せしめられると共に作動操作によって収容位
置と施与位置の間でスリーブ内を軸方向に移動可能なカ
ップ部と、該カップ部の下方のシールをなす手段とを具
備するタイプの収容具に収容されており、該スリーブ
は、着脱自在な閉止部材により気密的に閉塞された取出
し口となる自由端を有している。このカップ部を軸方向
に移動させる機構には様々な種類のものがある。一つ
は、カップ部の下方に配設された雄ネジ棒部材がナット
構成部材に係合されてなるものであり、このような機構
はスリーブの下方に配設されたホイール部材からなる作
動部材により調節される。他の例は、カップ部に取付け
られたスタッド部材がスリーブの一壁に形成された螺旋
状の傾斜路を移動するように構成されてなる。このよう
な機構は何れもこの種の容器ではよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造の不具合の
一つは、スリーブ内に過剰の圧力が生じることによるも
ので、特に収容具を閉じるときやスリーブ内の温度が上
がったときに起こる。すなわち、この過剰圧力のために
閉止部材が移動し、これが閉止シール部を破壊すること
があり、棒状品を構成する組成物中に含まれる溶媒の蒸
発が避けられず、その組成物が非常に早く全く使用でき
ないものになってしまう恐れがある。
一つは、スリーブ内に過剰の圧力が生じることによるも
ので、特に収容具を閉じるときやスリーブ内の温度が上
がったときに起こる。すなわち、この過剰圧力のために
閉止部材が移動し、これが閉止シール部を破壊すること
があり、棒状品を構成する組成物中に含まれる溶媒の蒸
発が避けられず、その組成物が非常に早く全く使用でき
ないものになってしまう恐れがある。
【0004】しかして、本発明の目的の一つは、構造が
簡単で安価であり、同時に気密性の点で信頼性の高い棒
状品の気密的収容・施与具を提供することである。更な
る目的は以下の説明に詳細に記載する。
簡単で安価であり、同時に気密性の点で信頼性の高い棒
状品の気密的収容・施与具を提供することである。更な
る目的は以下の説明に詳細に記載する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の目的は、棒状品が配されると共に作用動作によって収
容位置と施与位置の間でスリーブ内を軸方向に移動可能
なカップ部とカップ部の下方のシールをなす部材を具備
し、該スリーブが、着脱自在な閉止部材により気密的に
閉塞された取出し口を形成する自由端を有する、棒状品
を収容し施与する収容具において、スリーブ内のあらゆ
る過剰圧力の発生の際で特に閉止部材を取出し口に嵌合
するときに、カップ部を該取出し口とは反対方向に軸方
向に移動せしめて、上記過剰圧力を少なくとも部分的に
吸収するように、弾性手段を上記シールをなす部材の下
方に設けたことを特徴とする収容具を製作することによ
り達成される。
の目的は、棒状品が配されると共に作用動作によって収
容位置と施与位置の間でスリーブ内を軸方向に移動可能
なカップ部とカップ部の下方のシールをなす部材を具備
し、該スリーブが、着脱自在な閉止部材により気密的に
閉塞された取出し口を形成する自由端を有する、棒状品
を収容し施与する収容具において、スリーブ内のあらゆ
る過剰圧力の発生の際で特に閉止部材を取出し口に嵌合
するときに、カップ部を該取出し口とは反対方向に軸方
向に移動せしめて、上記過剰圧力を少なくとも部分的に
吸収するように、弾性手段を上記シールをなす部材の下
方に設けたことを特徴とする収容具を製作することによ
り達成される。
【0006】しかして、前述の過剰圧力に反応してカッ
プ部を軸方向に移動させるか後退させるように弾性率あ
るいは圧縮度が選ばれる弾性手段を設けることにより、
過剰圧力が吸収され、閉止部材に作用する応力が著しく
低減させられる。こうして閉止部材はその役割を完全に
果たすことができる。すなわち、スリーブ内に過剰圧力
があっても、収容具の取出し口と外部との間の良好な気
密性をもたらす。カップ部の下方のシールは、カップ部
の下方に位置し棒状品を施与位置に移動させるために必
要な全ての機構を含む全体部分から気密的に棒状品を分
離する。シールは、特にカップ部の自由端により構成さ
れたシール唇部によりカップ部の位置で、あるいはカッ
プ部の下方に配されたOリングあるいは等価物によりカ
ップ部の下方で行うことができる。棒状品はこのように
して上方と下方の双方において外部から隔離される。
プ部を軸方向に移動させるか後退させるように弾性率あ
るいは圧縮度が選ばれる弾性手段を設けることにより、
過剰圧力が吸収され、閉止部材に作用する応力が著しく
低減させられる。こうして閉止部材はその役割を完全に
果たすことができる。すなわち、スリーブ内に過剰圧力
があっても、収容具の取出し口と外部との間の良好な気
密性をもたらす。カップ部の下方のシールは、カップ部
の下方に位置し棒状品を施与位置に移動させるために必
要な全ての機構を含む全体部分から気密的に棒状品を分
離する。シールは、特にカップ部の自由端により構成さ
れたシール唇部によりカップ部の位置で、あるいはカッ
プ部の下方に配されたOリングあるいは等価物によりカ
ップ部の下方で行うことができる。棒状品はこのように
して上方と下方の双方において外部から隔離される。
【0007】好適には、上記弾性手段は発泡体ブロック
部材又はエラストマー材料製の部材からなる。このよう
な弾性手段は、特にポリ塩化ビニル発泡体、ポリウレタ
ン発泡体、ポリエーテル発泡体、合成ゴム(例えばSB
R)発泡体もしくは天然ゴム(例えばNBR)発泡体か
ら形成することができる。あるいは、充分に可撓性のあ
るエラストマー材料が使用される。例としてはポリノル
ボルデン(Polynorbordene:登録商標)なるブランド名
で市販されている材料を挙げることができる。
部材又はエラストマー材料製の部材からなる。このよう
な弾性手段は、特にポリ塩化ビニル発泡体、ポリウレタ
ン発泡体、ポリエーテル発泡体、合成ゴム(例えばSB
R)発泡体もしくは天然ゴム(例えばNBR)発泡体か
ら形成することができる。あるいは、充分に可撓性のあ
るエラストマー材料が使用される。例としてはポリノル
ボルデン(Polynorbordene:登録商標)なるブランド名
で市販されている材料を挙げることができる。
【0008】カップ部の下方のシールはOリングにより
もたらすことができる。着脱自在なキャップ内に嵌合さ
れた熱可塑性樹脂カバーにより上記取出し口を気密的に
閉塞することができる。上記弾性手段はバネ、特にコイ
ルバネで構成してもよい。好ましくは、収容位置と施与
位置の間でのカップ部の軸方向の移動は、カップ部の下
方に配されたネジ棒部材とナットを構成する部材の相対
回転によりなされる。あるいは、駆動は、上述したよう
に、螺旋状傾斜路タイプの機構により行うことができ
る。
もたらすことができる。着脱自在なキャップ内に嵌合さ
れた熱可塑性樹脂カバーにより上記取出し口を気密的に
閉塞することができる。上記弾性手段はバネ、特にコイ
ルバネで構成してもよい。好ましくは、収容位置と施与
位置の間でのカップ部の軸方向の移動は、カップ部の下
方に配されたネジ棒部材とナットを構成する部材の相対
回転によりなされる。あるいは、駆動は、上述したよう
に、螺旋状傾斜路タイプの機構により行うことができ
る。
【0009】あるいは、ナットを構成する部材は、スリ
ーブに対して回転自在に嵌合された作動部材に回転可能
に連結され、ネジ棒部材はスリーブに回転可能に連結さ
れる。棒部材の連結は、非円形断面のネジ棒部材(例え
ばその長さの少なくとも一部にわたって2つの平坦部を
有するタイプのもの)、スリーブへのネジ棒部材の回転
可能な連結をもたらす対応する断面の回転方向に固定さ
れた案内部材を使用することにより達成することができ
る。あるいは、カップ部の下方にこの個所でのシールを
付与するために配されたOリングを用いて、カップ部が
取付けられるスリーブにネジ棒部材を摩擦により回転可
能に連結することもできる。
ーブに対して回転自在に嵌合された作動部材に回転可能
に連結され、ネジ棒部材はスリーブに回転可能に連結さ
れる。棒部材の連結は、非円形断面のネジ棒部材(例え
ばその長さの少なくとも一部にわたって2つの平坦部を
有するタイプのもの)、スリーブへのネジ棒部材の回転
可能な連結をもたらす対応する断面の回転方向に固定さ
れた案内部材を使用することにより達成することができ
る。あるいは、カップ部の下方にこの個所でのシールを
付与するために配されたOリングを用いて、カップ部が
取付けられるスリーブにネジ棒部材を摩擦により回転可
能に連結することもできる。
【0010】他の実施態様では、ナットを構成する部材
が上記弾性手段上に浮かべられて軸方向に移動可能に設
けられ、上記弾性手段が、上記ナットを構成する部材に
軸方向に当接した第1の端部と、作動部材の軸方向の固
定部分に軸方向に当接した第2の端部を有する。例示す
ると、これは作動部材の底部であり、あるいは作動部材
に固定して取付けられた部材片により形成されたストッ
パーである。この構成において、バネとナットを構成す
る部材は、熱可塑性樹脂の成形により、単一の同じ部材
片から得ることができる。
が上記弾性手段上に浮かべられて軸方向に移動可能に設
けられ、上記弾性手段が、上記ナットを構成する部材に
軸方向に当接した第1の端部と、作動部材の軸方向の固
定部分に軸方向に当接した第2の端部を有する。例示す
ると、これは作動部材の底部であり、あるいは作動部材
に固定して取付けられた部材片により形成されたストッ
パーである。この構成において、バネとナットを構成す
る部材は、熱可塑性樹脂の成形により、単一の同じ部材
片から得ることができる。
【0011】好ましくは、棒状品をカップ部内に嵌入す
るときカップ部から空気を逃がすための空気孔がカップ
部の底部近傍に設けられる。更に好ましくは、空気孔
は、カップ部の下方のシールをなす部材の下方にも形成
される。このような収容具は、リップスティック、ファ
ンデーションスティック又はトリートメントもしくは保
湿組成物のスティックを収容し施与するために好適に使
用される。
るときカップ部から空気を逃がすための空気孔がカップ
部の底部近傍に設けられる。更に好ましくは、空気孔
は、カップ部の下方のシールをなす部材の下方にも形成
される。このような収容具は、リップスティック、ファ
ンデーションスティック又はトリートメントもしくは保
湿組成物のスティックを収容し施与するために好適に使
用される。
【0012】
【発明の実施の形態】上述の構成とは別に、本発明はま
た、図面を参照しながら非限定的な実施形態によって以
下に説明する多くの他の構成を具備する。
た、図面を参照しながら非限定的な実施形態によって以
下に説明する多くの他の構成を具備する。
【0013】図1と図2に示す収容具1は、特に円筒形
のシース又はスリーブ2を具備し、該スリーブ2の第1
の端部3は開口し作動部材4により閉塞されている。ス
リーブ2の外面には、取外し可能なキャップ27の内面
に形成された対応の溝50に係合可能なビード部26が
形成されており、キャップ27をスリーブ2に取外し可
能に締結できるようになっている。特にポリエチレン製
の熱可塑性カバー28がキャップ27の内部に嵌合され
ている。カバー28の内面でその開口端近傍には、端部
3とは反対の側に位置するスリーブ2の自由端により画
成された取出し口30をシールすることが可能なビード
部29が設けられている。
のシース又はスリーブ2を具備し、該スリーブ2の第1
の端部3は開口し作動部材4により閉塞されている。ス
リーブ2の外面には、取外し可能なキャップ27の内面
に形成された対応の溝50に係合可能なビード部26が
形成されており、キャップ27をスリーブ2に取外し可
能に締結できるようになっている。特にポリエチレン製
の熱可塑性カバー28がキャップ27の内部に嵌合され
ている。カバー28の内面でその開口端近傍には、端部
3とは反対の側に位置するスリーブ2の自由端により画
成された取出し口30をシールすることが可能なビード
部29が設けられている。
【0014】作動部材4は、作動部材4の把持と駆動を
容易にするリブ部5が側壁に設けられた円筒部材からな
る。作動部材を形成する円筒部材の一端は閉塞してい
る。他端は開口し、スリーブ2の内径より小なる外径の
スカート部6が延在せしめられ、スリーブ2内に自在に
挿入され得るようになっている。スカート部6は、詳細
を後で説明する、棒部材8のネジに係合可能なナット7
を構成する部分で終端している。作動部材4は、スリー
ブ2の下端3上に特にスナップ嵌合により回転可能に嵌
合されている。このために、スリーブ2の端部3の近傍
の外面に設けられた環状溝10に係合するように、環状
ビード部9が作動部材4の内面に設けられている。この
ように回転可能に嵌合されたとき、作動部材4の外面は
スリーブ2の外面とほぼ整合する。スカート部6はスリ
ーブ2の軸方向高さの約1/3にわたって延びる高さを
有する。
容易にするリブ部5が側壁に設けられた円筒部材からな
る。作動部材を形成する円筒部材の一端は閉塞してい
る。他端は開口し、スリーブ2の内径より小なる外径の
スカート部6が延在せしめられ、スリーブ2内に自在に
挿入され得るようになっている。スカート部6は、詳細
を後で説明する、棒部材8のネジに係合可能なナット7
を構成する部分で終端している。作動部材4は、スリー
ブ2の下端3上に特にスナップ嵌合により回転可能に嵌
合されている。このために、スリーブ2の端部3の近傍
の外面に設けられた環状溝10に係合するように、環状
ビード部9が作動部材4の内面に設けられている。この
ように回転可能に嵌合されたとき、作動部材4の外面は
スリーブ2の外面とほぼ整合する。スカート部6はスリ
ーブ2の軸方向高さの約1/3にわたって延びる高さを
有する。
【0015】スリーブ2の内部には、リップスティック
12の棒状部分が嵌入されるカップ部11が配設されて
いる。カップ部の底部近傍には、カップ部11内にリッ
プスティック12を嵌入するときにリップスティック1
2の棒状部分とカップ部11の間に捕捉された空気を逃
がす空気孔13を形成する透孔が設けられている。カッ
プ部11の自由端15は、外方に張り出して、カップ部
11とスリーブ2の内面の間のシールを構成可能なシー
ル唇部14を形成している。シール唇部14は、スリー
ブ2の内面に当接しているので、カップ部がスリーブ内
を回転するのを更に防止する。カップ部11の底部24
のリップスティック12とは反対側は、ネジ棒部材8の
端部19に形成されたハウジング18の内側に係止可能
な係止端17を有するフィンガー部16に連結されてい
る。係止端17は上記フィンガー部16を構成する2以
上の部分20、21の弾性変形によりハウジング18内
に嵌入されている。係止端17の形状は、該端部17が
ハウジング18の内部を摺動することができるが回転で
きないようなものに選択される。
12の棒状部分が嵌入されるカップ部11が配設されて
いる。カップ部の底部近傍には、カップ部11内にリッ
プスティック12を嵌入するときにリップスティック1
2の棒状部分とカップ部11の間に捕捉された空気を逃
がす空気孔13を形成する透孔が設けられている。カッ
プ部11の自由端15は、外方に張り出して、カップ部
11とスリーブ2の内面の間のシールを構成可能なシー
ル唇部14を形成している。シール唇部14は、スリー
ブ2の内面に当接しているので、カップ部がスリーブ内
を回転するのを更に防止する。カップ部11の底部24
のリップスティック12とは反対側は、ネジ棒部材8の
端部19に形成されたハウジング18の内側に係止可能
な係止端17を有するフィンガー部16に連結されてい
る。係止端17は上記フィンガー部16を構成する2以
上の部分20、21の弾性変形によりハウジング18内
に嵌入されている。係止端17の形状は、該端部17が
ハウジング18の内部を摺動することができるが回転で
きないようなものに選択される。
【0016】あるいは、スリーブ2の内面に形成した長
手方向に延びるスロット内を、横断板23に形成したリ
ブ部が摺動するようにして、スリーブ2に対してネジ棒
部材8を回転可能に連結することもできる。この構造に
よれば、カップ部に対してネジ棒部材を回転可能に連結
する必要がない。
手方向に延びるスロット内を、横断板23に形成したリ
ブ部が摺動するようにして、スリーブ2に対してネジ棒
部材8を回転可能に連結することもできる。この構造に
よれば、カップ部に対してネジ棒部材を回転可能に連結
する必要がない。
【0017】ハウジング18とは反対側のネジ棒部材の
端部22は、殆ど作動部材4の底部まで延びている。ネ
ジ棒部材8に形成されたハウジング18にはスリーブ2
内を摺動することができる横断板23が連設されてい
る。カップ部11の底部24と横断板3の間には、フィ
ンガー部16がその中央の穴を通過する環状形をなす特
にポリウレタン製の発泡体ブロック25が配設されてい
る。発泡体ブロック25は、発泡体ブロック25とスリ
ーブの内面との間にクリアランスが形成されるように、
スリーブ2の内径よりも僅かに小なる外径を有してい
る。発泡体ブロック25の弾性率は、発泡体が圧縮に対
して提供する抵抗がスリーブ2上へのキャップ27の係
止力より小さくなり、スリーブ内の過剰圧力を少なくと
も部分的に吸収するようなものである。発泡体ブロック
25をコイルバネに置換してもよい。
端部22は、殆ど作動部材4の底部まで延びている。ネ
ジ棒部材8に形成されたハウジング18にはスリーブ2
内を摺動することができる横断板23が連設されてい
る。カップ部11の底部24と横断板3の間には、フィ
ンガー部16がその中央の穴を通過する環状形をなす特
にポリウレタン製の発泡体ブロック25が配設されてい
る。発泡体ブロック25は、発泡体ブロック25とスリ
ーブの内面との間にクリアランスが形成されるように、
スリーブ2の内径よりも僅かに小なる外径を有してい
る。発泡体ブロック25の弾性率は、発泡体が圧縮に対
して提供する抵抗がスリーブ2上へのキャップ27の係
止力より小さくなり、スリーブ内の過剰圧力を少なくと
も部分的に吸収するようなものである。発泡体ブロック
25をコイルバネに置換してもよい。
【0018】この収容具を使用するには、使用者はキャ
ップ27を取り除く。使用者はついでスリーブ2に対し
て作動部材4を回動させ、ナット7に対してネジ棒部材
8を駆動し、リップスティック12の自由面31が取出
し口30を経由してスリーブ2から出現するまでカップ
部11を軸方向上方に移動させる。塗布後、使用者は、
リップスティック12がスリーブ2内に下がるように反
対方向に作動部材4を駆動する。ついで、使用者はキャ
ップを戻して取付ける。カップ部の下方(すなわち唇部
14による)とカップ部の上方(カバー28のビード部
29)の双方に形成されたシール構造のために、2つの
シール領域により画成されるスリーブ2の部位に捕捉さ
れた空気が圧縮される。この圧縮がスリーブ内に過剰圧
力を発生させ、この過剰圧力が発泡体ブロック25を軸
方向に圧縮し(図2参照)カップ部11をスリーブ2の
内部に僅かに戻し、スリーブ2の上部の圧力を低減す
る。ネジ棒部材8に形成されたハウジング18の軸方向
の高さは、発泡体ブロック25の圧縮にほぼ等しい距離
にわたって係止端17が対応して軸方向に移動するよう
にするのに十分である。この圧縮はおよそ数ミリとする
ことができる。この圧縮に反応して発泡体ブロック25
の下方の圧縮空気が作動部材4とスリーブ2の間のシー
ルされていない係止領域を経由して逃がされる。あるい
は、作動部材4の底部に特定の空気孔を設ける。従っ
て、実際には全過剰圧力が発泡体ブロックにより吸収さ
れ、カバー29とキャップ27がさもないと受ける軸方
向の応力を著しく低減する。従って、キャップがスリー
ブ2から離脱する恐れがない。このような過剰圧力はス
リーブ内の温度が上昇した場合にも生じ得る。過剰圧力
を吸収する機構は上述したものと同じである。
ップ27を取り除く。使用者はついでスリーブ2に対し
て作動部材4を回動させ、ナット7に対してネジ棒部材
8を駆動し、リップスティック12の自由面31が取出
し口30を経由してスリーブ2から出現するまでカップ
部11を軸方向上方に移動させる。塗布後、使用者は、
リップスティック12がスリーブ2内に下がるように反
対方向に作動部材4を駆動する。ついで、使用者はキャ
ップを戻して取付ける。カップ部の下方(すなわち唇部
14による)とカップ部の上方(カバー28のビード部
29)の双方に形成されたシール構造のために、2つの
シール領域により画成されるスリーブ2の部位に捕捉さ
れた空気が圧縮される。この圧縮がスリーブ内に過剰圧
力を発生させ、この過剰圧力が発泡体ブロック25を軸
方向に圧縮し(図2参照)カップ部11をスリーブ2の
内部に僅かに戻し、スリーブ2の上部の圧力を低減す
る。ネジ棒部材8に形成されたハウジング18の軸方向
の高さは、発泡体ブロック25の圧縮にほぼ等しい距離
にわたって係止端17が対応して軸方向に移動するよう
にするのに十分である。この圧縮はおよそ数ミリとする
ことができる。この圧縮に反応して発泡体ブロック25
の下方の圧縮空気が作動部材4とスリーブ2の間のシー
ルされていない係止領域を経由して逃がされる。あるい
は、作動部材4の底部に特定の空気孔を設ける。従っ
て、実際には全過剰圧力が発泡体ブロックにより吸収さ
れ、カバー29とキャップ27がさもないと受ける軸方
向の応力を著しく低減する。従って、キャップがスリー
ブ2から離脱する恐れがない。このような過剰圧力はス
リーブ内の温度が上昇した場合にも生じ得る。過剰圧力
を吸収する機構は上述したものと同じである。
【0019】発泡体ブロックは約1cmの軸方向高さを
有するものとすることができる。発泡体ブロックの高さ
が高くなるほど、それが示す緩衝性はより穏やかなもの
になる。
有するものとすることができる。発泡体ブロックの高さ
が高くなるほど、それが示す緩衝性はより穏やかなもの
になる。
【0020】図3と図4は本発明に係る収容具の第2の
実施形態を示す。この実施形態は前述の実施形態とは主
に次の点で異なる:− スリーブ2内の過剰圧力を吸収
するための弾性手段は、一端41が作動部材4の底部4
7に当接し他端42がナット7を構成する部材を支承す
るコイルバネ40からなる。バネは金属製でも熱可塑性
樹脂製でもよい。バネ40の弾性率は、圧縮に対して付
与する抵抗がスリーブ2上のキャップ27の係止力より
小さく、スリーブ内の過剰圧力を少なくとも部分的に吸
収するようなものである。ナット7を構成する部材はこ
のようにバネ40上に浮かぶように嵌合されている。ナ
ット7は作動部材4の内面に形成された長手方向に延び
るスロット45により作動部材4に回転可能に連結さ
れ、上記ナット7の一部分46が上記スロット45内を
摺動する。作動部材の底部47は、作動部材を型から取
外しやすくし、また収容具を組立てやすくするために追
加される底部であってもよい。− 作動部材の軸方向の
高さは、前述の実施形態の作動部材の高さより大きく、
その内部にバネ40を収容することができる。キャップ
27の係止ビード部26は作動部材4の上端に設けられ
ている。− バネ40の圧縮から生じる容積の減少に反
応して圧縮された空気を逃がすように空気孔43が作動
部材の底部47に形成されている。− カップ部の下方
のシールは、ネジ棒部材8の端部19に形成された横断
板23の周部に嵌合されたOリング44によりもたらさ
れる。このようなOリングは好ましくはエラストマー材
料から製作される。− カップ部11の底部24は、カ
ップ部11が回転可能でかつ並進可能に連結された横断
板23に直接接触している。カップ部11は、カップ部
11の外面に設けられ、スリーブ2の内面に形成された
長手方向に延びるスロット102内を摺動可能な突片1
01によりスリーブ2に回転可能に連結されている。あ
るいは、単にスリーブ2の内面に対するOリング44に
よる摩擦によって、ネジ棒部材8をスリーブ2に回転可
能に連結することもできる。更には、カップ部11をネ
ジ棒部材8との一体品として形成することもできる。−
カップ部11は、製品をカップ部11内に係止させる
ようにカップ部11内に突出する複数の均一に離間した
フィンガー部100を具備する。これらフィンガー部1
00は、カップ部11と共に成形することにより得られ
る。このような構造は、製品をカップ部内に直接鋳込む
場合に特に好適である。
実施形態を示す。この実施形態は前述の実施形態とは主
に次の点で異なる:− スリーブ2内の過剰圧力を吸収
するための弾性手段は、一端41が作動部材4の底部4
7に当接し他端42がナット7を構成する部材を支承す
るコイルバネ40からなる。バネは金属製でも熱可塑性
樹脂製でもよい。バネ40の弾性率は、圧縮に対して付
与する抵抗がスリーブ2上のキャップ27の係止力より
小さく、スリーブ内の過剰圧力を少なくとも部分的に吸
収するようなものである。ナット7を構成する部材はこ
のようにバネ40上に浮かぶように嵌合されている。ナ
ット7は作動部材4の内面に形成された長手方向に延び
るスロット45により作動部材4に回転可能に連結さ
れ、上記ナット7の一部分46が上記スロット45内を
摺動する。作動部材の底部47は、作動部材を型から取
外しやすくし、また収容具を組立てやすくするために追
加される底部であってもよい。− 作動部材の軸方向の
高さは、前述の実施形態の作動部材の高さより大きく、
その内部にバネ40を収容することができる。キャップ
27の係止ビード部26は作動部材4の上端に設けられ
ている。− バネ40の圧縮から生じる容積の減少に反
応して圧縮された空気を逃がすように空気孔43が作動
部材の底部47に形成されている。− カップ部の下方
のシールは、ネジ棒部材8の端部19に形成された横断
板23の周部に嵌合されたOリング44によりもたらさ
れる。このようなOリングは好ましくはエラストマー材
料から製作される。− カップ部11の底部24は、カ
ップ部11が回転可能でかつ並進可能に連結された横断
板23に直接接触している。カップ部11は、カップ部
11の外面に設けられ、スリーブ2の内面に形成された
長手方向に延びるスロット102内を摺動可能な突片1
01によりスリーブ2に回転可能に連結されている。あ
るいは、単にスリーブ2の内面に対するOリング44に
よる摩擦によって、ネジ棒部材8をスリーブ2に回転可
能に連結することもできる。更には、カップ部11をネ
ジ棒部材8との一体品として形成することもできる。−
カップ部11は、製品をカップ部11内に係止させる
ようにカップ部11内に突出する複数の均一に離間した
フィンガー部100を具備する。これらフィンガー部1
00は、カップ部11と共に成形することにより得られ
る。このような構造は、製品をカップ部内に直接鋳込む
場合に特に好適である。
【0021】リップスティック12は、前述の実施形態
と同じように作動部材4をスリーブ2に対して回動させ
て、使用のために取出し口30を通して押出され、使用
後に取出し口30を通じて内部に戻される。特にキャッ
プ27の閉塞時に、上部のシール領域29と底部のシー
ル領域44の間のスリーブ2内に過剰圧力があると、バ
ネ40が圧縮され(図4参照)、これがキャップ部1
1、ネジ棒部材8及び浮遊ナット7を軸方向後方に移動
させる。空気は作動部材4の底部に形成された空気孔4
3から逃げる。
と同じように作動部材4をスリーブ2に対して回動させ
て、使用のために取出し口30を通して押出され、使用
後に取出し口30を通じて内部に戻される。特にキャッ
プ27の閉塞時に、上部のシール領域29と底部のシー
ル領域44の間のスリーブ2内に過剰圧力があると、バ
ネ40が圧縮され(図4参照)、これがキャップ部1
1、ネジ棒部材8及び浮遊ナット7を軸方向後方に移動
させる。空気は作動部材4の底部に形成された空気孔4
3から逃げる。
【0022】図5と図6に示す実施形態は、図3と図4
の実施形態の変形例である。この変形例では、嵌合片1
04が作動部材4内に圧入され、環状ストッパー111
が作動部材4内への嵌合片104の挿入を制限してい
る。この嵌合片104にスナップ嵌合されているのは中
間片105(104に回転可能に連結)であり、これ
が、バネ40が配設される円筒空間を画成している。バ
ネ40の一端41は嵌合片104に形成された環状部分
103に当接する。他端41はネジ棒部材8に係合した
浮遊ナット7に当接する。バネ40の弾性復元力によ
り、ナットは中間片105に形成された肩部106に実
質的に当接する。ナット7は、中間片105の内面に設
けられた長手方向に延びるスロット45内を摺動するよ
うに嵌合された部分46を介して中間片105(従って
作動部材4)に回転可能に連結されている。
の実施形態の変形例である。この変形例では、嵌合片1
04が作動部材4内に圧入され、環状ストッパー111
が作動部材4内への嵌合片104の挿入を制限してい
る。この嵌合片104にスナップ嵌合されているのは中
間片105(104に回転可能に連結)であり、これ
が、バネ40が配設される円筒空間を画成している。バ
ネ40の一端41は嵌合片104に形成された環状部分
103に当接する。他端41はネジ棒部材8に係合した
浮遊ナット7に当接する。バネ40の弾性復元力によ
り、ナットは中間片105に形成された肩部106に実
質的に当接する。ナット7は、中間片105の内面に設
けられた長手方向に延びるスロット45内を摺動するよ
うに嵌合された部分46を介して中間片105(従って
作動部材4)に回転可能に連結されている。
【0023】ネジ棒部材8は、非円形(概略矩形)の断
面をその長さの少なくとも一部にわたって有しており、
ナット7に係合するように嵌合されている。中間片10
5は小径部分107まで延びており、案内片108が該
部分107上にスナップ嵌合されている。案内片108
は中間片105に対して回転自在である。このために、
環状ビード部109が上記部分107の外面に設けら
れ、案内片108の内面に設けられた環状溝110と係
合可能になっている。案内片108は、中間片105の
自由縁114上で終端し90°にわたって折曲した部分
112となっており、この部分が、軸方向の移動を許容
しながら回転を防止するようにネジ棒部材8の非円形断
面と形状が類似する断面をもつ透孔113を形成してい
る。スリーブ2は案内片108に圧入嵌合されている。
ネジ棒部材8は横断板23で終端し、その外周部にはO
リングが設けられている。カップ部11は横断板23上
に嵌合され、そのカップ部は横断板23に対して回転自
在でも自在でなくてもよい。カップ部11は、図3と図
4の実施形態のものと同じタイプのものである。収容具
のその他の部位は図3と図4の実施形態の対応する部位
と同一である。
面をその長さの少なくとも一部にわたって有しており、
ナット7に係合するように嵌合されている。中間片10
5は小径部分107まで延びており、案内片108が該
部分107上にスナップ嵌合されている。案内片108
は中間片105に対して回転自在である。このために、
環状ビード部109が上記部分107の外面に設けら
れ、案内片108の内面に設けられた環状溝110と係
合可能になっている。案内片108は、中間片105の
自由縁114上で終端し90°にわたって折曲した部分
112となっており、この部分が、軸方向の移動を許容
しながら回転を防止するようにネジ棒部材8の非円形断
面と形状が類似する断面をもつ透孔113を形成してい
る。スリーブ2は案内片108に圧入嵌合されている。
ネジ棒部材8は横断板23で終端し、その外周部にはO
リングが設けられている。カップ部11は横断板23上
に嵌合され、そのカップ部は横断板23に対して回転自
在でも自在でなくてもよい。カップ部11は、図3と図
4の実施形態のものと同じタイプのものである。収容具
のその他の部位は図3と図4の実施形態の対応する部位
と同一である。
【0024】この収容具を使用するには、使用者はキャ
ップ27を取り除き、スリーブ2に対して作動部材4を
回動させ、これが、スリーブ2に対して回転できないネ
ジ棒部材8に対してナット7を案内する。ネジ棒部材は
スリーブ内を軸方向に上方に移動し、リップスティック
12の自由面31が取出し口30を経てスリーブ2から
出現するまでカップ部11を軸方向上方に押上げる。塗
布後、使用者は、リップスティック12がスリーブ2内
に下がるように反対方向に作動部材4を回転させる。つ
いで、使用者はキャップを戻して取付ける。特に、キャ
ップ27を取付ける際に、上方のシール領域29と底部
のシール領域44の間でスリーブ2内に過剰圧力がある
と、バネ40が圧縮され(図6参照)、これがカップ部
11、ネジ棒部材8及び浮遊バネ7を軸方向後方に移動
させる。空気は作動部材4の底部47に形成された空気
孔43を経由して逃がされる。
ップ27を取り除き、スリーブ2に対して作動部材4を
回動させ、これが、スリーブ2に対して回転できないネ
ジ棒部材8に対してナット7を案内する。ネジ棒部材は
スリーブ内を軸方向に上方に移動し、リップスティック
12の自由面31が取出し口30を経てスリーブ2から
出現するまでカップ部11を軸方向上方に押上げる。塗
布後、使用者は、リップスティック12がスリーブ2内
に下がるように反対方向に作動部材4を回転させる。つ
いで、使用者はキャップを戻して取付ける。特に、キャ
ップ27を取付ける際に、上方のシール領域29と底部
のシール領域44の間でスリーブ2内に過剰圧力がある
と、バネ40が圧縮され(図6参照)、これがカップ部
11、ネジ棒部材8及び浮遊バネ7を軸方向後方に移動
させる。空気は作動部材4の底部47に形成された空気
孔43を経由して逃がされる。
【0025】上記の詳細な説明で本発明の好適な実施形
態を説明した。しかし、特許請求の範囲に記載した本発
明の範囲を逸脱しないでこれに変形を加えて実施するこ
ともできることは明らかである。
態を説明した。しかし、特許請求の範囲に記載した本発
明の範囲を逸脱しないでこれに変形を加えて実施するこ
ともできることは明らかである。
【図1】 本発明に係る収容具の第1の実施の形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】 図1の収容具の閉止状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】 本発明に係る収容具の第2の実施の形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】 図3の収容具の閉止状態を示す断面図であ
る。
る。
【図5】 本発明に係る収容具の第3の実施の形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】 図5の収容具の閉止状態を示す断面図であ
る。
る。
2 スリーブ
4 作動部材
8 ネジ棒部材
11 カップ部
12 リップスティック(棒状品)
14 シール唇部(シールをなす部材)
25 発泡体ブロック(弾性手段)
27 キャップ(閉止部材)
28 カバー(閉止部材)
30 取出し口
40 バネ(弾性手段)
44 Oリング(シールをなす部材)
Claims (15)
- 【請求項1】 棒状品(12)が配されると共に作用動
作によって収容位置と施与位置の間でスリーブ(2)内
を軸方向に移動可能なカップ部(11)とカップ部(1
1)の下方のシールをなす部材(14,44)を具備
し、該スリーブ(2)が、着脱自在な閉止部材(27,
28)により気密的に閉塞された取出し口(30)を形
成する自由端を有する、棒状品を収容し施与する収容具
(1)において、スリーブ(2)内のあらゆる過剰圧力
の発生の際で特に閉止部材(27,28)を取出し口
(30)に嵌合するときに、カップ部(11)を該取出
し口(30)とは反対方向に軸方向に移動せしめて、上
記過剰圧力を少なくとも部分的に吸収するように、弾性
手段(27,28)が上記シールをなす部材(14,4
4)の下方に設けられたことを特徴とする収容具。 - 【請求項2】 上記弾性手段(25,40)が発泡体ブ
ロック部材(25)又はエラストマー材料製の部材から
なり、特にベローズの形状をなしていることを特徴とす
る請求項1に記載の収容具。 - 【請求項3】 上記弾性手段(25,40)がポリ塩化
ビニル発泡体、ポリウレタン発泡体、ポリエーテル発泡
体、天然もしくは合成ゴム発泡体、又はポリノルボルデ
ン(登録商標)、シリコーン又はニトリルエラストマー
から選択された材料からなることを特徴とする請求項2
に記載の収容具。 - 【請求項4】 カップ部(11)の下方のシールをなす
部材が、カップ部(11)の自由端(15)により構成
されたシール唇部(14)から構成されてなる請求項1
ないし3の何れか1項に記載の収容具。 - 【請求項5】 カップ部(11)の下方のシールをなす
部材が、Oリング(44)から構成されてなることを特
徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の収容
具。 - 【請求項6】 着脱自在なキャップ(27)内に嵌合さ
れた熱可塑性樹脂カバー(28)により上記取出し口
(30)が気密的に閉塞されたことを特徴とする請求項
1ないし5の何れか1項に記載の収容具。 - 【請求項7】 上記弾性手段(25,40)がバネ(4
0)からなることを特徴とする請求項1に記載の収容
具。 - 【請求項8】 収容位置と施与位置の間のカップ部(1
1)の軸方向の移動が、カップ部(11)の下方に配さ
れたネジ棒部材(8)とナット(7)を構成する部材の
相対回転によりなされることを特徴とする請求項1ない
し7の何れか1項に記載の収容具。 - 【請求項9】 ナット(7)を構成する部材が、スリー
ブ(2)に対して回転自在に嵌合された作動部材(4)
に回転可能に連結され、ネジ棒部材(8)がスリーブ
(2)に回転可能に連結されたことを特徴とする請求項
8に記載の収容具。 - 【請求項10】 ナット(7)を構成する部材が、上記
弾性手段(40)上に浮かべられて軸方向に移動可能に
設けられ、上記弾性手段(40)が、上記ナット(7)
を構成する部材に軸方向に当接した第1の端部(42)
と、作動部材(4)の軸方向の固定部分(103,4
7)に軸方向に当接した第2の端部(41)を有するこ
とを特徴とする請求項8又は9に記載の収容具。 - 【請求項11】 棒状品(12)をカップ部(11)内
に嵌入するときカップ部(11)から空気を逃がすため
の空気孔(13)がカップ部(11)の底部近傍に設け
られたことを特徴とする請求項1ないし10の何れか1
項に記載の収容具。 - 【請求項12】 カップ部(11)が、棒状品(12)
をカップ部(11)内に係止可能な少なくとも一の部材
(100)を有することを特徴とする請求項1ないし1
1の何れか1項に記載の収容具。 - 【請求項13】 上記少なくとも一の部材(100)が
カップ部(11)の内部に半径方向に突出する少なくと
も一のフィンガー部(100)からなることを特徴とす
る請求項12に記載の収容具。 - 【請求項14】 空気孔(43)が、カップ部(11)
の下方のシールをなす部材(14,44)より下方に形
成されたことを特徴とする請求項1ないし13のいずれ
か1項に記載の収容具。 - 【請求項15】 リップスティック、ファンデーション
又はトリートメント組成物の棒状品(12)を収容し施
与するための請求項1ないし14の何れか1項に記載の
施与具(1)の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9808936 | 1998-07-10 | ||
FR9808936A FR2780865B1 (fr) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | Dispositif pour le conditionnement d'un produit sous forme d'un raisin equipe d'un mecanisme d'absorption de surpression |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000060637A true JP2000060637A (ja) | 2000-02-29 |
JP3322306B2 JP3322306B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=9528560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19761999A Expired - Fee Related JP3322306B2 (ja) | 1998-07-10 | 1999-07-12 | 過剰圧力吸収機構を備えた棒状品収容具 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6340258B2 (ja) |
EP (1) | EP0970635B1 (ja) |
JP (1) | JP3322306B2 (ja) |
CA (1) | CA2277687C (ja) |
DE (1) | DE69911855T2 (ja) |
ES (1) | ES2209352T3 (ja) |
FR (1) | FR2780865B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7553101B2 (en) | 2004-02-27 | 2009-06-30 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Bar-like cosmetic delivering container |
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WO2018056678A3 (ko) * | 2016-09-22 | 2018-08-09 | 펌텍코리아(주) | 밀폐력이 향상된 에어타이트 립 화장품 용기 |
WO2018056699A3 (ko) * | 2016-09-22 | 2018-08-09 | 펌텍코리아(주) | 내부가 이중으로 밀폐되는 에어타이트 립 화장품 용기 |
JP7536408B2 (ja) | 2021-05-27 | 2024-08-20 | 株式会社吉野工業所 | 繰り出し容器 |
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DE60011907T2 (de) * | 1999-08-05 | 2005-08-25 | Coty S.A. | Haltehülse für einen pastösen stift mit einem integrierten transportmechasnismus, sowie damit versehene auftragsvorrichtung für kosmetika |
FR2826841B1 (fr) * | 2001-07-03 | 2003-09-26 | Oreal | Dispositif de conditionnement et de distribution d'un produit, notamment un rouge a levres liquide |
US6773190B2 (en) * | 2002-03-28 | 2004-08-10 | Rohto Pharmaceutical Co., Ltd. | Implement for dispensing preparation |
FR2845875B1 (fr) | 2002-10-16 | 2005-06-10 | Oreal | Dispositif comportant un mecanisme d'entrainement d'un stick ou d'un piston mobile dans une partie de base |
US20040191317A1 (en) * | 2003-01-27 | 2004-09-30 | Jeffrey Kaplan | Styptic pencil or stick housed in a tubular dispenser |
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US7175358B1 (en) * | 2005-08-29 | 2007-02-13 | Spa De Soleil, Inc. | Cosmetic applicator |
WO2007050638A1 (en) * | 2005-10-24 | 2007-05-03 | Jakks Pacific, Inc. | Musical liquid dispensing apparatus |
JP4537338B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2010-09-01 | 株式会社トキワ | 棒状化粧料カートリッジ |
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FR2934493B1 (fr) * | 2008-08-01 | 2010-09-17 | Oreal | Procede de taitement des fibres keratiniques humaines. |
KR100895004B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2009-04-27 | 김종출 | 밀폐성이 향상된 화장품 케이스 |
FR2952911B1 (fr) | 2009-11-25 | 2012-05-25 | Dior Christian Parfums | Dispositif applicateur de produit, recharge pour un tel dispositif applicateur, et kit comportant un tel dispositif applicateur. |
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