JP2000060590A - シクロデキストリンの生成方法 - Google Patents
シクロデキストリンの生成方法Info
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Abstract
かに低いコストで生成できる工業的方法を提供する。 【解決手段】シクロデキストリン糖転移酵素(EC No.
2.4.1.19)との反応を介したアミロペクチンジャガイモ
デンプンからシクロデキストリンを生成する方法におい
て、デンプン原材料としてアミロペクチンジャガイモデ
ンプンを用い、育種あるいは遺伝子工学あるいはそのほ
かの分子生物学的手法でアミロース形成を阻害したジャ
ガイモからアミロペクチンジャガイモデンプンを得るこ
とを特徴とするシクロデキストリンの生成方法。
Description
移酵素(CGTアーゼ、シクロデキストリントランスグリ
コシラーゼ、EC NO. 2.4.1.19としても知られている)
との反応を介してジャガイモデンプンのアミロペクチン
からシクロデキストリンを生成する方法である。
1,4−グリコシド結合の環状連鎖を伴った数個の無水グ
ルコース単位からなる分子を言い、そのようなもので最
小のシクロデキストリンであるα-シクロデキストリン
は6個のグルコース単位を含んでいる。 β-シクロデキ
ストリンとγ-シクロデキストリンは、形成される環の
中での無水グルコース単位の数によって区別する。β-
シクロデキストリンは、CGTアーゼによってデンプン
をシクロデキストリンに変換する際に熱力学的に生成さ
れるものである。重合度の高いシクロデキストリンは、
技術的応用にとって好ましい。
デキストリンを生成するための技術的方法の原材料とし
て用いられている。
ール当たり高い収率で屋内でも生育できる。タンパクと
脂質の含量が低いので、とても純粋なデンプンが得られ
る。
ン:トウモロコシの生育には温暖な気候が必要である。
モチトウモロコシは成熟個数が多いが、生育に都合の良
い場所で、通常のトウモロコシからは十分隔てて栽培し
なければならない。ヘクタール当たりの収量は多くない
のでコストは高くなる。
デンプンが高タンパクで高脂質であるのはかなり不利で
ある(デンプンに精製するのが複雑で費用がかかる)。
が極めて低いので、ジャガイモやトウモロコシに比べて
良くない基質である。
ン、アミロペクチンとアミロースの混合物である。アミ
ロースとアミロペクチンは単一の物質ではなく、多様な
分子量と多様なグルコース結合を有したポリマーの混合
物である。アミロースは主として直鎖多糖類からなり、
グルコース単位はα-1,4-結合でつながっている。一方
アミロペクチンは、多くの側鎖を有したポリマーで、グ
ルコース単位はα-1,4-結合に加えて側鎖枝分かれ部位
では1,6-結合を介してつながっている。アミロースは、
互いに一旦分離した鎖が再結合するというような好まし
からざる老化現象を起こし易いので、アミロペクチンの
方が安定的な溶液を形成することが判っている。
植物の種類に関わり無く15%から30%のアミロースを含
んでいる。いわゆるモチ型と呼ばれるトウモロコシの変
種だけはほとんどアミロペクチンからなるデンプンであ
る。稀なケースだが、アミロペクチン含量の極めて多い
デンプンはいわゆるモチ米やモチ大麦からも得ることも
できる。
よって分離することができる。この方法は極めて複雑
で、コストが嵩み、研究室規模以外ではほとんど使われ
ていない。しかも天然デンプンを分画すると制御できな
いような分解が起こり、最終産物の性質に欠陥を来たし
てデンプン分画を損なうのである。
プンは工業プロセスにはほとんど用いられない。ほかの
デンプンに比べて口当たりが良いからということで、唯
一の実用例としては食材業界におけるモチトウモロコシ
の一定量の使用がある。
は文献上多くの印刷物で対象となっている。
水分解物からシクロデキストリンを生成する方法が記載
されている。デンプンの原材料としてジャガイモデンプ
ンを用いたことが述べられている。上記の米国特許(19
66年)が出願された当時ジャガイモのデンプンが一般的
なデンプンであり、重量比で約20%のアミロースを含ん
でいる。
0%のアミロペクチンを含むデンプンからのシクロデキ
ストリンの生成が記載されており、その中で得られたシ
クロデキストリンは水に溶かした場合透明な溶液になる
ことが請求されている。好ましいデンプン原材料には95
%のアミロペクチンが含まれており、より好ましくはそ
れは約99%である。モチトウモロコシデンプン、モチ米
デンプンおよびモチ大麦デンプンが原材料として明白に
述べられているが、モチトウモロコシデンプンが好まし
い。 モチトウモロコシデンプンを用いた場合の積極的
な効果を示すために、通常のアミロースを含んだジャガ
イモデンプンとトウモロコシデンプンが比較のデンプン
として用例1の中で指名されている。
には、同じものを反応媒体から効率良く分離するため
に、シクロデキストリンに対する錯化剤の使用がある。
トルエン、1-デカノール、シクロデカノール、シクロヘ
キサン、トリクロロエチレン、テトラクロロエタン、ブ
ロモベンゼン、2,3-シクロドデノピリジン、ナフタレ
ン、1-ナフトール、2-ナフトールおよびジメチルフェノ
ールは錯化剤として指名されている。
は、シクロデキストリンの調製と工業生産、G. シュミ
ッド、ワッカー-ケミー、ドイツの3号 41ページ、J. S
zejtliと T.オセ、総合超分子化学(Comprehensive Sup
ramolecular Chemistry)第3巻、シクロデキストリン、
1966年、ペルガモン、オックスフォード、英国、に示さ
れている。
シクロデキストリンの比率に与える影響も記載されてい
る。これに関連して、生成方法で特定の錯化剤を添加す
ることは3種のシクロデキストリンの相対比率を変える
ことにもなり得る。
-グリコシド結合がCGTアーゼの効果を阻害することも指
摘されている。CGTアーゼを加える前にプルラナーゼや
イソアミラーゼのような脱分枝酵素でアミロペクチンを
処理すれば、デンプンからシクロデキストリンへの変換
レベルは数パーセント上昇する。
末端で開始されるためにアミロペクチンの方がアミロー
スよりもシクロデキストリン生成には適した基質である
ことも上記Szejtliとオセの文献の中で指摘されてい
る。アミロペクチンはアミロースよりもかなり多くの非
還元末端を有するのでアミロペクチンを使えば変換レベ
ルは高くなる。従ってジャガイモデンプンの方がトウモ
ロコシデンプンよりも多くのアミロペクチンを含んでい
るので(トウモロコシの約72%に比べてジャガイモでは
約79%)トウモロコシデンプンの代わりにジャガイモデ
ンプンを使うことが推奨されるのである。
toca)より得たCGTアーゼ遺伝子を用いてキメラ遺伝子
を構築し、そのトランスジェニックジャガイモの塊茎で
直接シクロデキストリンを作る試みも記載されている。
事実ジャガイモの塊茎で少量のシクロデキストリンを作
るのは可能であることが証明されている。塊茎からの抽
出はシクロデキストリンを結合するがデンプンは結合し
ないC18セパックカラムを用いて行った。
間で、多種多様な作物、たとえば、トウモロコシ、小
麦、サトウモロコシ、ジャガイモ、タピオカ、サゴおよ
び米から分画されたアミロペクチンデンプンの使用につ
いて述べている。
ンの分画方法は一般には受け入れられていないので、記
載されているような不都合を持たないシクロデキストリ
ンの原材料を探し続けている。
移酵素を介してアミロペクチンジャガイモデンプンから
シクロデキストリンを生成する方法の原材料には、育種
の結果として、あるいは分子生物学的/遺伝子工学的手
法の結果としてアミロース形成を阻害することによって
得たアミロペクチンジャガイモデンプンを用いる。
プンを作るようなジャガイモの遺伝子操作がうまく進ん
でいる。そのようなジャガイモから得たアミロペクチン
ジャガイモデンプンは、天然の作物本来の性質を持って
いるほとんど純粋なアミロペクチンという利点と、主と
して低脂質と低タンパクというジャガイモデンプンの利
点とを兼ね備えている。
ョン(cosuppression)によってアミロース形成を阻害
したジャガイモから、アミロペクチンジャガイモデンプ
ンは最もよく得られる。これら2つの技術は、当業界で
よく知られたものであり、更なる説明は必要ではない。
しかしながら、他にジャガイモ苗の突然変異に基づく方
法のようなアミロース合成を抑制する分子生物学的手法
がある。
ジャガイモは当面、アミロペクチン含量が重量比で90%
を超えるようなアミロペクチンデンプンを供給するが、
好ましくは95%以上である。発明に基づく方法について
は、98%以上のアミロペクチンを含むアミロペクチンジ
ャガイモデンプンがとりわけ好ましい。
ン含量の測定は、J.H.M.ホーベンカンプ−ハームリン
ク、J.N.デブリース、F.アダムス、E.ヤコブセン、W.ウ
ィゾルト、およびフィーンストラ “少量のジャガイモ
塊茎と葉におけるアミロースアミロペクチン比の迅速測
定”ポテト リサーチ(1988年)、241-246ページに基づ
いて行う。
4.1.19)は、この酵素を産生する微生物を培養し、発酵
培養液から酵素を抽出することにより生産する。B. mac
eransはそのような微生物の一例である。
に、様々な小分子やモノマーと共に包接化合物あるいは
包接複合体を形成する。このような複合体形成は、ファ
ンデルワールス力と共に、シクロデキストリン環の非極
性の内部と非極性ゲスト分子との疎水性の相互作用を介
して進むと見なされるかも知れない。シクロデキストリ
ン内部でのこの包接の結果として、ゲスト分子の化学
的、物理的性質はゲスト分子に特定の修正が行われると
いう程度には変化する。
ることの有利な効果は以下のとおりである。 1. 光や酸素に敏感な物質の安定化 2. ゲスト分子の化学的反応性の修飾 a) 反応性の物質が包接によって保護され、他の物質と
安全に混合できる; b) 官能基の包接を介して反応の選択性に影響を与える
ことができる; c) 反応を刺激したり、抑制したりすることができる。 3. 揮発性物質の固定 a) とりわけ毒性物質で保存と操作が容易になる; b) 気化損失が減るので少量の揮発性物質で事足りる; c) 芳香物質や生理活性物質をうまく調薬できる。 4. ゲスト分子の適用に関連した特性の修飾 a) 水に溶けにくい物質がシクロデキストリンを加える
と容易に溶けるようになり、容易に乳状にできるように
なる; b) 粉状の凍結乾燥したシクロデキストリンは微細に分
散し、複合体を作っていない溶解性の低いゲスト分子よ
りも容易に溶けるようになる。 c) 吸収スペクトラムが包接で普通に変わるので色素が
覆い隠され、物質の色合いが変化する; d) 物質の不愉快な味が抑えられうる。
業界でシクロデキストリンの使用について将来的な増加
が期待できる。
デンプンは、機械的に、熱を使って、化学的におよび/
もしくは酵素的に処理しないこともあれば、前処理する
こともある。このような前処理によって液化でき、デン
プンの溶解性を改善する。
ロペクチンジャガイモデンプンを液化する。デンプンは
約155℃までの熱でも処理する。化学的な前処理は普通
酸で処理することをいう。好ましくは塩酸である。
剤でもデンプンを前処理する。アミロペクチンジャガイ
モデンプンをα-アミラーゼで処理すると、酵素的な分
解が起きてデンプンは溶け易くなる。
くは架橋したデンプン産物を作るための化学的な前処理
も利点のために用いられる。
ーゼ(EC 3.2.1.68)のような脱分枝酵素で処理するとシ
クロテキストリンの収率に有利な効果が得られるのが当
面見出されている。錯化剤の使用も本発明の方法におい
て有利である。
化剤と共にプルラナーゼを使用した場合の収量の増加を
示す。デンプン懸濁液は100℃で前処理し、その後環化
反応は25℃で行う。
イモデンプンから高い収率でシクロデキストリンが得ら
れるのかを説明するのかも知れない。
ラナーゼを使用することによりDP60とDP18で鎖長の断片
を作る。以下の表2はイソアミラーゼを用いて脱分枝し
た異なったアミロペクチンのDP分布を示す。
い(M.T.カリシェブスキー、P.D.オーフォードおよびS.
G.リング、“多様な植物を元にしたアミロペクチンの老
化現象とゼラチン”、炭水化物リサーチ198(1990年)4
9-55)。シクロデキストリンの収量が最も高いのはDE≦
2(F.C.アームブラスター及びE.R.クール、シクロデキ
ストリンの製造、米国特許第3,425,910号)の
デンプンから得た場合である。
クチンデンプンを用いて得たシクロデキストリンの収量
は、モチトウモロコシデンプンとの反応混合物から得た
収量よりも高い(J. W. シーおよびA.ヘッジ、PCT出願
WO93/10255(1993年))。考えられる解釈は、重合度の
高いデキストリンはDP60の分画1の割合が高いというこ
とである。
イモデンプンを使うのは特に有利であることが判ってい
る。下記の表3に見られるように、シクロデキストリン
の収率は原材料として用いたデンプンのDPの増加に伴っ
て増加する。
よび低タンパク)は、たとえば伝播性が改良されること
からも明らかなように、反応混合物からシクロデキスト
リンを単離する上で有利である。市販のデンプンの脂質
含量とタンパク含量を表4に示す。
ロースを含まないジャガイモデンプン100gを1リットル
の水に懸濁し、30分以内に100℃に暖めてゼラチン化さ
せる。25℃に冷ました後、16.5 mlのプルラナーゼ懸濁
液(45U/ml)、あるいは0.5 mlのイソアミラーゼ懸濁液(5
330000U/ml)を加える。 プルラナーゼ:(NH4)2SO4溶液に懸濁。1単位は、pH
5.0かつ25℃下1分当りプルランからマルトトリオ
ース1μmolを遊離させる。 イソアミラーゼ:2.0M (NH4)2SO4溶液に懸濁。1単
位は、後述により調整された溶液Aにおいて室温15分の
後にA610を0.1増加させるものである。 溶液A:1%溶解性米デンプン0.5ml、0.5M酢
酸塩緩衝液(pH3.5)0.1mlおよび酵素溶液
0.1mlの混合物を40℃、1時間加温した後、この混
合物から分取した0.5mlを0.01Mヨウ素/KI
溶液0.5mlと混合し、水で12.5mlに希釈す
る。ジャガイモデンプンと上記酵素懸濁液との混合物を
3時間撹拌する。10mgのシクロデキストリン糖転移酵素
および錯化剤としてのシクロデカノンを加える。この反
応混合物を10日間撹拌する。プルラナーゼを用いた場
合、92.8%の収率でシクロデキストリンが得られる。
Claims (17)
- 【請求項1】 シクロデキストリン糖転移酵素(EC No.
2.4.1.19)との反応を介したアミロペクチンジャガイ
モデンプンからシクロデキストリンを生成する方法にお
いて、デンプン原材料としてアミロペクチンジャガイモ
デンプンを用い、育種あるいは遺伝子工学あるいはその
ほかの分子生物学的手法でアミロース形成を阻害したジ
ャガイモからアミロペクチンジャガイモデンプンを得る
ことを特徴とするシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項2】 アンチ-センス技術を用いることによっ
てアミロース形成を阻害したジャガイモから得たアミロ
ペクチンジャガイモデンプンを用いることを特徴とする
請求項1に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項3】 コサプレッション(cosuppression)を
用いることによりアミロース形成を阻害したジャガイモ
から得たアミロペクチンジャガイモデンプンを用いるこ
とを特徴とする請求項1に記載のシクロデキストリンの
生成方法。 - 【請求項4】 アミロペクチン含量が少なくとも95%、
好ましくは少なくとも98%のアミロペクチンジャガイモ
デンプンを用いることを特徴とする請求項1〜3の何れ
か1項に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項5】 機械的におよび/または熱を加えて、お
よび/または化学的におよび/または酵素的に前処理し
たアミロペクチンジャガイモデンプンを用いることを特
徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のシクロデキス
トリンの生成方法。 - 【請求項6】 高速撹拌で機械的にアミロペクチンジャ
ガイモデンプンを液化することを特徴とする請求項5に
記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項7】 約155℃で熱処理したアミロペクチンジ
ャガイモデンプンを用いることを特徴とする請求項5に
記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項8】 酸、好ましくは塩酸で処理したアミロペ
クチンジャガイモデンプンを用いることを特徴とする請
求項5に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項9】 酸化剤、好ましくは次亜塩素酸ナトリウ
ムで処理したアミロペクチンジャガイモデンプンを用い
ることを特徴とする請求項5に記載のシクロデキストリ
ンの生成方法。 - 【請求項10】 α-アミラーゼで処理したアミロペク
チンジャガイモデンプンを用いることを特徴とする請求
項5に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項11】 エーテル化、エステル化および/もし
くは架橋したアミロペクチンジャガイモデンプンを用い
ることを特徴とする請求項5に記載のシクロデキストリ
ンの生成方法。 - 【請求項12】 脱分枝酵素で処理したアミロペクチン
ジャガイモデンプンを用いることを特徴とする請求項5
に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項13】 イソアミラーゼ(EC 3.2.1.68)もし
くはプルラナーゼ(EC3.2.1.41)で処理したアミロペクチ
ンジャガイモデンプンを用いることを特徴とする請求項
12に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項14】 DPが50以上のアミロペクチンジャガイ
モデンプンを用いることを特徴とする請求項1〜13の
何れか1項に記載のシクロデキストリンの生成方法。 - 【請求項15】 CGTアーゼによるデンプンの変換はシ
クロデキストリンに対する錯化剤の存在下で行うことを
特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載のシクロ
デキストリンの生成方法。 - 【請求項16】 請求項1〜15の何れか1項に記載の
シクロデキストリンの生成方法に従った、デンプンのCG
Tアーゼ処理を介したシクロデキストリン生成のための
原材料としてのアミロペクチンジャガイモデンプンの使
用。 - 【請求項17】 請求項1〜15の何れか1項に記載の
シクロデキストリンの生成方法により生成されるシクロ
デキストリン。
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