JP2000060251A - 根茎作物収穫機 - Google Patents

根茎作物収穫機

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JP2000060251A
JP2000060251A JP10252006A JP25200698A JP2000060251A JP 2000060251 A JP2000060251 A JP 2000060251A JP 10252006 A JP10252006 A JP 10252006A JP 25200698 A JP25200698 A JP 25200698A JP 2000060251 A JP2000060251 A JP 2000060251A
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digging blade
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pulling
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Yoshiaki Yamamoto
義昭 山本
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものは、引抜き装置の作用始端位置と
掘取り刃の作用位置との相対位置が固定的なのが一般的
である為、圃場や作物条件による根部の成育状態によっ
ては、引抜き装置に掛かる負荷も変動し、茎葉部の挟持
切断位置や搬送上の不具合を生じる場合がある。本発明
は圃場や作物条件による根部の成育状態に対応して、引
抜き作用と圃場膨軟作用のタイミングを調整可能な根茎
作物収穫機を提供する事である。 【解決手段】引抜き装置の作用始端位置に対して掘取り
刃の作用位置を前後調整可能にする為、掘取り刃の取付
けを可変構造にして、圃場膨軟作用の有効な支援の基で
安定した引抜き作用が可能になる様に引抜き装置の始端
位置と掘取り刃の相対位置を前後に選択可能な掘取り刃
の取付け構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玉葱や人参等根茎
作物を掘取収穫する根茎作物収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のものは、根茎作物の茎葉部を掬い
上げ分け整える分草装置を備え、該分草装置の後方に引
抜き装置及び掘取り刃を連設した根茎作物収穫機におい
て、振動掘取り刃を装着した例が知られている。
【0003】ところが、この種の収穫機では引抜き装置
の作用始端位置と掘取り刃の作用位置との相対位置が固
定的なのが一般的であり、この場合、圃場条件や作物条
件によって根茎作物の根の成育状態が異なる為、引抜き
装置に掛かる負荷も変動し引抜き作用と合わせて茎葉部
の挟持位置のバラツキを生じ、茎葉部の切断位置も一定
せず作業上の不具合を生じ作業能率の低下を誘発する問
題点が潜在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の技術に
おいての前記不具合を解決するためになされたもので、
圃場条件や作物条件による根茎作物の根の成育状態に対
応して、引抜き装置の作用始端位置に対して掘取り刃の
取付け位置を調節して、圃場を膨軟にする作用と引抜き
作用のタイミングを適正に合わせることが出来る様に構
成し、圃場膨軟作用の支援によって引抜き作用に掛かる
負荷を一定にし、茎葉部の挟持位置を安定させ円滑なる
収穫作業を可能にした構成を根茎作物収穫機にて提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】根茎作物の茎葉部を掬い
上げ分け整える分草装置を備え、該分草装置の後方に引
抜き装置及び掘取り刃を連設した根茎作物収穫機におい
て、引抜き装置の始端位置に対して、掘取り刃の作用位
置を前後調整可能な構成にして、引抜き装置の始端位置
より前進又は後退した位置を掘取り刃の作用位置として
選択可能にしたことによって、引抜き作用の開始時点に
適合した掘取り刃の作用位置を根茎作物の成育状況によ
り選択する事ができる様に構成した。
【0006】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、振動を付加し
土壌を膨軟にする掘取り刃の振動支点と作用基点の相対
位置を選択可能な取付け可変構造にし、圃場条件や作物
の成育状況への適用範囲を広くした。
【0007】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、引抜き装置の
始端位置に対して、掘取り刃の作用位置を先行させた位
置構成にして、引抜き作用が働く時点では常に土壌は膨
軟にされた状態になる様にした。
【0008】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、圃場や作物条
件による茎葉部の成育状態で倒伏したり徒長した場合
に、機体進行速度を遅くして作業しても、機体進行速度
に同期化させて引抜き作用に追従した掘取り刃の土壌膨
軟作用となる様に、引抜き装置の始端位置に対して、掘
取り刃の作用位置を後退させ、茎葉部を引き起こし易く
した構成にした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は根茎作物収穫機にて収穫
作業を行う際、圃場条件や根茎作物の成育状況による根
の成長状態に適合するように掘取り刃の取付位置を調整
可能とし、引抜き作用と圃場膨軟作用のタイミングを合
わせて掘取り作業を円滑にする様に構成した掘取り刃を
玉葱収穫機にて提供するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
し記述する。図1は本発明の要部に係わる掘取り刃と引
抜き装置の側面図で、掘取り刃と引抜き装置との側面相
対取付位置を示したものである。又図2は本発明の要部
に係わる掘取り刃と分草装置及びゲ−ジ輪の相対位置を
側面視したものである。図3は本発明に係わる実施例で
ある玉葱収穫機の全体側面図であり、図4は同全体前面
図である。図5は掘取へら付き掘取り刃の構成を示した
前面図であり、図6は同側面視図である。
【0011】まず、実施例としての玉葱収穫機の全体構
成について、図3及び図4を参照して説明すると、
(1)は機体の最前部に装着されている分草装置で、左
右方向の一定間隔毎に複数個設けた縦廻し形の分草体
(1b)(1b)・・で構成され、該分草体(1b)は
駆動スプロケットと従動プ−リに巻掛けられ周回する引
起タイン(1a)付きチェンと分草体(1b)の先端に
固設された分草棒(1c)及び分草板(1d)からな
り、機体の進行中斜め上方(U1)へ移動される引起タ
イン(1a)により玉葱などの作物の茎葉部を掻き分け
て引き起こすように構成されている。
【0012】各分草体(1b)の先端に固設された分草
棒(1c)は斜め前方下向きへ延出されていて、該分草
棒(1c)は機体の進行中、作物の茎葉部を掬い分ける
ものである。そして分草板(1d)がゲ−ジ輪(29)
側の分草棒(1c)横方に固着され、ゲ−ジ輪(29)
の前方に配設されていて、ゲ−ジ輪(29)による茎葉
部の捲き込みを回避している。
【0013】(3)は突起付きベルト(4)を巻掛けて
成る掻込み搬送体(3a)(3b)を左右一対に対峙構
成した掻込み装置で、各突起付きベルト(4)を掻込み
装置(3)の先端部外方から中央箇所へ向けて周回移動
させ、続いて斜め上後方へ直線移動させることにより、
分草装置(1)が引き起こした作物の茎葉部を該掻込み
装置(3)の下部中央へ掻き込んで斜め上方(U2)へ
押し上げるように構成されている。
【0014】(5)は無端帯搬送ベルト(6)と複数個
のプ−リ(7a)(7b)を内蔵し構成された引抜き搬
送体(5a)(5b)を左右一対に対峙構成した引抜き
装置である。一対の無端帯搬送ベルト(6)(6)は対
向して、相互の間を引抜き搬送経路(H)として茎葉部
を挟持搬送するのである。
【0015】即ち、この引抜き装置(5)は掻込み装置
(3)の掻き込んだ茎葉部の比較的上部を引抜き搬送経
路(H)の搬送始端部で受け継ぎ、該引抜き装置(5)
で挟持して斜め上後方(U3)へ搬送するが、この搬送
過程で該引抜き装置(5)の下方に配設した左右一対の
堀取り刃(8)(8)の振動作用によって膨軟になった
畝面から作物を機体の前進に伴い引抜き、後方斜め上方
に搬送するように構成されている。
【0016】本発明の要部である堀取り刃(8)(8)
の取付け構成を図1及び図2を参照しながら記述する。
堀取り刃(8)は揺動ア−ム(18)によって振動が付
加されるが、該堀取り刃(8)は振動支点(ハ)で取付
板を介してフレ−ム(19)に枢着され、作用基点
(イ)又は(ロ)で揺動ア−ム(18)に枢着し接続し
ている。この場合作用基点(イ)又は(ロ)のどちらを
選択するかによって堀取り刃(8)の刃先部の作用位置
(ホ)又は(ヘ)は前後し引抜き装置(5)の始端位置
(ニ)との相対位置を可変して、圃場条件や作物条件に
よって根の成育状態に差異を生じても支障のない様に調
節して、引抜き装置(5)による引抜き作用と堀取り刃
(8)による土壌膨軟作用のタイミングを適合させる事
が出来る様に構成されている。
【0017】更に、堀取り刃(8)は正面鉤型をして刃
先部は略水平に土壌に当接し根部の周辺を膨軟にする
が、図5〜6に示す様に該堀取り刃(8)の鉤型をした
刃先部には堀取へら(10)が固着され、該堀取へら
(10)はフォ−ク状に成形され各フォ−クの背部は断
面にて鋭角状になり土壌への進入時の食い込みを良くし
ている。同時に堀取り刃(8)と一体的に振動して根菜
部をすくい上げ引抜き作用を支援し、合わせて根部に付
着した土塊を振るい落とす効果を有する。
【0018】引抜き装置(5)の下方には下部搬送装置
(9)が設けてあり、該下部搬送装置(9)は左右一対
の下部搬送体(9a)(9b)からなり、該一対の下部
搬送体(9a)(9b)の前後傾斜は引抜き装置(5)
のそれよりも緩やかにしてある。左右下部搬送体(9
a)(9b)は前後一対のプ−リに各々下部搬送ベルト
を巻掛けて形成し、これら下部搬送ベルトは互いに対向
し、相互の間を茎葉部の下部搬送経路として茎葉部を挟
持搬送するのである。更にこれら前処理部は車軸(A)
を回動支点として、一体的に上下回動自在に構成されて
いる。
【0019】図3〜図4に示すように、(26)は機体
に装着された2個構成の走行車輪で、(27)は引抜き
装置(5)を駆動する駆動軸を軸支した駆動ケ−スであ
り、(29)は機体の前部を適当高さに保持する為のゲ
−ジ輪で、(30)は該ゲ−ジ輪(29)を機体に対し
上下変位させる為のゲ−ジ輪調節ハンドルである。
【0020】更に、分草装置(1)は複数個の縦廻し分
草体(1b)(1b)・・で構成されているが、各分草
体(1b)(1b)・・の駆動系は一本の引起駆動軸に
集約され伝動筒(2)に内蔵されていて、該分草装置
(1)は固設した取付フレ−ムに伸縮可能に構成した前
処理部高さ調節装置(37)を外筒と連結板を介して付
設固着して、ゲ−ジ輪調節ハンドル(30)により任意
に地上高を適正なる高さに調節する事が出来る。
【0021】更に、ゲ−ジ輪(29)の接地点を支点と
して、上下調節する前処理部高さ調節装置(37)の伸
縮部である支持筒の外筒と分草装置(1)に固着された
取付フレ−ムを連結板及び取付金によって連結固着する
事により、内筒の作動ストロ−クを有効に活用する事が
できる様にした。
【0022】また、側面視にて分草装置(1)の先端と
引抜き装置(5)の作用始端位置での垂直方向の間で、
分草装置(1)に前処理部高さ調節装置(37)を連結
するように連結箇所を設定して、車軸(A)を支点とし
て回動する前処理部を上下調節する時、高さ調節装置
(37)における垂直変位量より引抜き装置(5)の上
下変位量を小さくし、実作業で分草装置(1)の先端を
基準に上下調節をやっても、引抜き装置(5)の上下変
位量への影響を小さくする様にし、収穫作物の成育状態
に左右されることなく、略定位置で茎葉部を挟持し引抜
作用を行い、後行程での作業を円滑にする様に構成して
ある。
【0023】エンジン(E)に直結した走行伝動装置
(33)の前部に連設された出力ケ−スには出力軸が内
蔵され、該出力軸に連動し駆動ケ−ス(27)に内蔵さ
れた引抜き装置(5)の駆動軸は、左右上プ−リ(7
a)(7a)を介して引抜き装置(5)を駆動し、引抜
き装置(5)の左右下プ−リ(7b)(7b)のプ−リ
軸に連結された左右チェン伝動部(28)(28)を介
して左右一対の掻込み装置(3)の駆動と同じく対を成
す下部搬送装置(9)の駆動に分岐し各前処理装置を駆
動するように構成されている。(31)は操縦ハンドル
であり、(32)は茎葉排出装置である。
【0024】以下、上記の様に構成した玉葱収穫機で玉
葱を収穫する際の作動を説明する。図3〜4に示す様に
畝(W)に沿わせて機体を走行させると、畝面に育成さ
れている玉葱の茎葉部を分草棒(1c)が掬い上げる
が、この時、分草装置(1)の地上高を適正なる高さに
調節する為に、調節ハンドル(30)を廻して、ゲ−ジ
輪(29)を支点に高さ調節装置(37)の伸縮調整を
やり、玉葱の成育状況や茎葉部の状態及び畝高さに適合
させて分草装置(1)の地上高を調節し、該分草装置
(1)の作動により引起タイン(1a)が斜め上方(U
1)へ移動し茎葉部を掻き分け引起していき、掻込み装
置(3)に受け継ぐ、引続き突起付きベルト(4)が斜
め上後方(U2)へ移動しながら茎葉部を引抜き装置
(5)の始端部に掻き込んでいくが、この行程に合わせ
て掘取り刃(8)(8)は畝面を適正に調整された深さ
で膨軟にすると同時に引抜き装置(5)は茎葉部の比較
的上部を挟持して玉葱を引抜き、後方の斜め上方(U
3)へ搬送する。
【0025】こうして搬送される玉葱の茎葉部は下部搬
送装置(9)の搬送始端部に供給され、この後は下部搬
送ベルトがこの茎葉部の下部を挟持し、略水平方向の後
部へ搬送するのである。
【0026】引抜き装置(5)と下部搬送装置(9)と
による搬送中、引抜き装置(5)は茎葉部を上方へ引張
し、一方では下部搬送装置(9)が下部搬送ベルトを介
して玉部を係止してその上昇を阻止する。従って、下部
搬送ベルトは茎葉部の首部を挟持しつつ後方へ移動さ
せ、また引抜き装置(5)は下部搬送装置(9)との間
に位置した茎葉部に引上げ力を付与してこれを緊張状態
にするのである。
【0027】こうして下部搬送装置(9)等による茎葉
部の搬送が進行すると、この搬送過程で、切断装置が茎
葉部を一定高さに調節した位置で切断し、このように処
理された玉葱は下部搬送装置(9)によって機体後方に
放出される。このような作動は機体の進行中に引き抜か
れた各玉葱について連続的に行われるのである。
【0028】また切断装置で切り離された茎葉部の先部
は、引抜き装置(5)により更に上方へ搬送された後、
茎葉排出装置(32)により横方へ搬送され、機体側方
へ落下されるのである。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記述されるような効果を奏する。
【0030】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、引抜き装置の
始端位置に対して、掘取り刃の作用位置を前後調整可能
な構成にして、引抜き装置の始端位置より前進又は後退
した位置を掘取り刃の作用位置として選択可能にしたこ
とによって、引抜き作用の開始時点に適合した掘取り刃
の作用位置を根茎作物の成育状況により選択する事がで
きる様に構成したので、圃場条件により根茎作物の根部
の成育状況に差異が生じて根毛部に土塊の付着が増大し
ても、掘取り刃の作用位置を前進させ引抜き作用を支援
する事ができ、引抜き時の茎葉部の挟持位置を安定させ
後作業を円滑にする事が出来る。
【0031】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、振動を付加し
土壌を膨軟にする掘取り刃の振動支点と作用基点の相対
位置が選択可能な取付け可変構造にしたので、圃場条件
や根茎作物の成育状況により掘取り刃の刃先部を前後に
可変調節して、引抜き装置の始端位置に対して適合した
掘取り刃の作用位置が設定でき、引抜き作用を容易にし
安定した収穫作業が出来る様になった。
【0032】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、引抜き装置の
始端部に対して、掘取り刃の作用位置を先行させた位置
構成にして、引抜き作用が働く時点では常に土壌は膨軟
にされた状態になる様にしたので、引抜き作用に掛かる
負荷が安定し、圃場条件や根茎作物の成育状況に対して
適用範囲を広くすることが出来た。
【0033】根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える分
草装置を備え、該分草装置の後方に引抜き装置及び掘取
り刃を連設した根茎作物収穫機において、機体進行速度
を遅くして作業しても、機体進行速度に同期化させて引
抜き作用に追従した掘取り刃の土壌膨軟作用となる様
に、引抜き装置の始端位置に対して、掘取り刃の作用位
置を後退させたので、圃場や作物条件による茎葉部の成
育状態で倒伏したり徒長した茎葉部に対応して機体進行
速度を遅くした場合に、引抜き作用の速度が相対的に早
くなっても、土壌抵抗により先ず茎葉部が引張られてか
ら掘取り刃の土壌膨軟作用が働き、茎葉部の引起こしを
容易にし掘取り作業の乱れを防止することが出来る。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部に係る掘取り刃と引抜き装置の側
面図である。
【図2】本発明の要部に係る掘取り刃と分草装置及びゲ
−ジ輪の側面図である。
【図3】本発明の実施例である玉葱収穫機の全体側面図
である。
【図4】本発明の実施例である玉葱収穫機の全体前面図
である。
【図5】本発明の要部に係る掘取へら付き掘取り刃の構
成を示した前面図である。
【図6】本発明の要部に係る掘取へら付き掘取り刃の側
面視図である。
【符号の説明】
E エンジン 1 分草装置 3 掻込み装置 5 引抜き装置 8 堀取り刃 9 下部搬送装置 18 揺動ア−ム イ 作用基点 ロ 作用基点 ハ 振動支点 ニ 引抜き装置始端位置 ホ 作用位置 ヘ 作用位置 26 走行車輪 29 ゲ−ジ輪 30 ゲ−ジ輪調節ハンドル 33 走行伝動装置 37 機体前部高さ調節装置 H 引抜き搬送経路 W 畝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える
    分草装置(1)を備え、該分草装置(1)の後方に引抜
    き装置(5)及び掘取り刃(8)を連設した根茎作物収
    穫機において、該引抜き装置(5)の始端位置(ニ)に
    対して、掘取り刃(8)の作用位置(ホ)を前後調整可
    能な構成にして、引抜き装置(5)の始端位置(ニ)よ
    り前進又は後退した位置を掘取り刃(8)の作用位置
    (ホ)又は(ヘ)として選択可能にしたことを特徴とす
    る根茎作物収穫機。
  2. 【請求項2】 根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える
    分草装置(1)を備え、該分草装置(1)の後方に引抜
    き装置(5)及び掘取り刃(8)を連設した根茎作物収
    穫機において、振動を付加し土壌を膨軟にする掘取り刃
    (8)の振動支点(ハ)と作用基点(イ)(ロ)の相対
    位置を選択可能な取付け可変構造にした事を特徴とする
    根茎作物収穫機。
  3. 【請求項3】 根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える
    分草装置(1)を備え、該分草装置(1)の後方に引抜
    き装置(5)及び掘取り刃(8)を連設した根茎作物収
    穫機において、該引抜き装置(5)の始端位置(ニ)に
    対して、掘取り刃(8)の作用位置(ホ)を先行させた
    事を特徴とする根茎作物収穫機。
  4. 【請求項4】 根茎作物の茎葉部を掬い上げ分け整える
    分草装置(1)を備え、該分草装置(1)の後方に引抜
    き装置(5)及び掘取り刃(8)を連設した根茎作物収
    穫機において、引抜き装置(5)の始端位置(ニ)に対
    して、掘取り刃(8)の作用位置(ホ)を機体進行速度
    に同期化させ、後退させた事を特徴とする根茎作物収穫
    機。
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