JP2000058141A - 電気的なコネクタ - Google Patents

電気的なコネクタ

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JP2000058141A
JP2000058141A JP11215484A JP21548499A JP2000058141A JP 2000058141 A JP2000058141 A JP 2000058141A JP 11215484 A JP11215484 A JP 11215484A JP 21548499 A JP21548499 A JP 21548499A JP 2000058141 A JP2000058141 A JP 2000058141A
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connector part
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Hartmut Brammer
ブラマー ハルトムート
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/02Soldered or welded connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
    • H01R43/24Assembling by moulding on contact members

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器ケーシングに固定的に結合されたコネク
タ部分が解離可能な電気的な接続にも、解離不能な電気
的な接続にも適するようにし、しかもこの場合、それぞ
れ別個のコネクタ部分を機器ケーシングに形成しなくて
も済むようにする。 【解決手段】 コネクタ部分3が解離可能な導電接続時
にも使用することができるように、コネクタ部分3が形
成されており、ケーブル差込体4が、コネクタ部分3に
適合するように形成された成形体11を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解離不能な導電接
続部を形成するための電気的なコネクタであって、コネ
クタ部分とケーブル差込体とが設けられており、ケーブ
ル差込体の少なくとも1つの導電性のコンタクトが、コ
ネクタ部分の導電性のコンタクトに当て付けられて配置
されており、両コンタクト相互間に溶融結合部が設けら
れている形式のものにに関する。さらに本発明は、本発
明によるコネクタを形成する方法、および、本発明に基
づくコネクタの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の解離可能な差込コネクタの場合、
大抵の場合、コネクタ部分がケーシングに形成されてい
て、このコネクタ部分内に、導体に接続された対応差込
体が差し込み可能である。こうして、電気機器の電子構
成素子が、解離可能な差込コネクタと、この差込コネク
タに接続された導体とを介して、他の機器または給電部
に接続される。大量生産、例えば自動車技術において
は、ある使用時には解離可能な差込接続部を設け、他の
使用時には解離不能な接続部を設けることがしばしば必
要となる。この解離不能な接続部は、溶融結合、すなわ
ちろう接または溶接を介して固定され、その後はもはや
対応差込体を引き出すことによっては分離することはで
きない。
【0003】公知のコネクタ技術においては、同一のケ
ーシングのために解離可能な電気的なコネクタ用のコネ
クタ部分を設け、解離不能な接続のために、他のコネク
タ部分をこのケーシングに接続する必要がある。これに
より著しく大きなコストが生じる。それというのは、選
択的なコネクタに合わせて、差込コネクタの異なる幾何
学的形状を形成するために、それぞれ異なる製造方法お
よび製造工具が必要とされるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の電気的なコネクタを改良して、機器ケー
シングに固定的に結合されたコネクタ部分が解離可能な
電気的な接続にも、解離不能な電気的な接続にも適して
おり、しかもこの場合、それぞれ別個のコネクタ部分を
機器ケーシングに形成しなくても済むようなコネクタを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、コネクタ部分が解離可能な導電接
続時にも使用することができるように、コネクタ部分が
形成されており、ケーブル差込体が、コネクタ部分に適
合するように形成された成形体を有しているようにし
た。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、解離可能な差込結合と
解離不能な溶融結合のために同一のコネクタ部分を使用
することができることが明らかである。この場合、標準
的な幾何学的形状の差込舌片を備えた対応差込体を有す
るように形成されたコネクタ部分を、解離可能な導電接
続のために組み立てることができる。解離不能な導電接
続部を形成するためには、ただこの対応コネクタが、本
発明によるケーブル差込体に代えられるだけである。こ
のケーブル差込体はコネクタ部分内に差込可能であり、
ケーブル差込体の成形体はコネクタ部分の幾何学的形状
に適合するように形成されている。これにより、ケーブ
ル差込体は有利にコネクタ部分に差し込むことができる
ので、ケーブル差込体のコンタクトはコネクタ部分のコ
ンタクトに当て付けられ、次いで、特別な溶融結合方法
を介して、両コンタクト相互間の解離不能な結合を形成
することができる。
【0007】本発明による電気的なコネクタの決定的な
利点は、種々異なるコネクタのために、機器ケーシング
に機械的に固定された1つのコネクタ部分を使用するこ
とができることである。解離可能な接続のための従来の
対応差込体、もしくは、解離不能な接続のためのケーブ
ル差込体を使用することによるだけで、種々異なる電気
的なコネクタを形成することができる。相異なるコネク
タにおいて、機器ケーシングに、それぞれ同一のコネク
タ部分を一体成形または形成することができるので、コ
ストを著しく節約することができる。解離不能とは、存
在する接続部との関連において、このような接続部が、
例えば極めて高い温度における、溶融結合の破壊下でし
か分離可能でないことを意味する。
【0008】コネクタ部分が機器ケーシングに機械的に
固定されていると有利である。コネクタ部分は標準的な
幾何学的形状の差込舌片を有する標準構成素子であって
よい。これにより、機器ケーシングとコネクタ部分とか
ら成る一体的な基体が生じ、ひいては、全自動式の製作
のための低廉なバージョンが得られる。種々のコネクタ
の構造は、コネクタ部分に適合したケーブル差込体を形
成するための別個のプラスチック射出被覆プロセス(Kun
ststoff-Umspritungsprozess)によってのみ生じる。次
いで特別な溶融結合により、ケーブル差込体のコンタク
トがコネクタ部分のコンタクトに解離不能に接続され
る。
【0009】本発明の特に有利な構成においては、コネ
クタ部分は収容部を有しており、この収容部内には、解
離可能な結合部、特に差込結合部、締付結合部またはね
じ結合部の対応差込体が挿入可能である。このような収
容部は、大量生産のために予め規定された標準的な幾何
学的形状を有していてよい。このような収容部内には、
解離不能な溶融結合のためのケーブル差込体が導入可能
特に差し込み可能である。導体、例えばケーブルに接続
されたケーブル差込体は先ず簡単に収容部に挿入され、
この場所で収容部内に形状接続的に保持されている。
【0010】この収容部はブシュとして、特に、対応差
込体またはケーブル差込体のためのストッパとして環状
段部を有するように、形成されていると有利である。こ
れにより、ケーブル差込体は溶融結合過程前に、コネク
タ部分の固定的に規定された位置に装着されており、さ
らに、環状段部にシール部材が設けられていてよい。こ
れにより電気的なコネクタ内部の導体を環境による影響
から保護することができる。
【0011】ケーブル差込体の本来の電気的なコンタク
トは、差込コンタクトまたはコンタクトブシュとして、
特にコンタクトに側方で当て付けられた1つまたは2つ
のコンタクトラグを有するように形成されていてよい。
この場合、例えばプラスチックから成っていてケーブル
差込体の成形体と係合可能なブシュとして形成された収
容部分と、差込コンタクトまたはコンタクトブシュとし
て形成されていてよいコネクタ部分の金属コンタクトと
で区別される。
【0012】ケーブル差込体のコンタクトはケーブルク
ランプコンタクトとして形成されていると有利である。
このケーブルクランプコンタクトに、導体、特にケーブ
ルが溶融結合の前に締め付け固定可能である。ケーブル
クランプコンタクトは一方の端部で差込舌片を備えてお
り、他方の端部で導体、特にケーブルを位置固定するた
めの少なくとも1つのラグを備えていてよい。次いでケ
ーブルはラグによってケーブルクランプコンタクトに位
置固定され、ケーブル差込体の成形体から突出している
かまたはその場所で露出しているケーブルクランプコン
タクトの他方の端部はコネクタ部分のコンタクトと係合
するための差込舌片として設けられている。
【0013】ケーブル差込体は、特にプラスチックから
成る成形体を有している。この成形体はコネクタ部分の
収容部に適合されている。成形体は有利には、ケーブル
クランプコンタクトに接続されたケーブルを射出被覆
(射出成形時に取り囲む)することによって生じる。こ
の場合、コネクタ部分に適合した成形体を生ぜしめるよ
うな射出成形型が使用される。
【0014】特に有利な構成においては、成形体は1つ
または複数の支持部を有しており、このような支持部は
コネクタ部分のコンタクトを、ケーブル差込体のコンタ
クトに圧着する。このために、ケーブル差込体のコンタ
クトは、突出したプラスチックノーズに当て付けられて
配置されていてよく、コンタクトに僅かな間隔を置いて
対向して位置する支持部が設けられていてよい。この場
合、コンタクトとプラスチックノーズとの間にコネクタ
部分のコンタクトが導入可能であり圧着可能である。こ
れら双方の場合において大量生産のコンタクトを使用す
ることができる。
【0015】成形体が行程を制限するためのストッパ、
特に環状段部を有していると有利である。この環状段部
は、コネクタ部分の別の環状段部または収容部の縁部
に、特に密に当て付けることができる。
【0016】導体またはケーブルがケーブルエレメント
に接続されていると有利である。ケーブルエレメントは
溶融結合部を介してコネクタ部分に接続されている。こ
の場合、溶融結合部として、溶接部またはろう接部が設
けられている。ろう接方法に関しては、誘導ろう接また
はリフローろう接が挙げられる。
【0017】前記課題は、方法に関連して請求項15に
記載の特徴によっても解決される。これによれば、解離
不能な導電接続部を形成するための方法において、ケー
ブルまたは導体をケーブル差込体のコンタクトに接続
し、ケーブル差込体を、解離可能な接続時に使用するの
に適したコネクタ部分の収容部に係合させ、ケーブル差
込体のコンタクトとコネクタ部分のコンタクトとの間の
溶融結合を生ぜしめる。
【0018】本発明による方法においては、ケーブル差
込体が、解離可能な接続時と同様にコネクタ部分に係合
させられ、最終的に溶融結合部を生ぜしめる。この場
合、コネクタ部分が形成された機器ケーシングを変化さ
せずに、解離可能な接続部も解離不能な接続部も設ける
ことができる。解離不能な接続部に関しては、簡単に、
ケーブルがケーブル差込体のコンタクトに締付結合され
るか、またはろう接され、このケーブル差込体がコネク
タ部分内に挿入されるので、次いで、ケーブル差込部の
コンタクトとコネクタ部分のコンタクトとの間に溶融結
合部を付与することができる。
【0019】ケーブル差込体は、コンタクトに結合され
た導体、特にケーブルをプラスチック射出被覆すること
によって形成することができる。この場合、先ず、ケー
ブルをコンタクトに取り付け、プラスチック射出被覆用
の成形型内または工具内に位置固定すると有利である。
プラスチック射出被覆によって製造された、ケーブル差
込体の成形体は、それぞれの要件、つまりコネクタ部分
の収容部の形状に適合することができる。成形体は、特
に、電気的なコネクタの両部分の機械的に密な結合を生
ぜしめ、ケーブルをケーブルクランプコンタクトと一緒
に成形体内部に位置固定し、最終的にコネクタ部分のコ
ンタクトをケーブル差込体のコンタクトに圧着するため
の機能を有している。
【0020】コンタクトの圧着後には、これらのコンタ
クトは誘導加熱、特にろう接によって互いに結合するこ
とができる。この場合重要なのは、先ずケーブル差込体
がコネクタ部分内に長手方向軸線に沿って挿入されてい
るので、電気的なコネクタは接触接続時にはその最終的
な位置を占めることである。次いで特別な溶融結合法を
介して、解離不能な結合部を形成することができる。
【0021】コネクタ部分のコンタクトとケーブル差込
体のコンタクトとの溶融結合時に、成形体の支持部によ
って、両コンタクト相互間の圧着力が生ぜしめられて正
確な溶融結合が形成可能になっていると有利である。
【0022】さらに、ケーブル差込体の成形体は、なお
もコネクタ部分の収容部に、超音波溶接方法によって結
合することができる。この場合、環境の影響に対して密
な結合部が生じる。この結合部は強い振動に対しても抵
抗力を有している。
【0023】超音波で負荷することによりリフローろう
接が保護ガスなしで可能になる。それというのはコンタ
クトの金属の酸素皮膜が裂開されるからである。この場
合、コンタクトの直接的な表面処理または機械的な加工
を必要とすることなしにろう接コンタクトを提供するこ
とができる。
【0024】前記課題は、電気的なコネクタの使用に関
連して請求項21に記載の特徴によって解決される。こ
れによれば、解離可能な導電性の接続部を形成するため
の、少なくとも1つの導電性のコンタクトと、対応差込
体に用いられる収容部とを備えたコネクタ部分を有する
電気的なコネクタを、解離不能な導電性のコネクタとし
て形成された対応するケーブル差込体と一緒に使用し、
コネクタ部分とケーブル差込体とを差し合わせたあとで
解離不能に結合する。
【0025】本発明によれば、対応差込体との解離可能
な結合部を生ぜしめ、かつケーブル差込体との解離不能
な結合部を生ぜしめるために同一のコネクタ部分を有す
る電気的なコネクタを使用することにより、生産コスト
の点で著しい節約がもたらされることが明らかである。
それというのはあらゆる種類の電気的なコネクタのため
に、機器ケーシングに結合された同一のコネクタ部分が
使用可能であるからである。
【0026】コネクタ部分はケーブルクランプを有して
おり、このケーブルクランプはケーブルに付加的に溶接
またはろう接される。しかしケーブルクランプは、コネ
クタ部分のコンタクトにも溶接されており、プラスチッ
ク成形体内部に配置されている、つまり加工成形されて
いるかまたは射出被覆されている。
【0027】ケーブル外被または成形体はコネクタ部分
に溶接されていると有利である。これにより、一方では
ケーブルのための引張り負荷軽減が得られ、他方では、
ケーブル、ケーブル差込体およびコネクタ部分相互間の
密な結合が生じる。
【0028】コネクタ部分のコンタクトは差込舌片であ
ると有利である。この差込舌片は、解離可能な結合時に
も解離不能な結合時にも簡単に使用することができる。
解離可能な結合部の対応差込体も、解離不能な結合部の
ケーブル差込体も簡単に差込舌片に被せ嵌められる。成
形体は差込舌片をその支持部でケーブル差込体のコンタ
クトに圧着するので、溶融結合部が簡単に製造可能であ
る。
【0029】本発明のさらに有利な構成は、その他の請
求項に記載されている。本発明の1実施例が図面に示さ
れている。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に示されたコネクタ1は、電
気機器のケーシング2に固定されたコネクタ部分3を有
している。
【0031】コネクタ部分3に係合してケーブル差込体
4が設けられている。このケーブル差込体4は、ケーブ
ル8のケーブル外被7のための大きなラグ6を備えたケ
ーブルクランプコンタクト(Kabelklemmkontakt)5と、
ケーブル8の撚り線10のための2つの小さなラグ9と
を有している。ケーブル外被7もケーブル8の撚り線1
0もケーブルクランプコンタクト5内にラグ6,9の間
で締め付け固定されている。ケーブルクランプコンタク
ト5とケーブル8との周りにはプラスチックから成る成
形体11が配置されている。成形体11は射出成形時に
ケーブルクランプコンタクト5をプラスチックで取り囲
むことにより形成されている。特別な射出成形型または
特別な工具によって、コネクタ部分3の収容部12に適
した形状が生じる。
【0032】この収容部12は環状段部13を備えたブ
シュとして形成されている。この環状段部は、解離可能
な電気的な接続部と関連した対応差込体を行程制限する
ために役立つ。ケーブル差込体4は、真ん中で収容部1
2内に係合し、差込舌片14として形成された、ケーブ
ルクランプコンタクト5の端部が、側方でコネクタ部分
3の金属コンタクト15に当て付けられている。金属コ
ンタクト15と差込舌片14との間には、高周波ろう接
部、すなわちリフローろう接部16が設けられている。
これにより、ケーブル差込部4の差込舌片14とコネク
タ部分3の金属コンタクト15とが解離不能に互いに結
合されている。
【0033】圧着力を生ぜしめるために、差込舌片14
の両側には、2つの支持部17,18が形成されてい
る。これらの支持部はコネクタ部分の金属コンタクト1
5を差込舌片14に圧着する。支持部18は差込舌片1
4に対して所定の間隔を置いて配置されているので、コ
ネクタ部分3の金属コンタクト15はこれらの間で締め
付けられて配置することができる。これにより、溶融結
合、つまりリフローろう接が簡単になる。
【0034】成形体11は環状段部20を備えた円環状
周面(Umfangskranz)19を有している。この環状段部
は、収容部12の周縁部21と密に押し合わされる。円
環状周面19は一方では、コネクタ部分3の収容部12
内部における、ケーブル差込体4の位置決めのための行
程制限部として役立ち、他方では、電気的なコネクタ1
の内室を保護するための密な閉鎖部として役立つ。
【0035】円環状周面19は周縁部21に、超音波溶
接継ぎ目22を介して解離不能に結合されている。
【0036】本発明による電気的なコネクタは勿論任意
の幾何学的形状の範囲において製造されてよく、この特
別な実施例の幾何学的形状に限定されるものではない。
特に、成形体11は、円形横断面の代わりに多角形また
は楕円形の横断面を有していてもよい。この場合環状段
部20は、これが差込体のための密なストッパとして形
成されるように適合される。特に、環状段部20は楕円
形または角形に形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、解離不能な導電接続部を形成す
るための電気的なコネクタを示す概略図である。
【符号の説明】
1 コネクタ、 2 ケーシング、 3 コネクタ部
分、 4 ケーブル差込体、 5 ケーブルクランプコ
ンタクト、 6 ラグ、 7 ケーブル外被、8 ケー
ブル、 9 ラグ、 10 撚り線、 11 成形体、
12 収容部、 13 環状段部、 14 差込舌
片、 15 金属コンタクト、 16 リフローろう接
部、 17,18 支持部、 19 円環状周面、 2
0 環状段部、 21 周縁部、 22 超音波溶接継
ぎ目

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解離不能な導電接続部を形成するための
    電気的なコネクタであって、コネクタ部分(3)とケー
    ブル差込体(4)とが設けられており、ケーブル差込体
    (4)の少なくとも1つの導電性のコンタクト(14)
    が、コネクタ部分(3)の導電性のコンタクト(15)
    に当て付けられて配置されており、両コンタクト(1
    4,15)相互間に溶融結合部(16)が設けられてい
    る形式のものにおいて、 コネクタ部分(3)が解離可能な導電接続時にも使用す
    ることができるように、コネクタ部分(3)が形成され
    ており、ケーブル差込体(4)が、コネクタ部分(3)
    に適合するように形成された成形体(11)を有してい
    ることを特徴とする、電気的なコネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタ部分(3)が機器ケーシング
    (2)に機械的に固定されている、請求項1記載のコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 コネクタ部分(3)が収容部(12)を
    有しており、該収容部内に、解離可能な結合部の対応差
    込体が挿入可能である、請求項1または2記載のコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 解離不能の溶融結合のためのケーブル差
    込体(4)が収容部(12)内に導入可能である、請求
    項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 収容部(12)がブシュとして形成され
    ている、請求項3または4記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 ケーブル差込体(4)のコンタクト(1
    4)が、差込コンタクトまたはコンタクトブシュとして
    形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記
    載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 ケーブル差込体(4)のコンタクト(1
    4)がケーブルクランプコンタクト(5)として形成さ
    れていて、該ケーブルクランプコンタクトに、導体が溶
    融結合の前に締め付け固定されている、請求項1から6
    までのいずれか1項記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 ケーブルクランプコンタクト(5)が一
    方の端部で差込舌片(14)として形成されており、他
    方の端部で、導体を位置固定するための少なくとも1つ
    のラグ(9)を備えている、請求項7記載のコネクタ。
  9. 【請求項9】 ケーブル差込体(4)が成形体(11)
    を有しており、該成形体が、コネクタ部分(3)の収容
    部(12)と適合している、請求項1から8までのいず
    れか1項記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 成形体(11)が支持部(17,1
    8)を有しており、該支持部が、コネクタ部分(3)の
    コンタクト(15)をケーブル差込体(4)のコンタク
    ト(14)に圧着している、請求項9記載のコネクタ。
  11. 【請求項11】 成形体(11)に、行程を制限するた
    めのストッパが形成されている、請求項9または10記
    載のコネクタ。
  12. 【請求項12】 成形体(11)が環状段部(13)を
    有しており、該環状段部が、コネクタ部分(3)の収容
    部(12)の環状段部または縁部(21)に当て付けら
    れている、請求項9から11までのいずれか1項記載の
    コネクタ。
  13. 【請求項13】 導体またはケーブル(8)がケーブル
    クランプコンタクト(5)に接続されており、ケーブル
    クランプコンタクト(5)が溶融結合部(16)を介し
    てコネクタ部分(3)のコンタクト(15)に接続され
    ている、請求項1から12までのいずれか1項記載のコ
    ネクタ。
  14. 【請求項14】 溶融結合部が溶接結合部またはろう接
    結合部(16)である、請求項1から13までのいずれ
    か1項記載のコネクタ。
  15. 【請求項15】 解離不能な導電接続部を形成するため
    の方法において、 ケーブル(8)または導体をケーブル差込体(4)のコ
    ンタクト(14)に接続し、ケーブル差込体(4)を、
    解離可能な接続時に使用するのに適したコネクタ部分
    (3)の収容部(12)に係合させ、ケーブル差込体
    (4)のコンタクト(14)とコネクタ部分(3)のコ
    ンタクト(15)との間の溶融結合を生ぜしめることを
    特徴とする、解離不能な導電接続部を形成するための方
    法。
  16. 【請求項16】 ケーブル差込体(4)を、プラスチッ
    クによって射出成形する時に、コンタクト(14)に接
    続した導体を取り囲むことにより形成する、請求項15
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 ケーブル差込体(4)をコネクタ部分
    (3)内に差し込み、該コネクタ差込体のコンタクト
    (14)とコネクタ部分のコンタクト(15)とを誘導
    加熱によって互いに結合する、請求項15または16記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 溶融結合時に、コネクタ部分(3)の
    コンタクト(15)と、ケーブル差込体(4)のコンタ
    クト(14)とを押し合わせる、請求項15から17ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  19. 【請求項19】 ケーブル差込体(4)の成形体(1
    1)を超音波溶接によって、コネクタ部分(3)の収容
    部(12)に結合する、請求項15から18までのいず
    れか1項記載の方法。
  20. 【請求項20】 超音波による負荷によって、コンタク
    ト(15)の金属において酸素皮膜が裂開するので、保
    護ガスなしのリフローろう接部(16)を可能にする、
    請求項15から18までのいずれか1項記載の方法。
  21. 【請求項21】 電気的なコネクタ(1)の使用におい
    て、 解離可能な導電性の接続部(1)を形成するための、少
    なくとも1つの導電性のコンタクト(15)と、対応差
    込体に用いられる収容部(12)とを備えたコネクタ部
    分(3)を有する電気的なコネクタ(1)を、解離不能
    な導電性のコネクタとして形成された対応するケーブル
    差込体(4)と一緒に使用し、コネクタ部分(3)とケ
    ーブル差込体(4)とを差し合わせたあとで解離不能に
    結合することを特徴とする、電気的なコネクタの使用。
  22. 【請求項22】 コネクタ部分(3)とケーブル差込体
    (4)とにコンタクト(14および15)を設け、該コ
    ンタクトを付加的に溶接またはろう接する、請求項21
    記載のコネクタの使用。
  23. 【請求項23】 ケーブル外被(7)または成形体(1
    1)をコネクタ部分(3)に溶接する、請求項21また
    は22記載のコネクタの使用。
  24. 【請求項24】 コネクタ部分(3)のコンタクト(1
    5)を差込舌片として形成する、請求項21から23ま
    でのいずれか1項記載のコネクタの使用。
JP11215484A 1998-08-01 1999-07-29 電気的なコネクタ Withdrawn JP2000058141A (ja)

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