JP2009295350A - 電線コネクタ - Google Patents

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Isao Nemoto
功 根本
Katsumi Yoshida
克己 吉田
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Nemoto Kikaku Kogyo KK
Nippon Koei Co Ltd
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Abstract

【課題】コンパクトで再分離が可能であり、導通の確実な電線コネクタを実現する。
【解決手段】先端に凸形の嵌合部とこれに続くねじ部を有し、後端側で電線に接続するスリーブ1と、先端に凹形の嵌合部とこれに続くつば部を有し、後端側で電線に接続するスリーブ2と、前記ねじ部とねじ結合し、前記つば部に係合してこれをねじ部の方向へ引き寄せる袋ナット3でコネクタを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器に使用する電線の、配線途中に使用するコネクタに関する。
電線の接続は、接続箇所において電気抵抗を増加させないこと、電線の機械的強度を減少させないことなどが必要であり、分離、結合の頻度によって、スリーブ方式とコネクタ方式とが選択される。スリーブ方式は電線を金属製のスリーブで包み、かしめて固定するもので、一旦結合したら原則として頻繁な分離を行わない箇所に使用される。
一方のコネクタ方式は、例えば家庭用電気製品であれば「延長コード」などに見られるオス、メス1対のコネクタが一般的であるが、屋外に設けられるコネクタではゆるみ止めおよび防水対策を施したものを使用することが必要である。
工業機器のコネクタとしては、例えば電気車両用の「ジャンパ連結器」としてJIS E 4202が制定されており、(現在このJISは廃止されている)付図として差し込み式と突き合わせ式の電線コネクタが示されている。これを図5、図6により簡単に説明する。
図5は差し込み式の例で、4は栓、41はその主要部であるスリーブ、42は周囲の絶縁台、5は栓受け、51はその主要部であるプラグ、52は周囲の絶縁台である。電車などの電気車において栓は車両間のジャンパケーブルの端部に取り付けられ、栓受けは車両の端部に設けられる。機械的な結合は両側の絶縁台を収めるケーシングにおいて行われ、同時にプラグ51がスリーブ41に挿入され、それぞれに接続されている電線が電気的に接続される。矢印は切り離し位置を示す。
図6は突き合わせ式の例で、6は栓、61はその主要部であるピン、62は周囲の絶縁台、7は栓受け、71はその主要部であるピン、72a、72bは周囲の絶縁台、73は導電ばねである。この場合も機械的な結合は両側の絶縁台を収めるケーシングにおいて行われる。栓受け側の絶縁台72a、72bはケーシング内で一体となっている。ピン61、71は突き合わせによる先端面の接触であるが、接触を確実にするため、ピン71は導電ばね73を介して出入可能となっており、ケーシングが結合された状態でピン71はやや押し込まれた状態でピン61と接触する。矢印は切り離し位置を示す。
特許文献1には、図6と同様にばねの入ったピンコンタクトが記載されている。これを図7に示す。8はピンコンタクト、81はその先端部であるピン、82は本体、83は導電ばねである。導電ばね83で押すことによって、機器の遠心力や微振動による接触不良が生じることを防止している。
特開平11−8003号公報
前記のコネクタは、周囲のケーシング部分で機械的結合を図るため寸法的に大型になるという問題点を有する。また、ばねの押しつけ力で電流の導通を確保するので、振動の激しい場所などでは確実性に乏しいという問題点もある。
本発明は、コンパクトで再分離可能であり、導通の確実な電線コネクタを実現することを目的とする。
本発明は、先端に凸形の嵌合部とこれに続くねじ部を有し、後端側で電線に接続するスリーブと、先端に凹形の嵌合部とこれに続くつば部を有し、後端側で電線に接続するスリーブと、前記ねじ部とねじ結合し、前記つば部に係合してこれをねじ部の方向へ引き寄せる袋ナットとからなる電線コネクタであり、望ましくは、両側のスリーブおよび袋ナットが絶縁性の樹脂チューブで密着して包まれている前記の電線コネクタである。
本発明によれば、コンパクトで再分離可能であり、導通の確実な電線コネクタが実現するという、すぐれた効果を奏する。
本発明の好ましい実施例を図面により説明する。図1は、実施例の電線コネクタの組立図で、1は一方のスリーブ、2は他方のスリーブ、3は両者を結合する袋ナットである。
図2は一方のスリーブ1の断面図、図3は他方のスリーブ2の断面図である。スリーブ1は先端に凸形で円錐状の嵌合部11と、これに続くねじ部12を有し、後端側13で電線に接続する。またスリーブ2は先端に凹形で円錐状の嵌合部21と、これに続くつば部22を有し、後端側23で内部の電線に接続する。スリーブ1、2はいずれも銅、真鍮等の導電性の金属製である。後端側13、23ではスリーブを押しつぶし、いわゆる「かしめ」によって電線との接触と固定を行う。
スリーブ1とスリーブ2が突き合わされると、まずそれぞれの先端の円錐状の嵌合部11、21が嵌合する。両者は同一のテーパの凹凸に仕上げられていることはいうまでもないが、テーパ面の誤差を考えれば、テーパの先端よりも、根元で強く当たるように仕上げられていることが接触面が広くなるので好ましい。
嵌合部11、21は円錐状でなくとも、例えば球面の凹凸面でもよい。ただ、単なる突き合わせ面ではなく、嵌合する凹凸面であることが望ましい。また、凹面、あるいは凸面のいずれかに直径方向、あるいは十文字のすり割り(スリット)を設け、ばね作用で密着させるようにすることは望ましい。
図4は袋ナット3の(a)は断面図、(b)は左側面図で、31は段付き部、32はねじ部である。
図1に示すように、図4(a)とは逆向きに袋ナット3をスリーブ2にかぶせ、スリーブ1に突き合わせた状態でスリーブ1のねじ部12にむけてねじ込んで行くと、袋ナット3の段付き部31がスリーブ2のつば部22をスリーブ1に向けて引き寄せるので、円錐状の嵌合部11、21が嵌合する。嵌合部11、21の少なくとも一方の表面を銀などのスリーブの材料よりも軟らかい金属でめっきしておくと、強く嵌合されることにより相手が食い込むので一層確実に接触する。このように、袋ナット3を十分締め付けることにより、嵌合面、めっきの食い込み、さらに袋ナットのねじ部の3つの経路で金属同士の接触が保持され、電流の導通が確保できる。
本発明の電線コネクタの寸法は特に限定されるものではないが、一例を挙げれば、スリーブの両端の円筒部分の外径が5.4mm、内径が3.4mmで、5.5mm2の電線を使用する。嵌合部の根元の径は5mmで、円錐状の場合の頂角は30度である。
両側のスリーブや袋ナットには、工具によって締め付けやすいよう、平行部を加工しておくことが望ましい。平行部に代えて、ローレット加工を施してもよい。また、袋ナットの回り止めとして図1に示したような止めねじ33を設けるとよい。
なお、このままの状態では金属部分が露出しているので、屋外に使用する場合などに都合が悪い。そこで両側のスリーブおよび袋ナットの全体を絶縁性の樹脂チューブ等で包むようにすることが望ましい。熱収縮性の樹脂製チューブが各種市販されている。これをかぶせ、熱を加えてスリーブや袋ナットに密着させると、絶縁および防水機能を付与することができる。チューブ以外にも、2つ割り形式のカバーなども使用できる。
本発明実施例の電線コネクタの組立図である。 本発明実施例の一方のスリーブを示す断面図である。 本発明実施例の他方のスリーブを示す断面図である。 本発明実施例の袋ナットを示す断面図である。 JISの付図に示されていた公知の差し込み式のコネクタの例を示す断面図である。 JISの付図に示されていた公知の突き合わせ式のコネクタの例を示す断面図である。 従来公知のピンコンタクトを示す断面図である。
符号の説明
1、2、41 スリーブ
3 袋ナット
4、6 栓
5、7 栓受け
8 ピンコンタクト
11、21 円錐状嵌合部
12、31 ねじ部
13、23 後端側
22 つば部
32 段付き部
33 止めねじ
42、52、62、72 絶縁台
51 プラグ
61、71、81 ピン
73、83 導電ばね
82 本体

Claims (2)

  1. 先端に凸形の嵌合部とこれに続くねじ部を有し、後端側で電線に接続するスリーブと、先端に凹形の嵌合部とこれに続くつば部を有し、後端側で電線に接続するスリーブと、前記ねじ部とねじ結合し、前記つば部に係合してこれをねじ部の方向へ引き寄せる袋ナットとからなる電線コネクタ。
  2. 両側のスリーブおよび袋ナットが絶縁性の樹脂チューブで密着して包まれている請求項1に記載の電線コネクタ。
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