JP2000057808A - 線状自発光標識 - Google Patents

線状自発光標識

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JP2000057808A
JP2000057808A JP10232269A JP23226998A JP2000057808A JP 2000057808 A JP2000057808 A JP 2000057808A JP 10232269 A JP10232269 A JP 10232269A JP 23226998 A JP23226998 A JP 23226998A JP 2000057808 A JP2000057808 A JP 2000057808A
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light emitting
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JP10232269A
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English (en)
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Shigenori Komori
茂典 小森
Tadahiro Arimura
忠浩 有村
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Zeni Lite Buoy Co Ltd
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Zeni Lite Buoy Co Ltd
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】長手状の基板3の中央に太陽電池5を配置
し、その両側に指向性を有する狭角タイプの一対の発光
ダイオード4,4をいずれも所定の距離を隔てて対面さ
せてそれぞれ配置する。また、基板3にプリント回路を
組み込み、日光弁7を配置する。この基板3を透光性を
有する中空長手状のカバー体A内に位置させる。カバー
体A内に透光性を有するモールド剤を注入して水密性を
保たしめる。 【効果】日光弁7の動作により夜間のみ一対の発光ダイ
オード4,4が点灯し、両発光ダイオード4,4から同
時に発光される光が連続して効果的な線状光線を得るこ
とができる。太陽電池5の両側にある一対の発光ダイオ
ード4,4を同時に点滅させることで、本来は暗部であ
る太陽電池5部分も線状光線の一部と感じられ、線状光
線の全体有効長さがきわめて長いものとなり、より効果
的な線状光線を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陸上又は海上での
屋外用光標識に関するもので、特に、線状光線を自発的
に発光させることができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】屋外において、夜間、例えば、つまずき
の注意を喚起するために路面を、誘導のための避難路
を、あるいは、落下の注意を喚起するために漁港岸壁の
階段等を光で表示したり、車の停止線や道路の路側線を
表示する場合等において、光による表示を行うことがで
きれば有効である。また、海上において、夜間、例え
ば、設置物があることを光で表示することができれば、
これまた有効である。このように、陸上、海上を問わず
屋外において、光により何らかの表示を行うことができ
れば非常に有効であり、現実問題としてそのような要望
があることも事実である。
【0003】ところで、屋内では、すでに光による表示
が行われている。例えば、ビルやオフィス、家庭や老人
ホーム等、段差の多い建物などでは、すでに階段、床
面、壁面、通路等を光で表示して注意を喚起することが
行われている。この場合の光による表示とは、複数の発
光体を有する機器(光標識)を所定位置に設置し、複数
の発光体を交互に点滅させることによるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】屋内に設置されてきた
この光標識をそのまま屋外に設置することは、到底無理
である。なぜならば、この機器はあくまでも屋内用であ
るため、AC電源方式であり、また、水密性、強度、耐
久性、耐熱性等屋外で使用する場合に要求される諸条件
については全く考慮されていないからである。一方、光
標識を屋外で使用する場合には、一つの発光体から光が
発せられる方式のもの、いわゆる、点状光線ではなく、
所定長さにわたって光る方式のもの、いわゆる、線状光
線を発光させ得るものであれば、表示すべき長い物体を
全体にわたって光らせることができるから、より有効で
ある。そして、線状光線もできるだけ長い方がより有利
である。
【0005】また、屋外に設置した場合には、直射日光
によって機器の内部温度が上昇するから、それに対する
方策が採られていることが望ましい。さらに、表示すべ
き長い物体を全体にわたって光らせることができるよう
にするためには、光標識それ自体が長いものとなること
を考慮すれば、電気的配線がなく、また、製造しやすく
組立も容易であることが望まれる。
【0006】本発明の第一の目的は、陸上、海上を問わ
ず屋外に設置することができる光標識を提供することで
ある。本発明の第二の目的は、表示すべき長い物体全体
にわたって光らせることができる光標識を提供すること
である。また、本発明の第三の目的は、屋外で使用する
場合に要求される諸条件を充足する光標識を提供するこ
とである。さらに、本発明の第四の目的は、電気的配線
がきわめて少なく製造性の良い光標識を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
め、本発明では、透光性を有する中空長手状のカバー体
A内に、一対の発光ダイオード4,4を所定の距離を隔
てて対面させて配置する。このようにすると、対面して
いる一対の発光ダイオード4,4から同時に発光される
光が連続して線状光線となり、少ない発光ダイオードで
効果的な線状光線を得ることができる。
【0008】カバー体A内に位置する太陽電池5の両側
に、一対の発光ダイオード4,4をいずれも所定の距離
を隔てて対面させてそれぞれ配置するとよい。このよう
にすると、太陽電池5の両側にそれぞれ配置されている
一対の発光ダイオード4,4を同時に点滅させること
で、本来は暗部である太陽電池5部分も線状光線の一部
と感じられ、図3に示すように、左右にある一対の発光
ダイオード4,4からそれぞれ同時に発光せしめられる
光の長さL0,L0と、本来は暗部である太陽電池5の長さ
とをプラスしたものが線状光線の全体有効長さLとな
り、少ない発光ダイオードでより効果的な線状光線を得
ることができる。
【0009】そして、一対の発光ダイオード4,4はい
ずれも指向性を有する狭角タイプのものとすることが望
ましい。このような発光ダイオードはきわめて狭い角度
で前方に向けて光を放つ性質を有しているから、対面し
ている一対の発光ダイオード4,4がそれぞれ放つ光に
よってより鮮明な線状光線を得ることができる。
【0010】カバー体Aに、透光性を有するモールド剤
を注入しておくとよい。透光性を有するモールド剤がカ
バー体Aに注入されていると、内部で発光せしめられる
発光ダイオード4の光がこれに遮られることがなく、ま
た、水密性が確保されるのみならず、屋外に設置されて
いる光標識を少々踏みつけてもそれに耐えることがで
き、強度、耐久性の面で有利である。
【0011】カバー体A内に、磁石6bの脱着によりオン
/オフするリードスイッチ6を配置しておくのが好まし
い。このリードスイッチは磁石6bの脱着によりオン/オ
フするものであるから、取扱性もよく、また、他の部分
に蓄電池等の電池類が配置されていても、前記磁石6bを
所定位置に取り付けておくだけで前記電池類が消耗する
のを防止することができる。
【0012】カバー体Aを硬質合成樹脂からなるカバー
1とゴム製の底板2とからなるものとしておくのがよ
い。このようにすると、カバー1が硬質合成樹脂製であ
るため本光標識を設置した後においてこれを踏み付けて
もこわれにくい。また、ゴム製の底板2により蓄電池等
の電池類の断熱効果を高めることができるのみならず、
本光標識を取り付けるべき面(取付面)の凹凸に柔軟に
対処することができる。
【0013】カバー体A内に位置させる長手状の基板3
に、一対の発光ダイオード4,4や回路パターンなどを
実装して一体化ならしめておくのがよい。このようにす
ると、一対の発光ダイオード4,4や回路パターンなど
を実装した長手状の基板3を単にカバー体A内に位置さ
せるだけで、機器類をきわめて簡単に取り付けることが
できるのみならず、基板3に回路パターンが形成されて
いて電気的配線がなく、製造、組立の面でもきわめて有
利である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の最も好ましい例を挙げ
て、本発明をさらに詳しく説明する。図1に示すよう
に、透光性を有する中空長手状のカバー体Aを透光性を
有する長手状のカバー1と、このカバー1の底部を覆う
長手状の底板2とで構成する。長手状のカバー1は真空
成型で製作することができ、図1(d) に示すようにアー
チ型の天板1aを有するものとすることが好ましい。そし
て、カバー1の周囲全てを水平状に突出させ、長手方向
における両水平部分には取付ビス孔1b,1bをそれぞれ形
成する。長手状の底板2は一枚ものの板であり、この長
手状の板2で前記カバー1の底部を覆うと、図1(d) に
示すように、カバー体Aに中空長手状の室が形成され、
また、カバー1の周縁部と底板2の周縁部とが重なり合
う。
【0015】前記中空長手状の室内には、図1(c) に示
すように、長手状の基板3が長手方向に配置せしめられ
る。この基板3の上面所定位置には、図2(a) に示すよ
うに、一対の発光ダイオード4,4が対面させて配置さ
れており、また、主電源となる1個の太陽電池5と主電
源をオン/オフ動作させる1個のリードスイッチ6と昼
夜を判断するためのセンサーである1個の日光弁7とが
それぞれ配置されている。太陽電池5は長手状の基板3
の長手方向の中央に配置されており、長手状の基板3を
前記室内に配置したとき、カバー1の天板1aに形成され
ている天窓1cの直下にこの太陽電池5が位置するように
してあって、太陽光により太陽電池5を充電することが
できる。ほこりや鳥の糞等で天窓1cの表面が汚れると、
太陽電池5の発電効率が低下するので、天窓1cの表面は
綺麗にしておく必要がある。なお、太陽電池5は図1
(b) 、(c) 及び図2(a) において図面符号5bで示すスペ
ーサを介して基板3上に取り付けられている。
【0016】また、前記基板3の上面には、発光ダイオ
ード4、太陽電池5、リードスイッチ6、日光弁7等各
機器を電気的に作動させるためのプリント回路が組み込
んであり、前記各機器はこのプリント回路により電気的
に接続されている。一対の発光ダイオード4,4間に
は、この光が遮られることがないように、他の機器や突
出物を配置することは避けるべきである。なお、前記プ
リント回路については図示を省略するが、本標識を点滅
させるための点滅回路のみを便宜上図面符号8で示して
ある(図1(a) 、図2(a) 、(b) 参照)。この点滅回路
8は日光弁7の動作により夜間のみ一対の前記発光ダイ
オード4,4を点灯させるためのものである。さらに、
前記基板3の端部には、図1(a) 、(b) の左端近くに示
すように、これと突き合わせ状態となるごとく蓄電池9
が配置されており、この蓄電池9も前記プリント回路と
電気的に接続されている。
【0017】上述したように、基板3の上面には発光ダ
イオード4、太陽電池5、リードスイッチ6、蓄電池9
がそれぞれ取り付けられるが、図2(b) において小さい
点で示すように、基板3の所定位置には2個一組の孔4
a,4a、5a,5a、6a,6a、9a,9aがそれぞれ設けてあっ
て、各機器のリード線は各孔4a,4a、5a,5a、6a,6a、
9a,9aにそれぞれ差し込まれ半田付けされている。発光
ダイオード4のリード線4b,4bを差し込んで基板3に半
田付けするための一組の孔4a,4aについては、図2(c)
、(d) に拡大して示してある。なお、発光ダイオード
4を基板3に取り付けるに当っては、図2(c) 、(d) に
示すように、一組の前記孔4a,4aと平行にスリット4cを
設けておき、発光ダイオード4のスペーサ4dをこのスリ
ット4cに差し込むとともに、一組の前記孔4a,4aにリー
ド線4b,4bを差し込んで基板3に半田付けすることによ
り、発光ダイオード4を基板3に固定することができ
る。太陽電池5、リードスイッチ6、蓄電池9の各リー
ド線も、発光ダイオード4のリード線4b,4bの場合と同
じように、2個一組の前記孔5a,5a、6a,6a、9a,9aに
それぞれ差し込まれ半田付けされる。かくして、一対の
発光ダイオード4,4、太陽電池5、リードスイッチ
6、蓄電池9等の各機器と基板3に組み込まれている前
記プリント回路とが電気的に接続されることになる。な
お、基板3と太陽電池5のわずかな隙間に前記プリント
回路の抵抗やダイオードを有効に配置することが好まし
い。
【0018】発光ダイオード4、太陽電池5、リードス
イッチ6、日光弁7、蓄電池9等の各機器と、これら各
機器を電気的に作動させるためのプリント回路とが組み
込まれている基板3を、カバー体Aの中空長手状の室内
に長手方向に配置する。すると、前記各機器は図1(a)
、(b) に示すようにカバー体Aの中空長手状の室内の
所定位置に配置せしめられることになり、細長い1つの
光標識として用いることができる。なお、前記各機器と
プリント回路とが組み込まれた基板3を前記室内に固定
するには、前記カバー1を裏返しにしてその上にこの基
板3を載せ(仮固定)、しかる後、後述するようにモー
ルド剤を流し込むことによって正式に固定する(本固
定)。その際、スペーサを用いてカバー1や底板2との
間隔を保たしめるようにするとよい。このように、長手
状の基板3に、一対の発光ダイオード4,4や回路パタ
ーンなどを実装して一体化ならしめておくと、一対の発
光ダイオード4,4や回路パターンなどを実装した長手
状の基板3を単にカバー体A内に位置させるだけで、機
器類をきわめて簡単に取り付けることができるのみなら
ず、基板3に回路パターンが形成されていて電気的配線
がなく、製造、組立の面でもきわめて有利である。な
お、長手状の基板3は長い一体ものであってもよいが、
図2(c) に示すように、これを2つの基板3aと3bとに分
割した形とし、両基板3aと3bとを図2(c) において太い
点線で示すジャンパー線11,11により電気的に接続され
たものとしておくとよい。
【0019】この細長い光標識は陸上又は海上の屋外
に、例えば、人が通行する岸壁の上面等太陽光が充分に
当たる平坦な場所に、太陽電池5が上向きになるように
設置される。そして、リードスイッチ6により主電源を
オンの状態としておくと、昼夜を判別するセンサーであ
る日光弁7の動作により夜間のみ点灯する。すなわち、
日光弁7の動作により太陽電池5を電源として夜間のみ
点滅回路8を介して一対の発光ダイオード4,4が点灯
し、両発光ダイオード4,4から同時に発光される光が
連続して線状光線となり、少ない発光ダイオードで効果
的な線状光線を得ることができる。
【0020】図1(a) ,(b) に示すように、カバー体A
内に位置する太陽電池5の両側に、一対の発光ダイオー
ド4,4がいずれも所定の距離を隔てて対面させてそれ
ぞれ配置されていると、太陽電池5の両側にそれぞれ配
置されている一対の発光ダイオード4,4を同時に点滅
させることで、本来は暗部である太陽電池5部分も線状
光線の一部と感じられ、図3に示すように、左右にある
一対の発光ダイオード4,4からそれぞれ同時に発光せ
しめられる光の長さL0,L0と、本来は暗部である太陽電
池5の長さとをプラスしたものが線状光線の全体有効長
さLとなり、少ない発光ダイオードでより効果的な線状
光線を得ることができる。
【0021】一対の発光ダイオード4,4をいずれも指
向性を有する狭角タイプのものとすると、きわめて狭い
角度で前方に向けて光を放つ性質を有している一対の発
光ダイオード4,4がそれぞれ放つ光によって、より鮮
明な線状光線を得ることができる。
【0022】この光標識を屋外で使用可能ならしめるた
めには、本標識が少なくとも水密性を保つものでなけれ
ばならない。従って、図1(c) に示すように、前記中空
長手状の室には透光性を有するモールド剤を注入する。
図1(b) においてL'で示す室については、蓄電池9の機
能を損なわないように透明のモールド剤を注入しておく
のが好ましい。透光性を有するモールド剤がカバー体A
に注入されていると、上述したように一対の発光ダイオ
ード4,4、太陽電池5等の各機器と基板3とがカバー
体Aの室内に固定され、また、内部で発光せしめられる
発光ダイオード4の光が遮られることがなく、しかも、
水密性が確保されるのみならず、設置されている光標識
を少々踏みつけてもそれに耐えることができ、強度、耐
久性の面で有利である。なお、図2(a) 、(b) において
10a で示す孔は、前記中空長手状の室に透光性を有する
モールド剤を注入する際の注入口であり、また、中に入
った空気を抜くためのものである。
【0023】上述したように、カバー体A内には、磁石
6bの脱着によりオン/オフするリードスイッチ6が配置
されているが、図4に示すように、リードスイッチ6の
上方であってカバー1の外側に取り付けられている磁石
6bを外したときだけ、リードスイッチ6が作動して主電
源がオンとなるようにしておくと、無駄な電力を消費す
ることが少ないので、有利である。そして、このリード
スイッチは磁石6bの脱着によりオン/オフするものであ
るから、取扱性もよく、また、蓄電池が消耗するのを防
止することもできる。なお、蓄電池9も寿命があり、ま
た、保管中であっても自己放電するから、時々太陽光が
当たる場所で前記磁石6bを取り付けたまま蓄電池9を充
電すると、半永久的に使用可能である。
【0024】ここに例示するように、カバー体Aを硬質
合成樹脂からなるカバー1とゴム製の底板2とからなる
ものとしておくと、カバー1が硬質合成樹脂製であるた
め本光標識を設置した後においてこれを踏み付けてもこ
われにくい。また、ゴム製の底板2により蓄電池等の電
池類の断熱効果を高めることができるのみならず、本光
標識を取り付けるべき面(取付面)の凹凸に柔軟に対処
することができる。
【0025】なお、この細長い光標識の設置場所がコン
クリートの場合には、図1(c) に示すように、コンクリ
ート用のプラグ12を埋め込んでおき、カバー1の長手方
向の両端部とカバー体1の底部を覆う底板2の長手方向
の両端部とにそれぞれ形成された複数の取付ビス孔1b,
1b、2a,2aに例えばタッピングビス13をそれぞれ差し込
んでそれらの先端を前記各プラグ12,12に螺合させる
と、この細長い光標識をコンクリート製のものにきわめ
て簡単かつ強固に固定することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の光標識を陸上、海上を問わず屋
外に設置した場合には、表示すべき長い物体全体にわた
って光らせることができる。特に、請求項1記載の光標
識を用いた場合には、少ない発光ダイオードで効果的な
線状光線を得ることができる効果がある。
【0027】請求項2記載の光標識を用いた場合には、
少ない発光ダイオードでより効果的な線状光線を得るこ
とができる効果がある。
【0028】請求項3記載の光標識を用いた場合には、
指向性を有する狭角タイプの一対の発光ダイオード4,
4がそれぞれ放つ光によって、より鮮明な線状光線を得
ることができる効果がある。
【0029】請求項4記載の光標識を用いた場合には、
内部で発光せしめられる発光ダイオード4の光が遮られ
ることがなく、また、水密性が確保されるのみならず、
屋外に設置されている光標識を少々踏みつけてもそれに
耐えることができ、強度、耐久性の面で有利であるとい
う効果がある。
【0030】請求項5記載の光標識は取扱性もよく、ま
た、他の部分に蓄電池等の電池類が配置されていても、
前記磁石6bを所定位置に取り付けておくだけで前記電池
類が消耗するのを防止することができる効果がある。
【0031】請求項6記載の光標識は、カバー1が硬質
合成樹脂製であるため本光標識を設置した後においてこ
れを踏み付けてもこわれにくく、また、ゴム製の底板2
により蓄電池等の電池類の断熱効果を高めることができ
るのみならず、本光標識を取り付けるべき面(取付面)
の凹凸に柔軟に対処することができる効果がある。
【0032】請求項7記載の光標識は、一対の発光ダイ
オード4,4や回路パターンなどを実装した長手状の基
板3を単にカバー体A内に位置させるだけで、機器類を
きわめて簡単に取り付けることができるのみならず、基
板3に回路パターンが形成されていて電気的配線がな
く、製造、組立の面でもきわめて有利であるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光標識の一例を示すもので、(a)
は概略平面図、(b) は概略縦断正面図、(c) は設置状態
を示す概略拡大断面図、(d) はカバーとその底部を覆う
底板とからなるカバー体のみの拡大断面図である。
【図2】カバー体内に位置せしめる基板を示すもので、
(a) は各機器を配置した状態を概略的に示す平面図、
(b) は各機器を取り付ける前の状態を示す平面図、(c)
は1つの基板を2つに分割し、両者を連結ジャンパー線
で連結した状態と発光ダイオードを取り付ける部分を詳
細に説明する拡大平面図、(d) は発光ダイオードを取り
付ける状態を詳細に説明する拡大斜視図である。
【図3】太陽電池の両側に、一対の発光ダイオードをそ
れぞれ配置した場合の線状光線の有効長さを説明するた
めの概要図である。
【図4】磁石の脱着によりオン/オフする形式のリード
スイッチを説明するための拡大断面図である。
【符号の説明】
A─カバー体、1─カバー、2─底板、3─基板、4─
発光ダイオード、5─太陽電池、6─リードスイッチ、
6b─磁石、7─日光弁、8─点滅回路、9─蓄電池、10
─モールド剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA12 AA22 BA01 CA01 CA02 DA01 DB14 EA01 EB05 EB38 FA03 GA02 GA03 GA07 HA14 3K080 AA12 AA13 AA14 AA15 AB01 BA07 CC06 CC17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性を有する中空長手状のカバー体A内
    に、一対の発光ダイオード4,4を所定の距離を隔てて
    対面させて配置したことを特徴とする線状自発光標識。
  2. 【請求項2】カバー体A内に位置する太陽電池5の両側
    に、一対の発光ダイオード4,4をいずれも所定の距離
    を隔てて対面させてそれぞれ配置したことを特徴とする
    請求項1記載の線状自発光標識。
  3. 【請求項3】一対の発光ダイオード4,4がいずれも指
    向性を有する狭角タイプのものである請求項1又は2記
    載の線状自発光標識。
  4. 【請求項4】透光性を有するモールド剤がカバー体Aに
    注入されている請求項1又は2記載の線状自発光標識。
  5. 【請求項5】カバー体A内に磁石6bの脱着によりオン/
    オフするリードスイッチ6を配置してなる請求項1又は
    2記載の線状自発光標識。
  6. 【請求項6】カバー体Aを硬質合成樹脂からなるカバー
    1とゴム製の底板2とからなるものとした請求項1又は
    2記載の線状自発光標識。
  7. 【請求項7】カバー体A内に位置させる長手状の基板3
    に、一対の発光ダイオード4,4、回路パターンなどが
    実装されている請求項1又は2記載の線状自発光標識。
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KR101064398B1 (ko) * 2010-08-13 2011-09-14 박민영 도로 경계 인식장치
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