JP2001283601A - ライン照明装置 - Google Patents

ライン照明装置

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JP2001283601A
JP2001283601A JP2000094140A JP2000094140A JP2001283601A JP 2001283601 A JP2001283601 A JP 2001283601A JP 2000094140 A JP2000094140 A JP 2000094140A JP 2000094140 A JP2000094140 A JP 2000094140A JP 2001283601 A JP2001283601 A JP 2001283601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来の外部照明に与える影響を少なくし、足
元のみを線で照明可能であること。 【解決手段】 長さ方向に垂直な断面略四角形状の長尺
物からなり、特定の一面以上を発光面とした導光体1
と、導光体1の両端に配設され、光を導光体に導く発光
ダイオード3A,3Bと、発光ダイオード3A,3Bを
実装したプリント基板2を配設し、かつ、プリント基板
2相互を電気的に接続するリード線5a,5bを収容
し、導光体1を保持する遮光材料からなるフレーム6
と、導光体1の端部と発光ダイオード3A,3Bとの接
合部を覆う遮光材料からなるホルダー7と、フレーム6
及びホルダー7を収容する下部ハウジング11及びフレ
ーム6及びホルダー7を覆う上部ハウジング12とから
なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライン照明装置に
関するもので、特に、映画館、劇場、ショールーム、レ
ストラン等の照明効果によって特定のムードを出す施設
の壁面、天井面、足元等の照明を行うライン照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映画館等の足元の照明は、電球
(バルブ)を使用したスポット照明が主流である。
【0003】この種のスポット照明は、広い映画館内に
数m間隔程度で設置し、当該スポット照明による明りの
広がりは直径が30〜50cm程度であり、人は当該ス
ポット照明による間隔を頼りに移動していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スポット照
明の照明間隔を頼りに移動するとき、当該スポット照明
による明りにより、当該スポット照明のない場所では、
瞳孔が萎み通常よりも暗く感じ、歩き難さがあった。ま
た、スポット照明に使用する電球(バルブ)は、振動等
によって球切れが発生し、そのメンテナンスに手抜きが
あると、非常に歩き難い環境となる。
【0005】そこで、本発明は、本来の外部照明に与え
る影響を少なくし、足元のみを線で照明可能としたライ
ン照明装置の提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるライン
照明装置は、所定の長さを有し、特定の一面以上を発光
面とした導光体と、前記導光体の両端に配設され、光を
前記導光体に導く複数個の発光ダイオードと、前記発光
ダイオードを実装したプリント基板を配設し、かつ、前
記プリント基板相互を電気的に接続するリード線を収容
し、前記導光体を保持する遮光材料からなるフレーム
と、前記導光体の端部と前記発光ダイオードとの接合部
を覆う遮光材料からなるホルダーとを具備するものであ
る。
【0007】ここで、前記導光体は、所定長で、少なく
とも特定の一面以上を発光面としたものであり、特定の
下方の面または特定の正面の面、特定の下方及び正面の
面を発光面とすることができる。また、特定の一面以上
の発光面を、レンズ効果を持たせる曲面またはレンズ面
とすることもできる。
【0008】また、前記導光体の両端に配設された発光
ダイオードは、2の整数倍として設置することができ
る。その発光色は、橙、緑、青、白色、それらの中間色
等とすることができる。
【0009】そして、前記導光体を保持する遮光材料か
らなるフレームは、前記導光体から光を取出す側の面以
外を遮光し、不要な光を拡散させないようにするもので
あるが、本発明を実施する場合には、若干の透光性を持
たせ、ライン照明装置の存在を明示してもよい。また、
前記発光ダイオードを実装したプリント基板の配設は、
前記フレームに前記プリント基板を接合または融着、埋
設とすることができる。そして、前記プリント基板相互
を電気的に接続するリード線の収容は、下面または側面
に収容できればよい。または、上面の一部、即ち、前記
導光体を挿入することにより、フレームとの間でリード
線の離脱を防止してもよい。
【0010】更に、前記遮光材料からなるホルダーは、
前記発光ダイオード及び前記発光ダイオードを実装した
プリント基板等が意匠性に影響しないように覆うもので
あればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0012】図1は本発明の実施の形態1におけるライ
ン照明装置の平面図、図2は本発明の実施の形態1にお
けるライン照明装置の正面がみた断面図、図3は図2の
切断線A−AによるA−A断面図、図4は図2の切断線
B−BによるB−B断面図である。
【0013】図において、長さ方向に垂直な断面が略四
角形状の長尺物からなる導光体1は、透明の合成樹脂か
らなり、露出されない面側には白色塗料膜または白色合
成樹脂膜が形成されていて、露出された平滑面から光を
放射するようになっている。特に、本実施の形態では、
露出されない面側には導光体1の面を凹凸に荒した状態
で白色塗料膜を形成し、白色塗料膜面で乱反射を生じさ
せている。導光体1の長さ方向の端部は平滑面となって
おり、光が効率良く入光できる形状となっている。導光
体1は少なくとも特定の一面以上が発光面となってお
り、本実施の形態では図2の上面が発光面である。
【0014】なお、本実施の形態の断面が略四角形状の
導光体1は、本発明を実施する場合、正確な断面が略四
角形を意味するものではない。
【0015】導光体1の長さ方向の両端側に配設された
プリント基板2に実装された発光ダイオード3(発光ダ
イオード3A,3Bの位置を特定しない場合には、『発
光ダイオード3』という。他の構成部分についても以
下、同じ)は、その発光光を導光体1に導くものであ
る。本実施の形態では、導光体1の長さ方向の両端側
に、各1個の発光ダイオード3A,3Bを配設するもの
であるが、導光体1の長さ方向の両端側に各1個以上の
発光ダイオード3を配設することもできる。特に、両端
側の各発光ダイオード3Aと発光ダイオード3Bを赤
色、青色、緑色の三原色として、それらの点灯制御によ
って、任意の色彩表現を行うようにすることもできる。
また、発光ダイオード3の増加により、単に、明るくす
ることもできる。
【0016】発光ダイオード3は過電圧防止用のツェナ
ーダイオードと共にプリント基板2に実装され、プリン
ト基板2はコネクタブロック4に電気的及び機械的に一
体に接続されている。即ち、コネクタブロック4には、
両側に一対のコネクタ4a,4bが埋設されていて、そ
こにリード線5a,5bの先端が挿入されている。一対
のコネクタ4a,4bからプリント基板2は、一対のバ
イパス線4c,4dによって接続されている。この一対
のコネクタ4a,4b及び一対のバイパス線4c,4d
及びプリント基板2は、金型にセットされ、合成樹脂の
射出成形によって一体に成形されている。なお、このコ
ネクタブロック4の下面は平面であり、自立できる形態
となっている。
【0017】導光体1を保持する遮光材料からなるフレ
ーム6は、所定長で、その長さ方向に垂直な断面が略H
形状である。フレーム6の断面略H形状の上部には、所
定の位置に導光体1を収納し、導光体1の上面以外の三
面から光が漏れるのを防止している。フレーム6の断面
略H形状の下部には、一対のリード線5a,5bを収納
し、両端部に接続チップ5c,5dを固着した一対のリ
ード線5a,5bが外部に露出して邪魔にならないよう
に格納している。一対のリード線5a,5bの先端の接
続チップ5c,5dは、コネクタブロック4の一対のコ
ネクタ4a,4bに装着されている。
【0018】導光体1の長さ方向の両端には、プリント
基板2に実装された発光ダイオード3A,3Bの端部が
当接または近接するように、コネクタブロック4の位置
が決められている。
【0019】導光体1の両端部と、プリント基板2、発
光ダイオード3とコネクタブロック4には、遮光材料か
らなるホルダー7が覆われ、外部から確認できないよう
にされており、内部配線等が意匠性に影響しないように
している。ホルダー7は導光体1の側面に対して摺接さ
れ、容易に外れないようになっている。また、ホルダー
7はコネクタブロック4の移動を拘束している。即ち、
両導光体1の端部及びプリント基板2並びに発光ダイオ
ード3A,3Bには、ホルダー7が覆われている。
【0020】フレーム6及びホルダー7は、長さ方向に
垂直な断面が略コ字状の長尺物からなる下部ハウジング
11に収容されている。下部ハウジング11の深さはフ
レーム6の中央部までとなっている。下部ハウジング1
1はフレーム6の側面に係合し、容易に離脱しない装着
状態を維持している。下部ハウジング11によってフレ
ーム6の断面略H形状の下部に収納した一対のリード線
5a,5bが、容易に離脱しないようになっている。
【0021】また、フレーム6の上部及び導光体1は、
長さ方向に垂直な断面が略コ字状の長尺物からなる上部
ハウジング12に覆われている。上部ハウジング12の
深さはフレーム6の中央部までとなっており、下部ハウ
ジング11と共にフレーム6の全体を覆っている。上部
ハウジング12はフレーム6の側面に係合し、容易に離
脱しない装着状態を維持する。そして、上部ハウジング
12によってフレーム6の断面略H形状の上部に収納し
た導光体1が、容易に離脱しないようになっている。
【0022】したがって、本発明の実施の形態1におけ
るライン照明装置は、全体が下部ハウジング11と上部
ハウジング12とからなるハウジング10で全体が覆わ
れている。特に、本実施の形態では、上部ハウジング1
2のみを透光性材料で形成している。
【0023】特に、この実施の形態のライン照明装置に
おいては、導光体1の長さの数倍から数十倍、数百倍の
長さとして施工するために、導光体1の長さがホルダー
7で接続され連続する使用状態となる。このため、導光
体1の長さ方向の両端側に配設されたプリント基板2に
は、発光ダイオード3A及びその反対側に発光ダイオー
ド3Bを配設し、連続接続を可能としている。即ち、対
向する発光ダイオード3Aと発光ダイオード3B以外の
発光ダイオード3は、隣接配置される導光体1の端部か
らその導光体1に光を導くものである。
【0024】このように構成された本実施の形態のライ
ン照明装置は、次ように組付けて使用される。
【0025】まず、発光ダイオード3A,3Bを実装し
たプリント基板2と一対のコネクタ4a,4bと、両者
を接続する一対のバイパス線4c,4dは、合成樹脂か
らなるコネクタブロック4で埋設して一体化する。そし
て、一対のコネクタ4a,4bにリード線5a,5bを
挿入し、電気的及び機械的に接続する。そして、必要数
のコネクタブロック4とリード線5a,5bとの接続対
を形成しておく。
【0026】押出成形或いは射出成形で形成した長さ方
向に垂直な断面略四角形状の所定の長さで、少なくとも
特定の一面以上を発光面とした導光体1を所定長に切断
し、また、断面略H形状のフレーム6についても所定長
で切断する。そして、所定長で、少なくとも特定の一面
以上を発光面とした導光体1を、フレーム6の断面略H
形状の上部に収納し、両者を一体化する。
【0027】次に、フレーム6の断面略H形状の下部に
両端にコネクタブロック4を接続した一対のリード線5
a,5bを配置し、フレーム6の下部から下部ハウジン
グ11を装着する。それによって、フレーム6の断面略
H形状の下部から一対のリード線5a,5bの飛出しを
防止すると共に、コネクタブロック4の設置位置を確保
する。
【0028】導光体1の端部にプリント基板2に実装さ
れ発光ダイオード3の端部を当接させ、下部ハウジング
11の内にコネクタブロック4を配置する。必要に応じ
て、コネクタブロック4を下部ハウジング11内に接合
する。そして、上からホルダー7を覆われ装着状態とす
る。更に、フレーム6の断面略H形状の上部及びホルダ
ー7の上から上部ハウジング12を覆われて装着状態と
する。
【0029】このとき、下部ハウジング11の長さは、
導光体1の長さとプリント基板2に実装され発光ダイオ
ード3A乃至発光ダイオード3Bの距離の和の1倍また
は2倍以上の整数倍とし、かつ、下部ハウジング11相
互の接続を導光体1の長さの略中央付近で接続すると、
安定した組付けができる。上部ハウジング12について
は、意匠性及びその離脱の困難性を考慮すればよい。
【0030】なお、本実施の形態のライン照明装置は、
所定の長さの長尺物として使用するものである。したが
って、その端部に位置するライン照明装置は、下部ハウ
ジング11と上部ハウジング12の一端部で、ホルダー
7に収容される遮光材料からなる図示しない端部ピース
が配設される。下部ハウジング11と上部ハウジング1
2の他端部は、ホルダー7に収容される遮光材料からな
る図示しない端部ピースが配設されるが、そこからリー
ド線5a,5bが引出されたり、電源装置にその他端部
を直接接続される。
【0031】また、本実施の形態のライン照明装置は、
発光ダイオード3A,3Bを実装したプリント基板2を
配設するのにコネクタブロック4を用いているが、本発
明を実施する場合には、導光体1相互間に発光ダイオー
ド3A,3Bが位置すればよいことから、コネクタブロ
ック4を省略し、導光体1を保持する遮光材料からなる
フレーム6相互間に発光ダイオード3A,3Bを実装し
たプリント基板2を配置し、フレーム6の断面略H形状
の下部のリード線5a,5bとの間を電気的に接続すれ
ばよい。
【0032】即ち、本発明を実施する場合の遮光材料か
らなるフレーム6は、コネクタブロック4を用いる用い
ないに関係なく、発光ダイオード3A,3Bを実装した
プリント基板2を配設し、かつ、プリント基板2相互を
電気的に接続するリード線5a,5bを収容し、導光体
1を保持するものであればよい。
【0033】図5は本発明の実施の形態2におけるライ
ン照明装置の発光ダイオードを実装したプリント基板の
取付けるコネクタブロックの組立説明図であり、コネク
タブロックの形態を変更した事例である。図5(a)は
コネクタブロックの正面展開を、図5(b)はコネクタ
ブロックの側面展開を、図5(c)はコネクタブロック
の結合状態の側面を示すものである。
【0034】図において、コネクタブロック40は、上
部ブロック41と下部ブロック42から構成されてい
る。上部ブロック41には、プリント基板2に配設され
た一対の直線心金からなるバイパス線4c,4dの挿入
される嵌合孔41fを有している。嵌合孔41fの下端
からは、上部ブロック41の下部から突出した接続部4
1a,41bを有しており、接続部41a,41bは前
記嵌合孔41fに配設した弾性接続片41c,41dに
接続されている。接続部41a,41bは比較的シャー
プな刃部を有していて、リード線5a,5bを挟み込む
ことによって、心線と電気的に接続されるようになって
いる。弾性接続片41c,41dは、プリント基板2に
配設された一対のバイパス線4c,4dが挿入されたと
き、バイパス線4c,4dに弾接し、接続部41a,4
1bとの間に電気的導通状態を形成する。上部ブロック
41の両側面には、横方向に伸びる係合溝41eが形成
されている。
【0035】また、下部ブロック42には、上部ブロッ
ク41の両側面の係合溝41eと係合する係合突起42
aが形成され、また、リード線5a,5bを挟み込んだ
接続部41a,41bを収容するリード線収容部42
b,42cを有している。上部ブロック41の両側面の
係合溝41eに、下部ブロック42の係合突起42aを
係合させることにより、上部ブロック41と下部ブロッ
ク42とを一体化し、コネクタブロック40とする。
【0036】このように構成されたコネクタブロック4
0は、次のように使用することができる。
【0037】まず、上部ブロック41の嵌合孔に、プリ
ント基板2に配設された一対の直線心金からなるバイパ
ス線4c,4dを挿入する。この挿入によって、上部ブ
ロック41の下部から突出した接続部41a,41b
と、弾性接続片41c,41dとバイパス線4c,4d
とを電気的に接続する。次に、上部ブロック41の下部
から突出した接続部41a,41bによって、リード線
5a,5bを挟み込み、その心線と電気的に接続する。
そして、上部ブロック41の両側面の係合溝41eに、
下部ブロック42の係合突起42aを係合させることに
より、上部ブロック41と下部ブロック42とを一体化
し、コネクタブロック40とする。
【0038】または、所定のリード線5a,5b間隔
に、上部ブロック41の下部から突出した接続部41
a,41bを挿入し、接続部41a,41bによってリ
ード線5a,5bを挟み込み、リード線5a,5bと接
続部41a,41bとを電気的に接続する。次に、上部
ブロック41の両側面の係合溝41eに、下部ブロック
42の係合突起42aを係合させることにより、上部ブ
ロック41と下部ブロック42とを一体化する。
【0039】そして、フレーム6及びホルダー7等に対
する組付けを終えた状態で、上部ブロック41の嵌合孔
41fに、プリント基板2に配設された一対の直線心金
からなるバイパス線4c,4dを挿入する。この挿入に
よって、上部ブロック41の下部から突出した接続部4
1a,41bと、弾性接続片41c,41dを介して電
気的に接続し、リード線5a,5bとの間も導通状態と
する。
【0040】特に、本実施の形態では、リード線5a,
5bの長さが任意に設定でき、フレーム6及びホルダー
7等を長尺物として形成し、柔軟に富んだ設定が可能で
ある。また、直列に複数のコネクタ4a,4bを接続す
るものでないので、その抵抗を小さくできる。そして、
施工の現場においてコネクタブロック40を取付けるこ
とができるから、施工効率がよい。
【0041】このように、本実施の形態のライン照明装
置は、長さ方向に垂直な断面略四角形状の長尺物からな
り、少なくとも特定の一面以上を発光面とした導光体1
と、導光体1の両端に配設され、光を導光体に導く発光
ダイオード3A,3Bと、発光ダイオード3A,3Bを
実装したプリント基板2を配設し、かつ、プリント基板
2相互を電気的に接続するリード線5a,5bを収容
し、導光体1を保持する遮光材料からなるフレーム6
と、導光体1の端部と発光ダイオード3A,3Bとの接
合部を覆う遮光材料からなるホルダー7と、フレーム6
及びホルダー7を収容する下部ハウジング11及びフレ
ーム6及びホルダー7を覆う上部ハウジング12とを具
備するものである。
【0042】したがって、特定の長さで、その長さ方向
に垂直な断面略四角形状からなり、少なくとも特定の一
面以上を発光面とした導光体1の両端に配設された発光
ダイオード3A,3Bは、導光体1に光を導くことによ
り、特定の一面以上を発光面とすることができ、特に、
映画館、劇場、ショールーム、レストラン等の照明効果
によって特定のムードを出す施設の足元等の照明を、任
意の色彩でライン照明することができる。特定の一面以
上を発光面とした導光体1は、直線のみではなく、曲線
としても使用できるから、通路等に沿って配設でき、場
所及び条件を特定されない使用が可能である。
【0043】殊に、導光体1の両端に配設された発光ダ
イオード3A,3Bは、電力消費が少ないから省電力と
することができ、しかも、発光ダイオード3A,3Bの
発光色も、色フィルタを使用することなく任意の色彩と
することができる。また、導光体1の長さ方向の両端側
に各1個以上の発光ダイオード3を配設することもでき
る。特に、両端側の各発光ダイオード3Aと発光ダイオ
ード3Bを赤色、青色、緑色の三原色として、それらの
点灯制御によって、任意の色彩表現を行うようにするこ
ともできる。
【0044】ところで、本実施の形態のライン照明装置
は、フレーム6及びホルダー7を収容する下部ハウジン
グ11及びフレーム6及びホルダー7を覆う上部ハウジ
ング12とを具備するものであるが、本発明を実施する
場合には、フレーム6の断面形状を下部側底部を閉じる
形状とすれば、或いは、フレーム6及びホルダー7とを
接合すれば、下部ハウジング11及び上部ハウジング1
2を省略することができる。また、上部ハウジング12
のみを省略することもできる。
【0045】そして、本実施の形態の導光体1は、長さ
方向に垂直な断面略四角形状の長尺物からなり、少なく
とも特定の一面以上を発光面としたものであるが、本発
明を実施する場合には、特定の下方の面または特定の正
面の面、特定の下方及び正面の面を発光面とすることが
できる。また、特定の一面以上の発光面をレンズ効果を
持たせる曲面とすることもできる。
【0046】更に、本発明を実施する場合の導光体1の
両端に配設された発光ダイオード3は、2の整数倍とし
て設置することができ、その発光色を橙、緑、青、白
色、それらの中間色等とすることができる。
【0047】更にまた、導光体1を保持する遮光材料か
らなるフレーム6は、導光体1から光を取出す側の面以
外を遮光し、余計な光を拡散させないようにするもので
あるが、本発明を実施する場合には、若干の透光性を持
たせ、ライン照明装置の存在を明示させてもよい。そし
て、発光ダイオード3を実装したプリント基板2の配設
は、プリント基板2を接合または融着、埋設とすること
ができる。また、プリント基板2相互を電気的に接続す
るリード線5a,5bの収容は、下面または側面または
上面の導光体1の下部に収容できればよい。
【0048】そして、本発明を実施する場合の遮光材料
からなるホルダー7は、導光体1の端部及び発光ダイオ
ード3及び発光ダイオード3を実装したプリント基板2
等が意匠性に影響しないようにできればよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1のライン照明装
置においては、所定の長さを有し、特定の一面以上を発
光面とした導光体と、前記導光体の両端に配設され、光
を前記導光体に導く複数個の発光ダイオードと、前記発
光ダイオードを実装したプリント基板を配設し、かつ、
前記プリント基板相互を電気的に接続するリード線を収
容し、前記導光体を保持する遮光材料からなるフレーム
と、前記導光体の端部と前記発光ダイオードとの接合部
を覆う遮光材料からなるホルダーとを具備するものであ
る。
【0050】したがって、特定の長さで、特定の一面以
上を発光面とした導光体の両端に配設された発光ダイオ
ードは、導光体に光を導くことにより、特定の一面以上
を発光面とすることができ、映画館、劇場、ショールー
ム、レストラン等の照明効果によって特定のムードを出
す施設の足元等の照明を、任意の色彩でライン照明する
ことができる。特定の一面以上を発光面とした導光体
は、直線のみではなく、曲線としても使用できるから、
通路等に沿って配設でき、場所及び条件を特定されない
使用が可能である。そして、導光体の両端に配設された
発光ダイオードは、電力消費が少ないから省電力とする
ことができ、しかも、発光ダイオードの発光色も、色フ
イルタを使用することなく任意の色彩とすることがで
き、設置場所に拘束されることがない。
【0051】よって、本来の外部照明に与える影響を少
なくし、足元のみを線で照明可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1におけるライン
照明装置の平面図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1におけるライン
照明装置の正面がみた断面図である。
【図3】 図3は図2の切断線A−AによるA−A断面
図である。
【図4】 図4は図2の切断線B−BによるB−B断面
図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態2におけるライン
照明装置の発光ダイオードを実装したプリント基板の取
付けるコネクタブロックの組立説明図である。
【符号の説明】
1 導光体 2 プリント基板 3,3A,3B 発光ダイオード 5a,5b リード線 6 フレーム 7 ホルダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さを有し、特定の一面以上を発
    光面とした導光体と、 前記導光体の両端に配設され、光を前記導光体に導く複
    数個の発光ダイオードと、 前記発光ダイオードを実装したプリント基板を配設し、
    かつ、前記プリント基板相互を電気的に接続するリード
    線を収容し、前記導光体を保持する遮光材料からなるフ
    レームと、 前記導光体の端部と前記発光ダイオードとの接合部を覆
    う遮光材料からなるホルダーとを具備することを特徴と
    するライン照明装置。
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