JP2001140439A - Led付建材 - Google Patents

Led付建材

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JP2001140439A
JP2001140439A JP32086299A JP32086299A JP2001140439A JP 2001140439 A JP2001140439 A JP 2001140439A JP 32086299 A JP32086299 A JP 32086299A JP 32086299 A JP32086299 A JP 32086299A JP 2001140439 A JP2001140439 A JP 2001140439A
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tile
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building
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誠司 新開
Hiroshi Fukumizu
浩史 福水
Shigeru Yokoyama
茂 横山
Osamu Watanabe
修 渡辺
Masatsugu Miura
正嗣 三浦
Hirokazu Matsumoto
浩和 松本
Koji Amimoto
浩二 網本
Yuichi Tasaka
裕一 田阪
Masayuki Tsunashima
誠之 綱島
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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電飾機能或いは照明機能,光による表示機能を
有し且つ発光体が長寿命でしかも狭いスペースにも備え
付けることのできる建材を提供する。 【解決手段】タイル10と10との間の目地12に発光
体としてのLED14を備え付ける。その際タイル10
に電気配線を、例えばタイル10の側面又は裏面と側面
とに連続してプリント配線を施しておくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はLED(発光ダイ
オード)付建材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
タイルその他の建材においては様々な模様や柄を施し、
壁面等を構築したときの美観,意匠性を高めることが行
われている。しかしながらこの場合、暗がりの中ではそ
の装飾機能を十分に発揮することができない。これに対
して建材に電球を備え付けることによって電飾機能或い
は部屋の照明機能を持たせるようにしたものが提案され
ている。
【0003】しかしながらこの種電球により電飾機能或
いは照明機能若しくは表示機能を持たせるようになした
従来の建材の場合、電球の寿命が短く、比較的頻繁に電
球交換を行わなければならないなどメンテナンス作業が
煩雑である問題があった。
【0004】また電球による消費電力が大きいのに加え
て、電球を備え付けるために建材に大きな設置スペース
を確保しておかなければならなかったり、電球の取付構
造が複雑であったりし、このため電球を備え付けて電飾
機能や照明機能などを持たせることのできる建材の種類
や位置などに著しい制約があるといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のLED付建材は
このような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して請求項1のものは、LEDを備え付けて成る
目地を有することを特徴とする。
【0006】請求項2のものは、請求項1において、前
記目地が化粧材と見切材との間の目地であることを特徴
とする。
【0007】請求項3のものは、請求項2において、前
記化粧材がタイルであることを特徴とする。
【0008】請求項4のものは、請求項1において、前
記建材が化粧材としてのタイルとタイル間の前記目地と
を有するものであることを特徴とする。
【0009】請求項5のものは、請求項4において、前
記タイルには電気配線が施してあることを特徴とする。
【0010】請求項6のものは、請求項5において、前
記電気配線は前記タイルの側面又は裏面と側面とに連続
して施してあることを特徴とする。
【0011】請求項7のものは、請求項5,6の何れか
において、前記電気配線はプリント配線であることを特
徴とする。
【0012】請求項8のものは、請求項4〜7の何れか
において、前記建材が前記タイルを裏面側において連結
する下地材を有していることを特徴とする。
【0013】請求項9のものは、請求項1〜8の何れか
において、予め電気配線及び該電気配線と接続状態で前
記LEDが装着してあるテープを貼着することによって
前記目地に該LEDが該電気配線とともに備え付けてあ
ることを特徴とする。
【0014】請求項10のものは、厚み方向の貫通孔内
にLEDが埋込状に設けられているとともに、該貫通孔
のタイル表面側の開口部分が透光性の釉薬にて閉鎖され
たタイルから成ることを特徴とする。
【0015】請求項11のものは、請求項10におい
て、前記釉薬はタイル素地よりも熱膨張係数が小さくさ
れていることを特徴とする。
【0016】請求項12のものは、厚み方向の貫通孔内
に紫外線を発光するLEDが埋込状に設けられていると
ともに、該貫通孔を閉鎖する状態で表面全面に亘って光
触媒膜が形成されたタイルから成ることを特徴とする。
【0017】請求項13のものは、タイル表面から照明
光を照射する状態でLEDが備え付けられ且つ太陽電池
が併せて備え付けられ、タイルから成ることを特徴とす
る。
【0018】請求項14のものは、請求項13におい
て、前記太陽電池にて昼間発電された電力を蓄えるバッ
テリが更に備え付けられていることを特徴とする。
【0019】請求項15のものは、請求項13,14の
何れかにおいて、光センサが更に備え付けられているこ
とを特徴とする。
【0020】請求項16のものは、ボックス形且つ内部
透視型のスケルトン構造をなしており、内部にLEDが
組み込んであることを特徴とする。
【0021】請求項17のものは、外面から照射光を照
射可能にLEDが備え付けてあることを特徴とする。
【0022】請求項18のものは、請求項17におい
て、前記建材が幅木,見切材,窓枠材等の枠材の何れか
であることを特徴とする。
【0023】請求項19のものは、請求項18におい
て、前記幅木,見切材に備え付けたLEDは、隣接する
壁若しくは天井又は床の化粧材を照射する状態で設けら
れていることを特徴とする。
【0024】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の建材
は、LEDを備え付けて成る目地を有するもので、この
建材の場合、目地に備え付けたLEDによって電飾機能
や照明機能或いは表示機能を持たせることができる。
【0025】またこの建材において、発光体としてのL
EDは寿命が著しく長く、従って通常の電球を用いた場
合のように定期的に電球交換を行わなければならないと
いった問題を生じず、従って比較的頻繁に電球交換する
ことを予定して電球の取付空間,取付構造を予め考えて
おかなければならないといった問題も生じない。更にL
EDは小型であるため、目地のような狭いスペース,空
間においても容易に取り付けることができる。
【0026】ここで上記目地は化粧材と見切材との間の
目地とすることができる(請求項2)。更にこの場合に
おいて、その目地は化粧材としてのタイルと見切材との
間の目地とすることができる(請求項3)。
【0027】請求項4のものは、タイル及びタイル間の
目地を有する建材においてその目地にLEDを備え付け
たもので、このようにしておけば、その目地に沿ってL
EDを配置するなどしてタイル壁面やタイル床面或いは
タイル天井面等に電飾機能を持たせることが可能とな
り、それら壁面や床面或いは天井面等を光によって演出
でき、美観或いは雰囲気を高めることができる。或いは
また、それらLEDによって壁面や床面或いは天井面か
ら照明光を照射でき、それらによって周辺空間を照らし
出すことができる。
【0028】この場合において上記タイルには予め電気
配線を施しておくことができる(請求項5)。このよう
にしておけば、目地に配したLEDを容易に電源と電気
的に接続状態とすることができる。
【0029】ここで電気配線はタイルの側面又は裏面と
側面とに連続して施しておくことができ(請求項6)、
更にこの電気配線をプリント配線となしておくことがで
きる(請求項7)。このようにプリント配線としておけ
ば、タイルの側面或いは裏面及び側面に容易に電気配線
を予め一体に形成しておくことができる。
【0030】また請求項4〜7の建材は、タイルを裏面
側において連結する下地材を有するものとなしておくこ
とができる(請求項8)。この場合、複数のタイルを下
地材に固着し且つタイル間の目地にLEDを備え付けて
成るタイルパネルとして予め構成しておくことが可能と
なる。
【0031】請求項9のものは、予め電気配線を施し、
またLEDを装着してあるテープを貼着することで目地
にLEDを備え付けるようになしたもので、このように
すれば、簡単に電気配線と接続した状態でLEDを目地
に設置施工することができる。
【0032】次に請求項10のものは、タイルに厚み方
向の貫通孔を設けてそこにLEDを埋込状に設け、且つ
開口部分を透光性の釉薬にて閉鎖したもので、これによ
り建材としてのタイル自体に電飾機能,照明機能或いは
表示機能等を持たせることができる。
【0033】またLEDは小型のものであるから小さな
貫通孔を設けるだけで簡単にその内部にLEDを埋込状
に設けることができる。即ち発光体としてLEDを用い
ることによって、タイル自体に容易にこれを備え付ける
ことができる。
【0034】また貫通孔内に埋込状に設けたLEDは、
その貫通孔の開口部分を閉鎖する釉薬にて保護されてい
るため、タイル表面に雨水がかかったり砂がかかったり
或いはタイル表面を人が歩いて踏みつけたりした場合に
おいてもLEDが良好に保護され、それらによってLE
Dが損傷するといったことが良好に防止される。一方で
貫通孔のタイル表面側の開口部分は釉薬にて閉鎖されて
いるため、タイル表面における美観を良好に保持するこ
とができる。
【0035】ここで上記釉薬はタイル素地よりも熱膨張
係数を小さくしておくことが望ましい(請求項11)。
このようにしておけば、焼成後における冷却時に釉薬に
圧縮応力を付与することができ、その釉薬を高強度とな
し、耐久性を高めることができる。ここで釉薬の熱膨張
係数(線膨張係数)は、素地のそれに対して0.5〜
1.5×10−6程度小さくしておくことが望ましい。
【0036】請求項12のものは、タイルの厚み方向の
貫通孔内に紫外線を発光するLEDを埋込状に設けた
上、表面全面に光触媒膜を形成したもので、このLED
付きのタイルにあっては、請求項10と同様にLEDを
表面の光触媒膜によって雨水や砂等から保護することが
できるとともに、LEDからの紫外線発光によって夜間
や屋内等の暗がりであっても光触媒膜の触媒機能を良好
に発揮させることができる。
【0037】請求項13のものは、タイル表面から照明
光を照射する状態でLEDをタイルに備え付け且つこれ
と併せて太陽電池を備え付けたもので、このLED付き
のタイルにあっては、昼間太陽電池で発電した電力を用
いてLEDを発光させることができる。
【0038】この場合においてタイルには、太陽電池に
て発電した電力を蓄えるバッテリを備え付けておくこと
ができる(請求項14)。更にまたこのタイルには光セ
ンサを備え付けておくことができる(請求項15)。こ
のようにしておけば、昼間は太陽電池で発電した電力を
蓄え、そして夜間になると光センサによる検知に基づい
てLEDを自動的に発光させることができる。
【0039】請求項16のものは、建材の形状をボック
ス形且つ内部透視型のスケルトン構造となしてその内部
にLEDを組み込んだもので、これにより電飾機能に優
れた或いは照明機能に優れた若しくは表示機能に優れた
建材を得ることができる。
【0040】請求項17のものは、外面から照射光を照
射可能にLEDを備え付け、以ってLED付建材となし
たもので、このようにした場合においても優れた電飾機
能或いは照明機能若しくは表示機能を建材に付与するこ
とができる。
【0041】この場合において上記建材は幅木,見切
材,窓枠材等の枠材の何れかとなすことができる(請求
項18)。更に幅木,見切材にLEDを備え付ける場合
において、そのLEDは隣接する壁若しくは天井又は床
の化粧材を照射する状態で設けておくことができる(請
求項19)。
【0042】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は平面形状が四角形状
(例えば1辺の長さが100mmの正方形状)のタイル
で、それらタイル10と10との間の目地12にLED
14が備え付けられている。ここでLED14は、縦の
目地12と横の目地12とが十字状に交差する交差部分
に備え付けられているが、勿論目地12に沿って他の箇
所にこれらLED14を備え付けておくこともできる。
【0043】図1(B)において16は下地材(ボード
等の下地材)で、各タイル10はこの下地材16上に固
着されており、全体でタイルパネルを構成している。本
例では、縦3列及び横3列の合計9枚のタイル10が1
枚の下地材16上に固着連結されて1ユニットのタイル
パネルとされている。
【0044】この例では下地材16のタイル10と10
との間の部分が目地12とされ、その目地12の上面に
上記LED14が設置されている。即ちこの例ではタイ
ル10間の目地12が空目地とされている。
【0045】但し図2(A)に示しているようにタイル
10と10との間の目地12の空間に透光性の目地詰材
18を詰めておいても良い。或いはまた(B)に示して
いるように透光性若しくは非透光性の目地詰材18の上
面に露出する状態でLED14を設置しておくこともで
きる。本例では、複数のタイル10と下地材16及び下
地材16の一部にて構成される目地12を含んでLED
付建材が構成されている。
【0046】またこの例では複数枚のタイル10を下地
材16で互いに連結してタイルパネル化しているが、各
タイル10を単独で所定の下地上に張り付けて行き、そ
してそれらタイル10と10との間の目地12にLED
14を設置するようになすことも可能である。
【0047】図3はこの種建材において電気配線を施す
場合の一例を示したものである。同図において20a,
20bはタイル10の裏面及び側面に連続して形成され
た電気配線で、ここでは銀ペースト等をタイル10にプ
リントし、焼き付けて形成してある。また各タイル10
ごとの電気配線20aと20a又は20bと20bと
は、それらタイル10の間隙つまり目地12において半
田接点22により互いに接続され導通状態とされてい
る。
【0048】而して上記LED14の配設部位において
は、タイル10の電気配線20a又は20bと他のタイ
ル10の電気配線20b又は20aとが目地12に配線
された電気配線24にて接続され、そしてその電気配線
24上にLED14が電気的接続状態で設置されてい
る。尚、図3の例ではタイル10と10との間の目地1
2の空間に透光性(若しくは非透光性)の目地詰材18
が詰めてあるが、勿論このような目地詰材18の詰めて
いない空目地であっても良いのは言うまでもない。
【0049】またこの例ではタイル10の裏面と側面と
に連続して電気配線20a,20bを形成しているが、
場合によって電気配線20a,20bをその全体が側面
に沿って延びるように形成しておくことも可能である。
【0050】図4は目地12に電気配線24を施す場合
の施工例を示したもので、図中26は目地12の幅に対
応した幅を有する可撓性のテープ(ここでは両面粘着テ
ープ)で、裏面に予め電気配線24が施してある。
【0051】従ってテープ26にLED14を電気配線
24と接続状態で装着しておき、その状態でテープ26
を目地12に沿って貼り付けて行くことで、目地12に
電気配線24を形成すると同時にそれら電気配線24と
接続状態でLED14を設置することができる。尚、こ
の例の建材は壁を構成するものであっても良いし、或い
は床や天井を構成するものであっても良い。
【0052】本例によれば、目地12に備え付けたLE
D14によって電飾機能や照明機能或いは表示機能を持
たせることができる。また発光体としてのLED14は
寿命が著しく長く、従って通常の電球を用いた場合のよ
うに定期的に電球交換を行わなければならないといった
問題がなく、従って比較的頻繁に電球交換することを予
定して電球の取付空間,取付構造を予め考えておかなけ
ればならないといった問題も生じない。更にLED14
は小型であるため、目地12のような狭いスペース,空
間においても容易に取り付けることができる。
【0053】またタイル10に予め電気配線20a,2
0bを施しておくことで、目地12に配したLED14
を容易に電源と電気的に接続状態とすることができる。
更に電気配線20a,20bをプリント配線としたと
き、タイル10の側面或いは裏面及び側面に容易に電気
配線20a,20bを予め一体に形成しておくことがで
きる。
【0054】また予め電気配線24とLED14を装着
してあるテープ26を貼着することで目地12にLED
14を備え付けるようにした場合、簡単に電気配線24
と接続した状態でLED14を目地12に設置施工する
ことができる。
【0055】以上はタイル10と10との間の目地12
にLED14を備え付けた場合の例であるが、図5に示
しているようにタイル10自体にLED14を備え付け
ておくこともできる。
【0056】この例の場合、タイル10には厚み方向の
貫通孔28が形成されていて、その貫通孔28内部にL
ED14が埋込状態に設けられている。また貫通孔28
のタイル10表面側の開口部は透光性の釉薬30で閉鎖
されており、LED14からの光がその透光性の釉薬3
0を通じて外部に照射されるようになっている。
【0057】ここで釉薬30は、その熱膨張係数がタイ
ル素地の熱膨張係数(線膨張係数)よりも小さくされて
いる。ここでは釉薬30の熱膨張係数がタイル素地のそ
れに対して0.5〜1.5×10−6小さくされてい
る。
【0058】このようにしておいた場合、タイル10及
び釉薬30を焼成後において冷却する際に釉薬30に圧
縮応力を付与することができ、これによって釉薬30を
高強度となし得てその耐久性を高めることができる。尚
本例では、貫通孔28は直径が5〜10mmの円形状と
されており、また釉薬30の厚みは0.5〜3mm程度
とされている。望ましい厚みは2mm程度である。
【0059】尚このようにタイル10にLED14を備
え付けた場合において、上記のようにしてタイル10の
裏面及び側面に電気配線20a,20bをプリント配線
するなどして予め形成しておき、そして図3(C)に示
しているようにその電気配線20aと20bとに対して
LED14を電気配線32で接続することで、LED1
4を電源と接続状態とすることができる。
【0060】本例によれば、建材としてのタイル10自
体に電飾機能,照明機能或いは表示機能等を持たせるこ
とができる。またLED14は小型のものであるから、
小さな貫通孔28を設けるだけで簡単にその内部にLE
D14を埋込状に設けることができる。即ち発光体とし
てLED14を用いることによってタイル10自体にこ
れを備え付けることが可能となる。
【0061】また貫通孔28内に埋込状に設けたLED
14は、その貫通孔28の開口部分を閉鎖する釉薬30
にて保護されているため、タイル10表面に雨水がかか
ったり砂がかかったり或いはタイル10表面を人が歩い
て踏みつけたりした場合においてもLED14が良好に
保護され、それらによってLED14が損傷するといっ
たことが良好に防止される。一方でこの釉薬30により
貫通孔28の開口部分を閉鎖することで、タイル10表
面における美観を良好に保持することができる。
【0062】図5の例では貫通孔28が円形状とされ、
且つタイル10の中央部の1箇所にのみ設けられてそこ
にLED14が埋め込まれているが、図6に示している
ようにこの貫通孔28の形状は四角形状,星形形状,細
長の四角形状その他の形状となし、そこにLED14を
埋め込んでおくことができるし、或いはまた同図に示し
ているようにタイル10一枚につき同じ形状或いは異な
る形状の複数の貫通孔28を形成しておいて、それぞれ
にLED14を埋め込んでおくといったことも勿論可能
である。尚何れの場合においても、貫通孔28のタイル
10表面側の開口部分を透光性の釉薬30で閉鎖してお
く点は図5の実施例と同様である。
【0063】以上は平タイルに本発明を適用した場合の
例であるが、図7に示しているように階段部等を構成す
る折曲りタイル(ここではL字状タイル)に本発明を適
用することも可能である。この場合において、貫通孔2
8をその折曲り部分に設けてそこにLED14を埋め込
み、更に貫通孔28のタイル10表面側の開口部分を透
光性の釉薬30で閉鎖した形態となしておくことができ
る。
【0064】図8の例はタイル10にLED14と併せ
て太陽電池を備え付けた場合の例で、図中34はその太
陽電池である。尚この例ではLED14がタイル10の
表面に備え付けられているが、勿論上記実施例に示して
いるようにこれをタイル10の内部に埋込状態で設けて
おくこともできる。
【0065】この例においては、更に加えてバッテリ3
6がタイル10に備え付けられており、昼間太陽電池3
4で発電された電力がこのバッテリ36に蓄えられ、こ
れを電源としてLED14が夜間発光するようにされて
いる。この例ではまた、タイル10に光センサ(照度セ
ンサ)38が備え付けられている。この光センサ38は
一定の暗がりとなったときにLED14を発光させるも
のである。
【0066】図9は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例はタイル10と見切材40との間の目地1
2にLED14を備え付けた例である。ここでタイル1
0,見切材40は下地材16の上面に取り付けてあり、
そして下地材16の一部にて構成されるタイル10と見
切材40との間の目地12にLED14が取り付けられ
ている。この例では、タイル10,見切材40,下地材
16及びその一部にて構成される目地12を含んでLE
D付建材が構成されている。
【0067】尚この例において電池等の電源は下地材1
6に設けておいても良いし、或いは他の箇所に設けて電
気配線によりLED14を接続するようにしても良い。
この点は前記各実施例においても同様である。
【0068】図10は本発明の更に他の実施例を示して
いる。同図において46はボード等の壁の下地材16上
に取り付けられた化粧材で、42は床44に接して設け
られた幅木であり、40は見切材である。ここで化粧材
46はタイルとすることもできるし或いはクロス,塗り
壁その他の化粧材となすことができる。
【0069】本例においては、幅木42と見切材40と
にLED14が埋込状態で備え付けられている。ここで
幅木42に埋め込まれたLED14は照明光を上向きに
照射する状態で設けられ、また見切材40に埋め込まれ
たLED14は照明光を下向きに照射する状態で設けら
れている。即ちそれぞれが化粧材46を照射する状態で
設けられている。
【0070】この例では、下地材16と化粧材46,見
切材40及び幅木42を含んでLED付建材が構成され
ている。尚この場合においてもLED14の電源は下地
材16に埋め込んでおいても良いし、或いは別途の場所
に設けておいてその電源とLED14とを電気配線でつ
なぐようにしても良い。
【0071】本例ではLED14を幅木42,見切材4
0に埋込状態で設けているが、場合によってそれらの表
面に貼り付けるようにして設けておくこともできる。ま
たこの例では幅木42と見切材40との両方とにLED
14を設けているが、場合によって何れか一方にのみ設
けておくようにしても良い。本例の場合においても、優
れた電飾機能或いは照明機能若しくは表示機能を建材に
付与することができる。
【0072】図11は本発明の更に他の実施例を示した
もので、この例はタイル10における厚み方向の貫通孔
28内部に紫外線を発光するLED14を埋め込むとと
もに、それら貫通孔28を閉鎖する状態でタイル10全
表面に亘って光触媒膜48を形成したものである。
【0073】このタイル10にあっては、図5の実施例
と同様にLED14を表面の光触媒膜48によって雨水
や砂等から保護することができるとともに、LED14
からの紫外線発光によって夜間や屋内等の暗がりであっ
ても光触媒膜48の触媒機能を良好に発揮させることが
できる。
【0074】図12は本発明の更に他の実施例を示して
いる。この例の建材50は、アクリル樹脂等の透光性材
から成るボックス52、即ち内部透視型のスケルトン構
造をなすボックス52の内部にLED14を組み込んで
それらをパッケージ化したものである。
【0075】本例においても、電飾機能或いは照明機能
若しくは表示機能に優れた建材となすことができる。こ
の例の建材50は特に装飾機能(電飾機能)に優れてお
り、店舗等の内装用建材として好適である。
【0076】以上本発明の実施例を詳述したがこれらは
あくまで一例示である。例えば本発明におけるLED付
建材は、施工前に予めユニット状に組み付けられている
場合の外、施工現場で各構成部材を組付施工するように
なすこともできるし、その際にLEDを予め建材に備え
ておくこともできるし又は施工現場でこれを取付施工す
るようになすこともできる。また上記実施例におけるタ
イルとして陶磁器タイル以外の各種材質から成るものを
用いることも可能である。
【0077】また図10の実施例では、幅木42,見切
材40にLED14を備え付けているが、本発明では窓
枠材等の枠材その他の部材にLEDを備え付けるように
なすことも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱し
ない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図及び側面図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の更に他の実施例の要部の図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の図である。
【図6】本発明の更に他の実施例の図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の図である。
【図8】本発明の更に他の実施例の図である。
【図9】本発明の更に他の実施例の図である。
【図10】本発明の更に他の実施例の図である。
【図11】本発明の更に他の実施例の図である。
【図12】本発明の更に他の実施例の図である。
【符号の説明】
10 タイル 12 目地 14 LED 16 下地材 20a,20b,24 電気配線 26 テープ 28 貫通孔 30 釉薬 34 太陽電池 36 バッテリ 38 光センサ 40 見切材 42 幅木 46 化粧材 48 光触媒膜 50 建材 52 ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 茂 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 渡辺 修 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 三浦 正嗣 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 松本 浩和 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 網本 浩二 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 田阪 裕一 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 綱島 誠之 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2E110 AA35 AA57 AB04 AB22 AB23 BA13 BB22 DD11 GA34W 5C096 AA24 BA04 CA06 CB01 CB07 CC06 DD05 FA05 FA08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDを備え付けて成る目地を有するL
    ED付建材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記目地が化粧材と
    見切材との間の目地であることを特徴とするLED付建
    材。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記化粧材がタイル
    であることを特徴とするLED付建材。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記建材が化粧材と
    してのタイルとタイル間の前記目地とを有するものであ
    ることを特徴とするLED付建材。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記タイルには電気
    配線が施してあることを特徴とするLED付建材。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記電気配線は前記
    タイルの側面又は裏面と側面とに連続して施してあるこ
    とを特徴とするLED付建材。
  7. 【請求項7】 請求項5,6の何れかにおいて、前記電
    気配線はプリント配線であることを特徴とするLED付
    建材。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7の何れかにおいて、前記建
    材が前記タイルを裏面側において連結する下地材を有し
    ていることを特徴とするLED付建材。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、予め電
    気配線及び該電気配線と接続状態で前記LEDが装着し
    てあるテープを貼着することによって前記目地に該LE
    Dが該電気配線とともに備え付けてあることを特徴とす
    るLED付建材。
  10. 【請求項10】 厚み方向の貫通孔内にLEDが埋込状
    に設けられているとともに、該貫通孔のタイル表面側の
    開口部分が透光性の釉薬にて閉鎖されたタイルから成る
    LED付建材。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記釉薬はタイ
    ル素地よりも熱膨張係数が小さくされていることを特徴
    とするLED付建材。
  12. 【請求項12】 厚み方向の貫通孔内に紫外線を発光す
    るLEDが埋込状に設けられているとともに、該貫通孔
    を閉鎖する状態で表面全面に亘って光触媒膜が形成され
    たタイルから成るLED付建材。
  13. 【請求項13】 タイル表面から照明光を照射する状態
    でLEDが備え付けられ且つ太陽電池が併せて備え付け
    られていることを特徴とするタイルから成るLED付建
    材。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記太陽電池に
    て昼間発電された電力を蓄えるバッテリが更に備え付け
    られていることを特徴とするLED付建材。
  15. 【請求項15】 請求項13,14の何れかにおいて、
    光センサが更に備え付けられていることを特徴とするL
    ED付建材。
  16. 【請求項16】 ボックス形且つ内部透視型のスケルト
    ン構造をなしており、内部にLEDが組み込んであるこ
    とを特徴とするLED付建材。
  17. 【請求項17】 外面から照射光を照射可能にLEDが
    備え付けてあることを特徴とするLED付建材。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記建材が幅
    木,見切材,窓枠材等の枠材の何れかであることを特徴
    とするLED付建材。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記幅木,見切
    材に備え付けたLEDは、隣接する壁若しくは天井又は
    床の化粧材を照射する状態で設けられていることを特徴
    とするLED付建材。
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