JP3158706U - 平板ブロックおよびマット構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる平板ブロックを提供する。【解決手段】地面または床面に敷設される平板ブロック100であって、配線基板110と、配線基板110に実装され、光度が10000mcd以上であるLED120と、配線基板110を覆うとともに、配線基板110に実装されたLED120と対応する位置にLED120が発する光を透過可能な光透過部材140(光透過部)が設けられたブロック本体130とを備えている。【選択図】図2

Description

本考案は、地面または床面に敷設される平板ブロックおよびマット構造体に関する。
従来、道路や建物に通じる通路に設けられ、夜間などに点灯して、足元を照らしたり、注意喚起を行ったりする発光機能を有するタイルや平板状のブロックが知られている。例えば、特許文献1には、透光性のタイル本体内に、導光板と光源からなる面状発光体が設けられた発光タイルが開示されている。
特開2006−257699号公報
ところで、従来の発光するタイルやブロックは、輝度が低いため、照明として利用することはできず、特に街路灯の少ない住宅地などでは明るさを十分に確保することができなかった。また、輝度が低いため、雨天時や夕暮れ時などにおいては十分な注意喚起を行うことができなかった。
そこで、本考案は、照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる平板ブロックおよびマット構造体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案の平板ブロックは、地面または床面に敷設される平板ブロックであって、配線基板と、前記配線基板に実装され、光度が10000mcd以上である少なくとも1つの発光ダイオードと、前記配線基板を覆うとともに、少なくとも前記配線基板に実装された前記発光ダイオードと対応する位置に前記発光ダイオードが発する光を透過可能な光透過部が設けられたブロック本体とを備えたことを特徴とする。
このように構成された平板ブロックによれば、高光度の発光ダイオードが発した光が、発光ダイオードが発する光を透過可能な光透過部から外部に出射されるので、発光ダイオードを発光させたときに高い輝度を得ることができる。これにより、照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる。
前記平板ブロックは、前記ブロック本体の少なくとも前記配線基板に実装された前記発光ダイオードと対応する位置に光通過孔を設け、前記光透過部が前記光通過孔に嵌められた光透過部材から構成され、さらに、前記光透過部材の下方で前記発光ダイオードを囲むように配置され、前記光透過部材と前記発光ダイオードとが接触しない状態で前記光透過部材を下方から支持する支持部材を備えてもよい。これによれば、平板ブロックを踏んだときの荷重が支持部材によって支持され、発光ダイオードにはかからないので、荷重による発光ダイオードの損傷を防止することができる。
なお、前記光透過部材と前記支持部材とは、一部材として成形してもよい。これによれば、部品点数を減らすことができるので、平板ブロックの組み立てが容易になるとともに、コストダウンを図ることができる。
また、前記平板ブロックは、前記ブロック本体の少なくとも前記配線基板に実装された複数の前記発光ダイオードと対応する位置に中空の突起を設け、前記突起の少なくとも頂部が前記光透過部となるように構成してもよい。これによれば、いわゆる点字ブロックと同様に、突起によって視覚障害者に対しても注意喚起を行うことができるので、平板ブロックの機能性を高めることができる。
なお、前記突起は、全体が前記光透過部となっていてもよい。これによれば、発光ダイオードを発光させたときに、突起全体から光が発することになるので、側方にも光が広がり、離れた位置から平板ブロックを見た者に対しても注意喚起を行うことができる。
また、突起を設けた平板ブロックは、前記突起が上部が開口した筒状に形成され、前記光透過部が前記突起内に嵌められた光透過部材から構成され、さらに、前記光透過部材の下方で前記発光ダイオードを囲むように配置され、前記光透過部材と前記発光ダイオードとが接触しない状態で前記光透過部材を下方から支持する支持部材を備えてもよい。これによれば、平板ブロック(突起)を踏んだときの荷重が支持部材によって支持され、発光ダイオードにはかからないので、荷重による発光ダイオードの損傷を防止することができる。なお、前記光透過部材と前記支持部材とは、一部材として成形してもよい。
また、平板ブロックは、複数の前記配線基板同士を電気的に接続するため、前記ブロック本体の縁部に露出したコネクタを備えることができる。これによれば、配線基板同士を容易に電気的に接続することができるので、平板ブロックの敷設を容易に行うことが可能となる。
また、前記光透過部は、前記発光ダイオードが発する光に対して20%以上の透過率を有することが望ましい。これによれば、発光ダイオードが発する光を十分に透過させることができるので、発光ダイオードを発光させたときに高い輝度を得ることができる。
また、本考案は、突起を設けた平板ブロックと、前記平板ブロックの突起と対応する位置に前記突起が嵌る貫通孔が形成されたマットとを備えたマット構造体として構成することができる。これによれば、照明および注意喚起としての機能のほか、マットによって靴底に付着した泥や汚れなどを落とすという機能を付加することができる。
本考案によれば、発光ダイオードを発光させたときに高い輝度を得ることができるので、照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる。
本考案の第1実施形態に係るマット構造体の分解斜視図である。 本考案の第1実施形態に係るマット構造体の断面図である。 コネクタの構成を説明するための断面図であり、コネクタ接続後の状態を示す図(a)と、コネクタ接続前の状態を示す図(b)である。 (a)ないし(d)はコネクタの配設例を示す平面図である。 線状の突起を有する平板ブロックの斜視図である。 光透過部材と支持部材とが一部材として成形されたマット構造体の断面図である。 ブロック本体が光を透過する材料から形成されたマット構造体の断面図である。 マット構造体の変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係る平板ブロックの断面図である。 光透過部材と支持部材とが一部材として成形された平板ブロックの断面図である。 ブロック本体と支持部材とが一部材として成形された平板ブロックの断面図である。 ブロック本体の上に平板状の光透過部材を設けた平板ブロックの断面図である。 ブロック本体が光を透過する材料から形成された平板ブロックの断面図である。 ブロック本体が配線基板の全体を覆う平板ブロックの断面図である。
[第1実施形態]
次に、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、マット構造体1は、平板ブロック100と、平板ブロック100の上に敷かれたマット2とを主に備えている。
このマット構造体1(平板ブロック100)は、建物の出入口前、住宅の玄関前、屋外の階段前・階段の踊り場などの地面や、建物内・屋内の床、廊下、階段前、階段の踊り場などの床面に敷設される。なお、平板ブロック100を単独で使用する場合には、さらに、道路や歩道、建物に通じる通路、道路や通路のわきなどに敷設することもできる。
図2に示すように、平板ブロック100は、配線基板110と、発光ダイオード(以下、LEDという。)120と、ブロック本体130と、光透過部材140と、支持部材150と、コネクタ160(図3参照)とを主に備えている。
配線基板110は、LED120が実装される基板であり、LED120の端子が電気的に接続される一対の基板側端子111が、格子点状(本実施形態では5×5)に複数設けられている。基板側端子111は、配線112によって電気的に接続されている。このような配線基板110は、基板側端子111および配線112が水と接触しない防水型のものであることが望ましい。また、配線基板110上に流れ込んだ水を排出するため、水抜き穴(貫通孔)や排水溝などを設けてもよい。
なお、一対の基板側端子111(LED120)の配置は、前記した格子点状に限定されず、例えば、線状や円形状、三角形状、十字形状など適宜設定することができる。また、配線基板110へのLED120の実装方法(取付方法)は、特に限定されず、例えば、LED120を配線基板110に対して着脱自在とするコネクタを設けた構成としてもよいし、LED120を配線基板110にハンダ付けする構成としてもよい。
LED120は、砲弾型やチップ型などの公知のLED素子(図2では砲弾型のものを示す。)であり、光度が10000mcd以上であることが望ましい。LED120が発する光の色は、特に限定されず、例えば、白色、赤色、黄色、緑色、橙色、青色などいずれを使用してもよい。
ブロック本体130は、配線基板110を上から覆うように配置され、平板状のベース部131と、ベース部131の上面(ベース部表面131A)から突出するように設けられた複数の点状の突起132とから主に構成されている(図1参照)。言い換えると、本実施形態のブロック本体130(平板ブロック100)は、点状の突起が設けられた警告用の視覚障害者誘導用ブロック(いわゆる点字ブロック)となっている。これにより、視覚障害者に対して注意喚起を行うことが可能となる。このようなブロック本体130は、例えば、樹脂、ステンレス、真鍮、スチールなどから形成することができる。
ベース部131は、例えば、300mm×300mmの正方形状に形成されている。
突起132は、配線基板110に実装される複数のLED120と対応する位置に格子点状(5×5。図1参照)に設けられている。図2に示すように、突起132は、上部および下部が開口した係合穴133を有する円筒状に形成され、上部外周に上から下に向かって径が大きくなるテーパが設けられている。
光透過部材140は、略円盤状に形成され、突起132の係合穴133に嵌められてLED120の上方に配置されている。本実施形態において、光透過部材140は光透過部を構成し、光透過部材140の上面141は突起132の頂部となっている。このような光透過部材140は、LED120が発する光を透過可能な材料、例えば、ガラス、樹脂、セラミックスなどから形成することができる。
光透過部材140を形成する材料として、例えば、ガラスを用いることで光透過部材140を様々な色に容易に着色することができる。また、樹脂を用いることで射出成形によって光透過部材140を容易に作成することができる。
さらに、光透過部材140を形成する材料は、LED120が発する光に対して20%以上の透過率を有することが望ましい。これによれば、LED120が発する光を十分に透過させることができるので、LED120を発光させたときに高い輝度を得ることができる。なお、20%以上の透過率を有する材料であれば、例えば、乳白色など、にごった色をしていてもよい。
支持部材150は、略円筒状に形成され、突起132の係合穴133に嵌められてLED120を囲むように配置されている。この支持部材150は、光透過部材140の下方に配置され、光透過部材140とLED120とが接触しない状態で光透過部材140を下方から支持している。これにより、マット構造体1(平板ブロック100)を踏んだときの荷重がLED120にはかからないので、LED120の損傷を防止することができる。
図3(a)および(b)に示すように、コネクタ160は、基板同士を電気的に接続するための公知のコネクタであり、雄型端子161と、雌型端子162とから構成されている。このようなコネクタ160は、雄型端子161や雌型端子162が水と接触しない防水型のものであることが望ましい。
雄型端子161は、配線112に電気的に接続され、他の平板ブロック100に設けられた雌型端子162に装着されることで、複数の配線基板110同士を電気的に接続する。また、雌型端子162は、配線112に電気的に接続され、他の平板ブロック100に設けられた雄型端子161が装着されることで、複数の配線基板110同士を電気的に接続する。
図4(a)ないし(d)に示すように、コネクタ160は、正方形状のブロック本体130の一辺(縁部)に雄型端子161と雌型端子162とが露出した状態で1つずつ設けられている。さらに述べると、コネクタ160は、敷設時における平板ブロック100が配置される位置に応じて設ける数などを変えることができる。
例えば、図4(a)に示すように、四辺に他の平板ブロック100が隣接して配置される平板ブロック100Aの場合は、ブロック本体130の四辺にそれぞれコネクタ160を設けることが望ましい。また、図4(b)に示すように、3×3などのように並べられた平板ブロック100のうち角部を除く外周部に配置されたり、T形状に並べられた平板ブロック100のうち交点部分に配置されたりする平板ブロック100Bの場合は、ブロック本体130の三辺にそれぞれコネクタ160を設けることが望ましい。
また、図4(c)に示すように、直角に屈曲する部分に配置されたり、四角形状に並べられた平板ブロック100のうち角部に配置されたりする平板ブロック100Cの場合は、ブロック本体130の隣り合う二辺にそれぞれコネクタ160を設けることが望ましい。さらに、直線状に並べられる平板ブロック100Dの場合は、ブロック本体130の対向する二辺にそれぞれコネクタ160を設けることが望ましい。
このようなコネクタ160を設けることで、配線基板110同士を容易に電気的に接続することができるので、平板ブロック100の敷設が容易となる。なお、平板ブロック100を1枚(単独)で使用する場合には、コネクタ160を設けない構成としてもよい。
図1および図2に示すように、マット2は、靴底に付着した泥や汚れなどを落とす公知のマットであり、平板ブロック100の突起132と対応する位置に突起132が嵌る複数の貫通孔2Aが形成されている。貫通孔2Aを突起132に合わせながらマット2を平板ブロック100の上に敷くことで、容易に敷くことができるとともに、敷いた後のずれを防止することができる。また、マット2は、平板ブロック100の上に敷かれている(置かれている)だけなので、容易に取り外して交換することができる。
次に、平板ブロック100の組立方法およびマット構造体1の敷設方法について簡単に説明する。
まず、配線基板110に複数のLED120を取り付ける。次に、上下を逆さにしたブロック本体130の各係合穴133に光透過部材140と支持部材150とをこの順に嵌め込む。最後に、LED120を支持部材150に嵌め込むようにして、ブロック本体130と配線基板110とを組み合わせることで、平板ブロック100を組み立てることができる。なお、一度組み立てた平板ブロック100が分解しないように、ブロック本体130と配線基板110とを接着剤やネジなどで固定することが望ましい。
マット構造体1を敷設する場合には、まず、平板ブロック100を単独で、または複数並べて敷設面(地面または床面)に置く。このとき、平板ブロック100(配線基板110)の下面に粘着層を設けて敷設面に貼り付けたり、ネジなどで敷設面に固定したりしてもよい。そして、敷設面に置かれた平板ブロック100の上に、貫通孔2Aを突起132に合わせながらマット2を敷くことで、マット構造体1が敷設される。
以上のように構成されたマット構造体1(平板ブロック100)によれば、光度が10000mcd以上である高光度のLED120が発した光が、LED120が発する光を透過可能な光透過部材140(光透過部)から外部に出射されるので、LED120を発光させたときに高い輝度を得ることができる。これにより、マット構造体1(平板ブロック100)は、照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる。
なお、LED120を発光させたときの輝度は、具体的に、照度1Lxの環境下で300〜1000mcd/m2であり、照度25Lxの環境下で1000mcd/m2以上であり、照度800Lxの環境下で400cd/m2以上であることが望ましい。
以上、本考案の第1実施形態について説明したが、本考案は前記した形態に限定されるものではない。
前記実施形態では、点状の突起132が格子点状(5×5)に設けられた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示す平板ブロック101のように、300mm×300mmの正方形状に形成されたベース部131に、4つの線状の突起232が平行に並んで設けられた構成としてもよい。言い換えると、平板ブロック101を、線状の突起が設けられた誘導用の点字ブロックとして構成してもよい。
前記実施形態では、1つのLED120と対応する位置に1つの突起132が設けられた例を示したが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、複数のLED120と対応する位置に1つの突起232が設けられていてもよい。言い換えると、本考案は、1つの突起内にLEDが、1つだけ配置される構成としてもよいし、複数配置される構成としてもよい。
前記実施形態では、光透過部材140と支持部材150とが別部材として設けられた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示す平板ブロック102のように、前記実施形態の光透過部材140と支持部材150とが一部材として成形されたような有底筒状の光透過部材145を備える構成としてもよい。これによれば、部品点数を減らすことができるので、平板ブロック102の組み立てが容易になるとともに、コストダウンを図ることができる。
前記実施形態では、突起132の頂部(光透過部材140の上面141)が光透過部となっている例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示す平板ブロック103のように、ブロック本体134をLED120が発する光を透過する材料から形成して、突起(符号省略)の全体が光透過部となっている構成としてもよい。これによれば、突起の全体、具体的には、突起の頂部だけでなく側部からも光が出射されることになるので、離れた位置から平板ブロック103を見た者に対しても注意喚起を行うことができる。なお、ブロック本体のうち、突起のみをLED120が発する光を透過する材料から形成する構成としてもよい。
前記実施形態では、突起132がマット2の表面2Bから突出して、平板ブロック100を点字ブロックとして利用できる形態(図2参照)を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、突起132’の高さとマット2の厚さとを略同一として、突起132’を主にマット2のずれ防止のために設けた構成としてもよい。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は主にブロック本体の構造を変更したものであるため、その点について詳細に説明し、第1実施形態と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略することとする。
図9に示すように、平板ブロック200は、突起を有しない平板状に構成され、配線基板110と、LED120(図9ではチップ型のものを示す。)と、ブロック本体230と、光透過部材140と、支持部材150とを主に備えている。なお、このような平板ブロック200にも、必要に応じてコネクタ160(図3参照)を設けることができる。
ブロック本体230は、配線基板110を上から覆うように配置され、表面230Aに突起を有しない平板状に形成されている。このブロック本体230には、配線基板110に実装されたLED120と対応する位置に上下に貫通する光通過孔233が設けられている。光通過孔233には、略円盤状の光透過部材140と略円筒状の支持部材150とが嵌められ、光透過部材140によって光透過部が構成されている。このようなブロック本体230は、例えば、樹脂、ステンレス、真鍮、スチールなどから形成することができる。
次に、平板ブロック200の組立方法および敷設方法について簡単に説明する。
まず、配線基板110にLED120を取り付け、上下を逆さにしたブロック本体230の光通過孔233に光透過部材140と支持部材150とをこの順に嵌め込む。そして、ブロック本体230と配線基板110とを組み合わせることで、平板ブロック200を組み立てることができる。このように組み立てられた平板ブロック200は、単独で、または複数並べて敷設面(地面または床面)に置くことで敷設される。
このような構成の平板ブロック200によっても、LED120を発光させたときに高い輝度を得ることができるので、照明として利用することができるとともに、十分な注意喚起を行うことができる。
以上、本考案の第2実施形態について説明したが、本考案は前記した形態に限定されるものではない。
例えば、1つの光通過孔233にLED120が、1つだけ配置される構成としてもよいし、複数配置される構成としてもよい。
前記実施形態では、光透過部材140と支持部材150とが別部材として設けられた例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示す平板ブロック202のように、光透過部材140と支持部材150とが一部材として成形されたような有底筒状の光透過部材245を備える構成としてもよい。これによれば、部品点数を減らすことができるので、組み立てが容易になるとともに、コストダウンを図ることができる。
なお、支持部材は、光透過部材ではなく、ブロック本体と一部材として成形してもよい。具体的には、例えば、図11に示す平板ブロック203のブロック本体330のように、光通過孔333を、光透過部材140を嵌めるための上孔部333Aと、上孔部333Aよりも径の小さい下孔部333Bとから構成し、上孔部333Aと下孔部333Bとの間に形成される段差部分を支持部材の代わり(支持部335)としてもよい。このような支持部335によっても、光透過部材140とLED120とが接触しない状態で光透過部材140を下方から支持することができるので、荷重によるLED120の損傷を防止することができる。
前記実施形態では、光透過部材140が光通過孔233に嵌められた構成を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図12に示す平板ブロック204のように、光通過孔433を設けたブロック本体430の上に、ガラス板やアクリル板などの平板状の光透過部材440を置いた(貼り付けた)構成としてもよい。なお、光透過部材440の透明度が高い場合には、ブロック本体430の表面430Aに絵や文字、記号などを描いたり、色を付けたりすることができる。
また、図13に示す平板ブロック205のように、配線基板110を、LED120が発する光を透過する材料から形成したブロック本体534で覆う構成としてもよい。なお、ブロック本体534の下面には、配線基板110に実装されたLED120と対応する位置に凹部533が設けられている。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、ブロック本体130,230が配線基板110を上から覆うように配置された構成を示したが、本考案はこれに限定されるものではない。例えば、図14に示す平板ブロック206のように、ブロック本体630が配線基板110の全体を覆うような構成としてもよい。具体的には、例えば、本体下部631に設けられた凹部に配線基板110を収容し、これを下面に凹部が設けられた本体上部632で覆って、本体下部631と本体上部632とを固着することで、配線基板110の全体を覆うことができる。
前記実施形態では、支持部材150を筒状に形成した例を示したが、本考案はこれに限定されず、支持部材の形状は、光透過部材とLEDとが接触しない状態で光透過部材を下方から支持することができる形状であれば特に限定されるものではない。例えば、柱状に形成した支持部材をLEDの周囲(LED120と、係合穴133または光通過孔233との間)に複数配置する構成としてもよい。
前記実施形態では、複数の配線基板同士を接続するためにコネクタ160を設けた構成を示したが、本考案はこれに限定されず、複数の配線基板同士の接続は、電気的に接続することができる方法であれば特に限定されるものではない。例えば、各配線基板の配線同士を公知の方法によって直接接続してもよい。
前記実施形態では特に述べていないが、配線基板はLEDの発光を制御する制御基板を兼ねていてもよい。これによれば、例えば、明るさを変えたり、点滅させたりすることが可能となる。
1 マット構造体
2 マット
2A 貫通孔
100 平板ブロック
110 配線基板
112 配線
120 LED
130 ブロック本体
131 ベース部
132 突起
133 係合穴
140 光透過部材
141 上面
150 支持部材
160 コネクタ
161 雄型端子
162 雌型端子
230 ブロック本体
233 光通過孔

Claims (10)

  1. 地面または床面に敷設される平板ブロックであって、
    配線基板と、
    前記配線基板に実装され、光度が10000mcd以上である少なくとも1つの発光ダイオードと、
    前記配線基板を覆うとともに、少なくとも前記配線基板に実装された前記発光ダイオードと対応する位置に前記発光ダイオードが発する光を透過可能な光透過部が設けられたブロック本体とを備えたことを特徴とする平板ブロック。
  2. 前記ブロック本体には、少なくとも前記配線基板に実装された前記発光ダイオードと対応する位置に光通過孔が設けられ、
    前記光透過部は、前記光通過孔に嵌められた光透過部材から構成され、
    さらに、前記光透過部材の下方で前記発光ダイオードを囲むように配置され、前記光透過部材と前記発光ダイオードとが接触しない状態で前記光透過部材を下方から支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の平板ブロック。
  3. 前記光透過部材と前記支持部材とは、一部材として成形されたことを特徴とする請求項2に記載の平板ブロック。
  4. 前記ブロック本体には、少なくとも前記配線基板に実装された複数の前記発光ダイオードと対応する位置に中空の突起が設けられ、
    前記突起は、少なくとも頂部が前記光透過部となっていることを特徴とする請求項1に記載の平板ブロック。
  5. 前記突起は、全体が前記光透過部となっていることを特徴とする請求項4に記載の平板ブロック。
  6. 前記突起は、上部が開口した筒状に形成され、
    前記光透過部は、前記突起内に嵌められた光透過部材から構成され、
    さらに、前記光透過部材の下方で前記発光ダイオードを囲むように配置され、前記光透過部材と前記発光ダイオードとが接触しない状態で前記光透過部材を下方から支持する支持部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の平板ブロック。
  7. 前記光透過部材と前記支持部材とは、一部材として成形されたことを特徴とする請求項6に記載の平板ブロック。
  8. 複数の前記配線基板同士を電気的に接続するため、前記ブロック本体の縁部に露出したコネクタを備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の平板ブロック。
  9. 前記光透過部は、前記発光ダイオードが発する光に対して20%以上の透過率を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の平板ブロック。
  10. 請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の平板ブロックと、
    前記平板ブロックの突起と対応する位置に前記突起が嵌る貫通孔が形成されたマットとを備えたことを特徴とするマット構造体。
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