JP2000057720A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP2000057720A
JP2000057720A JP10228033A JP22803398A JP2000057720A JP 2000057720 A JP2000057720 A JP 2000057720A JP 10228033 A JP10228033 A JP 10228033A JP 22803398 A JP22803398 A JP 22803398A JP 2000057720 A JP2000057720 A JP 2000057720A
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air bearing
medium
bearing surface
slider
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Tomohiko Osaka
智彦 大坂
Norikazu Kudo
憲和 工藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は回転する磁気ディスクとの間に生ずる
空気流の変化により浮上した状態で磁気記録再生処理行
なう磁気ヘッドに関し、良好な磁気記録再生特性を担保
しつつ媒体に対する損傷防止を図ることを課題とする。 【解決手段】第1及び第2の磁気ヘッド部12,14 と、中
央溝18が形成されることにより第1及び第2の空気ベア
リング面20,22 とが分離形成されると共に各空気ベアリ
ング面20,22 と磁気ディスク32との間で発生する空気流
により浮上力を発生させるスライダー16A とを設ける。
更に、第1の磁気ヘッド部12のトラック中心位置から第
1の空気ベアリング面20の媒体移動方向の端部までの距
離をYH とし、第1の磁気ヘッド部12のトラック中心位
置から第1の空気ベアリング面20の媒体移動方向に対し
直角方向の端部までの距離をXH とした時、0.01mm≦Y
H ≦0.1mm でかつ0.01mm≦XH ≦0.1mm となるよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ヘッドに係り、
特に回転する媒体(磁気ディスク)との間に生ずる空気
流により媒体に対し浮上した状態で磁気記録再生処理を
行なう磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気記録媒体として保磁力が9
00エルステッド(Oe)以下の可撓性を有した磁気デ
ィスク(以下、通常磁気ディスクという)を用いる通常
の磁気ディスク装置(以下、通常磁気ディスク装置とい
う)は、磁気ディスクの回転速度が低速回転(300r
pm)であるため、磁気ヘッドを直接磁気ディスクに摺
接させて磁気記録再生処理が行なわれている。
【0003】しかるに、近年では磁気ディスクに対する
高密度記録化が進んでおり、これに伴い磁気ディスクの
回転速度を速くし(例えば、3000rpm)、かつ磁
気ディスクの保磁力を1500エルステッド(Oe)以
上とする(以下、この磁気ディスクを大容量磁気ディス
クという)と共に、磁気ヘッドを狭ギャップ化した磁気
ディスク装置(以下、大容量磁気ディスク装置という)
が提供されている。
【0004】この大容量磁気ディスク装置では、ディス
ク回転速度が速いため、通常磁気ディスク装置のように
磁気ヘッドを通常磁気ディスクに直接摺接させる方法で
は、磁気ディスク及び磁気ヘッドが損傷してしまうおそ
れがある。このため、この種の大容量磁気ディスク装置
では、磁気ヘッドのスライダー表面と磁気ディスクとの
間の相対速度により生じた空気流によって得られる浮上
力により磁気ヘッドを大容量磁気ディスクに対し浮上さ
せ、非接触状態を保ちつつ磁気記録又は再生を行なう方
式が採用されている。
【0005】図10乃至図14は、従来の大容量磁気デ
ィスク装置に用いられる磁気ヘッドの一例を示してる。
図10及び図11に示されるように、従来の磁気ヘッド
1は、大略するとスライダー2と磁気ヘッド部3とによ
り構成されている。スライダー2は磁気ヘッド部3を保
持すると共に、この磁気ヘッド部3を磁気ディスク6に
対して浮上させる機能を奏するものである。
【0006】スライダー2の上面は、磁気ディスク6と
の間で空気ベアリングを形成するための空気ベアリング
面を形成している。また、スライダー2の上面中央位置
には中央溝2aが形成されており、この中央溝2aによ
り空気ベアリング面は図11における右側に位置する第
1の空気ベアリング面2bと、左側に位置する第2の空
気ベアリング面5に画成されている。
【0007】この第1の空気ベアリング面2bには、磁
気ヘッド部3と一対の溝(スロット)4とが設けられて
いる。磁気ヘッド部3は、薄板状の磁性体コアをギャッ
プ材を介して突き合わた構成とされており、磁気ディス
ク6に対して記録再生処理を行なう。また、溝4は、磁
気ディスク6の接線方向(図中、矢印X方向)に延在す
るよう形成されており、磁気ディスク6と第1の空気ベ
アリング面2bとの間に形成された空気流を逃がす機能
を奏する。このように、磁気ディスク6と第1の空気ベ
アリング面2bとの間に形成された空気流が逃げること
により、磁気ヘッド1の浮上力は低減する。従って、溝
4を設けることにより、磁気ヘッド1の浮上力を制御す
ることが可能となる。
【0008】また、前記のようにスライダー2の上面の
内、図11における中央溝2aより左側には第2の空気
ベアリング面5が形成されている。この第2の空気ベア
リング面5も、第1の空気ベアリング面2bと同様に磁
気ヘッド1に浮上力を発生させる。図12はディスク進
入方向からみた側断面図である。同図に示されるよう
に、磁気ディスク装置内では、磁気ヘッド1は一対が対
向した状態で支持される。この際、上記の第2の空気ベ
アリング面5により発生する浮上力(空気流により発生
する力)は、磁気ディスク6を対向する磁気ヘッド1の
第1の空気ベアリング面2b(即ち、磁気ヘッド部3)
に向け押圧する力として作用する。従って、第2の空気
ベアリング面5は、対向配置された磁気ヘッド1に向け
磁気ディスク6を押圧する押圧パッドとしても機能す
る。
【0009】また、前記のように第1の空気ベアリング
面2bには溝4が形成されており、よって前記のように
溝4の形成位置では磁気ディスク6と第1の空気ベアリ
ング面2bとの間に形成された空気流は溝4内に逃げ込
み、これにより磁気ヘッド1の浮上力は低減する。従っ
て、磁気ディスク6は、回転しながら上下方向に位置す
る磁気ヘッド1の間を通過する際、空気流の変化により
溝4で発生する負圧と押圧部5で発生する押圧力により
ギャップ部3aに近接するように変形される。これによ
り、浮上構造の磁気ヘッド1であっても、磁気ディスク
6に対し良好な磁気記録再生処理を行なうことを担保し
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、磁気記録再生
時における磁気ヘッド1と磁気ディスク6との対向状態
に注目し、図13及び図14を用いて以下説明する。各
図は、夫々磁気記録再生状態にある磁気ヘッド1を、磁
気ディスク6の半径方向(Y方向)からみた状態を示し
ている。
【0011】図13は、磁気ディスク6が磁気ヘッド1
に対して適正状態で進行している状態を示している。同
図に示されるように、第1の磁気ヘッド部3を有する第
1の空気ベアリング面2bには一対の溝4が形成されて
いる。この溝4は、リーディングエッジ7(磁気ヘッド
1の磁気ディスク6が進入する側のエッジ)からトレー
リングエッジ8(磁気ヘッド1の磁気ディスク6が排出
される側のエッジ)まで、第1の空気ベアリング面2b
の長手方向(図中、矢印X方向)の全体に渡り形成され
ている。このため、溝4による浮上力の低下は、第1の
空気ベアリング面2bの長手方向全体に渡り発生する。
【0012】従って、磁気ディスク6の進入状態が適正
であっても、磁気ディスク6と磁気ヘッド1の進入側
(リーディング側)に設けられたエッジ7(以下、リー
ディングエッジという)との距離Hは、溝4を設けない
構成と比べて小さくなる。しかるに、磁気ヘッド部3の
形成位置においては、溝4による浮上力の低下により、
磁気ディスク6は磁気ヘッド部3に近接した状態とな
り、よって良好な磁気記録再生特性を得ることができる
状態となっている。
【0013】一方、図14は、磁気ディスク6が磁気ヘ
ッド1に対して適正状態よりも低い位置で進行している
状態を示している。前記したように、磁気ディスク6は
可撓性を有しており、また必然的に製造誤差が発生する
ため、場合によっては同図に示されるように磁気ディス
ク6が磁気ヘッド1に対して低い位置で進行することが
ある(この現象をペネトレーションという)。
【0014】このように、磁気ヘッド1に対する磁気デ
ィスク6の進入高さが標準よりも低い場合は、磁気ディ
スク6と磁気ヘッド1のエッジ7との距離Hは更に小さ
くなる。よって、最悪の場合には磁気ディスク6がリー
ディングエッジ7に接触してしまい、磁気ディスク6或
いはリーディングエッジ7が損傷するおそれがあるとい
う問題点があった。
【0015】また、このペネトレーションによる磁気デ
ィスク6等の損傷を防止しようと溝4を設けない構成と
すると、磁気ディスク6と磁気ヘッド部3とは離間した
状態となり、よって良好な磁気記録再生特性を得ること
ができなくなるという問題点が発生する。本発明は上記
課題に鑑みてなされたものであり、良好な磁気記録再生
特性を担保しつつ媒体(磁気ディスク)に対する損傷防
止を図りうる磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次の手段を講じたことを特徴とするもの
である。請求項1記載の発明は、可撓性を有する第1の
媒体に対し記録再生を行なう第1の磁気ヘッド部と、可
撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低い保磁力を
有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第2の磁気ヘ
ッド部と、前記第1及び第2の磁気ヘッド部を保持する
共に、中央溝が形成されることにより前記第1の磁気ヘ
ッド部が配設された第1の空気ベアリング面と前記第2
の磁気ヘッド部が配設された第2の空気ベアリング面と
が分離形成されており、該第1及び第2の空気ベアリン
グ面と回転する前記媒体との間で発生する空気流により
浮上力を発生させるスライダーと、少なくとも前記第1
の空気ベアリング面に、媒体移動方向に対して直角方向
に延在するよう形成された浮上力制御溝と、前記スライ
ダーのトレーリング側に前記第1の空気ベアリング面の
幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高さ方向に貫
通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘッドであっ
て、前記第1の磁気ヘッド部のトラック中心位置から前
記第1の空気ベアリング面の媒体移動方向の端部までの
距離をYH とし、前記第1の磁気ヘッド部のトラック中
心位置から前記第1の空気ベアリング面の媒体移動方向
に対し直角方向の端部までの距離をXH とした時、0.01
mm≦YH ≦0.1mm でかつ0.01mm≦XH ≦0.1mm としたこ
とを特徴とするものである。
【0017】また、請求項2記載の発明は、可撓性を有
する第1の媒体に対し記録再生を行なう第1の磁気ヘッ
ド部と、可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低
い保磁力を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第
2の磁気ヘッド部と、前記第1及び第2の磁気ヘッド部
を保持する共に、中央溝が形成されることにより前記第
1の磁気ヘッド部が配設された第1の空気ベアリング面
と前記第2の磁気ヘッド部が配設された第2の空気ベア
リング面とが分離形成されており、該第1及び第2の空
気ベアリング面と回転する前記媒体との間で発生する空
気流により浮上力を発生させるスライダーと、少なくと
も前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方向に対し
て直角方向に延在するよう形成された浮上力制御溝と、
前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
さ方向に貫通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘ
ッドであって、前記第1及び第2の空気ベアリング面の
リーディング側に夫々傾斜面を形成すると共に、前記第
1及び第2の空気ベアリング面を構成する平面部の外周
部、及び前記傾斜面を構成する平面部の外周部に曲面状
の面取り部を形成したことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
2記載の磁気ヘッドにおいて、前記第1及び第2の空気
ベアリング面を構成する平面部で、前記スライダーの四
隅に位置する角部の内、少なくともリーディング側に位
置する二つの角部の形状を半径Rが0.2mm ≦R≦1mmの
円弧形状としたことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項4記載の発明は、前記請求項
1または2記載の磁気ヘッドにおいて、前記面取り部
は、オプティカルフラットを用いて干渉縞を測定した場
合、干渉縞が3本以上確認でき、かつ前記干渉縞のピッ
チSが10μm≦S≦50μmである構成としたことを特徴
とするものである。
【0020】また、請求項5記載の発明は、可撓性を有
する第1の媒体に対し記録再生を行なう第1の磁気ヘッ
ド部と、可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低
い保磁力を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第
2の磁気ヘッド部と、前記第1及び第2の磁気ヘッド部
を保持する共に、中央溝が形成されることにより前記第
1の磁気ヘッド部が配設された第1の空気ベアリング面
と前記第2の磁気ヘッド部が配設された第2の空気ベア
リング面とが分離形成されており、該第1及び第2の空
気ベアリング面と回転する前記媒体との間で発生する空
気流により浮上力を発生させるスライダーと、少なくと
も前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方向に対し
て直角方向に延在するよう形成された浮上力制御溝と、
前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
さ方向に貫通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘ
ッドであって、前記第1及び第2の空気ベアリング面の
リーディング側に夫々傾斜面を形成すると共に、前記第
1及び第2の空気ベアリング面と前記傾斜面との境界部
分が曲面で連続するよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0021】更に、請求項6記載の発明は、可撓性を有
する第1の媒体に対し記録再生を行なう第1の磁気ヘッ
ド部と、可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低
い保磁力を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第
2の磁気ヘッド部と、前記第1及び第2の磁気ヘッド部
を保持する共に、中央溝が形成されることにより前記第
1の磁気ヘッド部が配設された第1の空気ベアリング面
と前記第2の磁気ヘッド部が配設された第2の空気ベア
リング面とが分離形成されており、該第1及び第2の空
気ベアリング面と回転する前記媒体との間で発生する空
気流により浮上力を発生させるスライダーと、少なくと
も前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方向に対し
て直角方向に延在するよう形成された浮上力制御溝と、
前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
さ方向に貫通形成された第1の貫通溝とを具備してなる
磁気ヘッドであって、前記スライダーのトレーリング側
で、かつ前記第1の磁気ヘッド部の外側に第2の貫通溝
を形成し、かつ、前記第1の空気ベアリング面のリーデ
ィング側における幅寸法をA1,前記第2の貫通溝が形
成された前記第1の磁気ヘッド部近傍の幅寸法をA2,
前記第2の溝部が形成されていない前記第1の磁気ヘッ
ド部から離間した位置の幅寸法をA3とした場合、A2
<A3<A1となるよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0022】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、第1の磁気ヘッド部のトラ
ック中心位置から第1の空気ベアリング面の媒体移動方
向の端部までの距離YH を0.01mm≦YH ≦0.1mm とし、
かつ第1の磁気ヘッド部のトラック中心位置から第1の
空気ベアリング面の媒体移動方向に対し直角方向の端部
までの距離XH を0.01mm≦XH ≦0.1mm としたことによ
り、第1の磁気ヘッド部と第1の空気ベアリング面の端
部とが近接するため、媒体の最下浮上範囲に第1の磁気
ヘッド部を位置させることができる。
【0023】これにより、安定した磁電変換特性を得る
ことが可能になると共に、理想的な浮上姿勢(いわゆ
る、ペネトレーションゼロ)を実現できるため媒体と磁
気ヘッドとが接触することを防止することができる。ま
た、請求項2記載の発明によれば、第1及び第2の空気
ベアリング面のリーディング側に夫々傾斜面を形成する
と共に、この第1及び第2の空気ベアリング面を構成す
る平面部の外周部、及び傾斜面を構成する平面部の外周
部に曲面状の面取り部を形成したことにより、媒体への
ダメージ(傷の発生)を軽減することができる。
【0024】即ち、各平面部の外周部に曲面状の面取り
部を形成することにより、ペネトレーションが例えば±
0.2 程度ばらついている媒体を用い、この媒体が磁気ヘ
ッドに接触しても、この接触位置となる各平面部の外周
部には曲面状の面取り部が形成されているため、媒体と
の接触面積は広くなり接触負荷を分散させることができ
る。よって、媒体が磁気ヘッドに接触しても、媒体に印
加される単位面積当たりの負荷は小さくなり、媒体への
ダメージを軽減することができる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、第1
及び第2の空気ベアリング面を構成する平面部で、スラ
イダーの四隅に位置する角部の内、少なくともリーディ
ング側に位置する二つの角部の形状を半径Rが0.2mm ≦
R≦1mmの円弧形状としたことにより、媒体が進入する
位置であるリーディング側における接触負荷が分散され
る。よって、磁気ヘッドのリーディング側が媒体と接触
した場合であっても、媒体に印加される単位面積当たり
の負荷は小さくなり、媒体へのダメージを軽減すること
ができる。
【0026】更に、トレーリング側の角部の形状を0.2m
m ≦R≦1mmの半径Rを有する円弧形状とすることによ
り、媒体がトレーリング側において接触した場合であっ
ても、同様の理由により媒体へのダメージを軽減するこ
とができ、媒体の保護をより確実に行なうことができ
る。また、請求項4記載の発明によれば、上記面取り部
をオプティカルフラットを用いて測定した場合、干渉縞
が3本以上確認でき、かつこの干渉縞のピッチSが10μ
m≦S≦50μmであるよう構成することにより、上記し
た媒体へのダメージの軽減をより有効に行なうことがで
きる。
【0027】また、請求項5記載の発明によれば、第1
及び第2の空気ベアリング面のリーディング側に夫々傾
斜面を形成し、この第1及び第2の空気ベアリング面と
傾斜面との境界部分が曲面で連続するよう構成したこと
により、ペネトレーションが発生していたとしても、媒
体へのダメージの軽減をより有効に行なうことができ
る。
【0028】即ち、ペネトレーションがある場合、媒体
に対し最も負荷が印加され安い位置は、媒体の進入する
リーディング側の特に内摺側角である。この内摺側角
は、第1及び第2の空気ベアリング面と傾斜面との接す
る位置に相当し、この位置が最も媒体と磁気ヘッドとが
接触し易くダメージ(傷)が発生し易い。しかるに、第
1及び第2の空気ベアリング面と傾斜面との境界部分が
曲面で連続するよう構成することにより、この位置で媒
体と磁気ヘッドとが接触しても、媒体との接触面積は広
くなり接触負荷を分散させることができ、よって媒体に
印加される単位面積当たりの負荷は小さくなり、媒体へ
のダメージを軽減することができる。
【0029】更に、請求項6記載の発明によれば、第2
の貫通溝を形成することにより、媒体とスライダーとの
間で発生する空気流はこの第2の貫通溝を介して媒体と
スライダーとの間から流出し、よって第2の貫通溝形成
位置近傍における浮上力は低減する。また、第2の貫通
溝を形成することにより、第1の空気ベアリング面のリ
ーディング側における幅寸法A1,第2の貫通溝が形成
された第1の磁気ヘッド部近傍の幅寸法A2,第2の溝
部が形成されていない第1の磁気ヘッド部から離間した
位置の幅寸法A3が、(A2<A3<A1)となるよう
構成されているため、第1の磁気ヘッド部は媒体の最下
浮上範囲に位置することとなる。
【0030】これにより、安定した磁電変換特性を得る
ことが可能となり、また理想的な浮上姿勢(ペネトレー
ションゼロ)を実現できるため、媒体と磁気ヘッドとが
接触することを防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1乃至図5は、本発明の第1
実施例である磁気ヘッド10Aを示している。図1は磁
気ヘッド10Aの平面図であり、図2は磁気ヘッド10
Aの斜視図であり、図3は図1におけるY−Y線に沿う
断面図であり、図4は図1におけるX−X線に沿う断面
図であり、図5は後述する第1の磁気ヘッド部12近傍
を拡大して示す図である。
【0032】この磁気ヘッド10Aは、大略すると第1
の磁気ヘッド部12,第2の磁気ヘッド部14,及びス
ライダー16A等により構成されている。第1及び第2
の磁気ヘッド部12,14は、スライダー16Aに形成
された第1及び第2の空気ベアリング面20,22に配
設されている。この一対の磁気ヘッド部12,14の
内、第1の磁気ヘッド部12は大容量磁気記録再生処理
用の磁気ヘッドであり、例えば保磁力が1500エルス
テッド(Oe)以上の磁気ディスク(媒体)に対応しう
る構成とされている。
【0033】また、第2の磁気ヘッド部14は通常の磁
気記録再生処理を行なうための磁気ヘッドであり、例え
ば保磁力が600〜700(Oe)の磁気ディスクに対
応しうる構成とされている。この第2の磁気ヘッド部1
4は、磁気ヘッドコア30をギャップ材を介して突き合
わせることにより、記録再生ギャップ(R/Wギャッ
プ)とイレーズギャップ(Eギャップ)を形成した構成
とされている。
【0034】即ち、本実施例に係る磁気ヘッド10A
は、通常の磁気記録再生処理と、大容量の磁気記録再生
処理の双方を実施できる、いわゆるコンパチブルタイプ
の磁気ヘッド構造とされている。スライダー16Aは、
例えばセラミックよりなるブロック状の部材であり、前
記した第1及び第2の磁気ヘッド部12,14を支持す
る機能と、この磁気ヘッド部12,14を磁気ディスク
32に対し浮上させる機能を奏するものである。このス
ライダー16Aは、中央溝18,第1の空気ベアリング
面20,第2の空気ベアリング面22,貫通溝24A,
第1の傾斜面26,第2の傾斜面27,面取り部28,
及び浮上制御溝34等を有した構成とされている。
【0035】中央溝18は、スライダー16Aの上面の
幅方向中央位置(図中、矢印Y1,Y2方向に対する中
央位置)において、磁気ディスク32の移動方向(図
中、矢印X1,X2方向)に沿って延在するよう形成さ
れている。この中央溝18を形成することにより、スラ
イダー16Aの中央溝18を挟んだ両側部には第1の空
気ベアリング面20と第2の空気ベアリング面22が形
成される。
【0036】磁気ヘッド10Aが磁気ディスク32に対
して良好な状態で浮上し良好な磁気記録再生処理を行な
うためには、スライダー16Aと磁気ディスク32との
間に発生する空気流を滑らかな流れにする必要がある。
このため、この第1及び第2の空気ベアリング面20,
22は、高精度の平滑面(平面)となるよう形成されて
いる。尚、図中、一点鎖線で囲まれた部分が高精度の平
滑面とされた領域である。
【0037】また、第1及び第2の空気ベアリング面2
0,22のリーディング側(図中、矢印X2方向端側
で、磁気ディスク32が進入する側)の端部には、所定
範囲に渡り第1及び第2の傾斜面26,27が形成され
ている。この第1及び第2の傾斜面26,27は、平面
部26a,27a(図中、一点鎖線で囲まれた部分)
と、この外周に形成された傾斜面用面取り部26b,2
7bとにより構成されている。また、平面部26a,2
7aは、第1及び第2の空気ベアリング面20,22の
面方向に対し、例えば60分以下の傾斜角度を有するよ
う構成されている。このように、リーディング側に第1
及び第2の傾斜面26,27を形成することにより、磁
気ディスク32とスライダー16Aが強く接触すること
を防止することができる。
【0038】尚、以下の説明において、磁気ディスク3
2が進入する側であるスライダー16Aの図中矢印X2
方向側の端部をリーディング側エッジ17Aといい、ま
た磁気ディスク32が排出される側であるスライダー1
6Aの図中矢印X1方向側の端部をトレーリング側エッ
ジ17Bというものとする。続いて、面取り部28につ
いて説明する。面取り部28は、上記の第1及び第2の
空気ベアリング面20,22を囲繞するよう、その外周
位置に形成されている。また本実施例では、面取り部2
8と第1及び第2の空気ベアリング面20,22との境
界部分にエッジ(角部)が形成されないよう、面取り部
28の形状を曲面形状としている。具体的には、図3及
び図4に示すように、面取り部28は半径Rを有した円
弧形状となるよう構成されている。
【0039】また上記のように、第1及び第2の傾斜面
26,27を構成する平面部26a,27aの外周にも
傾斜面用面取り部26b,27bが形成されており、こ
の傾斜面用面取り部26b,27bも面取り部28と同
様な半径Rを有した円弧形状(曲面形状)とされてい
る。この面取り部28及び傾斜面用面取り部26b,2
7bを形成することにより、磁気ディスク32にダメー
ジ(傷)が発生することを防止することができる。以
下、この理由について説明する。
【0040】磁気ディスク32は可撓性ディスクである
ため、回転した際に必然的に回転振動が発生し、これに
よりスライダー16Aと磁気ディスク32との間を流れ
る空気流に変動が発生する。スライダー16A(磁気ヘ
ッド10A)は、この空気量の変動に追従して変位する
が、この変動が大きい場合、スライダー16Aはこれに
追従して変位することができず、磁気ディスク32がス
ライダー16Aに接触するおそれがある。
【0041】この場合、磁気ディスク32がスライダー
16Aに接触するおそれがある位置は、第1及び第2の
空気ベアリング面20,22の外周位置、及び磁気ディ
スク32が進入するリーディング側に位置する第1及び
第2の傾斜面26,27である。よって、ペネトレーシ
ョンが例えば±0.2 程度ばらついている磁気ディスク3
2を用い、この磁気ディスク32が磁気ヘッド10Aに
接触したとしても、この接触位置には曲面状の面取り部
26b,27b,28が形成されているため、磁気ディ
スク32とスライダー16Aとの接触面積は広くなり接
触負荷を分散させることができる。よって、磁気ディス
ク32が磁気ヘッド10Aに接触しても、磁気ディスク
32に印加される単位面積当たりの負荷は小さくなり、
磁気ディスク32へのダメージ(傷の発生)を軽減する
ことができる。
【0042】続いて、第1の貫通溝24Aについて説明
する。第1の貫通溝24Aは、スライダー16Aに形成
された中央溝18の図中矢印X1方向端部(即ち、トレ
ーリング側)に形成されている。この第1の貫通溝24
Aは、スライダー16Aの厚さ方向(図中、矢印Z1,
Z2方向)に貫通した構成とされている。この第1の貫
通溝24Aの幅寸法(図中、矢印Y1,Y2方向)を調
整することにより、第1の空気ベアリング面20のトレ
ーリング側エッジ17Bの幅寸法A1を制御することが
できる。本実施例では、第1の貫通溝24Aを形成する
ことにより、第1の空気ベアリング面20のリーディン
グ側エッジ17Aの幅寸法A1に対し、トレーリング側
エッジ17Bの幅寸法A2が小さく(A1>A2)なる
よう設定されている。
【0043】このように、貫通溝24Aを設けA1>A
2となるよう構成することにより、空気流による浮上力
はリーディング側に対しトレーリング側が小さくなる。
よって、リーディング側エッジ17Aと磁気ディスク3
2との接触を防止できると共に、第1の磁気ヘッド部1
2と磁気ディスク32とを近接させることが可能とな
る。
【0044】続いて、浮上力制御溝34について説明す
る。浮上力制御溝34は第1及び第2の空気ベアリング
面20,22を横切るよう形成されており、具体的には
磁気ディスク32の移動方向に対して直角方向(図中、
矢印Y1,Y2方向)に延在するよう形成されている。
この浮上力制御溝34は有底状の溝構造とされており、
磁気ヘッドコア30の側部より第1の空気ベアリング面
20に向け延出するよう形成されている。また、前記し
た第1の貫通溝24Aの端部(具体的には、矢印X2方
向の端部)は、この浮上力制御溝34の形成領域内に位
置するよう構成されている。
【0045】この浮上力制御溝34が形成されることに
より、第1の空気ベアリング面20は、第1のリーディ
ング側ベアリング面20a(以下、単に第1のリーディ
ング面20aという)と、第1のトレーリング側ベアリ
ング面20b(以下、単に第1のトレーリング面20b
という)とに画成される。同様に、浮上力制御溝34が
形成されることにより、第2の空気ベアリング面22
は、第2のリーディング側ベアリング面22a(以下、
単に第2のリーディング面22aという)と、第2のト
レーリング側ベアリング面22b(以下、単に第2のト
レーリング面22bという)とに画成される。
【0046】上記構成とされた浮上力制御溝34を設け
ることにより、この浮上力制御溝34が形成された部位
においては、各空気ベアリング面20,22と磁気ディ
スク32との間を流れる空気流は、浮上力制御溝34に
逃げるような流路を形成するため浮上力は低下する。特
に、本実施例では、貫通溝24Aの端部が浮上力制御溝
34の形成領域内に位置するよう構成されているため、
空気流は浮上力制御溝34から貫通溝24Aを通りスラ
イダー16Aの裏面側に逃げる流路を形成する。これに
より、各ベアリング面20,22において、第1の貫通
溝24A及び浮上力制御溝34の形成位置及びその近傍
位置における浮上力は低下する。よって、磁気ディスク
32と第1の磁気ヘッド部12を確実に近接させること
ができ、良好な磁気記録再生処理が可能となる。
【0047】ここで、上記構成とされた磁気ヘッド10
Aにおいて、第1の磁気ヘッド部12の形成位置に注目
し、以下説明する。図4に拡大して示すように、本実施
例では第1の磁気ヘッド部12を第1の空気ベアリング
面20の端部37(第1の空気ベアリング面20と面取
り部28との境界位置)に近い位置に配設したことを特
徴としている。
【0048】具体的には、第1の磁気ヘッド部12のト
ラック中心位置から第1の空気ベアリング面20の媒体
移動方向の端部までの距離(図中、矢印YH で示す)を
0.01mm≦YH ≦0.1mm の範囲内で設定し、かつ第1の磁
気ヘッド部12のトラック中心位置から第1の空気ベア
リング面20の媒体移動方向に対し直角方向の端部まで
の距離(図中、矢印XH で示す)XH を0.01mm≦XH
0.1mm の範囲内で設定した構成としている。
【0049】このように、第1の磁気ヘッド部12を第
1の空気ベアリング面20の端部37の近傍に配設する
ことにより、磁気ディスク32の最下浮上範囲(図3に
矢印Wで示す)に第1の磁気ヘッド部12を位置させる
ことができる。以下、この理由について説明する。即
ち、第1の空気ベアリング面20(特に、第1の磁気ヘ
ッド部12が形成された第1のトレーリング面20b)
内では、空気流の流れは均一ではなく、よって磁気ディ
スク32を浮上させる浮上力も第1の空気ベアリング面
20内で大小の分布が存在する。
【0050】具体的には、磁気ディスク32が回転する
ことにより発生する空気流は、前記した中央溝18及び
浮上力制御溝34からスライダー16Aの外部に流出
し、かつ第1及び第2の空気ベアリング面20,22の
外周位置からも流出するため、この空気流の流出する位
置における浮上力は小さくなる。よって、第1の磁気ヘ
ッド部12を第1の空気ベアリング面20の端部37
(即ち、空気流が流出する位置)の近傍に配設すること
により、磁気ディスク32の最下浮上範囲に第1の磁気
ヘッド部12は位置することとなる。これにより、安定
した磁電変換特性を得ることが可能になると共に、理想
的な浮上姿勢(いわゆる、ペネトレーションゼロ)を実
現でき磁気ディスク32と磁気ヘッド10Aが接触し、
磁気ディスク32にダメージが発生することを確実に防
止することができる。
【0051】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。図6は、本発明の第2実施例である磁気ヘッド1
0Bを示している。尚、図6において、先に図1乃至図
5に示した第1実施例に係る磁気ヘッド10Aと同一構
成については同一符号を付し、その説明を省略する。ま
た、本実施例では磁気ヘッド10Bのリーディング側の
構成に特徴を有するため、図6ではリーディング側の要
部のみを拡大して示している。
【0052】本実施例に係る磁気ヘッド10Bにおいて
も、第1及び第2の空気ベアリング面20,22のリー
ディング側には、第1実施例と同様な構成とされた第1
及び第2の傾斜面26,27が形成されている。前記し
た第1実施例では、第1及び第2の傾斜面26,27と
第1及び第2の空気ベアリング面20,22との境界部
分に角部38が形成されていた(図1乃至図3参照)。
【0053】これに対し、本実施例に係る磁気ヘッド1
0Bでは、第1及び第2の空気ベアリング面20と第1
及び第2の傾斜面26,27との境界部分が曲面で連続
するよう曲面状連続部36を形成したことを特徴とす
る。このように、曲面状連続部36を形成することによ
り、磁気ディスク32にペネトレーションが発生してい
たとしても、磁気ディスク32に対するダメージを軽減
することができる。
【0054】即ち、ペネトレーションがある場合、磁気
ディスク32に対し最も負荷が印加され易い位置は、磁
気ディスク32が進入するリーディング側の特に内摺側
角(第1実施例における角部38の形成位置)である。
この内摺側角は、第1及び第2の空気ベアリング面2
0,22と各傾斜面26,27とが接する位置に相当
し、この位置が最も磁気ディスク32とスライダー16
Aとが接触し易くダメージ(傷)が発生し易い。
【0055】しかるに、本実施例に係る磁気ヘッド10
Bは、曲面状連続部36を形成することにより第1及び
第2の空気ベアリング面20,22と傾斜面26,27
との境界部分(内摺側角)が曲面で連続するよう構成さ
れている。よって、この位置で磁気ディスク32と磁気
ヘッド10Bとが接触しても、磁気ディスク32と曲面
状連続部36の接触面積は広くなり接触負荷を分散させ
ることができる。これにより、磁気ディスク32に印加
される単位面積当たりの負荷は小さくなり、磁気ディス
ク32へのダメージを軽減することができる。
【0056】続いて、本発明の第3実施例について説明
する。図7は、本発明の第3実施例である磁気ヘッド1
0Cを示している。尚、図7においても、先に図1乃至
図5に示した第1実施例に係る磁気ヘッド10Aと同一
構成については同一符号を付し、その説明を省略するも
のとする。本実施例に係る磁気ヘッド10Cは、第1及
び第2の空気ベアリング面20,22を構成する平面部
(一点鎖線で囲まれた領域)で、スライダー16Cの四
隅に位置する角部の形状を円弧形状とし、かつ各円弧形
状の半径R(図中、各角部の半径を矢印R1〜R4で示
す)を、0.2mm ≦R≦1mmの範囲で設定したことを特徴
とするものである。この際、スライダー16Cの四隅に
形成される円弧形状の個々の半径R1〜R4は、0.2mm
以上で1mm以下の値であれば、任意の値を選定すること
が可能である。
【0057】上記構成とすることにより、磁気ディスク
32と接触しやすいスライダー16Cの四隅が所定半径
を有した円弧形状となるため、磁気ディスク32とスラ
イダー16Cとが接触しても磁気ディスク32に印加さ
れる負荷を分散させることができる。よって、磁気ディ
スク32がスライダー16C(磁気ヘッド10C)に接
触しても、磁気ディスク32に印加される単位面積当た
りの負荷は小さくなり、磁気ディスク32へのダメージ
を軽減することができる。
【0058】更に、円弧形状がけ形成された各空気ベア
リング面20,22と接する面取り部28は、オプティ
カルフラットを用いて測定した場合、干渉縞が3本以上
確認でき、かつこの干渉縞のピッチSが10μm≦S≦50
μmであるよう構成されている。この構成とすることに
より、更に磁気ディスク32に対する負荷を軽減でき、
磁気ディスク32へのダメージをより有効に軽減するこ
とができる。
【0059】尚、上記実施例では、第1及び第2の空気
ベアリング面20,22を構成する平面部で、スライダ
ー16Cの四隅に位置する角部の全てを円弧形状とした
構成を示したが、磁気ディスク32が進入する位置であ
るリーディング側の二箇所の角部(半径R1,R2で示
す角部)のみを円弧形状した構成としても所定の効果を
実現することができる。
【0060】即ち、前記のようにリーディング側は磁気
ディスク32が進入する側であり、トレーリング側に対
し磁気ディスク32と磁気ヘッド10Cが接触しやすい
位置である。よって、このリーディング側の角部につい
てのみ、上記した所定半径を有した円弧形状を形成した
構成としても、従来に比べて磁気ディスク32に対する
ダメージを軽減することができる。
【0061】続いて、本発明の第4実施例について説明
する。図8及び図9は、本発明の第4実施例である磁気
ヘッド10Dを示している。尚、図8及び図9において
も、先に図1乃至図5に示した第1実施例に係る磁気ヘ
ッド10Aと同一構成については同一符号を付し、その
説明を省略するものとする。
【0062】本実施例に係る磁気ヘッド10Dは、スラ
イダー16Dのトレーリング側で、かつ第1の磁気ヘッ
ド部12の外側に第2の貫通溝24Bを形成したことを
特徴とするものである。よって、第1の磁気ヘッド部1
2は、第1の貫通溝24Aと第2の貫通溝24Bとの間
に挟まれた構成となる。この第2の貫通溝24Bは、第
1の貫通溝24Aと同様に、スライダー16Dを図中矢
印Z1,Z2方向に貫通した形状とされている。
【0063】また、本実施例に係る磁気ヘッド10D
は、第1の空気ベアリング面20のリーディング側エッ
ジ17Aにおける幅寸法をA1,第2の貫通溝24Bが
形成された第1の磁気ヘッド部12の近傍における幅寸
法(トレーリング側エッジ17Bにおける幅寸法)をA
2,更に第2の溝部24Bが形成されていない第1の磁
気ヘッド部12から図中矢印X2方向に離間した位置に
おける幅寸法をA3とした場合、A2<A3<A1とな
るよう構成されている。
【0064】上記構成とされた磁気ヘッド10Dは、第
2の貫通溝24Bが形成されているため、磁気ディスク
32とスライダー16Dとの間で発生する空気流はこの
第2の貫通溝24Bからもスライダー16Dの外部に流
出する。よって、第2の貫通溝24Bが形成さている領
域では浮上力は低下する。また、第2の貫通溝24B
は、上記した各幅寸法がA2<A3<A1の関係が成立
するよう形成されているため、空気流により発生する浮
上力は幅寸法A1の部分が最も大きく、幅寸法A1の部
分が最も小さくなる。即ち、第1の磁気ヘッド部12が
形成されている幅寸法A1の部分の浮上力が最も小さく
なる。
【0065】これにより、第1の磁気ヘッド部12が形
成された位置において、磁気ディスク32は最も磁気ヘ
ッド10Dに近接する構成となり、よって安定した磁電
変換特性を得ることが可能となる。また、理想的な浮上
姿勢(ペネトレーションゼロ)を実現できるため、磁気
ディスク32と磁気ヘッド10Dとの接触の発生(即
ち、ダメージの発生)を防止することができる。
【0066】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1及び請求
項6記載の発明によれば、媒体との最下浮上範囲に第1
の磁気ヘッド部を位置させることができ、これにより安
定した磁電変換特性を得ることが可能となり、かつ媒体
との最下浮上範囲が小さくできる。よって、理想的な浮
上姿勢(いわゆる、ペネトレーションゼロ)を実現で
き、媒体と磁気ヘッドの接触を防止することができる。
【0067】また、請求項2乃至請求項5記載の発明に
よれば、媒体と磁気ヘッドとの接触面積を広くでき、接
触負荷を分散させることができる。これにより、媒体が
磁気ヘッドに接触しても、媒体に印加される単位面積当
たりの負荷は小さくなり、媒体へのダメージを軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である磁気ヘッドの平面図
である。
【図2】本発明の第1実施例である磁気ヘッドの斜視図
である。
【図3】図1におけるY−Y線に沿う断面図である。
【図4】図1におけるX−X線に沿う断面図である。
【図5】本発明の第1実施例である磁気ヘッドの第1の
磁気ヘッド部近傍を拡大して示す図である。
【図6】本発明の第2実施例である磁気ヘッドの要部を
拡大して示す図である。
【図7】本発明の第3実施例である磁気ヘッドの平面図
である。
【図8】本発明の第4実施例である磁気ヘッドの平面図
である。
【図9】本発明の第4実施例である磁気ヘッドの斜視図
である。
【図10】従来の磁気ヘッドを説明するための斜視図で
ある。
【図11】従来の磁気ヘッド平面図である。
【図12】ディスク進入方向からみた側断面図である。
【図13】従来の磁気ヘッドを用いた場合のディスク半
径方向(Y方向)からみた磁気ディスクの進入状態を説
明するための側断面図である。
【図14】従来の磁気ヘッドに対する磁気ディスクの進
入高さが標準よりも低い場合の状態を説明するための側
断面図である。
【符号の説明】
10A〜10D 磁気ヘッド 12 第1の磁気ヘッド部 14 第2の磁気ヘッド部 16A〜16D スライダー 18 中央溝 20 第1の空気ベアリング面 20a 第1のリーディング側面 20b 第1のトレーリング側面 22 第2の空気ベアリング面 22a 第2のリーディング側面 22b 第2のトレーリング側面 24A 第1の貫通溝 24B 第2の貫通溝 26 第1の傾斜面 27 第2の傾斜面 26a,27a 平面部 26b,27b 傾斜面用面取り部 30 磁気ヘッドコア 32 磁気ディスク 34 浮上制御溝 36 曲面状連続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する第1の媒体に対し記録再
    生を行なう第1の磁気ヘッド部と、 可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低い保磁力
    を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第2の磁気
    ヘッド部と、 前記第1及び第2の磁気ヘッド部を保持する共に、中央
    溝が形成されることにより前記第1の磁気ヘッド部が配
    設された第1の空気ベアリング面と前記第2の磁気ヘッ
    ド部が配設された第2の空気ベアリング面とが分離形成
    されており、該第1及び第2の空気ベアリング面と回転
    する前記媒体との間で発生する空気流により浮上力を発
    生させるスライダーと、 少なくとも前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方
    向に対して直角方向に延在するよう形成された浮上力制
    御溝と、 前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
    リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
    さ方向に貫通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘ
    ッドであって、 前記第1の磁気ヘッド部のトラック中心位置から前記第
    1の空気ベアリング面の媒体移動方向の端部までの距離
    をYH とし、前記第1の磁気ヘッド部のトラック中心位
    置から前記第1の空気ベアリング面の媒体移動方向に対
    し直角方向の端部までの距離をXH とした時、0.01mm≦
    H ≦0.1mm でかつ0.01mm≦XH ≦0.1mm としたことを
    特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 可撓性を有する第1の媒体に対し記録再
    生を行なう第1の磁気ヘッド部と、 可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低い保磁力
    を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第2の磁気
    ヘッド部と、 前記第1及び第2の磁気ヘッド部を保持する共に、中央
    溝が形成されることにより前記第1の磁気ヘッド部が配
    設された第1の空気ベアリング面と前記第2の磁気ヘッ
    ド部が配設された第2の空気ベアリング面とが分離形成
    されており、該第1及び第2の空気ベアリング面と回転
    する前記媒体との間で発生する空気流により浮上力を発
    生させるスライダーと、 少なくとも前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方
    向に対して直角方向に延在するよう形成された浮上力制
    御溝と、 前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
    リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
    さ方向に貫通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘ
    ッドであって、 前記第1及び第2の空気ベアリング面のリーディング側
    に夫々傾斜面を形成すると共に、 前記第1及び第2の空気ベアリング面を構成する平面部
    の外周部、及び前記傾斜面を構成する平面部の外周部に
    曲面状の面取り部を形成したことを特徴とする磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気ヘッドにおいて、 前記第1及び第2の空気ベアリング面を構成する平面部
    で、前記スライダーの四隅に位置する角部の内、少なく
    ともリーディング側に位置する二つの角部の形状を半径
    Rが0.2mm ≦R≦1mmの円弧形状としたことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の磁気ヘッドにお
    いて、 前記面取り部は、オプティカルフラットを用いて干渉縞
    を測定した場合、干渉縞が3本以上確認でき、かつ前記
    干渉縞のピッチSが10μm≦S≦50μmである構成とし
    たことを特徴とする磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 可撓性を有する第1の媒体に対し記録再
    生を行なう第1の磁気ヘッド部と、 可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低い保磁力
    を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第2の磁気
    ヘッド部と、 前記第1及び第2の磁気ヘッド部を保持する共に、中央
    溝が形成されることにより前記第1の磁気ヘッド部が配
    設された第1の空気ベアリング面と前記第2の磁気ヘッ
    ド部が配設された第2の空気ベアリング面とが分離形成
    されており、該第1及び第2の空気ベアリング面と回転
    する前記媒体との間で発生する空気流により浮上力を発
    生させるスライダーと、 少なくとも前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方
    向に対して直角方向に延在するよう形成された浮上力制
    御溝と、 前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
    リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
    さ方向に貫通形成された貫通溝とを具備してなる磁気ヘ
    ッドであって、 前記第1及び第2の空気ベアリング面のリーディング側
    に夫々傾斜面を形成すると共に、 前記第1及び第2の空気ベアリング面と前記傾斜面との
    境界部分が曲面で連続するよう構成したことを特徴とす
    る磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 可撓性を有する第1の媒体に対し記録再
    生を行なう第1の磁気ヘッド部と、 可撓性を有すると共に前記第1の媒体に対し低い保磁力
    を有した第2の媒体に対し記録再生を行なう第2の磁気
    ヘッド部と、 前記第1及び第2の磁気ヘッド部を保持する共に、中央
    溝が形成されることにより前記第1の磁気ヘッド部が配
    設された第1の空気ベアリング面と前記第2の磁気ヘッ
    ド部が配設された第2の空気ベアリング面とが分離形成
    されており、該第1及び第2の空気ベアリング面と回転
    する前記媒体との間で発生する空気流により浮上力を発
    生させるスライダーと、 少なくとも前記第1の空気ベアリング面に、媒体移動方
    向に対して直角方向に延在するよう形成された浮上力制
    御溝と、 前記スライダーのトレーリング側に前記第1の空気ベア
    リング面の幅寸法を規制すると共に前記スライダーの高
    さ方向に貫通形成された第1の貫通溝とを具備してなる
    磁気ヘッドであって、 前記スライダーのトレーリング側で、かつ前記第1の磁
    気ヘッド部の外側に第2の貫通溝を形成し、 かつ、前記第1の空気ベアリング面のリーディング側に
    おける幅寸法をA1,前記第2の貫通溝が形成された前
    記第1の磁気ヘッド部近傍の幅寸法をA2,前記第2の
    溝部が形成されていない前記第1の磁気ヘッド部から離
    間した位置の幅寸法をA3とした場合、A2<A3<A
    1となるよう構成したことを特徴とする磁気ヘッド。
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