JP2000057438A - 商品販売登録処理装置 - Google Patents
商品販売登録処理装置Info
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Abstract
動作確認を行えるようにする。 【解決手段】 装置立上げ時に起動し、自プログラムが
格納されたメモリ以外のROMを検出するとそのROM
内のプログラムを実行し、その後OSを主記憶部にロー
ドするBIOSを実装したパソコンの拡張スロットに、
商品販売登録処理業務に必要な周辺機器を接続するため
の制御ボードを装着してなる商品販売登録処理装置にお
いて、BIOSのプログラムが格納されたメモリ以外の
ROMに、商品販売登録処理業務に必要な周辺機器の動
作確認をするためのテストプログラムを格納する。
Description
omputer )/AT(Advanced Technology )互換機とし
て規格化されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンと略称する)を用いたPOS(Point Of Sales:販売
時点情報管理)ターミナル,電子式キャッシュレジスタ
等の商品販売登録処理装置に関する。
ソコンは、一般に、電源が投入されると、先ずBIOS
(Basic Input Output System :基本入出力システム)
のプログラムが実行され、標準装備されたハードウェア
のチェックが行われる。このとき、自プログラムが格納
されたメモリ以外のROM(Read Only Memory:読出し
専用メモリ)が装置内に存在するかチェックされ、存在
する場合には、そのROM内のプログラムも実行され
る。その後、HDD(Hard Disc Drive )装置またはF
DD(Floppy Disk Drive )装置等に格納されたOS
(Operating System:オペレーティングシステム)がR
AM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモ
リ)上の主記憶部にロードされ、以後、このOSに制御
下で各種のアプリケーションプログラムが実行されるも
のとなっている。
バーコードスキャナ,ドロワ等の商品販売登録処理業務
に必要な周辺機器を追加するとともに、アプリケーショ
ンプログラムとして商品販売登録処理業務を制御するプ
ログラムを組込むことによって、当該パソコンをPOS
ターミナルまたは電子式キャッシュレジスタなどの商品
販売登録処理装置として機能させることが、従来より行
われていた。
ウェアがそれぞれ正常に機能しているか否かをチェック
する必要がある。元々パソコンに標準装備されたハード
ウェアについては、前述したようにBIOSのプログラ
ムによって立上げ時にチェックされるので問題はない。
ところが、パソコンを商品販売登録処理装置として機能
させるためにいくつかのハードウェアを追加した場合に
は、その追加したハードウェアをBIOSのプログラム
ではチェックすることができなかった。
プリケーションプログラムとして、追加したハードウェ
アのテストプログラムを作成し、パソコンに組込んで、
OSの立上げ後、追加したハードウェアのチェックを行
うようにしていた。
AT互換機として規格化されたパソコンで動作するOS
には数種類あり、商品販売登録処理装置のユーザがどの
OSを使用するかは定かでないため、商品販売登録処理
装置の製造販売側では、予めOS別に追加ハードウェア
用のテストプログラムをそれぞれ用意し、商品販売登録
処理装置を店舗等に導入する際にユーザが使用するOS
に対応したテストプログラムをパソコンにインストール
しているのが実情であった。このため、OS別に追加ハ
ードウェア用のテストプログラムを作成しなければなら
ない手間があった上、間違って別のOSに対応したテス
トプログラムをインストールしてしまいハードウェアの
テストが行えなくなるおそれもあった。また、ユーザが
使用するOSを入れ替えた場合にはテストプログラムも
それに合せてインストールし直さなければならない面倒
もあった。
たもので、その目的とするところは、OSに依存するこ
となく追加した周辺機器の動作確認を行うことができ、
OS別に追加した周辺機器の動作確認を行うためのテス
トプログラムを作成する必要を無くすことができるPC
/AT互換機として規格化されたパソコンを用いた商品
販売登録処理装置を提供しようとするものである。
に起動し、自プログラムが格納されたメモリ以外のRO
Mを検出するとそのROM内のプログラムを実行し、そ
の後OSを主記憶部にロードするBIOSを実装したパ
ソコンの拡張スロットに、商品販売登録処理業務に必要
な周辺機器を接続するための制御ボードを装着してなる
商品販売登録処理装置において、BIOSのプログラム
が格納されたメモリ以外のROMに、商品販売登録処理
業務に必要な周辺機器の動作確認をするためのテストプ
ログラムを格納したものである。このものにおいて、テ
ストプログラムを格納したROMを、商品販売登録処理
業務に必要な周辺機器を接続するための制御ボード上に
設けると、当該制御ボードを拡張スロットに差し込むだ
けでテストプログラムの実行が可能となり、好都合であ
る。
面を用いて説明する。図1において、1はPC/AT互
換機として規格化されたパソコンのメインボードであ
り、このメインボード1には、パソコンの制御中枢をな
すCPU(Central Processing Unit :中央処理装置)
2、BIOSのプログラムが格納されたROM3、OS
や各種のアプリケーションプログラムがロードされる主
記憶部としてのエリアを形成するRAM4、HDD装置
5に対するデータの書込み及び読出しを制御するHDD
コントローラ6及びFDD装置7に対するデータの書込
み及び読出しを制御するFDDコントローラ8が設けら
れている。また、キーボード,表示装置,プリンタなど
の各種入出力機器(デバイス)を接続しその入出力機器
とデータ信号を授受するデバイスインタフェース9,1
0,11等が設けられている。そして、CPU2と、B
IOSROM3,RAM4,HDDコントローラ6,F
DDコントローラ8及び各種デバイスインタフェース
9,10,11とは、アドレスバス,データバスなどの
バスライン12で接続されている。
3の拡張バススロット13,14,15が接続されてい
る。そして、第1の拡張バススロット13には、図2
(a)に示すように、鍵スイッチインタフェース16,
スキャナインタフェース17及びROM18を設けた第
1の制御ボード19が差し込まれている。第2の拡張バ
ススロット14には、図2(b)に示すように、自動釣
銭機インタフェース20,ドロワインタフェース21及
び表示装置インタフェース22を設けた第2の制御ボー
ド23が差し込まれている。第3のバススロット3に
は、LAN(LocalArea Network:ローカルエリアネッ
トワーク)で接続された相手機器とのデータ通信を制御
するLAN通信ボード24が差し込まれている。
ンタフェース9には、商品販売登録用のテンキー,部門
キー,小計キー,預/現計キー,値引キーなどを配設し
たPOSターミナル専用のキーボード25が接続され、
表示装置インタフェース10には、オペレータ用の表示
部としてCRTディスプレイ26が接続され、プリンタ
インタフェース11には、レシート用紙及びジャーナル
用紙にデータを印字しレシートを発行するレシート・ジ
ャーナルプリンタ27が接続されている。
フェース16には、「登録」,「点検」,「精算」,
「テスト」などの各種業務モードを選択するための鍵ス
イッチ28が接続され、スキャナインタフェース17に
は、バーコードを光学的に読取るバーコードスキャナ2
9が接続されている。第2の制御ボード23の自動釣銭
機インタフェース20には、釣銭データに応じた釣銭の
自動払出しを行う自動釣銭機30が接続され、ドロワイ
ンタフェース21には、紙幣などを収容するためのドロ
ワ31が接続され、表示装置インタフェース22には、
顧客用の表示部として液晶表示器32が接続されてい
る。
鍵スイッチ28及びバーコードスキャナ29は本実施の
形態の商品販売登録処理装置として必須の周辺装置であ
る。これに対し、第2の制御ボード23に接続される自
動釣銭機30,ドロワ31及び液晶表示器33は必須の
周辺装置ではなく、ユーザが必要に応じて適宜接続する
ものである。また、第3の拡張バススロット15に接続
されるLAN通信ボード24は、本実施の形態の商品販
売登録処理装置をPOSターミナルとして機能させる場
合は必須のものであり、単体の電子式キャッシュレジス
タとして機能させる場合は不要なものである。
と、CPU2は、図3の流れ図に示す手順で立上げ処理
を実行する。先ず、ST(ステップ)1としてROM3
に格納されたBIOSのプログラムを実行し、パソコン
のメインボード1に装備されたハードウェア(RAM
4,HDDコントローラ6,FDDコントローラ7,各
デバイスインタフェース9,10,11など)の状態チ
ェックを行う。そして、上記ハードウェアが正常である
ことを確認すると、次に、ST2としてシステム上に自
プログラムが格納されたROM3以外にROMが存在す
るか否かを調べる。ここで、該当するROMが存在する
場合には、ST3としてそのROM内のプログラムを実
行する。そして、このプログラムの実行によりCPU2
のリセットが指令された場合には(ST4のYES)、
ST1に戻り、BIOSのプログラムを最初から実行す
る。ST4にてCPU2のリセットが指令されなかった
場合、及びST2にてROMが存在しなかった場合に
は、ST5としてHDD装置5またはFDD装置7にイ
ンストロールされているOSを読出し、RAM4の主記
憶部にロードする。そして、OSに制御を移して、この
立上げ処理を終了する。
の制御ボード19に設けたROM18に、商品販売登録
処理業務に必要な周辺機器(バーコードスキャナ29,
顧客用表示器(液晶表示器32),レシート・ジャーナ
ルプリンタ27,自動釣銭機30,ドロワ31,LAN
ボード24等)の動作確認をするためのテストプログラ
ムを格納している。したがって、この第1の制御ボード
19を第1の拡張バススロット13に装着した状態で電
源を投入すると、CPU2は、図3のST2においてR
OM18の存在有りを判断し、同図のST3において当
該テストプログラムを起動する。そして図4に示すよう
に、先ず、ST31として鍵スイッチインタフェース1
6を介して接続される鍵スイッチ28の位置を確認す
る。ここで、鍵位置が「テスト」モードであった場合に
は(ST32のYES)、ST33として当該テストプ
ログラムの初期化処理(RAM4のクリアなど)を行っ
た後、ST34として例えば図5に具体的に示すテスト
メニュー画面をオペレータ用表示部としてのCRTディ
スプレイ26に表示させる。そして、ST35としてキ
ー入力を待機する。
(図5の例では1,2,3,4,5,6)のいずれか1
つがキーボード25から入力された場合には(ST36
のNO)、ST37としてそのキー入力された数値に対
応したテスト項目の動作確認を行うためのテストを実行
する。そして、テスト終了後、ST34に戻って前記テ
ストメニュー画面を再表示させる。
は99)がキーボード25から入力された場合には(S
T36のYES)、ST38としてテストプログラムの
終了処理を行い、CPU2のリセットを指令する。な
お、ST31にて鍵スイッチ28の鍵位置を確認した結
果、「テスト」モード以外のモードが選択されていた場
合には、ただちにこの処理を終了する。
/AT互換機として規格化されたパソコンのメインボー
ド1に設けられたキーボードインタフェース9にPOS
専用のキーボード25を接続し、表示装置インタフェー
ス10にCRTディスプレイ26を接続し、プリンタイ
ンタフェース11にレシート・ジャーナルプリンタ27
を接続するとともに、第1の拡張バススロット13に第
1の制御ボード19を装着し、第2の拡張バススロット
14に第2の制御ボード23を装着し、第3の拡張バス
スロット15にLAN通信ボード24を装着する。ま
た、第1の制御ボード19に設けられた鍵スイッチイン
タフェース16に鍵スイッチ28を接続し、スキャナイ
ンタフェース17にバーコードスキャナ29を接続す
る。さらに、必要に応じて第2の制御ボード23に設け
られた自動釣銭機インタフェースに自動釣銭機30を接
続し、ドロワインタフェース21にドロワ31を接続
し、表示装置インタフェース22に顧客用表示器として
の液晶表示器32を接続する。
品販売登録処理装置(POSターミナル)として機能さ
せることが可能となる。
置を「テスト」モードに合せた状態でパソコンの電源を
投入する。そうすると、先ず、BIOSのプログラムが
実行されて、パソコンのメインボード1に装備されたハ
ードウェア(RAM4,HDDコントローラ6,FDD
コントローラ7,各デバイスインタフェース9,10,
11など)の状態チェックが行われる。そして、上記ハ
ードウェアが正常であることが確認されると、次に、シ
ステム上に自プログラムが格納されたROM3以外にR
OMが存在するか否かが調べられる。この場合、第1の
制御ボード19にROM18が存在するので、このRO
M18内のプログラム,つまりはテストプログラムが実
行される。
5に示すようなテストメニュー画面が表示されるので、
ユーザは例えばバーコードスキャナ29,顧客用表示器
(液晶表示器32),レシート・ジャーナルプリンタ2
7,自動釣銭機30,ドロワ31,LAN通信ボード2
4の順に商品販売登録処理業務に必要な周辺機器の動作
確認テストを実行する。そして、これらのテストを全て
終了すると、鍵スイッチ28の鍵位置を「テスト」モー
ド以外の位置に切換えた後、“99”をキー入力する。
そうすると、CPU2のリセットが指令されているの
で、BIOSのプログラムが再度最初から実行される。
ただし今回は鍵スイッチ28の鍵位置が「テスト」モー
ド以外の位置に切替わっているので、ROM18のテス
トプログラムから抜け、BIOSのプログラムに戻る。
これにより、HDD装置5またはFDD装置7にインス
トロールされているOSが読出され、RAM4の主記憶
部にロードされる。そして、OSに制御が移行し、通常
の商品販売登録処理業務が実行される。
AT互換機として規格化されたパソコンが有する特有の
機能,つまり、BIOSが立上げ時に自プログラムが格
納されているメモリ以外のROMを発見すると、そのR
OM内のプログラムを実行する機能を利用し、BIOS
のプログラムが格納されるROM3以外のROM18に
商品販売登録処理業務に必要な周辺機器の動作確認をす
るためのテストプログラムを格納するようにしたので、
このテストプログラムをOSに依存することなく実行す
ることができる。
別に作成して用意する必要はなくなり、テストプログラ
ムの作成に要する手間を大幅に軽減できる。また、テス
トプログラムはインストールされたOSの種類に拘らず
実行されるので、ハードウェアのテストが行えないよう
な不具合もなくなる。しかも、ユーザがOSを入れ替え
てもテストプログラムをインストールし直す必要がない
ので、取扱いが容易である。
ログラムを格納したROM18を、商品販売登録処理装
置として動作させる場合に必須のインタフェース16,
17を備えた第1の制御ボード19上に設けたので、こ
の制御ボード19を拡張バススロットに装着し忘れたた
めにテストが行われなくなるようなことは運用上起こり
得ず、信頼性を向上できる。
18は、第1の制御ボード19上でなく、第2の制御ボ
ード23上に設けても本発明の効果は奏し得るものであ
る。
Sに依存することなく追加した周辺機器の動作確認を行
うことができ、OS別に追加した周辺機器の動作確認を
行うためのテストプログラムを作成する必要を無くすこ
とができるPC/AT互換機として規格化されたパソコ
ンを用いた商品販売登録処理装置を提供できる。また、
本願請求項2記載の発明によれば、上記と同等の効果を
奏することはもとより、テストプログラムを格納したR
OMを実装し忘れることがなくなり、信頼性の向上を図
り得る。
ック図。
る制御ボードの構成を示すブロック図。
示す流れ図。
ラムの処理手順を示す流れ図。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置立上げ時に起動し、自プログラムが
格納されたメモリ以外の読出し専用メモリを検出すると
その読出し専用メモリ内のプログラムを実行しその後オ
ペレーティングシステムを主記憶部にロードする基本入
出力システムを実装したパーソナルコンピュータの拡張
スロットに、商品販売登録処理業務に必要な周辺機器を
接続するための制御ボードを装着してなる商品販売登録
処理装置において、 前記基本入出力システムのプログラムが格納されたメモ
リ以外の読出し専用メモリに、前記商品販売登録処理業
務に必要な周辺機器の動作確認をするためのテストプロ
グラムを格納したことを特徴とする商品販売登録処理装
置。 - 【請求項2】 商品販売登録処理業務に必要な周辺機器
の動作確認をするためのテストプログラムを格納した読
出し専用メモリは、商品販売登録処理業務に必要な周辺
機器を接続するための制御ボード上に設けたことを特徴
とする請求項1記載の商品販売登録処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22894998A JP3912910B2 (ja) | 1998-08-13 | 1998-08-13 | 商品販売登録処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22894998A JP3912910B2 (ja) | 1998-08-13 | 1998-08-13 | 商品販売登録処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000057438A true JP2000057438A (ja) | 2000-02-25 |
JP3912910B2 JP3912910B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=16884391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22894998A Expired - Fee Related JP3912910B2 (ja) | 1998-08-13 | 1998-08-13 | 商品販売登録処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3912910B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011039684A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置、その制御プログラムおよび制御方法 |
-
1998
- 1998-08-13 JP JP22894998A patent/JP3912910B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011039684A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置、その制御プログラムおよび制御方法 |
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JP3912910B2 (ja) | 2007-05-09 |
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