JP2000057145A - 文書編集装置及び文書編集方法 - Google Patents
文書編集装置及び文書編集方法Info
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- JP2000057145A JP2000057145A JP10228050A JP22805098A JP2000057145A JP 2000057145 A JP2000057145 A JP 2000057145A JP 10228050 A JP10228050 A JP 10228050A JP 22805098 A JP22805098 A JP 22805098A JP 2000057145 A JP2000057145 A JP 2000057145A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの負担を軽減し、文書スタイルや文書
長の調整を行う際に起こり得る誤りを回避することを可
能とする文書編集装置を提供すること。 【解決手段】 表示画面上に表示されている文書のうち
編集の対象とする部分の指示を受け付け、指示された文
書部分を表示する際に要する表示領域についての変更の
させ方を示す変更方法の指示を受け付け、指示された変
更方法に基づいて指示された文書部分をその意味内容を
保ちながら編集することを特徴とする。上記編集は、例
えば、指示された文書部分に含まれる語句を語数の異な
る類義語で置き換える処理、指示された文書部分に対し
て意味内容の保持の可能な形容詞もしくは副詞の挿入も
しくは削除を行う処理、指示された文書部分について意
味内容を保って構文を変更して語数を多くもしくは短く
する処理である。
長の調整を行う際に起こり得る誤りを回避することを可
能とする文書編集装置を提供すること。 【解決手段】 表示画面上に表示されている文書のうち
編集の対象とする部分の指示を受け付け、指示された文
書部分を表示する際に要する表示領域についての変更の
させ方を示す変更方法の指示を受け付け、指示された変
更方法に基づいて指示された文書部分をその意味内容を
保ちながら編集することを特徴とする。上記編集は、例
えば、指示された文書部分に含まれる語句を語数の異な
る類義語で置き換える処理、指示された文書部分に対し
て意味内容の保持の可能な形容詞もしくは副詞の挿入も
しくは削除を行う処理、指示された文書部分について意
味内容を保って構文を変更して語数を多くもしくは短く
する処理である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然言語の文書を
編集するための文書編集装置及び文書編集方法に関す
る。
編集するための文書編集装置及び文書編集方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自然言語の文書を編集するための文書編
集方式やその装置はこれまでにたくさん提案され、実際
に製品としても多くの人々に利用されてきた。しかし、
従来の文書編集装置はユーザが直接入力した内容に基づ
いて編集するものであった。
集方式やその装置はこれまでにたくさん提案され、実際
に製品としても多くの人々に利用されてきた。しかし、
従来の文書編集装置はユーザが直接入力した内容に基づ
いて編集するものであった。
【0003】例えば、ユーザがある一文の長さを短くし
ようとする場合には、ユーザが直接、その対象とする一
文のうち削除する部分を指定して削除を指示したり、あ
るいは短い表現に置換する部分を削除してその短い表現
を入力したり、あるいは文字の大きさや段落の配置をど
のように変更するかを指示するなどの編集操作をしなけ
ればならなかった。同様に、ユーザがある一文の長さを
長くしようとする場合にも、ユーザが直接、その一文に
対して挿入・追加する語句とその位置を入力したり、長
い表現に置換したり、文字の大きさを変更するなどの編
集操作をしなければならなかった。
ようとする場合には、ユーザが直接、その対象とする一
文のうち削除する部分を指定して削除を指示したり、あ
るいは短い表現に置換する部分を削除してその短い表現
を入力したり、あるいは文字の大きさや段落の配置をど
のように変更するかを指示するなどの編集操作をしなけ
ればならなかった。同様に、ユーザがある一文の長さを
長くしようとする場合にも、ユーザが直接、その一文に
対して挿入・追加する語句とその位置を入力したり、長
い表現に置換したり、文字の大きさを変更するなどの編
集操作をしなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の文
書編集装置では、文書スタイルや文書長の調整の自動化
は実現されておらず、ユーザ自らが直接、編集操作を行
わざるを得なかった。このため、ユーザに負担をかけ、
また文書スタイルや文書長の調整を行う際に入力ミスも
しくは操作ミスなどによる誤りが生じやすい、などの問
題点があった。
書編集装置では、文書スタイルや文書長の調整の自動化
は実現されておらず、ユーザ自らが直接、編集操作を行
わざるを得なかった。このため、ユーザに負担をかけ、
また文書スタイルや文書長の調整を行う際に入力ミスも
しくは操作ミスなどによる誤りが生じやすい、などの問
題点があった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、ユーザの負担を軽減し、文書スタイルや文書長の
調整を行う際に起こり得る誤りを回避することを可能と
する文書編集装置及び文書編集方法を提供することを目
的とする。
ので、ユーザの負担を軽減し、文書スタイルや文書長の
調整を行う際に起こり得る誤りを回避することを可能と
する文書編集装置及び文書編集方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る文書編集装置は、表示画面上に表示されている文書の
うち編集の対象とする部分を指示するための手段と、前
記指示された文書部分を表示する際に要する表示領域に
ついての変更のさせ方を示す変更方法を指示するための
手段と、前記指示された変更方法に基づいて前記指示さ
れた文書部分をその意味内容を保ちながら編集するため
の手段とを備えたことを特徴とする。
る文書編集装置は、表示画面上に表示されている文書の
うち編集の対象とする部分を指示するための手段と、前
記指示された文書部分を表示する際に要する表示領域に
ついての変更のさせ方を示す変更方法を指示するための
手段と、前記指示された変更方法に基づいて前記指示さ
れた文書部分をその意味内容を保ちながら編集するため
の手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】好ましくは、前記編集において用いる処理
の内容を示すモードを指定するための手段をさらに備
え、前記編集するための手段は、指定されている前記モ
ードに従って前記編集を行うようにしてもよい。
の内容を示すモードを指定するための手段をさらに備
え、前記編集するための手段は、指定されている前記モ
ードに従って前記編集を行うようにしてもよい。
【0008】好ましくは、前記変更方法は、指示された
文書部分の表示に要する表示領域を短くするものまたは
指示された文書部分の表示に要する表示領域を長くする
ものであるようにしてもよい。
文書部分の表示に要する表示領域を短くするものまたは
指示された文書部分の表示に要する表示領域を長くする
ものであるようにしてもよい。
【0009】好ましくは、前記編集は、指示された文書
部分に含まれる語句を文字数の異なる類義語で置き換え
るモード、指示された文書部分に対して意味内容の保持
の可能な形容詞もしくは副詞の挿入もしくは削除を行う
モード、指示された文書部分について意味内容を保って
構文を変更して文字数を多くもしくは少なくするモー
ド、指示された文書部分のフォントを変更するモード、
または指示された文書部分のレイアウトに関するパラメ
ータを変更するモードの少なくとも1つに従って行われ
るものであるものであるようにしてもよい。
部分に含まれる語句を文字数の異なる類義語で置き換え
るモード、指示された文書部分に対して意味内容の保持
の可能な形容詞もしくは副詞の挿入もしくは削除を行う
モード、指示された文書部分について意味内容を保って
構文を変更して文字数を多くもしくは少なくするモー
ド、指示された文書部分のフォントを変更するモード、
または指示された文書部分のレイアウトに関するパラメ
ータを変更するモードの少なくとも1つに従って行われ
るものであるものであるようにしてもよい。
【0010】本発明(請求項5)に係る文書編集方法
は、表示画面上に表示されている文書のうち編集の対象
とする部分の指示を受け付け、前記指示された文書部分
を表示する際に要する表示領域についての変更のさせ方
を示す変更方法の指示を受け付け、前記指示された変更
方法に基づいて前記指示された文書部分をその意味内容
を保ちながら編集することを特徴とする。
は、表示画面上に表示されている文書のうち編集の対象
とする部分の指示を受け付け、前記指示された文書部分
を表示する際に要する表示領域についての変更のさせ方
を示す変更方法の指示を受け付け、前記指示された変更
方法に基づいて前記指示された文書部分をその意味内容
を保ちながら編集することを特徴とする。
【0011】本発明(請求項6)は、コンピュータに、
表示画面上に表示されている文書のうち編集の対象とす
る部分の指示を受け付けさせ、前記指示された文書部分
を表示する際に要する表示領域についての変更のさせ方
を示す変更方法の指示を受け付けさせ、前記指示された
変更方法に基づいて前記指示された文書部分をその意味
内容を保ちながら編集させるためのプログラムを格納し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体を要旨とする。
表示画面上に表示されている文書のうち編集の対象とす
る部分の指示を受け付けさせ、前記指示された文書部分
を表示する際に要する表示領域についての変更のさせ方
を示す変更方法の指示を受け付けさせ、前記指示された
変更方法に基づいて前記指示された文書部分をその意味
内容を保ちながら編集させるためのプログラムを格納し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体を要旨とする。
【0012】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
も成立する。
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
も成立する。
【0013】本発明によれば、文書スタイルや文書長の
調整が自動化され、ユーザの負担を軽減し、文書スタイ
ルや文書長の調整を行う際に起こり得る誤りを回避する
ことができる。
調整が自動化され、ユーザの負担を軽減し、文書スタイ
ルや文書長の調整を行う際に起こり得る誤りを回避する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。図1に、本発明の一実施形態に
係る文書編集装置の構成例を示す。図1に示されるよう
に、本実施形態の文書編集装置は、範囲指定部103、
変更モード設定部105、変更方法指示部104、文再
構成部200、表示部102、文書データ格納部101
を備えている。
実施の形態を説明する。図1に、本発明の一実施形態に
係る文書編集装置の構成例を示す。図1に示されるよう
に、本実施形態の文書編集装置は、範囲指定部103、
変更モード設定部105、変更方法指示部104、文再
構成部200、表示部102、文書データ格納部101
を備えている。
【0015】文書データ格納部101は、編集の対象と
なる文書データを格納するためのものであり、例えば、
計算機上のメモリ、あるいはハードディスク、フロッピ
ーディスクなどの外部記憶媒体を用いて構成される。
なる文書データを格納するためのものであり、例えば、
計算機上のメモリ、あるいはハードディスク、フロッピ
ーディスクなどの外部記憶媒体を用いて構成される。
【0016】表示部102は、文書データの内容を必要
に応じてユーザに表示するためのものであり、例えば、
CRTあるいは液晶表示装置などの表示装置を用いて実
現される。
に応じてユーザに表示するためのものであり、例えば、
CRTあるいは液晶表示装置などの表示装置を用いて実
現される。
【0017】編集範囲指定部103は、文書データのう
ち処理対象とする範囲を指定するためのものである。例
えば、表示装置の表示画面上においてユーザがマウスあ
るいはキーボード等の入力装置を操作することによっ
て、文再構成の対象とする領域すなわち文再構成の対象
とする領域を指定する。そして、編集範囲指定部103
は、ユーザにより指定された領域すなわち文再構成の対
象とする領域を抽出する。なお、指定する部分は、表示
画面上の表示内容の全体であっても一部であってもかま
わない。
ち処理対象とする範囲を指定するためのものである。例
えば、表示装置の表示画面上においてユーザがマウスあ
るいはキーボード等の入力装置を操作することによっ
て、文再構成の対象とする領域すなわち文再構成の対象
とする領域を指定する。そして、編集範囲指定部103
は、ユーザにより指定された領域すなわち文再構成の対
象とする領域を抽出する。なお、指定する部分は、表示
画面上の表示内容の全体であっても一部であってもかま
わない。
【0018】変更方法指示部104は、上記の指定され
た領域に対する編集内容すなわち変更方法を指定するた
めのものである。例えば、表示装置の表示画面上におい
てユーザがマウスあるいはキーボード等の入力装置を操
作することによって変更方法のプルダウンメニューを表
示し、そして、表示されたプルダウンメニューからユー
ザが所望の変更方法を選択する。変更方法の指定として
は、例えば、文長を長くする指定、文長を短くする指
定、などが考えられる。
た領域に対する編集内容すなわち変更方法を指定するた
めのものである。例えば、表示装置の表示画面上におい
てユーザがマウスあるいはキーボード等の入力装置を操
作することによって変更方法のプルダウンメニューを表
示し、そして、表示されたプルダウンメニューからユー
ザが所望の変更方法を選択する。変更方法の指定として
は、例えば、文長を長くする指定、文長を短くする指
定、などが考えられる。
【0019】変更モード設定部105は、文書変更のモ
ードを設定するためのものである。例えば、表示装置の
表示画面上においてユーザがマウスあるいはキーボード
等の入力装置を操作することにより文書変更のモードの
設定を行う。文書変更のモードとしては、例えば、類義
語置換、副詞挿入/削除、形容詞挿入/削除、構文書き
換え、フォント変更、レイアウト変更、などが考えられ
る。
ードを設定するためのものである。例えば、表示装置の
表示画面上においてユーザがマウスあるいはキーボード
等の入力装置を操作することにより文書変更のモードの
設定を行う。文書変更のモードとしては、例えば、類義
語置換、副詞挿入/削除、形容詞挿入/削除、構文書き
換え、フォント変更、レイアウト変更、などが考えられ
る。
【0020】文再構成部200は、編集範囲指定部10
3によって指定された範囲の文を、変更方法指示部10
4により指示された変更方法に基づき、変更モード設定
部105によって設定されたモードに従って、変更・再
構成するものである。
3によって指定された範囲の文を、変更方法指示部10
4により指示された変更方法に基づき、変更モード設定
部105によって設定されたモードに従って、変更・再
構成するものである。
【0021】図2に、文再構成部200の構成例を示
す。図2に示されるように、この文再構成部200は、
大別して解析部201と生成部210とからなる。
す。図2に示されるように、この文再構成部200は、
大別して解析部201と生成部210とからなる。
【0022】解析部201は、入力された文を構文解析
するためのものである。図3に、解析部201による構
文解析結果の一例を示す。図3の解析結果例は、入力例
文を「A girl with red hair i
s standing by the telegra
ph pole.」とした場合に対応するものである。
するためのものである。図3に、解析部201による構
文解析結果の一例を示す。図3の解析結果例は、入力例
文を「A girl with red hair i
s standing by the telegra
ph pole.」とした場合に対応するものである。
【0023】生成部210は、解析部201の解析結果
を利用して同義の新しい文を生成する。より詳しくは、
この生成部210は、図2に示されるように、語置換部
211、類義語辞書格納部212、語挿入・削除部21
3、副詞・形容詞辞書格納部214、構文決定部21
5、構文辞書格納部216、スタイル決定部217、フ
ォント格納部218を有する。
を利用して同義の新しい文を生成する。より詳しくは、
この生成部210は、図2に示されるように、語置換部
211、類義語辞書格納部212、語挿入・削除部21
3、副詞・形容詞辞書格納部214、構文決定部21
5、構文辞書格納部216、スタイル決定部217、フ
ォント格納部218を有する。
【0024】語置換部211は、類義語辞書格納部21
2に格納された類義語辞書を参照して、文中の語を類似
の語句に置換する。類義語辞書(212)は、文字数の
相違する類義語を登録した辞書である。類義語は、単
語、句、節などの組み合わせで定義されている。類義語
には、不定句を含むことも可能である。
2に格納された類義語辞書を参照して、文中の語を類似
の語句に置換する。類義語辞書(212)は、文字数の
相違する類義語を登録した辞書である。類義語は、単
語、句、節などの組み合わせで定義されている。類義語
には、不定句を含むことも可能である。
【0025】ここで、図4に、類義語辞書の内容の一例
を示す。図4において、左の欄が言語の単語列であり、
原文とのマッチングに用いられる。横線で区切られた単
位が類義語であり相互に置換が可能である。この例で
は、類義語は語数の少ないものから順に並べられている
(もちろん、語数の多いものから順に並べてもかまわな
い)。右の欄は各単語列に対応する品詞であり、生成す
る際の文法情報として用いられる。なお、図中の“$”
は不定句であり、構文解析結果を利用して適時自動的に
埋めることができる。
を示す。図4において、左の欄が言語の単語列であり、
原文とのマッチングに用いられる。横線で区切られた単
位が類義語であり相互に置換が可能である。この例で
は、類義語は語数の少ないものから順に並べられている
(もちろん、語数の多いものから順に並べてもかまわな
い)。右の欄は各単語列に対応する品詞であり、生成す
る際の文法情報として用いられる。なお、図中の“$”
は不定句であり、構文解析結果を利用して適時自動的に
埋めることができる。
【0026】また、図5に、類義語辞書の内容の他の例
を示す。図4の例では、類義語を語数の少ないものもし
くはその逆に多いものから順に並べたが、この例は、類
義語を並べる順番に意味を持たせない代わりに、各単語
列の語数の情報を設けたものである。その他は、図4の
例と同様である。
を示す。図4の例では、類義語を語数の少ないものもし
くはその逆に多いものから順に並べたが、この例は、類
義語を並べる順番に意味を持たせない代わりに、各単語
列の語数の情報を設けたものである。その他は、図4の
例と同様である。
【0027】語挿入・削除部213は、副詞・形容詞辞
書格納部214に格納された副詞・形容詞辞書を利用し
て文中に適当な語を挿入し、あるいは、文中から適当な
語を削除する。
書格納部214に格納された副詞・形容詞辞書を利用し
て文中に適当な語を挿入し、あるいは、文中から適当な
語を削除する。
【0028】副詞・形容詞辞書(214)は、文の大意
を変えることなく挿入・削除可能な単語で構成された辞
書である。図6に、副詞・形容詞辞書の内容の例を示
す。図6において、左の欄が言語の単語列で挿入/削除
の対象になる。中央の欄には各単語列に対応する品詞が
記述される。右の欄には各単語列についてそれを挿入す
る際の該当単語の挿入場所であって削除する際の該当単
語の存在場所が記述される。なお、*adjは形容詞
(adj)の直前に対象単語列が存在することを示し、
ENDは文末に対象単語列が存在することを示す。
を変えることなく挿入・削除可能な単語で構成された辞
書である。図6に、副詞・形容詞辞書の内容の例を示
す。図6において、左の欄が言語の単語列で挿入/削除
の対象になる。中央の欄には各単語列に対応する品詞が
記述される。右の欄には各単語列についてそれを挿入す
る際の該当単語の挿入場所であって削除する際の該当単
語の存在場所が記述される。なお、*adjは形容詞
(adj)の直前に対象単語列が存在することを示し、
ENDは文末に対象単語列が存在することを示す。
【0029】構文決定部215は、構文辞書格納部21
6に格納された構文辞書と解析部201の構文解析結果
を利用して入力文の構文書き換えを行う。構文辞書(2
16)は、予め定義された構文書き換え規則を登録した
辞書である。
6に格納された構文辞書と解析部201の構文解析結果
を利用して入力文の構文書き換えを行う。構文辞書(2
16)は、予め定義された構文書き換え規則を登録した
辞書である。
【0030】図7に、構文辞書の内容の例を示す。図7
において、横線で区切られた単位が書き換えの対象とな
る構文を表している。図中の[ ]内はあってもなくて
も良い単語列を表している。( )内は置換可能な品詞
である。
において、横線で区切られた単位が書き換えの対象とな
る構文を表している。図中の[ ]内はあってもなくて
も良い単語列を表している。( )内は置換可能な品詞
である。
【0031】スタイル決定部217は、フォントやフォ
ントサイズ、あるいは行間隔など文書のレイアウトに関
するパラメータを変更する。フォント格納部218に
は、文書内で利用できるフォントが記録されている。
ントサイズ、あるいは行間隔など文書のレイアウトに関
するパラメータを変更する。フォント格納部218に
は、文書内で利用できるフォントが記録されている。
【0032】次に、本実施形態の文書編集装置における
ユーザ・インタフェースに関して説明する。図8は、表
示部102による表示内容の例である。ここでは、対象
とする文書が表示画面中に設けられたあるウィンドウに
表示されている様子を示している。
ユーザ・インタフェースに関して説明する。図8は、表
示部102による表示内容の例である。ここでは、対象
とする文書が表示画面中に設けられたあるウィンドウに
表示されている様子を示している。
【0033】図9は、範囲指定部103による指定内容
の例である。ユーザがマウスあるいはキーボードなどの
入力装置で所望の領域をドラッグすることにより範囲を
選択することができる。そして、範囲が選択されると、
変更方法指示画面が表示される。もしくは、マウスある
いはキーボードなどの入力装置による変更方法の指示が
可能になる。
の例である。ユーザがマウスあるいはキーボードなどの
入力装置で所望の領域をドラッグすることにより範囲を
選択することができる。そして、範囲が選択されると、
変更方法指示画面が表示される。もしくは、マウスある
いはキーボードなどの入力装置による変更方法の指示が
可能になる。
【0034】図10は、変更方法指示部104による指
定内容の一例である。ユーザがマウスあるいはキーボー
ドなどの入力装置を操作することにより例えばプルダウ
ンメニューとして表示され、選択肢の中から選択する。
定内容の一例である。ユーザがマウスあるいはキーボー
ドなどの入力装置を操作することにより例えばプルダウ
ンメニューとして表示され、選択肢の中から選択する。
【0035】図11は、変更方法指示部104による指
定内容の他の例である。ユーザが例えば図10のように
変更範囲を指定した後、直接、図11のようにドラッグ
することにより、生成後の文長を指定することができ
る。
定内容の他の例である。ユーザが例えば図10のように
変更範囲を指定した後、直接、図11のようにドラッグ
することにより、生成後の文長を指定することができ
る。
【0036】図12は、変更モード設定部105による
表示内容の例である。表示装置の表示画面上においてユ
ーザがマウスあるいはキーボード等の入力装置を操作す
ることにより文書変更のモードの設定を行う。
表示内容の例である。表示装置の表示画面上においてユ
ーザがマウスあるいはキーボード等の入力装置を操作す
ることにより文書変更のモードの設定を行う。
【0037】図13に、変更モード設定部105によっ
て設定されたモードのメモリ上に格納されたモードテー
ブルのデータ内容の例を示す。それぞれのモードに対し
て処理を行うかどうかがON、OFFで示されている。
て設定されたモードのメモリ上に格納されたモードテー
ブルのデータ内容の例を示す。それぞれのモードに対し
て処理を行うかどうかがON、OFFで示されている。
【0038】以下では、本実施形態の文書編集装置によ
る文書編集処理について具体例を用いながら説明する。
図14に、本実施形態における文書編集処理の手順の一
例を示す。また、図15に、文書編集処理のうちの文生
成処理の詳しい手順の一例を示す。
る文書編集処理について具体例を用いながら説明する。
図14に、本実施形態における文書編集処理の手順の一
例を示す。また、図15に、文書編集処理のうちの文生
成処理の詳しい手順の一例を示す。
【0039】ここでは、先に示した例文「A girl
with red hair is standin
g by the telegraph pole.」
が対象として選択される場合を例にとって説明する。
with red hair is standin
g by the telegraph pole.」
が対象として選択される場合を例にとって説明する。
【0040】まず、ステップS1(図14)において図
示しない入力部から対象とする原文の読み込み、ステッ
プS2において表示部102により例えば図8のように
表示を行う。対象とする原文の指定は、例えば、ユーザ
がファイル名を指定するなどして行う。
示しない入力部から対象とする原文の読み込み、ステッ
プS2において表示部102により例えば図8のように
表示を行う。対象とする原文の指定は、例えば、ユーザ
がファイル名を指定するなどして行う。
【0041】次に、ステップS3では、図8に例示する
ような表示画面上においてユーザにより指示された領域
を対象領域として抽出する。対象領域の指示方法は特に
限定されないが、例えば、図9のようにマウスやキーボ
ードなどの入力装置で所望の領域をドラッグすることに
より指示することができる。ここで、範囲指定部103
から、対象領域として抽出された範囲内の文字列に対応
する文字コード列が出力され、ステップS4に進む。
ような表示画面上においてユーザにより指示された領域
を対象領域として抽出する。対象領域の指示方法は特に
限定されないが、例えば、図9のようにマウスやキーボ
ードなどの入力装置で所望の領域をドラッグすることに
より指示することができる。ここで、範囲指定部103
から、対象領域として抽出された範囲内の文字列に対応
する文字コード列が出力され、ステップS4に進む。
【0042】ここでは、「A girl with r
ed hair is standing by th
e telegraph pole.」が指定され抽出
されたものとする。
ed hair is standing by th
e telegraph pole.」が指定され抽出
されたものとする。
【0043】次に、ステップS4において、変更方法指
示部104は、範囲指定部103から出力された文字コ
ード列についてどのような変更を加えるかをユーザに指
示させる。変更方法の指示方法は特に限定されないが、
例えば、ユーザがマウスやキーボードなどの入力装置を
操作することにより図10のような選択肢のウィンドウ
が表示され、その中から変更方法を選択することにより
指示することができる。
示部104は、範囲指定部103から出力された文字コ
ード列についてどのような変更を加えるかをユーザに指
示させる。変更方法の指示方法は特に限定されないが、
例えば、ユーザがマウスやキーボードなどの入力装置を
操作することにより図10のような選択肢のウィンドウ
が表示され、その中から変更方法を選択することにより
指示することができる。
【0044】あるいは、例えば、図11のようにステッ
プS3で範囲指定した領域に対してそのままドラッグし
てカーソルの位置を動かし、これによって変更後の文長
を直接指示することで、変更方法を指定するもできる。
例えば、図10の例によると、文を短くするように編集
処理が行われる(文を短くする変更方法が指示されたこ
とになる)。
プS3で範囲指定した領域に対してそのままドラッグし
てカーソルの位置を動かし、これによって変更後の文長
を直接指示することで、変更方法を指定するもできる。
例えば、図10の例によると、文を短くするように編集
処理が行われる(文を短くする変更方法が指示されたこ
とになる)。
【0045】以下では、文を短くする変更方法が指示さ
れた場合と、文を長くする変更方法が指示された場合の
両方について例を示す。次に、ステップS5では、必要
に応じて変更モード設定部105により変更モードの設
定を行う。変更モードの設定方法は特に限定されない
が、例えば、ユーザがマウスやキーボードなどの入力装
置を操作することにより、図12のようなウィンドウが
表示され、その中から必要な処理を選択する。このと
き、様々なモードには処理の優先順位を付けることも可
能であり、その際には、図15の文生成処理の各ステッ
プS11〜S22の順序は設定された優先順位により異
なってくる。変更モードが設定されると、メモリ上に図
13のようなモードテーブルを作成する。ステップS7
では、このテーブルを参照しながら処理を行っていくこ
とになる。なお、この変換モードの設定はステップS6
の処理以前ならどのようなタイミングで行ってもかまわ
ない。
れた場合と、文を長くする変更方法が指示された場合の
両方について例を示す。次に、ステップS5では、必要
に応じて変更モード設定部105により変更モードの設
定を行う。変更モードの設定方法は特に限定されない
が、例えば、ユーザがマウスやキーボードなどの入力装
置を操作することにより、図12のようなウィンドウが
表示され、その中から必要な処理を選択する。このと
き、様々なモードには処理の優先順位を付けることも可
能であり、その際には、図15の文生成処理の各ステッ
プS11〜S22の順序は設定された優先順位により異
なってくる。変更モードが設定されると、メモリ上に図
13のようなモードテーブルを作成する。ステップS7
では、このテーブルを参照しながら処理を行っていくこ
とになる。なお、この変換モードの設定はステップS6
の処理以前ならどのようなタイミングで行ってもかまわ
ない。
【0046】ここでは、類義語置換のモードと、副詞の
挿入/削除のモードと、レイアウト変更のモードが設定
されているものとする。次に、ステップS6において、
文再構成部200の解析部201により、対象領域の文
字コード列に対して、構文解析を行い、構文木を出力す
る。
挿入/削除のモードと、レイアウト変更のモードが設定
されているものとする。次に、ステップS6において、
文再構成部200の解析部201により、対象領域の文
字コード列に対して、構文解析を行い、構文木を出力す
る。
【0047】ここでは、「A girl with r
ed hair is standing by th
e telegraph pole.」という文の構文
解析が行われ、図3のような構文解析結果が得られたと
する。
ed hair is standing by th
e telegraph pole.」という文の構文
解析が行われ、図3のような構文解析結果が得られたと
する。
【0048】次に、ステップS7において、文再構成部
200の生成部210により、対象となる文の構文木を
利用して再構成を行う。以下、この処理について詳しく
説明する。
200の生成部210により、対象となる文の構文木を
利用して再構成を行う。以下、この処理について詳しく
説明する。
【0049】さて、文生成処理において、まず、ステッ
プS11(図15)では、ステップS5で設定されてい
るモードテーブルから、類義語置換を行うかどうかを判
定する。類義語置換を行う場合はステップS12へ進
み、行わない場合はステップS13へ進む。例えば、図
13の例によると類義語置換はONになっているため、
ステップS12へ進む。
プS11(図15)では、ステップS5で設定されてい
るモードテーブルから、類義語置換を行うかどうかを判
定する。類義語置換を行う場合はステップS12へ進
み、行わない場合はステップS13へ進む。例えば、図
13の例によると類義語置換はONになっているため、
ステップS12へ進む。
【0050】ステップS12では、解析部201の解析
結果である構文解析木(例えば、図3)と類義語辞書
(例えば、図4)を用いて、適当な置換を行う。例え
ば、対象となる文が「A girl with red
hair isstanding by the t
elegraph pole.」で、変更方法として
「文を短くする」が選択されている場合、図4もしくは
図5において「with $ hair」と「tele
graph pole」がマッチし、文を短くするため
に例えば「$−haired」と「stump」がそれ
ぞれ変更候補として選択され、「A red−hair
ed girl is standing by th
e stump.」となるように、ステップS6で得ら
れた構文木(図3)の木構造が変更される。
結果である構文解析木(例えば、図3)と類義語辞書
(例えば、図4)を用いて、適当な置換を行う。例え
ば、対象となる文が「A girl with red
hair isstanding by the t
elegraph pole.」で、変更方法として
「文を短くする」が選択されている場合、図4もしくは
図5において「with $ hair」と「tele
graph pole」がマッチし、文を短くするため
に例えば「$−haired」と「stump」がそれ
ぞれ変更候補として選択され、「A red−hair
ed girl is standing by th
e stump.」となるように、ステップS6で得ら
れた構文木(図3)の木構造が変更される。
【0051】一方、「文を長くする」と指示された場合
には、例えば、「A girl whose hair
is red is standing by th
etelegraph pole.」となるように、ス
テップS6で得られた構文木(図3)の木構造が変更さ
れる。
には、例えば、「A girl whose hair
is red is standing by th
etelegraph pole.」となるように、ス
テップS6で得られた構文木(図3)の木構造が変更さ
れる。
【0052】ステップS13では、ステップS5で設定
されているモードテーブルから副詞挿入/削除を行うか
どうかを判定する。副詞の挿入/削除を行う場合はステ
ップS14へ進み、行わない場合はステップS15へ進
む。例えば、図13の例によると副詞の挿入/削除はO
Nになっているため、ステップS14に進む。
されているモードテーブルから副詞挿入/削除を行うか
どうかを判定する。副詞の挿入/削除を行う場合はステ
ップS14へ進み、行わない場合はステップS15へ進
む。例えば、図13の例によると副詞の挿入/削除はO
Nになっているため、ステップS14に進む。
【0053】ステップS14では、解析部201の結果
である構文解析木(例えば、図3)と副詞・形容詞辞書
(例えば、図6)を用いて、原文の大意もしくは意味内
容を変えないで利用できる副詞の挿入/削除を行う。例
えば、ステップS13で得られた文「A red−ha
ired girl is standing byt
he stump.」で、文を短くすると指定されてい
る場合、削除できる副詞が図6の例に含まれていればそ
れを削除するが、この例では含まれていないため、変更
はされない。一方、文を長くすると指定されている場合
は、文末にnowを付けて、「A girl whos
e hair is red isstanding
by the telegraph pole no
w.」となるように構文木の木構造が変更される。
である構文解析木(例えば、図3)と副詞・形容詞辞書
(例えば、図6)を用いて、原文の大意もしくは意味内
容を変えないで利用できる副詞の挿入/削除を行う。例
えば、ステップS13で得られた文「A red−ha
ired girl is standing byt
he stump.」で、文を短くすると指定されてい
る場合、削除できる副詞が図6の例に含まれていればそ
れを削除するが、この例では含まれていないため、変更
はされない。一方、文を長くすると指定されている場合
は、文末にnowを付けて、「A girl whos
e hair is red isstanding
by the telegraph pole no
w.」となるように構文木の木構造が変更される。
【0054】ステップS15では、ステップS5で設定
されているモードテーブルから形容詞挿入/削除を行う
かどうかを判定する。形容詞挿入/削除を行う場合はス
テップS16へ、行わない場合はステップS17へ進
む。例えば、図13の例によると形容詞の挿入/削除は
OFFになっているため、ステップS17へ進む。
されているモードテーブルから形容詞挿入/削除を行う
かどうかを判定する。形容詞挿入/削除を行う場合はス
テップS16へ、行わない場合はステップS17へ進
む。例えば、図13の例によると形容詞の挿入/削除は
OFFになっているため、ステップS17へ進む。
【0055】ステップS16では、解析部201の結果
である構文木(例えば、図3)と副詞・形容詞辞書(例
えば、図6)を用いて、原文の大意もしくは意味内容を
変えないで利用できる形容詞の挿入/削除を行う。
である構文木(例えば、図3)と副詞・形容詞辞書(例
えば、図6)を用いて、原文の大意もしくは意味内容を
変えないで利用できる形容詞の挿入/削除を行う。
【0056】ステップS17では、ステップS5で設定
されているモードテーブルから、構文書き換えを行うか
どうかを判定する。構文書き換えを行う場合はステップ
S18へ進み、行わない場合はステップS19へ進む。
例えば、図13の例によると構文書き換えはOFFにな
っているため、ステップS19へ進む。
されているモードテーブルから、構文書き換えを行うか
どうかを判定する。構文書き換えを行う場合はステップ
S18へ進み、行わない場合はステップS19へ進む。
例えば、図13の例によると構文書き換えはOFFにな
っているため、ステップS19へ進む。
【0057】ステップS18では、解析部201の結果
である構文解析木(例えば、図3)と構文辞書(例え
ば、図7)を用いて、原文の大意もしくは意味内容を変
えないで構文書き換えを行う。例えば、入力文「A g
irl with red hair is stan
ding by the telegraph pol
e.」で文を長くするが指定されていた場合、構文辞書
から(noun1)be[(verb)Ing]by
(noun2)がマッチし、「There isa g
irl with red hair standin
g by thetelegraph pole.」と
なるように構文木の木構造が変更される。
である構文解析木(例えば、図3)と構文辞書(例え
ば、図7)を用いて、原文の大意もしくは意味内容を変
えないで構文書き換えを行う。例えば、入力文「A g
irl with red hair is stan
ding by the telegraph pol
e.」で文を長くするが指定されていた場合、構文辞書
から(noun1)be[(verb)Ing]by
(noun2)がマッチし、「There isa g
irl with red hair standin
g by thetelegraph pole.」と
なるように構文木の木構造が変更される。
【0058】ステップS19では、ステップS5で設定
されているモードテーブルから、フォントの変更を行う
かどうかを判定する。フォントの変更を行う場合はステ
ップS20へ進み、行わない場合はステップS21へ進
む。例えば、図13の例によるとフォントの変更はOF
Fになっているため、ステップS21へ進む。
されているモードテーブルから、フォントの変更を行う
かどうかを判定する。フォントの変更を行う場合はステ
ップS20へ進み、行わない場合はステップS21へ進
む。例えば、図13の例によるとフォントの変更はOF
Fになっているため、ステップS21へ進む。
【0059】ステップS20では、用意されているフォ
ントを用いて、フォントの変更やフォントサイズの変更
を行う。ステップS21では、ステップS5で設定され
ているモードテーブルから、レイアウトの変更を行うか
どうかを判定する。レイアウトの変更を行う場合はステ
ップS22へ進み、行わない場合はステップS7を終了
しステップS8へ進む。例えば、図13の例によるとレ
イアウトの変更はONになっているため、ステップS2
2に進む。
ントを用いて、フォントの変更やフォントサイズの変更
を行う。ステップS21では、ステップS5で設定され
ているモードテーブルから、レイアウトの変更を行うか
どうかを判定する。レイアウトの変更を行う場合はステ
ップS22へ進み、行わない場合はステップS7を終了
しステップS8へ進む。例えば、図13の例によるとレ
イアウトの変更はONになっているため、ステップS2
2に進む。
【0060】ステップS22では、レイアウトの変更を
行う。行間隔、文字間隔、段落(改行等)の変更を行
う。ここで、図16と図17に、文再構成部200の出
力結果すなわち文再構成部200によって再構成された
文の構文木の例を示す。
行う。行間隔、文字間隔、段落(改行等)の変更を行
う。ここで、図16と図17に、文再構成部200の出
力結果すなわち文再構成部200によって再構成された
文の構文木の例を示す。
【0061】図16は、入力例文「A girl wi
th red hair is standing b
y the telegraph pole.」の文長
を短くした結果得られた文「A red−haired
girl is standing by the
stump.」の構文木を示す。図17は、入力例文
「A girl with red hair is
standing bythe telegraph
pole.」の文長を長くした結果得られた文「A g
irl whose hair is red is
standing by the telegrap
h.」の構文木を示す。
th red hair is standing b
y the telegraph pole.」の文長
を短くした結果得られた文「A red−haired
girl is standing by the
stump.」の構文木を示す。図17は、入力例文
「A girl with red hair is
standing bythe telegraph
pole.」の文長を長くした結果得られた文「A g
irl whose hair is red is
standing by the telegrap
h.」の構文木を示す。
【0062】さて、図14のフローチャートに戻り、ス
テップS8では、再構成後の木構造を文書の文字コード
列に変換しウィンドウに表示する。表示は一見して変換
された部分がわかるようにすると好ましい。
テップS8では、再構成後の木構造を文書の文字コード
列に変換しウィンドウに表示する。表示は一見して変換
された部分がわかるようにすると好ましい。
【0063】例えば、置換された語句、挿入された語
句、構文変更の部分は、下線を引いたり、あるいは色を
変えるなどして表示する。また、変更対象とされた部分
も、置換された部分、削除された部分、構文変更の部分
は、下線を引いたり、色を変えたり文字を小さくしたり
して、例えば別ウィンドウなどに表示すると好ましい。
句、構文変更の部分は、下線を引いたり、あるいは色を
変えるなどして表示する。また、変更対象とされた部分
も、置換された部分、削除された部分、構文変更の部分
は、下線を引いたり、色を変えたり文字を小さくしたり
して、例えば別ウィンドウなどに表示すると好ましい。
【0064】ここで、図18と図19に、表示部102
によって表示される出力結果の表示内容の例を示す。図
18は、図16の例に対応するものであり、図19は、
図17の例に対応するものである。
によって表示される出力結果の表示内容の例を示す。図
18は、図16の例に対応するものであり、図19は、
図17の例に対応するものである。
【0065】図18、図19では、置換した語句を下線
で示し、また変更前のもとの文を別ウィンドウで表示す
るとともに置換された部分を下線で示した例を示してい
る。次に、ステップS9において、ステップS8で再構
成後の文書の表示を行った後、引き続き変更が必要であ
るかどうか判定し、必要であるとされた場合には、ステ
ップS7に戻る。
で示し、また変更前のもとの文を別ウィンドウで表示す
るとともに置換された部分を下線で示した例を示してい
る。次に、ステップS9において、ステップS8で再構
成後の文書の表示を行った後、引き続き変更が必要であ
るかどうか判定し、必要であるとされた場合には、ステ
ップS7に戻る。
【0066】ステップS7に戻る場合には、その文生成
処理が繰り返し行われることになる。2回目以降のステ
ップS7の文生成処理では、例えば、それまでとは長さ
の相違する同義語を使ったり、それまでとは副詞や形容
詞の挿入や削除の仕方を変えたり、指定されたあるモー
ドによる処理を行わなかったりするなどして、それまで
とは異なる編集結果を得るようにする。
処理が繰り返し行われることになる。2回目以降のステ
ップS7の文生成処理では、例えば、それまでとは長さ
の相違する同義語を使ったり、それまでとは副詞や形容
詞の挿入や削除の仕方を変えたり、指定されたあるモー
ドによる処理を行わなかったりするなどして、それまで
とは異なる編集結果を得るようにする。
【0067】なお、文生成処理の結果を各回毎に異なら
せるために各回の処理内容をどのように相違させるかに
ついての基準を予め定めておいてもよい。あるいは、文
生成処理の各回毎にランダムに処理内容を変えて異なる
結果を生成させるようにしてもよい。
せるために各回の処理内容をどのように相違させるかに
ついての基準を予め定めておいてもよい。あるいは、文
生成処理の各回毎にランダムに処理内容を変えて異なる
結果を生成させるようにしてもよい。
【0068】ステップS9において、変更が必要でない
とされた場合には、処理を終了する。なお、上記では、
モードとして6種類のものを示したが、その一部のもの
だけ用いてもよいし、例示した6種類の全部または一部
にその他のモードを加えてもよい。
とされた場合には、処理を終了する。なお、上記では、
モードとして6種類のものを示したが、その一部のもの
だけ用いてもよいし、例示した6種類の全部または一部
にその他のモードを加えてもよい。
【0069】また、上記では、編集に用いるモードはユ
ーザが自由に選択可能としたが、ユーザがモードを選択
する機能を設けず、予め固定されたモードのみ編集に用
いるようにしてもよい。
ーザが自由に選択可能としたが、ユーザがモードを選択
する機能を設けず、予め固定されたモードのみ編集に用
いるようにしてもよい。
【0070】ところで、例えば図11のように変換後の
領域が具体的に指示された場合に、その指示を単に文長
を長くするか短くするかについて指定されたものと扱っ
てもよいが、対象となる文がその指定された領域に収ま
るようにもしくは指定された領域に最も近くなるように
変換するようにしてもよい。この場合には、例えば、ス
テップS7の文生成処理において複数の変換結果の候補
を生成し、最も適した候補を変換結果として出力するよ
うにしてもよい。
領域が具体的に指示された場合に、その指示を単に文長
を長くするか短くするかについて指定されたものと扱っ
てもよいが、対象となる文がその指定された領域に収ま
るようにもしくは指定された領域に最も近くなるように
変換するようにしてもよい。この場合には、例えば、ス
テップS7の文生成処理において複数の変換結果の候補
を生成し、最も適した候補を変換結果として出力するよ
うにしてもよい。
【0071】また、図10に示すように例えば変更方法
の1として、「元に戻す」という選択肢を設け、「元に
戻す」が選択された場合には指示された文(編集がされ
た後の文)をもとの文に戻すようにしてもよい。
の1として、「元に戻す」という選択肢を設け、「元に
戻す」が選択された場合には指示された文(編集がされ
た後の文)をもとの文に戻すようにしてもよい。
【0072】また、上記では、編集の対象とする文字列
を一文としていたが、複数文同時に対象領域としても同
様に処理可能である。また、変更方法の指示では、文書
全体で何ページにするなどという指示も同様の方法で処
理可能である。
を一文としていたが、複数文同時に対象領域としても同
様に処理可能である。また、変更方法の指示では、文書
全体で何ページにするなどという指示も同様の方法で処
理可能である。
【0073】また、上記では、編集処理にあたっては構
文木の変換を行ったが、その代わりに、表層分の照合−
変換の簡単な処理によることも可能である。なお、以上
の各機能は、ソフトウェアとしてもハードウェアとして
も実現可能である。
文木の変換を行ったが、その代わりに、表層分の照合−
変換の簡単な処理によることも可能である。なお、以上
の各機能は、ソフトウェアとしてもハードウェアとして
も実現可能である。
【0074】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。本発明は、上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その技術的範囲において種々変形
して実施することができる。
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。本発明は、上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その技術的範囲において種々変形
して実施することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、文書スタイルや文書長
の調整の自動化を自動化することにより、ユーザの負担
を軽減し、文書スタイルや文書長の調整を行う際に起こ
り得る誤りを防ぐことができる。
の調整の自動化を自動化することにより、ユーザの負担
を軽減し、文書スタイルや文書長の調整を行う際に起こ
り得る誤りを防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る文書編集装置の構成
例を示す図
例を示す図
【図2】文再構成部の構成例を示す図
【図3】解析部による構文解析結果の一例を示す図
【図4】類義語辞書の内容の一例を示す図
【図5】類義語辞書の内容の他の例を示す図
【図6】副詞・形容詞辞書の内容の例を示す図
【図7】構文辞書の内容の例を示す図
【図8】表示部による表示内容の例を示す図
【図9】範囲指定部による指定内容の例を示す図
【図10】変更方法指示部による指定内容の一例を示す
図
図
【図11】変更方法指示部による指定内容の他の例を示
す図
す図
【図12】変更モード設定部による表示内容の例を示す
図
図
【図13】モードテーブルの一例を示す図
【図14】同実施形態における文書編集処理手順の一例
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図15】同実施形態における文生成処理手順の一例を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図16】文再構成部によって再構成された文の構文木
の一例を示す図
の一例を示す図
【図17】文再構成部によって再構成された文の構造木
の他の例を示す図
の他の例を示す図
【図18】表示部によって表示される出力結果の表示内
容の一例を示す図
容の一例を示す図
【図19】表示部によって表示される出力結果の表示内
容の他の例を示す図
容の他の例を示す図
101…文書データ格納部 102…表示部 103…範囲指定部 104…変更方法指示部 105…変更モード設定部 200…文再構成部 201…解析部 210…生成部 211…語置換部 212…類義語辞書格納部 213…語挿入・削除部 214…副詞・形容詞辞書格納部 215…構文決定部 216…構文辞書格納部 217…スタイル決定部 218…フォント格納部
Claims (6)
- 【請求項1】表示画面上に表示されている文書のうち編
集の対象とする部分を指示するための手段と、 前記指示された文書部分を表示する際に要する表示領域
についての変更のさせ方を示す変更方法を指示するため
の手段と、 前記指示された変更方法に基づいて前記指示された文書
部分をその意味内容を保ちながら編集するための手段と
を備えたことを特徴とする文書編集装置。 - 【請求項2】前記編集において用いる処理の内容を示す
モードを指定するための手段をさらに備え、 前記編集するための手段は、指定されている前記モード
に従って前記編集を行うことを特徴とする請求項1に記
載の文書編集方法。 - 【請求項3】前記変更方法は、指示された文書部分の表
示に要する表示領域を短くするものまたは指示された文
書部分の表示に要する表示領域を長くするものであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の文書編集方
法。 - 【請求項4】前記編集は、指示された文書部分に含まれ
る語句を文字数の異なる類義語で置き換えるモード、指
示された文書部分に対して意味内容の保持の可能な形容
詞もしくは副詞の挿入もしくは削除を行うモード、指示
された文書部分について意味内容を保って構文を変更し
て文字数を多くもしくは少なくするモード、指示された
文書部分のフォントを変更するモード、または指示され
た文書部分のレイアウトに関するパラメータを変更する
モードの少なくとも1つに従って行われるものであるこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
の文書編集方法。 - 【請求項5】表示画面上に表示されている文書のうち編
集の対象とする部分の指示を受け付け、 前記指示された文書部分を表示する際に要する表示領域
についての変更のさせ方を示す変更方法の指示を受け付
け、 前記指示された変更方法に基づいて前記指示された文書
部分をその意味内容を保ちながら編集することを特徴と
する文書編集方法。 - 【請求項6】コンピュータに、表示画面上に表示されて
いる文書のうち編集の対象とする部分の指示を受け付け
させ、前記指示された文書部分を表示する際に要する表
示領域についての変更のさせ方を示す変更方法の指示を
受け付けさせ、前記指示された変更方法に基づいて前記
指示された文書部分をその意味内容を保ちながら編集さ
せるためのプログラムを格納したコンピュータ読取り可
能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228050A JP2000057145A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 文書編集装置及び文書編集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228050A JP2000057145A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 文書編集装置及び文書編集方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000057145A true JP2000057145A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16870426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10228050A Pending JP2000057145A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 文書編集装置及び文書編集方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000057145A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012018682A (ja) * | 2006-12-18 | 2012-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | 短縮文字列表示装置 |
JP2013109408A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 文章を編集するための方法、並びにその装置及びコンピュータ・プログラム |
-
1998
- 1998-08-12 JP JP10228050A patent/JP2000057145A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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