JP2000057051A - メモリサブシステム - Google Patents

メモリサブシステム

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JP2000057051A JP22010698A JP22010698A JP2000057051A JP 2000057051 A JP2000057051 A JP 2000057051A JP 22010698 A JP22010698 A JP 22010698A JP 22010698 A JP22010698 A JP 22010698A JP 2000057051 A JP2000057051 A JP 2000057051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コスト増を招くことなく高スループットかつ大
容量メモリサブシステムを構築する。 【解決手段】メモリコントローラとメモリアレイとの間
にメモリサブコントローラを設け、メモリサブコントロ
ーラの両側のバスでソース同期転送を行い、メモリコン
トローラとメモリサブコントローラにデータ幅変換回路
およびデータレート変換回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、オフィスコンピュータ等
の計算機システムにおけるメモリシステム、特に大容量
メモリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のプロセッサの急激な性能上昇に対
し、メモリサブシステムにはプロセッサが要求する高い
バンド幅を満たすためにより大きなデータ幅とより高速
な動作が要求されている。それに加えて、メモリ容量を
可能な限り大きくとりたいという要求もある。
【0003】図2は計算機システム構成の一例である。
以下では図中の番号で201a,201bのように英小文字のサ
フィックスがついているものは複数あるもののうちの1
つ要素を示し、サフィックスを含まないで記した場合は
すべての要素を示しているものとする。また、要素の名
称でデータバスA、B、Cに関してデータバスC0、C
1のように直後に数字を記しているものは複数あるもの
のうちの1つの要素を示し、数字を含まないで記した場
合はすべての要素を示しているものとする。
【0004】本計算機システムは、プロセッサ(201)と
データバスA(205)を介して接続しているメモリコント
ローラ(202)と、メモリコントローラとメモリアレイ(20
4)を接続する複数のデータバスC(207)から構成され
る。図ではプロセッサとメモリアレイのバス幅は同じM
(バイト)であるが、データレートはプロセッサがL(bp
s)であるのに対し、メモリアレイはその半分のL/2(b
ps)でしか動作できないために、データバスCをC0と
C1の2本用意することでデータバスAとデータバスC
でバンド幅を揃えている。
【0005】データレートがL(bps)で動作可能なメモ
リアレイが登場した場合の構成を図3に示す。図2との
相違点は、データバスCのデータレートが2倍のL(bp
s)になったこと、データバスCに接続可能なメモリアレ
イの数が減ったことである。データバスAとデータバス
Cのデータ幅・データレートが等しくなるので、データ
バスCの本数が1本だけでこの計算機システムのバンド
幅は揃う。しかし、高速となったデータバスCのインタ
ーフェースの電気的特性より負荷数に限界が生じ、デー
タバスCに接続可能なメモリアレイの数が減るのでデー
タバスが1本の場合はメモリ容量が図2の構成に比べて
少なくなる。図2と図3のメモリコントローラが同一の
LSIパッケージであるとデータバスCをもう1本追加
する余裕があり、データバスCを2本用意してメモリ容
量を稼ぐことになる。このとき、メモリアレイ側はプロ
セッサ側の2倍のバンド幅を有しているが、プロセッサ
側のバンド幅が変わっていないので、データバスAがボ
トルネックとなりシステム全体の最大スループットには
影響していない。ただし、メモリへのアクセスパターン
によっては実効スループットおよび平均アクセス時間は
向上する場合がある。
【0006】プロセッサ側の要求バンド幅が図3の2倍
になった構成を図4に示す。図3との相違点はメモリコ
ントローラにデータバスA1を接続したことである。こ
の状態ではデータバスAとデータバスCにおいてデータ
幅・データレート・バスの本数が等しいため、バンド幅
はプロセッサ側とメモリ側とで釣り合う。ただし、接続
できるメモリアレイの数がデータバスCの本数で制限さ
れているためプロセッサのスループットに対してメモリ
の大容量化が難しく、大容量のメモリを必要とするアプ
リケーションには不向きである。この構成図に対して、
さらにメモリ容量を確保するために行われてきた手法
は、次の三つに分類できる。
【0007】一つ目は、メモリコントローラに使用され
るLSIパッケージにピン数の多いものを使用して、メ
モリアレイ側に接続できるデータバスの本数を増やすこ
とである。ただし、多ピン型のLSIパッケージは主流
のLSIパッケージに比べコストが高いことや、多ピン
型といってもその数には限界があることが問題点であ
る。1998年現在、信号ピン数が400ピンあたりが
主流であり、信号ピン数と電源ピン数の比が約2:1と
するとパッケージには600ピンクラスが用いられてい
る。1000ピンクラスのパッケージも存在するがまだ
まだ高価である。
【0008】二つ目は、データバスCに接続するメモリ
アレイの数を増やすことである。そのためには、データ
バスCのインターフェイスに特開平7−202947
(出願人:日立製作所)で開示されている高速多負荷接
続可能なSSTLインターフェイスを用い、かつそのデ
ータ転送方式に特願平8−145431(出願人:日立
製作所、本願出願時点で未公開)に記載されているソー
ス同期転送方式をもちいることである。その構成を図5
に示す。図4との相違点は、メモリサブコントローラと
メモリアレイの接続形態がリング状となり、1:2のマ
ルチプレクサ(208)(以降MUX)を介して接続されて
いることである。MUXの効果は、前述の特願平8−1
45431で示されているように、メモリアクセスの書
き込みと読み出し動作によりその転送方向を変更し、メ
モリサブコントローラに必要とされるピン数を約半分に
削減することである。SSTLインターフェイスとはバ
スに接続している負荷のスタブにシリーズ抵抗を挿入し
バスラインへの反射を抑えるインターフェイスであり、
ソース同期転送方式とはデータ転送の供給元がデータ信
号とともにソースクロック信号を送信し、受信側でソー
スクロック信号を用いて受信データ信号をラッチするデ
ータ転送方式である。従来のシステムクロック信号でデ
ータ転送を行う同期転送方式とは異なり、ソース同期転
送方式では転送するデータ信号とソースクロック信号が
平行して走っているためその伝播遅延時間がほぼ等し
く、セットアップ・ホールド時間等のタイミング設計時
にバスの配線長による伝播遅延時間をほとんど無視でき
るので、高速データ転送が容易となる。上記の2つを組
み合わせることで多負荷接続バスにおける高速データ転
送が可能となり、高速動作でありながらメモリ容量を増
やすことができる。この場合においてもメモリ容量はメ
モリコントローラに接続できるデータバスCの本数によ
って決定されるため、さらにメモリ容量を増やそうとす
るとメモリコントローラのLSIパッケージのピン数を
増やすしかない。
【0009】三つ目は、データバスCの本数を増えたよ
うに見せかけることである。その構成を図6に示す。図
4との相違点は、メモリコントローラとメモリアレイ間
に1:NのMUX(209)を接続して、見かけ上のバスの
本数を増やしていることである。そのため、メモリ容量
はMUX使用前のN倍となる。しかし、メモリアレイに
接続されているバスの本数とメモリの容量は増えている
にもかかわらず、メモリコントローラに接続されている
バスの本数は変わっていないためにデータバスCのバン
ド幅は変わらない。そのうえ、途中に1:NのMUXを
挿入したことで、このMUXの切り替えにかかる時間が
オーバーヘッドとなり実効スループットが低下するとい
う問題もある。また、メモリアレイが空間的に広がるた
め、メモリコントローラとメモリアレイ間での高速デー
タ転送が難しくなり、メモリコントローラとMUX間も
しくはMUXとメモリアレイ間にデータバッファを設置
する必要も生じる。
【0010】一方、データ転送にソース同期転送方式を
用いることで高速データ転送を実現し、バンド幅を向上
させることが可能となる。ソース同期転送方式ではデー
タ転送装置間のデータ信号とソースクロック信号の伝播
遅延時間を等しくさえすれば、データ転送装置間の伝送
路における伝播遅延時間すなわちデータ転送装置間の距
離に左右されずに高速なデータ転送が可能である。デー
タ転送も1サイクル転送に限らずマルチサイクル転送可
能となる。ただし、Nサイクル転送を行う場合にはデー
タの伝播遅延時間Tdが (N−1)×(1マシンサイクル時間) < Td < N×(1
マシンサイクル時間) にあることを保証する必要があり、データ転送装置間の
データの伝播遅延時間に合わせたインターフェイス回路
をデータ転送装置内に作成し、Nサイクル転送を実現し
ている。データ転送装置内のインターフェイス回路は外
部の伝送路に合わせて作成した唯一のものであり、外部
の伝送路の変更には従順に対応できない場合が多い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機システム
構成では上記に示したように次の問題点がある。
【0012】(1) メモリコントローラのピン数を増やし
てデータバスCの本数を増大させようとするとメモリコ
ントローラのコスト増を招く。
【0013】(2) データバスCの本数を見かけ上増やし
てメモリ容量を増やすことは可能であるが、バンド幅が
向上しない。
【0014】(3) (2)において、見かけ上のデータバス
CをMUXで接続した場合は、MUXの切り替え時間が
オーバーヘッドとなり実効スループットが低下する。
【0015】(4) ソース同期転送方式においては、デー
タの伝播遅延時間に合わせて転送サイクル数が決定し、
そのサイクル数に合わせたインターフェイス回路をデー
タ転送装置内に作成する必要がある。
【0016】本発明の目的は、 (1) 高速データ転送可能なソース同期転送方式を複数の
データ転送装置に採用してバンド幅を向上させたメモリ
サブシステム (2) メモリを大容量化し、かつコスト増を招くことなく
バンド幅を向上させたメモリサブシステム (3) データ転送にソース同期転送方式を採用し、データ
転送の最小転送サイクルを保証するバッファを具備し、
データの伝送路による最小伝播遅延時間に左右されずに
マルチサイクルデータ転送を実現するデータ転送装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、メモリコントローラとメモリアレイ間に1つまたは
2つ以上の複数のメモリサブコントローラを設け、メモ
リコントローラとメモリサブコントローラの間を第1の
データバスで接続し、メモリサブコントローラとメモリ
アレイ間を1本もしくは2本以上の複数の第2のデータ
バスで接続し、第1のデータバスおよび第2のデータバ
スでソース同期転送方式で高速データ転送を行うように
して、バンド幅を向上させたメモリサブシステムを構築
する。
【0018】また、第1のデータバスおよび第2のデー
タバスはソース同期転送方式でデータ転送を行うように
し、さらに、メモリサブコントローラとメモリコントロ
ーラのバスインターフェイス部にはデータレート変換手
段およびデータ幅変換手段のいずれか一方もしくは両方
を備えた。
【0019】1つのメモリサブコントローラに接続して
いる第1のデータバスのデータレートを大きくして、第
1のデータバスのバンド幅が該メモリサブコントローラ
に接続している第2のデータバスのバンド幅の総和に等
しくなるように変更することにより、コスト増を招くこ
となく高スループットかつ大容量メモリサブシステムを
構築する。
【0020】また、メモリコントローラに接続している
第1のデータバスのデータ幅を小さくし、データレート
大きくして、第1のデータバスのバンド幅を該メモリコ
ントローラに接続している第3のデータバスのバンド幅
と等しくなるように変更することにより、メモリコント
ローラのLSIパッケージにかかるコストを削減し、か
つプロセッサの要求バンド幅をもつ大容量メモリサブシ
ステムを構築する。
【0021】また、ソース同期転送を行うメモリコント
ローラとメモリサブコントローラのデータ転送I/F部
にバッファをN段具備することで、データ転送の最小転
送サイクルを保証し、第1のデータバスおよび第2のデ
ータバスにおいてNサイクルデータ転送を実現するメモ
リサブシステムを構築する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1、図7〜
12を用いて説明する。図1において、複数のプロセッ
サ(101)とデータバスA(105)を介して接続しているメモ
リコントローラ(102)とメモリアレイ(104)との中間に存
在するメモリサブコントローラ(103)、メモリサブコン
トローラとメモリコントローラを接続するデータバスB
(106)、メモリサブコントローラとメモリアレイを接続
する複数のデータバスC(107)から構成する。メモリコ
ントローラにはメモリアレイ側に2本のデータバスをも
ち、それぞれ1つのメモリサブコントローラ(103a〜b)
にデータバスB(106a〜b)を介して接続され、該メモリ
サブコントローラにはメモリアレイに対するバスを2本
ずつもち、データバスCを介してメモリアレイに接続さ
れる。ここで、メモリサブコントローラ103aからメモリ
アレイ104aおよびメモリアレイ104bまでの構成とメモリ
サブコントローラ103bからメモリアレイ104cおよびメモ
リアレイ104dまでの構成は全く同じである。そのため、
本実施例では片方のメモリサブコントローラについて説
明するが、もう一方のメモリサブコントローラについて
も同様のことが言える。
【0023】データバスC0およびC1は同じデータレ
ートL(bps)であり、同じデータ幅M(バイト)であるの
で、データバスC0およびC1の各バスのバンド幅は
(L×M)である。データバスB0のデータレートはデ
ータバスCの2倍の2L(bps)であるが、データ幅はデ
ータバスC0およびC1と等しいM(バイト)であるの
で、データバスB0のバンド幅は(2×L×M)であ
る。このようにデータバスBのデータ幅はそのままでデ
ータレートを2倍にすることで、データバスBのバンド
幅を2倍にする方法を説明する。
【0024】図7は図1のメモリサブコントローラ(10
3)のブロック図である。301〜315はメモリサブコントロ
ーラを構成する要素および信号線である。401〜406はメ
モリコントローラとのインターフェイス信号であり、こ
の信号線を用いてメモリアレイに対する制御信号を送信
する。501〜505はメモリコントローラとのインターフェ
イス信号であり、この信号線を用いてデータ信号を送受
信する。601〜605はデータバスC0のインターフェイス
信号であり、701〜705はデータバスC1のインターフェ
イス信号である。601〜605と701〜705は接続先のバスが
異なるだけで信号線の種類・意味・タイミングは同一で
ある。
【0025】図中のメモリサブコントローラは、エッジ
トリガタイプフリップフロップ(301)、入力バッファ(30
2)、出力バッファ(303)、2:1セレクタ(304)、2:1
セレクタへのセレクト信号(305)から構成される。エッ
ジトリガタイプフリップフロップのトリガクロック信号
はシステムクロック信号(T0)、もしくはバスから受信し
たソース同期転送用のソースクロック信号である。図中
のT14、T24、およびT34はシステムクロック信号(T0)か
らそれぞれ1/4相、2/4相、3/4相遅れた信号で
あり、ソース同期転送用のソースクロック信号に用い
る。
【0026】メモリコントローラとのインターフェイス
は、メモリコントローラからメモリサブコントローラへ
送信されるアドレス信号(401)、制御コマンド信号(40
4)、アドレス信号に対するソースクロック信号(402と40
3)、制御コマンド信号に対するソースクロック信号(405
と406)、双方向のデータ信号(503)、受信データに対す
るソースクロック信号(501と502)、送信データに対する
ソースクロック信号(504と505)から構成される。ソース
クロックが2本ずつある理由は後で述べる。
【0027】メモリアレイとのインターフェイスは、デ
ータバスC0を介してメモリアレイへ送信するアドレス
信号(602)、制御コマンド信号(603)、双方向のデータ信
号(604)、アドレス信号と制御コマンド信号および送信
データ信号に対するソースクロック信号(601)、受信デ
ータに対するソースクロック信号(605)から構成され
る。
【0028】図7の要素701〜705の構成は上述したよう
に要素601〜605と同一である。
【0029】本実施例ではメモリアレイへのアクセスの
手順はSDRAM(Synchronouce DRAM)に対するアクセス手順
と同様としている。
【0030】(1)書き込み動作 ・アドレス信号線に行アドレス信号、制御コマンド信号
線に行アドレスストローブ(RAS:Row Address Strobe)信
号を送信する。
【0031】・3サイクル後に、今度はアドレス信号線
に列アドレス信号、制御コマンド信号線に列アドレスス
トローブ(CAS:Column Address Strobe)信号、データ信
号線に書き込むデータ信号を送信する。
【0032】(2)読み出し動作 ・アドレス信号線に行アドレス信号、制御コマンド信号
線に行アドレスストローブ信号を送信する。
【0033】・3サイクル後に、今度はアドレス信号線
に列アドレス信号、制御コマンド信号線に列アドレスス
トローブ信号を送信する。
【0034】・3サイクル後にデータがバスに出力され
る。
【0035】メモリアレイではバースト転送が可能であ
り、連続するアドレスに関する4回の書き込みまたは読
み出し動作が1回の書き込みまたは読み出し動作で行う
ことが可能である。また、メモリコントローラ側のアド
レス信号(401:B-ADR)とメモリアレイ側のアドレス信号
(602:C0-ADRおよび702:C1-ADR)はタイミングが異なるだ
けでアクセス手順は同じである。アドレス信号だけでな
く、ほかの制御コマンド信号やデータ信号についても同
様である。
【0036】本実施例では、データバスのデータ幅を変
更することなく、データレートを2倍にするために、デ
ータバスBをシステムクロックの立ち上がりと立ち下が
りで時分割して、システムクロックが"H"のとき、つま
りクロックサイクルの前半部分でデータバスC0に関す
るデータ転送を行い、システムクロックが"L"のとき、
つまりクロックサイクルの後半部分でデータバスC1に
関するデータ転送を行う。そのためにソース同期転送用
のソースクロックにはクロックサイクルの前半部分の信
号をラッチするものと、クロックサイクルの後半部分の
信号をラッチするものとの2本必要となる。アドレス信
号に関するソースクロック信号(402と403)のうち、402
がデータバスC0のデータ処理用のソースクロック信号
であり、403がデータバスC1のデータ処理用である。
同様に、405、501および504がデータバスC0のデータ
処理用のソースクロック信号であり、406、502および50
5がデータバスC1のデータ処理用のソースクロック信
号である。
【0037】図8に図7のブロック図のメモリコントロ
ーラからメモリアレイへのデータ転送の動作タイミング
チャートを示す。メモリコントローラからメモリアレイ
へのデータ転送とはメモリアレイに対する書き込み動作
である。アドレス信号と制御コマンド信号は同一タイミ
ングで送信されるので、ここでは2つをまとめて書くこ
とにする。図8はデータバスC0とC1に対して同じタ
イミングで書き込み動作を行っているタイミングチャー
トである。
【0038】メモリコントローラはCK0のタイミングで
メモリサブコントローラに対し、クロックサイクルの前
半でデータバスC0用の、クロックサイクルの後半でデ
ータバスC1用の行アドレス信号(401:B-ADR)と行アド
レスストローブ信号(404:B-CMD)を送信する。また、ア
ドレス信号と制御コマンド信号と同期してデータバスC
0用のソースクロック信号(402と405)、データバスC1
用のソースクロック信号(403と406)を送信する。ソース
クロック信号に用いる信号はそれぞれT14とT34を用い
る。メモリサブコントローラでは、受信したソースクロ
ック信号(402と405:メモリコントローラ内でT14のタイ
ミング信号)の立ち上がりエッジを用いてアドレス信号
(405)と制御コマンド信号(404)をそれぞれラッチする。
ソースクロック信号(402と405)でラッチしたアドレス信
号は306(C0-ADRbuff)であり、制御コマンド信号は308(C
0-CMDbuff)である。これらはデータバスC0に対する信
号である。CK0のサイクル開始から1/2クロックサイ
クル過ぎたところでメモリコントローラは、アドレス信
号と制御コマンド信号をデータバスC1用の信号に切り
替える。前述のソースクロック信号から1/2サイクル
遅れたソースクロック信号(403と406:メモリコントロー
ラ内でT34のタイミング)の立ち上がりエッジを用いてア
ドレス信号(401)と制御コマンド信号(404)をラッチす
る。ソースクロック信号(403と406)でラッチしたアドレ
ス信号は307(C1-ADRbuff)であり、制御コマンド信号は3
09(C1-CMDbuff)である。これらはデータバスC1に対す
る信号である。メモリサブコントローラ内ではソースク
ロック信号でラッチした信号(306〜309)をシステムクロ
ック(T0)でラッチし、転送するすべての信号の位相を合
わせてから、データバスC0およびC1へ送信する。デ
ータバスC0およびC1へ送信するソースクロック信号
は601と701であり、使用するクロックタイミングは両方
ともT24である。メモリコントローラは前述の行アドレ
ス信号の送信から3サイクル後のCK3のタイミングで、
前述の行アドレス信号に対する列アドレス信号および列
アドレスストローブ信号と同時に書き込むデータ信号(0
aまたは1a)を送信する。このデータ送信と同期してメモ
リコントローラはデータバスC0用のソースクロック信
号(501)とデータバスC1用のソースクロック信号(502)
を送信する。列アドレス信号および列アドレスストロー
ブ信号に関するタイミングは前述の行アドレス信号およ
び行アドレスストローブ信号の場合と同じである。デー
タ信号についても同様で、受信したデータ信号(503)を
受信したソースクロック信号(501:メモリコントローラ
内でT14のタイミング信号)とソースクロック信号(502:
メモリコントローラ内でT34のタイミング信号)でラッチ
する。ソースクロック信号(501と502)でラッチしたデー
タ信号はそれぞれ310(C0-Dbuff)と311(C1-Dbuff)であ
り、それぞれデータバスC0用のデータ信号とデータバ
スC1用のデータ信号である。データ信号も前述のアド
レス信号や制御コマンド信号と同様にシステムクロック
(T0)でラッチして、転送するすべての信号の位相合わせ
を行う。データバスCへの送信タイミングにはシステム
クロック信号(T0)を用いたが、このタイミングはアドレ
ス信号、制御コマンド信号、データ信号およびソースク
ロック信号のすべてが同じタイミングでデータバスCに
送信できればT0に限らず何を使用してもよい。ソースク
ロック信号に用いる信号はメモリアレイのセットアップ
・ホールド時間を満たすものであればT24に限らず何を
使用してもよい。バースト転送が可能であるためにメモ
リコントローラはCK3のタイミングに引き続きCK4、CK
5、CK6のタイミングでデータ信号(0b、0c、0dの3つ、
および1b、1c、1dの3つ)を送信する。
【0039】以上のように、2倍のデータレートをもつ
データバスBのデータ信号に対し、ソースクロック信号
を2本とエッジトリガタイプフリップフロップを2面用
意することで、この2面のエッジトリガタイプフリップ
フロップがデータレート変換回路として機能し、データ
バスCへ送信する際にはデータレートはデータバスBの
1/2倍となり、データバスCのデータレートと等しく
なる。
【0040】図7のブロック図のメモリアレイ側からメ
モリコントローラ側へのデータ転送の動作タイミングチ
ャートを図9に示す。メモリアレイからメモリコントロ
ーラへのデータ転送とはメモリアレイに対する読み出し
動作である。図9ではアドレス信号および制御コマンド
信号はすでに送信されていて、メモリアレイからデータ
が出力されているタイミングから示す。メモリアレイは
バースト転送が可能なため、4サイクル間データ信号を
出力している(C0a、C0b、C0c、C0dの4つ、およびC1a、
C1b、C1c、C1d)。図9は、データバスC0からのデータ
の転送に対し、データバスC1のデータ転送が1サイク
ル遅れたタイミングチャートである。一般に同期型のメ
モリデバイスには、読み出し動作時にアクセス時間と出
力ホールド時間が存在する。アクセス時間とはトリガク
ロック信号の入力からデータ信号が出力するまでの時間
であり、出力ホールド時間とはトリガクロック信号の入
力から前サイクルに出力していたデータ信号を出力しな
いようにするまでの時間である。そのため出力データ信
号のウィンドウの幅は、 (メモリアレイ出力データウィンドウ幅)=(1サイク
ル)+(出力ホールド時間)−(アクセス時間) となる。本実施例のメモリアレイはアクセス時間が1/
2サイクル、出力ホールド時間が1/2サイクルである
ので出力データ信号のウィンドウの幅は1サイクル存在
する。
【0041】メモリサブコントローラではデータバスC
0のインターフェイス部においてCK0のサイクルで、メ
モリアレイから受信した、もしくはメモリサブコントロ
ーラがメモリアレイに送出してメモリアレイを通過して
メモリサブコントローラ自身で受信したソースクロック
信号(605)の立ち上がりエッジを用いてデータ信号(604)
をラッチする。ラッチしたデータ信号は313(C0-Din)で
ある。一方、データバスC1のインターフェイス部にお
いてCK1のサイクルでメモリアレイからのデータ信号(70
4)を受信し、受信したソースクロック信号(705)の立ち
上がりエッジを用いてラッチする。ラッチしたデータ信
号は315(C1-Din)である。データバスBではデータレー
トが2倍になっているので、データレート変換回路が必
要であるが、それは2:1のセレクタ(304)を使用し、
そのセレクト信号(305)にはシステムクロックを用い
る。その2:1セレクタの2つの入力にデータバスC0
とデータバスC1からのデータ信号をそれぞれ入力すれ
ば良いのであるが、セレクト信号と2つの入力データの
位相を合わせる必要があり、セレクト信号(すなわちシ
ステムクロック信号T0)の立ち上がりエッジを用いて、
データバスC0およびC1からの受信データ信号(313と
314)をラッチする必要がある。システムクロック信号(T
0)でラッチしたデータ信号はそれぞれ312(C0-Drt)と314
(C1-Drt)である。セレクト信号が"H"のとき、すなわち
クロックサイクルの前半部分ではデータバスC0からの
データ信号をデータバスBへ送信し、セレクト信号が"
L"のとき、すなわちクロックサイクルの後半部分では
データバスC1からのデータ信号をデータバスBへ送信
する。データバスBへ送信するデータ信号と同期してソ
ースクロック信号(504と505)を送信する。
【0042】以上のように、データバスCからデータバ
スBの途中に2:1セレクタを挿入し、セレクト信号と
位相を合わせた2つの入力データをセレクト信号により
切り替えることで、データバスBにおいてデータレート
をデータバスCの2倍にすることができる。
【0043】メモリサブコントローラにデータバスBが
1本、データバスCが2本接続している場合、データバ
スBのデータ幅はそのままでデータレートを2倍にする
ことで、データバスBのバンド幅とデータバスCのバン
ド幅の総和は等しくなる。
【0044】図1ではデータバスBのデータ幅はそのま
までデータレートを2倍にして、データバスBのバンド
幅とデータバスCのバンド幅の総和を等しくする方法を
示した。次に、データバスBのデータ幅を1/2にして
データレートを4倍にして、データバスBのバンド幅と
データバスCのバンド幅の総和を等しくする方法を示
す。
【0045】図10は図1のメモリサブコントローラ(1
03)のブロック図である。図7との相違点は、データバ
スB側でデータ信号のデータレートが2倍から4倍にな
ったのでデータ転送に用いるソースクロック信号を2本
から4本(506〜509)にしたこと、データバスC0および
C1からデータバスBへデータ信号を転送する際にデー
タレートとデータ幅を変換するために2:1セレクタか
ら4:1セレクタ(316)にしたことである。
【0046】図10のように、メモリサブコントローラ
に接続しているデータバスCの本数が2本の場合、メモ
リコントローラからのアドレス信号と制御コマンド信号
はデータレートを4倍にしても同時に送信できるのはデ
ータバスC0とC1の2本しかないのでデータレートは
2倍のままで転送する。データ信号に関するソース同期
転送用のソースクロック信号はT18、T38、T58およびT78
の4本であり、それぞれシステムクロックT0より1/8
相、3/8相、5/8相、7/8相遅れた信号である図
11に図10のブロック図のメモリコントローラからメ
モリアレイへのデータ転送の動作タイミングチャートを
示す。図8と同様に、メモリコントローラはCK0のタイ
ミングでデータバスC0とC1に対して同じタイミング
で書き込み動作を行っている。データバスB上のデータ
信号はデータバスC上のデータ信号に対し、データ幅が
半分で4倍のデータレートであるため、1/4クロック
サイクルピッチでデータ転送を行う。メモリコントロー
ラはCK0のタイミングでメモリサブコントローラに対
し、クロックサイクルの1/4部分でデータバスC0の
上位バイトデータ信号、クロックサイクルの2/4部分
でデータバスC0の下位バイトデータ信号、クロックサ
イクルの3/4部分でデータバスC1の上位バイトデー
タ信号、クロックサイクルの4/4部分でデータバスC
1の下位バイトデータ信号を送信する。またデータ信号
と同期してデータバスC0のデータ処理用のソースクロ
ック信号(506と507)、データバスC1のデータ処理用の
ソースクロック信号(508と509)を送信する。アドレス信
号および制御コマンド信号の転送方式は図8と同様であ
る。
【0047】メモリサブコントローラでは、受信したソ
ースクロック信号(506、507、508、509)の立ち上がりエ
ッジを用いてデータ信号503をラッチする。ソースクロ
ック信号506でラッチしたデータバスC0の上位バイト
データ信号は318(C0-DUbuff)であり、ソースクロック信
号507でラッチしたデータバスC0の下位バイトデータ
信号は319(C0-DLbuff)であり、ソースクロック信号508
でラッチしたデータバスC1の上位バイトデータ信号は
320(C1-DUbuff)であり、ソースクロック信号509でラッ
チしたデータバスC1の下位バイトデータ信号は321(C1
-DLbuff)である。メモリサブコントローラ内では、デー
タバスB上を転送するためにメモリコントローラが上位
/下位バイトに分割したデータ信号を一つにまとめ、シ
ステムクロック(T0)でラッチし、転送するすべての信号
の位相を合わせてから、データバスC0およびC1へ送
信する。データバスC0およびC1の動作は図8と同様
である。
【0048】以上のように、1/2のデータ幅と4倍の
データレートをもつデータバスBのデータ信号に対し、
ソースクロック信号を4本とエッジトリガタイプフリッ
プフロップを4面用意することで、この4面のエッジト
リガタイプフリップフロップがデータレート変換回路お
よびバス幅変換回路として機能し、データバスCへ送信
する際にはデータレートはデータバスBの1/4倍、デ
ータ幅は2倍となり、データバスCのデータレートとデ
ータ幅に等しくなる。
【0049】図10のブロック図のメモリアレイ側から
メモリコントローラ側へのデータ転送の動作タイミング
チャートを図12に示す。メモリアレイ側の動作タイミ
ングは上記方法と同じである。4倍のデータレートを実
現するために4:1のセレクタ(316)を使用する。4:
1のセレクタ(316)のセレクト信号(317)にはシステムク
ロックT0およびシステムクロックから1/4相遅れたT1
4を使用する。4:1セレクタの4つの入力には、シス
テムクロック(T0)でラッチしてセレクト信号と位相を合
わせたデータバスC0およびC1のデータ信号(313と31
5)を、上位バイトと下位バイトに分割して入力する。2
本のセレクト信号(T0とT14)の値により4通りの状態が
存在し、TOが"H"かつT14が"L"のとき、すなわちクロ
ックサイクルの1/4部分でデータバスC0の上位バイ
トデータをデータバスBへ送信し、T0が"H"かつT14が"
H"のとき、つまりクロックサイクルの2/4部分でデ
ータバスC0の下位バイトデータをデータバスBへ送信
し、T0が"L"かつT142が"H"のとき、すなわちクロック
サイクルの3/4部分でデータバスC1の上位バイトデ
ータをデータバスBへ送信し、T0が"L"かつT14が"L"
のとき、すなわちクロックサイクルの4/4部分でデー
タバスC1の下位バイトデータをデータバスBへ送信す
る。データバスBへ送信するデータ信号と同期してソー
スクロック信号(510〜513)を送信する。
【0050】以上のように、データバスCからデータバ
スBの途中に4:1セレクタを挿入し、セレクト信号と
位相を合わせデータ幅を1/2にした4つの入力データ
をセレクト信号により切り替えることで、データバスB
においてデータレートをデータバスCの4倍に、かつデ
ータ幅をデータバスCの1/2にすることができる。
【0051】以上の説明では、データバスBのデータ幅
を1/2にする際の分割方法に上位/下位バイトを使用
したが、その他にも偶数/奇数バイトで分割する等方法
は多数ある。また、その分割した分割単位の転送順番も
任意である。
【0052】メモリサブコントローラにデータバスBが
1本、データバスCが2本接続している場合、データバ
スBのデータ幅を半分にしてデータレートを4倍にする
ことで、データバスBのバンド幅とデータバスCのバン
ド幅の総和は等しくなる。
【0053】本発明の他の実施例を図13に示す。図1
との相違点は、データバスBのデータ幅を1/2、デー
タレートを4倍にしていて、1つのメモリサブコントロ
ーラに接続しているデータバスBのバンド幅を該メモリ
サブコントローラに接続しているデータバスCのバンド
幅の総和に等しくしている点である。構成要素・動作タ
イミングは本発明の「データ幅を1/2にしてデータレ
ートを4倍にする方法」で述べている。データバスBの
データ幅が半分になるために、メモリコントローラおよ
びメモリサブコントローラで必要なピン数が削減され、
図1のLSIパッケージよりも小さいLSIパッケージ
が使用可能となり、コストを削減できる。
【0054】本発明の他の実施例を図14に示す。図1
との相違点は、データバスBのデータ幅を1/2、デー
タレートが4倍にしていて、1つのメモリサブコントロ
ーラに接続しているデータバスBのバンド幅を該メモリ
サブコントローラに接続しているデータバスCのバンド
幅の総和に等しくしている点である。図13との相違点
は、メモリコントローラのピン数削減は行わずにメモリ
コントローラに接続するデータバスCの本数を2倍にし
ていることである。構成要素・動作タイミングは本発明
の「データ幅を1/2にしてデータレートを4倍にする
方法」で述べている。データバスBのデータ幅が半分に
なるために、メモリコントローラに接続できるデータバ
スBの本数が倍増し、データバスBでデータバスCの総
和のバンド幅を確保しながらメモリの容量を倍にするこ
とが可能となる。
【0055】本発明の他の実施例を図15に示す。図1
との相違点はデータバスBのデータ幅を1/2にして、
データレートを2倍にしていることである。前述の実施
例はいずれもメモリサブコントローラにおいてメモリア
レイに接続したデータバスCの本数分のバンド幅をデー
タバスBで確保するものであった。しかし、データバス
Bのデータ幅を半分にし、データレートを倍にして、デ
ータバスAとデータバスBのバンド幅の釣り合いを取っ
たシステム構成にすることも可能である。この場合、デ
ータバスBのバンド幅は変化していないが、データバス
Bのデータ幅が半分になるので、メモリコントローラお
よびメモリサブコントローラで必要なピン数が削減可能
である。つまりメモリコントローラおよびメモリサブコ
ントローラのLSIパッケージにかかるコストを削減で
きる。メモリサブコントローラのブロック図、タイミン
グチャート等はデータバスの幅が異なるだけで図7のブ
ロック図、図8および図9のタイミングチャートと同一
である。
【0056】本発明の他の実施例を図16〜図20を用
いて説明する。図16はメモリサブコントローラのブロ
ック図である。302〜303、810〜812および820〜822はメ
モリサブコントローラ(103)を構成する要素および信号
線である。800〜803はメモリコントローラとのインター
フェイス信号であり、この信号線を用いてメモリアレイ
に対する制御信号を受信しデータ信号を送受信する。80
4〜807はデータバスCのインターフェイス信号であり、
この信号線を用いてメモリアレイに対する制御信号を送
信しデータ信号を送受信する。
【0057】図16のメモリサブコントローラは、入力
バッファ(302)、出力バッファ(303)、N-depthバッファ
(810)、リタイミング回路(811)、同期化信号発生回路(8
12)から構成される。
【0058】メモリコントローラとのインターフェイス
は、メモリコントローラ−メモリサブコントローラ間で
送受信するデータ信号(802)と受信データに対するソー
スクロック信号(801)、送信データに対するソースクロ
ック信号(803)、メモリコントローラからの同期化信号
(800)から構成される。メモリコントローラから送信さ
れるアドレス信号および制御信号はデータ信号(802)の
一部として考える。メモリアレイとのインターフェイス
は、メモリサブコントローラ−メモリアレイ間で送受信
するデータ信号(806)と送信データに対するソースクロ
ック信号(805)、受信データに対するソースクロック信
号(807)、メモリアレイへの同期化信号(804)から構成さ
れる。メモリアレイへ送信するアドレス信号および制御
信号はデータ信号の一部として考える。
【0059】メモリコントローラとメモリサブコントロ
ーラ間が2cycleソース同期転送である場合の図16に示
した2-depthバッファ(N=2)のブロック図、リタイミング
回路のブロック図、メモリコントローラからメモリアレ
イへのデータ転送の動作タイミングチャートをそれぞれ
図17、図18、図19に示す。図16に示すようにソ
ース同期転送のマスター側には同期信号発生回路を搭載
する。図16〜図20ではメモリコントローラとメモリ
サブコントローラ間のデータ転送ではメモリコントロー
ラをマスターとし、メモリサブコントローラとメモリア
レイ間のデータ転送ではメモリサブコントローラをマス
ターとしている。
【0060】図17の2-depthバッファは2個のエッジト
リガタイプフリップフロップ(907)と1個のリセット条件
付きエッジトリガタイプフリップフロップ(908)と数個
のAND・NOTゲートから構成される。
【0061】図18のリタイミング回路は1個のエッジ
トリガタイプフリップフロップ(907)と3個のリセット条
件付きエッジトリガタイプフリップフロップ(908)と複
数のディレイゲート(911)および、各ディレイゲート通
過信号を選択するM:1のセレクタ(912)と数個のAND・
NOTゲートから構成される。同期化信号(910)が必ず2cy
cle転送で行われるようにディレイゲート(911)とセレク
ト信号(909)を用いて調節できるようにする。
【0062】次に、図19を用いてメモリコントローラ
からメモリサブコントローラへの2cycleソース同期転送
時の2-depthバッファとリタイミング回路の動作を説明
する。まず、送信側(メモリコントローラ)からCK0のサ
イクルで同期化信号がアサートされる。図16ではこの
信号は同期化信号発生回路(812)が出力しているが、メ
モリコントローラのリセット信号及びリセット信号をク
ロック信号でラッチしたものを使用してもよい。同期化
信号はメモリコントローラ内部と外部に転送され、内部
では同期化信号をもとにして同期化信号がアサートされ
た2cycle後にメモリサブコントローラへのソースクロッ
ク信号(801,902)を出力する。ソースクロック信号は送
信するデータウィンドウの中央にクロックエッジがくる
ように、システムクロックT0の逆相であるT24を用い
る。直接外部へ出力された同期化信号はメモリサブコン
トローラに入力する(800,910)。この時の転送サイクル
が必ず2cycleになるように受信側(メモリサブコントロ
ーラ)で調節する。メモリサブコントローラでは入力し
た同期化信号のアサートがトリガとなりメモリコントロ
ーラへのソースクロック信号(803,916)が出力され、同
時にリタイミング時のセレクト信号(913)が動作する。C
K3のサイクルにはメモリコントローラが出力したソース
クロック信号がメモリサブコントローラへ到着し、ソー
スクロック信号(902)がトリガとなり2-depthバッファの
セレクト信号(903)および2-depthバッファへのトリガク
ロック信号(903,904)が動作する。受信データ(901)を2-
depthバッファに交互に取り込むために、ソースクロッ
ク信号(902)をセレクト信号(903)でマスクする。
【0063】メモリコントローラがCK11のタイミングで
4つの連続したデータ信号を送信した場合、メモリコン
トローラが出力したデータ信号は前述の同期化信号とほ
ぼ同じタイミングでメモリサブコントローラに入力する
(901)。ここでは伝播遅延時間が1cycle以上の場合を示
し、1cycle以下の場合は後述する。メモリサブコントロ
ーラ内部ではすでに動作している2-depthバッファのセ
レクト信号がマスクとなり、ソースクロック信号をセレ
クト信号でマスクしたトリガクロック信号(903,904)を
用いて、入力データ(901)を2-depthバッファへ交互に取
り込む。2-depthバッファに取り込まれたデータ(905,90
6)は図19のタイミングチャートに示すように、セレク
ト信号(913)が"H"のときデータ信号(906)が選択され、
セレクト信号(913)が"L"のときデータ信号(905)が選択
される。セレクト信号で選択されたデータ信号(914)は
次のメモリアレイ側のソース同期転送の出力タイミング
に同期させるためにシステムクロックT0でラッチする。
ラッチしたデータ信号(915)はそのソースクロック信号
とともにメモリアレイへ送出される。
【0064】以上はメモリコントローラからメモリアレ
イへのデータ転送であるが、その逆のメモリアレイから
メモリコントローラへのデータ転送も同様である。ま
た、図17でソースクロック信号(902)と2-depthバッフ
ァセレクト信号(903)のANDをとっているが、907のフリ
ップフロップをクロック条件付きエッジトリガフリップ
フロップを使用し、ソースクロック信号(902)をフリッ
プフロップのクロック端子へ直接、2-depthバッファセ
レクト信号(903)をフリップフロップのクロック条件端
子へ直接またはNOTゲートを介して接続し、実現するこ
とも可能である。
【0065】メモリコントローラとメモリサブコントロ
ーラ間の信号の伝播遅延時間が1cycle以内であるタイミ
ングチャートを図20に示す。基本的な動作は図19の伝播
遅延時間が1cycle以上の場合と差異はない。ただし、同
期化信号は必ず2cycle転送になるようにディレイゲート
(911)を用いて調節する。図19との違いは、CK2のタイミ
ングでメモリコントローラが送信したソースクロック信
号はそのクロックサイクル内でメモリサブコントローラ
に到達することである。また、CK11のタイミングでメモ
リコントローラが送信したデータ信号はソースクロック
信号と同じタイミングでメモリサブコントローラに到達
することである。2-depthバッファのトリガクロック信
号(903,904)はソースクロック信号(902)をマスクしただ
けのものであるから、データ信号(901)とソースクロッ
ク信号(902)の相対的な時間関係は変化せずに図19同様
に2-depthバッファへ交互に取り込まれる。2-depthバッ
ファのトリガクロック信号(903,904)はソースクロック
信号(902)に対し周期が2倍であるため、2-depthバッフ
ァのウィンドウ幅は2cycle分存在し、伝播遅延時間が1c
ycle以内である場合でも次のサイクルまでデータ信号を
保持できる。2-depthバッファに取り込まれたデータ信
号(905,906)は、図19の伝播遅延時間が1cycle以上であ
る場合と同じタイミングのセレクト信号(913)を用いる
ので、データ転送サイクルは2cycleとかわりない。
【0066】上記実施例では2cycleのソース同期転送に
ついて説明したが、3cycle以上のソース同期転送につい
ても同様に実現可能である。また、図1〜図15で説明
した実施例についても本実施例を採用し、マルチサイク
ルのソース同期転送を実現することも可能である。
【0067】上記実施例では、エッジトリガタイプフリ
ップフロップのトリガクロック信号に、クロック信号の
立ち上がりエッジを用いているが、立ち下がりエッジま
たは立ち上がりと立ち下がりの両エッジを用いても構成
可能である。
【0068】また、ソース同期転送用にT14、T24、T3
4、T18、T38、T58、T78というタイミングのクロック信
号を使用しているが、このクロック信号タイミングに関
しても送信するデータのウィンドウを捕らえられるもの
であれば他のタイミングを用いてもよい。
【0069】また、上記実施例ではメモリアクセス手順
にSDRAMに対する手順と同様なものを示したが、これは
同期式RAMに適用した例であり、メモリアレイをSDRAMお
よびSDRAMを用いたメモリモジュールに限定するもので
はない。
【0070】また、上記実施例では、メモリサブコント
ローラに接続されているデータバスCの本数は2本であ
るが、これは一つの例であり、メモリコントローラに接
続されているデータバスCの本数は1本または2本以上
であってもよい。
【0071】上記すべての実施例において、プロセッサ
とメモリアレイに関して述べていて、I/Oバスに関し
ては触れていない。しかし、データバスに関してはメモ
リコントローラを挟んで、メモリアレイ側とそれ以外の
2つに分類できるため、I/Oバスはプロセッサ側に含
めて考える。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、複数のプロセッサと
データバスAを介して接続しているメモリコントローラ
とメモリアレイからなる計算機システムにおいて、メモ
リコントローラとメモリアレイ間に1つまたは2つ以上
の複数のメモリサブコントローラを設け、1つのメモリ
サブコントローラとメモリコントローラ間をデータバス
Bで接続し、メモリサブコントローラとメモリアレイを
1つまたは2つ以上の複数のデータバスCで接続し、デ
ータバスBおよびデータバスCはソース同期転送を行う
ようにし、さらにメモリサブコントローラとメモリコン
トローラのデータバスインターフェイス部にはデータレ
ート変換回路およびデータ幅変換回路のいずれか一方も
しくは両方を備え、データバスBのデータ幅を大きくさ
せないでデータレートを大きくして、データバスBのバ
ンド幅がデータバスCのバンド幅の総和に等しくなるよ
うにデータバスBのデータ幅およびデータレートを決定
することにより、最大スループットを低下させることな
くメモリを大容量化し、かつコスト増を招くことなくバ
ンド幅を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する図
【図2】従来のメモリサブシステムを説明する図
【図3】従来のメモリサブシステムを説明する図
【図4】従来のメモリサブシステムを説明する図
【図5】従来のメモリサブシステムでメモリ容量を増や
す方法を説明する図
【図6】従来のメモリサブシステムでメモリ容量を増や
す方法を説明する図
【図7】本発明でデータ幅を変えず、データレートを2
倍にした場合の図1のメモリサブコントローラのブロッ
ク図
【図8】図7のメモリサブコントローラのタイミングチ
ャート
【図9】図7のメモリサブコントローラのタイミングチ
ャート
【図10】本発明でデータ幅を1/2、データレートを
4倍にした場合の図1のメモリサブコントローラのブロ
ック図
【図11】図10のメモリサブコントローラのタイミン
グチャート
【図12】図10のメモリサブコントローラのタイミン
グチャート
【図13】本発明でデータ幅を1/2、データレートを
4倍にして、メモリコントローラのピン数を削減した図
【図14】本発明でデータ幅を1/2、データレートを
4倍にして、メモリコントローラに接続するバスの本数
を倍増した図
【図15】本発明でデータ幅を1/2、データレートを
2倍にして、メモリコントローラのピン数を削減した図
【図16】最小伝播遅延時間を保証したマルチサイクル
ソース同期転送を実現するメモリサブコントローラのブ
ロック図
【図17】図16で示したN-depthバッファのブロック
【図18】図16で示したリタイミング回路のブロック
【図19】2cycleソース同期転送を実現するメモリサブ
コントローラのタイミングチャート
【図20】2cycleソース同期転送を実現するメモリサブ
コントローラのタイミングチャート
【符号の説明】
101、201・・プロセッサ 102、202・・メモリコントローラ 103・・メモリサブコントローラ 104、204・・メモリアレイ 105、205・・データバスA 106、206・・データバスB 107、207・・データバスC

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサとメモリコントローラと
    メモリアレイからなる計算機システムにおいて、メモリ
    コントローラとメモリアレイ間にメモリコントローラと
    メモリアレイを接続するデータ転送手段を1つまたは複
    数設け、該データ転送手段の1つとメモリコントローラ
    の間を第1のデータバスで接続し、該データ転送手段の
    1つとメモリアレイ間を1本もしくは2本以上の複数の
    第2のデータバスで接続し、第1のデータバスおよび第
    2のデータバスはソース同期転送でデータ転送を行うこ
    とを特徴としたメモリサブシステム。
  2. 【請求項2】前記データ転送手段と前記メモリコントロ
    ーラのバスインターフェイス部にはデータレート変換手
    段およびデータ幅変換手段のいずれか一方もしくは両方
    を備えて、前記第1のデータバスと前記第2のデータバ
    スのバンド幅が等しく、または前記第1のデータバスよ
    り前記第2のデータバスのバンド幅が大きくなるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載のメモリサブシ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記第1のデータバスのデータ幅がT、デ
    ータレートがSであり、かつ前記第2のデータバスのデ
    ータ幅がM、データレートがL、バスの本数がNである
    場合に、 T×S≦M×L×N を満たすようにデータ幅TとデータレートSの値を決定
    して、前記第1のデータバスと前記第2のデータバスの
    バンド幅が等しく、または前記第1のデータバスより前
    記第2のデータバスのバンド幅が大きくなるように構成
    したことを特徴とする請求項2記載のメモリサブシステ
    ム。
  4. 【請求項4】複数のプロセッサとメモリコントローラと
    メモリアレイからなる計算機システムにおいて、メモリ
    コントローラとメモリアレイ間にメモリコントローラと
    メモリアレイを接続するデータ転送手段を1つまたは複
    数設け、該データ転送手段の1つとメモリコントローラ
    の間を第1のデータバスで接続し、該データ転送手段の
    1つとメモリアレイ間を1本もしくは2本以上の複数の
    第2のデータバスで接続し、第1のデータバスはソース
    同期転送でデータ転送を行うようにし、さらに、該デー
    タ転送手段とメモリコントローラのバスインターフェイ
    ス部にはデータレート変換手段およびデータ幅変換手段
    のいずれか一方もしくは両方を備えて、第1のデータバ
    スと第2のデータバスのバンド幅が等しく、または第1
    のデータバスより第2のデータバスのバンド幅が大きく
    なるように構成したことを特徴とするメモリサブシステ
    ム。
  5. 【請求項5】前記第1のデータバスのデータ幅がT、デ
    ータレートがSであり、かつ前記第2のデータバスのデ
    ータ幅がM、データレートがL、バスの本数がNである
    場合に、 T×S≦M×L×N を満たすようにデータ幅TとデータレートSの値を決定
    して、前記第1のデータバスと前記第2のデータバスの
    バンド幅を等しく、または前記第1のデータバスより前
    記第2のデータバスのバンド幅が大きくなるように構成
    したことを特徴とする請求項4記載のメモリサブシステ
    ム。
  6. 【請求項6】複数のプロセッサと第3のデータバスを介
    して接続しているメモリコントローラとメモリアレイか
    らなる計算機システムにおいて、メモリコントローラと
    メモリアレイ間にメモリコントローラとメモリアレイを
    接続するデータ転送手段を1つまたは複数設け、該デー
    タ転送手段の1つとメモリコントローラの間を第1のデ
    ータバスで接続し、該データ転送手段の1つとメモリア
    レイ間を1本もしくは2本以上の複数の第2のデータバ
    スで接続し、第1のデータバスはソース同期転送でデー
    タ転送を行うようにし、さらに、該データ転送手段とメ
    モリコントローラのバスインターフェイス部にはデータ
    レート変換手段およびデータ幅変換手段の両方を備え
    て、第3のデータバスと第1のデータバスのバンド幅が
    等しく、または第3のデータバスより第1のデータバス
    のバンド幅が大きくなるように構成したことを特徴とす
    るメモリサブシステム。
  7. 【請求項7】前記第3のデータバスのデータ幅がP、デ
    ータレートがQ、バスの本数がRであり、かつ前記第1
    のデータバスのデータ幅がT、データレートがS、バス
    の本数がUである場合に、第1のデータバスのデータ幅
    とデータレートとバスの本数の関係を T×S×U≦P×Q×R かつ T<P を満たすようにデータ幅TとデータレートSとバスの本
    数Uの値を決定して、前記第3のデータバスと前記第1
    のデータバスのバンド幅を等しく、または前記第3のデ
    ータバスより前記第1のデータバスのバンド幅が大きく
    なるように構成したことを特徴とする請求項6記載のメ
    モリサブシステム。
  8. 【請求項8】ソース同期転送を行うインターフェイスを
    もつデータ転送装置において、データ転送装置内にバッ
    ファをN段具備することで、データ転送装置間の伝送路
    におけるデータの伝播遅延時間Tdによらずデータ転送の
    最小転送サイクルを保証し、 0 < Td < N×(マシンサイクル時間) の場合にもNサイクルデータ転送を実現したことを特徴
    とするデータ転送装置。
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