JP2000056367A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

Info

Publication number
JP2000056367A
JP2000056367A JP10224502A JP22450298A JP2000056367A JP 2000056367 A JP2000056367 A JP 2000056367A JP 10224502 A JP10224502 A JP 10224502A JP 22450298 A JP22450298 A JP 22450298A JP 2000056367 A JP2000056367 A JP 2000056367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
camera
support shaft
support member
monitoring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10224502A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tanaka
明 田中
Seiya Katsumata
誠也 勝又
Koichi Kira
浩一 吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Telecommunication System Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10224502A priority Critical patent/JP2000056367A/ja
Publication of JP2000056367A publication Critical patent/JP2000056367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カメラをハウジングに収容して成
る監視装置を対象とし、ハウジングの汚れに起因する監
視映像の画質低下を可及的に防止し得る監視装置の提供
を課題とする。 【解決手段】 本発明に関わる監視装置1は、支持部材
としてのブラケット2に支持されたカメラ4と、カメラ
4を収容しかつブラケット2の支軸2vに回転自在に支
承されたハウジング5と、ハウジング5を回転動作させ
る駆動手段9とを備え、ハウジング5の回転に伴って生
じる遠心力の作用により、ハウジング5の表面に付着し
た異物を飛散させるよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラをハウジン
グに収容して成る監視装置に関し、詳しくはハウジング
の清掃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に示す従来の監視装置Aは、地上
に立設されたポストPに取り付けられており、ブラケッ
ト(支持部材)Bにはパンチルト装置Cを介して監視用の
カメラ(工業用TVカメラ)Dが支持され、このカメラ
DはブラケットBに固設された球形のハウジングEの内
部に収容されている。
【0003】また、この監視装置Aでは、パンチルト装
置CによってカメラDの姿勢を変化させるとともに、透
明アクリル樹脂等から成るハウジングEの透過部Eaを
通して撮像を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、屋外に設置
されている監視装置Aでは、カメラDを収容しているハ
ウジングEの外表面に雨水や塵埃等が付着することとな
る。
【0005】このように雨水等の異物が付着し、ハウジ
ングEにおける透過部Eaの表面が汚れた場合、この透
過部Eaを通して撮影した画像が不鮮明なものとなり、
汚れの程度によってはカメラDによる撮影が不可能とな
る問題があった。
【0006】本発明は上記実状に鑑みて、ハウジングの
汚れに起因する撮影画像の画質低下を未然に防止し得る
監視装置の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、請求項1の発明に関わる監視装置では、支持部材に
支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持部材の支
軸に回転自在に支承されたハウジングと、ハウジングを
回転動作させる駆動手段とを備え、ハウジングの回転に
伴って生じる遠心力の作用により、ハウジングの表面に
付着した異物を飛散させるよう構成している。
【0008】請求項2の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、ハウ
ジングを回転動作させる駆動手段と、支持部材に固設さ
れて回転するハウジングの表面と摺接するクリーニング
ワイパーとを備えている。
【0009】請求項3の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、ハウ
ジングを回転動作させる駆動手段と、支持部材に回転自
在に支承されてハウジングの表面と当接するとともにハ
ウジングの回転に伴って回転するクリーニングローラと
を備えている。
【0010】請求項4の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、支持
部材に回転自在に支承されてハウジングの表面と当接す
るクリーニングローラと、クリーニングローラを回転動
作させて該クリーニングローラを介してハウジングを回
転動作させる駆動手段とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1から図3に示す如
く、本発明に関わる監視装置1は、地上に立設されたポ
ストPに取り付けられており、支持部材としてのブラケ
ット2と、パンチルト装置3と、カメラ4およびハウジ
ング5等から構成されている。
【0012】図2に示す如く、ブラケット2は転倒L字
状の丸パイプから構成され、水平方向に延びる腕部2h
の端部はポストPに固定されている一方、垂直方向に延
びる支軸2vの下端にはベース板6が固定されている。
【0013】このベース板6の下方には、フレーム6f
を介してパンチルト装置3が取り付けられ、このパンチ
ルト装置3には監視用のカメラ(工業用TVカメラ)4
が支持されている。
【0014】一方、ブラケット2の支軸2vには、カメ
ラ4を収容する球形のハウジング5が支承されており、
該ハウジング5は下方の解放された半球状のシェード部
5Aと、透明アクリル樹脂等から成る上方の解放された
半球状の透過部5Bとを、互いに組み合わせることによ
り構成されている。
【0015】ハウジング5におけるシェード部5Aの頂
部には、ブラケット2の支軸2vが貫通する筒状のハブ
部5hが形成されており、支軸2vとハブ部5hとの間
に介装された軸受けによって、ハウジング5は支軸2v
に対して回転自在に支承されている。
【0016】図2および図3に示す如く、ハウジング5
のハブ部5hには大径の平歯車7Aが固設されている一
方、ベース板6に取り付けられたモーター8には、上記
平歯車7Aと噛合する小径の平歯車7Bが取り付けられ
ており、これら平歯車7A、平歯車7B、モーター8に
よって、ハウジング5を回転動作させるための駆動手段
9が構成されている。
【0017】上述した構成の監視装置1によれば、駆動
手段9のモーター8を駆動させることにより、平歯車7
Bおよび平歯車7Aを介して、上下方向に延びる支軸2
vの軸線を中心に、ハウジング5が回転動作されること
となる。
【0018】なお、図2に示す如く、ハウジング5の頂
部に支軸2vを囲む環状のリブ5rを突設する一方、リ
ブ5rを上方から覆うカバー2cを支軸2vに固設した
ことで、ハウジング5の頂部から雨水等が侵入すること
を可及的に防止できる。
【0019】また、パンチルト装置3から延びるケーブ
ル3c、およびモーター8から延びるケーブル8c等
は、固定されたブラケット2の内部を通してハウジング
5の外へ取り出されており、ハウジング5の回転による
影響を受けることはない。なお、これらケーブル3c,
ケーブル8c等は、モニターや制御盤を具備した監視装
置本体(図示せず)に接続されていることは言うまでもな
い。
【0020】上述した構成の監視装置1では、ハウジン
グ5の外観やカメラ4により撮影された映像から、オペ
レータがハウジング5の清掃を必要と判断した際、駆動
手段9のモーター8を駆動させてハウジング5を回転動
作させる。
【0021】このとき、例えば直径約30cm のハウジ
ング5を、約2000rpmで回転させることにより、ハ
ウジング5の表面に付着した雨水等の異物は、ハウジン
グ5の回転に伴って発生する遠心力により振り払われて
飛散することとなる。
【0022】このようにして、ハウジング5の表面から
雨水等の異物が除去されることにより、ハウジング5の
透過部5Bを通して、カメラ4により鮮明な画像を撮影
することが可能となる。
【0023】図4および図5に示す監視装置10は、地
上に立設されたポストPに取り付けられており、上下一
対のブラケット11,12と、パンチルト装置13と、
カメラ14およびハウジング15等から構成されてい
る。
【0024】図5に示す如く、上方のブラケット11は
L字状の丸パイプから構成され、水平方向に延びる腕部
11hの端部はポストPに固定されている一方、垂直下
方に延びる支軸11vの下端にはベース板11Bが固定
され、このベース板11Bにはモータ16が固設されて
いる。
【0025】一方、下方のブラケット12はL字状の丸
パイプから構成され、水平方向に延びる腕部12hの端
部はポストPに固定されている一方、垂直上方に延びる
支軸12vの上端にはベース板12Bを介してパンチル
ト装置13が取り付けられ、このパンチルト装置13に
は監視用のカメラ14が支持されている。
【0026】ブラケット11の支軸11vと、ブラケッ
ト12の支軸12vとには、カメラ14を収容する球形
のハウジング15が支承されており、該ハウジング15
は上方のシェード部15Aと、透明アクリル樹脂等から
成る透過部15Bと、下方のシェード部15Cとを互い
に組み合わせて構成されている。
【0027】上方のシェード部15Aの頂部には、ブラ
ケット11の支軸11vが貫通するハブ部15Ahが形
成されている一方、下方のシェード部15Cの底部に
は、ブラケット12の支軸12vが貫通するハブ部15
Chが形成されており、支軸11vとハブ部15Ahと
の間、および支軸12vとハブ部15Chとの間に介装
された軸受けによって、ハウジング15は支軸11vお
よび支軸12vに対して回転自在に支承されている。
【0028】また、ハウジング15のハブ部15Ahに
は大径の平歯車17Aが固設されている一方、ベース板
11Bのモーター16には上記平歯車17Aと噛合する
小径の平歯車17Bが取り付けられており、これらモー
ター16、平歯車17Aおよび平歯車17Bによって、
ハウジング15を回転動作させるための駆動手段18が
構成されている。
【0029】一方、ハウジング15の側方には、クリー
ニングワイパー20が設置されており、このクリーニン
グワイパー20は、ハウジング15における透過部15
Bの表面に倣って湾曲形成されたゴム材等から成るワイ
パーブレード21と、このワイパーブレード21を保持
するホルダ22と、このホルダ22を介してワイパーブ
レード21をブラケット11とブラケット12とに固定
するためのサポートバー23とから構成されている。
【0030】上述した構成の監視装置10によれば、駆
動手段18のモーター16を駆動させることにより、平
歯車17Bおよび平歯車17Aを介して、上下方向に延
びる支軸11vおよび支軸12vの軸線を中心に、ハウ
ジング15が回転動作されることとなる。また、ハウジ
ング15の回転に伴って、透過部15Bの表面にクリー
ニングワイパー20のワイパーブレード21が摺接する
こととなる。
【0031】なお、図5に示す如く、ハウジング15の
頂部に支軸11vを囲む環状のリブ15rを突設する一
方、リブ15rを上方から覆うカバー11cを支軸11
vに固設したことで、ハウジング15の頂部から雨水等
が侵入することを可及的に防止できる。
【0032】また、パンチルト装置13およびモーター
16から延びるケーブル(図示せず)等は、固定されたブ
ラケット11,12の内部を通してハウジング15の外
へ取り出されているので、ハウジング15の回転による
影響を受けることはない。
【0033】上述した構成の監視装置10では、ハウジ
ング15の外観やカメラ14により撮影された映像か
ら、オペレータがハウジング15の清掃を必要と判断し
た際、駆動手段18のモーター16を駆動させてハウジ
ング15を回転動作させる。
【0034】このとき、ハウジング15における透過部
15Bの表面に付着した雨水等の異物は、ハウジング5
の回転に伴って透過部15Bの表面に摺接するワイパー
ブレード21によって掻き落とされることとなる。
【0035】このようにして、ハウジング15の表面か
ら雨水等の異物が除去されることにより、ハウジング1
5の透過部15Bを通して、カメラ14により鮮明な画
像を撮影することが可能となる。
【0036】図6および図7に示す監視装置30は、ハ
ウジング15の側方に、クリーニングローラ40が設置
されており、このクリーニングローラ40は、ハウジン
グ15における透過部15Bの表面に当接するスポンジ
材等から成るローラ本体41と支軸42とから成り、支
軸受け43および支軸受け44を介して、ブラケット1
1およびブラケット12に対して回転自在に支承されて
いる。
【0037】なお、監視装置30において、上述したク
リーニングローラ40(ローラ本体41,支軸42)お
よび支軸受け43,44以外の構成は、図4および図5
に示した監視装置20と何ら変わるところはないので、
図6および図7において監視装置20と同様の作用を為
す構成要素には、図4および図5と同一の符号を付すこ
とによって詳細な説明は省略する。
【0038】上述した構成の監視装置30では、ハウジ
ング15の外観やカメラ14により撮影された映像か
ら、オペレータがハウジング15の清掃を必要と判断し
た際、駆動手段18のモーター16を駆動させてハウジ
ング15を回転動作させる。
【0039】このとき、ハウジング15における透過部
15Bの表面に付着した雨水等の異物は、ハウジング5
の回転に伴って透過部15Bの表面に当接しつつ回転す
る、クリーニングローラ40のローラ本体41によって
拭い取られることとなる。
【0040】このようにして、ハウジング15の表面か
ら雨水等の異物が除去されることにより、ハウジング1
5の透過部15Bを通して、カメラ14により鮮明な画
像を撮影することが可能となる。
【0041】図8から図10に示す監視装置50は、地
上に立設されたポストPに取り付けられており、上下一
対のブラケット51,52と、パンチルト装置53と、
カメラ54およびハウジング55等から構成されてい
る。
【0042】図10に示す如く、上方のブラケット51
はL字状の丸パイプから形成され、水平方向に延びて端
部がポストPに固定された腕部51hと、垂直下方に延
びる支軸51vとを有している。
【0043】一方、下方のブラケット52はL字状の丸
パイプから構成され、水平方向に延びる腕部52hの端
部はポストPに固定されている一方、垂直上方に延びる
支軸52vの上端にはベース板52Bを介してパンチル
ト装置53が取り付けられ、このパンチルト装置53に
は監視用のカメラ54が支持されている。
【0044】ブラケット51の支軸51vと、ブラケッ
ト52の支軸52vとには、カメラ54を収容する球形
のハウジング55が支承されており、該ハウジング55
は上方のシェード部55Aと、透明アクリル樹脂等から
成る透過部55Bと、下方のシェード部55Cとを互い
に組み合わせて構成されている。
【0045】上方のシェード部55Aの頂部には、ブラ
ケット51の支軸51vが貫通するハブ部55Ahが形
成されている一方、下方のシェード部55Cの底部に
は、ブラケット52の支軸52vが貫通するハブ部55
Chが形成されており、支軸51vとハブ部55Ahと
の間、および支軸52vとハブ部55Chとの間に介装
された軸受けによって、ハウジング55は支軸51vお
よび支軸52vに対して回転自在に支承されている。
【0046】ハウジング55の側方には、クリーニング
ローラ60が設置されており、このクリーニングローラ
60は、ハウジング55における透過部55Bの表面に
当接するスポンジ材等から成るローラ本体61と支軸6
2とから成り、支軸受け63および支軸受け64を介し
て、ブラケット51およびブラケット52に対して回転
自在に支承されている。
【0047】図9および図10に示す如く、支軸受け6
4に設けられたモーター71には、大径の平歯車72が
取り付けられている一方、クリーニングローラ60の支
軸62には、上記平歯車72と噛合する小径の平歯車7
3が取り付けられており、これらモーター71、平歯車
72および平歯車73によって、クリーニングローラ6
0を回転動作させ、かつクリーニングローラ60を介し
てハウジング55を回転動作させる駆動手段70が構成
されている。
【0048】上述した構成の監視装置50によれば、駆
動手段70のモーター71を駆動させ、平歯車72およ
び平歯車73を介してクリーニングローラ60を回転動
作させることで、このクリーニングローラ60と当接し
ているハウジング55が、上下方向に延びる支軸51v
および支軸52vの軸線を中心に回転動作することとな
る。
【0049】なお、図9に示す如く、ハウジング55の
頂部に支軸51vを囲む環状のリブ55rを突設する一
方、リブ55rを上方から覆うカバー51cを支軸51
vに固設したことで、ハウジング55の頂部から雨水等
が侵入することを可及的に防止できる。
【0050】また、パンチルト装置53等から延びるケ
ーブル(図示せず)等は、固定されたブラケット51,5
2の内部を通してハウジング55の外へ取り出されてい
るために、ハウジング55の回転による影響を受けるこ
とはない。
【0051】上述した構成の監視装置50では、ハウジ
ング55の外観やカメラ54により撮影された映像か
ら、オペレータがハウジング55の清掃を必要と判断し
た際、駆動手段70のモーター71を駆動させてハウジ
ング55を回転動作させる。
【0052】このとき、ハウジング55における透過部
55Bの表面に付着した雨水等の異物は、ハウジング5
と共に透過部15Bの表面に当接しつつ回転する、クリ
ーニングローラ60のローラ本体61によって拭い取ら
れることとなる。
【0053】このようにして、ハウジング15の表面か
ら雨水等の異物が除去されることにより、ハウジング1
5の透過部15Bを通して、カメラ14により鮮明な画
像を撮影することが可能となる。
【0054】なお、上述した各実施例においては、パン
チルト装置を備えた監視装置を例示しているが、パンチ
ルト装置を備えていない監視装置においても、本発明を
有効に適用し得ることは言うまでもない。
【0055】また、上述した各実施例では、球形のハウ
ジングを備えた監視装置を例示しているが、ハウジング
の形状としては球形のみならず、例えば円柱形等、様々
な回転体から構成することが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述した如く、請求項1の発明に
関わる監視装置では、支持部材に支持されたカメラと、
カメラを収容しかつ支持部材の支軸に回転自在に支承さ
れたハウジングと、ハウジングを回転動作させる駆動手
段とを備え、ハウジングの回転に伴って生じる遠心力の
作用により、ハウジングの表面に付着した異物を飛散さ
せるよう構成している。上記構成によれば、ハウジング
を回転させて雨水や塵埃等の異物を飛散させることによ
り、ハウジング表面の汚れを除去することができ、もっ
て本発明に関わる監視装置によれば、ハウジングの汚れ
に起因する撮影画像の画質低下を未然に防止することが
可能となる。
【0057】請求項2の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、ハウ
ジングを回転動作させる駆動手段と、支持部材に固設さ
れて回転するハウジングの表面と摺接するクリーニング
ワイパーとを備えている。上記構成によれば、回転する
ハウジングの表面と摺接するクリーニングワイパーによ
り、雨水や塵埃等の異物を掻き落とすことで、ハウジン
グ表面の汚れを除去することができ、もって本発明に関
わる監視装置によれば、ハウジングの汚れに起因する撮
影画像の画質低下を未然に防止することが可能となる。
【0058】請求項3の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、ハウ
ジングを回転動作させる駆動手段と、支持部材に回転自
在に支承されてハウジングの表面と当接するとともにハ
ウジングの回転に伴って回転するクリーニングローラと
を備えている。上記構成によれば、回転するハウジング
の表面と当接するクリーニングローラにより、雨水や塵
埃等の異物を拭い取ることで、ハウジング表面の汚れを
除去することができ、もって本発明に関わる監視装置に
よれば、ハウジングの汚れに起因する撮影画像の画質低
下を未然に防止することが可能となる。
【0059】請求項4の発明に関わる監視装置では、支
持部材に支持されたカメラと、カメラを収容しかつ支持
部材の支軸に回転自在に支承されたハウジングと、支持
部材に回転自在に支承されてハウジングの表面と当接す
るクリーニングローラと、クリーニングローラを回転動
作させて該クリーニングローラを介してハウジングを回
転動作させる駆動手段とを備えている。上記構成によれ
ば、回転するハウジングの表面と当接するクリーニング
ローラにより、雨水や塵埃等の異物を拭い取ることで、
ハウジング表面の汚れを除去することができ、もって本
発明に関わる監視装置によれば、ハウジングの汚れに起
因する撮影画像の画質低下を未然に防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に関わる監視装置を示す外観斜
視図。
【図2】図1の監視装置を示す断面側面図。
【図3】図2中のIII−III線断面図。
【図4】請求項2の発明に関わる監視装置を示す外観斜
視図。
【図5】図4の監視装置を示す断面側面図。
【図6】請求項3の発明に関わる監視装置を示す外観斜
視図。
【図7】図6の監視装置を示す断面側面図。
【図8】請求項4の発明に関わる監視装置を示す外観斜
視図。
【図9】図8の監視装置を示す断面側面図。
【図10】図9中のX−X線断面図。
【図11】従来の監視装置を示す要部断面側面図。
【符号の説明】
1,10,30,50…監視装置、 2,11,12,51,52…ブラケット(支持部材)、 2v,11v,12v,51v,52v…支軸、 4,14,54…カメラ、 5,15,55…ハウジング、 9,18,70…駆動手段、 20…クリーニングワイパー、 40,60…クリーニングローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝又 誠也 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内 (72)発明者 吉良 浩一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 2H105 AA02 AA06 AA26 DD02 DD06 DD07 EE02 EE35 5C022 AA01 AC27 AC65 AC66 AC74 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CD01 CE06 CE12 CF02 CF06 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に支持されたカメラと、 前記カメラを収容するとともに前記支持部材の支軸に回
    転自在に支承されたハウジングと、 前記ハウジングを回転動作させる駆動手段とを具備して
    成り、 前記ハウジングの回転に伴って生じる遠心力の作用によ
    り、前記ハウジングの表面に付着した異物を飛散させる
    よう構成したことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 支持部材に支持されたカメラと、 前記カメラを収容するとともに前記支持部材の支軸に回
    転自在に支承されたハウジングと、 前記ハウジングを回転動作させる駆動手段と、 前記支持部材に固設され、回転する前記ハウジングの表
    面と摺接するクリーニングワイパーと、 を具備して成ることを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 支持部材に支持されたカメラと、 前記カメラを収容するとともに前記支持部材の支軸に回
    転自在に支承されたハウジングと、 前記ハウジングを回転動作させる駆動手段と、 前記支持部材に回転自在に支承され、前記ハウジングの
    表面と当接して前記ハウジングの回転に伴って回転する
    クリーニングローラと、 を具備して成ることを特徴とする監視装置。
  4. 【請求項4】 支持部材に支持されたカメラと、 前記カメラを収容するとともに、前記支持部材の支軸に
    回転自在に支承されたハウジングと、 前記支持部材に回転自在に支承され、前記ハウジングの
    表面と当接するクリーニングローラと、 前記クリーニングローラを回転動作させ、該クリーニン
    グローラを介して前記ハウジングを回転動作させる駆動
    手段と、 を具備して成ることを特徴とする監視装置。
JP10224502A 1998-08-07 1998-08-07 監視装置 Pending JP2000056367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10224502A JP2000056367A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10224502A JP2000056367A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000056367A true JP2000056367A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16814812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10224502A Pending JP2000056367A (ja) 1998-08-07 1998-08-07 監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000056367A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199492A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Advanet Inc レンズ保護容器
JP2005114035A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Yokoba Kogyo Kk 遠隔監視装置
WO2007090724A1 (de) * 2006-02-09 2007-08-16 Voith Patent Gmbh Überwachungseinrichtung
JP2013090318A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Kenzo Nagai 録画一体型防犯用監視カメラ
EP2618211A1 (en) * 2012-01-23 2013-07-24 David Michael Brinkley Dome cleaner
JP2017053857A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 コーエイ工業株式会社 保護装置及び該保護装置を備えた車両センサシステム
CN107901887A (zh) * 2017-10-26 2018-04-13 郑州搜趣信息技术有限公司 一种具有自动清理的大货车倒车摄像头
KR20180043939A (ko) * 2016-10-21 2018-05-02 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
JP6398136B1 (ja) * 2018-02-01 2018-10-03 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ハウジング清掃機能付き検知装置、及びごみピットシステム
CN109109746A (zh) * 2018-09-03 2019-01-01 百度在线网络技术(北京)有限公司 用于车辆的摄像装置和车辆
JP2020037392A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 車両用撮像装置及び車両
JP2020053969A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage 自動車両用の運転支援システムの光学センサを保護するための装置
CN112565577A (zh) * 2020-12-09 2021-03-26 南京思达捷信息科技有限公司 一种用于监控的具有水珠清除功能的智慧建筑设备
CN112855273A (zh) * 2021-03-19 2021-05-28 河南理工大学 一种井下智能化采掘时监控探头除尘装置
CN112969052A (zh) * 2021-02-03 2021-06-15 宋文军 一种基于货物进出口用的智能制造监控设备
JP2021117102A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 三菱電機エンジニアリング株式会社 レーザ測距装置
CN113329150A (zh) * 2021-05-11 2021-08-31 吉林交通职业技术学院 一种企业管理安全预览监控设备
CN117644095A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 博大视野(厦门)科技有限公司 一种锤子型摄像机云台

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199492A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Advanet Inc レンズ保護容器
JP2005114035A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Yokoba Kogyo Kk 遠隔監視装置
WO2007090724A1 (de) * 2006-02-09 2007-08-16 Voith Patent Gmbh Überwachungseinrichtung
US8253791B2 (en) 2006-02-09 2012-08-28 Voith Patent Gmbh Monitoring device
JP2013090318A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Kenzo Nagai 録画一体型防犯用監視カメラ
EP2618211A1 (en) * 2012-01-23 2013-07-24 David Michael Brinkley Dome cleaner
JP2017053857A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 コーエイ工業株式会社 保護装置及び該保護装置を備えた車両センサシステム
KR20180043939A (ko) * 2016-10-21 2018-05-02 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
KR102661000B1 (ko) * 2016-10-21 2024-04-25 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
CN107901887A (zh) * 2017-10-26 2018-04-13 郑州搜趣信息技术有限公司 一种具有自动清理的大货车倒车摄像头
JP6398136B1 (ja) * 2018-02-01 2018-10-03 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ハウジング清掃機能付き検知装置、及びごみピットシステム
JP2019130498A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 ハウジング清掃機能付き検知装置、及びごみピットシステム
US11192527B2 (en) 2018-09-03 2021-12-07 Baidu Online Network Technology (Beijing) Co., Ltd. Camera for a vehicle including a wiping member
CN109109746A (zh) * 2018-09-03 2019-01-01 百度在线网络技术(北京)有限公司 用于车辆的摄像装置和车辆
JP2020037392A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 車両用撮像装置及び車両
JP2020053969A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage 自動車両用の運転支援システムの光学センサを保護するための装置
JP7481819B2 (ja) 2018-09-27 2024-05-13 ヴァレオ システム デシュヤージュ 自動車両用の運転支援システムの光学センサを保護するための装置
JP2021117102A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 三菱電機エンジニアリング株式会社 レーザ測距装置
JP7345407B2 (ja) 2020-01-27 2023-09-15 三菱電機エンジニアリング株式会社 レーザ測距装置
CN112565577A (zh) * 2020-12-09 2021-03-26 南京思达捷信息科技有限公司 一种用于监控的具有水珠清除功能的智慧建筑设备
CN112565577B (zh) * 2020-12-09 2022-08-19 安徽京桥智能科技有限公司 一种用于监控的具有水珠清除功能的智慧建筑设备
CN112969052A (zh) * 2021-02-03 2021-06-15 宋文军 一种基于货物进出口用的智能制造监控设备
CN112855273B (zh) * 2021-03-19 2023-02-07 河南理工大学 一种井下智能化采掘时监控探头除尘装置
CN112855273A (zh) * 2021-03-19 2021-05-28 河南理工大学 一种井下智能化采掘时监控探头除尘装置
CN113329150B (zh) * 2021-05-11 2023-02-17 吉林交通职业技术学院 一种企业管理安全预览监控设备
CN113329150A (zh) * 2021-05-11 2021-08-31 吉林交通职业技术学院 一种企业管理安全预览监控设备
CN117644095A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 博大视野(厦门)科技有限公司 一种锤子型摄像机云台
CN117644095B (zh) * 2024-01-30 2024-03-29 博大视野(厦门)科技有限公司 一种锤子型摄像机云台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000056367A (ja) 監視装置
US6607606B2 (en) Self-cleaning lens shield
JP2004329497A (ja) 球形ハウジング装置
JPH04306077A (ja) ワイパー機構
JP7129967B2 (ja) 洗浄装置
WO2005096091A1 (en) Cameras and methods of cleaning cameras
KR102124996B1 (ko) 카메라 렌즈 전면 자동 세척장치
CN212305509U (zh) 一种360度旋转的4g监控球机
JP3201779U (ja) 光学機器用ワイパー装置
KR20160071289A (ko) 감시카메라 하우징의 카메라보호창 세척장치
JP2017076933A (ja) 光学機器用ワイパー装置
JP2002344786A (ja) 撮像装置
JP2003078788A (ja) 屋外用テレビカメラ
JPH09212758A (ja) 監視装置の清掃装置
CN211726709U (zh) 车载摄像头清洗装置
CN115228870A (zh) 一种可自清洁的车载摄像装置
JP3352131B2 (ja) ワイパ装置
KR20170123097A (ko) 감시 카메라 시스템
JP2594208B2 (ja) カメラの姿勢制御装置
JP2006235061A (ja) ワイパ装置及びそれを用いたカメラ装置
CN111112197A (zh) 车载摄像头清洗装置
JP2000333067A (ja) 屋外用監視カメラ
JPH08178182A (ja) テレビカメラ用雲台
JPH0568190A (ja) ワイパ装置
JPH05167897A (ja) テレビジョンカメラ装置