JP2000055279A - サドル付分水栓 - Google Patents

サドル付分水栓

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JP2000055279A
JP2000055279A JP10225701A JP22570198A JP2000055279A JP 2000055279 A JP2000055279 A JP 2000055279A JP 10225701 A JP10225701 A JP 10225701A JP 22570198 A JP22570198 A JP 22570198A JP 2000055279 A JP2000055279 A JP 2000055279A
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JP
Japan
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water
saddle
pipe
distribution pipe
faucet
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JP10225701A
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Takefumi Hirafuji
武文 平藤
Makoto Katagiri
信 片桐
Hideki Omuro
秀樹 大室
Ryoichiro Nakamura
良一郎 中村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 サドル16の内面には、配水管12の軸方向
と周方向とにおいて通水孔30よりも大きい肉ぬすみ部
分28が形成される。地盤変位によって配水管12また
は給水管14に外力が作用すると、サドル付分水栓10
と配水管12との接合部に応力が発生し、これらの間に
相対変位が生じるが、肉ぬすみ部分28は通水孔30よ
りも大きいため、通水孔30と肉ぬすみ部分28との連
通性が直ちに断たれる心配はない。 【効果】 サドル付分水栓10と配水管12との接合部
における漏水を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はサドル付分水栓に関
し、特にたとえば地中に敷設された配水管から給水管を
分岐するために用いられるサドル付分水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すこの種の従来のサドル付分水
栓1は、配水管2の外周面に固定されるサドル3とサド
ル3に取り付けられる分水栓4とを含む。サドル3は、
それぞれが配水管2の外面に沿って湾曲された上側部分
3aと下側部分3bとを含み、これらがボルト・ナット
5によって連結される。上側部分3aの中央部には、図
5(B)に示すように、短管状の分岐部6が形成され、
分岐部6の上部内周面には雌ねじ6aが形成され、下部
内周面には通水孔7aを有するガスケット7が装着され
る。そして、サドル3に分水栓4を取り付ける際には、
雌ねじ6aに分水栓4の下端部に形成された雄ねじ4a
が螺合される。
【0003】サドル付分水栓1を用いて配水管2から給
水管8(図5(A))を分岐する際には、まず、地中に
敷設された配水管2の外周面にサドル付分水栓1を位置
決めし、ボルト・ナット5を締め付けてサドル付分水栓
1を配水管2に固定する。そして、分水栓4の上端から
その内部に図示しない穿孔治具を挿入し、この穿孔治具
によって配水管2の管壁に通水孔2a(図5(B))を
形成する。そして、分水栓4から穿孔治具を引き出して
分水栓4に給水管8を接続した後、サドル付分水栓1,
配水管2および給水管8を土で埋める。
【0004】施工後、地震等に伴う地盤変位によって配
水管2に対してその軸方向の外力が作用すると、配水管
2は、地盤との間に変位を生じる。一方、配水管2に固
定されたサドル付分水栓1は、配水管2の外面に突出し
ていて土との抵抗が大きいため、容易には移動しない。
そのため、地盤に対して相対的に移動しようとする配水
管2と停まろうとするサドル付分水栓1との接合部に応
力が発生し、サドル付分水栓1と配水管2との間に相対
変位が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、図5
(B)に示すように、ガスケット7における通水孔7a
の口径と配水管2に形成される通水孔2aの口径との差
が比較的小さかったため、サドル付分水栓1と配水管2
との間に相対変位が生じると、図5(C)に示すよう
に、通水孔2aと通水孔7aとの連通性が直ちに断たれ
て漏水するおそれがあった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、漏
水を防止できる、サドル付分水栓を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、通水孔が形
成された配水管に取り付けられるサドルと、サドルの上
に取り付けられる分水栓とを含むサドル付分水栓におい
て、サドルの内面に少なくとも配水管の軸方向において
通水孔よりも大きい肉ぬすみ部を形成したことを特徴と
する、サドル付分水栓である。
【0008】
【作用】配水管とサドル付分水栓との接合部に応力が発
生して、両者間に配水管の軸方向の相対変位が生じる
と、配水管に形成された通水孔の位置が肉ぬすみ部に対
して軸方向に変位する。この場合でも、肉ぬすみ部は配
水管の軸方向において通水孔よりも大きいため、通水孔
と肉ぬすみ部との連通性が直ちに断たれる心配はない。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、配水管に形成された
通水孔と肉ぬすみ部との連通性が直ちに断たれるのを防
止でき、配水管とサドル付分水栓との接合部における漏
水を防止できる。この発明の上述の目的,その他の目
的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施
例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1,図2および図3に示すこの実施例のサ
ドル付分水栓10は、配水管12から給水管14を分岐
するためのものであり、配水管12の外周面に固定され
るサドル16とサドル16に取り付けられる分水栓18
とを含む。サドル16は、上側部分16aと下側部分1
6bとを含む。上側部分16aは、図2に示すように、
配水管12の外面に沿って湾曲された本体20aを含
み、本体20aの周方向両端部には、ボルト・ナット2
2を取り付けるための取付部24が形成される。また、
本体20aの中央部には、図3に示すように、径方向外
方へ膨出された膨出部26が形成され、膨出部26の内
側すなわち本体20aの中央部内面には肉ぬすみ部28
が形成される。肉ぬすみ部28を規定する膨出部26の
内面は、通水抵抗を小さくするために下端から上端にわ
たって滑らかな曲面に形成される。
【0011】ここで、サドル16の軸方向における肉ぬ
すみ部28の幅をL1 (図3)とし、サドル16の周方
向における肉ぬすみ部28の幅をL2 (図2)とする
と、幅L1 および幅L2 は、配水管12の管壁に設けら
れる通水孔30(口径2cm程度)に対して十分に大きく
設定される。一般に、配水管12から複数の給水管14
を分岐する場合には、隣り合う2つの通水孔30は少な
くとも30cm以上の間隔を隔てて形成される。そこで、
この実施例では、隣り合うサドル16どうしが互いに干
渉しない範囲内で幅L1 を最大に確保するために、幅L
1 が30cm程度に設定される。一方、配水管12にサド
ル付分水栓10を取り付けた場合、サドル付分水栓10
は、図2中の二点鎖線で示すように、取付部24が配水
管12の敷設面Aに当接するまでの角度θを限度として
回動されるおそれがある。そこで、この実施例では、通
水孔30の中心を通る直線と肉ぬすみ部28の周方向端
縁を通る直線とがなす角度θ′(図2)がθと等しく
(θ′=θ)なるように、幅L 2 の値が設定される。た
だし、幅L1 および幅L2 の値は適宜変更されてもよ
い。
【0012】そして、図3に示すように、膨出部26の
中央部には、通水路32を有する短管状の分岐部34が
形成され、分岐部34の内周面には雌ねじ36が形成さ
れ、雌ねじ36の下方には段部38が形成され、段部3
8にはガスケット40が装着される。さらに、本体20
aの内面には、図2および図3に示すように、肉ぬすみ
部28を囲むようにして溝42が形成され、この溝42
にはOリング44が装着される。
【0013】下側部分16bは、図2に示すように、配
水管12の外面に沿って湾曲された本体20bを含み、
本体20bの周方向両端部には、ボルト・ナット22を
取り付けるための取付部24が形成される。そして、上
側部分16aの取付部24と下側部分16bの取付部2
4とがボルト・ナット22によって連結される。分水栓
18は、図3に示すように、本体46を含み、本体46
の下部および側部には、筒状の第1接続口48および第
2接続口50が形成され、第1接続口48および第2接
続口50の外周面には雄ねじが形成される。そして、本
体46の内部には、第1接続口48と第2接続口50と
を連通する略L状の通水路52および通水路52の縦辺
部と本体46の上面とを連通する図示しない孔等が形成
され、本体46の上部には孔を封鎖するためのキャップ
46aが取り付けられる。また、通水路52の途中には
図示しないボール弁が設けられ、本体46の側部にはこ
のボール弁を開閉操作するための栓棒54が設けられ
る。
【0014】そして、第1接続口48に設けられた雄ね
じ48aと分岐部34に設けられた雌ねじ36とが螺合
されることによって、分水栓18とサドル16とが接合
される。このとき、第1接続口48と段部38との間で
ガスケット40が圧縮されて接合部が止水される。配水
管12から給水管14を分岐する際には、まず地中に敷
設された配水管12の外周面にサドル付分水栓10を位
置決めし、ボルト・ナット22を締め付けてサドル付分
水栓10を配水管12に固定する。すると、サドル16
と配水管12との間でOリング44が圧縮されて、これ
らの接合面が止水される。そして、分水栓18の本体4
6に図示しない穿孔治具を挿通し、この穿孔治具によっ
て配水管12の管壁に通水孔30を形成する。このと
き、分水栓18が接続された分岐部34は肉ぬすみ部2
8の中央に形成されているため、分水栓18に挿通した
穿孔治具は、必然的に肉ぬすみ部28の中央に位置決め
される。したがって、配水管12の通水孔30は必ず肉
ぬすみ部28の中央に形成され、図2および図3に示す
ように、配水管12の周方向にL2 /2の移動代が確保
されるとともに、配水管12の軸方向にL1 /2の移動
代が確保される。
【0015】通水孔30を形成した後は、分水栓18か
ら穿孔治具を引き出してキャップ46aを取り付ける。
そして、分水栓18の第2接続口50に給水管14を接
続した後、サドル付分水栓10,配水管12および給水
管14を土で埋める。施工後、地震等に伴う地盤変位に
よって配水管12に対してその軸方向の外力が作用する
と、従来技術と同様にして、サドル付分水栓10と配水
管12との間に相対変位が生じるが、図4に示すよう
に、変位量が移動代(L1 /2)の範囲内であれば通水
孔30と肉ぬすみ部28との連通性が断たれることはな
い。一方、地盤変位によってサドル付分水栓10と配水
管12との接合部にサドル付分水栓10を回動させる方
向の力が作用すると、サドル付分水栓10は相対的に配
水管12の外周面を周方向へ移動しようとする。このと
き、接合部に応力が発生し、この応力がボルト・ナット
22による接合力よりも大きくなったときにサドル付分
水栓10が回動する。この場合でも、回動し得る最大角
度θを基準にして移動代(L2 /2)を確保しているた
め、通水孔30と肉ぬすみ部28との連通性が断たれる
心配はない。
【0016】この実施例によれば、サドル付分水栓10
と配水管12との接合部における漏水を防止できる。ま
た、膨出部26の内面を滑らかな曲面に形成しているた
め、配水管12の通水孔30が分岐部34の通水路32
に対応する位置からずれた場合でも、肉ぬすみ部28内
の水を通水路32へスムーズに流すことができる。
【0017】さらに、サドル16に十分な大きさで肉ぬ
すみ部28を形成しているので、その周囲におけるサド
ル16と配水管12との接合面積が従来技術に比べて大
きくなる。したがって、サドル付分水栓10を配水管1
2に十分な強度で固定できる。なお、上述の実施例で
は、配水管12における軸方向および周方向の両方にサ
ドル16の移動代を確保しているが、軸方向にのみ移動
代を確保するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1におけるIII-III 断面図である。
【図4】配水管と分水栓との間に相対変位が生じた状態
を示す図解図である。
【図5】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …サドル付分水栓 12 …配水管 14 …給水管 16 …サドル 18 …分水栓 22 …ボルト・ナット 24 …取付部 26 …膨出部 28 …肉ぬすみ部 30 …通水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 秀樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 中村 良一郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 Fターム(参考) 3H019 BA05 BB02 CA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通水孔が形成された配水管に取り付けられ
    るサドルと、前記サドルの上に取り付けられる分水栓と
    を含むサドル付分水栓において、 前記サドルの内面に少なくとも前記配水管の軸方向にお
    いて前記通水孔よりも大きい肉ぬすみ部を形成したこと
    を特徴とする、サドル付分水栓。
JP10225701A 1998-08-10 1998-08-10 サドル付分水栓 Pending JP2000055279A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089593A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Cosmo Koki Co Ltd 管接続装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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